坂内 太 (サカウチ フトシ)

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所属

文学学術院 文化構想学部

職名

教授

兼担 【 表示 / 非表示

  • 文学学術院   大学院文学研究科

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学歴 【 表示 / 非表示

  •  
    -
    2006年

    アイルランド国立大学ダブリン校   School of English and Drama   Anglo-Irish Literature and Drama  

学位 【 表示 / 非表示

  • アイルランド国立大学ダブリン校   修士

  • アイルランド国立大学ダブリン校   博士

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    日本イェイツ協会

  •  
     
     

    IASIL-JAPAN

  •  
     
     

    日本演劇学会

  •  
     
     

    IASIL

 

研究分野 【 表示 / 非表示

  • 英文学、英語圏文学

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 表象・メディア論、身体表象論

論文 【 表示 / 非表示

  • 公共空間・相互扶助・変身

    坂内太

    表象・メディア研究   8   1 - 16  2018年03月

  • Struggling to Make Devastated Female Bodies and Minds Visible

    FUTOSHI SAKAUCHI

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   第3分冊 ( 61 ) 49 - 58  2015年03月

  • 忘却の記憶 ─ 周縁化の痕跡と美的表象の一考察

    表象・メディア研究   3   13 - 37  2013年03月

  • Confession Box and Theatre in James Joyce's Early Writings

    演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2010   5   61 - 70  2011年03月

  • Theatre as a Medium: the Idea of Transformation in Irish Theatre in Early Twentieth Century

    早稲田大学大学院文学研究科紀要第56輯   3   115 - 127  2011年02月

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

Works(作品等) 【 表示 / 非表示

  • National Theatre Radu Stanca: Nora (production photography)

    芸術活動 

    2013年12月
     
     

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • アイルランド現代演劇/文学における「告白」の表象研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

     概要を見る

    本研究では、アイルランド現代演劇/現代文学に見られる「告白」の表象を分析対象とし、前世紀半ば以降、とりわけ近年の教会権威の激しい衰退が指摘される中で、宗教行為としての「告白」をアイルランド現代演劇/文学が20世紀を通じてどのように吸収してきたのか、また、これらの創作芸術がどのように「教会の世俗的相当物」としての要素を獲得してきたのかを明らかにすることを目的とする。本プロジェクトの初年度は、現代アイルランド演劇、特に現在のアイルランド演劇界で大きな影響力を持ち続けているエンダ・ウォルシュの戯曲を対象にして「告白」の表象の現在的な文脈の検討を行った。これまでの研究や批評では、エンダ・ウォルシュの戯曲が内包する「告白」の表象については殆ど論じられてこなかったが、本研究では多層的なモチーフ(歴史性、フィクションが現実に対して持つ影響力、「敗北の勝利」という逆説的な概念、社会の周辺に追いやられた人々の「声なき声」への着目など)との関連において独特の告白表象を分析した。一見すると荒唐無稽な表現主義的世界を描いていると思われるウォルシュの劇世界が、例えばアイルランドにおける19世紀の大飢饉のような歴史的事件を作品の細部で繰り返し活性化していること、虚構世界の担うヴィジョンが現実を改良し得るという思想が繰り返されていること、長い植民地としての歴史から生まれてきた現実的敗北の根本的な価値転換としての精神的勝利という思想がウォルシュ劇にも深く根ざしていること、サミュエル・ベケットやシェイマス・ヒーニー、ジェイムズ・ジョイスなどの先行劇作家、詩人、作家が行ってきたような社会的弱者への注目と可視化を踏襲しながら、告白する登場人物の精神的変容を模索していることなどを明らかにした。本研究の最終的目的は、特に前世紀末に教会権威への否定的傾向が強まる一方、カトリック教徒としての精神文化は比較的高水準で維持されているアイルランド文化の特殊性を鑑み、アイルランド現代演劇、文学で繰り返される「告白」の表象とその受容に、教会の世俗的代替物の現在的状況を読み解くことであるが、本年度の研究では、現代演劇におけるそうした状況の一端を示し得た。本研究の初年度の当初の計画では、現代アイルランド演劇、文学における「告白」の表象の先駆として、19世紀後半の演劇作品群にまで遡り、当時の社会状況を踏まえて検討する筈であった。しかしながら、初年度末(2020年3月)での現地調査の最中に、新型コロナウィルス感染の広がりと共に現地の公立図書館やアーカイブ類が一斉に閉鎖されたために、調査を中断せざるを得なくなった。帰国後も日本国内の各種図書館が閉鎖されており、また、アイルランドでの現地調査を再開できない状況のまま現在に至るため、文献調査が出来ない状況が続いている。海外研究協力者との面談も一時中断している状況である。現在のアイルランド演劇界における告白表象についても、本来であれば現地での聞き取り調査を広く行うはずであるが、これもまた中断している。本研究の第二年度の当初の計画は、アイルランド文芸復興期における「告白」様式の台頭と影響を分析、検討することであった。「告白」を通じた個人的苦悩の吐露や浄罪への希望の表象は、アイルランド文芸復興期のナショナリズムや独立運動と結びつき、アイルランド文化本来の発展を阻害された植民地の苦悩や、国家独立の希望の表象と多層的に関わることが、予備的な研究である程度分かっており、ここに現在の告白表象の源流の一つを見出そうとする本研究の仮説には妥当性があると思われるが、現状では現地調査を再開できる目処は立っていない。来年度以降の再開を視野に入れつつ、当面の方向修正が必要になっている。より現実的な研究計画としては、現代アイルランド演劇における告白表象の(初年度の成果とは異なる作品群での)広がりを分析することに意義があると思われるため、現在その準備を進めている。現在のアイルランド演劇作品の中で絶えず注目され、上演される劇作家の一人にコナー・マクファーソンがおり、その作品群にも、本研究で検討対象とする告白の表象が見られる。マクファーソンの戯曲は日本でも翻訳上演が繰り返され、世界各国の演劇界でも持続的に注目され続けている。本研究の第2年度の計画として、このマクファーソンの戯曲群を取り上げ、告白表象の現在における意義や広がりを分析する。研究リサーチに対するコロナ禍の影響については常に注視しつつ、進捗状況に応じて、現代アイルランド演劇の他の重要な劇作家であるトム・マーフィーやブライアン・フリールの作品群についても検討する予定である。どちらの劇作家も、20世紀初頭に開花した演劇運動の遺産を十分に踏まえ、また、それ以降の現代演劇の文脈を意識的に吸収した作品を書いており、現代アイルランド演劇の重要な指標となる作品を生み出していることから、本研究の対象としてふさわしいと思われる。マクファーソン作品の告白表象には、教会の告解室に変わる市井の人々による懺悔と浄罪の新様式とも評価し得るような表現が見られる。例えば1997年初演の『堰』(The Weir)は田舎のパブが舞台だが、そこに集まる人々が一人ずつ過去のトラウマを語り合う姿には、単なる大衆の雑談と片付けられない宗教性が暗示されている。同様に、トム・マーフィーの1985年初演の戯曲『バリャガンガーラ』(Bailegangaire)では、老耄の女性と孫娘二人が日ごとの物語と告白を通じて、反目を調和に変えるプロセスに、告白の宗教性が読み取れる。こうした現代戯曲の中に、教会の世俗的代替物としての告白表象の意義を探求する予定である

  • アイルランド現代文学・現代演劇における変身・変容の身体表象

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2019年03月
     

     概要を見る

    現代アイルランド文学・演劇の主要な作品を巡る変身・変容の表象のジャンル横断的な分析を通じて、その特異性を明示化した。精神変容を巡る伝統的なカトリック文化に対して疑義を提示した諸作品(特にW.W.イェイツ、J.M.シング、ジェイムズ・ジョイス、サミュエル・ベケットによるもの)に着目し、多くの変身・変容が公共空間・半公共空間で生じ得るものとして描かれている点を明らかにした。また、20世紀初頭の戯曲で変身・変容のテーマと国家再生のテーマが交錯する点を分析すると共に、アイルランド社会で虐げられた弱者、いわばアイルランド社会における声なき声の存在に焦点を合わせる創作傾向が見られることを明らかにした。アイルランド現代文学・演劇の諸作品が、伝統的な倫理観や宗教的潔癖性からの「身体性の軽視や否定」という現実を踏まえつつ、社会的・政治的に抑圧された個人の苦悩や国家的疲弊、社会の周縁に追いやられた女性の窮状やトラウマなどを巡る切迫した身体と変容の表象を生み出してきた過程と諸相を明らかにすることで、新たな知見をもたらした。モダニズム文学や不条理演劇という普遍文学や世界演劇の文脈で読み解く先行研究は、具体的なアイルランド性を軽視することで、植民地として多くを簒奪された国家が生み出してきた文学・演劇作品から、さらに個別性を奪い取るという矛盾を生む一面を持っていたが、この点を解消する新たな視点が得られた

  • アイルランド・モダニズム文学における身体表象

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

     概要を見る

    アイルランド・モダニズム文学の諸作品を研究対象として、ジャンル横断的な身体表象論的分析を行い、その特異性を示した。特に、周縁化・神話化された女性・子供の声なき声に対する脱神話化や主体性の回復、告白を軸とした自我の増長と収縮を経由する身体的変容の主題的重要性を明らかにし、20世紀初頭から今日まで連綿と展開されてきた身体表象の諸相とその波及的な影響について明らかにした

  • ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』における人間身体とテクノロジーの表象

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    ジェイムズ・ジョイスの長編『ユリシーズ』を研究対象とし、人間身体、及びテクノロジーの表象を精査して、『ユリシーズ』における身体論的研究という新しい研究領域の可能性を示した。特にエピソードごとの傾向、及び登場人物と身体表象との間に見られる相関関係を分析することにより、作品が持つ膨大な人体部位のカタログとしての側面を明らかにすると共に、広範な人間群像に関して豊富な身体表象が積み重ねられる一方、主要な登場人物の身体表象に関しては寡黙が貫かれ、身体的存在の確証が読者に十全に与えられずにいることなど、身体表象を巡る作家の特殊な偏向を明らかにした

  • ジェイムズ・ジョイス初期作品から『ユリシーズ』に至る人間身体の表象

     概要を見る

    ジェイムズ・ジョイスの初期の各短編から、『若き芸術家の肖像』『ユリシーズ』に至る諸作品を研究対象とし、この作家が膨大な人間群像の描写を通じて特殊な身体表象を展開したことを明らかにした。特に<変容の失敗>のモチーフが多様な文体的テクニックの変遷の根底に持続的に存在し続けたこと、また、同時代の他の詩人・劇作家達が取り組んだ浄罪と変身のモチーフを批判継承しながら、人間の身体的・精神的変身のモチーフを肯定的に飛躍させたことを明らかにした

講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • A Spatial Approach to Anglo-Irish Writings: Aesthetic Representations of Confession in Public Space.

    (早稲田大学) 

    発表年月: 2018年05月

  • Wounds and Cures: Guilt and Theatrical Transformation in Joyce's Writings

    IASIL JAPAN The 28th International Conference  

    発表年月: 2011年10月

  • 20世紀初頭のアイルランド演劇とメディアとしての劇場

    日本演劇学会  

    発表年月: 2009年06月

  • アイルランドの "Hen House Boy" 事件と男性劇作家による "母性" の再考

    日本演劇学会  

    発表年月: 2007年11月

  • Digging the Unnamable: Sam Shepard’s Kicking a Dead Horse

    International Conference of International Association for the Study of Irish Literature, Japan  

    発表年月: 2007年10月

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • ジェイムズ・ジョイス作品に於ける人間身体の表象

    2007年  

     概要を見る

     本研究では、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』を主な対象として取り上げ、この作品における機械テクノロジーと人間の身体の表象について研究することを目的とした。 ジェイムズ・ジョイスが、1918 年から雑誌 The Little Review に『ユリシーズ』を連載し始めて以降、この作家の作品が世界文学に与えてきた影響は大きく、単に文学の枠を超えて、欧米のモダニズム文化に少なからぬ影響を及ぼしたことは明らかである。しかしながら、特に『ユリシーズ』において、当時の機械テクノロジーとそれが人間の身体に与えた脅威が深い影を落としていることを検討する研究は、ほとんどなされてこなかった。本研究では、『ユリシーズ』を中心としたジェイムズ・ジョイス作品の身体イメージが、如何に当時の機械テクノロジーと人間の身体との緊張関係に基づいて構築されているかについて、文学テクスト及び関連する視覚的資料の分析、同時にまたモダニズム文化における人間身体の表象とその図像学的分析を通してリサーチを進めた。その結果、膨大なカタログ式の描写で人間のありとあらゆる多様性を描きながら、機械テクノロジーによる破壊と暴力への嫌悪という一点において、主要な登場人物たちが、ジョイス自身の伝記的な事実を取り込みながら、深い共通点を持つ具体的な様子を知ることが出来た。同時に、『ユリシーズ』における機械と身体の表象の分析が、これに先立つ諸作品の詳細な分析を経ずには十全になしえないことも分かった。 今後も引き続き『ユリシーズ』における身体とテクノロジーの表象を更に詳細に検討し、このテーマにおけるジョイス諸作品の相互連関の解明に努める予定である。

海外研究活動 【 表示 / 非表示

  • 20世紀初頭のアイルランド演劇・文学におけるナショナリズムの表象

    2016年04月
    -
    2017年03月

    アイルランド   University College Dublin

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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