2022/01/19 更新

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シュドウ サチコ
首藤 佐智子
所属
法学学術院 法学部
職名
教授
ホームページ

兼担

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学歴

  • 1990年08月
    -
    1998年12月

    ジョージタウン大学   Department of Linguistics  

  • 1988年01月
    -
    1989年12月

    デラウエア大学   Department of English   English Language Studies  

  • 1986年01月
    -
    1987年12月

    デラウエア大学   Department of English  

  • 1979年04月
    -
    1983年03月

    上智大学   文学部   社会学科  

  • 1979年04月
    -
    1983年03月

    上智大学   文学部   社会学科  

学位

  • 米国ジョージタウン大学   言語学博士

経歴

  • 1999年
    -
    2005年

    東京大学先端科学技術研究センター客員研究員

所属学協会

  •  
     
     

    法と言語学会

  •  
     
     

    日本語用論学会

  •  
     
     

    社会言語科学会

  •  
     
     

    日本言語学会

  •  
     
     

    国際法言語学会

  •  
     
     

    国際語用論学会

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研究分野

  • 言語学

研究キーワード

  • 語用論、社会言語学、法と言語

論文

  • How to Translate Apology and Non-apology in Legal Contexts: A Linguistic Analysis of Potentially Serious “Subtle Mistranslation” in Japan

    Sachiko Shudo

    International Journal for the Semiotics of Law   32 ( 4 ) 795 - 817  2019年12月  [査読有り]

     概要を見る

    © 2019, Springer Nature B.V. Rendering equivalency in the translation of apologies is a perennial difficulty for court interpreters, especially given the likely involvement of cross-cultural differences with regard to remorse, since they may or may not imply admissions of guilt. This article discusses translations during the 2009 Japanese trial of an English-speaking defendant that appeared subtly to shift the defendant’s ‘non-apologies’ and ‘semi-apologies’ toward ‘apologies’. The difference between the expression “I felt bad” used by the defendant and the Japanese apologetic expression used by the translator is explained with reference to the pragmatic notions of speech acts, presuppositions, and implicature. Such pragmatically inaccurate translations highlight the difficulty of the court interpreter’s job, and show that judges and attorneys should be sensitive to the judgement calls that interpreters inevitably make and to the possibility that the translations they receive may convey erroneous implications.

    DOI

  • ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の『値踏み』行動を考える―「微妙な」を中心に―

    『聞き手行動のコミュニケーション学』(村田和代(編)) ひつじ書房    2018年12月

  • Sincerity Condition Revisited: Truth or Dare?

    IEICE Technical Report 101-104   ( TL2016-56 ) 101 - 104  2016年12月

  • 刑法における「脅迫」と発話行為としての「脅迫」を比較する-限界事例を参考に-

    池邉瑞和, 藤井智也, 首藤佐智子

    法と言語   ( 3 ) 39 - 59  2016年09月  [査読有り]

  • 近年の「普通に」の言語使用における泡沫性ポライトネス効果

    緒形杏史由, 首藤佐智子

    電子情報通信学会技術報告(信学技報)   ( 2015-48 ) 47 - 52  2015年12月

  • 前提を伴う表現の司法コンテクストにおける取り扱い-ガルスパハ事件における誤訳問題-

    首藤佐智子

    電子情報通信学会技術報告(信学技報) TL2015-48   ( 2015-48 ) 73 - 78  2015年12月

  • 「残念な」の客観化にみる語用論的制約操作とポライトネスの希薄化現象

    首藤佐智子

    日本語語用論フォーラム1 加藤重広(編)   ( 1 ) 209 - 247  2015年09月

  • 文章の難解さが法律効果に与える影響――運転許否に関わる診断書書式の分析

    池邉瑞和, 首藤佐智子

    法と言語第2号 19-49   ( 2 ) 19 - 49  2015年03月  [査読有り]

  • 残念な言語現象―ポライトネスの耐えられない矛盾―

    首藤佐智子, 原田康也

    日本認知科学会第30回大会論文集     661 - 666  2013年09月

  • 起訴状における予断排除の原則を言語学の観点から考える-「外遊はもうかりまつせ」名誉毀損事件を題材に-

    首藤佐智子, 池邉瑞和

    法と言語   1 ( 1 )  2013年07月  [査読有り]

  • 名詞句連接の日韓対照研究- 「NP1のNP2」と「NP1의NP2」の制約の相違と相対的頻度-

    日本認知科学会第29回大会論文集     440 - 446  2012年12月

  • A Contrastive Study on the Adnominal Case Constructions in Japanese and Korean Based on Relative Frequency of '-no' vs. '-ui'

    Jae-Woong Choe, Sachiko Shudo, Yasunari Harada

    Language Information   7  2012年03月  [査読有り]

  • A Contrastive Study on the Adnominal Constructions in Japanese and Korean: Relative Frequency of ‘-no’ vs. ‘-ui'.

    Jae-woong Choe, Sachiko Shudo, Yasunari Harada

    Technical Report of IEICE TL2011-49   111 ( 320 ) 61 - 66  2011年11月

  • 日本語と韓国語における名詞句連接の対照研究

    崔 在雄, 首藤 佐智子, 原田 康也

    電子情報通信学会技術研究報告. TL, 思考と言語   111 ( 320 ) 61 - 66  2011年11月

     概要を見る

    日本語と韓国語の統語法を比べてみると、この二言語にヨーロッパ諸言語のような系統的関連性がないと考えられていることからするとある意味で「驚くべき並行性」がいろいろな側面で観察できる。こうした並行性の一つに、名詞(句)と名詞(句)を組み合わせてより大きな名詞句を構成する点も挙げることができる。しかし、日本語の「の」や韓国語の「-ui」を用いた名詞句連接と名詞(句)と名詞(句)の複合表現を比べると、両言語の間に興味深い相違があることに気が付く。本稿では、比較的小規模なタグ付き二言語並行コーパスの分析結果と、それぞれの言語のより大規模なコーパスの調査結果を合わせて報告する。

    CiNii

  • 堀田秀吾著, 『法コンテキストの言語理論』, ひつじ書房, 2010年

    首藤 佐智子

    法と心理   10 ( 1 ) 161 - 163  2011年03月

    CiNii

  • 前提条件における間主観的制約の多様性について

    首藤佐智子

    武黒麻紀子(編)「言語の間主観性−認知・文化の多様な姿を探る」 早稲田大学出版会    2011年03月

  • 書評:堀田秀吾「法コンテキストの言語理論」

    首藤佐智子

    法と心理   10:1  2011年03月

  • 評議における力関係構築の語用論的考察

    首藤佐智子

    日本語用論学会発表論文集   ( 5 )  2010年12月

  • Even: expectation and beyond

    Sachiko Shudo

    日本語用論学会発表論文集   ( 5 )  2010年12月

  • 言語学による事実認定の可能性—商標裁判における類否判断への寄与—

    首藤佐智子

    人文論集    2010年03月

  • 評議における裁判官による言語行為

    堀田秀吾, 首藤佐智子

    日本語用論学会発表論文集   ( 4 )  2009年12月

  • 言語使用のメタ認知的内省の情報資源としてのインターネット: 前提条件再構築の検討を例として

    首藤佐智子, 原田康也

    日本認知科学会第26回大会予稿集    2009年09月

  • 「の」の意味論と語用論再考:容認度に反映される文脈への貢献度

    原田康也, 首藤佐智子

    日本認知科学会第26回大会予稿集    2009年09月

  • おとり捜査における違法性認識をめぐる言語分析—産業スパイ事件を題材に—

    首藤佐智子

    月刊言語   ( 9 )  2009年08月

  • 統合的言語活動を促進するシラバスデザイン—早稲田大学法学部の英語新カリキュラム—

    首藤佐智子, 原田康也

    人文論集    2009年03月

  • Large companies’ preemption of university inventions by joint research is strangling Japanese entrepreneurship and contributing to the degradation of university science

    Robert Kneller, Sachiko Shudo

    Journal of Intellectual Property Association of Japan    2009年01月

  • 大学共同研究における企業のプリエンプションの健全性を問う—ベンチャーを育む研究環境こそが真の科学を生み出す—

    ロバート・ケネラー, 首藤佐智子

    日本知財学会誌    2009年01月

  • Japanese mo and Korean to in even-like usages: What Gricean Maxims tell us to optimize in a scalar model

    Sachiko Shudo

    日本語用論学会発表論文集第3号   ( 3 )  2008年12月

  • 文脈的制約の再構築による前提の特定——助詞モと文脈依存的類義性

    首藤佐智子, 原田康也

    日本言語学会第136回大会予稿集    2008年06月

  • How even revises expectation in a scalar model: Analogy with Japanese mo

    Sachiko Shudo

    Proceedings of the 22nd Pacific Asia Conference on Language, Information and Computation, PACLIC 22     74 - 86  2008年  [査読有り]

     概要を見る

    This study, concentrating on multi-focus usages of scalar additive particles, such as English even, mo in Japanese and to in Korean, shows that they signal the survival of a correlational continuum in a scalar model despite the described unexpected event. This analysis, building upon the scalar model proposed by Fillmore, et al (1988) and Kay's (1990) analysis of even, extends Shudo's analysis (1998, 2002) of mo and claims that even behaves like scalar mo and to. © 2008 by Sachiko Shudo.

  • 前提条件操作の限界:「よろしかったでしょうか」の語用論分析

    首藤 佐智子

    日本言語学会第135回大会予稿集    2007年11月

  • 商標の普通名称化問題における言語学的論点:ウォークマン事件を題材に

    首藤 佐智子

    社会言語科学   7 ( 2 )  2005年03月

  • 商標の類似性判断における客観的判断指標の模索:大森林事件に学ぶ

    首藤 佐智子

    日本知財学会第2回研究発表予稿集    2004年07月

  • Politeness paradox in manipulating presupposition

    Sachiko Shudo

    8th International Pragmatics Association Conference    2003年07月

  • 商標の普通名称化問題における言語学的論点——ウォークマン事件を中心に

    首藤 佐智子

    第11回社会言語科学会研究大会予稿集    2003年03月

  • 産学間の技術移転における知的財産権の役割

    ケネラーロバート, 首藤佐智子

    研究開発マネジメント   ( 5月 )  2001年05月

  • The pragmatic constraint on the usage of janaidesuka and its implication for politeness strategies

    Sachiko Shudo

    Lingua 11, Sophia University Language Education Center    2000年04月

  • 官庁通知にみるあいまいな表現とその解釈—

    首藤 佐智子

    第4回社会言語科学会研究大会予稿集    1998年07月

  • 『じゃないですか』の使用にみる語用論的制約の遵守とポライトネスの関係

    首藤 佐智子

    第3回社会言語科学会研究大会予稿集    1998年03月

  • 発話行為の「名前」による概念の形成を探る―「脅迫する」「おどす」「おどかす」の成立条件の比較を参考に―

    池邉瑞和, 首藤佐智子

    日本語用論学会第19回大会発表論文集  

  • Sincerity Condition Revisited: Truth or Dare?

    電子情報通信学会技術報告  

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書籍等出版物

  • 『法と言語―法言語学へのいざない』橋内武・堀田秀吾 (編) 第10章

    首藤佐智子( 担当: 分担執筆)

    くろしお出版  2012年04月

     概要を見る

    第10章(ことばの誤解―意味内容の解釈をめぐる争い)を担当

  • 『法と言語―法言語学へのいざない』橋内武・堀田秀吾 (編) 第9章

    首藤佐智子( 担当: 分担執筆)

    くろしお出版  2012年04月

     概要を見る

    第9章(ことばの証拠 (2) 商標の類否と識別性・商品の表示と注意書き)を担当

  • Trademark Distinctiveness in a Global Context

    Sachiko Shudo

    Intellectual Property Rights: A Global Vision. S.K. Verma & R. Mittal. (eds.)  2003年12月

  • The Presupposition and Discourse Functions of the Japanese Particle Mo

    Sachiko Shudo

    Routledge  2002年07月

Misc

  • 書評:堀田秀吾「法コンテキストの言語理論」

    首藤佐智子

    法と心理   10:1  2011年03月

Works(作品等)

  • 日本経済新聞2004年6月23日経済教室「利益相反の『管理』目指せ:ガイドライン必要」

    2004年06月
    -
     

  • 科学技術振興調整費成果報告書「技術移転の進化モデルの開発と法制度整備」

    2004年03月
    -
     

受賞

  • Routledge Outstanding Linguistics Dissertation (2002)

    2002年  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 発話行為の誠実性条件を伝達する音声特性の解明: 謝罪発話の音声分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    首藤 佐智子, 小西 隆之

     概要を見る

    2018年度は、本実験に先立つパイロット実験を行った。その結果、いくつかの問題点が明らかになったため、数回に及ぶ実験プログラムの書き直しを余儀なくされた。例えば、当初の予定では、刺激音声として使用する謝罪音声を録音する際には、個々のシナリオにおいて固定した表現を提示する予定であったが、パイロット実験での協力者への聞き取り調査等によって、提示された表現が不自然に感じられる可能性もあることが明らかになった。自然な発話を録音するためには協力者たちが自然に感じる謝罪表現を提示することが不可欠であり、このために当初予定していなかったアンケート調査を2度行い、シナリオにおける自然な謝罪表現を特定した。このアンケート調査から、個々のシナリオにおいて自然と感じられる謝罪表現はかなり集約していることが明らかになったので、この結果を2019年3月に開催された電子情報通信学会の思考と言語研究会においてContextual Variations in the Apologetic Expressions in Japaneseと題して報告した。この発表内容は、同学会発行の電子情報通信学会技術報告(信学技報)に同タイトルで論文として掲載されている。この報告/論文では、アンケートの調査結果をもとに謝罪表現のクラスター分析を行い、男女間の使用に差があることを示した。アンケートの母数が小さいため、統計的に強い結論を導くことができなかったが、表現の使用における男女差を示すモデルとしての可能性をもつ結果である。
    2019年度は特定した自然な謝罪表現を用いて発話実験を行い、その録音音声を用いて知覚実験を行う。発話実験のプログラムはコンピュータサイエンスを専門とする研究補助に依頼し、既に作成が終了している。

  • 取調過程の言語使用の実証的・学際的分析により言語研究の社会的寄与を目指す研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    堀田 秀吾, 片岡 邦好, 若林 宏輔, 藤田 政博, 日置 孝一, 指宿 信, 首藤 佐智子

     概要を見る

    当初掲げた研究目的に関しては概ね実現できた。現在公判中の冤罪の疑いが濃厚な事件に関して、弁護団より取調過程での会話の反訳、供述調書といった膨大な資料の提供を受け、判例データベースから判例を拾い上げ、本研究活動に必要な資料を収集した。そして、それらの資料をもとに取調べ技法という捜査官(尋問者)の用いる言語使用や話法のあり方と供述者の供述態度や返答の信用性の連関について、取調室での会話においては発現しているが、判決や供述調書に記録する段階では捨象されてしまう種々の発話行為および話者の意図を示す談話マーカー(特に終助詞)を同定し、実験を通して実証した上で法学的検討を通して社会的実装に向けて検討した。

  • 場の言語学の構築: 場と意味の創発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2018年03月
     

    片桐 恭弘, 井出 祥子, 原田 康也, 首藤 佐智子, 阪井 和男, 武黒 麻紀子, 大塚 正之, ブロダルチック エレーヌ, ブロダルチック アンドレ, スタンリー ピータース, 崔 在雄, 前坊 香菜子, 横森 大輔, 遠藤 智子

     概要を見る

    本研究課題では,日常言語使用の文脈依存性を理論的に把握する新しい手法として,これまで生物・物理科学分野において局所的構造・現象と大域的構造・現象との相互作用を記述する目的で提唱されてきた「場」の概念を言語に適用し,従来の個体中心の語用論理論とは異なる着想に基づく言語理論構築を目的とした.従来の文脈理論の批判的吟味と異言語・異文化対話コーパス分析に基づいて「場」を言語使用を規定する社会集団に固有の情報的・社会的な規範制約と位置付け,発話と場との相互作用を「場」のわきまえと「場」の動的構築の両方向的作用と捉えることを提案した.

  • 司法コンテクストにおける言語使用の言語学的分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2018年03月
     

    首藤 佐智子, 原田 康也, 高橋 則夫, 橋内 武, 堀田 秀吾, 中網 栄美子, 池邉 瑞和, 藤井 智也

     概要を見る

    本研究では司法コンテクストを伴う環境における言語使用を分析し、言語学が司法領域において貢献する新たな方向性や方法論を模索した。具体的には「脅迫」が争われた事例における言語使用を分析した。実際の司法判断と言語学的分析の結果との比較を行い、これが極めて近似することを示すことにより、言語学的分析が司法判断の客観性の論拠とする可能性を論じた。また、司法通訳を伴う裁判における謝罪表現の分析を行い、起点言語において謝罪表現ではないものが目標言語において謝罪として誤訳された例を示し、謝罪表現のように法的論点に大きく関わる表現の訳出における等価性の必要性を論じた。

  • 場の言語学の構築: 場と意味の創発

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2017年03月
     

     概要を見る

    本研究課題では,日常言語使用の文脈依存性を理論的に把握する新しい手法として,これまで生物・物理科学分野において局所的構造・現象と大域的構造・現象との相互作用を記述する目的で提唱されてきた「場」の概念を言語に適用し,従来の個体中心の語用論理論とは異なる着想に基づく言語理論構築を目的とした.従来の文脈理論の批判的吟味と異言語・異文化対話コーパス分析に基づいて「場」を言語使用を規定する社会集団に固有の情報的・社会的な規範制約と位置付け,発話と場との相互作用を「場」のわきまえと「場」の動的構築の両方向的作用と捉えることを提案した

  • 司法コンテクストにおける言語使用の言語学的分析

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2017年03月
     

     概要を見る

    2017年度は、これまでの研究の成果をまとめる活動と新たに研究のシーズを探る活動を行った。研究代表者は、前年に2009年の司法通訳誤訳事件における謝罪表現および非謝罪表現の日英対応を分析した英語論文を執筆し、International Journal for the Semiotics of Lawに投稿したが、査読の結果、いくつかの修正を要請された。このジャーナルの掲載される号は日本の法と言語関係の論文が掲載される予定であるが、2017年の刊行の予定が他の投稿者の都合により延期され、掲載時期は2018年の予定であるが、詳細は未定となっている。また、池邉瑞和と共同で2016年12月に「発話行為の「名前」による概念の形成を探る―「脅迫する」「おどす」「おどかす」の成立条件の比較を参考に」と題して日本語用論学会第19回大会で発表した内容を論文にまとめ、日本語用論学会大会発表論文集第12号に投稿した。この論文集は2017年12月に同学会のホームページで公開された。新たなシーズを探る活動としては、中国からの訪問研究員呉偉麗氏やゼミの受講生と共に外国人が被告人となっている裁判を数回に渡って傍聴し、実際の発話と司法通訳の通訳の発話の比較を行った。残念ながら、このようなデータを公開することには制約があるため、今回は量的分析に比重をおいて考察した。この成果は現在論文にまとめている最中であるが、現時点(2018年5月)で投稿には至っていない。この他、司法の要素を含む場面での謝罪表現の分析を行った。公式な会見がインターネット上に掲載されていたため、データ収集は容易であった。この成果は現在論文にまとめて、8割程度の記述が終了しているが、現時点で投稿には至っていない

  • 言語学理論に基づく商標の分析手法の確立と実務的応用を目指す研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2016年03月
     

    堀田 秀吾, 藤田 正博, 首藤 佐智子

     概要を見る

    本研究の目的は、商標の混同、普通名称化、稀釈化などの諸現象を言語学と心理学の知見を応用し、特に言語面に関わる部分を分析する方法を模索し、実務への応用可能性を探ることであった。普通名称化および稀釈化に関しては、脳波計を利用して事象関連電位を計測するなど、これまでになかった新しい手法での現象の分析を試みた。結果、それぞれの現象に関し、一定の特徴が観察され、実務への応用を探る上で有益な示唆を得た。

  • 言語学理論に基づく商標の分析手法の確立と実務的応用を目指す研究

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

     概要を見る

    本研究の目的は、商標の混同、普通名称化、稀釈化などの諸現象を言語学と心理学の知見を応用し、特に言語面に関わる部分を分析する方法を模索し、実務への応用可能性を探ることであった。普通名称化および稀釈化に関しては、脳波計を利用して事象関連電位を計測するなど、これまでになかった新しい手法での現象の分析を試みた。結果、それぞれの現象に関し、一定の特徴が観察され、実務への応用を探る上で有益な示唆を得た

  • 前提研究の新アプローチ:前提条件操作の限界事例からの検証

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2011年
    -
    2013年
     

     概要を見る

    研究代表者は、2013年度は、前年度に引き続き、前提操作を伴う表現に対するインターネット上の記述に関する分析を行った。2012年度に「残念な」の近年の使用は話し手の主観的感情に関する制約を操作している問題表現の候補としたが、2013年度は「残念な」の新使用法に焦点を当て、インターネット上の記述をデータとして収集した。インターネット上のデータを補完するために、大学生を対象としたアンケートを実施した。
    「残念な」の新用法に関して、2013年9月に玉川大学で開催された日本認知科学会第30回大会で、「残念な言語現象――ポライトネスの耐えられない矛盾」と題するポスター発表を行った。この発表内容は同学会発行の大会論文集に掲載されている。
    「残念な」の新使用法において操作されている制約が話し手の主観的感情である点に着目し、同種の前提操作として「痛い」の新使用法についても分析を行った。
    上記の発表の内容を発展させ、他の「問題表現」とポライトネスとの関連を分析した論文を2014年度に発行予定の『日本語語用論フォーラム』第1号に公表する予定である。また、語用論学会研究大会においても研究発表を行う予定である。

  • 『場の言語学』の構築:場の意味論と語用論

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(挑戦的萌芽研究)

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

     概要を見る

    2009年度から2011年度にかけて、研究代表者・連携研究者・海外共同研究者・研究協力者たちが年間を通じて研究討議を行い、各年度の11月ないし12月に公開のシンポジウム・ワークショップを企画・開催して研究成果を公表した。「場の言語学」の構築に向けて、言語理論・意味論・語用論・対話研究・複雑系物理学・知能システム工学などに関わる国内・海外の研究者が集い、『場の言語学』の構築に向けて、理論的基盤を明らかにするとともに、関連分野の研究者の認識を新たにすることができた。

  • 裁判員裁判における言語使用と判断への影響の学融的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究課題提案型)

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    堀田 秀吾, 橋内 武, 水野 真木子, 大河原 眞美, 首藤 佐智子, 藤田 政博, 渡辺 凱修, 中村 幸子

     概要を見る

    本研究の目的は、法学、心理学、言語学の知見を融合して、裁判員裁判における言語コミュニケーションと判断への影響を実証的に探ることであったが、ほぼ、当初の予定通り研究を遂行できた。研究成果をふまえた書籍の発行、国際シンポジウムの開催などを含め、今後の研究の発展への足がかりとなる、重要な研究成果を残すことができた。

  • 裁判員裁判における言語コミュニケーションの定量的分析と伝達モデルの構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    堀田 秀吾, 橋内 武, 水野 真木子, 中村 幸子, 首藤 佐智子

     概要を見る

    本研究では、当初の目的通り、法廷言語コーパスの構築と法廷コミュニケーションの言語学的モデルを構築した。前者については、評議と判決文のデータを収集し、コーパス化した。後者については、コミュニカティブ・コンピテンスという観点から考察を進めた。

  • 『場の言語学』の構築:場の意味論と語用論

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    原田 康也, 井出 祥子, 片桐 恭弘, 吉本 啓, 阪井 和男, 首藤 佐智子, 武黒 麻紀子, 前坊 香菜子, 横森 大輔, 遠藤 智子, エレーヌ ブロダルチック, 崔 在雄

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    2009年度から2011年度にかけて、研究代表者・連携研究者・海外共同研究者・研究協力者たちが年間を通じて研究討議を行い、各年度の11月ないし12月に公開のシンポジウム・ワークショップを企画・開催して研究成果を公表した。「場の言語学」の構築に向けて、言語理論・意味論・語用論・対話研究・複雑系物理学・知能システム工学などに関わる国内・海外の研究者が集い、『場の言語学』の構築に向けて、理論的基盤を明らかにするとともに、関連分野の研究者の認識を新たにすることができた。

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講演・口頭発表等

  • Politeness Paradox: A Highly Intersubjective Presupposition Is Hard to Manipulate

    The English Linguistic Society of Japan 3rd International Spring Forum 2010  

    発表年月: 2010年04月

  • 言語形式を通して伝達される「場」に依存する情報

    待遇コミュニケーション学会第12回春季大会  

    発表年月: 2010年04月

  • 評議における力関係構築の語用論的考察

    日本語用論学会第12回大会  

    発表年月: 2009年12月

  • Even: expectation and beyond

    日本語用論学会第12回大会  

    発表年月: 2009年12月

  • 言語使用のメタ認知的内省の情報資源としてのインターネット: 前提条件再構築の検討を例として

    日本認知科学会第26回大会  

    発表年月: 2009年09月

  • 「の」の意味論と語用論再考:容認度に反映される文脈への貢献度

    日本認知科学会第26回大会  

    発表年月: 2009年09月

  • Presupposition manipulation as a politeness strategy: politeness through ostensive inferential communication

    国際語用論学会第11回研究大会  

    発表年月: 2009年07月

  • Presupposition of Even Revisited

    The 7th Korea-Japan Workshop on Linguistics and Language  

    発表年月: 2008年12月

  • 評議における裁判官による言語行為: 発話内行為・発話媒介行為を中心に

    日本語用論学会第11回大会  

    発表年月: 2008年12月

  • How Even Revises Expectation in a Scalar Model: Analogy with Japanese Mo

    The 22nd Pacific Asia Conference on Language, Information and Computation  

    発表年月: 2008年11月

  • 文脈的制約の再構築による前提の特定——助詞モと文脈依存的類義性

    日本言語学会第136回大会  

    発表年月: 2008年06月

  • 外国語を使用したおとり捜査における違法性認識の司法判断

    法と言語研究会第2回研究発表会  

    発表年月: 2007年12月

  • Japanese mo and Korean to in even-like usages: What Gricean Maxims tell us to optimize in a scalar model

    日本語用論学会第10回大会  

    発表年月: 2007年12月

  • 前提条件操作の限界:「よろしかったでしょうか」の語用論分析

    日本言語学会第135回大会  

    発表年月: 2007年11月

  • Towards more objective criteria for decisions on similarities in trademark disputes: What linguistics analysis may contribute

    国際法言語学会第7回研究大会  

    発表年月: 2005年07月

  • 商標の類似性判断における客観的判断指標の模索:大森林事件に学ぶ

    日本知財学会第2回研究大会  

    発表年月: 2004年07月

  • 商標裁判の類似性判断における言語学的分析の寄与

    日本法社会学会学術大会  

    発表年月: 2004年05月

  • Trademark Distinctiveness in a Global Context

    International Association for the Advancement of Teaching and Research in Intellectual Property Congress  

    発表年月: 2003年08月

  • 商標の普通名称的使用におけるパラドックス

    日本知財学会第1回研究発表大会  

    発表年月: 2003年07月

  • Politeness paradox in manipulating presupposition

    8th International Pragmatics Association Conference  

    発表年月: 2003年07月

  • 商標の普通名称化問題における言語学的論点—ウォークマン事件を中心に

    第11回社会言語科学会研究大会  

    発表年月: 2003年03月

  • 官庁通知にみるあいまいな表現とその解釈—文部省通知の一考察

    第4回社会言語科学会研究大会  

    発表年月: 1999年07月

  • 『じゃないですか』の使用にみる語用論的制約の遵守とポライトネスの関係

    第3回社会言語科学会研究大会  

    発表年月: 1999年03月

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特定課題研究

  • 司法的論点を伴う発話行為の語用論的分析

    2018年  

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     本研究では、司法的論点を伴う状況で発話された内容がどのような発話行為を意図し、どのように解釈され、最終的には司法コンテクストでどのような意味をもったかを検証することを目指した。特に謝罪という発話行為に焦点を当てた。発話が謝罪であったかが争点となったケースと謝罪が司法の場において事実認定の材料として利用されたケースの分析を行った。前者は司法的な議論には至らなかったが、政治的な意味をもつとして、発話データがインターネット上で公開されており、これは分析の好対象となった。分析結果を現在執筆中であるが、謝罪と遺憾表明という発話行為の違いに着目し、Searle(1969)の成立条件の概念を用いてその違いを説明する。

  • 発話行為の成立を視野に入れた言語表現語用論的制約の考察

    2017年  

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    本研究では、ある特定の言語表現が発話行為とみなされない場合があることに着目し、発話行為理論においてこれまでは成立条件としてのみ扱われてきたものを言語表現の語用論的制約という視点を加えて分析した。本年度は特に「謝罪」という発話行為に限定し、音声を含むデータの収集とその分析を行った。謝罪が行われそうなシナリオを設定し、研究協力者に謝罪の発話をしてもらった。この段階で、本研究は、より大きな音声データを収集し、さらに知覚実験を行う必要があり、数年を要する研究になることが判明した。したがって、2018年度科研費(2018年4月採択内定済)に申請することを前提とし、今年度はそのためのパイロットスタディーを行った。

  • ポライトネス要因に誘発された発話における言語表現の解釈プロセスにおけるポライトネス処理の考察

    2016年  

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     本研究では、言語形式の語用論的制約の操作事例において、ポライトネス効果が持続しない現象に焦点をあてて、その意味変遷や社会言語的に聞き手に与える印象等の考察を行った。「ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の『値踏み』行動を考える」を他の発表者と著書にするために原稿を執筆中であり、現時点で発行に至っていない。また、謝罪における音声的特徴に着目した分析を行い、その音声的特徴が誠実性条件の伝達に関与し、操作可能な制約として機能していることを示した。この成果は、Sincerity Condition Revisited: Truth or Dare? と題して、2016年12月に電子情報通信学会思考と言語研究会で発表した。

  • ポライトネス誘因による語用論的制約操作が言語表現の意味変遷に与える影響の考察

    2015年   緒形杏史由

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    本研究では、言語形式の語用論的制約が操作された事例のうち、「普通に」や「微妙」などに焦点をあて、アンケート調査や「現代日本語書き言葉均衡コーパス」をもとに、その意味伝達の仕組み及び意味変遷をポライトネス誘因の観点から考察した。「普通に」に関しては、緒形杏史由氏(早稲田大学)と共同で論文を執筆し、2015年12月に電子情報通信学会思考と言語研究会(早稲田大学)において「近年の「普通に」の言語使用における泡沫性ポライトネス効果」と題して発表した。また、2016年1月に聞き手行動ラウンドテーブル(龍谷大学)で、「ポライトネス方略を伴う評価提示発話に対する聞き手の『値踏み』行動を考える」と題した発表を行なった。

  • 言語学的前提条件を操作した限界事例の語用論的分析

    2014年  

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    本研究では、「残念な」の近年の意味の変遷は語用論的制約の操作の結果であるとの仮説をたて、検証を行った。ひとつの特殊な表現の意味変遷に焦点を当てたのは、客観化プロセスの背景にポライトネス効果を狙った語用論的制約の操作使用が考えられることを1つのモデルとして示すためである。ポライトネスが意図された語用論的制約操作が行われた場合に、その意図が形骸化するという社会言語学的パラドックスが存在する可能性を示唆する。「現代日本語書き言葉均衡コーパス」を利用し、伝統的用法と新用法の語用論的相違をある程度客観的に示すことができた。研究成果は、「日本語語用論フォーラム」の第1号に掲載される予定である。

  • 前提研究の新アプローチ:前提条件操作の限界からの検証

    2010年   原田康也

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    研究代表者(首藤)は2010年8月より米国スタンフォード大学言語情報研究センター(CSLI)において客員研究員として研究活動を行った。インターネットにおける情報の収集・分析を行った。受け入れ教員である同センター長のスタンリー・ピーターズ教授との意見交換を頻繁に行った。連携研究者(原田)とは、2010年7月までは、大学内において週に2回程度の打ち合わせを行い、8月以降は、8月末、12月末、1月上旬、3月末に米国スタンフォード大学において打ち合わせを行った。この成果は「前提条件における間主観的制約の多様性について」として執筆し、早稲田大学出版会から2011年3月に出版された「言語の間主観性-認知・文化の多様な姿を探る」(武黒麻紀子(編))に収録された。他の論文としては、日本語用論学会発表論文集第5号に「Even:expectation and beyond」と「 評議における力関係構築の語用論的考察」が掲載された。

  • 言語による面子威嚇行為の観点から見た前提条件操作に関する研究

    2009年  

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    前提を伴う言語表現を操作する用法について、インターネット上の情報を分析し、面子威嚇行為として聞き手に不快な印象を与えている可能性を模索した。研究成果を国内外の学会で発表した。2009年7月には、オーストラリアメルボルン大学で開催された第11回国際語用論学会で、Presupposition manipulation as a politeness strategy: politeness through ostensive inferential communicationと題する口頭発表を行った。2009年9月には、慶應大学藤沢キャンパスで開催された日本認知科学会第26回大会では、「言語のメタ認知情報資源としてのインターネット:一般的な母語話者の母語に対するメタ認知的内省にアクセスする」と「『の』の意味論と語用論再考:容認度に反映される文脈への貢献度」の2本のポスター発表を行った。2009年12月には、日本語用論学会第12回研究発表大会において、Even: expectation and beyondと題する口頭発表を行った。いずれの発表においても、他の研究者と活発な意見交換が行われ、有意義な研究の発展につながった。

  • 司法判断の事実認定における言語学的分析の寄与の模索

    2005年  

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    ○国際法言語学会 2005年7月1日から4日まで大英帝国ウェールズのカーディフ大学において開催された国際法言語学会に参加した。各国の法言語学者と意見を交換を行い、共同研究の可能性について協議した。4日には、Plain Language and Transparent Legal System for Lay People(一般人向けの法制度のための言語的課題)と題するシンポジウムを行なった。コーディネータである高崎経済大の大河原眞美教授が法の専門家と非専門家が司法に参加する際の相違を言語学的モデルを用いて説明し、政策研究大学院大学の藤田政博助教授が陪審員/裁判員への指示の理解における法律家特殊言語の影響の実験の報告した。首藤は、Towards more objective criteria for decisions on similarities in trademark disputes: What linguistics analysis may contributeと題する発表を行ない、日本の「大森林事件」を例に商標の類似判断において言語学的分析がその客観性を高める可能性を示唆した。○米国ジョージタウン大学訪問 2005年8月に米国のジョージタウン大学において調査を行った。○社会言語科学 2005年の社会言語科学第7巻第2号に「商標の普通名称化問題における言語学的論点: ウォークマン事件を題材に」と題する論文掲載された。○法と言語研究会 法と言語研究会立ち上げに向けて、他機関の研究者と連携を行なった。正式な研究会の立ち上げは2007年9月に行なった。2007年12月には同研究会の第2回研究発表会で、「外国語を使用したおとり捜査における違法性認識の司法判断」と題する発表を行なった。

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海外研究活動

  • 非真理命題的意味に貢献する言語形式による意味生成の仕組み

    2010年07月
    -
    2011年07月

    アメリカ   スタンフォード大学

 

現在担当している科目

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委員歴

  • 2015年04月
    -
    継続中

    日本語用論学会  運営委員

  • 2009年
    -
     

    法と言語学会  理事