勝間 靖 (カツマ ヤスシ)

写真a

所属

国際学術院 大学院アジア太平洋研究科

職名

教授

ホームページ

https://www.waseda.jp/fire/gsaps/faculty/1089

プロフィール

早稲田大学では、評議員を務めながら、大学院アジア太平洋研究科(国際関係学専攻)で教授として研究・教育を担当している。国立国際医療研究センターでは、グローバルヘルス政策研究センターでグローバルヘルス外交・ガバナンス研究科長を務める。また、ハノイにある日越大学では、グローバルリーダーシップ修士課程プログラムの共同ディレクターを務める。さらに、国連大学サステイナビリティ高等研究所(UNU-IAS)では客員教授を務める。

現在、英国のThe BMJで国際諮問委員、国際開発学会で理事、国際保健医療学会で評議員、ジョイセフで理事、GLMインスティチュートで理事を務めている。これまで、国連開発計画(UNDP)で『人間開発報告書』諮問委員、世界保健機関(WHO)西太平洋事務局でアドバイザー、国際開発学会で副会長、日本国際連合学会で事務局長および理事を歴任した。

ホンジュラスでの英国ボランティア・プロジェクト参加とカリフォルニア大学サンディエゴ校留学を経て、国際基督教大学教養学部と大阪大学法学部を卒業後、同大学院で法学修士号(国際関係法学)を取得。その後、海外コンサルティング企業協会(ECFA)研究員として東南アジア、南アジア、南米、ロシア極東地域で開発調査に従事した後、ウィスコンシン大学マディソン校で農学・生命科学カレッジよりPh.D.(開発学)を取得。その後、国連児童基金(UNICEF)に入り、メキシコ、アフガニスタン/パキスタン、東京の事務所での勤務を経て、現職。

専門分野は、グローバルヘルスの国際関係とガバナンス、人間の安全保障、開発研究(人間開発)、国際人権論(子どもの権利)。編著書として『持続可能な社会をめざして~私のSDGsへの取組み』(国際書院、2018)、『テキスト国際開発論~貧困をなくすミレニアム開発目標へのアプローチ』(ミネルヴァ書房、2012)『アジアの人権ガバナンス』(勁草書房、2011)、共編著書として『改訂版 国際社会を学ぶ』(晃洋書房、2019)、『国際緊急人道支援』(ナカニシヤ出版、2008)などがある。

兼担 【 表示 / 非表示

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学歴 【 表示 / 非表示

  • 1993年09月
    -
    1997年12月

    ウィスコンシン大学マディソン校   農学・生命科学カレッジ   開発学プログラム  

  • 1989年04月
    -
    1991年03月

    大阪大学   大学院法学研究科   国際関係法学コース  

  • 1987年04月
    -
    1989年03月

    大阪大学   法学部   国際関係法コース  

  • 1983年04月
    -
    1987年03月

    国際基督教大学   教養学部   コミュニケーション  

  • 1985年09月
    -
    1986年06月

    カリフォルニア大学サンディエゴ校   Revelleカレッジ   平和研究  

学位 【 表示 / 非表示

  • 国際基督教大学   教養学士

  • 大阪大学   法学士

  • 大阪大学   法学修士

  • ウィスコンシン大学マディソン校   学術博士(開発学)

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2011年
    -
    2012年

    ジョージワシントン大学   エリオット国際情勢スクール   客員スカラー

  • 1998年
    -
    2006年

    国連児童基金: メキシコ事務所、アフガニスタン事務所、東京事務所

  • 2002年
    -
    2005年

    広島大学   国際教育開発研究センター   客員研究員

  • 1995年
    -
    1997年

    国際開発高等教育機構(FASID)   研修員

  • 1995年
    -
    1996年

    マッカーサー財団   名誉スカラー

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    国際人権法学会

  •  
     
     

    日本国際保健医療学会

  •  
     
     

    日本比較教育学会

  •  
     
     

    アジア比較教育学会

  •  
     
     

    国際開発学会

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 教育社会学   健康教育、衛生教育、感染症予防教育

  • 子ども学、保育学   子どもの安全保障

  • 国際法学   国際人権論、子どもの権利、健康への権利

  • 国際関係論   グローバルガバナンス、グローバルヘルス・ガバナンス、グローバルヘルス外交

  • 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含まない   ヘルスプロモーション、健康の社会的決定要因、健康の商業的決定要因、健康のための法律

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 国際人権論、人間の安全保障、人間開発論、グローバルヘルス、国連研究、グローバルガバナンス

論文 【 表示 / 非表示

  • Ongoing debate on data governance principles for achieving Universal Health Coverage: A proposal to post-G20 Osaka Summit meetings

    Shuhei Nomura, Haruka Sakamoto, Aya Ishizuka, Yasushi Katsuma, Hidechika Akashi, Hiroaki Miyata

    Global Health Action   13 ( 1 )  2020年12月  [査読有り]  [国際誌]

    DOI

  • COVID-19の大学生への影響―日本における外国人学生を中心に

    勝間靖

    国際保健医療   35 ( 2 ) 89 - 91  2020年07月  [招待有り]  [国内誌]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

  • [すべての人に健康を]の国際的潮流におけるUHCの推進〜健康への権利、PHC、SDGsを背景として

    勝間靖

    国連研究   ( 21 ) 163 - 171  2020年06月  [査読有り]  [招待有り]  [国内誌]

     概要を見る

    Today, universal health coverage (UHC) offers a policy framework important for the global movement towards the health for all (HFA). This paper reviews how the concept of UHC has gained momentum in relation to other relevant concepts such as the right to health, primary health care (PHC), the Millennium Development Goals (MDGs) and the Sustainable Development Goals (SDGs).

    The right of everyone to the highest attainable standard of physical and mental health is an international legal norm giving legitimacy to HFA. The 1946 Constitution of the World Health Organization (WHO) states that “the enjoyment of the highest attainable standard of health is one of the fundamental rights of every human being without distinction of race, religion, political belief, economic or social condition” in its preamble. The right to health is again recognized as a human right in the 1966 International Covenant on Economic, Social and Cultural Rights. UHC contributes to the realization of the right to health, as it attempts to remove financial barriers to access to quality health care. It will be effective to take rights-based approach in promoting UHC so that the underlying determinants of health will be addressed and the states’ core minimum obligation can be stressed.

    In 2015, UHC was included in the SDGs as Target 3.8, which helped creating global momentum. With the principle of “leave no one behind” of the SDGs, UHC can promote equity in health. On the other hand, PHC was not explicitly incorporated into the SDGs framework. The Astana Declaration of 2018 signified PHC as a cornerstone of a sustainable health system for UHC and health-related SDGs.

    The UHC may also help reconcile the tension between the vertical approach to control infectious diseases for public health at the regional and global levels, and the horizontal approach to strengthen health systems for individuals and communities at the country level.

  • Challenges and opportunities for eliminating tuberculosis – Leveraging political momentum of the UN high-level meeting on tuberculosis

    Haruka Sakamoto, Sangnim Lee, Aya Ishizuka, Eiji Hinoshita, Hiroyuki Hori, Nanao Ishibashi, Kenichi Komada, Masataro Norizuki, Yasushi Katsuma, Hidechika Akashi, Kenji Shibuya

    BMC Public Health   19 ( 1 )  2019年  [査読有り]  [国際誌]

    DOI PubMed

  • Next steps towards universal health coverage call for global leadership

    Bloom, G., Katsuma, Y., Rao, K.D., Makimoto, S., Yin, J.D.C., Leung, G.M.

    BMJ (Online)   365 ( l2107 )  2019年  [査読有り]  [国際誌]  [国際共著]

    DOI

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

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Works(作品等) 【 表示 / 非表示

  • アフリカからの非正規移民、人身取引の実態:ヨーロッパ・ドリームの理想と現実

    BBC, 勝間靖  教材 

    2021年03月
    -
     

     概要を見る

    アフリカでは紛争や貧困から抜け出すためヨーロッパへ渡航しようとする者たちが跡を絶たない。リビアの港にはアフリカ全土、アジアからも渡欧希望者が集まり、彼らから膨大な渡欧資金をだまし取る違法組織がはびこる。組織は売春や搾取などの人身取引を行い産業化している。EUは違法組織を取り締まり流入を抑える対策を講じてきたが、アフリカにはいまだ多くの渡欧希望者であふれる。彼らはなぜ危険な目に遭いながらヨーロッパを目指すのか?ジャーナリストのベンジャミン・ザンドが危険な渡航の様子や、ヨーロッパへの夢を持ち続けるアフリカの人々の現状を取材する。

  • ボコ・ハラムに拉致された少女たち(シリーズ世界の諸問題と子どもたち : 貧困・紛争・暴力にさらされる子どもの権利を考える3)

    BBC, 勝間靖  教材 

    2017年03月
    -
     

     概要を見る

    2014年、ナイジェリア・チボクの300人近くの女子学生が“ボコ・ハラム”と呼ばれる西アフリカのイスラム系過激派組織に拉致された。ボコ・ハラムは少女たちを強制的に改宗・結婚させ、暴力などの軍事活動に参加させているという。今回BBCがこの事件の1年後に少女たちの足跡を追いナイジェリアの北東地域に潜入。少女の家族や、以前にボコ・ハラムに監禁されたのち生還した少女へ取材する。

  • ガザの紛争下の子どもたち(シリーズ世界の諸問題と子どもたち : 貧困・紛争・暴力にさらされる子どもの権利を考える2)

    BBC, 勝間靖  教材 

    2017年03月
    -
     

     概要を見る

    イスラエルとパレスチナの終わりの見えない紛争が続き、多くの子どもたちが犠牲になっている。今回、被害の大きいガザ地区とその隣のイスラエルの子どもたち5人を半年以上にわたって取材した。爆撃で弟を亡くして心に傷を負い、カウンセリングを受けるガザ地区の少年。ハマスのロケット弾におびえながらも避難地域から故郷のイスラエル南部へ戻り、家族との生活を強く望む少女。紛争で傷ついても前に進もうとする子どもたちのひたむきな姿を追う。

  • 21世紀の子どもたちの未来〜国連ミレニアム宣言から15年後(シリーズ世界の諸問題と子どもたち : 貧困・紛争・暴力にさらされる子どもの権利を考える1)

    BBC, 勝間靖  教材 

    2017年03月
    -
     

     概要を見る

    2000年に国連ミレニアム宣言が採択され、それに基づいて2015年までの達成目標“ミレニアム開発目標”が掲げられた。この目標は、次世代の子どもたちのために、極度の貧困と飢餓の根絶、とくに子どもと女性の健康促進、男女平等推進、教育普及、生活環境の向上などを目指し設定されている。2015年、この番組の取材班はこの目標が世界にどれほど浸透し達成できているのかを検証するべく、世界各地の子どもたち4人に会いに行った。勉強したくても学費がなく一日中働く子どもや、干ばつの影響で水や食料が入手しにくい環境に住む子どもなど、4人の置かれている現実や、彼らの思い、夢を描き出す。

  • 平和構築(スリランカ)

    その他 

    2014年03月
    -
     

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共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 世界的な健康問題である生活習慣病(NCD)予防のためのPDCAサイクルの形成・評価と人材育成に関する研究

    国際医療協力研究分野

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    担当区分: 研究分担者

  • 国際会議で効果的な介入を行うための戦略的・効果的な介入手法の確立に資する研究

    地球規模保健課題解決推進のための行政施策に関する研究事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    磯 博康, 勝間 靖

    担当区分: 研究分担者

  • Waseda Ocean構想~開放性、多様性、流動性を持つ教育研究ネットワークの構築~

    研究期間:

    2014年
    -
    2023年
     

    担当区分: 研究分担者

  • WHO検証・改革の動向把握及び我が国の戦略的・効果的な介入に資する総合的研究

    厚生労働科学特別研究事業

    研究期間:

    2021年05月
    -
    2022年03月
     

    城山英明、勝間靖

    担当区分: 研究分担者

  • ウィズコロナ・ポストコロナ時代の国際秩序の在り方と日本の役割

    総合事業「ウィズコロナ・ポストコロナ時代の国際秩序の在り方と日本の役割」

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2022年03月
     

    鈴木智子、城山英明、勝間靖

    担当区分: 研究分担者

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • East Asian cooperation for equitable access to health technologies in the battle against COVID-19

    勝間 靖

    Academic Council on the United Nations System (ACUNS) 2021 annual meeting: Toward a Fit for Future UN   (オンライン)  Academic Council on the United Nations System (ACUNS)  

    発表年月: 2021年06月

    開催年月:
    2021年06月
     
     
  • 感染症対策におけるグローバルヘルス協⼒

    勝間 靖  [招待有り]

    日本国際連合学会2021年度研究⼤会   (長崎県長崎市(オンライン))  長崎大学  

    発表年月: 2021年06月

  • 子どもの安全保障〜南アジアの脆弱な子どもへの開発アプローチ

    勝間 靖  [招待有り]

    国際開発学会第22回春季大会   (東京都足立区(オンライン))  文教大学  

    発表年月: 2021年06月

  • 世界的に公正なCOVID-19ワクチンへのアクセスをめぐる政治経済学〜COVAXファシリティとワクチン外交

    勝間 靖

    国際開発学会第22回春季大会   (東京都足立区(オンライン))  文教大学  

    発表年月: 2021年06月

  • 世界的に公正なCOVID-19ワクチンへのアクセスをめぐる政治経済学〜COVAXファシリティとワクチン外交

    勝間 靖

    日本国際保健医療学会第35回東日本地方会   (東京(オンライン))  東京大学大学院医学系研究科国際地域保健学教室  

    発表年月: 2021年06月

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 「子どもの安全保障」研究ー開発・平和・人権を統合する学際的アプローチ

    2020年  

     概要を見る

     本研究では、社会発展や人間開発から置き去りにされがちで、社会的に脆弱な状況に置かれている子どもは誰かという現状把握をしようとした。その際、社会的に脆弱な状況に置かれた18歳未満の子どもを研究対象として、 (1) 子どもの健康と栄養、(2) 子どもの教育、(3) 児童労働の撤廃、(4) 子どもの社会的排除の是正、の4つの領域に絞って研究を進めた。しかし、COVID-19の影響により、研究の軌道修正を強いられた。予定していたアジア諸国でのフィールド調査は延期した。また、4つの領域のうち、「 (1) 子どもの健康と栄養」の焦点を絞り、COVID-19の影響による、人間開発と人権への影響を考察した。 主な研究発表を以下のようにおこなった。1.  Yasushi KATSUMA (2020), “Regional Cooperation in East Asia affected by COVID-19,” Korean Association of International Studies, Seoul (on-line), 5 December.2.  Yasushi KATSUMA (2020), “Building inclusive and resilient society: Reporting on a pre-session,” North-East Asian multistakeholder forum on Sustainable Development Goals: Turning the pandemic crisis into collective SDG actions (Session 3: SDGs in action – Sharing experiences of multistakeholder engagement for shared goals and response to the COVID-19 pandemic), UN ESCAP, Seoul (on-line), 4 November.3.  勝間靖(2020)「WHO、国際保健協力、政治的リーダーシップのゆくえ」グローバルヘルス合同大会(日本熱帯医学会、日本国際保健医療学会、日本渡航医学会、国際臨床医学会)2020年度大会「シンポジウム13:ポスト・コロナの保健医療のあり方」大阪大学吹田キャンパス・コンベンションセンター(オンライン)11月2日.4.  勝間靖(2020)「COVID-19影響下における国際機構、国際保健協力、政治的リーダーシップのゆくえ〜WHO、製薬企業、シラクサ原則をめぐる論争~」日本国際政治学会 2020年度研究大会「共通論題:『主権』をめぐる攻防」一橋大学(オンライン)、10月24日.5.  Yasushi KATSUMA (2020), “The COVID-19 pandemic in East and Southeast Asia: Comparative perspectives,” Association for Asian Studies (AAS)-in-Asia 2020 (Asia at the Crossroads: Solidarity through Scholarship), Kobe (on-line) , 31 August.6.  勝間靖(2020)「COVID-19影響下における人の行動と組織活動への制約〜シラクサ原則からみた公衆衛生と人権」国際開発学会第21回春季大会、龍谷大学(オンライン)、6月27日. 主な論文として、以下を刊行した。1.  勝間靖(2020)「第3章 UHCの国際的な伝播とグローバルヘルス外交〜[すべての人に健康を]という潮流のなかでの規範の展開」城山英明編著『グローバル保健ガバナンス』東信堂、2020年8月、pp.59-78.2.  勝間靖(2020)「持続可能な開発目標(SDGs)へ向けたユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)〜新型コロナウイルスとの共生のなかでの健康への人間の安全保障アプローチ」『アジア太平洋討究』40号、2020年7月、pp.45-60.3.  勝間靖(2020)「COVID-19の大学生への影響―日本における外国人学生を中心に」『国際保健医療』35巻2号、7月、pp. 89-91.4.  勝間靖(2020)「[すべての人に健康を]の国際的潮流におけるUHCの推進〜健康への権利、PHC、SDGsを背景として」『国連研究(国連と大国政治)』21号、6月、pp.163-171; 233-234 (245).

  • ASEAN経済共同体における専門職の相互承認協定ー看護サービスを中心としてー

    2019年   山田

     概要を見る

    研究成果として、第1に、ASEANにおける域内相互承認(Mutual Recognition Arrangement:MRA)を通じた保健医療人材の流動性の高まりについて、ASEAN事務局の立場を理解することができた。ASEANにおいては、経済統合の課題として、各国における専門職の資格について、他のASEAN諸国においても相互承認し、高度人材の域内流動性を高めようとしている。ASEAN事務局において、保健課は保健医療分野のMRAに直接的に関与している訳ではないが、保健医療人材の資格について域内格差が存在しており、カンボジア・ラオス・ミャンマー ・ベトナム(CLMV)の制度を引き上げることに関心をもっている。第2に、ASEANは、WHO-WPROとWHO-SEAROの両地域事務所と連携しながら、CLMVの保健医療人材育成制度のASEAN水準への引き上げを期待している。しかし、ASEANとWHO地域事務所との役割分担については十分に議論されているとは言えないことも明らかになった。

  • 武力紛争の影響下にある子どもの安全保障

    2018年  

     概要を見る

     武力紛争の影響下にある子どもに焦点を絞りながら、暴力・人権侵害・貧困に直面する子どもや難民の置かれた状況を分析することをとおして、「子どもの安全保障」学の構築を進めた。これまでの「人間の安全保障」をめぐる政策的および理論的な発展を踏まえたうえで、平和・人権・開発という三つの領域を統合的にとらえる学際的なアプローチを用い、武力紛争の影響下にある子どもの安全という課題を分析するためのモデルを提示しようとした。そのモデルの有効性を実証的に検討するために、女子や子ども難民が直面する複合的な脅威を事例として取り上げ、その脅威の現状を把握したのち分析すると同時に、武力紛争の影響下など、とくに脆弱な立場に置かれた子どもたちの生活環境を分析した。 研究成果の一部は、以下の書籍として刊行されている。 勝間靖編著『持続可能な社会をめざして〜私のSDGsへの取組み』国際書院、2018年9月(217).[ISBN: 978-4-87791-292-5] 国際開発学会[編]『国際開発学事典』丸善出版、2018年11月(613).[ISBN: 978-4-621-30340-5]

  • グローバルヘルス・ガバナンス~国際保健における官民パートナーシップの展開

    2018年  

     概要を見る

     この研究の目的は,グローバルヘルス・ガバナンスにおいて重要となってきた、国際保健における官民パートナーシップ(PPP: public-private partnerships)について,(1)現状を把握して情報整理し,(2)その諸形態を類型化したうえで,(3)それぞれの類型における民間企業の国際保健への貢献のあり方を分析するためのモデル化を行うことであった。 研究成果の一部は、以下の報告書として刊行されている。 山田順子・勝間靖(2018)「ASEANにおける相互承認協定(MRA)の動向と看護人材」国立国際医療研究センター国際医療協力局編『カンボジア・ラオス・ベトナム・ミャンマーにおける看護人材開発制度とASEANにおける相互認証協定(MRA)』(テクニカル・レポート11号)、12月、pp.6-10 (49).[ISBN: 978-4-909675-55-2] 国際開発学会編『国際開発学事典』丸善出版、2018年11月.[ISBN: 978-4-621-30340-5]

  • 武力紛争の影響下にある子どもの安全保障

    2017年  

     概要を見る

     武力紛争の影響下にある子どもに焦点を絞りながら、ヨルダンにおける難民の置かれた状況を分析することをとおして、「子どもの安全保障」学の構築を進めた。これまでの「人間の安全保障」をめぐる政策的および理論的な発展を踏まえたうえで、平和・人権・開発という三つの領域を統合的にとらえる学際的なアプローチを用い、武力紛争の影響下にある子どもの安全という課題を分析するためのモデルを提示しようとした。そのモデルの有効性を実証的に検討するために、ヨルダンにおける難民が直面する複合的な脅威を事例として取り上げ、その脅威の現状を把握したのち分析すると同時に、武力紛争の影響下など、とくに脆弱な立場に置かれた子どもたちの生活環境を分析した。

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海外研究活動 【 表示 / 非表示

  • グローバル・ガバナンスの研究

    2011年08月
    -
    2012年08月

    アメリカ   ジョージワシントン大学

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2018年
    -
    継続中

    The BMJ  国際諮問委員

  • 2018年
    -
    継続中

    ジョイセフ  理事

  • 2013年10月
    -
    継続中

    広島平和構築人材育成センター  HPC事業評議委員会

  • 2009年
    -
    継続中

    「グローバルヘルスと人間の安全保障」運営委員会(事務局:日本国際交流センター)  運営委員

  • 2007年
    -
    継続中

    特定非営利活動法人ジーエルエム・インスティチュート  理事

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社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • Jam the World(FMラジオ:J-WAVE)

    Jam the World(FMラジオ:J-WAVE) 

    2014年07月
    -
     

     概要を見る

    BREAKTHROUGH!: 世界の紛争地域で起きている子どもの徴兵・徴用、殺傷、性的暴力など「子どもの権利」の深刻な侵害について考える。

  • めざましテレビ(フジテレビ)

    めざましテレビ(フジテレビ) 

    2010年08月
    -
     

     概要を見る

    原爆投下から65年を迎える広島で午前8時から平和記念式典が行われ、国連事務総長と在日米国大使が初めて参列する。その背景には、オバマ大統領が2009年4月にプラハで行った「核なき世界を目指す」という演説がある。

  • きょうの世界(NHK BS1)

    きょうの世界(NHK BS1) 

    2009年03月
    -
     

     概要を見る

    インドから豪州へ流れる児童人身売買: 先月、国連(UNODOC=国連薬物犯罪事務所)は、初めて世界的な人身売買の世界的な現状について報告書を発表。そのなかで、約20%が子供であると指摘した。幼児の人身売買が一大ビジネスとなっているのが、経済成長の影で、今も深刻な貧困が存在するインド。今、インドにある海外の養子縁組市場が利用されている。巧妙な手口が、オーストラリアのテレビ局の取材で明らかになった。その取材では、弁護士の調査から、過去400人のインド人の子供がオーストラリアの家庭に引き取られているが、そのうち少なくとも30人は、親から盗まれた子供だという。インドの孤児院からインド人兄弟を、養子縁組し育ててきたオーストラリア人の夫婦は、ある日、その子供たちが実は親から奪われた事実を知る。善意を装った孤児院が、人身売買の「隠れ蓑」になっていたのだ。見た目の良い子供が、親によって売られたり、路上でさらわれ、孤児院に売られたあと、海外に養子縁組に出されているのだ。幼い子供の犠牲を防ぐには?国際社会は何ができるのか?豪ABCのリポートをもとに、専門家とともに考える。

  • きょうの世界(NHK BS1)

    きょうの世界(NHK BS1) 

    2009年03月
    -
     

     概要を見る

    国連職員になりませんか?: 国連安保理の常任理事国入りをめざす日本。しかし、国連事務局で働く日本人職員は、100人余り。国連が人口比や分担金から算出される各国の職員数のターゲットの半分にも及ばない。そこで国連は、日本人職員のリクルートキャンペーンに乗り出した。国連の人事担当官が訪日し、学生に直接語りかける講演会を各地で実施している。このほど来日したポラード国連事務次長補にインタビュー。国連と日本の関係について考える。

  • What's on Japan (NHK World TV)

    What's on Japan (NHK World TV) 

    2008年05月
    -
     

     概要を見る

    4th Tokyo International Conference on African Development (TICAD IV)

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メディア報道 【 表示 / 非表示

  • 安保理の停戦決議 実現するの?

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    朝日新聞東京本社   朝日新聞  

    28  

    2020年07月