2024/12/21 更新

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イケダ マサユキ
池田 昌幸
所属
商学学術院 大学院経営管理研究科
職名
教授
学位
博士(学術) ( 東京工業大学 )

所属学協会

  •  
     
     

    日本ファイナンス学会

  •  
     
     

    日本金融・証券計量・工学学会

研究分野

  • 経済政策 / 金融、ファイナンス

研究キーワード

  • 金融経済学

 

論文

  • 変換ベータ分布を用いた地震デリバティブの評価理論

    池田昌幸

    早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター Working Paper WBF-18-001    2018年03月

  • 再帰型効用関数を用いた長期の最適消費・最適投資決定

    池田昌幸, 安達智彦

    早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター Working Paper WIF-17-001    2017年03月

  • Equilibrium preference free pricing of derivatives under the generalized beta distributions

    Masayuki Ikeda

    REVIEW OF DERIVATIVES RESEARCH   13 ( 3 ) 297 - 332  2010年10月  [査読有り]

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    This paper demonstrates that the risk neutral valuation relationship (RNVR) exists when the aggregate wealth and the underlying variable for derivatives follow a distribution from the family of transformed beta distributions. Specifically, the asset specific pricing kernel (ASPK) is solved for the generalized beta (GB) distribution class, which is extremely flexible to describe various shapes of underlying distributions. With the ASPK in hand, preference free call option formulas are obtained for rescaled and shifted beta distribution of the first kind (RSB1) and for the second kind (RSB2). These distributions include many well known important distributions as special cases. If the preference free formula does not exist under the GB distribution class, then the call price is shown to be numerically calculated without information of preference parameters once the spot price of the underlying is given.

    DOI

    Scopus

  • Equilibrium Preference Free Pricing of Derivatives under Generalized Beta Distributions with Six Parameters

    Masayuki Ikeda

    Waseda University Institute of Finance, WIF-08-001    2008年02月

  • Risk Shifting Incentive of the Firm when its Value is Correlated with Interest Rates

    Masayuki Ikeda

    Waseda University Institute of Finance, WIFS-05-01    2005年

  • 「楕円分布族、高次積率と資本資産価格理論の拡張」

    池田昌幸

    『青山経営論集』   34 ( 3 ) 71 - 101  1999年12月

  • The New Cumulant Matching Estimator for Diffusion-Jump Parameters

    Masayuki Ikeda

    Aoyama Business Review   ( 21 ) 27 - 45  1997年09月

  • Default Premiums and Quality Spread Differentials In aS tochastic Interest Rate Economy

    Masayuki Ikeda

    Advances in Futures and Options Research, JAI Press   ( 8 ) 175 - 202  1995年12月

  • An Exact Adjustment of Average P/E Ratio Under Cross-Holdings

    Masayuki Ikeda, Yoshio Kanazaki

    D.P.41 Tohoku Management and Accounting Research Group, Tohoku University    1995年07月

  • 「先渡し利子率をマルチンゲールにする確率測度を用いた金利派生証券の価格付け」

    池田昌幸

    『MTECジャーナル』 エムティービーインベストメントテクノロジー研究所   ( 7 ) 34 - 62  1994年06月

  • Price/Earnings Ratios With Reciprocal Ownership

    Masayuki Ikeda

    Financial Analysts Journal, Association for Invest Management and Research   48 ( 4 ) 77 - 82  1992年07月

  • Pricing Options With Curved Boundaries

    Naoto Kunitomo, Masayuki Ikeda

    Mathematical Finance   2 ( 4 ) 275 - 298  1992年

     概要を見る

    This paper provides a general valuation method for the European options whose payoff is restricted by curved boundaries contractually set on the underlying asset price process when it follows the geometric Brownian motion. Our result is based on the generalization of the Levy formula on the Brownian motion by T. W. Anderson in sequential analysis. We give the explicit probability formula that the geometric Brownian motion reaches in an interval at the maturity date without hitting either the lower or the upper curved boundaries. Although the general pricing formulae for options with boundaries are expressed as infinite series in the general case, our numerical study suggests that the convergence of the series is rapid. Our results include the formulae for options with a lower boundary by Merton (1973), for path‐dependent options by Goldman, Sossin, and Gatto (1979), and for some corporate securities as special cases. Copyright © 1992, Wiley Blackwell. All rights reserved

    DOI

    Scopus

    184
    被引用数
    (Scopus)
  • 「対象資産の確率過程が境界壁で制約される場合のオプション契約の評価 」

    池田昌幸

    『MTECジャーナル』 エムティービーインベストメントテクノロジー研究所   ( 4 ) 25 - 43  1991年09月

  • 「経路依存型オプション契約の評価について」

    池田昌幸

    『ファイナンス研究』 日本証券経済研究所   ( 13 ) 1 - 19  1991年02月

  • 「派生証券の均衡価格と株価指数先物の評価について」

    池田昌幸

    『MTECジャーナル』 エムティービーインベストメントテクノロジー研究所   ( 2 ) 66 - 84  1989年08月

  • 「対数正規拡散課程の分散推定について」

    池田昌幸

    『ファイナンス研究』 日本証券経済研究所   ( 10 ) 1 - 32  1989年06月

  • 「曜日効果と正規分布混合仮説」

    池田昌幸

    『ファイナンス研究』 日本証券経済研究所   ( 8 ) 27 - 53  1988年05月

  • 「Burton G. Malkier, A Random Walk Down the Wall Street」

    小林孝雄, 池田昌幸

    『ファイナンス研究』 日本証券経済研究所   ( 5 ) 71 - 83  1986年08月

  • 「合併・買収と企業評価」 中央経済社

    池田昌幸, 青山護, 丸山宏

    『企業会計』 中央経済社   38 ( 5 ) 26 - 33  1986年05月

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書籍等出版物

  • 『長期投資の理論と実践』

    安達智彦, 池田昌幸

    東京大学出版会  2019年

  • 「アセット・プライシング」

    池田昌幸( 担当: 分担執筆)

    『ファイナンスハンドブック』 中央経済社  2016年04月

  • 『金融工学と証券市場の計量分析』

    池田昌幸, 津田博史

    東洋経済新報社  2006年08月 ISBN: 4492711716

  • 『リスクマネジメント』

    池田昌幸, 三浦良造他

    共立出版  2004年03月

  • 『金融工学と資本市場の計量分析』

    高橋一, 池田昌幸

    東洋経済新報社  2003年05月 ISBN: 4492711619

  • Optimal Asset Substitution and Agency Costs of Debt

    Masayuki Ikeda

    『ファイナンスのグローバル化に係わる先端的金融テクノロジーの開発研究』 青山学院大学  2002年

  • 『金融経済学の基礎』

    池田昌幸

    朝倉書店  2000年03月 ISBN: 9784254545524

  • 『オプション評価と企業金融の理論 』

    池田昌幸

    東京大学出版会  2000年02月 ISBN: 413046065X

  • 『フィナンシャルテクノロジーのフロンティア』

    池田昌幸

    エムティービーインベストメントテクノロジー研究所  1998年12月 ISBN: 4901146009

  • 「短期利子率が平方根過程に従う場合の金利派生証券の評価」

    池田昌幸

    池田昌幸編 『フィナンシャルテクノロジーのフロンティア』, エムティービーインベストメントテクノロジー研究所  1998年10月 ISBN: 4901146009

  • 「序章」

    池田昌幸

    池田昌幸編 『ファイナンシャルテクノロジーのフロンティア』  1998年10月 ISBN: 4901146009

  • Optimal Capital Structure in a Term Structure Economy

    Masayuki Ikeda

    Modern Portfolio Theory and its Applications, Center for Academic Societies Japan  1996年08月

  • 両側停止条件つきオプション契約の評価と応用

    池田昌幸

    日本経営財務研究学会編 『現代経営財務の構造分析』 中央経済社  1993年02月

  • 「配当政策」

    池田昌幸

    『現代証券事典』 日本証券経済研究所  1992年07月

  • 「日本企業の配当政策」

    池田昌幸

    『現代証券事典』 日本証券経済研究所  1992年07月

  • 「企業の情報開示と株式市場-Diffusion Jump modelによる実証分析」

    池田昌幸, 金崎芳輔

    柴川林也編 『資本市場の革新と財務戦略』 同文館  1991年07月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • AI技術の展開とビッグデータ環境下の情報開示・監査制度に関する理論・実証研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

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    本研究の主要な目的は、ステークホルダーによる限られたデータ利用を前提とした従来の実証研究に対して、日本の会計研究の強みである社会的な規範研究の蓄積を踏まえ、ビッグデータ利用を前提とした会計理論の研究枠組みを提唱し、会計制度設計に貢献することである。本研究は、AI技術の展開を踏まえビッグデータ環境下の資本市場論という新たな研究領域を開拓し、会計学、金融経済学および情報サイエンスの専門知識を前提としてビックデータ環境の資本市場設計を総合的な観点から研究する

  • 巨大災害が資本市場に及ぼす影響と会計情報の開示に関する理論的・実証的研究

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    本年度には、昨年度に引き続き、東日本大震災に関するディスクロジャー行動とその影響をアーカイブとして残すことを目的に、実証的なアプローチによって、東日本大震災のディスクロージャー、東日本大震災が資本市場に及ぼした影響、および東日本大震災が会計行動とガバナンスに及ぼす影響を調査し、取り纏めを行った。東日本大震災のディスクロージャーに関しては、2011年の東京電力福島第1原子力発電所の原子力事故に関する情報開示、東京電力の適時開示の状況および株価形成を調査した。東日本大震災が資本市場に及ぼした影響に関しては、2011年3月11日の東日本大震災発生直後および発生後の株価形成を調査し、研究報告を実施した。また、巨大災害後には市場の不確実性が高くなると予想さるので、決算短信公表後の株価ドリフト(Post Earnings Annoucement Drift)の現象を検証した。東日本大震災が会計行動に及ぼす影響に関しては、業績予想情報の開示と非開示の選択問題を調査した。さらに、巨大災害が中小企業、特にファミリービジネスの経営や存続に及ぼす影響を明らかにするため、事業活動の持続性や配当政策を検証した。定性的アプローチと定量的なアプローチの両面から事実の検証を行った結果、得られた示唆の一つは、常に地震リスクに曝されているわが国では、災害とその復興に対して社会の構成員の合意を形成するために、信頼性と適時性の高いディスクロージャーが不可欠であるということである。東日本大震災直後の資本市場の株価形成および企業の開示行動に関しては、アーカイブをおおむね作成することができた。これまでの研究はおおむね順調に進捗しているので、研究計画に従い、今後の研究を推進する。現段階で計画遂行上の問題点はない

 

現在担当している科目

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他学部・他研究科等兼任情報

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