Updated on 2024/04/16

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TSUCHIYA, Akio
 
Affiliation
Faculty of Law, School of Law
Job title
Professor
Degree
文学修士 ( 早稲田大学 )

Research Experience

  • 2018.04
    -
    Now

    早稲田大学   法学学術院   教授

  • 2013.04
    -
    2018.03

    Waseda University   Faculty of Law

  • 2010.04
    -
    2013.03

    早稲田大学   法学学術院   専任講師

  • 2009.04
    -
    2010.03

    Waseda University

  • 2006.04
    -
     

    早稲田大学   文学研究科中国語・中国語文学専修   助手

Education Background

  •  
    -
    2008

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters   Chinese Language and Literature  

  •  
    -
    2006

    Peking University   Department of Chinese Language and Literature  

  •  
    -
    2003

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters   Chinese Literature  

Committee Memberships

  • 2019.04
    -
    2021.03

    日本中国学会  大会委員会委員

  • 2018.04
    -
    2019.03

    中唐文学会  大会幹事

  • 2013.04
    -
    2016.03

    早稲田大学中国文学会  監事

  • 2011.04
    -
     

    中国詩文研究会  編集委員会委員

Professional Memberships

  •  
     
     

    The Waseda University Law Association

  •  
     
     

    日本漢詩文学会

  •  
     
     

    早稲田大学総合研究機構 中国古籍文化研究所

  •  
     
     

    The Chinese Classical Literary Society

  •  
     
     

    The Waseda University Society of Chinese Literature

  •  
     
     

    中唐文学会

  •  
     
     

    中国劉禹錫研究会

  •  
     
     

    The Chinese Tang dynasty Literature Association

  •  
     
     

    The Chinese Linguistic Society of Japan

  •  
     
     

    The Sinological Society of Japan

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Research Areas

  • Chinese literature / Foreign language education   中国語 / Literature in general

Research Interests

  • 中国文学

  • 中国詩文

  • 中国古典文学

  • 中国古典文学理論

  • 中国古典詩歌

  • 中唐文学

  • 杜甫

  • 韋応物

  • 白居易

  • 劉禹錫

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Papers

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Books and Other Publications

  • 中国詩跡事典 漢詩の歌枕

    植木久行

    研文出版  2015.03 ISBN: 9784876363933

  • 総合現代中国語—会話と閲読

    土谷彰男, 共著

    中国詩文研究会・東方書店  2012.04 ISBN: 9784990237608

  • 書いて覚える中国語—文法ドリル初級編

    楊達, 土谷彰男, 共著

    早稲田大学  2005.04 ISBN: 9784887522879

Presentations

  • 淺分中唐江州的政治社會情況對於韋應物詩歌意象的影響:從墓誌與詩歌研究談起

    土谷彰男

    東亞漢籍整理與研究(復旦大學) 

    Presentation date: 2023.12

    Event date:
    2023.12
     
     
  • 白居易の諷諭詩について――中唐士大夫官僚における選良意識の展開を通じて

    土谷彰男

    日本漢詩文学会第十三回例会  (共立女子大学)  日本漢詩文学会

    Presentation date: 2019.03

  • 中国国家図書館所蔵『韋蘇州集』善本について

    土谷彰男

    慶應義塾大学附属研究所斯道文庫・日台共同研究・公開国際シンポジウム「文献学」  慶應義塾大学附属研究所斯道文庫

    Presentation date: 2007.06

  • 徳宗・貞元期の文学における『中央と周辺』の意味 ――『江南詩人』の観点と貞元文学の位置についての考察

    土谷彰男

    日本中国学会 第58回大会研究発表  日本中国学会

    Presentation date: 2006.10

  • 關於皎然『詩式』與大暦貞元文學的劃分 ――以中唐蘇州文壇為中心

    土谷彰男

    中国唐代文学学会第十三屆年會暨唐代文學國際學術研討會  中國唐代文学学会 ・首都師範大學文學院・首都師範大學中國詩歌研究中心

    Presentation date: 2006.08

    Event date:
    2006.08
     
     
  • 徳宗期の文学――中唐文学における『中央と周辺』の観点をめぐって

    土谷彰男

    早稲田大学 中国文学会 第31回春季大会  早稲田大学 中国文学会

    Presentation date: 2006.06

  • 白居易評『警策』考――韋應物『兵衛森畫戟,燕寢凝清香』句與白居易的影響關係

    土谷彰男

    2005'白居易詩歌國際研討會  洛陽龍門石窟研究院 ・洛陽市党委員会

    Presentation date: 2005.10

  • 關於在中唐初期形成的蘇州文壇――文學理論的展開與五言古體詩歌的關係

    土谷彰男

    第五屆「『文學遺產』論壇」暨編委會擴大會議  中國社會科學院

    Presentation date: 2005.10

  • 中国語教育におけるオンデマンドシステムと言語テスト(予講集)

    楊達, 土谷彰男

    2004PCカンファレンスコンピュータ/ネットワーク利用による異文化環境と外国語教育分科会  (神戸大学)  CIEC・コンピュータ利用教育協議会

    Presentation date: 2004.08

  • 蘇州文壇の形成についての一考察

    土谷彰男

    早稲田大学21世紀COEプログラム・アジア地域文化エンハンシング研究センター 第13回定例研究会  早稲田大学21世紀COEプログラム・アジア地域文化エンハンシング研究センター

    Presentation date: 2004.06

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Research Projects

  • 新出韋応物墓誌に基づく中唐詩人韋応物の考察と唐代詞臣の文学に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    Project Year :

    2022.04
    -
    2025.03
     

    土谷 彰男

 

Syllabus

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Social Activities

  • GEC手話科目開講記念シンポジウム 「日本手話を学ぼうー日本にある『もう一つの言語』の習得を目指して!」

    早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 

    2019.12
    -
     

     View Summary

    【関連リンク】
    https://www.waseda.jp/inst/gec/news/2019/11/20/8122/

Academic Activities

  • 第74回日本中国学会大会

    Competition, symposium, etc.

    2022.10
     
     
  • 2018年度中唐文学会大会幹事

    2018.04
    -
    2019.03
  • "中國劉禹錫研究会"落戸連州

    中國劉禹錫研究会  

    2015.11
     
     

Overseas Activities

  • 中国古典文学研究 とりわけ中唐文学に関する研究

    2020.04
    -
    2021.03

    中国   北京大学

Internal Special Research Projects

  • 中唐徳宗朝における文学の形成と動向に関する研究

    2023  

     View Summary

    中唐文学の展開を考察するにあたって、蒋寅氏は「貞元八年」がひとつの画期をなすと唱えた(1994・1995・2004年)。これは、大暦時代の終焉と貞元時代の開始なすものであり、中唐文学を前後期と分けるものであるとされる。本研究においてはこのうち前者について、すなわち、権徳輿が台閣文学の中心にあったことについて、蒋寅氏が取り上げる権徳輿「韋賓客宅宴集詩序」(貞元二十年の作)に対してこれを詳細に分析し、そこに登場する韋夏卿󠄁などの人物を取り上げ「礼官之籍(勲籍)」とも言われた、この当時の文儒の実態を考察した。これとはほかに、大暦十才子について、このうち盧綸は晩年その詩が徳宗の意にかなうものであって(貞元年間後期)、その子・盧簡辞の伝には文宗の盧綸詩愛好が述べられており、これらは、晩唐の姚合『極玄集』に続く流れにあると見られるが、その際、権徳輿を領袖とする台閣文学の一翼を担い、盧綸を甥に持ち徳宗との仲介を果たした韋渠牟に着目しこれの分析を通じて、貞元年間以降における大暦十才子や大暦文学の受容と展開の考察を試みた。なお、本研究の成果はこれに係る論稿が『人文論集』(法学会紀要)に掲載される予定である。

  • 中唐徳宗朝における文学の形成と動向に関する研究

    2021  

     View Summary

    本研究課題においては、貞元4年(788)に徳宗の重陽賜宴において韋応物がこれに預かったことに着目し、貞元初期の前後における実態を解明すべく、これを礼制儀典の復旧及び文壇の構成人物の観点から考察検討を行なった。その結果、礼制儀典の復旧については、当時は「文経」(詩文経学)の世が求められるなか、貞元四年は廟楽の整備並びに三節会の設置を通じて「大唐開元礼」の復旧が目指され、また饗宴を通じて玄宗御世の再興が図られ、このうち廟楽の整備では、武成王廟のありかたをめぐって李紓・包佶・于邵の動向を解明し、また陸淳(陸質)の議論の分析を通じて、当時は太宗・貞観及び玄宗・開元の唐朝最盛の重層のうえに成り立つことを示そうとしていたことを明らかにした。また、文壇の構成人物については、重陽賜宴の参与者である李紓(並びに盟主として李紓と並ぶ包佶)及び于邵、並びに鮑防及び劉太真の役割や意義などをそれぞれ分析し、このうち劉太真については蘇州刺史の韋応物の郡斎宴の詩に応じた際、その作に正統典雅を認め、韋応物の作に当今の御世をことほぐ頌声の文学の復活を見出したことにおいて、貞元四年の重陽賜宴のありかたが影響していることを明らかにした。本研究課題は今後、文学史における貞元と元和の接続を検討するうえで関鍵となる、「貞元八年」命題(蒋寅)の究明、「在鎬之義」の検討、またこれ以降の周辺文学と台閣文学との具体的な関係性の分析が引き続き求められよう。

  • 中唐における文学活動の地域性と文学理論の展開に関する研究

    2007  

     View Summary

    報告者は、先に「中唐期における文学活動の地域性と文学理論の展開についての考察」を行い、そのなかで、中唐初期における韋応物を中心とした蘇州文壇について、この文壇が中央朝廷と対峙することによって形成されたその具体相を示した。本研究においては、その成果を踏まえたうえで、この文壇の後世への影響について、とくに、これまで作家研究において韋応物との関連が指摘されてきた白居易に関して、彼の評価を手がかりとしてこの文壇が如何なる影響を及ぼしていたのかを考察した。その結果、蘇州文壇の形成によって韋応物の文学が「雅韻」の評価のもと、この時期の蘇州の士大夫文学の規範として受容されていたこと、これは白居易ばかりでなく劉禹錫にも同様の影響が確認できることを指摘した。そもそも徳宗朝廷の規範的な文学に対峙するものとして蘇州文壇の形成をみたのではあるが、この文壇の文学が後世においては規範的なるものへと転回したことは、この時代の文学を観察することにおいて、有意の成果を得たと考える。

  • 中唐期における文学活動の地域性と文学理論の展開についての考察

    2006  

     View Summary

    報告者は先に本考察に関わる基礎的研究として「中唐初期における蘇州文壇形成についての一考察」と題する論文を執筆し、蘇州文壇における中唐詩人韋応物の役割とその文壇の文学理論を考察した。本考察ではそれにもとづき中央朝廷と対峙する形によって蘇州文壇が形成されたその具体相を明らかにし、また文壇の構成員たる皎然、顧況、劉太真について個別的に考察を行った。その結果は次の通りである。(1)唱和応酬の場における徳宗朝廷と地方との創作の状況に沿って蘇州文壇が独自の文学観のもとに創作活動を繰り広げていたこと、(2)皎然「詩式」に見られる詩歌観は蘇州文壇のそれと軌を一にし貞元期の江南詩人の活動を浮き彫りにさせ、これにより従来その区別が曖昧であった大暦と貞元の文学の差異を明らかにしうるものであること、(3)復古に価値を置き儒家的観念を文学の中心に置いていた顧況はもう一方に存在する南朝文学という文学観念との相克を乗越える視点を獲得したため多面的な創作活動を行いえたこと、(4)朝廷文壇の領袖のひとりであった劉太真も載道主義から蘇州文壇における南朝文学への発見と至る過程において顧況と同じような経路を歩んでいた可能性があることこれらの結果は、蘇州文壇の形成と皎然については、「早稲田大学中国会第31回春季大会研究発表」(6月17日於早稲田大学文学部)、および「第13回中国唐代文学会国際大会」(8月26日於中国北京・首都師範大学)において発表を行ったものである。また江南詩人における大暦・貞元の文学の画期については、「日本中国学会第58回大会研究発表」(10月8日於大東文化大学)において発表を行ったものである。また、顧況・劉太真については、「中唐蘇州文壇の理論形成における顧況の文学とその文学観について」を執筆したものである。報告者はまた、蘇州文壇の領袖である韋応物の文学に関して、彼の文学活動の初期段階における多様性に着目し、韋応物の文学活動の一端を明らかにした。その成果は、「韋応物『驪山行』詩考」にまとめた。これら一連の研究は、作家論的観点から韋応物その人の文学、あるいはそれを取り囲む詩人群の文学を解明するのに資するのみならず、文学理論的観点から唐詩における唐代中期の文学潮流の変化について一定の理解を示しえたという点において成果を残したと考える。