2024/04/24 更新

写真a

ムラカミ キミコ
村上 公子
所属
人間科学学術院
職名
名誉教授
学位
文学修士 ( 東京大学 )
(BLANK)
修士(文学) ( 東京大学 )

経歴

  • 1999年
    -
    2000年

    富山国際大学 教授

  • 1991年
    -
    1999年

    富山国際大学 助教授

  • 1986年
    -
    1990年

    上智大学 非常勤講師

  • 1987年
    -
     

    国際基督教大学 非常勤講師

  • 1980年
    -
    1986年

    千葉大学 非常勤講師

学歴

  •  
    -
    1980年

    東京大学   人文科学研究科   独語独文学  

  •  
    -
    1975年

    上智大学   外国語学部   ドイツ語  

所属学協会

  •  
     
     

    ドイツ現代史研究会

  •  
     
     

    日本独文学会

  •  
     
     

    現代史研究会

  •  
     
     

    日本ドイツ学会

研究分野

  • 史学一般

研究キーワード

  • ドイツ現代史,独語・独文学、独語・独文学、ドイツ地域社会文化論、ドイツ現代史(抵抗運動を中心とする)、ジェンダー論

 

論文

  • Einige "romantische" Anmerkungen zu den Flugblättern der "Weißen Rose"

    Murakami, Kimiko

    Vielheit und Einheit der Germanistik weltweit   7   217 - 223  2012年

  • 「白バラ」展アンケート報告

    加藤陽子, 村上公子

    人間科学研究   22 ( 2 ) 111 - 121  2009年09月

    CiNii

  • 抵抗のアンビヴァレンス ー 日独政治文化比較試行の一切片として ー

    村上公子

    「環境」人間科学 現代人間科学講座   2   204 - 215  2008年09月

  • 白バラの「美しさ」

    山下公子

    ニュースダイジェスト   Nr.702   11 - 11  2008年02月

  • "Weiße Rose" in Japan

    Murakami, Kimiko

    Gegen Vergessen Für Demokratie   Nr.50   32 - 33  2006年11月

  • Die Geschichte vom Prinzen Genji

    Murakami, Kimiko

    "Grosse Werke der Literatur" (hrsg. von H. V. Geppert) Tübingen ; Basel  

  • Japanische Frauenliteraur-Drei Beispiele aus dem 10. und 11. Jharhundert

    Murakami, Kimiko

    Jahrbuch der Universität Augsburg 1992  

  • Erika Mann - die treue Tochter Thomas Manns?

    Murakami, Kimiko

    Kritische Revisionen. Gender und Mythos im literarischen Diskurs. Beitrige der Tateshina-Symposien 1996 und 1997  

  • Bleibt Deutschland weiterhin Japans Modell?

    Murakami, Kimiko

    Uni-Press  

  • Niederlage und Demokratiegründung -Zur Bedeutung des Jahres 1945 in der neueren Geschichte Japans.

    Murakami, Kimiko

    Jahrbuch der Hochschule fuer die internationale Studien Toyama  

  • 'Kamikaze-ein Missverständnis. Zu Kriegsbriefen gefallener japanischer Studenten' in "Uni-Press"(hrsg.vom Presseamt Universit醇Bt Augsburg), 2&3/99, Augsburg,

    Murakami, Kimiko

    Uni-Press, Presseamt universität Augsburg  

  • Medien und Rhetorik. Grenzgänge der Literaturwissenschaft

    Murakami, Kimiko

    indicium, München  

  • Erika Mann im amerikanischen Exil.

    Murakami, Kimiko

    Waseda Studies in Human Sciences  

  • ドイツ語の二人称代名詞

    村上公子

    詩・言語  

  • 「ある若者たちの生と死 -ミュンヒェン白バラの記録から-」

    山下公子

    『現代の理論』  

  • オットラのために (山下公子名義)

    ペーター・ヘルトリング

    『へるめす』岩波書店  

  • 暗号名「抒情詩」

    山下公子

    『諸君』文藝春秋社  

  • 亡命者と進歩的知識人

    山下公子

    『諸君』文藝春秋社   161

  • ヘルマン・カント VS ライナー・クンツェ

    村上公子

    『ドイツ研究』日本ドイツ学会  

  • Wiederstand?

    村上公子

    『ドイツ研究』 ドイツ学会  

  • 「白バラ」逮捕五十周年を記念して

    村上公子

    富山国際大学紀要  

  • ヒトラー暗殺未遂事件 -反ナチ抵抗運動と今日のドイツ

    山下公子

    『季刊戦争責任研究』日本の戦争責任資料センター  

  • 女性文学から女性による文学へ -七〇年代から八〇年代にかけてのドイツ女性文学の流れ-

    村上公子

    富山国際大学紀要  

  • ドイツ連邦共和国における環境意識の変遷 -緑の党/die Grunenを中心に-

    村上公子

    『国民生活研究』国民生活センター  

  • カルラ・マンの虚像と実像

    村上公子

    富山国際大学紀要  

  • 母と娘のアウシュヴィッツ

    山下公子

    『群像』 講談社  

  • 二つの戦後、二つの自虐? -「東京裁判史観」批判の動きと国防軍展-

    村上公子

    『ドイツ研究』 日本ドイツ学会  

  • 「アメリカのエーリカ・マン」

    村上公子

    『マン家族史と物語芸術 平成9-11年度科学研究費補助金・基盤研究(c)(1)報告書』  

  • 「キリスト教国家か世俗国家か-現代ドイツ社会における宗教問題を考える-」

    村上公子

    『富山国際大学紀要』  

  • 「第三帝国下の女性たち」

    山下公子

    『女性・戦争・人権』  

  • 二人のミュンヒェンっ子 - テレーゼ・ギーゼとエーリカ・マン

    村上公子

    20世紀ドイツ文学をめぐるジェンダー論的考察  

  • Erika Mann im amerikanischen Exil

    Murakami, Kimiko

    人間科学研究  

  • 過去の克服と外圧 - ある比較の試み

    村上公子

    人間科学研究  

▼全件表示

書籍等出版物

  • 知られざるアインシュタイン(翻訳)

    フリードリヒ・ヘルネック

    紀伊國屋書店 

  • 自由人のための知(翻訳)

    P.K.ファイヤーアーベント

    新曜社 

  • 魂の殺人 (山下公子名義)

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • パワーズオブテン(翻訳)

    フィリップおよびフィリス・モリソン, チャールズおよびレイ, イームズ事務所共編著

    日経サイエンス 

  • 野生への旅 (山下公子名義)

    ジーン・リードロフ

    新曜社 

  • 白バラの声 (山下公子名義)

    ハンス・ショル, ゾフィー・ショル

    新曜社 

  • 禁じられた知 (山下公子名義)

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • 言語と国家 (山下公子名義)

    フロリアン・クルマス

    岩波書店 

  • フロイトとその父 (山下公子名義)

    マリアンネ・クリュル

    思索社 

  • ミュンヒェンの白いばら

    山下公子

    筑摩書房 

  • 文学にとって神とは何か (山下公子名義)

    ヴァルター・イェンス, ハンス・キュング編

    新曜社 

  • 過去を抹殺する社会 (山下公子名義)

    マルガレーテ・ミッチャーリヒ

    新曜社 

  • ライナー・クンツェ - 人と作品

    ハインツ・ハム, 山下公子, 編

    思潮社 

  • 灰色のバスがやってきた(翻訳)

    フランツ・ルツィウス

    草思社 

  • ユダヤの星を背負いて (山下公子名義)

    コルデリア・エドヴァルドソン

    福武書店 

  • エスの本 (山下公子名義)

    ゲオルク・グロデック

    誠信書房 

  • 暗号名≪抒情詩≫

    ライナー・クンツェ

    草思社 (山下公子名義) 

  • 心の傷は必ず癒える (山下公子名義)

    J・コンラート・シュテットバッハー

    新曜社 

  • 沈黙の壁を打ち砕く (山下公子名義)

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • ライナー・クンツェ - あるドイツの詩人の物語

    山下公子

    『戦後ドイツの光と影 文学・政治・教会』富坂キリスト教センター編 新教出版社 

  • 新版・才能ある子のドラマ (山下公子名義)

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • トーマス・マンと魔術師たち (山下公子名義)

    マリアンネ・クリュル

    新曜社 

  • 「抵抗」

    山下公子

    『ヒトラー・ハンドブック』別冊歴史読本 新人物往来社 

  • 『ヒトラー暗殺計画と抵抗運動』

    山下公子

    講談社 

  • 女性の視点による キリスト教神学事典 (山下公子名義)

    エリーザベト・ゴスマン他編著

    日本基督教団出版局 

  • Kritische Revisionen. Gender und Mythos im literarischen Diskurs.

    Murakami, Kimiko

    iudicium, Muenchen 

  • 『ヒトラーの野望』

    山下公子

    世界文化社 

  • 『現代ドイツ情報ハンドブック<+オーストリア・スイス>』

    山下公子

    三修社 

  • 『子ども時代の扉をひらく』 山下公子 名義

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • Undine geht nach Japan

    Murakami, Kimiko

    trafo Verlag, Berlin 

  • 『ドイツ女性の歩み』

    河合節子, 野口薫, 山下公子

    三修社 

  • 『まだまだまともな日本』山下公子 名義

    フロリアン・クルマス

    文藝春秋 

  • Medien und Rhetorik. Grenzgaenge der Literaturwissenschaft.

    iudicium, Muenchen 

  • 女と男のことば

    山内兄人

    『女と男の人間科学』 コロナ社 

  • 『真実をとく鍵 作品がうつしだす幼児体験』 山下公子 名義

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • 『闇からの目覚め 虐待の連鎖を断つ』 山下公子 名義

    アリス・ミラー

    新曜社 

  • 『彼ら抜きでいられるか二十世紀ドイツ・ユダヤ精神史の肖像』 山下公子 名義

    ハンス・ユルゲン・シュルツ編

    新曜社 

  • リリ・ヤーンの手紙

    マルティン・デリー

    シュプリンガー・フェアラーク東京 

▼全件表示

Works(作品等)

  • 白バラ ー ヒトラーに抵抗した学生たち

    2005年05月
    -
    2006年05月

講演・口頭発表等

  • ドイツと日本における「過去の克服」の差異

    ベルリン独日協会  

    発表年月: 2008年08月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 20世紀ドイツ文学をめぐるジェンダー論的考察

    科学研究費助成事業(フェリス女学院大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    1998年
    -
    1999年
     

    松永 美穂, 村上 公子, 広沢 絵里子, 大貫 敦子, KOWALLIK Jutta, 谷川 道子, KOWALLIK Jut

     概要を見る

    1998〜1999年はドイツ文学におけるジェンダー研究に関してさまざまな進展の見られた年であった。ドイツで発行されているPeter Lang社の"Zeitschrift fur Germanistik"が1999年1月号でジェンダー特集を組んだほか、1999年8月に福岡で開かれたアジア・ゲルマニスト会議でもジェンダー・セクションが設けられ、フンボルト大学ジェンダー・コースの設立者の一人でもあるインゲ・シュテファン教授が招かれて、活発な議論がたたかわされた。本科研研究メンバーのうち3人がアジア・ゲルマニスト会議に参加したほか、1999年2月と2000年2月に学習院大学大貫敦子教授の立案のもと関西ケーテ・インスティテュート、日本ドイツ学会のタイアップにより開催されたジェンダーに関する国際シンポジウムにも参加。特に韓国のゲルマニストたちとの交流を深めつつ、ドイツ研究という枠組みにおける学際的ジェンダー研究の可能性を探った。その他、科研プロジェクトの活動として、1998年7月に打ち合わせ会、1999年3月と12月に研究発表会、1999年2月と11月に外部から講師(ジャクリーヌ・ベルント氏とマルレーネ・シュトレールヴィツ氏)を招いての講演会を行った。

  • 20世紀ドイツ文学をめぐるジェンダー論的考察

    研究期間:

    1998年
    -
    1999年
     

  • マン家の家族史と物語芸術

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1997年
    -
    1999年
     

    三浦 淳, 三浦 國泰, 村上 公子, 恒川 隆男, 森川 俊夫, 杉村 涼子, 三浦 淳

     概要を見る

    3年間に及ぶ「マン家の家族史と物語芸術」の研究の結果、我々が到達した知見は、マン家の人々の活動に関わる多様性である。とりわけ、日常生活、政治、社会問題、そして芸術思潮が複雑に絡み合って、マン家の人々の創作や行動を規定している様を見るなら、このテーマは今後さらに多方面から追究され続けなければならないであろう。個別的に書くなら、1)トーマス・マンの三女エリーザベトに対する愛情が、彼の作品や日常の行動に及ぼす影響力の深さは、芸術性が芸術家の基板をなす家族と無縁ではあり得ないことを証明している。2)トーマス・マンの長女エーリカのアメリカでの反ナチ活動は、それがアメリカを反ファシズムに導くという目的意識を持っている限り、事実を正確に伝えると言うよりは、一種のプロパガンダに近づかざるを得ないのであり、そこに父の芸術性と一線を画する彼女の独自性、もしくは限界があった。3)父トーマスは日記を執拗に書き続けている。彼の政治的状況判断は子供たちの世代に比して性格とは言えなかったが、毎日の出来事を書き記すことによって、彼は政治世界とは別の深い日常性を保持し続けたのではないか。4)トーマスの兄ハインリヒの初期作品に見られる絵画性、同時代の印象派との類似性が明らかにされたが、これにより、当時ヨーロッパの家庭に浸透しつつあった絵画の様式が物語芸術と関連を持つという点で、物語の基盤にある家族や家庭内での芸術享受に新たな光が当てられたと言えよう

  • 西欧文化移入による東アジアの近代化プロセスにおける文化的差異形成の特性

    科学研究費助成事業(学習院大学)  科学研究費助成事業(国際学術研究)

    研究期間:

    1997年
    -
    1999年
     

    大貫 敦子, 松永 美穂, 藤田 恭子, 村上 公子, 中井 章子, 田辺 玲子, 崔 明淑, インゲ シュテファン

     概要を見る

    今プロジェクトは、文化的差異は実体的でもまた静的でもなく、想像の次元でのみ感知されるものであるという前提から出発し、文化的差異意識の発生を以下の3つの次元で明確にすることができた。
    1)自発的動機に基づく異文化接触(啓蒙期の世界航海、および19世紀末における脱ヨーロッパ願望に基づくアジア旅行に見られる異文化経験)
    2)移民・占領などによる強制的な異文化接触(ナチス期における亡命者、日本植民地下の東アジア)
    3)一文化内における異文化体験(階層、出身地、ジェンダー差異による文化的差異意識)。
    しかも、それぞれ3つの次元において、ジェンダー・イメージの共通性が次の点で見られることが分析から明らかになった
    (1)自発的動機に基づく異文化体験の場合、他者性は女性性のジェンダー・イメージに置き換えらえることが多い。
    (2)強制的な異文化体験の場合、支配者側は被支配者文化に女性性のジェンダー付与を行う。しかし被支配者側には支配者文化に同化されない別様の対抗的文化的差異意識が形成される。
    (3)特定の文化内における異文化体験においては、その都度の政治的ヘゲモニーによって、ジェンダー・イメージは可変的である。異文化接触は、旧来の性的役割分担を流動化する場合と、逆に伝統の再活性化による固定化という二つの逆方向の反応を引き起こす。
    以上の分析結果から、文化的差異意識は多層的・多元的な文化的ヘゲモニーと関連しかつジェンダーイメージによって定着をみること、またそれゆえに文化的差異というものが地域や国家領域といった恒常的係数によって規定しえないことが明らかにされた。

  • マン家の家族史と物語芸術

    研究期間:

    1997年
    -
    1999年
     

  • 西欧文化移入による東アジアの近代化プロセスにおける文化的差異形成の特性 : ジェンダー・スタディーズの観点による文化比較方法論の開発

    研究期間:

    1997年
    -
    1999年
     

▼全件表示

 

特別研究期間制度(学内資金)

  • ナチ・ドイツ期の反体制学生グループ「白バラ」を可能にしたもの

    2008年03月
    -
    2009年03月

    ドイツ   連邦軍大学 他

特定課題制度(学内資金)

  • 亡命者の帰属意識―エーリカ・マンとその家族を中心に

    2001年  

     概要を見る

    ナチ・ドイツ亡命知識人のアイデンティティの変化の観察サンプルとして、エーリカ・マンが1938年英語で発表した最初の著書"School for Barbarians"の全テキストをスキャナーのOCRで取り込み、テキスト中で一人称複数の代名詞が示す対象を分析。この著書では、著者を含めた総称の一人称複数の代名詞は「ドイツ人」とりわけ「亡命ドイツ人」を示すために用いられる例が多いことが分かった。今後、これ以降のテキストにおいて 一人称複数の代名詞が示す対象を分析し、そこに変化が見られるかを確認する必要がある。