Updated on 2022/05/18

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TAKAMATSU, Hisao
 
Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Humanities and Social Sciences
Job title
Professor

Concurrent Post

  • Faculty of Letters, Arts and Sciences   Graduate School of Letters, Arts and Sciences

  • Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences   Graduate School of Education

  • Affiliated organization   Global Education Center

Education

  •  
    -
    1994

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters  

  •  
    -
    1994

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters  

  •  
    -
    1989

    Waseda University   Faculty of Literature  

Degree

  • 早稲田大学   博士(文学)

  • 修士(文学)

  • (BLANK)

Professional Memberships

  •  
     
     

    万葉学会

  •  
     
     

    和漢比較文学会

  •  
     
     

    和歌文学会

  •  
     
     

    上代文学会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

 

Research Areas

  • Japanese literature

Research Interests

  • 国文学、日本文学、和歌、万葉集、和漢比較、日本古代の文筆活動、落語を中心とした寄席演芸

  • 国文学、日本文学、和歌、万葉集、和漢比較、日本古代の文筆活動

Papers

  • 『続日本後紀』承和九年三月辛丑条所載「渤海王(大彜震)啓」

    高松寿夫

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 15 ) 92 - 99  2022.03

  • 下毛野虫麻呂「秋日於長王宅宴新羅客詩序」について

    高松寿夫

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 15 ) 40 - 51  2022.03

  • 《日本书纪》中的”孝”―有关”孝”的历史叙述

    高松寿夫

    隽雪艳・黑田彰 主编『孝文化 在东亚的伝承和发展』(上海辽东出版社)     145 - 159  2021.12  [Invited]

  • コラム 「作者」はいつ成立するか―日本上代の事例から―

    高松寿夫

    Edoardo GERLINI・河野貴美子 編『古典は遺産か?』(勉誠出版)     104 - 108  2021.10  [Invited]

  • 近代における万葉集の注釈

    高松寿夫

    上野誠・鉄野昌弘・村田右富実 編『万葉集の基礎知識』(角川選書)     224 - 232  2021.04  [Invited]

  • 大伴家持の「江南美女詠」

    国語と国文学   97 ( 12 ) 3 - 16  2020.12

  • 「養老改元詔」の語彙

    日本文学研究ジャーナル   ( 14 ) 21 - 31  2020.06

  • The Ancient Japanese Border Consciousness and Discovery of Nature

    Translated by Jin Huiqing

    JOURNAL OF JAPANESE LANGUAGE STUDY AND RESEARCH   ( 206 ) 1 - 9  2020.02  [Invited]

  • 日本の律令官人たちは自然を発見したか

    アジア遊学240・六朝文化と日本 謝霊運という視座から     67 - 79  2019.11

  • The Yoro Period and the Inperial Edict for the Change of an Era Name

    Japanese Literature   68 ( 5 ) 2 - 11  2019.05  [Invited]

  • "You have always dispised this tainted earth" : Buddhist Discourse in the Poetry of Yamanoue no Okura

    Early Japanese Literature   ( 122 ) 15 - 29  2019.04  [Invited]

  • 延暦十七年十二月二十七日「渤海王(嵩璘)啓」(『類聚国史』巻一九三)

      ( 12 ) 70 - 86  2019.03

  • 『日本書紀』「推古天皇紀」に見える外交文書

    阿部泰郎・吉原浩人編『南岳衡山と聖徳太子信仰』(勉誠出版)     65 - 80  2018.06

  • 『続日本紀』に関わる二つの上表文から編纂者の文筆をうかがう

    古代文学と隣接諸学   10   163 - 189  2018.04

  • 懐風藻注釈稿・采女比良夫「春日侍宴応詔」(四二)

    高松寿夫

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 11 ) 76 - 84  2018.03

  • 懐風藻詩の表現から文化の共有圏をうかがう―二つの「春日応詔」詩を例に―

    高松寿夫

    古代文学と隣接諸学2 古代の文化圏とネットワーク     492 - 521  2017.10

  • 正岡容の木村荘八宛書簡(一)

    高松寿夫

    諸芸懇話会会報   ( 340 ) 2 - 4  2017.03

  • 渤海使関係文筆資料注釈稿・『続日本紀』神亀五年正月甲寅条所載「渤海王(武藝)啓」

    高松寿夫

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 10 ) 55 - 68  2017.03

  • 『日本書紀』の「孝」―「孝」をめぐる歴史叙述―

    高松寿夫

      ( 181 ) 1 - 10  2017.03  [Refereed]

  • 唐僧恵雲の生物学講義・拾遺

    高松寿夫

    古代研究   ( 50 ) 56 - 61  2017.02

  • 唐僧恵雲の生物学講義―『妙法蓮華経釈文』所引「恵雲云」の言説

    衝突と融合の東アジア     34 - 45  2016.08

  • 山部赤人の作品と『万葉集』巻三・巻六の性格

    文学   16 ( 3 ) 64 - 79  2015.05

  • 菅原道真「重依行字、和裴大使被詶之什」(『菅家文草』巻二 105)

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 8 ) 63 - 70  2015.03

  • 山上憶良の語彙をめぐる諸問題—「沈痾自哀文」を中心に—

    美夫君志   ( 90 ) 14 - 26  2015.03

  • 万葉歌人の漢詩—安倍広庭「春日侍宴」をめぐって—

    国学院雑誌   116 ( 1 ) 144 - 158  2015.01

  • 熊谷幸吉というひと

    第84回 わせだ寄席 プログラム    2014.12

  • 『懐風藻』序文にみる唐太宗期文筆の受容

    万葉   ( 218 ) 21 - 34  2014.12

  • 山上憶良「沈痾自哀文」と仏教語彙

    万葉集研究   35   129 - 175  2014.10

  • 学界時評 上代

    アナホリッシュ国文学   ( 7 ) 132 - 133  2014.08

  • 大江朝綱「奉和裴使主到松原後、読予鴻臚南門臨別口号、追見答和之什 [次韻]」(『扶桑集』巻七 67)

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 7 ) 51 - 58  2014.03

  • 赤人、憶良と家持

    高岡市万葉歴史館叢書   ( 26 ) 117 - 138  2014.03

  • 大友皇子「述懐」詩読解

    早稲田大学大学院文学研究科紀要 第3分冊   ( 59 ) 3 - 14  2014.02

  • 三遊亭円朝と徳川慶喜

    円朝全集 第7巻 月報7     1 - 3  2014.01

  • 学界時評・上代

    アナホリッシュ国文学   ( 5 ) 208 - 209  2013.12

  • 雑感—本日出演の方々に寄せながら

    第83回 わせだ寄席 プログラム    2013.11

  • 学界時評・上代

    アナホリッシュ国文学   ( 3 ) 204 - 205  2013.06

  • 大宝二年度遣唐使が日本の文筆にもたらしたもの

    河野貴美子・Wiebke DENECKE編『日本における「文」と「ブンガク」』     82 - 92  2013.03

  • 明日香皇女挽歌—明日香川のほとりで亡き皇女を哀悼する—

    明日香風   125   20 - 23  2013.01

  • 学界時評・上代

    アナホリッシュ国文学   ( 1 ) 162 - 163  2012.12

  • 早稲田の蔵書から(4) 明治初期の新聞と三遊亭円朝

    第82回 わせだ寄席 プログラム    2012.11

  • 八世紀初頭の日本の文筆にみる『五経正義』の受容

    東アジアの漢籍遺産 奈良を中心として     153 - 168  2012.06

  • 和歌の機能—草創期から確立期まで

    世界へひらく和歌 言語 共同体 ジェンダー     81 - 90  2012.05

  • Establishment of the Functions of Waka

    Waka Opening Up to the World Language,Community,and Gender     278 - 288  2012.05

  • 資料紹介・「筆法雛形」

    諸芸懇話会会報   320   2 - 3  2012.05

  • 平安時代前期の『唐太宗実録』受容に関する覚書

    平安朝文学研究   20   90 - 92  2012.03

  • 「遷都平城詔」注解—元明朝文筆の解明への手がかりとして—

    比較文学年誌   48   59 - 78  2012.03

  • 「遷都平城詔」と「隋高祖建都詔」との類似を最初に指摘したのは誰か—近世の『続日本紀』研究一斑—

    東アジア世界と中国文化 文学・思想にみる伝播と再創—     35 - 50  2012.01

  • 石見の人麻呂—『万葉集』巻二の中でどう読むか—

    国文学研究   165   1 - 11  2011.10

  • 「元明譲位詔」注解—元明朝文筆の解明への手がかりとして—

    万葉集研究   32   227 - 268  2011.10

  • ヤマトタケル関係歌謡研究史・大御葬歌・独立歌謡論

      ( 44 ) 53 - 55  2011.02

  • 元明朝文筆の初唐文献受容—「元明譲位詔」と和銅四年九月二日詔を中心に—

    古代文学の創造と継承     282 - 295  2011.01

  • 元明朝の文筆—『続日本紀』掲載「元明譲位詔」を中心に—

    国語と国文学   87 ( 11 ) 143 - 154  2010.11

  • 早稲田の蔵書から(二)桂文治は落語家で

    第80回 わせだ寄席 プログラム    2010.10

  • 漢詩の動作語の豊かさ

    勉誠通信   ( 23 ) 8 - 9  2010.07

  • 『菅家文草』元禄版本の本文の性格

    高松寿夫

    『日本古代文学と白居易 -王朝文学の生成と東アジア文化交流-』(勉誠出版)     324 - 346  2010.03

  • 『菅家文草』巻一の欠字について—現存諸本の祖本の体裁・本文校訂など—

    早稲田大学日本古典籍研究所年報   ( 3 ) 12 - 18  2010.03

  • 「新しき年の始めの初春の」 -『万葉集』の巻末歌-

    高松寿夫

    国文学 解釈と鑑賞   75-3   23 - 30  2010.02

  • 早稲田の蔵書から(一) 円朝の息子の筆跡

    高松寿夫

    第79回 わせだ寄席 プログラム    2009.12

  • 「円朝書簡」始末・続

    高松寿夫

    諸芸懇話会会報   ( 305 ) 4 - 5  2009.09

  • 柿本人麻呂「泣血哀慟歌」A群の語りの方法

    高松寿夫

    万葉集の今を考える     233 - 245  2009.07

  • 「円朝書簡」始末

    高松寿夫

    諸芸懇話会会報   ( 304 ) 2 - 4  2009.07

  • 「呼子鳥」とは何か

    NHK日めくり万葉集(講談社)   7   70 - 71  2009.06

  • 番付「四法柾」について

    高松寿夫

    諸芸懇話会会報   ( 303 ) 2 - 3  2009.05

  • 学界時評 上代

    国文学 解釈と教材の研究 (学灯社)   54 ( 6 ) 182 - 183  2009.04

  • 新出の円朝書簡について

    高松寿夫

    諸芸懇話会会報   ( 300 ) 1 - 2  2008.09

  • 平安以前の宮廷文学と東アジア—七世紀までの漢字漢文受容を中心に—

    『平安文学と隣接諸学5 王朝文学と東アジアの宮廷文学』(竹林舎)     10 - 33  2008.05

  • 〔資料紹介〕伝二条為明筆『拾遺和歌集』切

    早稲田大学日本古典籍研究所年報     3  2008.03

  • 〔資料紹介〕架蔵本『肥前国風土記』の性格—『肥前風土記纂註』所引「曼本」との性格を中心に—

    『古代研究』(早稲田古代研究会)   41   74 - 81  2008.02

  • 万葉歌の表現と漢詩の表現—特に身体的所作にかかわる表現をめぐって—

    『アジア遊学別冊 日本・中国 交流の諸相』(勉誠出版)     44 - 54  2006.03

  • 聖武天皇の行幸と和歌

    『道の万葉集』(笠間書院)     169 - 200  2006.03

  • 想像の景をうたう・補考—古今集歌人の場合を中心に

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   ( 51 ) 3 - 14  2006.02

  • 想像の景をうたう—後期万葉自然詠の一特色

    上代文学   ( 95 ) 48 - 60  2005.11

  • 高市黒人の旅の歌

    『高市黒人・山部赤人』(おうふう)     9 - 32  2005.09

  • 『万葉集』冒頭「雄略御製歌」の背景と性格

    日本古代文学と東アジア(勉誠出版)    2004.03

  • 山上憶良はなぜ秋の七草に藤袴を選んだか

    交錯する古代(勉誠出版)    2004.01

  • 由義宮歌垣の歌謡—「淵も瀬も」歌謡を中心に—

    萬葉/萬葉学会   182   1 - 10  2002.10

  • 朝川渡る

    明日香風/明日香保存財団   82  2002.04

  • 山部赤人の方法と時代状況

    国文学研究/早稲田大学国文学会   136   1 - 9  2002.03

  • 石川女郎・大伴田主「ミヤビヲ問答」をめぐって

    万葉集研究/塙書房     47 - 71  2001.12

  • 赤人の吉野讃歌

    セミナー 万葉の歌人と作品 7(和泉書院)     89 - 102  2001.09

  • 天下る織女

    アジア遊学/勉誠出版   27   49 - 59  2001.05

  • 車持千年の作品の性格

    古代研究(早稲田古代研究会)   34   51 - 59  2001.01

  • 上野理の万葉研究

    人麻呂の作歌活動/汲古書院     587 - 613  2000.03

  • 天智・天武朝の美景観賞-「降雪問答」から「春秋競憐判歌」におよぶ-

    古代文学の思想と表現(新典社)     292 - 306  2000

  • 久米歌研究文献目録

    古代研究/早稲田古代研究会   33  2000.01

  • 留京三首

    セミナー万葉の歌人と作品 第2巻     180 - 188  1999

  • 初期<相聞>-面臆断-久米褝師・石川郎女の相聞を中心に-

    古代研究   31   22 - 33  1998

  • <相聞>と<雑歌>-『万葉集』の分類意識にみる初期万葉の状況・試論-

    国文学研究   124   1 - 11  1998

  • 推古・舒明朝の宮廷儀礼歌-「馬子上寿歌謡」と「舒明国見歌」をめぐって-

    国文学研究   121   12 - 21  1997

  • 神亀五年「難波四首」の構想-九五二歌の解釈を軸として-

    古代研究/早稲田古代研究会   30  1997.01

  • 山部赤人「敏馬浦作歌」をめぐって

    古代研究   29   1 - 9  1996

  • 『懐風藻』にみる上代美景意識の形成状況-和歌との関係にも触れながら-

    和漢比較文学   15   1 - 13  1995

  • 〈留守の歌〉をめぐる考察-その発生・展開・消滅-

    上代文学   72   94 - 106  1994

  • 浦島子と豊受神-二つの『丹後国風土記』逸文の背景-

    国文学研究   110   56 - 66  1993

  • 〈不尽山〉の発見-赤人・虫麻呂歌をめぐって-

    国文学研究   /103,1-9   1 - 9  1992

  • 持統朝の七夕の宴-文学の場としての検証-

    和漢比較文学   8   20 - 32

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Books and Other Publications

  • 日本文学研究ジャーナル 第14号「特集 奈良・平安の漢詩文」

    河野貴美子, 高松寿夫( Part: Joint editor)

    古典ライブラリー  2020.06

  • 日本古典籍の世界 和歌と神道ー上野理旧蔵資料からー

    高松寿夫

    早稲田大学日本古典籍研究所  2015.12

  • 日本「文」学史 第1冊 「文」の環境ー「文学」以前

    ( Part: Contributor)

    2015.10 ISBN: 9784585294917

  • HONCHO WASHA KEIZU

    ( Part: Joint author)

    独立行政法人 日本芸術文化振興会  2015.03

  • WAKA BUNGAKU JITEN

    ( Part: Joint editor)

    古典ライブラリー  2014.12 ISBN: 9784904470015

  • 白居易与日本古代文学

    雋雪艶, 高松寿夫

    北京大学出版社  2012.07 ISBN: 9787301206669

  • 菅家文草 寛文版本・元禄版本校異対照一覧〔漢詩篇〕

    高松 寿夫

    早稲田大学日本古典籍研究所  2012.02

  • 『古今和歌集』巻第二十—注釈と論考—

    ( Part: Joint editor)

    新典社  2011.05 ISBN: 9784787915184

  • コレクション日本歌人選 柿本人麻呂

    高松, 寿夫

    笠間書院  2011.03 ISBN: 9784305706010

  • 日本古代文学と白居易 : 王朝文学の生成と東アジア文化交流

    高松, 寿夫, 雋, 雪艶

    勉誠出版  2010.03 ISBN: 9784585290025

  • 上代和歌史の研究

    高松, 寿夫

    新典社  2007.03 ISBN: 9784787941831

  • 古代和歌 万葉集入門

    高松 寿夫

    早稲田大学文学部  2003.03

  • 西本願寺本万葉集(普及版)巻第十六

    主婦の友社  1996.05

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Research Projects

  • グローバルな視野からみる和漢の「文」と日本古典籍をめぐる学術文化史研究

    Project Year :

    2020.04
    -
    2024.03
     

     View Summary

    近年、人文学、とりわけ古典をめぐる研究や教育を取り巻く環境は年々厳しさを増している。本研究は、こうした学界の現状を正面から見据え、日本における和漢の「文」と、日本古典籍をめぐる学術文化史をグローバルな視野から捉え、過去から現在に至る人文知の歩みについて研究を進めることにより、古典学の課題や意義を改めて問い直し、発信していくことを目指すものである。具体的には、①日本における「文」の概念をめぐる通史を描き出す研究、②東アジアと世界の古典学の比較研究、③日中古典籍の交流と融合をめぐる研究、以上三つの柱を設定して、ワークショップなどを通して研究を展開し、それぞれの成果を書籍としてまとめていく

  • 懐風藻の注解に基づく上代日本の文筆活動の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    Project Year :

    2019.04
    -
    2022.03
     

    高松 寿夫, 土佐 朋子, 井實 充史

  • 東アジアの視野からみる和漢の「文」の学術文化史研究

    Project Year :

    2016.04
    -
    2020.03
     

     View Summary

    本研究は、1.日本の学術文化史を「文」の概念を軸として捉え直すことを主たる目的とし、2.和漢の典籍と古注釈書を通して前近代の学問の実相を辿り、3.近代初期の日中の図書館の蔵書形成と目録分類の変遷を調査分析することを合わせて進めるものである。これらの研究活動は早稲田大学プロジェクト研究所「日本古典籍研究所」が統括し行っている。1.については、研究協力者(海外共同研究者)であるボストン大学Wiebke DENECKE准教授と連携し、研究代表者と研究分担者が共同研究を行い、『日本「文」学史 第二冊 「文」と人びと――継承と断絶』(河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則・谷口眞子・宗像和重編、勉誠出版)の執筆と編集を進め、2017年前半には公刊できる予定である。内容は、日本の古代から近代の入口までを見通しつつ、「文」と人びととの関係をさまざまな角度から描き出すもので、総勢28名の執筆者の協力を得た成果である。また『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ――東アジアの文学を見直す』(河野・DENECKE・新川・陣野編、同)の刊行準備を整え、目次編成、内容構成について研究検討を行い、執筆を進めている。これは主として、西洋の概念や学問と出会い近代化に向かった日本の「文」から「文学」への移行を、東アジア全体の問題として考察するものである。2.については、清原宣賢の抄物(『長恨歌并琵琶行秘抄』『蒙求聴塵』)や具平親王の『弘決外典鈔』身延文庫蔵写本の研究と翻刻を行い、公刊に向けて準備を進めた。また、中古中世の学問史、古注釈書に関して学会発表や論文執筆を行い、研究成果を発表した。3.については、北京大学図書館所蔵の燕京大学図書館関連資料及び中国科学院国家科学図書館所蔵の旧北京人文科学研究所所蔵図書関連資料等の調査、考察を行い、資料のデジタルデータ化を進めた。1.日本の学術文化史を「文」の概念から捉え直す研究については、『日本「文」学史 第二冊 「文」と人びと――継承と断絶』をほぼ完成まで進めることができた。2016年3月に編集のためのワークショップを行って以後、編者や執筆者とのディスカッションを経て、「文」と人びととの関わりを通史的に眺め、従来の歴史区分とは異なる角度から日本の「文」の世界の変化や転換を見通す試みを、具体的な形としてまとめあげることができた。なお、2016年には『リポート笠間』61(笠間書院)で「理想の『日本文学史』」という特集が組まれ、「『日本「文」学史』A New History of Japanese "Letterature"の試み――全三冊刊行に向けて』(Wiebke DENECKE、河野貴美子)の執筆機会を与えられた。本研究課題の取り組みが、関連の学界にインパクトをもって迎えられた一つの成果といえよう。また『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ――東アジアの文学を見直す』の目次構成を検討、決定することができた。東アジアにかつて共有されていた「文」の概念の変容と、現在の文学世界への転換を、東アジア全体の問題として検討する試みであり、第二冊同様、多数の執筆者の協力を得て執筆を進行している。2.和漢の典籍と古注釈書の研究については、清原宣賢の抄物や具平親王の『弘決外典鈔』の翻刻公刊に向けて作業と研究を進めた。また、浙江工商大学・王勇教授との共同研究成果として論文集(『衝突と融合の東アジア文化史』勉誠出版)を公刊した。3.近代初期の日中の図書館の研究については、北京大学図書館及び中国科学院国家科学図書館において近代初期の図書館関連資料の調査とデジタルデータ化を進めた。また、台湾・中央研究院歴史語言研究所傅斯年図書館においても旧北京人文科学研究所関連資料を調査し、資料を入手することができた。1.日本の学術文化史を「文」の概念から捉え直す研究については、『日本「文」学史』第二冊を刊行し、続いて『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ――東アジアの文学を見直す』の刊行に向けて、執筆と編集を進めていく。その過程で、執筆者が草稿を持ち寄り読み合わせを行う編集のためのワークショップを2017年7月22日、23日に早稲田大学を会場として行う予定である。2.和漢の典籍と古注釈書の研究については、引き続き清原宣賢の抄物や具平親王の『弘決外典鈔』の翻刻と研究を進め、公刊を目指す。また、研究成果を学会発表や論文執筆を通して公にしていく。3.近代初期の日中の図書館の研究については、引き続き北京大学図書館及び中国科学院国家科学図書館において近代初期の図書館関連資料について、とくに蔵書カードや蔵書登録簿等の未公開資料を中心に調査を継続し、デジタルデータ化を進める。2017年7月22日、23日に開催を予定している「日本「文」学史」第3回ワークショップには、現在のところ『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ――東アジアの文学を見直す』の執筆者計47名に対して参加を依頼している。内訳は国内22名、米国1名、欧州3名、韓国14名、中国7名であり、2017年度の研究費はこの国内外の執筆者をワークショップに招聘する旅費を中心に使用する予定である。また、和漢の典籍と古注釈書の研究、及び、近代初期の日中の図書館の研究についても、図書資料費を中心に使用する計画である

  • Study of Literary Activities in Japan of the Rikkokushi's period, the 8th and 9th centuries

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    Project Year :

    2015.04
    -
    2019.03
     

    Takamatsu Hisao

     View Summary

    It is the study to try to understand comprehensively how expression’s activities using Chinese characters developed in Japan in the period while Rikkokushi (the six national histories) starting from Chronicles of Japan were compiled, in the 8th and 9th centuries. The main results from this study are as follows.
    (1) We have published the annual reports of Research institute of Japanese classical books, Waseda University. We have carried the annotations on diplomatic documents exchanged with Bo Hai in the 8th and 9th centuries, and part of the annotations on Kaifuso, the existing and the oldest anthology of Chinese-style poetry in Japan compiled in the 8th century, and some papers by the related scholars or students, on the reports. (2) We have made the electronic databases of Nihon-shiki, Kokyo-Ibun, and Nara-Ibun, etc. (3) Our delegate and members have made public papers through several academic journals, and given oral reports, that is, publications of research findings , etc.

  • Study on "BUNPITSU KATSUDOU(Literary Activity)"in the 8th century's Japan

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2012.04
    -
    2015.03
     

    HISAO Takamatsu

     View Summary

    The remarkable results of the study are as follows:
    1) Japanese official diplomatic delegations sent to China in A.D.702 during 唐 dynasty had a mission to collect Chinese books for referring in order to start state control of documents. It is considered that they brought some books, e.g. 文館詞林, etc., in Japan. 2) I have confirmed that the documents in the early 唐 period, e.g. 五経正義 and 唐太宗実録, were already brought in early 8th century’s Japan and used for referring to write sentences. 3)I have found that a Chinese poem on “春日侍宴” of 安部広庭 in 懐風藻 had a lot of similarities to the poem of 虞世南, at its vocabularies and ideas. As a result, it has come to light that the anthologies of 虞世南 or 煬帝 in 隋 dynasty, being supposed to include that poem, were brought in Japan at that time. 4) I have confirmed that 山上憶良’s way to create vocabularies was greatly influenced by Buddhist vocabularies.

  • 日本古代の漢文文献を通してみる東アジアの文学世界及び学術交流に関する研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    Project Year :

    2012
    -
    2015
     

     View Summary

    本研究は、日本古代の漢文文献を通して、日本そして東アジアにいかなる文学世界が構築されていたか、またいかなる学術交流が展開していたかを考察し、それを文学・文化史上に正しく位置付け直すことを目指すものである。具体的な研究計画としては、以下の3項目を柱として研究活動を行った。
    (1)渤海使関係詩の精読注解 早稲田大学日本古典籍研究所主催による「渤海詩研究会」を六回開催し(2013年4月21日、7月21日、9月23日、12月8日、2014年1月26日、3月2日)、『扶桑集』所収の渤海使関係詩を精読した(成果は『早稲田大学日本古典籍研究所年報』第7号に掲載)。また、京都大学附属図書館にて『扶桑集』の写本調査を行い、写真複写資料等を収集した。
    (2)「文」の概念に関する研究 「文」の概念に関する新たな体系を構築、発信する専門書(『日本「文」学史をひらく』(仮題)、全3冊、勉誠出版)を刊行するため、企画立案を行った。そして、その第1冊『「文」の環境――「文学」以前』(仮題)の内容、項目について編集会議を重ね、2014年11月の刊行を目指し、準備を進めた。また、2014年5月31日、6月1日には、執筆者による編集ワークショップを開催するため、その準備を平行して行った。
    (3)日本伝存漢籍に関する研究 早稲田大学日本古典籍研究所と中国・浙江工商大学東亜研究院との共催により、2013年9月14日~16日に杭州に於いて、「東アジア世界における筆談の研究」「西湖のイメージ―東アジアの名勝の誕生・流伝・移動―」をテーマとする国際シンポジウムを開催した。また、書物をはじめとする東アジアの文化交流について、個別に研究発表、論文発表を行った。また、2013年2月に開催したシンポジウム「文化の衝突と融合―東アジアの視点から―」の成果論文集(『アジア遊学』勉誠出版)を2014年度中に刊行すべく、準備を進めた。

  • A STUDY ON THE BUNPITSU-ACTIVITY IN THE EARLY PART OF THE HEIAN PERIOD AND INTERNATIONAL EXCHAGE

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

    Project Year :

    2009
    -
    2011
     

    TAKAMATSU Hisao, SHINKAWA Tokio, YOSHIHARA Hiroto, JINNO Hidenori, KOHNO Kimiko, GOTOH Akio, HATOOKA Akira, NIHEI Mitiaki

     View Summary

    We have studied anthologies of Chinese-style poetry and prose in the early part of the Heian period, mainly Kanke-Bunso composed by Michizane Sugawara, and finally gained newinsights.: checking up on copies of various manuscripts and an original print, finding differences on the texts among the copies and reviewing them genealogically. We have compiled some differences on the poem's texts in the first six volumes between the two typed original prints, the one printed at Kanbun days and the other atGenroku in the Edo period, in a booklet in a view format.
    While we have also annotated some poems related to envoys from Bo Hai, the review results on KankeBunsowas very helpful for its work. We have published the annotating results to their poems in annual reports(2009-2011) of Research institute of Japanese classical books, Waseda University.

  • Research into exchanges between Japan, China, and Korea and ancient Japanese literature-the Bokkai representatives and literature, Shotoku Taishi Denryaku

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

    Project Year :

    2003
    -
    2006
     

    TAKAMATSU Hisao, KONO Kumiko, SHINKAWA Tokio, JINNO Hidenori, HATOOKA Akira, YOSHIHARA Hiroto

     View Summary

    Through the reading of the Chiense poetry exchanges with representatives from Bokkai that came to Japan from the 8^<th> to 10^<th> centuries and the Fushimi no Miya manuscript of the Shotoku Taishi Denryaku, we have broadly examined the cultural exchanges between Japan and other nations (China and Korea) in ancient times. As for the reading of poetry relating to the Bokka representatives, we have almost completed the interpretive work on those which appear in the three imperial anthologies of Chinese poetry, and have entered into preparations for their publication. Beyond interpreting the meaning of words and phrases in the poems as well as their origins, there are many detailed points in regards to the system for greeting the Bokkai representatives that have come to light. In addition, we am continuing my interpretive examinations of the works contained in the Denshi Kashu and Kanke Bunsou. We realized the need for thorough indexes when interpreting Chinese poetry, and have begun work on a general digital seach database of Chinese literature in Japan. Interpretation of the Fushimi no Miya manuscript of the Shotoku Taishi Denryaku has proceeded as of the end of 2006 to the prince's 18^<th> year. As for the as-yet inadequate bibliographical research in regards to the Denryaku, through comparisons of the Fushimi no Miya manuscript, the oldest extant manuscript, with others, we have been able to identify a clear trend. Although Denryaku is often used as a historical resource, we have proceeded by also taking into account the rhetoric of Chinese literature. Although progress in examining difficult to read materials through the use of photographs and copies is slow, we plan to proceed. In addition to these, other areas of shared research were presented at symposiums held in the summers of 2005 and 2006 in Peking and Changchun, China, allowing for exchanges of opinions with other researchers. The results of the international symposium in 2005 have been published as Japan and China : Aspects of Exchange (2006, Bensei Publishing).

  • 7〜9世紀の朝廷儀式と和歌・歌謡の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    Project Year :

    2001
    -
    2002
     

    高松 寿夫

     View Summary

    2年目の本年度は、昨年度以来の研究内容を継承する一方で、これまでの研究成果を踏まえ、3篇の論文と1冊の著書を発表することが出来た。
    「山部赤人の方法と時代状況」(国文学研究136)は、8世紀前半の歌人・山部赤人の作歌に特徴的に現れる方法を、彼が活躍した時代状況と関わらせて論じたもの。ここで論じた時代状況は、一言で言えば「風流の流行」ということであるが、これは律令制の完成に伴い、時代が保守化してゆく状況と、聖武天皇の即位が要求した持統朝の記憶の喚起といった事柄が複合するところに生じた現象と捉えられる。
    「朝川渡る」(明日香風82)は、但馬皇女の和歌の解釈に関する論であるが、皇女歌にある「朝川」の「朝」という時間を、律令官制における「朝」という時間の意味に関わらせてみた。
    「由義宮歌垣の意義と歌謡」(萬葉182)は、称徳天皇が催した由義宮行幸において挙行された歌垣行事で披露された歌謡の歌詞と催事じたいの意義とを関わらせて論じたもの。聖代を称揚するときに好んで祥瑞が利用されたことと、「淵も瀬も」の歌詞は連動すると考える。
    著書『古代和歌』では、本研究の成果を総合的に取り入れつつ、政治史・状況史的な観点を積極的に導入しながら、上代和歌史の記述を試みたものである。

  • Comparative Literatures, Japanese & Chinese

    Project Year :

    2000
    -
    2002
     

     View Summary

    Mar/2001 Conference at Waseda univ. (speaker: Dr. Tanaka, Takaaki/ Dr. Lin, Zhongpeng/ Dr. Zhou, Yiliang -Shoudu normal univ.) 50 attendants.
    Sept/2001 International Conference at Waseda univ. (speaker: all registered investigators) 'New research way as to the cultural exchange of Ancient Japan-China-Korea' 150 attendants. -The fruit of the conference will be published as 'Kokan suru Kodai'.
    Jul/2002 International conference at Dongbei normal university (at Changchung, China) 'For the 21th's Comparative Literatures, Japanese and Chinese' 20 Japanese investigators and 28 Chinese investigators reported as to the subject, and 200 attendants came. The part of the conference fruit published as 'Ribenxue Luntan' (published at Feb/2003)
    Nov/2002 Conference at Waseda univ. 2days (1st day speaker: Dr. Tanaka, Takaaki/ Dr. Lin, Lan -Dongbei normal univ./ Dr. Wang, Baobing -Zhejiang univ. // 2nd day speaker: Dr. Iwami, Kiyohiro -Schools of Education/ Prf. Meng, Qingshu -Dongbei normal univ./ Dr. Gao, Wenhan -Shandong univ.) 80 attendants
    We have had research activities at a study group working on "Nichizou Yumeki" every month for 9years. The fruit will be soon published as "Nichizou Yumeki Taisei"
    We have made the list of books and papers as to the study of the Comparative Literatures, Japanese and Chinese. And the part of the list will be soon published.

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Presentations

  • 『万葉集』にみる古代日本の海運と港湾―官人の移動を中心に―

    高松寿夫  [Invited]

    ワークショップ「文学にみる港の歴史・記憶」 

    Presentation date: 2021.12

  • 8世紀半ばの日本における「江南」イメージ―大伴家持「見江南美女作歌」を例として―

    高松寿夫  [Invited]

    グローバルな視点からの浙江地域と日本の文化交流史研究 

    Presentation date: 2019.09

  • 『日本書紀』に記された対百済文書外交

    国際シンポジウム「古代史料に見る歴史と文学」  (早稲田大学戸山キャンパス)  SGU創生支援事業 早稲田大学国際日本学拠点

    Presentation date: 2019.01

  • 「従来厭離此穢土」―山上憶良が基づいた仏教言説―

     [Invited]

    シンポジウム「山上憶良と漢籍・仏典」  (駒澤大学)  上代文学会

    Presentation date: 2018.11

  • 8世紀日本で読まれた漢籍―『懐風藻』注釈作業をとおしてうかがえること―

    中日古典学ワークショップ「中日古典学の交流と融合」  (早稲田大学戸山キャンパス)  早稲田大学日本古典籍研究所・北京大学中国語言文学系他

    Presentation date: 2018.11

  • 古代日本の恋愛歌

     [Invited]

    南開外院学術講座  (中国天津市 南開大学)  南開大学東亜文化研究センター

    Presentation date: 2017.09

  • 日本上代の《辺境》意識と《自然》の発見

    高松寿夫

    ワークショップ「謝霊運を中心とした六朝詩と日本文学」  (中国北京市 北京師範大学)  北京師範大学東アジア文化センター・同大学外文系

    Presentation date: 2017.09

  • 『日本書紀』「推古天皇紀」に見える外交文書

    高松寿夫

    シンポジウム「南岳衡山と聖徳太子信仰」  (中国湖南省衡陽市)  名古屋大学大学院人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター・早稲田大学日本宗教文化研究所

    Presentation date: 2017.08

  • 『懐風藻』の「春苑 応詔」詩二首 ―比較によって見えてくるもの―

    高松寿夫

    上代文学会大会  (奈良女子大学)  上代文学会

    Presentation date: 2017.05

  • 伊達文庫本万葉集調査報告

    高松寿夫

    共同研究「万葉集伝本の書写形態の総合的研究」第5回研究会 

    Presentation date: 2015.12

  • 花札に見る日本の伝統的自然観

     [Invited]

    第4回 釜山国際文学祭  (韓国・釜山) 

    Presentation date: 2015.10

  • 唐僧恵雲の生物学講義—『妙法蓮華経釈文』所引「恵雲云」の言説—

    国際シンポジウム「東アジア文化交流—人と物の流通を中心に—」  (中国・温州医科大学) 

    Presentation date: 2015.03

  • 日本上代の『孝経』受容と天平宝字元年四月四日勅

    国際シンポジウム「東アジアにおける孝の文化」  (中国・清華大学) 

    Presentation date: 2013.11

  • 『懐風藻』編者をとりまく文筆状況

    第66回萬葉学会全国大会  (東京大学) 

    Presentation date: 2013.10

  • 外交が拓いた日本文学—5世紀から8世紀を視野として—

    国際シンポジウム「東アジア世界における筆談の研究」  (中国・杭州) 

    Presentation date: 2013.09

  • 赤人、憶良と家持

     [Invited]

    '13高岡万葉セミナー ; 歌の道−家持へ,家持から−  (高岡市万葉歴史館) 

    Presentation date: 2013.09

  • 山上憶良と読書—「沈痾自哀文」を中心に—

    美夫君志会例会 

    Presentation date: 2012.12

  • 逸存資料としての『日本書紀』『続日本紀』

    国際シンポジウム「東アジア文学及び文化交流」  (中国・南開大学) 

    Presentation date: 2012.09

  • 8世紀初期の日本における《詔》という文体の獲得

    日本における「文」の世界・伝統と将来 

    Presentation date: 2012.07

  • 石見の人麻呂 —『万葉集』巻二をどう読むか—

    上代文学会7月例会 

    Presentation date: 2011.07

  • 奈良時代の文筆資料として見た行政文書—元明朝の初唐文献受容を中心に—

    国際シンポジウム「東西文化の融合」  (大東文化大学) 

    Presentation date: 2010.10

  • 奈良時代の詔勅にみる漢籍受容

    多元視野下的中国文学思想  (中国・北京師範大学) 

    Presentation date: 2010.09

  • 『菅家文草』元禄版本の本文の性格

    早稲田大学日本古典籍研究所・清華大学外語系共催シンポジウム「日本古代文学と白居易」  (早稲田大学) 

    Presentation date: 2009.07

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Specific Research

  • 『懐風藻』の検討を中心とした上代日本の文筆活動の研究

    2021  

     View Summary

    『懐風藻』の本文に対して、諸本の本文状況、これまでの研究史・注釈史を踏まえつつ、語や表現の用例についてより詳細な指摘を心がけた注釈を作成した。今年度は、65番詩詩序(詩番号は古典大系番号)に対する注釈を作成した。作品の内容に対して理解を深めるとともに、それぞれの作者が背景とする教養や語彙についても、知見を深めることができた。注釈は、グループで行っている『懐風藻』の全注釈作成の作業の一部として近い将来に公表の予定である。また、得られた知見については、学会で報告したり、論文として公表したりすることができた。

  • 上代日本の文筆活動の研究

    2020  

     View Summary

    新型コロナ感染症流行のため、学会出張、調査出張がことごとく実施できず、ひたすら自宅や研究室で、論文を執筆や注釈の作成に携わる1年であった。夏から秋にかけて、オンラインによってではあるがようやく研究会や学会が一部再開される傾向となり、意見交換や学術交流が可能となった。とはいえ、調査出張はなおなかなか実施し難い状況である。その結果、今年度の研究成果は、「研究成果発表実績」に列挙した論文の公表にほぼつきるといえる。公表で来た論文の他に、『懐風藻』所収の「大友皇子伝」や下毛野虫麻呂による詩序の注釈作成、承和8年来日の渤海使がもたらした渤海王啓の注釈作成といった作業も行った。これらの成果は、いずれ注釈書や学術誌にて公表の予定である。

  • 『懐風藻』の注釈的研究

    2019  

     View Summary

    『懐風藻』の本文に対して、諸本の本文状況、これまでの研究史・注釈史を踏まえつつ、語や表現の用例についてより詳細な指摘を心がけた注釈を作成した。今年度は、懐風藻序文、86番詩、110番詩(詩番号は古典大系番号)に対する注釈を作成した。それぞれの作品の内容に対して理解を深めるとともに、それぞれの作者が背景とする教養や語彙についても、知見を深めることができた。注釈は、グループで行っている『懐風藻』の全注釈作成の作業の一部として近い将来に公表の予定である。また、得られた知見については、学会で報告したり、論文として公表することもできた。来年度以降においても、研究報告・論文として、積極的に発信して行く予定である。

  • 『万葉集』諸本の研究-江戸期を中心に-

    2018  

     View Summary

    諸機関の万葉集関係文献の調査・閲覧を行った。岩瀬文庫では寛永版本(柳原家旧蔵本)、中之島図書館では活字無訓本、伊達文庫では江戸期写本および万葉類葉抄写本、蓬左文庫では前年度に引き続き江戸時代前期写本2種を、それぞれ調査の主な対象とした。版本では、書き込みの内容の吟味が関心の中心であったが、岩瀬文庫の版本は、彰考館に伝来した写本(校本万葉集等では「阿野本」と呼ばれるもの)の親本との校異情報が書き込まれていると考えられる。また、伊達文庫写本については、田中大士・日本女子大学教授より、重要なご教示を頂戴した。今後の課題たい。文献調査等において、文学研究科博士課程在学の甲斐温子さんの協力を得た。

  • 万葉集中院本の研究

    2017   甲斐温子

     View Summary

    各地に所在する『万葉集』の近世写本、『万葉集』版本への書き込み等の調査が重要であろうとの見込みを持って、今年度は、2つの機関が所蔵する『万葉集』を調査した。調査した資料は下記のとおり。・蓬左文庫(愛知県名古屋市)所蔵資料(CD-ROMによる白黒画像の閲覧)1)『万葉集』写本(請求番号1・106・6)近世初期写。大本。20巻20冊。2)『万葉集』写本(請求番号1・106・7)近世初期写。大本。20巻20冊。・光丘文庫(山形県酒田市)所蔵資料1)『万葉集』版本(請求番号911.22・イ63・1-10)所謂寛永版本。江戸時代後期の書き込みあり。

  • 『万葉集』中院本の研究

    2016  

     View Summary

    各地に所在する『万葉集』の近世写本、『万葉集』版本への書き込み等の調査が重要であろうとの見込みを持って、今年度は、2つの機関が所蔵する『万葉集』を調査した。調査した資料は下記のとおり。・蓬左文庫(愛知県名古屋市)所蔵資料(CD-ROMによる白黒画像の閲覧)1)『万葉集』写本(請求番号1・106・6)近世初期写。大本。20巻20冊。2)『万葉集』写本(請求番号1・106・7)近世初期写。大本。20巻20冊。・天理図書館(奈良県天理市)所蔵資料1)古活字本『万葉集』(請求番号911.22・イ63・1-10)所謂活字無訓本。2)整版本『万葉集』(請求番号911.22・イ33・1-20)刊記部分を欠くが、寛永版本か。

  • 伊達文庫本「万葉集」の研究

    2015  

     View Summary

    宮城県図書館が所蔵する伊達文庫の近世初期写『万葉集』(以下「伊達文庫本」)は、奥書によって、所謂「中院本」の系統に属する写本であることがわかる。こんにち、中院本系の『万葉集』写本として有名なのは京都大学図書館所蔵の写本(京大本)であるが、中院本系写本の大きな特色には、禁裏御本との校異が書き込まれている(京大本では代赭による書き込み)ことが挙げられる。伊達文庫本にもそれは認められ(やはり代赭)、かつ京大本の校異情報の再検討を促す箇所が少なからず認められた。こんにちの『万葉集』本文研究では、中院本系との校異情報は、京大本によって代表されている観があるが、中院本系内での校合の必要性が強く実感される。

  • 『菅家文草』本文の研究

    2013  

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     2009年度~2011年度の科研費を受けて行った、『菅家文草』の寛文版本と元禄版本の校異箇所の確認作業で、なお未着手であった部分を、すべて終えることができた。この結果、両版本の本文の性格について、全体に渡る見通しをつけることが可能となった。結論的には、拙稿「『菅家文草』元禄版本本文の性格」(高松寿夫・雋雪艶編『日本古代文学と白居易―王朝文学の生成と古代東アジア文化交流』勉誠出版/2010年)の見解を確認するものであった。すなわち、元禄版本は、寛文版本を覆刻しつつ、一部本文を改変している。その改変部分については、従来の研究では恣意的な改悪が多いと評されることがあったが、けっしてそのような貶められるべき性格のものではなく、むしろしかるべき検討を経た優良な校訂本文であると評価できるものと捉えられる。このことの確認によって、『菅家文草』の優良な本文としての元禄版本の位置づけを固めることが出来たものと考える。もちろん、元禄版本の改訂部分にも不備は認められるのであり、部分的には寛文版本の本文の方が、優れていると判断される箇所がないわけではない。また、両版本の比較だけでは本文の是非の判断が難しい箇所も少なくなく、『菅家文草』の本文校訂に際しては、他の古写本の参照が欠かせないことは、言うまでもない。今後の一層の本文研究が必要である。 すでに『『菅家文草』寛文版本・元禄版本校異対照一覧【文章篇】』のための作業は完了した段階にあり、今後、なるべく速やかに同書の刊行に向け、さらに作業を継続して行きたい。今回の研究費助成では、すでに公表した『『菅家文草』寛文版本・元禄版本校異対照一覧【漢詩篇】』の不備を調整し、その第2刷を刊行した。前回同様、両版本の影印の下にやや大きめの余白をあえて設定したのは、そこに、他本との校異情報をさらに付加することを期待しての措置である。前掲拙稿で指摘した、林羅山周辺の『菅家文草』の本文校訂作業と元禄版本が改変に用いた底本との関係についての分析も、なお引き続き行いたい。

  • 万葉歌と平安前期和歌との比較検討を通した和歌表現史の研究

    1997  

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    古代の和歌には、類型的な表現が多いことはよく指摘されるところだが、今回、本特定課題研究助成によって、一昨年発行された『CD-Rom版新編国歌大観』を購入、その索引機能を様々に駆使することで、多様な類型のあり方を析出することができた。今年度は、恋歌の類型のいくつかを検討の主な対象とし、特に初期万葉(=和歌文学の初発時)における、それら類型の意味といったところに考察を及ぼした。その成果の一端は、初期相聞の類型を都市成立期のメディアという観点から説明することを試みた論「初期〈相聞〉一面臆断―久米禅師・石川郎女の相聞を中心に―」(『古代研究』31、1998.1)にやや詳しく述べた。また、関連する論として「〈相聞〉と〈雑歌〉―部立にみる初期万葉の状況・試論―」(『国文学研究』124、1998.3)がある。

  • 早稲田大学図書館蔵村尾元融手沢本「続日本紀」の研究

    1996  

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     本校中央図書館に所蔵されている「続日本紀」の木版本(明暦版本)のうち、請求番号リ5・1938・1-19は、江戸時代末期の国学者、村尾元融の旧蔵になるもので、本文中には、元融自身の手によって書き込まれた注記や、他の「続日本紀」テキストによる校合の跡を大量に認めることができる。村尾元融といえば、彼の死後に公刊された「続日本紀考証」によって知られるが、当元融手沢本「続日本紀」は、その書き込みの量の多さからも、「続日本紀考証」執筆にあたって用意されたものであることが想定される。そのような見通しに立って書き入れの内容を検討してみると、確かに「考証」の注文とほぼ一致するものが多く認められることが判明した。 今年度の調査では、全19冊(明暦版本は全20冊であるが、当手沢本は首巻を欠いている)総ての書き込みについて「考証」との比較は完了していないが、「考証」成立の過程を知るのに絶好の資料であることは、まず間違いなかろうと思われる。なお当手沢本奥書によって、元融の本文校訂作業においては、内藤広前手沢本(現在所在未詳)が重要な役割を担ったことが窺え、「考証」例言に元融が記すところと一致するばかりでなく、諸々の徴証から、「続日本紀」の写本間の本文異同の確認においては、この内藤本の校合書き入れによるところが大きかったことが窺える。それらの事柄も含めて、いずれ当元融手沢本の性格について総合的に明らかにした上で、公に紹介する機会を得たいと考えている。更に、今回の調査の結果、当手沢本は明治38年10月に、村尾元長氏より当大学へ寄贈されたものであることが判明し、同時に、「古事記」「日本書紀」などの元融手沢本(いずれも版本への書き込み)も寄贈されていることが確認できた。中でも「続日本後紀」(請求番号リ5・1939)における書き込みは、「続日本紀」におけるものと量的に遜色のない大量なものであり、元融の学問を跡付ける上にも重要なものであることを窺わせるものである。

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Syllabus

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