2024/04/24 更新

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オダシマ コウシ
小田島 恒志
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
教授
学位
修士(文学) ( 早稲田大学 )
(BLANK)
修士 ( ロンドン大学クイーン・メアリー・アンド・ウエスト・フィールド・カレッジ )
Master of Arts

経歴

  • 2003年
    -
    継続中

    早稲田大学教授

  • 1997年
    -
    2003年

    早稲田大学助教授

  • 1996年
    -
    1997年

    早稲田大学 専任講師

  • 1995年
    -
    1996年

    中央大学 助教授

  • 1993年
    -
    1995年

    中央大学 専任講師

  • 1991年
    -
    1993年

    専修大学非常勤講師

  • 1991年
    -
    1993年

    千葉大学非常勤講師

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学歴

  •  
    -
    1991年

    早稲田大学   文学研究科   英文学専攻博士課程  

  •  
    -
    1990年08月

    ロンドン大学クィーン・メアリー・カレッジ   大学院 修士課程   英語/英文学  

  •  
    -
    1987年

    早稲田大学   文学研究科   英文学専攻修士課程  

  •  
    -
    1984年

    早稲田大学   文学部   文学科英文学専修  

所属学協会

  •  
     
     

    日本演劇学会

  •  
     
     

    日本ロレンス協会

  •  
     
     

    日本英文学会

研究分野

  • 英文学、英語圏文学

研究キーワード

  • 英語・英米文学

受賞

  • 湯浅芳子賞

    1996年  

 

論文

  • 『ホルロイド夫人、夫を亡くす』の劇構造

    小田島恒志

    英文学    2013年03月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 舞台翻訳の日本語

    表現と文体(明治書院)    2005年

  • 上演翻訳におけるジェンダー意識

    演劇研究センター紀要・Ⅰ   Ⅰ,375-382  2003年03月

  • 『ホルロイド夫人やもめになる』について

    英文学   第84,34-46  2002年09月

  • 劇作家D.H.ロレンス

    英文学   第83,1-13  2002年03月

  • なぜサイスンは躓くのか

    小田島 恒志

    英文学/早稲田大学英文学会   79, pp.101-113 ( 79 ) 101 - 113  2000年03月

    CiNii

  • 恋の三重奏/アラン・エイクボーン

    上演台本/松竹    1999年10月

  • 短編集/ドナルド・マーグリーズ

    上演台本/ひょうご舞台芸術    1999年09月

  • 太陽と月に背いて/クリストファー・ハンプトン

    上演台本/翼    1999年04月

  • 英国性の探求−トム・ストッパードの「アルカディア」

    現代ヨーロッパ文学の動向−中心と周縁(中央大学人文科学研究所編)/中央大学出版部    1996年03月

  • 「翼ある蛇」研究−ケイト・レズリーがアイルランド人であることについて

    小田島 恒志

    日本ロレンス協会26回大会(松山大学)   ( 7 ) 15 - 28  1995年06月

     概要を見る

    What Kate Leslie has recognized in the final part of The Plumed Serpent is that she is more Irish than anything and that Celtic mysticism lies at the bottom of her soul. This reminds us that Lawrence once declared he was interested in what a woman is rather than what she feels, and that he was fascinated by Celtic people in Cornwall.'Softness, 'which Lawrence found especially attractive in Cornish people, is given to Kate and it proves to be the medium between her and Mexican people.<br>The repetition of the word'soft'at the end of The Plumed Serpent suggests that it is not so much the consciousness as the'softness'in Cipriano that makes Kate feel;'You won't let me go!'This open ending, where Kate is indecisive about her returning to England (not Ireland), reflects Lawrence's wish that his home country would recollect the Celtic softness. It also has the effect of'foregrounding'the author's interest in the relationship between individuals rather than that between races. The softness here leads to the tenderness in Lady Chatterley's Lover.

    DOI CiNii

  • シェイクスピア劇場

    三省堂    1995年04月

  • L.P.ハートリー研究−「雇われ運転手」の象徴

    英語英米文学/中央大学英米文学会   35  1995年02月

  • レイ・クーニー笑劇集

    劇書房    1994年03月

  • ロレンスの暴力

    小田島 恒志

    英語英米文学/中央大学英米文学会   34 ( 34 ) p151 - 172  1994年02月

    CiNii

  • How They Passed through the Doorways in The Rainbow

    小田島 恒志

    ほらいずん/早稲田大学英米文学研究会   26 ( 26 ) p97 - 86  1994年02月

    CiNii

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書籍等出版物

  • クマのプーさん 創作スケッチ:世界一有名なクマ 誕生のひみつ

    ( 担当: 共訳)

    東京美術  2018年

  • 毎日使える 必ず役立つ 心理学

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2018年

  • アルカディア

    ( 担当: 単訳)

    早川書房  2018年

  • 多元文化論エッセイ 響き合う文化たち

    クリストファー・ベルトン, 小田島恒志( 担当: 共著)

    金星堂  2017年03月

  • ケンブリッジ・オックスフォード 合格基準

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2015年

  • 『ノーベル文学賞にいまもっとも近い作家たち』

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: T. ストッパード)

    青月社  2014年

  • ピグマリオン

    ( 担当: 単訳)

    光文社  2013年

  • ささやかながら信じる心があれば

    ( 担当: 共訳)

    NHK出版  2012年

  • あなたは自分を利口だと思いますか?~オックスフォード大学・ケンブリッジ大学入試問題~

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2011年

  • D.H.ロレンス全詩集 完全版

    ( 担当: 共訳)

    彩流社  2011年

  • 『文芸年鑑』平成二十三年版

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 外観 演劇 '10)

    日本文芸家協会  2011年

  • ロックンロール

    T.ストッパード( 担当: 単訳)

    早川書房  2010年

  • 『文芸年鑑』平成二十二年版

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 外観 演劇 '09)

    日本文芸家協会  2010年

  • 21世紀イギリス文化を知る事典

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: イギリスの演劇 pp.560-575)

    東京書籍  2009年04月

  • かいじゅうたちのいるところ ストーリーブック

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2009年

  • かいじゅうたちのいるところ お絵かきブック

    サディー・チェスタフィールド文, キャロライナ・ファリアス絵, モーリス・センダック原作

    河出書房新社  2009年

  • かいじゅうたちのいるところ

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2009年

  • 三人姉妹

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2009年

  • シェイクスピアについて僕らが知りえたすべてのこと

    ( 担当: 共訳)

    NHK出版  2008年

  • ファイアベリー ~考えるカエル、旅に出る

    ( 担当: 共訳)

    NHK出版  2008年

  • もう一日

    ( 担当: 共訳)

    NHK出版  2007年

  • ニンジャ×ピラニア×ガリレオ

    ( 担当: 共訳)

    ポプラ社  2007年

  • 欲望という名の電車

    ( 担当: 単訳)

    慧文社  2006年

  • そして、愛する彼女のために

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2005年

  • 天国の五人

    ( 担当: 共訳)

    NKK出版  2005年

  • 20世紀英語文学辞典

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: イギリス演劇)

    研究社  2005年

  • ビューティフル・ファミリー

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2003年

  • 『ロレンス文学鑑賞事典』(共編著)

    彩流社  2002年09月

  • エミリーへの手紙

    ( 担当: 共訳)

    NHK出版  2002年

  • コペンハーゲン

    ( 担当: 単訳)

    劇書房  2001年

  • ビューティフル・ボーイ

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2001年

  • シェイクスピア・ミステリー

    ( 担当: 共訳)

    朝日新聞社  2000年

  • ビーン

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  2000年

  • Mr.ビーンの落書帳

    ( 担当: 共訳)

    河出書房新社  1998年

  • 英国の著名小説家十人

    ( 担当: 共訳)

    開文社  1996年

  • シェイクスピア劇場

    ( 担当: 共訳)

    三省堂  1995年

  • レイ・クーニー笑劇集

    ( 担当: 共訳)

    劇書房  1994年

  • ロレンス短編集

    ( 担当: 共訳)

    大阪教育図書出版 

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Works(作品等)

  • 『ペギーからお電話!?』

    芸術活動 

    2001年
    -
     

  • 『ディファイルド』

    芸術活動 

    2001年
    -
     

  • 『すべて世は事も無し』

    芸術活動 

    2001年
    -
     

  • 『おやすみ、こどもたち』

    芸術活動 

    2001年
    -
     

  • 『プルーフ/証明』

    芸術活動 

    2001年
    -
     

  • 『コミック・ポテンシャル』

    芸術活動 

    2001年
    -
     

  • Dinner with Friends by D. Margulies

    芸術活動 

    2000年
    -
     

  • 『川を越え、森を抜けて』(共訳)

    芸術活動 

    2000年
    -
     

  • 『オーファンズ』

    芸術活動 

    2000年
    -
     

  • 『天国から来たチャンピオン』

    芸術活動 

    2000年
    -
     

  • 『水の記憶』

    芸術活動 

    2000年
    -
     

  • ディナー、ウィズ、フレンズ(舞台翻訳)

    芸術活動 

    2000年
    -
     

  • I Ought to Be in Pictures by N. Simon

    芸術活動 

    1999年
    -
     

  • 『恋の三重奏』

    芸術活動 

    1999年
    -
     

  • 『短編集』

    芸術活動 

    1999年
    -
     

  • 『太陽と月に背いて』

    芸術活動 

    1999年
    -
     

  • 銀幕の向うに(舞台翻訳)

    芸術活動 

    1999年
    -
     

  • Kinder transport by D. Samuels

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • 『陽ざかりの女たち』

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • 『エイミィズ・ヴュー』

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • 『トーチ・ソング・トリロジー』

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • 『娘に祈りを』

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • 『メッカへの道』

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • エヴァ、帰りのない旅(舞台翻訳)

    芸術活動 

    1998年
    -
     

  • 『イサドラ』

    芸術活動 

    1997年
    -
     

  • 『ライフ・イン・ザ・シアター』

    芸術活動 

    1997年
    -
     

  • 『ザ・フォーリナー』

    芸術活動 

    1997年
    -
     

  • 『シャドーランズ』(共訳)

    芸術活動 

    1996年
    -
     

  • 『レグと過ごした甘い夜』

    芸術活動 

    1996年
    -
     

  • 『FUNNY MONEY』

    芸術活動 

    1995年
    -
     

  • 『What A Sexy Dinner! 』

    芸術活動 

    1995年
    -
     

  • 『GHETTO/ゲットー』

    芸術活動 

    1995年
    -
     

  • 『It's Show Time! 』

    芸術活動 

    1994年
    -
     

  • 『美女と野獣』

    芸術活動 

    1994年
    -
     

  • 『パパ、I Love You!』(共訳)

    芸術活動 

    1994年
    -
     

  • 『ラン・フォー・ユア・ワイフ』(共訳)

    芸術活動 

    1993年
    -
     

  • 『ホロー荘の殺人』(共訳)

    芸術活動 

    1993年
    -
     

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Misc

  • イギリス的情景

    資本市場 2015年9月~2018年8月    2015年05月

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 19世紀イギリスの酒と涙と『ジキルとハイド』と女と猿

    『酒と涙とジキルとハイド』プログラム    2014年

    記事・総説・解説・論説等(その他)  

  • 「アメリカ」を描く作家トレイシー・レッツ

    『8月の家族たち』プログラム    2014年

    記事・総説・解説・論説等(その他)  

  • 翻訳上演を待ちながら

    シアターガイド 2,013年5月~2014年4月    2013年05月

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 演劇時評

    萩尾瞳, 小田島恒志

    悲劇喜劇    2011年06月

  • 演劇時評

    石原千秋 小田島恒志

    悲劇喜劇    2009年06月

  • 舞台翻訳の舞台裏

    ドラマで楽しむ英会話/英会話上級    2006年10月

  • 公的な場に書く私的なロンドン通信

    悲劇喜劇 2005年9月~2006年5月    2005年09月

  • 英語読みの英語知らず

    ドラマで楽しむ英会話/いまから出直し英語塾    2005年04月

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • イギリスの演劇

    せりふの時代/小学館   13, pp.78-81  1999年11月

  • 身も蓋もない話

    「恋の三重奏」プログラム/松竹    1999年10月

  • 拝啓、T先生

    「短編集」プログラム/ひょうご舞台芸術    1999年09月

  • ハロー、ストレンジャー

    「クローサー」プログラム/キャスター・ウエストエンド・シアター    1999年07月

  • 翻訳裏話

    「太陽と月に背いて」プログラム/翼    1999年04月

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現在担当している科目

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特別研究期間制度(学内資金)

  • D.H.Lawrenceの戯曲の真価および現代イギリス演劇の動向の研究

    2005年04月
    -
    2006年03月

    イギリス   ロンドン大学 Royal Holloway校

他学部・他研究科等兼任情報

  • 文学学術院   大学院文学研究科

特定課題制度(学内資金)

  • D.Hロレンス作品のキャラクター分析:クリフォード・チャタレイの場合

    1996年  

     概要を見る

     クリフォード・チャタレイの分析に入る前段階として、前作『翼ある蛇』の主人公ケイト・レズリーの分析を終了した。 ロレンスが以前からケルト民族の「柔らかみ(softness)」に惹かれていたことに注目すると、ケイトを単にヨーロッパ人やイギリス人ではなくアイルランド人に設定した点は見過ごせない。『翼ある蛇』を‘soft’をキーワードに読み解くと、民族間の融合という大きなテーマの裏で個人と個人の交流を追求していたことが分かる。これが次作『チャタレイ夫人の恋人』の主題‘tenderness’に発展すると見做すことによって、一見溝があるかのように思われる一連の「指導者小説群」と『チャタレイ』の作者の視座が一貫したものだと分かる。『チャタレイ』では主人公コンスタンスをケルトの血を引くScottishに設定した。その夫クリフォードが病めるEnglandを、恋人メラーズが病気から回復するるEnglandを象徴することは歴然としている。然し、問題は余りにもクリフォードが「悪玉」然としていることである。G.Levineのように彼を「フランケンシュタイン」に準える論者もいれば、T.S.Eliotのようにこれを物語作成上の不備と考える論者もいる。これでは「人物が型に嵌るとその小説も死ぬ」と言ったロレンス自身の言葉に反することになる。 例えばクリフォードを『息子と恋人』のポール・モレルと比較してみる。すると無意識レベルでの「自己の肉体の破壊欲」が大地母神への男性の抵抗だと以前ロレンスが考え、描いていたことが浮き彫りになり、クリフォードも単にロレンスの思想上の攻撃目標ではなく、実体験に基いた「生きた」人間だと分かる。現在、この点でのevidenceをまとめ、論文執筆中。