肥田 路美 (ヒダ ロミ)

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所属

文学学術院 文学部

職名

教授

兼担 【 表示 / 非表示

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 文学学術院   大学院文学研究科

学歴 【 表示 / 非表示

  • 1981年04月
    -
    1987年03月

    早稲田大学   文学研究科博士後期課程   芸術学(美術史)  

  • 1978年04月
    -
    1980年03月

    早稲田大学   文学研究科修士課程   芸術学(美術史)  

  • 1974年04月
    -
    1978年03月

    早稲田大学   第一文学部   史学科(美術史)  

学位 【 表示 / 非表示

  • (BLANK)

  • 早稲田大学   文学修士

  • Waseda University   Ph.D.

  • 早稲田大学   博士(文学)

経歴 【 表示 / 非表示

  • 2004年
    -
    継続中

    早稲田大学 文学学術院 教授   Faculty of Letters, Dept. of Art History   Professor

  • 1999年
    -
    2011年

    別府大学大学院 非常勤講師

  • 2009年
     
     

    大阪大学 大学院文学研究科 非常勤講師   Graduate School of Letters

  • 2009年
     
     

    京都大学 大学院文学研究科 非常勤講師   Graduate School of Letters

  • 1995年
    -
    2005年

    清泉女子大学 非常勤講師

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所属学協会 【 表示 / 非表示

  • 2017年
    -
    継続中

    仏教芸術学会

  • 2004年
    -
    継続中

    中国史学会 Chungguksa Hakhoi

  • 1981年
    -
    継続中

    密教図像学会

  • 1978年
    -
    継続中

    美術史学会

  •  
     
     

    早稲田大学美術史学会

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研究分野 【 表示 / 非表示

  • 美術史

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 美術史、仏教美術、中国・日本古代美術

論文 【 表示 / 非表示

  • 彫刻史から問い直す

    肥田路美

    吉田一彦・上島享編著『日本宗教史1 日本宗教史を問い直す』吉川弘文館     229 - 252  2020年09月

  • 古代寺院はなぜ「芸術世界」か

    肥田路美

    『古代寺院の芸術世界』/竹林舎     7 - 18  2019年05月

  • 大型多尊塼仏と法隆寺金堂壁画

    肥田路美

    『古代寺院の芸術世界』/竹林舎     386 - 413  2019年05月

  • 総論 隋・唐時代の仏教美術

    肥田路美

    『アジア仏教美術論集 東アジアⅡ隋・唐』/中央公論美術出版     3 - 62  2019年04月

  • 白居易と石をめぐって

    肥田路美

    『石を愛でる―盆石書画の世界』會津八一記念博物館     55 - 56  2018年11月

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • 『美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究―(十二)

    肥田路美( 担当: 編集)

    私家版  2020年03月

  • 『古代寺院の芸術世界』/古代文学と隣接諸学6

    肥田路美( 担当: 編集)

    竹林舎  2019年05月 ISBN: 9784902084764

  • 『アジア仏教美術論集 東アジアⅡ隋・唐』

    肥田路美編著

    中央公論美術出版  2019年03月 ISBN: 9784805511312

  • 『雲翔瑞像ー初唐佛教美術研究』

    肥田路美, 顔娟英, 張名揚, 曹徳啓, 郭珮君, 曾堯民訳

    臺灣大学出版中心  2018年09月 ISBN: 9789863502906

  • 『美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究―(十一)

    肥田路美主編

    私家版  2018年03月

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Works(作品等) 【 表示 / 非表示

  • 翻訳 冉万里「唐代における宮殿の施入と仏寺への転用」(原題「唐代舎宮為寺考略」)

    肥田路美 

    2019年03月
    -
     

  • 翻訳 沙武田「敦煌石窟の金光明経変に関するいくつかの問題」(原題「敦煌石窟金光明経変的幾箇問題」)

    肥田路美 

    2019年03月
    -
     

  • 翻訳 顔娟英「唐代における十一面観音の図像と信仰」(原題「唐代十一面観音図像與信仰」)

    肥田路美 

    2019年03月
    -
     

  • 翻訳 于春「蜀道の両端―南北朝隋唐時代における長安と四川の仏教美術の交流」(原題「蜀道的両端―南北朝隋唐時期長安与四川的佛教芸術交流」)

    肥田路美  その他 

    2019年03月
    -
     

  • 中国四川省安岳県円覚洞における摩崖石刻の日中共同調査

    2015年09月
    -
    2016年03月

     概要を見る

    フィールドワーク

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受賞 【 表示 / 非表示

  • 國華賞

    2012年10月  

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 3次元データに基づく人工知能による仏顔の様式研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    本研究は、アジア全域の仏像の顔(仏顔)に焦点をあて、そのデジタル画像、3D画像を利用し、人工知能による統計的分析、あるいは機械学習等によって様式研究を行うものである。とりわけ、グプタ様式の仏像の顔がアジア全域においてどのように受容され、展開したのか(シルクロードの系譜)、日本の仏像の顔の様式がどのように展開したのか(日本の系譜)を分析することを研究の柱としている。平成30年度には、仏顔のデジタル画像のアーカイブ化に着手するとともに、仏顔画像のマイニング、解析にも着手している。とりわけ約1000件の仏顔画像データによる解析では、各画像をノーマライズし、そのうえでResNet50によって2048次元の位相に位置づけてコード化し、顔認証システムVGGFace2を用いた機械学習によって、徐々に興味深い結果が出ており、その成果の一端を学会発表した。なお、これらの作業は今後3年間の研究期間を通じて継続していく。調査活動に関しては、本年度計画していた最大規模の活動として、薬師寺金堂薬師三尊、東院堂聖観音の3D計測を実施した。その調査では、あわせてデジタル画像の撮影、蛍光X線分析調査も実施し、今後の多角的な研究にも対応できるように努めた。その他、国内では福井県小浜市の正法寺半跏思惟像、正林寺半跏思惟像のデジタル画像を収集するとともに、薬師寺調査と同様、あわせて蛍光X線分析調査も実施し、技法の解明に努めた。一方、海外ではジャワにおける仏教遺跡調査、浙江省杭州における摩崖造像調査、浙江省博物館における金銅仏展調査、韓国国立中央博物館における高麗展調査等においてデジタル画像、3D画像の収集を行った。計画していた薬師寺調査を、薬師寺のご理解、ご協力のもと実施することができた。また、上述のその他の調査の機会においても多視点画像の収集に努め、計画以上に新たな3D画像作成のための画像データが収集できた。仏顔画像のアーカイブについては、1,000件以上のデジタル画像を整理するとともに、約500件の基準作例の画像データベースを構築しつつある。これもほぼ計画通りに進捗している。ただし、整理した画像に属性(付帯情報)をラベル付けする作業、デジタル画像の3D化については十分に進められておらず、平成31年度以降の課題である。引き続き仏顔画像のアーカイブ化をすすめる。また、本年度に整理を行った50,000件の仏顔画像データに属性(付帯情報)をラベル付けすることによって、統計的分析の精度をあげていくことが不可欠である。また、デジタル画像の3Dデータ化にも取り組んでいきたい。調査活動についても鋭意進めていくが、申請段階の予定とは順序を変え、2021年度に予定していたベトナムでの調査を2019年度に実施し、2019年度~2020年度の計画を1年ずつ繰り下げて実施する計画を立てている

  • 『集神州三宝感通録』聖寺・瑞経録の美術史料論的研究

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    『集神州三宝感通録』は、初唐時代の仏教史家である南山律師道宣(596~667)が仏法僧三宝のうえに現れた感通(霊験)を集成したものである。本研究課題では、四年間の計画で、本書の巻下に記された南北朝時代から唐初期に至る間の各地の仏寺に関わる記事十二条と、仏経そのものやその信奉・読誦にともなう感通譚三十八条を取り上げる。すなわち、『大正新脩大蔵経』巻五二所収のテキストを底本とし、当該個所について全文の訳と美術史の観点を重視した註解を可能な限り詳細におこなう。記事は一見、荒唐無稽な霊験説話であるが、現存する寺院建築遺構や仏教美術の遺例を著しく欠いた当該時期の実態や、当時の仏教信仰の事情をうかがう上で、非常に有益な資料である。四年間の初年度にあたる18年度には、巻下の序文をはじめ、聖寺篇の前半六条を対象とする予定であった。しかし、序文、臨海天台山石梁聖寺条、東海蓬莱山聖寺条、抱罕臨河唐述谷仙寺条の訳と関係資料の蒐集のみにとどまった。また、本研究課題に先行する科研成果報告書として毎年刊行を継続してきた「美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究」を、作成することが叶わなかった。理由は、他の業務に忙殺されてエフォートを遂行できなかったところにある。他方、2018年10月には、台湾の中央研究院歴史語言研究所において、中央研究院歴史語言研究所主題講座として、本研究課題に直接関係した口頭発表「唐代高僧的理想世界―道宣《集神州三宝感通録》分析」をおこない、手ごたえを得た。18年度には論文三篇の執筆とともに、二冊の図書(『アジア仏教美術論集 東アジアⅡ隋・唐』と『古代寺院の芸術世界』)の責任編集として総論や論考の執筆、4篇の翻訳に予想以上の時間と労力を費やさざるを得なくなり、結果的に本研究課題に割ける時間が著しく少なくなってしまった。また、臨海天台山石梁聖寺条は東アジア仏教の一大拠点である天台山に関する条、抱罕臨河唐述谷仙寺条は現存する甘粛省炳霊寺石窟に関する条であることから、関係資料が多岐にわたり、かつ膨大であるため、注釈の執筆に非常に苦慮したことも、遅滞の一因である。本研究課題にかける時間を確保するために、抱えている仕事を整理するとともに、昨年は開催できなかった研究協力者たちとの研究会形式のミーティングを、毎週一回開催することで、コンスタントにノルマを推進する体制をつくる。また、昨年度に関係資料の蒐集はかなりの程度進めたので、それを踏まえるところからスタートできることは、今年度の利点である。こうした方策によって、今年度は所期の実績を達成することができると考えている

  • 隋唐「仏教社会」の多元的構造の解明と東アジア文化論の構築

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

     概要を見る

    中国史上の頂点の一つに位置づけられる隋唐期は、仏教が深く広く社会に浸透した「仏教社会」と規定できる。それを共通の問題意識に、定期的な研究報告会を重ね認識を共有した(毎年3回)。その上で2度の国際シンポ、浙江大学との国際シンポ「隋唐仏教社会の諸問題」(2017年3月)と「隋唐洛陽学」国際シンポ(2018年3月)、および班員全員の公開「研究成果報告会」(2019年1月)を実施し、各成果は公刊する(一部準備中)。並行して代表者は唐代房山石経の整理を進め、「諸経題記」「大般若経題記」「巡礼題記」の整理を完了、また唐代墓誌を集約した『新編唐代墓誌所在総合目録』を公刊し、時代理解の手がかりを提示した。隋唐時代の特質を「仏教社会」論を基軸に、多角的に共同研究した試みや具体的成果はまだない。従来「仏教」=宗教の研究は、一部仏教系の専門家に委ねられ、その結果仏教が社会に大きな影響力を持った時代の様相が十分明らかにされてこなかった。そのため仏教(中国仏教)を介した東アジア世界論の構築もまだ十分展開できていない。そうした反省に立って、本研究では仏教と接点を持つ隋唐研究者(歴史、文書、文学、美術、石刻)による学際的共同研究となった。この研究を通じて、新たな隋唐史像、東アジア論、仏教社会史料を提示し、隋唐史の研究に一石を投ずることを目指す。あわせて肥大化する今日中国の本質を考える手がかりを用意する

  • 美術史料として読む『集神州三宝感通録』霊像垂降篇

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    三年間で初唐の学僧道宣の著作である『集神州三宝感通録』のうち、各地・各時代の仏像の霊験50縁を集成した巻中「霊像垂降篇」の後半部について、訓読、現代語訳と詳細な注釈を付し、巻中全巻を完結させた。注釈は特に美術史の観点からおこない、付注項目は総計241項目を数える。また、抽出した問題点を更に追究した研究ノート計10編を得た。これらは毎年度末に『美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究(九)(十)(十一)』として公刊し、国内外の関係研究機関に配布した。その総頁数はA4版426頁に及ぶ。この成果は、中国の後漢から初唐に至る間の仏教の造形美術と信仰に関する基礎的研究である

  • 中央アジア仏教美術の研究―釈迦・弥勒・阿弥陀信仰の美術の生成を中心に―

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    ドイツ隊、ロシア隊、イギリス隊、日本の大谷探検隊による多数の中央アジア将来品を世界各地の所蔵館にて調査し、既刊の資料を統合してデータ化して整理分析を行い、中央アジア仏教美術に関する基礎資料を作成した。これらの資料をもとに、仏教学、仏教文献学研究と連携した美術史研究を行った。具体的には、インド・ガンダーラと東アジアの交流の視点から、中央アジアにおける (1)釈迦信仰、(2)弥勒信仰、(3)阿弥陀信仰の美術に着目し、その生成と変容の様相を様々な角度から明らかにした。本研究の研究成果は最終報告書(2018年4月)として刊行した。本研究では、中央アジア仏教美術に関する基本的な資料集成に基づき、中央アジア仏教美術の実態を解明しうる中核となる3つのテーマ(1)釈迦、(2)弥勒、(3)阿弥陀信仰の美術の生成と変容を中心として、中央アジアを地方様式のひとつ、単に文化の交差点とみるのではなく、新たな造形や信仰を創出する場と捉え、複合的な視点から諸相を明らかにした。本研究はインドから中国への仏教美術の伝播、変容、展開の様相を具体的に浮き彫りにしたのみならず、仏教美術研究と仏教学の連携によって、未だ不明瞭な部分の多い大乗仏教とそれに関わる美術の成立と発展の様相についても新たな視点を提供している

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講演・口頭発表等 【 表示 / 非表示

  • 當西方佛國遇上華夷秩序―談初唐佛教美術的多彩様貌

    肥田路美  [招待有り]

    臺灣大学出版中心主題講座   (臺平)  臺灣大学出版中心  

    発表年月: 2018年10月

  • 唐代高僧的理想世界―道宣《集神州三宝感通録》分析

    肥田路美  [招待有り]

    中央研究院歴史語言研究所主題講座   (臺灣台北 中央研究院歴史語言研究所)  中央研究院歴史語言研究所  

    発表年月: 2018年10月

  • 附銘佛教雕刻的意義與課題—以長安光宅寺七寶臺石龕像與奈良法隆寺金堂像為例—

    肥田路美  [招待有り]

    北大文研講座   (北京大学)  北京大学人文社会科学研究院・北京大学仏教研究中心  

    発表年月: 2017年06月

  • 南山大師道宣与番禾瑞像―以山岩表現与釈道安碑為着眼点

    肥田路美  [招待有り]

    絲綢之路与聖容文化国際学術研討会   (中国甘粛省永昌)  蘭州大学 金昌市人民政府  

    発表年月: 2016年08月

  • 西域瑞像流伝到日本―日本13世紀画稿中的于闐瑞像

    肥田路美  [招待有り]

    考古与芸術 文本与歴史―絲綢之路研究新視野国際学術研討会   (陝西師範大学歴史文化学院/中国 西安)  陝西師範大学歴史文化学院、陝西歴史博物館  

    発表年月: 2016年07月

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特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 『集神州三宝感通録』における五臺山の表象

    2018年  

     概要を見る

    2018年度から四年間の計画で遂行している科研基盤Cの研究課題を補完するべく、『集神州三宝感通録』巻中第四九縁・巻下で道宣が「聖寺」として詳述している五臺山に焦点を当てた。五臺山は、南北朝時代から文殊示現の仏教的聖地として特別視され、則天武后政権との結びつきに例を見るように世俗権とも密接に交渉しつつ権威を高めていった。五臺山を主題とした造形では、莫高窟61窟奥壁の《五臺山図》に代表される宋代の大画面壁画をはじめ、釈迦の降誕からの仏伝図を屏風画形式で描くものに付随した例が注目される。そこで、実作例と個別の史料から五臺山がどう表象されたかを押さえながら、道宣がそれをどのように評価していたかを考察した。

  • 中国仏教美術における瑞像・霊験像の研究

    2017年  

     概要を見る

    初唐道宣の著作『集神州三宝感通録』巻中「霊像垂降篇」の読解を中心に、初唐時代の瑞像・霊験像の性格、信仰、造像の実態をさぐるにあたり、あらためてまず「瑞像」という語の用例と語義を精査した。その結果、南朝梁代におけるこの語の初出と原義、そののち初唐に至るまでの語義の変化について、論文「「瑞像」の語義と用例について―道宣に至るまで―」にまとめた。また、「霊像垂降篇」全五十縁の現代語訳と詳細な釈注を完了し、『美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究―』十号、十一号を刊行した。また、その成果の一部は11月に韓国ソウル大学校人文大学考古美術史学科での講演で披露した。 

  • 唐代における瑞像に関する研究

    2016年  

     概要を見る

    同時に受給している科研基盤研究(C)の研究課題「美術史料として読む『集神州三宝感通録』霊像垂降篇」を補う形で、諸家の間で概念の認識に幅のある「瑞像」という語について、歴史的な語義と用例について整理し、肥田路美編著「美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究(十)」に研究ノートとして発表した。また本号において、「西域天竺之瑞像」と称されて初唐以降大いに流行したいわゆる阿弥陀仏五十菩薩図を中心に、隋晋王楊広(煬帝)によって江南で収取され長安日厳寺に所蔵された著名な石影像など、初唐時代に瑞像とよばれた仏像を取り上げ、詳細に考証した。あわせて17年3月に四川省広元市の摩崖造像調査をおこなった。

  • 美術資料として読む「集神州三宝感通録」霊像垂降篇

    2015年  

     概要を見る

    『集神州三宝感通録』巻中の第31~36縁について、『大正大蔵経』を底本に現代語訳と詳細な注釈を付した。付注項目は全74項、総文字数11万字に及ぶ。特に美術史の視点から独自の解説をおこなった項目に、「身代わりの仏像」「轀輬車」「宮城内に奉安された経像」「仏帳」「葬送の飾り」「鵄吻」「石仏を彫る手順」「幡蓋」「美玉のように研磨」「石趺」「隋唐における離宮と仏寺」「行像」「聖像」「南北朝時代における盧舎那仏」「子宝祈願の霊験像」などがある。成果は、A4版総100頁余の冊子『美術史料として読む『集神州三宝感通録』―釈読と研究―(九)』として3月中旬に刊行し、国内外の関係機関、研究者に寄贈の予定である。

  • 四川地域唐代彫刻の図像学的研究

    2007年  

     概要を見る

    本研究は、中国四川地域に現存する唐代の摩崖造像を対象として、特定主題の図像学的分析をおこない、中華世界にとって西南異民族世界との境界の土地であった四川地域における宗教美術の様態の特性を、実証的に明らかにすることを目的とした。 その前提となる実作品の博捜と精査については、このたび新たに四川省文物考古研究院(高大倫院長)と共同研究の関係を結び、これまで継続してきた四川大学藝術学院も交えた三者合同で、成都の北方に位置する綿陽市(梓潼県・三台県・鹽亭県を含む)において摩崖造像の悉皆調査を行い、主要な龕像の三次元デジタル撮影をはじめ実測図、写真、記録調書による一次資料の集積に務めた。その過程で、四川省文物考古研究院と早稲田大学文学部美術史学系との間で向後長期にわたる共同調査・研究の実施細目を約した合作協議書を、2008年3月19日付けで取り交わしたことも、今年度のひとつの成果として特筆しておきたい。 調査地域の綿陽では合計16箇所の摩崖造像遺跡を確認したが、そのほとんどが唐代の彫刻であり、本年度は梓潼県の臥龍山千仏岩、西崖寺摩崖、綿陽市の碧水寺摩崖、玉女泉摩崖、北山院摩崖を対象として調査研究をおこなった。これらの遺跡は関中ないしは漢中方面から益州に至る交通路上に位置し、唐王朝中心部からの影響が直接的に及んだことが想定できる立地であるが、四川盆地の摩崖造像を俯瞰すると、この地区の個性的な特色が浮かび上がる。その最も顕著なひとつが、いわゆる阿弥陀五十二菩薩図の作例の集中である。梓潼県の臥龍山千仏岩には貞観八年の「阿弥陀佛并五十二菩薩傳」の刻記が残り、初唐道宣の『集神州三寶感通録』収載の同縁と相同する内容と、これに対応する大型龕の彫像が現存するが、西崖寺摩崖、碧水寺摩崖にも作例が見出せ、通江や巴中の類例に波及する同主題の発信地であったことが想定できる。「天竺の瑞像」とされた当該主題はもとより菩薩の持物や蓮華の表現に強い西方色が看取でき、その西方への意識と造形の来由を問うことは、初唐彫刻研究の有効なケーススタディとなる。

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海外研究活動 【 表示 / 非表示

  • 仏教美術における唐様式の成立と展開

    2008年03月
    -
    2009年03月

    中国   清華大学美術学院

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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委員歴 【 表示 / 非表示

  • 2020年
    -
    継続中

    中国美術学院  碩士大学院生聯合指導者

  • 2020年
    -
    継続中

    文化庁  文化審議会専門調査会委員(文化財分科会)

  • 2009年
    -
    継続中

    甘粛省博物館  特聘研究員

  • 2009年
    -
    2019年

    文化庁  文化審議会専門調査会委員(文化財分科会)

  • 2017年
    -
    2018年

    文部科学省  大学設置・学校法人審議会専門委員

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社会貢献活動 【 表示 / 非表示

  • NHKハイビジョン特集

    NHKハイビジョン特集 

    2009年03月
    -
     

     概要を見る

    「法隆寺 前編 秘められた聖徳太子の夢」