2023/02/06 更新

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ナカジマ タカシ
中嶋 隆
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
教授
プロフィール

元禄期を中心とした江戸時代文藝を研究する。大谷女子大・横浜国立大学を経て、現在は早稲田大学に勤務するほか、NHK教育テレビ「古典への 招待」で、西鶴担当の講師をつとめる。北京外国語大学日本文化研究中心で客員教授、米国UCLAで訪問教授。西鶴作品や西村市郎右衛門など浮世草子研究に実績があ る。NHK.Eテレ「知恵泉ー挑戦を止めるな井原西鶴」、BS歴史館「井原西鶴」、謎解き江戸のススメ「西鶴」、にっぽんの芸能「西鶴五人女」などのテレビ番組にゲスト出演した。 研究書・注釈書 には『西鶴と元禄メディア』(NHKブックス) 『初期浮世草子の展開』(若草書房) 『西鶴と元禄文芸』(若草書房) 『都の錦集』(国書刊行会) 『世間子息気質・世間娘容気』(社会思想社) 『初期浮世草子集』(古典文庫) 『講座 日本文学と仏教』(共著 岩波書店) 『八文字屋本全集』(共編 汲古書院) 『浮世祝言揃』(太平書屋) 『好色日用食性』(太平書屋) 『好色春の明ぼの』(太平書屋)など多数。『廓の与右衛門控え帳』(小学館)で、第八回小学館文庫小説賞を受賞する。小説では、朝鮮人潜伏キリシタンを主人公とした『はぐれ雀』(小学館)『補陀落ばしり物語』(ぷねうま舎)で評価を得た。以下は、最近15年間の海外発表と国内講演会等である。2022年6月 日本近世文学会創立七十周年記念シンポジウム(日本近世文学会主催・日本学術会議後援 中京大学オンライン)でパネラー発表「近代初期(近世)散文研究の「学際性・社会性・国際性」ー西鶴を中心とした前期散文研究の問題点ー」 2019年4月 韓国檀国大学「江戸時代初期武士道の成立と男色」. 2019年3月 米国アジア研究協会(AAS)デンバー大会「西村市郎右衛門の好色本出版」 2015年12月 UCLA「西川祐信春本の誕生ー「性」と出版文化」  2015年10月 ブリティシュ・コロンビア大学「西川祐信春本の誕生ー「性」と出版文化」 2014年3月  パリ・ディドロ大学「武士道の成立と男色の問題について」  2013年12月 西鶴研究会・浮世草子研究会・俳文学会東京例会共催「矢数俳諧」をめぐるシンポ「西鶴の俳諧と小説―『俳諧独吟百韻自注絵巻』をめぐっ て」  2013年10月 三重県朝日歴史記念館「俳諧師の旅」 2013年5月 東アジア日本学会(韓国・江原大学)「江戸初期文芸にみる『治癒』―旅・隠棲・共同体」 2012年5月 東京天理ギャラリー「西鶴の文人意識」  2011年12月 西川祐信研究会(国際日本文化研究センター)「挿絵画家としての西川祐信―書肆と浮世草子を中心に」 2011年11月 韓国・建国大学開催「日本古典文学」学会 「西鶴に学ぶ経済と人間」  2011年9月 日本近世文学会全国大会(韓国・高麗大学)「日韓文化」シンポジウムのコメンテータ  2011年9月 伊丹・柿衛文庫「矢数俳諧への道―西鶴とメディア」 2011年8月 EAJS(ヨーロッパ日本学研究協会)大会(エストニア・タリン大学)シンポジウム司会Ihara Saikaku’s katari or narration  2011年6月 日本文学協会研究大会(フェリス女子大)「西川祐信画春本の誕生」  2010年12月 立命館大学開催「春本・春画」シンポジウムでパネラー 2010年1月 国文学研究資料館開催「読本」研究会「読本としての西鶴本」  2008年12月 俳文学会東京例会シンポジウム「談林俳諧の再検討」のパネラー。  2008年6月 中世文学会シンポジウム「パロディと中世文学」のパネラー。

他学部・他研究科等兼任情報

  • 教育・総合科学学術院   大学院教育学研究科

学歴

  • 1981年04月
    -
    1984年03月

    早稲田大学大学院   博士後期課程文学研究科   日本文学専攻  

  • 1978年04月
    -
    1981年03月

    早稲田大学大学院   博士前期課程文学研究科   日本文学専攻  

  • 1972年04月
    -
    1977年03月

    早稲田大学   第一文学部   日本文学科  

学位

  • 1981年03月   早稲田大学   文学修士

  • 1996年03月   早稲田大学   博士(文学)

経歴

  • 1995年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育・総合科学学術院   助教授 教授

  • 1988年04月
    -
    1995年03月

    横浜国立大学   教育学部   専任講師・助教授

  • 1984年04月
    -
    1988年03月

    大谷女子大学   日本文学科   専任講師

  • 1982年04月
    -
    1984年03月

    早稲田大学   第一文学部   助手

所属学協会

  •  
     
     

    早稲田大学国語教育学会

  •  
     
     

    俳文学会

  •  
     
     

    日本近世文学会

  •  
     
     

    日本文学協会

 

研究分野

  • 日本文学

研究キーワード

  • 国文学

論文

  • 西鶴『誹諧独吟一日千句』第六註解

    中嶋 隆

    近世文芸研究と評論   ( 103 ) 75 - 102  2022年11月  [査読有り]

  • 西鶴から桃林堂へー近代初期(近世)文体論序説ー

    中嶋隆

    日本文学研究ジャーナル   ( 21 ) 11 - 21  2022年03月

  • 早稲田大学図書館新収『武道色八景』解題と翻刻

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   ( 101 ) 14 - 42  2021年11月

    担当区分:筆頭著者, 責任著者

  • 『挙白集』評釈(五)巻十

    中嶋隆ほか

    近世文芸研究と評論   ( 100 ) 87 - 147  2021年06月

  • 近代初期(近世)文学史序説―十七世紀文学の座標軸ー

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   ( 100 ) 31 - 41  2021年06月  [査読有り]

  • 『挙白集』評釈(四)巻九

    中嶋隆ほか

    近世文芸研究と評論   ( 99 ) 61 - 122  2020年11月

  • 『挙白集』評釈(三)巻八

    中嶋隆ほか

    近世文芸研究と評論   ( 98 ) 86 - 179  2020年06月

  • 『挙白集』評釈(二)巻七

    中嶋隆ほか

    近世文芸研究と評論   ( 97 ) 109 - 160  2019年11月

  • 『挙白集』評釈(一)巻六

    中嶋隆ほか

    近世文芸研究と評論   ( 96 ) 99 - 177  2019年06月

  • 近世初期文芸のジャンルと様式

    中嶋隆

    かがみ   ( 49 ) 66 - 95  2019年03月

  • 『世渡りや』歌仙注解

    中嶋隆ほか

    近世文芸 研究と評論   ( 95 ) 31 - 47  2018年11月

    担当区分:責任著者

  • (新出資料 早稲田大学所蔵)水間沾徳点・大村蘭台撰『置く扇子』歌仙注解

    中嶋隆ほか

    近世文芸 研究と評論     53 - 70  2018年06月

    担当区分:責任著者

  • (新出資料 早稲田大学所蔵)水間沾徳点・大村蘭台撰『残る蚊』五十韻注解

    中嶋隆ほか

    近世文芸 研究と評論   ( 93 ) 45 - 61  2017年11月

    担当区分:責任著者

  • (新出資料 早稲田大学所蔵)水間沾徳点・大村蘭台撰『稲はらむ』五十韻注解

    中嶋隆ほか

    近世文芸 研究と評論   ( 92 ) 59 - 82  2017年06月

  • (新出資料 早稲田大学所蔵)水間沾徳点・大村蘭台撰『宇呂利』五十韻注解

    中嶋 隆ほか

    近世文芸 研究と評論   ( 91 ) 80 - 100  2016年11月

    担当区分:責任著者

  • 西鶴『俳諧独吟一日千句』第五注解

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   ( 84 ) 79 - 103  2013年06月

  • 西鶴『俳諧独吟一日千句』第四注解

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   ( 83 ) 43 - 69  2012年11月

  • 西鶴の「文人」意識ー言葉の錬金術ー

    中嶋隆

    ビブリア   138 ( 138 ) 3 - 24  2012年10月

    CiNii

  • 西鶴『俳諧独吟一日千句』第三注解

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   ( 81 ) 86 - 108  2011年11月

  • 西鶴『俳諧独吟一日千句』第二注解

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   80   102 - 129  2011年06月

  • 西鶴『俳諧独吟一日千句』第一注解

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   79   48 - 70  2010年11月

  • 西鶴研究の展望ー「好色本」の文学的位相をめぐって

    中嶋隆

    近世文芸研究と評論   78   35 - 40  2010年06月

  • 「読本」としての西鶴本

    中嶋隆

    江戸文学(ぺりかん社発行)   40   28 - 37  2009年08月

  • パロディと出版文化ー十七世紀日本文学を中心としてー

    中嶋隆

    中世文学(中世文会発行)   53 ( 53 ) 12 - 20  2008年06月

    CiNii

  • 西鶴文芸における『廻国』『隠棲』

    中嶋隆

    国文学研究資料館平成18年度研究成果報告 井原西鶴と中世文学     71 - 82  2007年03月

  • 木下長嘯子と松尾芭蕉の『源氏』受容

    中嶋隆

    立教大学「21世紀の日本文学研究」報告書     53 - 56  2006年11月

  • ロングインタビュー林望

    中嶋隆

    西鶴と浮世草子研究 笠間書院   ( 1 ) 26 - 42  2006年06月

  • ロングインタビュー見城徹

    中嶋隆

    西鶴と浮世草子研究 笠間書院   ( 1 ) 149 - 163  2006年06月

  • 西鶴俳諧の「小説」的趣向—『冬の日』から照射する『俳諧独吟一日千句』—

    中嶋隆

    『叙説』 奈良女子大学国語国文学会   33 ( 33 ) 138 - 148  2006年03月

    CiNii

  • 近世(分担執筆)

    『日本文芸史 現代Ⅱ』     287 - 290  2005年11月

  • 「俳諧的」の小説—『好色一代男』における俳諧性と小説—

    中嶋 隆

    「国文学」 学燈社   50 ( 6 ) 44 - 50  2005年06月

    CiNii

  • 「古典復興」の諸相—江戸時代文芸の一面—

    『源氏文化の時空』 森話社     62 - 77  2005年04月

  • 西鶴作品の叙述構造—作者・はなし・聞き手をめぐって—

    『表現と文体』明治書院     306 - 314  2005年03月

  • 春本の復権

    国文学解釈と鑑賞別冊・江戸文化とサブカルチャー     220 - 228  2005年01月

  • 私と俳句「言葉の暴力、イメージの対話」

    俳句研究   71 ( 9 )  2004年09月

  • 書評『西鶴という方法−略奪・切り裂き・増殖・滑稽』

    中嶋 隆

    日本文学誌要   ( 70 ) 147 - 149  2004年07月

    CiNii

  • 新収浮世草子『好色春の明ほの』−解題と翻刻ー

    中嶋 隆

    早稲田大学図書館紀要   51 ( 51 ) 31 - 60  2004年03月

    CiNii

  • 西鶴と好色本ー初期浮世草子の江戸下し本についてー

    近世文学の新展開ー俳諧と小説ー(ぺりかん社)    2004年01月

  • 大野鵠士『西鶴矢数俳諧の世界』

    日本文学(日本文学協会)   52-9  2003年09月

  • 西鶴と元禄文芸

    若草書房    2003年05月

  • 西鶴と其磧ー「模倣」の美学ー

    中嶋 隆

    国語と国文学   80-5 ( 5 ) 23 - 33  2003年05月

    CiNii

  • 新収浮世草子『好色日用食性』−解題と翻刻ー

    中嶋 隆

    早稲田大学図書館紀要   50 ( 50 ) 21 - 58  2003年03月

    CiNii

  • 西鶴『独吟一日千句』−追善十百韻の試みー

    中嶋 隆

    雅俗   10 ( 10 ) 34 - 46  2003年02月

    CiNii

  • 西鶴,読者,想像力ーコンテクストの複綜をめぐってー

    江古田文学   51  2002年11月

  • 西鶴ーその方法と主体ー

    江古田文学   51  2002年11月

  • 西鶴とメディア

    江古田文学   51  2002年11月

  • 西鶴の遊女観 ‐多義的「主題」と「作者」について‐

    江戸文学(ペリカン社)   23,pp.61-73  2002年

  • 西鶴・読者・想像力 ‐コンテクストの複綜をめぐって‐

    江古田文学   51  2002年

  • 西鶴とメディア−日本永代蔵 異版をめぐる出版状況

    中嶋隆

    江戸文学と出版メディア/笠間書院     155 - 177  2001年10月

  • 「西鶴」の遊女観−多義的主観と作者について

    中嶋 隆

    江戸文学/ぺりかん社   23,pp.61-73 ( 23 ) 61 - 73  2001年06月

    CiNii

  • NHK教育セミナー 古典への招待

    日本放送出版協会    2001年04月

  • 週間朝日百科 世界の文学−好色一代男 日本永代蔵

    朝日新聞社    2001年03月

  • 想像力と表現力を鍛える古典教育

    中嶋 隆

    国語教育研究/早稲田大学国語教育学会   20   8 - 13  2000年03月

    CiNii

  • 『色ひいな形』と西川祐信画三巻本

    中嶋 隆

    学術研究/早稲田大学教育学部   20 ( 48 ) 85 - 96  2000年02月

    CiNii

  • 想像力と表現力を鍛える古典教育

    国語教育研究 (早稲田大学教育学会)   /20  2000年

  • 『色ひいな形』と西川祐信三巻本

    学術研究(早稲田大学教育学部)   /20  2000年

  • 「教育」学部理念の構築にむけて

    早稲田フォーラム/早稲田大学   79  1999年12月

  • 西鶴の「好色物」の魅力—想像力を鍛える古典教育—

    国語科通信/角川書店   106  1999年11月

  • 西鶴 会話表現の遠近法

    中嶋隆

    日本文学/日本文学協会   10  1999年10月

  • 八文字屋本全集

    汲古書店   19  1999年03月

  • 日本古典籍 書誌学辞典

    岩波書店    1999年03月

  • 連句の楽しみ—古典と「遊ぶ」教育

    国語教室/大修館書店   66  1999年02月

  • 西鶴会話文体の遠近法

    日本文学(日本文学協会)   /10  1999年

  • 八文字屋本全集

    汲古書店   18  1998年09月

  • 近世四季の秀句

    角川書店    1998年01月

  • 八文字屋本全集

    汲古書院   16  1998年01月

  • 八文字屋本全集

    汲古書院   15  1997年09月

  • 板本時代の〈写本〉とは何か

    国文学/学燈社   42;11  1997年09月

  • 全国の地誌

    新日本古典文学大系月報/岩波書店   75  1997年02月

  • 板本時代の<写本>とは何か

    国文学   42/11  1997年

  • 読本研究のこれから

    読本研究/渓水社   10集上  1996年11月

  • 西鶴の「夏」句

    俳句研究/富士見書房   63;8  1996年08月

  • 北村可昌の逸詩−細野忠陳筆「篤所詩稿」について

    近世文芸研究と評論/早稲田大学近世文学研究室   50  1996年06月

  • 「絵入往生要集」諸版考−元禄二年版と西鶴「新小夜嵐」をめぐって

    中嶋 隆

    近世文芸/日本近世文学会   64 ( 64 ) 1 - 20  1996年06月

    CiNii

  • 初期浮世草子の展開

    若草書房    1996年05月

  • 西鶴の「作者」意識

    日本古典文学全集月報/小学館   67  1996年04月

  • 北村可昌の逸詩-細野忠陳筆『篤所詩稿』について-

    近世文芸研究と評論   /50  1996年

  • 『絵入往生要集』諸版考-元禄二年版と西鶴『新小夜嵐』をめぐって-

    近世文芸   /64,1-20  1996年

  • 近世俗文学と17・8世紀の文化構造

    国語教室/大修館書店   55  1995年05月

  • 因果物語・好色一代女

    『日本文学と仏教』岩波書店   2・4/,  1994年

  • 『好色一代女』の叙述の構造-「性」からの照射-

    中嶋 隆

    国文学研究(早稲田大学国文学会)   /100, ( 100 ) p88 - 98  1990年

    CiNii

  • 元禄末期の浮世草子と役者評判記

    中嶋 隆

    横浜国大国語研究(横浜国立大学)   /7,   13 - 24  1989年

    CiNii

  • 仮名草子・浮世草子における「小説とは何か」

    日本文学(日本文学協会)   38/8,  1989年

  • 『けいせい請状』の方法-演劇的趣向を中心として-

    大谷女子大国文(大谷女子大学)   /16,  1986年

  • 西村市郎右衛門未達について-その出版活動と没年の推定-

    近世文芸(日本近世文学会)   /32,  1980年

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書籍等出版物

  • 日本文学研究ジャーナル 特集「西鶴から八文字屋本へ」

    中嶋隆, 倉員正江( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 編集)

    古典ライブラリー  2022年03月

  • 補陀落ばしり物語

    中隆隆

    ぷねうま舎  2020年01月

  • 浮世草子大事典

    中嶋隆 他( 担当: 共編者(共編著者))

    笠間書院  2017年10月 ISBN: 9784305708472

  • 古典文学の常識を疑う

    佐伯孝弘ほか( 担当: 分担執筆)

    勉誠出版  2017年05月 ISBN: 9784585291473

     概要を見る

    西鶴浮世草子をどう読むべきか

  • ことばの魔術師西鶴ー矢数俳諧再考

    篠原進 中嶋隆( 担当: 共編者(共編著者))

    ひつじ書房  2016年11月 ISBN: 9784894767850

  • もう一つの日本文学史

    国文学研究資料館( 担当: 分担執筆)

    勉誠社  2016年03月

     概要を見る

    その後の「世の介」-好色本・春本のセクシュアリティと趣向

  • シリーズ日本人と宗教 生と死

    中嶋 隆( 担当: 共著)

    春秋社  2015年01月 ISBN: 9784393299432

  • はぐれ雀

    中嶋, 隆

    小学館  2014年07月 ISBN: 9784093863797

  • 好色春の明ぼの

    中嶋隆

    太平書屋  2012年12月

  • 21世紀日本文学ガイドブック 井原西鶴

    中嶋隆編

    ひつじ書房  2012年05月 ISBN: 9784894765115

  • 西鶴に学ぶ 貧者の教訓 富者の知恵

    中嶋隆

    創元社  2012年02月 ISBN: 9784422230283

  • 新編西鶴と元禄メディア

    中嶋隆

    笠間書院  2011年11月 ISBN: 9784305705679

  • 好色日用食性

    中嶋隆編

    太平書屋  2011年10月

  • 新視点による西鶴への誘い(谷脇理史 広嶋進編) 第5章文体と作品の構造

    中嶋隆

    清文堂  2011年08月 ISBN: 9784792414184

  • 浮世祝言揃

    中嶋隆編

    太平書屋  2010年11月

  • 廓の与右衛門控え帳

    中嶋隆

    小学館  2007年10月 ISBN: 9784093861946

  • 『くずし字速習帳 近世版本篇』 早稲田大学オンデマンド出版シリーズ

    中嶋隆, 兼築信行

    トランスアート  2005年03月

  • 西鶴と元禄文芸

    若草書房  2003年

  • 初期浮世草子の展開

    若草書房  1996年

  • 古典文庫・初期浮世草子(一・二)

    古典文庫  1994年

  • 古典文庫・初期浮世草子(一・二)

    古典文庫  1994年

  • 西鶴と元禄メディア

    日本放送出版協会  1994年

  • 現代教養文庫・世間子息気質・世間娘容気

    社会思想社  1990年

  • 叢書江戸文庫・都の錦集

    国書刊行会  1989年

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受賞

  • 小学館文庫小説賞

    2007年03月  

  • 窪田空穂賞

    1984年  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 書肆作者と俳諧師作者による仮名草子・初期浮世草子の研究

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2023年03月
     

     概要を見る

    近世初期(元禄末年以前)に成立した浮世草子を中心とした散文作品のなかから、書肆が創作に強く関与したと推定される作品、および俳諧師を作者にした作品について、書誌調査と本文翻刻のデータベースを作成する。図書目録類には、初版と後版の区別をせず奥付を記載するのが常である。またウェブ上で公開されている図版は、板木を改刻した痕跡が不分明な場合が多い。原本を閲覧して、紙質や板木の状態を確認することが版本書誌研究の基本となる。本研究では、その基本に戻って刊(刊行時)・印(印摺時)・修(修訂時)を厳密に調査した書肆データを作成する。この作業自体が考証研究であり、推論の根拠を明確にしたデータを提供する。近世初期(元禄末年以前)に成立した浮世草子を中心とした散文作品139部なかから、書肆の関与が強い作品と俳諧師が作者となった作品の調査を行っているが、2019年度は、演劇と小説との様式的複合が見られる作品に焦点を当てた。書肆の主導した浮世草子にはこうした作品が多い。時期の距たりがあるものの、江戸・上方という地域性を越えて、観劇する草子読者と草子を読む観客とが重なって享受者層が拡大し、書肆がそれに見合った出版活動を行ったからである。江戸では貞享5年刊『市野や物語』のごとく、上方より十数年前から演劇と小説とを複合する傾向が見られるようになった。上方の版元に江戸売り捌き元を加えた三都版が現れ、上方版の重版・類版が、貞享二三年頃から江戸では出版できなくなった。窮地にあった江戸書肆によって新規な草子が企画されたことが、上方より早くこのような浮世草子が刊行された理由であろう。書肆が版木を買い取った求板本には改題本が多いが、同板であっても、版木の一部を入木して改刻されることが多い。改刻は板木の痛みを修訂するためだけではなく、様々な原因が想定できる。特に浮世草子の場合には、実在の人物や役者名を彫り変える場合もある。小説と演劇との様式的複合は、事実と虚構とが作中に並存し、小説に際物のような時事性が付与されるなど、文芸の多様化をもたらすこととなった。その一現象として、特に注目するのは、元禄末期の上方版浮世草子の叙述に、歌舞伎口上や長台詞がそのまま写された例が多く見られることである。大坂松本名左衛門座顔見世興行を写す『男色歌書羽織』には、実際に舞台で述べられた台詞が、そのまま詳細に書き写されている。このような叙述は、歌舞伎に精通した浮世草子読者の趣味に作者が応える必要があったから出現したのだろうが、洒落本や滑稽本、人情本が、台帳様式で叙述されるようになる素地は、すでにこの時期に胚胎していた。<BR>書肆の主導した仮名草子・浮世草子について書誌調査を行った。江戸書肆と上方書肆との出版慣行の相違は、挿絵のみならず書型や題簽の意匠にも顕現する。これまでの調査で、江戸版浮世草子は半紙本で刊行されることが多いことは分かっていたが、上方版でも、大本で出版されることが多いなかでも、好色本にかぎると半紙本の場合がほとんどである。これは上方版好色本が、下し本として江戸で販売されたからだと推測する。とくに京書肆・西村市郎右衛門と江戸書肆西村半兵衛の出版物に、この傾向が顕著である。一方、上方版を真似た表紙と大本の書型で出版された江戸版仮名草子が、稀ではあるが存在した。たとえば『鹿の巻筆』初版本には、当時上方で流行していた紗綾形地巻竜紋行成表紙の中央に題簽を貼る。料紙も腰の強い上方製を用いている。匡郭は半紙本型なので、明らかに貞享二三年頃の上方版浮き世草子を模倣している。興味深いのは、西村市郎右衛門刊『好色三代男』や西鶴『諸艶大鑑』などに使用された上方版紗綾形地巻竜紋行成表紙ではなく、江戸独自の巻竜紋表紙を用いていることである。現存する出版書から、江戸・上方間の出版物の相違や出版文化の地域性を考察するには、その時期の出版形態をそのまま残す初版本を考察の対象にすることが望ましい。その点で、高い資料性をもつ本と出会う事が必要となる。現行の目録類は、そういう観点から編纂されていないので、現存本を極力披見しなければならない。その点では時間と労力がかかる。2019年度は、書肆の主導した浮世草子について、江戸・上方の地域性の相違という観点から調査・考察を行った。2020年度は、俳諧師を作者にした浮世草子について、主に叙述面での俳諧の影響と様式性について考察する。写本の生産・管理者が文化的権威をもった16世紀以前とは異なり、版本文化によってその文化的階層性が徐々に崩壊した。その結果、版本として享受された仮名草子では、多様な文芸的要素が階層的ではなく並立的に享受された。仮名草子の多様性が変質し、浮世草子では叙述と趣向等の様式性が濃厚となったのである。『好色一代男』の影響下に成立した浮世草子は、談林の俳諧師が作者となる場合が多い。浮世草子の特徴とされる現実を再現する叙述は、作者の認識の問題として従来論じられていたが、俳諧の文芸的特性と読者の嗜好に敏感な書肆の発想から新しい様式として定着したと考えるべきである。本研究の目的は、浮世草子という散文文芸様式の成立について、上方・江戸の出版メディアや小説以外の文芸様式との影響関係から考察することにあるが、文芸ジャンルにとどまらない当時の文化状況を視野に入れる必要がある。今後は、その観点から浮世草子以外の出版物も取り上げて考察を深めたい

  • 独吟連句の分析による談林俳諧の新研究

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2019年03月
     

     概要を見る

    本研究の目的は、初期俳諧の独吟連句のデータベースを基に、散文作品との文体的関連や様式性を視野に置きつつ、特に談林を中心とした連句の表現方法や独吟の特性について分析することにある。そのためには独吟連句の翻刻・データベース化が必須であることは言うまでもないが、さらに季節・季語・式目(「句数」「去嫌」等)・付合語・付筋などの連句手法の具体的な解明が必要となる。前年度に引き続いて本年度も独吟連句の諸本調査を行い、データベースを作成する作業を行った。未翻刻の俳書については、原本や複写物から翻刻を行っている。独吟連句を含む貞門・談林俳書は、99書(寛永年間10書、正保年間3書、慶安年間6書、承応年間2書、明暦年間3書、寛文年間24書、延宝年間49書、天和年間2書)に及ぶが、未翻刻の俳書は61書あり、本年度もその翻刻作業を継続した。翻刻作業は大学院生と講師(任期付)が担当し、研究代表者が統括した。データベースを基にした分析結果と連句の注釈作業から、談林・貞門・蕉風連句の類似と相違とが具体的に考察できる。この方針に基づいて、本年度は、友貞が批点した「老いぼれも」百韻(新出資料)、また玄札点「賦何笛」百韻(新出資料)の翻刻・注釈を大学院生とともに行った。さらに韻文と散文、演劇と小説、評判記という異ジャンルが未分化のまま展開した十七世紀の文芸様式について、昨年度は「ジャンルと様式」という観点から『市野や物語』『傾城百人一首』を例に考察したが、今年度は芭蕉の俳文に影響を与えた木下長嘯子の歌文集『挙白集』にみられる引用を詳細にあとづけ「ジャンルと様式」についてさらに考察を深めた

講演・口頭発表等

  • 西鶴『俳諧独吟一日千句』の創意

    中嶋隆

    西鶴研究会  

    発表年月: 2022年08月

    開催年月:
    2022年08月
     
     
  • 「近代初期(近世)散文研究の「学際性・社会性・国際性」ー西鶴を中心とした前期散文研究の問題点ー」

    中嶋隆  [招待有り]

    日本近世文学会  

    発表年月: 2022年06月

    開催年月:
    2022年06月
     
     
  • 江戸時代初期武士道の成立と男色

    中嶋隆  [招待有り]

    檀国大学日本文化研究所  

    発表年月: 2019年04月

  • 西村市郎右衛門の好色本出版

    中嶋隆  [招待有り]

    アメリカアジア学研究学会  

    発表年月: 2019年03月

    開催年月:
    2019年03月
     
     
  • 西川祐信春本の誕生ー「性」と出版文化

    中嶋隆  [招待有り]

    カリフォルニア大学ロサンゼルス校講演会   (ロサンゼルス)  カリフォルニア大学ロサンゼルス校  

    発表年月: 2015年12月

  • 西川祐信春本の誕生ー「性」と出版文化

    中嶋隆  [招待有り]

    ブリティシュコロンビア大学講演会   (バンクーバー)  ブリティシュコロンビア大学  

    発表年月: 2015年10月

  • 武士道の成立と男色の問題について

    中嶋隆  [招待有り]

    パリ ディドロ大学シンポジウム「武士道」   (パリ)  パリ ディドロ大学  

    発表年月: 2014年03月

  • その後の「世之介」-好色本・春本のセクシュアリティ

    中嶋隆  [招待有り]

    国文学研究資料館国際シンポジウム   国文学研究資料館  

    発表年月: 2014年01月

  • 西鶴の俳諧と小説―『俳諧独吟百韻自注絵巻』をめぐっ て

    中嶋隆  [招待有り]

    「矢数俳諧」をめぐるシンポジウム   (東京)  西鶴研究会・浮世草子研究会・俳文学会東京例会共催  

    発表年月: 2013年12月

  • 江戸初期文芸にみる『治癒』―旅・隠棲・共同体

    中嶋隆  [招待有り]

    東アジア日本学会   (韓国江原大学)  東アジア日本学会  

    発表年月: 2013年05月

  • 俳諧師の旅

    中嶋隆  [招待有り]

    三重県朝日歴史記念館「俳文学」記念講演   (日本 三重県)  三重県朝日歴史記念館  

    発表年月: 2013年05月

  • 西鶴の「文人」意識ー言葉の錬金術ー

    中嶋隆  [招待有り]

    天理ギャラリー講演会   (東京)  天理ギャラリー  

    発表年月: 2012年05月

  • 矢数俳諧への道ー西鶴とメディアー

    中嶋隆  [招待有り]

    柿衛文庫秋季特別展「西鶴ー上方が生んだことばの魔術師」記念講演会   (伊丹市)  柿衛文庫  

    発表年月: 2011年09月

  • 西川祐信画春本の誕生

    中嶋隆

    日本文学協会第三十回研究発表大会   (フェリス女子大)  日本文学協会  

    発表年月: 2010年06月

  • 『新小夜嵐』の地獄絵

    中嶋隆

    日本近世文学会秋季全国大会   日本近世文学会  

    発表年月: 1992年11月

  • 『好色一代男』の「はなし」の方法

    中嶋隆

    日本近世文学会秋季全国大会   日本近世文学会  

    発表年月: 1987年11月

  • 『けいせい請状』について

    中嶋隆

    日本近世文学会秋季全国大会   日本近世文学会  

    発表年月: 1985年12月

  • 林文会堂義端について

    中嶋隆

    日本近世文学会春季全国大会   (東京)  日本近世文学会  

    発表年月: 1984年06月

  • 『本朝二十不不孝』と不孝説話

    中嶋隆

    早稲田大学国文学会大会   (早稲田大学)  早稲田大学国文学会  

    発表年月: 1982年12月

  • 『好色伊勢物語』について

    中嶋隆

    早稲田大学国文学会大会   (早稲田大学)  早稲田大学国文学会  

    発表年月: 1979年12月

  • 西村市郎右衛門未達についてーその出版活動と没年の推定

    中嶋隆

    日本近世文学会春季全国大会   (国文学研究資料館)  日本近世文学会  

    発表年月: 1979年06月

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学内研究費(特定課題)

  • 浮世草子求板本における改題・改刻と出版事情の研究

    2020年  

     概要を見る

      貞享3年2月に、京・永田長兵衛と江戸西村半兵衛二書肆相版で刊行された『好色伊勢物語』は元禄7年に『いくのの草子』と改題出版された。版元は京「永田調兵衛」単独版である。さらに同じ書名ながら奥付の刊年を削り書肆名「永田調兵衛」のみを残した改刻本がある。『好色伊勢物語』『いくのの草子』の主版元は「永田長(調)兵衛」なので求板本ではないが、求板本同様に、巻1の2.3.6.15丁の版木が元禄7年版では欠落しており、刊年を削った版では新しい版木に替えられている。詳細は省くが、装幀から考えて、刊年を削った本は享保ごろ刊行されたと推定する。「長兵衛」を「調兵衛」と屋号を替えているのは代替わりに伴う変更であろう。管見では元禄四年以降「永田調兵衛」が用いられている。また初版本で相版元となった「西村半兵衛」は元禄9年以降出版物が見られなくなるが、元禄7年には書肆としての活動をまだ続けていた。通例では、版木を買い取った書肆が求板本を改刻する場合には、板木の痛みを修訂する場合が多いのだが、本書のケースは、初版本からわずか8年後に刊行された改題本の巻1の4丁分の版木だけが欠落し、そのまま改題本として刊行され、さらに享保期に版木が補われているという不自然さが目立つ。私は4丁分の版木は「西村半兵衛」の留板だったのではないかと推定している。

  • 近世初期文芸書における江戸版・上方版の書誌的相違と出版システムの研究

    2019年  

     概要を見る

    本研究では、元禄・宝永期の浮世草子好色本に注目して、可能な限り書誌調査を行った。今回の調査では、半紙本の多い江戸版仮名草子で、上方版を真似た表紙と大本で出版したケースが見られた。例えば『鹿の巻筆』には、当時上方で流行していた紗綾形地巻竜紋行成表紙を模倣した江戸の表紙の中央に題簽を貼っている(早稲田大学図書館新収)。匡郭は半紙本型なので、明らかに貞享二・三年頃の上方の流行を模倣し、紙も腰の強い上方製を用いている。こういったケースから出版システムを論じるには、まだ尚早なのだが、さらに資料の収集に努め、出版メディアの上方・江戸の地域差、さらには両者の文化的差違を射程に置いた考察をすすめたい。

  • 独吟連句の付合に見られる「心付け」の特性と「俳文」的発想についての表現論的研究

    2018年  

     概要を見る

     本研究課題は、近世初期俳諧連歌(連句)と仮名草子・浮世草子とを架橋する散文として、談林の俳文に着目し、その特性を探ることにあった。軽妙さと美意識を眼目とした蕉門俳文とは異なり、談林俳文は機知と笑いに富んだ言語遊戯ともいえる叙述が主流である。書肆を兼ねた俳諧師西村未達の「好色本」には、漢文脈や物語文脈の仮名草子とは相違した口語文脈の文体が用いられた。たわいのないプロットは別にして、その即物的で口語や擬態語を多用した文体と笑いに富んだ叙述には、談林俳文的発想が濃いと考える。この点 については「西村市郎右衛門・半兵衛の好色本出版」と題して、米国アジア研究協会(AAS)デンバー大会で発表した。 

  • 独吟俳諧の「自註」にみられる俳文的発想と叙述についての表現論的研究

    2017年  

     概要を見る

    俳文概念は、蕉風俳諧理念から定義されることが多い。しかしながら『去来抄』で、芭蕉は西鶴の文章を批判している。芭蕉の俳文意識には、韻文・散文といった差異を超えた「俳文」が視野に置かれていた。本研究課題では、『西鶴百韻独吟自註絵巻』を中心に、その談林俳文としての表現論的特徴について分析を試みた。さらに、本研究課題とは若干視点が相違するが、大学院生とともに、新出資料の水間沾徳点・大村蘭台撰『宇呂利』五十韻、『稲はらむ』五十韻、『残る蚊』歌仙の翻刻と注釈を行った。これらの注解から、宝永期以降の蕉門連句では、談林的要素や散文的要素が濃厚な句作り、言わば「俳文的句作り」が行われていることが指摘できた。

  • 談林俳文と西鶴『好色一代男』を中心とした浮世草子との表現論的研究

    2015年  

     概要を見る

    日本近世初期の小説(仮名草子・浮世草子)は、擬古文体に口語的要素が加わって、独特な文体を形成した。この傾向は、古典的要素に、当時の風俗や巷説等の現実的事象が加味されたことの反映でもある。口語的要素は、話し言葉そのものを叙述(書き言葉)化したのではなく、当時流行した狂歌や俳諧を文体に取り込むことによって叙述化された。本研究では、談林俳書の序跋を「俳文」として位置づけたが、その特徴は談林連句の「ぬけ・取り成し・見立て」等の技巧を叙述に取り込むほか、省略や飛躍の多い点にある。談林俳書の序跋は、『好色一代男』に影響を与え、狂歌の影響の濃厚な『仁勢物語』などの仮名草子とは異質な文体を成立させた。

  • 浮世草子を中心とした17世紀日本文学のセクシュアリティに関する研究

    2004年  

     概要を見る

    本研究で主に対象にした浮世草子は、以下の三種である。1、上方版半紙本型好色本 2、江戸版半紙本型好色本 3、上方版西川祐信画横本型好色本。これらについて、次の観点から考察を加えた。(1)書誌的研究 造本分業システムと書肆の役割、出版の地域差による書誌的相違に留意しつつ、諸本を調査した。(2)絵画史的研究 版本の挿絵は、絵師名が明記されない場合が多いので、絵を厳密に比較して画風をまず確定し、構図や趣向を確認する必要がある。その上で、好色本の挿絵の絵画史上の位置を明確にした。(3)文学史的研究 読者の性的興味に迎合した作品として、西鶴以外の好色本は、文学史ではほとんど無視されてきた。しかし、この点を通時軸にすえ、リプレゼンテーションとセクシュアリティの相関と様式化の諸相について分析した。(4)文化史的研究 17世紀の日本文学に現出するセクシュアリティが都市文化の所産であるという観点から、廓や私娼等の都市風俗や都市構造の文学作品への反映、あるいは儒教的倫理観や古来からの「色好み」観の、近世都市空間のでの転調について考察した。特に、国際日本文化研究センター所蔵の艶本と天理図書館所蔵の好色本の書誌調査を中心に、本年度は研究を行った。

  • 早稲田大学図書館蔵仮名草子の書誌目録の作成並びに諸本との校合を中心とした書誌学的研究

    1997年  

     概要を見る

    早稲田大学図書館には、約120点の仮名草子と約350点の浮世草子が蔵される。本課題研究は、昨年度にひきつづき、約60点の仮名草子の写真撮影を行う予定でいた。が、図書館では、現在江戸時代小説(ヘ13)のマイクロ化の作業が番号順に進行中であるので、その作業との重複をさけるため、既に撮影ずみの仮名草子、浮世草子の複写を中心に、本課題研究を遂行せざるをえなかった。その結果約120点の仮名草子、浮世草子の複写を行なった。複写物の整理のために、ホルダーを購入し、他本との校合の便をはかった。 書誌を記録するにあたっては、昨年度の方針を踏襲した。すなわち、書型・表紙・題纂・外題・内題・柱刻・匡部寸法・丁数・行数・挿絵・蔵書印等の項目をたて、将来館蔵本のデータが、インターネット等で公開される際の基礎資料となるようにした。また、単に数値を記録するだけではなく、刊・印・修の問題、つまり初刷・後刷、原装・改装、版木の修訂状況等の調査を厳密に行なった。 さらに、これらの写真を用い、天理図書館を中心とした関西の大学図書館に蔵される仮名草子・浮世草子類、中国地方の大学図書館の蔵書との比較校合を行なった。全国に散在する仮名草子・浮世草子すべてを調査するには及んでいないが、早稲田大学図書館蔵の近世初期小説類のデータは、出来るだけ早く公開したいと考える。

  • 早稲田大学図書館蔵仮名草子の書誌目録の作成並びに諸本との校合を中心とした書誌学的研究

    1996年  

     概要を見る

     早稲田大学図書館には、約120点の仮名草子が蔵される。本課題研究では、そのうち約半数について写真撮影を行い、諸本との書誌的校合の資料とした。 書誌を記録するにあたっては、書型・表紙・題簽・題簽寸法・外題・内題・柱刻・匡郭寸法・丁数・行数・挿絵・蔵書印等の項目をたてた。将来、本館蔵書が、マイクロ写真、インターネット等で公開される際の基礎データとなるように配慮したが、単に数値を記録するだけではなく、初刷・後刷、原装・改装、版木の修訂状況等の調査に力点を置いた。マイクロ写真等は、本文を読むためには効率的だが、資料として、館蔵本がどのように位置づくのかという点にかかわる情報が不足するからである。 本年度は、へ13(江戸時代小説)に分類されている仮名草子の図書番号の早いものから順に、また他の分類記号(イ4、リ4等)に属するが、内容上仮名草子とみなせるもの、あわせて56部の写真撮影を行った。 さらに、これらの写真と天理図書館蔵仮名草子との校合を実施した。館蔵本の刊・印・修(刊行時期・印刷時期・版木の修訂時期)を確定するためには、全国に散在する諸本との比較が必要である。個人蔵書を含む全仮名草子を調査対象にするのが理想的だが、とりあえず、仮名草子多数を所蔵する公共、大学図書館の蔵書を中心に、館蔵本との比較調査を続行する予定である。

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海外研究活動

  • 浮世草子・春本を中心としたセクシュアリティに関する研究

    2011年04月
    -
    2012年03月

    エストニア   タリン大学

 

現在担当している科目

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委員歴

  • 2018年12月
    -
    2022年12月

    早稻田大学国文学会  組織委員会担当理事

  • 1994年03月
    -
    2022年06月

    日本近世文学会  常任委員

  • 1981年03月
    -
    2022年06月

    日本近世文学会  委員

  • 2019年06月
    -
    2020年06月

    早稻田大学国語教育学会  代表理事

  • 1981年03月
    -
    2019年03月

    俳文学会  委員

  • 1998年04月
    -
    2010年03月

    日本文学教協会  委員

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社会貢献活動

  • 知恵泉ー挑戦を止めるな井原西鶴

    NHK Eテレ 

    2020年04月
     
     

  • にっぽんの芸能ー舞踊「西鶴五人女」

    NHK Eテレ  にっぽんの芸能 

    2016年09月
    -
     

  • 謎解き江戸のススメ 井原西鶴

    BS TBS  謎解き江戸のススメ 

    2014年10月
    -
     

  • BSプレミアム歴史館 井原西鶴

    NHKBS  NHKBSプレミアム 

    2012年05月
    -
     

     概要を見る

    BS歴史館「井原西鶴 大坂・笑いと反骨と人情と」

  • NHK教育テレビ 古典への招待 西鶴

    NHK教育テレビ  NHK教育テレビ 古典への招待 西鶴 

    1995年
    -
    2004年

     概要を見る

    古典への招待(西鶴担当)1998年から2004年