2024/12/21 更新

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トダ タカコ
戸田 貴子
所属
国際学術院 大学院日本語教育研究科
職名
教授
学位
博士 ( オーストラリア国立大学 )

学歴

  • 1985年
    -
    1997年

    オーストラリア国立大学大学院   人文科学研究科   言語学  

  • 1985年
    -
    1989年

    オーストラリア国立大学   文学部   言語学  

所属学協会

  •  
     
     

    早稲田大学日本語教育学会

  •  
     
     

    豪州日本研究学会(Japanese Studies Association of Australia)

  •  
     
     

    日本音声学会

  •  
     
     

    日本語教育学会

研究分野

  • 日本語教育

研究キーワード

  • 言語学、音声学、日本語教育

受賞

  • 2019年度秋学期早稲田ティーチングアワード総長賞

    2019年02月   早稲田大学  

  • 2015年度秋学期早稲田ティーチングアワード総長賞

    2017年02月   早稲田大学  

  • 第1回 Waseda e-Teaching Award

    2013年05月  

 

論文

  • New Approaches to Language Education: Utilizing Online Resources to Teach Japanese Pronunciation

    Takako Toda

    Japanese Studies Association of Thailand   9 ( 1 ) 8 - 24  2019年

  • 中国学习者对JPC发音慕课使用状况的质性研究

    戸田貴子

    东北亚外语研究   7   70 - 77  2019年

  • 発音チェックにおけるフィードバックの工夫―オンラインでのラポール形成を目指して―

    戸田貴子

    早稲田日本語教育学   ( 26 ) 179 - 188  2019年

  • ブレンディッド・ラーニングー新たなモデルの構築と音声教育実践ー

    戸田貴子

    早稲田日本語教育学   ( 26 ) 107 - 126  2019年

  • グローバルMOOCsの相互評価における継続参加―日本語発音オンライン講座の分析を通して―

    戸田貴子

    日本語教育   ( 170 ) 32 - 45  2018年08月

  • グローバルMOOCsにおける「世界の日本語音声教育」 : Japanese Pronunciation for Communication (特集 グローバルMOOCsにおける「世界の日本語音声教育」)

    戸田 貴子

    早稲田日本語教育学 = Waseda studies in Japanese language education   ( 23 ) 巻頭1 - 3  2017年12月

    CiNii

  • グローバルMOOCsにおける日本語発音オンライン講座 : 受講者アンケートの分析結果から (特集 グローバルMOOCsにおける「世界の日本語音声教育」)

    戸田 貴子

    早稲田日本語教育学 = Waseda studies in Japanese language education   ( 23 ) 1 - 20  2017年12月

    CiNii

  • 【特集:グローバルMOOCsにおける「世界の日本語音声教育」】 緒言グローバルMOOCs における「世界の日本語音声教育」-Japanese Pronunciation for Communication-

    戸田 貴子

    早稲田日本語教育学   23 ( 23 ) i - iii  2017年12月

    CiNii

  • リレー形式の発音BBSをとおした学習者の主体的な学び

    戸田 貴子, 大熊 伊宗, 大戸 雄太郎, 夏 蕊

    早稲田日本語教育学 = Waseda studies in Japanese language education   ( 22 ) 115 - 124  2017年06月

    CiNii

  • リレー形式の発音BBSをとおした学習者の主体的な学び

    戸田貴子, 大熊伊宗, 大戸雄太郎, 夏蕊

    早稲田日本語教育学   ( 22 )  2017年

  • インターネットを活用した音声指導―ヨーロッパ圏日本語学習者を対象として―

    戸田貴子

    ヨーロッパ日本語教育   20   261 - 266  2016年06月

  • MOOCs(Massive Open Online Courses)による日本語発音講座‐発音の意識化を促す工夫と試み‐

    戸田貴子

    早稲田日本語教育学   ( 21 ) 87 - 91  2016年

  • インターネットを活用した音声指導―ヨーロッパ圏日本語学習者を対象として―

    戸田貴子

    ヨーロッパ日本語教育20   ( 21 ) 87 - 91  2016年

  • 成年人日语发音习得的可能性

    戸田貴子

    日语学习与研究   ( 182 ) 79 - 85  2016年01月

  • 第二言語音声の習得と運用に関する研究――日本語教育の視点から

    戸田貴子

    日本語学     20 - 29  2015年

  • 特集緒言 日本語音声教育の新展開 (特集 日本語音声教育の新展開)

    戸田 貴子

    早稲田日本語教育学   ( 14 ) 巻頭1 - 7  2014年05月

    CiNii

  • 日本語音声教育の新展開

    戸田 貴子

    早稲田日本語教育学   14   i - vii  2014年02月

    CiNii

  • 新しい音声教育実践における学習者の学び -オンデマンド併用授業による発音学習-

    戸田 貴子, 大久保 雅子

    早稲田日本語教育学   14   1 - 18  2014年02月

    CiNii

  • 新しい日本語音声教育実践における学習者の学び-オンデマンド併用授業における発音学習-

    戸田貴子, 大久保雅子

    早稲田日本語教育学   16   1 - 18  2014年02月

  • インターネットを用いた音声教育実践-韓国人学習者による「発音BBS」の活動を分析して-

    戸田貴子

    日本語学研究   ( 41 ) 33 - 47  2014年

  • 日本語音声教育の新展開

    戸田貴子

    早稲田日本語教育学   ( 16 ) i - vii  2014年

  • The critical period hypothesis and phonological acquisition of Japanese

    Takako Toda

    Quantitative approaches to problems in linguistics, Part I. Tones and Acoustic Phonetics    2012年

  • 音声教育と日本語能力 (特集 日本語教育が育成する日本語能力とは何か)

    戸田 貴子

    早稲田日本語教育学   ( 8 ) 59 - 65  2011年05月

    CiNii

  • 音声教育と日本語能力

    戸田貴子

    早稲田日本語教育学   Vol.9   59 - 65  2011年02月

  • 日本語学習者の自律学習を促すシャドーイングの実践と気づき—発音の滑らかさの向上を目指した練習方法に関する一考察—

    戸田貴子, 大久保雅子

    Japanese Language Education in Europe 15, Proceedings of 2010 Symposium on Japanese Language Education, Bucharest   15   54 - 60  2011年

  • 日本語教育における学習者音声の研究と音声教育実践

    戸田貴子

    日本語教育   142 ( 0 ) 47 - 57  2009年07月

     概要を見る

    <p> 本稿では,近年の学習者音声に関する研究成果を紹介し,音声教育実践について述べる。</p><p> 三つの調査の結果から,1)発音上の問題がコミュニケーションの弊害になっているとの認識を学習者が示していることが明らかになった。一方,2)大人になってから学習を開始した場合でも,学習次第でネイティブレベルの発音習得が可能であることがわかった。また,3)学習成功者は発音学習に対する意識・学習方法・インプットの量などの理由に支えられて高い発音習得度を達成したことが示唆された。</p><p> これらの研究成果を踏まえ,教室内外において発音練習ができる学習環境を整備し,学習機会を提供することにより,自律学習を促していくことを提案した。具体例としては,1)シャドーイング練習用DVD教材,2)オンデマンド日本語発音講座,3)日本語発音練習用ソフトウェアの開発について述べた。</p>

    DOI CiNii

  • 日本語教育における学習者音声の研究と音声教育実践

    戸田貴子

    日本語教育   142   47 - 57  2009年07月

  • 音声の習得

    戸田貴子

    『多様化する言語習得環境とこれからの日本語教育』 坂本正・小柳かおる・長友和彦・畑佐由紀子・村上京子・森山新(編)    2008年05月

  • 日本語教育実践研究(10) -「日本語音声教育」の実践-

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究 = Journal of practical study on teaching Japanese language   ( 6 ) 113 - 114  2007年05月

    CiNii

  • 日本語教育における促音の問題

    戸田貴子

    『音声研究』 日本音声学会   第11巻 ( 1 ) 35 - 46  2007年04月

  • シャドーイングコース開設に向けての基礎研究

    戸田 貴子, 劉 佳琦

    日本語教育方法研究会誌   14 ( 1 ) 8 - 9  2007年

     概要を見る

    In this paper, we developed shadowing practice material and conducted lessons. The classes were recorded using digital video cameras and analyzed. The observations reveal that the pause plays an important role in the shadowing practice. Also, it was found that shadowing tends to occur at the sentence-final positions, when the learners cannot follow the complete sentence.

    DOI CiNii

  • 日本語教育における促音の問題(<特集>促音)

    戸田 貴子

    音声研究   11 ( 1 ) 35 - 46  2007年

     概要を見る

    In this paper, I review previous studies on the acquisition of geminate consonants by Japanese language learners. The cross-linguistic observations reveal that the characteristics seen in the process of acquisition of Japanese geminate consonants cannot be explained neither by the Contrastive Analysis Hypothesis nor Markedness Differential Hypothesis. Finally, I claim that understanding the rhythmic organization of learners' first language and their pronunciation of Japanese as a second language, is essential to capture the reality of the acquisition of Japanese geminate consonants. The paper also discusses the methodological issues concerning durational measurements to investigate rhythmic organization of languages for future study.

    DOI CiNii

  • 日本語教育実践研究(10)-「日本語音声教育」の実践-

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究 = Journal of practical study on teaching Japanese language   5   161 - 161  2006年12月

    CiNii

  • "Focus on form in teaching connected speech"Perspectives on teaching connected speech to second language speakers

    Takako Toda

    HI: University of Hawai’i Press    2006年06月

  • 日本語教育実践研究(8)-「日本語音声教育」の実践-

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究 = Journal of practical study on teaching Japanese language   4   115 - 115  2006年05月

    CiNii

  • 「音声教育研究の歴史と展望」『早稲田日本語教育の歴史と展望』

    戸田貴子

    株式会社アルク    2006年05月

  • 日本語教育実践研究(8)-「日本語音声教育」の実践-

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究   3   129 - 129  2005年12月

    CiNii

  • 発音が上手になる学習者の特徴−学習開始年齢と到着年齢を中心に−

    戸田 貴子, 木下 直子

    早稲田大学日本語教育研究   7 ( 7 ) 153 - 163  2005年09月

    CiNii

  • 発音が上手になる学習者の特徴—学習開始年齢と到着年齢を中心に—

    木下直子, 戸田貴子

    早稲田大学日本語教育研究   ( 7 )  2005年09月

  • 日本語教育実践研究(8) : 「日本語音声教育」の実践

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究   2   123 - 123  2005年05月

    CiNii

  • 日本語教育実践研究(8) : 「日本語音声教育」の実践

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究   2  2005年05月

    CiNii

  • 同意要求の「ナイ」の聞き取りに見られる世代差とその要因

    戸田貴子, 湧田美穂

    日本文化研究、東アジア日本学会   ( 15 )  2005年05月

  • C8. 第二言語における発音習得度に関する一考察(研究発表,第19回全国大会発表要旨)

    木下 直子, 戸田 貴子

    音声研究   9 ( 3 ) 67 - 67  2005年

    DOI CiNii

  • 日本語教育実践研究(8)-「日本語音声教育」の実践-

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究   0   93 - 93  2004年12月

    CiNii

  • 日本語教育実践研究(8) : 「日本語音声教育」の実践

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育実践研究   1  2004年12月

    CiNii

  • 「効果的な発音指導の方法—コミュニケーション能力の向上を目指して」

    戸田貴子

    『日本語教育研究』第7号、韓国日本語教育学会    2004年10月

  • 「欧州の日本語学習者を対象とした音声教育」

    戸田貴子

    Japanese Language Education in Europe 9, Proceedings of 2004 Symposium on Japanese Language Education, Lyon     59 - 64  2004年09月

  • 「韓国人日本語学習者による日本語音声の習得とその指導法に関する一考察」

    戸田貴子, 湧田美穂

    韓国日語日文学会    2004年06月

  • コミュニケーションのための日本語発音レッスン

    戸田貴子

    スリーエーネットワーク    2004年03月

  • 「欧州諸国と日本を結ぶ日本語教材作りのプロジェクト」

    鎌田修, 戸田貴子, 山内博之, ソレンセン和子, 代田智恵子

    Japanese Language Education in Europe 8, Proceedings of 2003 Symposium on Japanese Language Education, Bern   P41-48  2003年09月

  • 「外国人学習者の日本語特殊拍の習得」

    戸田貴子

    『音声研究』日本音声学会   7巻2号  2003年08月

  • Second Language Speech Production and Perception: Acquisition of Phonological Contrasts in Japanese

    Takako Toda

    Lanham, MD: University Press of America    2003年07月

  • 外国人学習者の日本語特殊拍の習得(第二言語習得,<特集>音声の獲得)

    戸田 貴子

    音声研究   7 ( 2 ) 70 - 83  2003年

     概要を見る

    In this paper, I first introduce some previous acoustical studies concerning Japanese special morae. Following this, I seek to review previous studies on the acquisition of special morae by Japanese language learners. The reviews are conducted from the viewpoint of both perception and production. Finally, I suggest research areas pertaining to second language speech perception and production as directions for future study.

    DOI CiNii

  • 新ひらがな表記 : 母音における濁点付与の容認度と使用実態に関する調査

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語研究教育センター紀要   15   77 - 93  2002年04月

    CiNii

  • “The role of paralinguistic information in communication: A study on Back-channels in Japanese”

    Takako Toda

    Japanese Language Education in Europe 6, Proceedings of 2001 Symposium on Japanese Language Education, Cambridge   P95-102  2002年04月

  • 「パラ言語情報の伝達と日本語音声教育−あいづちの音声に関する考察−」

    戸田貴子

    『早稲田大学日本語教育研究』早稲田大学   第1号,P41-61  2002年03月

  • パラ言語情報の伝達と日本語音声教育 : あいづちの音声に関する考察

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語教育研究   1   41 - 61  2002年03月

    CiNii

  • The role of paralinguistic information in communication: A study on Back-channels in Japanese

    Japanese Language Education in Europe   6, 95-102  2002年

  • 「発音指導がアクセントの知覚に与える影響について」

    戸田貴子

    『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』   第14号  2001年04月

  • 発音指導がアクセントの知覚に与える影響

    戸田 貴子

    早稲田大学日本語研究教育センター紀要   14   67 - 88  2001年04月

    CiNii

  • 「日本語音声習得研究の展望」

    戸田貴子

    『第二言語としての日本語の習得研究』凡人社   第4号  2001年03月

  • 「パラ言語的側面から見たあいづちに関する調査」

    戸田貴子

    『日本語教育方法研究会会誌』   第7号2巻  2001年03月  [査読有り]

  • パラ言語的側面から見たあいづちに関する研究

    戸田 貴子

    日本語教育方法研究会誌   8 ( 1 ) 12 - 13  2001年

     概要を見る

    The aim of this study is to investigate some paralinguistic aspects of aizuchi in Japanese. There are many previous studies on back-channels in the context of form, frequency and function, but one area not yet completely understood is paralinguistic aspects such as timing, duration, intonation and pause. Investigations in this area concerning aizuchi by Japanese learners have just begun. This paper reports the results obtained from Japanese native speakers to be used for baseline data.

    DOI CiNii

  • 発音指導がアクセントの知覚に与える影響について

    戸田貴子

    早稲田大学日本語研究教育センター紀要   /14,67-88  2001年

  • "Perception of Foreign Words and Strategies for Creating Loanwords in Japanese-An Analysis based on Some Experimental Data of English, Chinese and Korean Speakers"

    New Directions in Japanese Linguistics, Japanese Studies: Communities, Cultures, Critiques Monash Asia Institute   Vol.4  2000年06月

  • 日本語学習者による外来語使用の実態とアクセント習得に関する考察—英語・中国語・韓国語話者の会話データに基づいて

    文藝言語研究 言語篇/筑波大学文芸・言語学系   36,pp.89-111  1999年10月

  • 中間言語における外来語アクセントの形成と日本人話者による評価

    第二言語としての日本語の習得に関する総合研究 文部省科学研究費基盤研究(A)(1) 研究成果報告書   pp.279-296  1999年02月

  • Perception of Foreign Words and Strategies for Creating Loanwords in Japanese-An Analysis based on Some Experimental Data of English, Chinese and Korean Speakers

    第二言語としての日本語の習得に関する総合研究 文部省科学研究費基盤研究(A)(1) 研究成果報告書   pp.42-56  1999年02月

  • 日本語学習者による外来語使用の実態とアクセント習得に関する考察-英語・中国語・韓国語話者の会話データに基づいて-

    文藝言語研究   36/,89-112  1999年

  • 日本語学習者による促音・長音・撥音の知覚範疇化

    文藝言語研究 言語篇/筑波大学文芸・言語学系   33,pp.65-82  1998年03月

  • 外国人学習者による日本語音声の習得研究

    筑波大学学内プロジェクト奨励研究成果報告書    1998年03月

  • モーラと中間言語の音節構造

    日本語教育論集/筑波大学留学生センター   13,pp.23-45  1998年03月

  • 日本語学習者による促音・長音・撥音の知覚範疇化

    文藝言語研究   33/65-82  1998年

  • 日本語学習者による促音・長音生成のストラテジー

    第二言語としての日本語の習得研究/凡人社   1,pp.157-197  1997年07月

  • Interlanguage Phonology: Acquisition of Timing Control and Perceptual Categorisation of Durational Contrast in Japanese

    オーストラリア国立大学    1996年01月  [査読有り]

  • 「日本語におけるモーラと中間言語の音節構造」

    『筑波大学留学生センター 日本語教育論集』   /13,23-45

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書籍等出版物

  • Pronuncia e accento nella lingua giapponese: Teoria ed esercizi

    Toda Takako, Pappalardo Giuseppe( 担当: 共著)

    Hoepli  2020年09月

  • シャドーイングで日本語発音レッスン

    戸田貴子編著

    スリーエーネットワーク  2012年03月

  • コミュニケーションのための日本語発音レッスン【中国版】

    戸田貴子

    世界図書出版公司  2010年09月

  • 日本語教育と音声

    戸田貴子, 編著

    くろしお出版  2008年03月

  • 日本語発音レッスン[韓国版]

    戸田貴子

    NEXUS PRESS LTD  2004年10月

  • コミュニケーションのための日本語発音レッスン

    戸田貴子

    スリーエーネットワーク  2004年03月

  • Second Language Speech Perception and Production: Acquisition of Phonological Contrasts in Japanese

    Takako Toda

    University Press of America  2003年07月

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講演・口頭発表等

  • 「公共日本語教育学の構築――「日本語教育」を再考する」

    川上郁雄, 蒲谷宏, 小林ミナ, 池上摩希子, 戸田貴子, 砂川裕一

    早稲田大学日本語教育学会春季大会   早稲田大学日本語教育学会  

    発表年月: 2017年03月

  • MOOCs(Massive Open Online Courses)による日本語発音講座の教育的意義

    戸田貴子

    上海外大日本学国際シンポジウム2016年度大会  

    発表年月: 2016年11月

  • MOOCs(Massive Open Online Courses)による日本語発音講座の開発プロセス

    戸田貴子, 大久保雅子, サイティマイ

    早稲田大学日本語教育学会秋季大会   早稲田大学日本語教育学会  

    発表年月: 2016年09月

  • 日本語学習者の自律的な発音学習―「発音チェック」における「再提出」が日本語学習者の学びに与える影響

    戸田貴子, 大久保雅子, 千仙永

    早稲田大学日本語教育学会秋季大会  

    発表年月: 2016年09月

  • ベトナムにおける日本語発音指導‐ベトナム方言を考慮して‐

    戸田貴子, 大久保雅子

    日本語教育学会国際研究大会   バリ、ヌサドゥアコンベンションセンター、インドネシア  

    発表年月: 2016年09月

  • 国内外で学ぶ日本語学習者の自律的な発音学習を促すオンデマンドコンテンツ

    戸田貴子, 大久保雅子

    日本語教育学会2016年度春季大会   目白大学  

    発表年月: 2016年05月

  • オンデマンド講義を活用した非対面による音声指導-中国で学ぶ日本語学習者を対象として‐

    戸田貴子, 大久保雅子

    2016年度日本語教育と日本学研究国際シンポジウム   同済大学外国語学院  

    発表年月: 2016年05月

  • 自律的な発音学習を促すオンデマンド併用授業―「発音チェック」におけるメンターと学習者の意識に着目して―

    戸田貴子, 大久保雅子, 千仙永

    早稲田大学日本語教育学会春季大会   早稲田大学日本語教育学会  

    発表年月: 2016年03月

  • グローバル人材育成における日本語教育の役割――世界をつなぐネットワークの活用

    戸田貴子

    2015年ホーチミン市日本語教育国際シンポジウム「東南アジアの日本語教育の役割――グローバル人材育成とつながるネットワーク」   ホーチミン市師範大学  

    発表年月: 2015年09月

  • 日本語学習者のための発音学習支援

    戸田貴子

    2015年ホーチミン市日本語教育国際シンポジウム「東南アジアの日本語教育の役割――グローバル人材育成とつながるネットワーク」   ホーチミン市師範大学  

    発表年月: 2015年09月

  • インターネットを活用した音声指導―ヨーロッパ圏日本語学習者を対象として―

    戸田貴子, 大久保雅子, 千仙永

    第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム   フランス・ボルドーモンテーニュ大学  

    発表年月: 2015年08月

  • 日本語非母語話者による発音学習支援―中国人日本語教育実習生を中心にー

    戸田貴子, 大久保雅子

    2015年日本語教育と日本学国際シンポジウム   上海理工大学  

    発表年月: 2015年05月

  • 中国人日本語学習者による発音の問題点とインターネットを活用した「発音チェック」の効果

    戸田貴子, 大久保雅子

    国際シンポジウム「文化交渉の視野における日本学」   四川外国語大学日本学研究所  

    発表年月: 2015年03月

  • 「発音BBS」を活用した日本語学習者の発音学習

    早稲田大学日本語教育学会  

    発表年月: 2014年09月

  • 海外における新しい日本語音声教育実践の可能性

    タイ国日本研究国際シンポジウム2014  

    発表年月: 2014年08月

  • 日本語学習者の音声習得を促す発音学習支援ー継続的な自律学習に向けた支援方法ー

    早稲田大学日本語教育学会  

    発表年月: 2014年03月

  • インターネットを用いた音声教育実践ー「発音BBS」における韓国人学習者の学びを中心にー

    韓国日本語学会  

    発表年月: 2014年03月

  • オンデマンドの発音授業における新しい学習支援の試み—BBSによって促された学習者の気づき—

    早稲田大学日本語教育学会春季大会  

    発表年月: 2013年03月

  • 早稲田の日本語教育の未来ビジョンを考える

    早稲田大学日本語教育学会春季大会  

    発表年月: 2013年03月

  • 教&#20320;更好地掌握日&#35821;&#21457;音 — 一堂&#38024;&#23545;中国日&#35821;学&#20064;者的&#21457;音&#35838;

    &#22797;旦大学人文基金学&#26415;交流&#35762;座  

    発表年月: 2012年03月

  • 教你更好地掌握日语发音 — 一堂针对中国日语学习者的发音课

    复旦大学人文基金学术交流讲座  

    発表年月: 2012年03月

  • 外&#35821;学&#20064;成功者和&#35821;言&#20064;得&#20851;&#38190;期假&#35828;— 成年人外&#35821;学&#20064;者能否&#36798;到母&#35821;水平

    &#22797;旦大学人文基金学&#26415;交流&#35762;座  

    発表年月: 2012年03月

  • 外语学习成功者和语言习得关键期假说— 成年人外语学习者能否达到母语水平

    复旦大学人文基金学术交流讲座  

    発表年月: 2012年03月

  • 日本語学習者の自律学習を促すシャドーイングの実践と気づき—発音の滑らかさの向上を目指した練習方法に関する一考察—

    第15 回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム  

    発表年月: 2010年08月

  • AJEフォーラム「欧州における日本語音声教育」

    第15 回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム  

    発表年月: 2010年08月

  • 音声習得研究の視点から見た第二言語習得研究

    第二言語習得研究会  

    発表年月: 2009年12月

  • シャドーイング指導における学習者の気づき−中級・上級の比較から−

    早稲田日本語教育学会  

    発表年月: 2009年09月

  • 日本語教育とシャドーイング

    早稲田日本語教育学会  

    発表年月: 2009年03月

  • シャドーイング教材の字幕に関する一考察

    第13回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム  

    発表年月: 2008年08月

  • インターネットを利用したシャドーイング教材の開発

    日本語教育国際大会  

    発表年月: 2008年07月

  • シャドーイング教材の構成に関する一考察

    第8回日本語教育と音声研究会  

    発表年月: 2008年03月

  • 日本語教育とシャドーイング

    2007年北京日本学研究センター国際シンポジウム  

    発表年月: 2007年10月

  • シャドーイング練習は発音能力の向上に役立つか

    2007年度北欧日韓学会  

    発表年月: 2007年08月

  • 日本語教材における音声項目に関する一考察

    第7 回日本語教育と音声研究会  

    発表年月: 2007年07月

  • シャドーイングコース開設に向けての基礎研究

    第28回日本語教育方法研究会、第6回日本語教育と音声研究会(共催)  

    発表年月: 2007年03月

  • 韓国人日本語学習者のメタ言語知識と発音習得

    韓国日本学会第74回学術大会  

    発表年月: 2007年02月

  • 発音習得度と個人的要因—ストラテジーを中心にー

    第4回日本語教育と音声研究会  

    発表年月: 2006年12月

  • 臨界期を過ぎて日本語学習を開始した学習者にネイティブレベルの発音の習得は可能か

    日本語教育国際研究大会  

    発表年月: 2006年08月

  • 日本語発音練習のためのシャドーイング教材の開発

    カナダ日本語教育振興会2006年度年次大会  

    発表年月: 2006年08月

  • 談話と音声—音声教育との接点—

    第5回日本語教育と音声研究会  

    発表年月: 2006年07月

  • 日本語音声・音韻研究の方法論

    2006年度韓国日語日文学会春季学術シンポジウム−日本語学研究の方法論をめぐって−  

    発表年月: 2006年04月

  • シャドーイングコース開設に向けての基礎研究

    第28回日本語教育方法研究会  

    発表年月: 2006年03月

  • ネイティブレベルの発音習得はどのようにして達成されたのか

    早稲田大学日本語教育学会  

    発表年月: 2006年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • グローバルMOOCsにおける日本語発音オンライン講座の運用に関する実証的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科研費補助金

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2021年03月
     

    戸田 貴子, 千 仙永, 大久保 雅子, 李 在鎬

     概要を見る

    本研究課題は、研究代表者が所属する早稲田大学で開発し、ハーバード大学とMITが共同開発したMOOCs(Massive Open Online Courses)プラットフォームのedXにおいて公開・運用している独自のオンライン教育コンテンツをとおして、様々な学習環境における日本語音声教育の可能性を検証し、世界規模の日本語音声教育の質向上に貢献することを目的としたものである。現在までに170の国や地域から登録した受講者は68,192名である(2020年6月18日現在)。2019年度の実績は以下のとおりである。【調査1】については、オーストラリア国立大学(キャンベラ)・モナッシュ大学(メルボルン)では、JPCに関する研究発表を行った。国際交流基金シドニー日本文化センター(シドニー)では、現地の日本語教師を対象に、JPCワークショップを行った。建国大学(ソウル)・西安交通大学(西安)では、JPCに関する招聘講演を行った。西安外国語大学では、現地の日本語学習者を対象にJPCワークショップを行った。中国における【調査1】の分析結果および韓国における【調査1】の分析結果は、それぞれ現地の学術誌に掲載された。また、前年度のタイにおける研究活動は、Japanese Studies Association of Thailand, Vol.9,No.1.に掲載された。【調査2】については、動画再生ログの分析結果をまとめて、論文を執筆した。【調査3】に関しては、JPCのSPOC利用について検討を重ね、『早稲田日本語教育学』26号にブレンディッド・ラーニングに関する論文とオンラインでの発音フィードバックに関する論文が掲載された。JPCの公開・運用が順調に続いており、総登録者数は68,192名となった。これは、2016年10月の申請時7,800名の8.7倍である。JPCをとおして、世界中の日本語学習者・日本語教育関係者に日本語音声教育の機会を提供することができたと言える。また、様々な学習環境において遠隔による日本語音声教育の可能性を検証することができた。MOOCsによる大規模公開オンライン講座としてのJPCの検証とともに、大学で行われている講座におけるSPOC利用をとおして、よりよい教育実践のあり方についても論文を発表し、提案することができた。2020年3月には新型コロナウイルス感染症への対策として、教職員の海外渡航が原則禁止となり、研究発表が採択されていた米国ボストンでの学会が中止になるなど、予期しない事態となった。海外での活動が含まれる本プロジェクトにおいては、次年度の研究活動が困難になることが予想されるため、対策を検討中である

  • グローバルMOOCsにおける日本語発音オンライン講座の運用に関する実証的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科研費補助金

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2021年03月
     

  • e-Learningを活用した日本語発音学習支援と自律学習モデルに関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2017年03月
     

    戸田 貴子, 大久保 雅子, 千 仙永

     概要を見る

    本研究では、e-Learningを活用した日本語発音学習の効果を検証し、自律学習モデルを構築した。また、海外における調査をとおして、世界中の日本語教師と学習者への支援の方法を検討した。最終的な成果として、ハーバード大学とMITの共同開発によるグローバルMOOCのedXにおいて、世界に向けて「Japanese Pronunciation for Communication」を開講し、無料配信した。本講座はグローバルMOOCによる世界初の日本語講座である。158の国や地域から約2万人の受講生が登録しており(2017年6月現在)、引き続き公共的に開かれた公開教育資源としての役割を担っている

  • 音声習得ストラテジーと発音学習システムに関する実証的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    戸田 貴子, 原田 哲男, 木下 直子, 福井 貴代美, 劉 佳崎, 大久保 雅子, 尹 禎, 木下 直子

     概要を見る

    本研究では, 音声習得ストラテジーと発音学習システムに関する研究を行った。臨界期を過ぎて日本語学習を開始した場合でも, ネイティブ・レベルの発音習得が可能であり, 高い発音習得度を達成した成人学習者のコメントには共通性が見られた。これらの学習成功者はシャドーイング等の発音学習方法を積極的に用いて独自の学習を行っていたことが明らかになった。音声習得ストラテジーに関する研究成果は, 『日本語教育と音声』(くろしお出版, 2008年)で発表した。次に, 研究成果から得た知見を生かして, 発音学習システムの開発を行った。DVD教材『日本語でシャドーイング』を作成し, インターネットで公開した(http://www.gsjal.jp/toda/)。DVDディスクも作成して, 国内外の日本語教育関係者に郵送し, 国内外の学会・研究会で研究成果を発表した。また, 早稲田大学遠隔教育センターと共同で, オンデマンド日本語発音講座と日本語発音練習用ソフトウェアを開発した

  • 第二言語における発音習得プロセスの実証的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2004年
    -
    2005年
     

    戸田 貴子, 木下 直子, シェパード クリス, シェパード クリス

     概要を見る

    臨界期を過ぎてから外国語学習を開始した場合、ネイティブレベルの発音習得は不可能で、母語のアクセントが残ってしまうという定説、いわゆる「臨界期仮説」は言語習得関係者間において、よく知られている。本研究では、まず、この臨界期仮説を検証した。2004年度に作成した日本語(101名)・英語学習者(99名)による発音タスク(単語・文・会話)の録音データを用いて、2005年度に評価用CD・ROMを作成し、日本語・英語母語話者による評価(各5名、各15時間)を行った。評価用CD・ROMには、学習者と母語話者の音声ファイルをランダムに配置した。本調査の結果、確かに年齢要因は発音の習得度に影響を与えるが、臨界期を過ぎてから学習を開始したにも関わらず、ネイティブレベルの発音習得を達成した学習者が複数存在することが、日英両言語において確認された。たとえば、学習開始年齢が18歳、到着年齢が22歳というように、完全に成人してから学習を開始したにも関わらず、ネイティブレベルの発音習得を達成した学習者も2名存在することがわかった。本調査は、実際に大人になってから学習を開始した場合でも習得は可能であり、年齢が若くなければネイティブレベルの発音習得は不可能で母語のアクセントが残ってしまうという定説を否定する結果となった。次に、これらのGood learnersへのフォローアップ・インタビューを行った結果、発音習得度の高い学習者の共通性が明らかになった。それは、1)学習初期にインプット洪水を経験していること、2)1音声的側面に焦点を当てた学習経験があること、3)豊富な0リソースを活用していること、4)シャドーイング等の発音学習方法を用いて独自の学習を行っていること、5)教室環境と自然環境からなる混合環境の利点を活用していることなどである。このようなストラテジーは、教育活動においても言語教育の現場に取り入れることができると考えられる。しかし、時間の関係上、当初予定していた教育効果検証までは行うことができなかった。本研究の成果は国内外の学会・研究会で発表した。現在、研究成果報告書を作成中であり、6月までに印刷し、言語教育関係者に配布する予定である

  • 電話による日本語リスニング・スピーキング自動試験の運用性・信頼性・妥当性の検証

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(萌芽研究)

    研究期間:

    2004年
    -
    2005年
     

     概要を見る

    教育の高度化ならびに留学・就業に際しての必要性から日本語スピーキング試験を求める機運が高まっている。Ordinate Corporationは音声認識技術とテスト理論を活用して外国語のスピーキングとリスニングの技能を自動的に測定するシステムを開発・運用している。本研究計画の主な目的は日本語自動試験開発に必要な音声データ収集に協力しつつ、運用性・信頼性・妥当性などを検証するためのデータを収集することにある。
    今年度の研究活動は母語話者ならびに非母語学習者からのデータ収集が中心となった。母語話者については、大学生1500名程度にデータ収集用の試験用紙を配布し、300名程度について音声データの収録と受験者情報の提供を受けた。社会人については、内田洋行教育システム事業部の協力を受け500名程度から音声データ・受験者情報の収集を行っている。非母語学習者については、国内国外の大学・外国語学校・個人などの協力を受け、3000名程度にデータ収集用の試験用紙を配布したが、音声データならびに受験者情報の収集について期待したほど進められなかった。
    Ordinate Corporationの自動試験システムは音声認識システムをベースとすることから固定電話での受験を推奨している。音声認識エンジンならびに採点システム開発のためのデータ収集についても固定電話からの受験が求められるが、留学生が固定電話を使用する環境にないことからデータ収集が進まず、このため採点システムの構築が進められず、このためさらに大規模なデータ収集が進めにくいという悪循環に陥ってしまった。受験が固定電話に限定されることが自動試験の運用性にも大きな影響を与えることから、具体的な対応策について日本国内の大手通信会社も交えてOrdinate Corporationと協議を進めている。

  • ネットワークを利用した日本語学習に向けての待遇表現の認知的コミュニケーションモデルならびに学習者用コンテンツ作成

    研究期間:

    2000年
    -
    2001年
     

  • 多元性のある日本語教育教材研究及び作成-欧州広領域での使用を目指して-

    研究期間:

    2000年
     
     
     

  • 第2言語としての日本語の習得に関する総合研究

    研究期間:

    1997年
    -
    1999年
     

  • パラ言語及び非言語的側面から見た日本語学習者のあいづちに関する研究

     概要を見る

    本研究の目的は、談話におけるあいづちのパラ言語的側面を明らかにし、日本語学習者のための発音指導シラバスにフィードバックすることである。前年度は基礎データとなる日本語話者の談話分析及び音声分析を中心に行ったが、本年度は学習者データの分析を行い、研究成果をケンブリッジ大学におけるヨーロッパ日本語教育シンポジウムをはじめ、学会で発表した。発話時間、ポーズ、発話速度、あいづちの使用頻度およびタイミングに注目し、NS-NS間とNS-NNS間の談話の比較をしたところ、日本語学習者の談話では、間の取り方が不自然な場合が見受けられ、違和感を感じたり、会話がうまく進まないことがあるという印象を与える主な原因は、以下の点にあると言えることが分かった。1.NS-NS間のごく自然な会話では、発話時間に対する「共話における間」の割合が小さかったが、NS-NNS間では大きかった。共話においては相手の発話権に配慮しつつ、発話の重なりを積極的に捉えていく姿勢も必要であると言える。2.NNSの発話速度はNS-NS間に比べ約2倍遅かった。場面によって適切な発話速度を考えつつ、口頭表現練習を行う必要があろう。3.あいづちの使用頻度については、NS-NNS間で偏りがあった。NNSの聞き手によるあいづちの使用頻度は低く、非言語的なあいづちを行っているとしても、このような場面では、ある程度の音声的なあいづちの挿入が望まれる。4.NNSによる発話では、不必要なポーズが挿入されることが多く、文節末のポーズが短いため、聞き手にあいづちのタイミングを失わせてしまうという問題があった。5.NNSの発話は全体のピッチ幅が狭い上、ピッチの下降が見られないため、NSの聞き手にとってあいづちがうちにくいという傾向が見られた。日本語教育の立場からは、文法構造や意味のまとまりに注意しつつ発話できるように口頭表現練習を行い、適切な箇所でポーズをとるよう指導することにより、聞き手にもあいづちをうつタイミングを与え、より共話的な談話に近づけることができるのではないかと考えられる。今後の課題は、母語別日本語学習者による談話と母語環境における談話との比較および非言語行動も調査の対象にした分析を行うことである

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Misc

  • 新しい日本語音声教育実践における学習者の学び-オンデマンド授業における発音学習-

    戸田貴子, 大久保雅子

    早稲田日本語教育学   16   1 - 18  2014年

  • 『일본어학・일본어교육강좌』 한국인 학습자를 위한 일본어 음성 연구와 교육

    戸田貴子

    『日本語学・日本語教育』   第7巻   105 - 123  2013年

  • The critical period hypothesis and phonological acquisition of Japanese

    Takako Toda

    Quantitative approaches to problems in linguistics, Part I. Tones and Acoustic Phonetics    2012年

  • The critical period hypothesis and phonological acquisition of Japanese

    Takako Toda

    Quantitative approaches to problems in linguistics, Part I. Tones and Acoustic Phonetics    2012年

  • 音声教育と日本語能力

    戸田貴子

    早稲田日本語教育学   Vol.9   59 - 65  2011年02月  [査読有り]

  • 日本語学習者の自律学習を促すシャドーイングの実践と気づき―発音の滑らかさの向上を目指した練習方法に関する一考察―

    戸田貴子, 大久保雅子

    Japanese Language Education in Europe 15, Proceedings of 2010 Symposium on Japanese Language Education, Bucharest   15   54 - 60  2011年

  • 日本語教育における学習者音声の研究と音声教育実践

    戸田貴子

    日本語教育   142   47 - 57  2009年07月  [査読有り]

  • 音声の習得

    戸田貴子

    『多様化する言語習得環境とこれからの日本語教育』 坂本正・小柳かおる・長友和彦・畑佐由紀子・村上京子・森山新(編)    2008年05月  [査読有り]

  • 日本語教育における促音の問題

    戸田貴子

    『音声研究』 日本音声学会   第11巻 ( 1 ) 35 - 46  2007年04月

     概要を見る

    In this paper, I review previous studies on the acquisition of geminate consonants by Japanese language learners. The cross-linguistic observations reveal that the characteristics seen in the process of acquisition of Japanese geminate consonants cannot be explained neither by the Contrastive Analysis Hypothesis nor Markedness Differential Hypothesis. Finally, I claim that understanding the rhythmic organization of learners' first language and their pronunciation of Japanese as a second language, is essential to capture the reality of the acquisition of Japanese geminate consonants. The paper also discusses the methodological issues concerning durational measurements to investigate rhythmic organization of languages for future study.

    DOI

  • "Focus on form in teaching connected speech"Perspectives on teaching connected speech to second language speakers

    Takako Toda

    HI: University of Hawai’i Press    2006年06月

  • 「音声教育研究の歴史と展望」『早稲田日本語教育の歴史と展望』

    戸田貴子

    株式会社アルク    2006年05月  [査読有り]

  • 発音が上手になる学習者の特徴—学習開始年齢と到着年齢を中心に—

    木下直子, 戸田貴子

    早稲田大学日本語教育研究   ( 7 )  2005年09月  [査読有り]

  • 同意要求の「ナイ」の聞き取りに見られる世代差とその要因

    戸田貴子, 湧田美穂

    日本文化研究、東アジア日本学会   ( 15 )  2005年05月  [査読有り]

  • 「効果的な発音指導の方法—コミュニケーション能力の向上を目指して」

    戸田貴子

    『日本語教育研究』第7号、韓国日本語教育学会    2004年10月  [査読有り]

  • 「欧州の日本語学習者を対象とした音声教育」

    戸田貴子

    Japanese Language Education in Europe 9, Proceedings of 2004 Symposium on Japanese Language Education, Lyon     59 - 64  2004年09月  [査読有り]

  • 「韓国人日本語学習者による日本語音声の習得とその指導法に関する一考察」

    戸田貴子, 湧田美穂

    韓国日語日文学会    2004年06月  [査読有り]

  • コミュニケーションのための日本語発音レッスン

    戸田貴子

    スリーエーネットワーク    2004年03月  [査読有り]

  • 「欧州の日本語学習者を対象とした音声教育」

    戸田貴子

    Japanese Language Education in Europe 9, Proceedings of 2004 Symposium on Japanese Language Education, Lyon    2004年

  • 「欧州諸国と日本を結ぶ日本語教材作りのプロジェクト」

    鎌田修, 戸田貴子, 山内博之, ソレンセン和子, 代田智恵子

    Japanese Language Education in Europe 8, Proceedings of 2003 Symposium on Japanese Language Education, Bern   P41-48  2003年09月  [査読有り]

  • 「外国人学習者の日本語特殊拍の習得」

    戸田貴子

    『音声研究』日本音声学会   7巻2号  2003年08月  [査読有り]

  • Second Language Speech Production and Perception: Acquisition of Phonological Contrasts in Japanese

    Takako Toda

    Lanham, MD: University Press of America    2003年07月

  • “The role of paralinguistic information in communication: A study on Back-channels in Japanese”

    Takako Toda

    Japanese Language Education in Europe 6, Proceedings of 2001 Symposium on Japanese Language Education, Cambridge   P95-102  2002年04月

  • 「パラ言語情報の伝達と日本語音声教育−あいづちの音声に関する考察−」

    戸田貴子

    『早稲田大学日本語教育研究』早稲田大学   第1号,P41-61  2002年03月  [査読有り]

  • パラ言語情報の伝達と日本語音声教育-あいづちの音声に関する考察

    戸田貴子

    『早稲田大学日本語教育研究』   1,41-61  2002年

  • The role of paralinguistic information in communication: A study on Back-channels in Japanese

    Japanese Language Education in Europe   6, 95-102  2002年

  • 「日本語音声習得研究の展望」

    戸田貴子

    『第二言語としての日本語の習得研究』凡人社   第4号  2001年03月  [査読有り]

  • 「パラ言語的側面から見たあいづちに関する調査」

    戸田貴子

    『日本語教育方法研究会会誌』   第7号2巻  2001年03月

  • 発音指導がアクセントの知覚に与える影響について

    戸田貴子

    早稲田大学日本語研究教育センター紀要   /14,67-88  2001年

  • 日本語音声習得研究の展望

    戸田貴子

    第二言語としての日本語の習得研究   /4,150-168  2001年

  • 「発音指導がアクセントの知覚に与える影響について」

    戸田貴子

    『早稲田大学日本語研究教育センター紀要』   第14号  2001年

  • "Perception of Foreign Words and Strategies for Creating Loanwords in Japanese-An Analysis based on Some Experimental Data of English, Chinese and Korean Speakers"

    New Directions in Japanese Linguistics, Japanese Studies: Communities, Cultures, Critiques Monash Asia Institute   Vol.4  2000年06月

  • 日本語学習者による外来語使用の実態とアクセント習得に関する考察—英語・中国語・韓国語話者の会話データに基づいて

    文藝言語研究 言語篇/筑波大学文芸・言語学系   36,pp.89-111  1999年10月

  • 中間言語における外来語アクセントの形成と日本人話者による評価

    第二言語としての日本語の習得に関する総合研究 文部省科学研究費基盤研究(A)(1) 研究成果報告書   pp.279-296  1999年02月

  • Perception of Foreign Words and Strategies for Creating Loanwords in Japanese-An Analysis based on Some Experimental Data of English, Chinese and Korean Speakers

    第二言語としての日本語の習得に関する総合研究 文部省科学研究費基盤研究(A)(1) 研究成果報告書   pp.42-56  1999年02月

  • 日本語学習者による外来語使用の実態とアクセント習得に関する考察-英語・中国語・韓国語話者の会話データに基づいて-

    文藝言語研究   36/,89-112  1999年

  • 日本語学習者による促音・長音・撥音の知覚範疇化

    文藝言語研究 言語篇/筑波大学文芸・言語学系   33,pp.65-82  1998年03月  [査読有り]

  • 外国人学習者による日本語音声の習得研究

    筑波大学学内プロジェクト奨励研究成果報告書    1998年03月  [査読有り]

  • モーラと中間言語の音節構造

    日本語教育論集/筑波大学留学生センター   13,pp.23-45  1998年03月  [査読有り]

  • 日本語学習者による促音・長音・撥音の知覚範疇化

    文藝言語研究   33/65-82  1998年

  • 日本語学習者による促音・長音生成のストラテジー

    第二言語としての日本語の習得研究/凡人社   1,pp.157-197  1997年07月  [査読有り]

  • 日本語学習者による促音・長音生成のストラテジー

    第二言語としての日本語の習得研究   1/,157-196  1997年

  • Interlanguage Phonology: Acquisition of Timing Control and Perceptual Categorisation of Durational Contrast in Japanese

    オーストラリア国立大学    1996年01月

  • 「日本語におけるモーラと中間言語の音節構造」

    『筑波大学留学生センター 日本語教育論集』   /13,23-45

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現在担当している科目

 

特別研究期間制度(学内資金)

  • 音声習得ストラジーと発音学習システムに関する実証的研究

    2007年09月
    -
    2008年08月

    オーストラリア   オーストラリア国立大学

他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   日本語教育研究センター

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2022年
    -
    2024年

    日本語教育研究センター   兼任センター員

特定課題制度(学内資金)

  • オンデマンド発音授業における学習支援の方法に関する研究

    2013年  

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    研究課題:オンデマンド発音授業における学習支援の方法に関する研究研究番号:2013A- 6459研究代表者:戸田貴子本研究は、本学において増加傾向にある海外からの留学生に質の高い日本語教育を提供するために、CourseN@viを活用した対面・オンデマンド併用型の日本語発音授業の効果検証を行い、新しい発音学習支援の方法を検討するものである。本研究の期間内に、予定されていた2つの調査を遂行した。まず、調査1は非対面式発音授業の効果検証である。日本語教育研究センター設置の「なめらか!発音3-4」の受講生で、学部生・大学院生・別科生を対象に調査を行い、非対面式の発音指導の効果を検証した。次に、調査2では学習者を対象にフォローアップ・インタビューを行い、発音学習の実態と学習者の意識を明らかにした。以下のとおり、本研究の成果を公開した。①研究成果を3本の論文にまとめ、『早稲田日本語教育学』第16号にて発表した。論文の詳細は以下のとおりである。・戸田貴子・大久保雅子(2014)「新しい音声教育実践における学習者の学び―オンデマンド授業による発音学習―」『早稲田日本語教育学』16,1-18.・大久保雅子・張婉明・趙&#38746;(2014)「オンデマンド授業における発音学習支援―メンターによる「発音チェック」機能を中心に―」『早稲田日本語教育学』16,39-60.・千仙永・小針奈津美・古賀裕基(2014)「BBSを活用した音声学習支援―メンターによる働きかけを中心に―」『早稲田日本語教育学』16,19-38.さらに、『早稲田日本語教育学』第16号において日本語音声教育特集号を企画し、上記の3本の論文とともに、システム面からみたオンデマンド発音授業に関する国内論文1本、海外(中国・韓国・タイ)から寄稿された3本の論文を掲載し、「日本語音声教育の新展開」として国内外に発信を行った。本特集号により、本学におけるe-leaningを活用した日本語音声教育の全容を提示し、海外における日本語音声教育のモデルも提示することができた。論文の詳細は以下のとおりである。・稲葉直也(2014)「早稲田大学におけるeラーニングシステム」『早稲田日本語教育学』16,61-72.・劉佳琦「中国における日本語音声教育の現状と課題―復旦大学日本語学科の取組みからー」『早稲田日本語教育学』16,105-116.・趙大夏「PBLを導入した日本語発音教育の研究-韓国大学の日本語音声学授業を中心に―」『早稲田日本語教育学』16,73-86.・タサニー・メーターピスィット「タイ人日本語学習者のための音声教育の現状と課題―教師の教育方法と学習者の取り組み方を中心に―」『早稲田日本語教育学』16,87-104.②韓国人学習者の学びに焦点を当てて「発音BBS」のデータを分析し、韓国の韓国日本語学会において研究発表を行った。発表のタイトルは以下のとおりである。・戸田貴子・千仙永・大久保雅子「インターネットを用いた音声教育実践―「発音BBS」における韓国人学習者の学びを中心に―」(於:白石芸術大学校、ソウル 2014年3月22日)③早稲田大学日本語教育学会にてポスター発表を行い、継続的な自律学習に繋がる具体的な発音学習支援の方法を提案し、日本語教育関係者と意見交換を行った。発表のタイトルは以下のとおりである。・戸田貴子・大久保雅子・千仙永・張婉明・趙&#38746;「日本語学習者の音声習得を促す発音学習支援―継続的な自律学習に向けた支援方法―」(於:早稲田大学、東京 2014年3月29日)本研究の成果は「なめらか!発音3-4」の授業にも活かされ、本学の外国人日本語学習者を対象とした日本語音声教育に貢献することができた。さらに、本研究の成果を踏まえたうえで、CourseN@vi上のコンテンツを追加し、新たな日本語音声教育の教育基盤を構築することができた。次年度も引き続き対面・オンデマンド併用型の日本語発音授業を開設し、本学の外国人日本語学習者に発音学習機会を提供していく予定である。

  • 「ない」文を含む音声的特徴と表現意図

    2003年  

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    本研究では、話し手の表現意図が韻律によってどのように実現されるのか、また、聞き手は相手の発話における韻律特徴から話し手の表現意図をどの程度理解できるのかということを、日本語母語話者と日本語学習者間において音響音声学的手法を用いることにより比較検証する。まず、ベースラインデータ構築のため、日本語母語話者を対象とした録音実験を行った。この実験はスクリプトを用意し、調査協力者にスクリプトを発話してもらってその音声を録音し、音声資料を収集するものである。このスクリプトには、場面設定や話者の表現意図が調査協力者に実験時間内の短時間で分かりやすく伝わるよう、イラストを併載した。次に、音声分析ソフト SUGI Speech Analyzerを用いて音声資料の音響分析を行った。1)語幹のアクセント、2)全体のイントネーション、3)否定辞「ない」のイントネーション4)全体の持続時間、5)否定辞「ない」の持続時間である。アクセントおよびイントネーションに関する分析には、ピッチ曲線の抽出を行った。4月には、日本語母語話者および日本語学習者の知覚の実態を明らかにするために、知覚実験を行う予定である。研究成果は韓国日本学会・日語日文学会などで発表する予定である。

  • パラ言語及び非言語的側面から見た日本語学習者のあいづちに関する研究

    2000年  

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     本研究は、パラ言語的側面から日本人母語話者と日本語学習者のあいづちに関する言語行動を分析し、コミュニケーション能力を育成する会話シラバスに向けてのフィードバックを行うことを目的としたものである。 まず、日本人母語話者と日本語学習者の談話をデジタルビデオカメラレコーダーに収録し、DAT録音機で音響分析用データを録音した。データは文字化し、談話分析を行った。談話資料では、話し手が情報提供する「実質的な発話」と、聞き手による「あいづち的な発話」が繰り返されており、情報提供以外の「実質的な発話」については、共同行為要求、情報要求、意思表示が、「あいづち的な発話」には、継続、同意、承認、確認、興味、終了などの注目表示が見られた。さらに、発話の重なりやポーズの挿入位置を確認しつつ音響分析を行い、発話時間とポーズの持続時間の測定、発話速度とあいづちのタイミングの分析を行った。 日本人母語話者の談話分析ならびに音響分析が終了し、分析結果の発表を行った。また、日本語学習者のデータを分析し、2001年9月にケンブリッジ大学で行われたシンポジウムで報告した。今後は、既に収集したデータを利用して、非言語的側面からの分析を進めていきたい。