2024/12/21 更新

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オカモト コウイチ
岡本 公一
所属
国際学術院 国際教養学部
職名
教授
学位
文学修士 ( 早稲田大学 )
Master of Arts
Master of Philosophy ( コロンビア大学(アメリカ合衆国) )
Doctor of Philosophy (History) ( コロンビア大学 (アメリカ合衆国) )
Ph.D.(History)Columbia University

経歴

  • 1993年
    -
    1998年

    国立国会図書館 委嘱研究員

  • 1993年
    -
    1995年

    日本学術振興会 特別研究員

  • 1991年
    -
     

    セント・ジョンズ大学アジア研究所 非常勤講師

  • 1990年
    -
    1991年

    コロンビア大学 研究助手

学歴

  •  
    -
    2000年

    コロンビア大学   文理科大学院   歴史学  

  •  
    -
    1986年

    早稲田大学   文学部   史学(日本史)  

所属学協会

  •  
     
     

    同時代史学会

  •  
     
     

    アメリカ歴史学会(The American Historical Association)

  •  
     
     

    H-ネット(人文科学オンライン)(H-Net[Humanities on Line])

  •  
     
     

    日本史研究会

  •  
     
     

    日本現代史研究会

  •  
     
     

    アジア学会(The Association for Asian Studies)

  •  
     
     

    アメリカ外交史学会(The Society for Historians of American Foreigh Relations)

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研究分野

  • 地域研究 / 国際関係論 / 日本史

研究キーワード

  • 日本近・現代史、日本近現代思想史、外交史・国際関係史、アメリカ外交史、近代中国史、植民地政策史

 

論文

  • 領土問題と大日本帝国憲法

    岡本公一

    Waseda Global Forum   7   217 - 242  2011年03月

  • 比較植民地主義試論 −日本とアメリカを事例として−

    岡本公一

    歴史学研究   867   46 - 56  2010年06月

  • The Constitution of the United States and Expansionism

    Okamoto, Koichi

    Waseda Global Forum   6   215 - 240  2010年03月

  • The Military Establishment and the Integration of the People: From the Sino-Japanese War to the period of the Manchurian Incident

    Okamoto, Koichi

    New Frontiers in Asian Scholarship    2010年02月

  • 助産所で妊婦に対して実施されているケアに関する質的研究〜助産所のケアの本質とはどういうものか〜

    竹原健二, 北村菜穂子, 吉朝加奈, 三砂ちづる, 小山内泰代, 岡本公一, 箕浦茂樹

    母性衛生   50 ( 1 )  2009年04月

  • ルイーズ・ヤング「『近代』を売り出す」(翻訳)

    岡本公一

    『日常生活の誕生—戦間期日本の文化変容 』(柏書房)    2007年

  • Japan-U.S. Interaction: Historiographies of Modern Japanese History

    Koichi Okamoto

    Waseda Journal of Asian Studies   25  2004年05月

  • 交錯する日米の日本研究 -- 戦後における日米の近代史研究

    岡本公一

    史観   150  2004年03月

  • 齋藤實展 その人と時代 (目録)

       2002年10月

  • Beyond Dichotomy: Kato Norihiro and Historical Discourse after the 50th Anniversary of the End of World War II

    Koichi Okamoto

    Waseda Journal of Asian Studies   23  2002年03月

  • Herbert Bix, Hirohito and the Making of Modern Japan (New York: Harper Collins, 2000)

    Book Worm   15  2001年06月

  • Re-Contextualizing History: American Views of World War II and the Occupation of Japan

    Koichi Okamoto

    Waseda Journal of Asian Studies   20  2000年05月

  • Columbia University

    Newsletter (Center for International Education, Waseda University)   2  2000年01月

  • Midwest Conference on Asian History and Culture

    The Ohio State University    1999年05月

  • Japanese Collective Memory of Wartime Past

    Kenyon College    1999年04月

  • President Jiang Zemin's Novermber 1998 State Visit to Japan in Historical Perspective

    The Asia-Pacific Institute, Duke University    1999年04月

  • Changing Discourse: A Review of Yoshida Yutaka, Gendai rekishigaku to senso sekinin. [Studies of Contemporary History and War Responsibility] (Tokyo: Aoki Shoten, 1997)

    Koichi Okamoto

    Waseda Journal of Asian Studies   19  1999年04月

  • The Nanjing Atrocity Reexamined

    York University, Canada    1999年03月

  • メリーランド大学所蔵 <プランゲ文庫>展 (目録)

       1998年12月

  • 「早稲田大学中央図書館」および「現代政治経済研究所」所蔵 日本占領史関係マイクロ資料について

    占領史研究通信   15  1998年03月

  • William J. Sebald: The United States Political Adviser for Japan

    Koichi Okamoto

    Waseda Journal of Asian Studies   19  1998年03月

  • ハーバート・P・ビックス「歴史の謎としての昭和天皇」(翻訳)

    年報日本現代史   4  1998年

  • 占領史研究のためのインターネット利用法覚書

    占領史研究通信   12  1997年03月

  • アンドリュー・ゴードン「日本近代史におけるインペリアル・デモクラシー」(翻訳)

    年報・日本現代史   2  1996年05月

  • 反植民地主義と連合国間外交ー「中国大国化」構想を中心に

    岡本公一

    年報・日本現代史   2  1996年05月

  • 『戦勝五〇年』と『戦後五〇年』

    岡本公一

    『戦争責任研究』   11  1996年03月

  • 『デイヴ・バリーの日本を笑う』

    『毎日新聞』    1995年11月

  • Public Memory and the Atomic Bombs

    Laurasian Institute    1995年06月

  • ジョン・ダワー「日本社会像の現在」(翻訳)

    『岩波講座・日本通史』別巻一 (岩波書店)    1995年

  • キャロル・グラック「近代の文法」(翻訳)

    『思想』    1994年11月

  • On NHK's interview with Zhang Xueliang

    Koichi Okamoto

    Sino-Japanese Studies    1991年04月

  • 竹内好論

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』    1990年02月

  • 竹内好論

    早稲田大学    1989年03月

  • 強靭な主体・竹内好

    岡本公一

    『彷書月刊』    1989年03月

  • 占領軍への投書に見る占領末期の日本

    岡本公一, 塚原哲也

    『戦後体制の形成』(大月書店)    1988年

  • 『新編日本史』近代の問題点

    岡本公一, 由井正臣, 塚原哲也

    『歴史評論』    1987年04月

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書籍等出版物

  • 日本およびアメリカにおける植民地政策の比較研究 (科学研究費補助金成果報告 基盤研究(c)15520389)

    岡本公一

    2009年05月

  • 助産所のケアの“良さ”とはどういうものか〜助産所で妊婦に対して実施されているケアに関する質的研究

    竹原健二, 北村菜穂子, 吉朝加奈, 三砂ちづる, 小山内泰代, 岡本公一, 箕浦茂樹

    国際医療協力研究委託費における「平成18年度開発途上国で実施可能な母子保健の“継続ケアシステム”の構築に関する研究」報告書  2006年

  • Imaginary Settings: Sino-Japanese-U.S. Relations during the Occupation Years

    Okamoto, Koichi

    Bell & Howell Information and Learning  2000年10月

  • (マイクロフィルム目録)国立国会図書館所蔵 斉藤実関係文書目録 書簡の部 二

    岡本公一, 外村大, 宮本正明

    株式会社ニチマイ  2000年

  • 国立国会図書館所蔵 斉藤実文書関係目録 書簡の部 二

    岡本公一, 外村大, 宮本正明

    国立国会図書館  1999年

  • 国立国会図書館所蔵 斉藤実関係文書目録 書簡の部 一

    岡本公一, 外村大, 宮本正明

    国立国会図書館  1998年

  • 水沢市立斎藤実記念館所蔵 斎藤実関係文書マイクロフィルム目録

    岡本公一, 外村大, 宮本正明

    早稲田大学図書館  1996年

  • Women’s Health(女性の保健)とGender-Specific Medicineとの関係性についての一考

    岡本(北村, 菜穂子, 水島希, 岡本公一, 三砂ちづる

    平成17年度学術振興会研究事業「女性の保健」報告書 

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講演・口頭発表等

  • 産院とはどういうところか : 継続ケアに視点をおいた質的研究より

    第48回日本母性衛生学会総会  

    発表年月: 2007年10月

  • 交錯する日米の日本研究 -- 戦後における日米の近代史研究

    早稲田大学史学会大会  

    発表年月: 2003年10月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 帝国の遺産と東アジア共同体

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2006年
    -
    2009年
     

    梅森 直之, 毛里 和子, 若田部 昌澄, 本野 英一, 長與 進, 岡本 公一, 工藤 元男, 李 成市, 天児 慧, 坪井 善明, 深川 由起子, 劉 傑, 篠田 徹, 大日方 純夫, 安在 邦夫, 後藤 乾一, 黒田 一雄, 園田 茂人, 平野 健一郎

     概要を見る

    東アジア共同体をめぐる研究に、史料・歴史認識・方法論の面から貢献した。まず、早稲田大学所蔵の旧社会党文書のデータベース化を進め、戦後民主主義思想におけるアジア認識の特質を明らかにした。また、韓国成均館大学と共同で、東アジアにおける歴史認識の共有を主題とする国際シンポジウムを開催し、その報告集を作成した。最後に変動するアジアをとらえるための方法論に関して共同研究を進め、その成果を『アジア学のすすめ』として出版した。

  • 日本およびアメリカにおける植民地政策の比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2003年
    -
    2006年
     

    岡本 公一

     概要を見る

    本研究は、近年のそれぞれのナショナルな枠組みで進化されてきた研究を踏まえて、日本、及びアメリカの植民地支配・植民地主義の比較研究をおこなった。当初は、日本の台湾、朝鮮における統治形態を念頭に置きながら、特に1898年より始まるアメリカによるフィリピンにおける植民地政策、いわゆる「友愛的同化」(Benevolent Assimilation)の内実を示す基礎文献・資料の収集・分析に時間を費やした。その過程を通して、フィリピン植民地統治の実証的研究が遅れているため、植民地支配体制の根幹である官僚制度についての基礎資料収集にシフトした。その後、Paul Kramerジョンズ・ホプキンス大学助教授(現インディアナ大学准教授)などとの交流を通して、植民地主義の性格を最も典型的に示すのは、植民地における官僚制、司法制度を如何に構築するのか、あるいはその制度の運用において見出せた。そして、「立憲主義」と植民地支配との関係が、この問題を解き明かす鍵であることが明かとなってきた。換言すれば、日米に植民地支配を共通の俎上で分析するツールとして、「立憲主義」をパラメーターとして用いることが出来ることに思い立った。とくに台湾、フィリピンにおける植民地支配体制の成立に関して、その歴史的・思想的背景を考察した。アメリカにおいて、1900年前後にまとめられた、数多くの植民地制度に関する研究を参照しながら、一方で、日本の植民地官制を、世界史的脈絡に位置づける作業も同時並行して行ってきた。日米の植民地統治は、それぞれの一国史的な問題ではなく、一つの新たな世界史的な共通性を持ち、新たな歴史的段階の産物であったことを示し、本研究の結論とした。2007年度以降、ハーバード大学燕京研究所において2008年度途中まで客員研究員として滞在するため、その間研究成果を単行本として出版できるようにまとめる予定とした

 

現在担当している科目

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特別研究期間制度(学内資金)

  • International Historyの実証的研究

    2007年03月
    -
    2008年09月

    アメリカ   ハーバード大学、国立公文書館、国立議会図書館

他学部・他研究科等兼任情報

  • 国際学術院   大学院アジア太平洋研究科

特定課題制度(学内資金)

  • 植民地主義と「植民地近代性」の変容  第一次世界大戦とフィリピン

    2015年  

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     本研究では、被植民地側からの宗主国への協力を通した自治・独立を展望する運動が展開されたフィリピンの第一次大戦期、特に独自の軍事組織であるNational Guard(アメリカ史の脈絡では「州兵」と訳されている)の創設と運動に着目した。  アメリカの大戦参戦直前に設立されたNational Guardは、一方では合衆国憲法が規定する意味での「州兵」を持つことにおいて、宗主国との関係においてより高い地位を目指す。その一方で、アメリカへの忠誠、民主主義の擁護を掲げ、第一次世界大戦への参戦をアメリカ本国に求める。この2重性の分析を通して、アメリカ植民地主義とフィリピン独立運動の変容を跡づけた。

  • 「植民地公共圏」と自治 アメリカのフィリピン植民地支配の研究

    2014年  

     概要を見る

     アメリカのフィリピン植民地支配を例にとり、宗主国が植民地における「自治」に対する政策、その立案過程を分析した。  本年度は、夏期には、アメリカ議会図書館のマニュスクリプト部門で、政策立案者の個人文書、特にフィリピン独立運動家達との書翰、あるいは関係文書を収拾、分析を行った。それを通し、第一次世界大戦による植民地政策、及び独立運動の変容が、20世紀、アメリカ植民地主義分析の核心であるとの認識を得るに至った。 そして2月末、再びアメリカ議会図書館、加えてハーバード大学ホートン図書館の個人文書や文献を渉猟して、第一次大戦、独立運動、植民地支配の相関関係の分析を深めた。

  • 日米欧の研究者による英語版日本近現代史教科書の共同執筆

    2002年   Louise Young

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     外国の大学や、日本において留学生にたいして英語にて日本近現代史を講ずる場合、先ずその授業に用いる教科書・教材の選定が大きな問題となる。本プロジェクトは、日米の研究者によって、現代の研究水準を反映し、かつ学部生レベルの日本近代史の講義を行うことを念頭においた、英語版の教科書を執筆編纂することを目的として出発した。 しかしながら、この2年間に2冊の日本史の優れた教科書が出版され、我々のプロジェクトでは如何にそれらの教科書とは違った形で歴史教育に貢献できるかが大きな問題となった。そこで、プロジェクト担当者の岡本、Youngに加え、College of William and MaryのEdward Pratt氏(来年度よりDean of Undergraduate Studies)を加えて、現在流布している教科書の内容を検討し、加えて教員が求める教科書とは何かを議論した。 結果として、日本史の資料を中心に据えた近代を鳥瞰できるような教科書を作成することに議論が集約された。そこで、構成内容の件の検討を行い、大まかの目次を作成。資料の選定については、政治史的、経済史的資料に片寄りがちであった従来の資料集、教科書とは違い、民衆の日常生活に焦点を当てた資料を用いることとした。候補となる資料のサンプルを持ち寄り、今も検討が続けられている。 残念であったことは、本プロジェクト遂行中、2001年9月11日のテロ事件、および2003年のイラク戦争によって、本来予定されていた全体会合を中止せざるを得ず、電子メール等のコミュニケーション手段によらなければならなかったことである。これにより、資料を持ち寄り集中的に検討する機会を失し、計画遂行に大きく狂いが生じてしまった。それでも、担当者が協力者同士と個別に会い、検討する方法によって、この緊急事態をしのいできた。特定課題の期間は過ぎてしまったが、本プロジェクトは現在も進行中である。