Updated on 2022/08/17

写真a

 
KONDO, Jiro
 
Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences
Job title
Professor Emeritus

Research Institute

  • 2020
    -
    2022

    理工学術院総合研究所   兼任研究員

  • 2017
    -
    2021

    エジプト学研究所   プロジェクト研究所所長

Education

  •  
    -
    1986

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters   Archaeology  

  •  
    -
    1986

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters   Archaeology  

  •  
    -
    1975

    Waseda University   Faculty of Literature   European History  

Degree

  • Waseda University   Master of Arts

Research Experience

  • 2004
    -
     

    Waseda University, Professor

  • 1999
    -
    2004

    Waseda University, Associate Professor

  • 1996
    -
    1999

    Waseda University, Lecturer

  • 1991
    -
    1996

    Waseda University, Lecturer(part time)

  • 1986
    -
    1989

    Waseda University, Research Associate

Professional Memberships

  •  
     
     

    Japanese Society for West Asian Archaeology

  •  
     
     

    早稲田大学考古学会

  •  
     
     

    The Society for the Egyptian Studies of Waseda University

  •  
     
     

    The Society for Near Eastern Society in Japan

  •  
     
     

    Japanese Archaeological Asssociation

  •  
     
     

    The Egypt Exploration Society

▼display all

 

Research Areas

  • Archaeology

Research Interests

  • Egyptology

Papers

  • 古代エジプトのピラミッド

    近藤 二郎

    世界の眼で見る古墳文化     30 - 33  2018.03  [Invited]

  • 第10次ルクソール西岸アル=コーカ地区調査概報

    近藤 二郎

    エジプト学研究   24   11 - 35  2018.03  [Refereed]

  • ネクロポリス・テーベの考古学の現状と課題

    近藤 二郎

    季刊・考古学   ( 141 ) 79 - 82  2017.11

  • Discovered, lost, rediscovered: Userhat and Khonsuemheb.

    Jiro Kondo

    Egyptian Archaeology   50 ( Spring ) 22 - 26  2017.04  [Refereed]

  • エジプト、アル=コーカ地区ウセルハト墓(TT47)出土の葬送用コーンについて

    近藤 二郎

    二十一世紀の考古学の現在     663 - 669  2017.04

  • 第9次ルクソール西岸アル=コーカ地区調査概報

    近藤 二郎

    エジプト学研究   23   43 - 65  2017.03  [Refereed]

  • 古代エジプト祝祭都市テーベ

    近藤 二郎

    中国都城・シルクロード都市遺跡の考古学     118 - 122  2017.03

  • Note on Theban Tombs before the Amarna Period

    KONDO Jiro

    Shikan : the historical review   ( 174 ) 81 - 97  2016.03

    CiNii

  • 王妃ティイのレリーフの墓を求めて

    近藤 二郎

    クレオパトラとエジプトの王妃     14 - 19  2015.07  [Invited]

  • 第7次ルクソール西岸アル=コーカ地区調査概報

    近藤 二郎

    エジプト学研究    2015.03  [Refereed]

  • エジプト、デンデラ神殿の天体図に描かれたバビロニア起源の星座

    近藤 二郎

    技術と交流の考古学     481 - 491  2013.01

  • ウセルハト墓(TT47)発見までの道のり

    近藤 二郎

    永遠に生きる:吉村作治先生古稀記念論集     163 - 172  2013.01

  • 古代エジプト新王国時代の所謂「エニグマティック・オストラコン」について

    近藤二郎

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』/早稲田大学大学院文学研究科   51輯 ( 4 ) 103 - 114  2006.02

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について13—タの神殿型貴族墓—

    小岩正樹, 西本真一, 中川武, 柏木裕之, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 馬場匡浩

    日本建築学会大会論文梗概集、日本建築学会     525 - 526  2004.08

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について14—タの神殿型貴族墓から出土した建築片—

    西本真一, 中川武, 柏木裕之, 小岩正樹, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 馬場匡浩

    日本建築学会大会論文梗概集、日本建築学会学会     527 - 528  2004.08

  • アマルナ時代の社会と美術

    近藤二郎

    山川出版社、『歴史と地理』   ( 576 ) 56 - 59  2004.08

  • エジプト ダハシュール北地区発掘調査報告—2002年 第8次調査—

    吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武, 西本真一

    人間科学研究/早稲田大学人間科学部   16 ( 1 ) 165 - 177  2004.03

  • 早稲田大学 第11次アブ・シール南丘陵頂部掘調査報告概報

    吉村作治, 河合望, 西坂朗子, 柏木裕之, 近藤二郎, 菊地敬夫, 中川武, 西本真一

    ヒューマンサイエンス/早稲田大学人間科学部   16 ( 1 ) 62 - 76  2004.01

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について11—イパイの墓の平面計画方法の分析—

    遠藤孝治, 西本真一, 中川武, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏

    日本建築学会大会論文梗概集、日本建築学会     233 - 234  2003.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について12—イパイの墓の基礎—

    西本真一, 遠藤孝治, 中川武, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏

    日本建築学会大会論文梗概集、日本建築学会     235 - 236  2003.09

  • ダハシュール北部で発見されたパシェドゥの神殿型石造貴族墓

    小岩正樹, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 西本真一, 中川武

    日本建築学会計画系論文集   ( 569 ) 223 - 230  2003.07

  • 早稲田大学 第10次アブ・シール南丘陵頂部掘調査報告概報

    吉村作治, 河合望, 西坂朗子, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武, 柏木裕之

    ヒューマンサイエンス/早稲田大学人間科学部   15 ( 1 ) 78 - 92  2003.03

  • エジプトダハシュール北遺跡における早大隊の考古学調査—1997年〜2002年の発掘調査から—

    吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武, 西本真一

    人間科学研究/早稲田大学人間科学部   17 ( 1 ) 119 - 132  2003.03

  • エジプト新王国第18王朝時代後半の王墓について —アマルナ時代前後の王墓の変遷—

    近藤二郎

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   48輯4分冊   41 - 52  2003.02

  • エジプト・ヌビア遺跡の今

    近藤二郎

    日本ユネスコ協会連盟、『ユネスコ世界遺産年報』   2003 ( 8 )  2002.12

  • マルカタ王宮内にあるアマルナ型住宅Aの中央広間に関する復原的考察:マルカタ王宮に関する研究46

    遠藤孝治, 西本真一, 中川武, 吉村作治, 近藤二郎

    日本建築学会大会論文梗概集     631 - 632  2002.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について9—パシェドゥの神殿型石造貴族墓—

    小岩正樹, 西本真一, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武

    日本建築学会大会論文梗概集     633 - 634  2002.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について10—パシェドゥの墓のピラミディオン—

    西本真一, 小岩正樹, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武

    日本建築学会大会論文梗概集     635 - 636  2002.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について10—パシェドゥの墓のピラミディオン—

    西本真一, 小岩正樹, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武

    日本建築学会大会論文梗概集     635 - 636  2002.09

  • エジプト ダハシュール北地区発掘調査報告—2001年 第7次調査—

    吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武, 西本真一

    人間科学研究/早稲田大学人間科学部   15 ( 1 ) 91 - 106  2002.04

  • アブ・シール南丘陵頂部遺跡の発掘調査(1998-2000年度)

    吉村作治, 柏木裕之, 近藤二郎, 斎藤正憲

    ヒューマン・サイエンス/早稲田大学人間科学部   14 ( 2 ) 107 - 121  2002.03

  • エジプト ダハシュール北地区発掘調査報告-2000年第6次調査-

    吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 中川武, 西本真一

    人間科学研究   14 ( 1 )  2001.05

  • 早稲田大学第6次アブ・シール丘陵頂部発掘調査概報

    吉村作治, 高宮いづみ, 柏木裕之, 近藤二郎, 中川武, 西本真一, 菊池徹夫, 高橋龍三郎, 長崎潤一, 長谷川奏

    ヒューマン・サイエンス/早稲田大学人間科学部   13 ( 2 ) 64 - 80  2001.03

  • ナイルの恵み

    近藤二郎

    [別冊]生きる2001年安田火災海上保険広報部   pp.14-15  2001.02

  • 壁画に見る博物誌

    近藤二郎

    [別冊]生きる2001年安田火災海上保険広報部   pp.32-37  2001.02

  • マルカタ王宮「王の寝室」の開口部について-マルカタ王宮に関する研究(45)-

    河崎昌之, 西本真一, 柏木裕之, 吉村作治, 近藤二郎

    日本建築学会大会学術講演梗概集/日本建築学会    2000.09

  • エジプトダハシュール北地区発掘調査報告─1998年〜1999年第4・5次調査─

    近藤二郎

    人間科学研究   13巻 ( 1 )  2000.08

  • エジプト調査34年を振り返って

    近藤二郎

    早稲田大学エジプト学会    2000.07

  • 生活に疲れた男と魂との対話(物語篇)

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   X   12 - 14  2000.03

  • 1999年度、王家の谷・西谷

    近藤二郎

    ネブティ/早稲田大学古代エジプト調査室   ,p.2  2000.03

  • 墓壁画等にみる土器生産-古代エジプトの場合-

    近藤二郎

    西アジア考古学/日本西アジア考古学会   1   47 - 55  2000.03

  • ネクロポリス・テーベにおける岩窟墓の再利用の問題

    近藤二郎

    史観/早稲田大学史学会   142,pp.76-91  2000.03

  • 『溯航』第18号に寄せて

    近藤二郎

    溯航/早稲田大学大学院文学研究科考古談話会   18,1(巻頭言)  2000.03

  • 古代エジプト人の死生観の源泉がある(解説篇)

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   X   16 - 17  2000.03

  • 不安と混沌のなかで生まれたオシリス信仰

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   X   26 - 31  2000.03

  • 死者の召使いウシャブティ

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   X   46 - 53  2000.03

  • フィールド・ワークとエンカレジング

    近藤二郎

    リテラ/早稲田大学文学部    2000.02

  • 壁画に描かれた古代エジプト人の暮らしと信仰

    近藤二郎

    香川オリエント協会大会    2000.02

  • アメンヘテプ3世時代のテーベ

    近藤二郎

    早稲田大学エジプト学会   第43回研究会  2000.02

  • 王家の谷・西谷

    近藤二郎

    ピラミッド・クラブ   28   2  2000.02

  • Satellites Explore Necropolis at Dahshur

    S. Yoshimura, T. Sakata, J. Kondo, S. Hasegawa

    Discovering Archaeology   2 ( 1 ) 78 - 85  2000.01

  • エジプトを掘る

    近藤二郎

    第14回「大学と科学」公開シンポジウム    2000.01

  • 王家の谷の謎

    近藤二郎

    Newton/ニュートン・プレス   20 ( 3 ) 78 - 85  2000.01

  • エジプト、王家の谷・西谷の調査

    近藤二郎

    早稲田大学古代エジプト調査室    1999.12

  • The New Kingdom Necropolis at Dahshur

    S. Yoshimura, J. Kondo, S. Hasegawa

    KMT   10 ( 3 ) 36 - 43  1999.10

  • 古代エジプト・王家の谷の歴史と調査

    近藤二郎

    早稲田大学史学会    1999.10

  • エジプト カルナク、アメン大神殿

    近藤二郎

    考古学研究/考古学研究会   46 ( 2 ) 33 - 35  1999.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について6

    西本真一, 遠藤孝治, 中川武, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏

    日本建築学会大会学術講演梗概集(中国)/日本建築学会   pp.201-203  1999.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について7-イパイの墓の建設過程-

    遠藤孝治, 西本真一, 中川武, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏

    日本建築学会大会学術講演梗概集/日本建築学会    1999.09

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について 6-シャフト墓の掘削方法について-

    遠藤孝治, 西本真一, 佐藤雅彦, 中川武, 吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏

    日本建築学会大会学術講演梗概集   pp.201-203   217 - 218  1999.09

  • ヒエログリフの解読に挑戦しよう

    近藤二郎

    Newton/ニュートン・プレス   19;9,pp.78-85  1999.08

  • 大英博物館エジプト室の魅力

    近藤二郎

    別冊アサヒグラフ/朝日新聞社   4040, pp.4-8  1999.08

  • 古代エジプトの太陽神

    近藤二郎

    宗教史研究会    1999.07

  • エジプト・フォーラムⅦ

    近藤二郎

    早稲田大学エジプト学会   第40回研究会  1999.07

  • 早稲田大学第5次アブ・シール南丘陵頂部発掘調査概報

    吉村作治, 高宮いづみ, 柏木裕之, 秋山慎一, 近藤二郎, 中川武, 西本真一, 菊池徹夫, 高橋龍三郎, 長崎潤一, 長谷川奏

    ヒューマンサイエンス/早稲田大学人間科学部   11 ( 2 ) 93 - 107  1999.06

  • Preliminary Report of Excavations at Dahshur North, Egypt

    S. Yoshimura, J. KONDO, T. Nakagawa, S. Nishimoto, S. Hasegawa

    地中海学研究/地中海学会   XXII   3 - 18  1999.05

  • 古代エジプトのまつりと王権:新王国時代のテーベ

    近藤二郎

    考古学研究会第45回総会    1999.04

  • The Formation of the Theban Necropolis: Historical Changes and the Conceptual Architecture of the City of Thebes.

    Jiro KONDO

    ORIENT/日本オリエント学会   34   89 - 105  1999.03

  • 失意の司令官を勇気づけようとした枠物語

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   IX   16 - 17  1999.02

  • 日本におけるコレクション

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   IX   54 - 59  1999.02

  • 2000年の眠りから目覚めたミイラ

    近藤二郎

    Newton/ニュートン・プレス   18;10, PP.28-35  1998.10

  • 早稲田大学第4次アブ・シール丘陵頂部発掘調査概報

    吉村作治, 高宮いづみ, 柏木裕之, 秋山慎一, 中川武, 西本真一, 菊池徹夫, 近藤二郎, 高橋龍三郎

    ヒューマンサイエンス/早稲田大学人間科学部   10 ( 2 ) 117 - 130  1998.06

  • エジプト ダハシュール北地区発掘調査報告—1997年 第1・2次調査

    人間科学研究/人間科学部   11 ( 1 ) 109 - 120  1998.06

    CiNii

  • Preliminary Report of Excavations at Dahshur North,Egypt

    地中海学研究/地中海学会   XXI   3 - 32  1998.05

  • ルクソール西岸岩窟墓との比較考察

    近藤二郎

    エジプト学研究別冊/早稲田大学エジプト学会   2, PP117-125  1998.03

  • 古代エジプト遺跡の現状

    近藤二郎

    文化財だより/和歌山県文化財研究会   48, PP12-14  1998.03

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02  [Refereed]

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02  [Refereed]

  • 太陽暦について

    近藤二郎

    NEXTAGE/住友商事広報部   54   2 - 11  1998.02

  • 王家の谷の王墓と王子の墓

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   VIII  1998.02

  • カデシュの戦いの叙事詩とその背景

    近藤二郎

    別冊・生きる:古代エジプト/安田火災海上保険広報部   VIII  1998.02

  • 古代エジプトにおけるスカラベ形印章の型式学的研究

    近藤二郎

    考古学雑誌   82 ( 4 ) 36 - 58  1997.12

  • 衛星によるピラミッド探査と古代エジプトの遺跡発見について

    近藤二郎

    写真測量とリモートセンシング   36;6, PP41-53  1997.10

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について2

    学術講演梗概集(関東)/日本建築学会大会   1997年度大会  1997.09

  • アブ・シール南丘陵頂部遺跡第6次発掘調査報告

    ヒューマンサイエンス/早稲田大学人間科学部    1997.09

  • The re-use of the private tombs on the West Bank of Thebes and its chronological problem: the case of the tomb of Khonsw (No.31) and the tomb of Wsr-hat (No.51)

    Jiro Kondo

    Orient   32   50 - 68  1997.07

  • A Preliminary Report of the General Survey at Dahshur North, Egypt

    Annual Report of the Collegium Mediterranistarum Mediterraneus   20, PP3-24  1997.06

  • So-called Enigmatic Ostraca from the Western Valley of Kings

    日本中東学会第13回学術大会発表要旨集/日本中東学会    1997.05

  • エジプト・ダハシュール北地区予備調査報告

    人間科学研究/早稲田大学人間科学部   10;1  1997.04

  • Waseda University Excavations at North Saqqara: A Preliminary report on the fourth season, August - September 1995

    Skuji YOSHIMURA, Izumi TAKAMIYA, Hiroyuki KASHIWAGI, Shin'ichi AKIYAMA, Takeshi NAKAGAWA, Shin'ichi NISHIMOTO, Tetsuo KIKUCHI, Jiro KONDO, Ryuzaburo TAKAHASHI

    エジプト学研究/早稲田大学エジプト学会   5   5 - 34  1997.03

  • エジプト ダハシュール北地区予備調査報告

    吉村作治, 近藤二郎, 長谷川奏, 坂田俊文, 恵多谷雅弘, 中川武, 西本真一

    人間科学研究//早稲田大学人間科学部   10 ( 1 ) 115 - 122  1997.03

  • 暦と天文学

    近藤二郎

    別冊・生きる;古代エジプトVII/安田火災海上保険広報部   VII  1997.02

  • 雄弁な農夫の物語(解説篇)

    近藤二郎

    別冊・生きる;古代エジプト/安田火災海上保険広報部   VII  1997.02

  • この人に聞く(第31回)

    近藤二郎

    中学教育/小学館   41 ( 9 )  1996.10

  • ダハシュール北部で発見された新王国時代の建造物について1

    西本真一, 吉村作治, 中川武, 近藤二郎, 長谷川奏

    日本建築学会大会学術講演梗概集/日本建築学会     391 - 392  1996.09

  • アブ・シール南・丘陵頂部建築遺構の「建造墨書」

    吉村作治, 中川武, 近藤二郎, 溝口明則, 西本真一, 柏木裕之

    日本建築学会技術報告集/日本建築学会学会   ( 2 )  1996.09

  • エジプト王家の谷最後の大発見

    近藤二郎

    Newton/教育社   1996年9月号  1996.09

  • 古代オリエント史研究は今

    近藤二郎

    生涯教育/日本放送協会学園   34  1996.08

  • 1995年の歴史学界-回顧と展望-古代オリエント

    近藤二郎

    史学雑誌/史学会   105 ( 5 )  1996.05

  • 外国考古学研究の動向(エジプト)

    近藤二郎

    日本考古学協会年報/日本考古学協会   47  1996.05

  • 現代によみがえった古代エジプトの王妃

    近藤二郎

    Newton/教育社   1996年4月号  1996.04

  • ネクロポリス・テーベの領域の確立

    近藤二郎

    エジプト学研究/早稲田大学エジプト学会   4  1996.03

  • ツタンカーメン-その生と死

    近藤二郎

    Newton/教育社   1996年3月号  1996.03

  • ヌビアへの玄関

    近藤二郎

    生きる〈別冊〉古代エジプト:財宝の地ヌビア特集/安田火災海上保険広報部   VI  1996.02

  • ヌビアへの玄関

    近藤二郎

    生きる〈別冊〉古代エジプト:財宝の地ヌビア特集/安田火災海上保険広報部   VI  1996.02

  • 十本の巨大列柱の謎

    近藤二郎

    生きる〈別冊〉古代エジプトVI:財宝の地ヌビア特集/安田火災海上保険広報部    1996.02

  • 黄金と象牙の産地ヌビア

    近藤二郎

    生きる〈別冊〉古代エジプトVI:財宝の地ヌビア特集/安田火災海上保険広報部    1996.02

  • ヌビアへの玄関

    近藤二郎

    生きる〈別冊〉古代エジプト:財宝の地ヌビア特集/安田火災海上保険広報部   VI  1996.02  [Refereed]

  • ファラオと神官は仲が悪い?

    近藤二郎

    GEO/同朋舎出版   3 ( 1 )  1996.01

  • ヒエログリフを読んでみよう

    近藤二郎

    GEO/同朋舎出版   3 ( 1 )  1996.01

  • 巨大ピラミッドとオリオン信仰の謎

    近藤二郎

    別冊歴史読本/新人物往来社   33  1996.01

  • アメンヘテプ3世王墓の再調査

    近藤二郎

    日本オリエント学会第37回大会/日本オリエント学会    1995.10

  • Excavations at the tomb of Amenophis III

    Sakuji Yoshimura, Jiro Kondo

    Egyptian Archaeology/EGYPT EXPLORATION SOCIETY   7  1995.09

  • Clearance of WV-22 and WV-A in the Western Valley of the Kings

    Jiro Kondo

    7th International Congress of Egyptologist (Abstracts of Papers)    1995.09

  • 外国考古学研究の動向(エジプト)

    近藤二郎

    日本考古学年報/日本考古学協会   46  1995.07

  • 墓泥棒とファラオのミイラ

    近藤二郎

    オリエンテ/古代オリエント博物館   11  1995.06

  • ネクロポリス・テーベの変容:アメンヘテプ3世時代における大型岩窟の出現

    近藤二郎

    第2回公開研究会 紅海文化とナイル文化/中近東文化センター    1995.05

  • 第8次ルクソール西岸アル=コーカ地区調査概報

    近藤 二郎

    エジプト学研究   22   113 - 148  [Refereed]

  • ブリュッセル、王立美術歴史博物館所蔵の王妃ティイのレリーフ(E2157)

    近藤 二郎

    Waseda Rilas Journal   ( No.4 ) 7 - 15  [Refereed]

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Books and Other Publications

  • エジプトの宗教

    月本昭男( Part: Contributor)

    山川出版社  2017.08

  • わかってきた星座神話の起源:古代メソポタミアの星座

    近藤 二郎( Part: Sole author)

    誠文堂新光社  2010.12

  • わかってきた星座神話の起源:エジプト・ナイルの星座

    近藤 二郎( Part: Sole author)

    誠文堂新光社  2010.05

  • 21世紀こども百科 もののはじまり館

    近藤二郎

    小学館  2008.12 ISBN: 9784092212718

  • 最新エジプト学 蘇る「王家の谷」

    近藤 二郎( Part: Sole author)

    新日本出版社  2007.09

  • 「ステラ」、「カルトゥーシュ付日乾煉瓦」、「石製品」、「金属製品」の項目

    近藤二郎

    『アブ・シール南〔Ⅱ〕』/早稲田大学エジプト学研究所(編)、Akht Press  2006.02

  • The Radiographic Examinations of the "Guardian Statues" from the Tomb of Tutankhamen

    Jiro Kondo

    X-ray for Archaeology, (ed.) by M. Uda, G. Demortier and Nakai, Springer, the Netherlands  2005.07

  • 文字社会における「記号」の使用—古代エジプト新王国時代の職人と記号—

    近藤二郎

    『社会考古学の試み』岡内三眞・菊池徹夫編/同成社  2005.03

  • 「スカラベ」、「錫」、「スタンプ印章(エジプト)」、「聖船」、「葬送コーン」、「ソティス周期」、「ソリ」、「定礎(エジプト)」、「デル・エル=バラス」、「時計」、「墓(エジプト)」、「ヒクソス」、「封泥(エジプト)」、「舞踏(エジプト)」、「船」、「身振り(エジプト)」、「弓矢(エジプト)」、「ラピスラズリ」、「リビア」の18項目

    近藤二郎

    『古代オリエント事典』/日本オリエント学会編/岩波書店  2004.12

  • 「アクエンアテン」、「油/油脂(エジプト)」、「アメンヘテプ」、「アンク」、「イチ・タウイ」、「印章(エジプト)」、「ウヘム・メスウト」、「海の民」、「王家の谷」、「王墓(エジプト)」、「オペト祭」、「オベリスク」、「ゴマ(エジプト)」、「金剛砂」、「車輪」、「シャルーヘン」、「呪術(エジプト)」の18項目

    近藤二郎

    『古代オリエント事典』/日本オリエント学会編/岩波書店  2004.12

  • 古代オリエントの経済/エジプトの経済[VIII-1-(2)]

    近藤二郎

    「VIII経済」『古代オリエント事典』/日本オリエント学会編/岩波書店  2004.12

  • 古代交易のメカニズム[VIII-2-(1)]

    近藤二郎

    「VIII経済」『古代オリエント事典』/日本オリエント学会編/岩波書店  2004.12

  • 運送手段の変遷[VIII-3]

    近藤二郎

    「VIII経済」『古代オリエント事典』/日本オリエント学会編/岩波書店  2004.12

  • 貨幣出現以前のものの値段[VIII-4-(1)-2]

    近藤二郎

    「VIII経済」『古代オリエント事典』/日本オリエント学会編/岩波書店  2004.12

  • 古代エジプトへの扉:菊川コレクションを通して

    近藤二郎

    文芸社  2004.09

  • ヒエログリフを愉しむ

    近藤二郎

    集英社新書0254D、集英社  2004.08

  • 古代エジプトの王墓に奉仕する人びと

    近藤二郎

    山川出版社、国立歴史民俗博物館編『王の墓と奉仕する人びと』  2004.08

  • エジプト美術

    ヤロミール・マレク, 近藤二郎訳

    岩波書店  2004.04

  • Conservation of the Wall Paintings in the Royal Tomb of Amenophis III – First and Second Phases Report – under the auspices of UNESCO/Japan Trust Fund, Joint Project of Supreme Council of Antiquities, Ministry of Culture Arab Republic of Egypt and Institute

    Yoshimura, Sakuji, Jiro Kondo

    UNESCO  2004.03

  • Conservation of the Wall Paintings in the Royal Tomb of Amenophis III – First and Second Phases Report – under the auspices of UNESCO/Japan Trust Fund, Joint Project of Supreme Council of Antiquities, Ministry of Culture Arab Republic of Egypt

    Yoshimura, Sakuji, Jiro Kondo

    UNESCO  2004.03

  • 「アビュドス」、「サイス」、「サッカーラ」、「テル・エル・アマルナ」、「ナカダ文化」、「ハトシェプスト女王」、「ヒクソス」、「プント」、「ホルス」、「マスタバ」、「マネト」、「メネス」の12項目

    近藤二郎

    山川出版社、『世界史小辞典(改定新版)』世界史小辞典編集委員会編  2004.01

  • 被葬者とその家族

    近藤二郎

    『ルクソール西岸岩窟墓〔Ⅱ〕—第318号墓と隣接する墓—』/早稲田大学エジプト学研究所編  2003.09

  • 出土遺物

    近藤二郎

    『ルクソール西岸岩窟墓〔Ⅱ〕—第318号墓と隣接する墓—』、早稲田大学エジプト学研究所編  2003.09

  • 図像資料に見るエジプト王権の起源と展開

    近藤二郎

    角川書店、角田文衛・上田正昭(監修)、初期王権研究会編『古代王権の誕生Ⅲ』  2003.07

  • テーベの誕生

    近藤二郎

    同成社、屋形禎亮編『古代エジプトの歴史と社会』  2003.06

  • エジプト考古学

    近藤二郎

    早稲田大学文学部、トランスアート  2003.03

  • 地中海域の古代文字

    近藤二郎

    同成社、『文字の考古学』  2003.03

  • エジプトのヒエログリフ

    近藤二郎

    同成社、『文字の考古学』  2003.03

  • 古代エジプト古王国時代の太陽神信仰と有翼日輪の成立

    近藤二郎

    リトン、松村一男・渡辺和子編『太陽神の研究』  2003.03

  • 古代エジプト文化とヒエログリフ

    ブリッジ・マクダーモット, 竹田悦子訳, 近藤二郎監修

    産調出版  2003.02

  • 遺跡と環境の変遷・新王国時代の遺跡と環境

    近藤二郎

    エジプトを掘る 第14回「大学と科学」公開シンポジウム組織委員会編、クバプロ  2000.10

  • ヒエログリフ解読法

    マーク・コリア、ビル・マンリー, 坂本真理訳, 近藤二郎監修

    ニュートンプレス  2000.09

  • 展示品解説 世界四大文明エジプト文明展カタログ

    近藤二郎

    世界四大文明エジプト文明展NHK  2000.08

  • エジプト文明のサイエンス

    近藤二郎

    NHKスペシャル四大文明・エジプトNHK出版  2000.07

  • エジプト、ミイラの謎を探る

    近藤二郎

    ワールド・ミステリーツアー/同朋社  2000.03

  • パピルス・偉大なる発明—その製造から使用法まで

    R・パーキンソン, S・クワーク, 近藤二郎訳

    学藝書林(大英博物館双書2)  1999.06

  • 展示会図録作品解説(全127点)

    近藤二郎

    ウィーン美術史美術館所蔵古代エジプト展/TBS  1999.02

  • アメンヘテプ3世とその時代

    近藤二郎

    岩波講座・世界歴史/岩波書店  1998.12

  • 図説・王家の谷百科

    ニコラス・リーヴス, リチャード・ウィルキンソン著, 近藤二郎訳

    原書房  1998.09

  • エジプトの考古学

    近藤二郎

    同成社  1997.12

  • 地理、建築、技術、音楽・舞踏

    近藤二郎

    エジプト-世界の歴史と文化/新潮社  1996.12

  • エジプト考古学への招待

    近藤二郎

    はじめて出会う世界考古学/有斐閣  1996.09

  • 古代エジプトの謎に迫る

    近藤二郎

    早稲田の考古学/文学部考古学研究室  1996.04

  • 古代エジプトとの対話

    近藤二郎

    早稲田の考古学/文学部考古学研究室  1996.04

  • The Re-clearance of Tombs of WV-22 and WV-A in the Western Valley of the Kings

    Jiro Kondo

    Valley of the Sun Kings/The University of Arizona  1995.12

  • 考古学ナショナリズム

    近藤二郎

    世界民族問題事典/平凡社  1995.09

  • メロエ遺跡群「スーダン」

    近藤二郎

    朝日ワンテーママガジン49「世界の遺跡100」/朝日新聞社  1995.08

  • ピラミッド

    近藤二郎

    21世紀こども百科大図解/小学館  1995.06

  • ものの始まり50話

    近藤二郎

    岩波ジュニア新書204/岩波書店  1992.05

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Research Projects

  • ネクロポリス・テーベにおける岩窟墓のライフ・ヒストリー的研究

    Project Year :

    2020.04
    -
    2024.03
     

     View Summary

    エジプトのルクソール市の対岸であるネクロポリス・テーベの新王国時代の岩窟墓の分布と岩窟墓の再利用の問題などを詳細に検討することで、アル=コーカ地区を例として新王国時代の墓域がどのようにして形成されていったかを明らかにしていく。従来のネクロポリス・テーベに関する研究は、現在、目に見える形で存在している岩窟墓だけを対象としており、はなはだ不十分である。厚い砂礫に覆われていて、未発見の岩窟墓も数多く存在していることを出土した葬送用コーンを分析して明らかにしていく。岩窟墓の平面プランや碑文、墓内装飾などを詳細に分析することで岩窟墓の造営順序を明瞭にしていく。被葬者の称号や岩窟墓の構造をまとめる

  • North Saqqara New Kingdom Necropolis Research Project

    Project Year :

    2019.04
    -
    2023.03
     

  • 西アジア都市文明論

    Project Year :

    2018.06
    -
    2023.03
     

     View Summary

    [会議と研究会]4月に最初の総括班会議を開催した。分担者の一人(安間)が筑波大学から徳島大学に移転したのに伴い、業務連絡と研究連絡の円滑化をはかるため、組織の見直しを行い、黒澤を分担者に追加した。トルコ、イラン、イラク・クルディスタン、アルメニアなどでのフィールド調査・研究ならびに 欧米・中東各地の博物館での資料調査、共同研究のための連携を円滑に行い、領域全体の事業を統一的に遂行するように、適宜、総括班の会議を開催した。また、各計画研究ならびに総括班が主催する計29件の研究会の開催を運営と広報においてサポートした。[研究員・事務職員の雇用]2つの計画研究班において、楔形文字学と考古学等の分野のポスドク研究者を3名、助教として筑波大学に任用する計画を完結した(4月着任:三津間康幸、5月着任:板橋悠、9月着任:Gina Konstantopoulos)。これにより、これらの研究者を核として研究会を企画・運営する体制を構築した。[機材・研究資料の購入・収集・準備]各計画研究において機材や資料の購入と共用について調整を行い、西アジア文明研究センターにおいて、研究資料の収集を行った。[調査と研究]計画研究ごとに実施するフィールド調査・研究に関して、事務手続き、ロジスティック面などを支援した。翌年度に実施予定の国際シンポジウムの計画を主導し、詳細を決定した。その後、COVID-19の世界的流行による渡航制限や集会自粛要請等を考慮し、計画を延期することに決定した。[研究成果の公表]最終年度後に出版予定のシリーズ本:Historical Aspects of West Asian Citiesの詳細を策定し、目次や執筆者等を具体的に検討した。領域全体と各計画研究の活動をHP等で公開した。また、各計画研究の研究成果を踏まえ、年度末に年次研究成果報告書をまとめ、刊行した。今年度は、組織の見直しを行い分担者(黒澤)を追加したほか、3名の専任の助教が筑波大学に着任したことで総括班の活動が強化された。事業としては、第3回領域全体研究会を10月に実施し、各計画研究班の活動を共有し、研究期間終了時に出版するシリーズ本:Historical Aspects of West Asian Citiesの詳細を具体的に議論している。年度末(3月)に予定していた第4回領域全体研究会はCOVID-19の流行のため中止したが、その後、計画研究間での連絡をテレワークで行うことで、さらに同シリーズの構成や執筆者に踏み込んで計画の具体化をはかった。これにより、領域全体として、共時的・通時的に都市文明をトータルに研究する機運を醸成することができた。年度末には、領域全体の研究活動を俯瞰することが出来る2019年度研究成果報告書を作成した。今年度は3年目の中間評価年度に当たることを機会ととらえ、総括班の役割として、古代西アジア都市の諸相を全体的に俯瞰し、都市文明をトータルに考える機会を領域として設け、研究期間終了時の成果報告を見据えた計画を本格化する年度にしたい。それを念頭に以下の指針で活動する。[会議・研究会]5-7月中に総括班会議を開催し、各研究計画と領域全体の今後の活動を確認し、研究集会・成果発表・出版計画を具体的に議論し、策定する。(2020年4-5月現在の国内外におけるCOVID-19の流行を考慮し、必要に応じてZoom等を用いた会議として実施する。)西アジアのフィールドや各地の博物館での資料調査、共同研究のための連携を円滑に行い、領域全体の事業を統一的に遂行するために、総括班の会議を3か月に一回程度開催する。年度末(2-3月)に海外の西アジア考古学や古代都市研究をリードする研究者を招聘して研究集会(シンポジウム)を開催し、領域の研究計画についてレヴューを受ける。[研究員・事務職員の雇用]予想される常勤・非常勤の研究員の転出に対応して、新たな研究員の選抜・雇用を実施する。[機材・研究資料の購入・収集・準備]各計画研究において機材や資料の購入と共用について調整を行う。[調査・研究支援]計画研究ごとに実施するトルコ、イラン、イラク・クルディスタン、アルメニアなどでのフィールド調査・研究に関して、事務手続き、ロジスティックなどを支援する(COVID-19の流行による調査計画の延期・中止等についても統一的に対応する。)[研究成果の公表]各計画研究の研究成果を踏まえ、年度末に年次研究報告書をまとめ、刊行する。。領域研究終了後に出版する予定の5巻一組のシリーズHistorical Aspects of West Asian Citiesのコンテンツを一層具体化する

  • 古代エジプトにおける都市の景観と構造

    Project Year :

    2018.06
    -
    2023.03
     

     View Summary

    先王朝研究班では、先王朝時代に最初の都市化が興ったヒエラコンポリス遺跡で発掘調査を実施、都市の構成要素を明らかにすることを目的とした。中王国・新王国時代研究班では、ダハシュール北遺跡の発掘調査で、中王国時代の墓地を墓の規模から3つのグループに分類し、階層差を示しているとした。テーベ西岸のアル=コーカ地区でアメンへテプ3世治世下の高官ウセルハト墓とラメセス朝のビール醸造長コンスウエムヘブ墓の発掘と記録調査を行った。調査中には、これらの墓と造営当時のテーベ・ネクロポリスの景観と配置、テーベ都市全体の中での位置付けについて検討した。また、北の行政の中心地メンフィスの主要な墓地サッカラ遺跡で調査を実施。新王国時代の墓地の分布を明らかにし、都市や祝祭との関係で論じた。末期王朝・ヘレニズム時代研究班では、主に中エジプトの都市遺跡アコリスの発掘調査とデルタ地帯の地中海沿岸部に位置するコム・アル=ディバーゥ遺跡の発掘調査で大きな進展がみられた。アコリス遺跡の発掘調査の成果を通じて、アコリスの通時的盛衰を明らかにし、それを巨視的に当時のエジプト史の文脈に位置付けた。地中海沿岸の低地にあるコム・アル=ディバーゥ遺跡でのサーベイで神殿を中心とする居住域を明らかにし、当該遺跡の景観を明らかにした。また、リモートセンシングの成果を駆使し、ヘレニズム時代のメンフィスの都市空間と墓地空間の変遷を明らかにした。都市計画・建築班では、テーベ西岸に位置する新王国第18王朝のアメンへテプ3世のマルカタ王宮の景観と構造について、既往研究を検討しつつ、その問題点を明らかにし、今後の課題について有益な示唆が示された。研究班全体として、2019年9月に海外から研究者を招き、早稲田大学にてアメンへテプ3世の治世の都市テーベに関する国際シンポジウム Thebes under Amenhotep IIIを開催した。本研究の特色のひとつとして、エジプト・アラブ共和国、現地におけるフィード・ワークによる都市景観と構造の調査研究をあげている。日本の調査隊が発掘調査を実施している諸遺跡(北から地中海沿岸のデルタのコーム・アル=ディバーゥ遺跡、北の行政上の拠点メンフィスの墓域であるサッカラ遺跡、ダハシュール北遺跡、中部エジプトのミニヤ郊外のアコリス遺跡、南の行政上の拠点テーベの墓域であるルクソール西岸のネクロポリス・テーベ遺跡、先王朝時代最大の拠点ヒエラコンポリス遺跡など)の調査において都市景観と構造、都市景観と墓地との関係などを考古学的に考察し、エジプトにおける都市景観と機能の諸相を実証的に明らかにすることを掲げており、文献資料ではない生の考古学的データをもとに研究を推進している。そうした面では、2019年度は、エジプト全土において予想以上に考古学的発掘調査を実施することができ、多くの考古学的データの取得することができた。このように考古学的発掘調査をはじめとするフィールド・ワークに関しては、計画以上の進展があった。しかしながら、個別のフィールド・ワークを離れ、古代エジプトの都市を検討するための諸問題の設定や研究会等の議論については、各所での考古調査の影響等もあり計画したものほどの進展は得られなかった。さらに、研究項目を共有できる西アジア地域の研究班との交流・議論などの必要性も認識している。今後は、こうした機会をより設けることにより、古代近東世界における古代エジプトの都市の独自性を浮き彫りにして行きたいと考えている。ということで研究全体から見て、研究の進捗状況は、「やや遅れている」と記すことができる。今後、衛星画像データを積極的に活用・分析をはかりたい。また研究代表者・分担者の個々の研究は進んでいるものの、本研究計画の全体的研究成果が、若干遅れており、より研究の実践的な方向を具体的なものへとしていく努力をしていきたい。エジプト現地における発掘調査を継続し、より具体的な古代エジプト都市の様相を明らかにしていくこと、研究の独自性を高めていきたい。また古代エジプトの都市の景観の復元などに関しては、実際に現地に赴き、より詳細な踏査を実施する必要がある。現段階では先行研究と衛星画像による基礎データの把握に留まっており、研究班のオリジナリティの高い成果を挙げていきたい。また、衛星画像を入手したメンフィス、テーベ、アマルナの3大中心拠点の他、アレクサンドリア、アスワンを加えた主要な5大拠点都市の研究をおこなう予定である。先行研究の問題点を受けて、衛星画像の解析および現地踏査により、古代エジプト諸都市の都市景観と構造の特徴・変遷を明らかにする。実施する遺跡は、テーベ(ルクソール)、メンフィス、アマルナ、アレクサンドリア、アスワンを予定している。都市の居住域だけでなく墓地も含めた巨視的な分析を試みる。アコリス遺跡(中部エジプトの第3中間期から末期王朝時代、ローマ時代)、コム・アル=ディバーゥ遺跡(デルタ地帯、末期王朝時代~古代末期)での発掘調査を中心に現地調査を推進する。同時に都市に関連する墓地遺跡の調査も実施する。墓地遺跡は、メンフィスの墓域であるサッカラ遺跡(初期王朝時代~ローマ支配時代)、ダハシュール北遺跡(中王国時代~新王国時代)、テーベ西岸遺跡(新王国時代~プトレマイオス朝時代)を対象とし、都市との関係、景観を念頭に入れて調査

  • Archaeological research at Kom al-Diba', West Delta, Egypt

    Project Year :

    2017.04
    -
    2022.03
     

  • エジプト、ルクソール西岸の新王国時代岩窟墓の形成と発展に関する調査研究

    Project Year :

    2015.04
    -
    2020.03
     

     View Summary

    エジプト、ルクソール西岸の新王国時代の墓域(ネクロポリス・テーベ)のアル=コーカ地区で発掘調査を継続して実施することで、新王国第18王朝時代前期から第20王朝時代に至る岩窟墓の造営と再利用などの問題を詳細に検討することができた。特に調査地域の中心を占める新王億第18王朝アメンヘテプ3世治世の末期の高官ウセルハトの大型岩窟墓(TT47)の発掘調査によって、これまで全く公表されていなかったウセルハト墓の規模と構造を明らかにすることができた。ウセルハト墓の南側部分で新たに発見された新王国ラメセス朝(第19・20王朝)時代に属するコンスウエムヘブ墓(KHT02)の前室内部の壁面の保存修復も併せて実施し、古代エジプト新王国時代の壁画の描き方や技術に関しても新たな知見を得ることができた。また、アル=コーカ地区の発掘地域からは、非常に多数の葬送用コーンが出土しており、調査地域の周辺部には、未発見の岩窟墓が存在していることを提起することができた。特に調査地域の南側の部分には、第18王朝トトメス4世治世に属する岩窟墓が東西方向に連続して存在していることが想定できた。ウセルハト墓に関しては、岩窟墓の入口部分を強化し、内部の堆積砂礫の除去を実施した。さらにウセルハト墓の前庭部からは、新王国時代以降の第3中間期、末期王朝、プトレマイオス朝時代の土器をはじめとする遺物が出土しており、この地区における岩窟墓の造営、再利用などがどのように行われていったのかを具体的に示すことができた。また調査地区の北側に位置する新王国時代の岩窟墓も第18王朝ハトシェプスト女王治世、アメンヘテプ2世治世、トトメス4世治世などに造営され、その後、第19王朝ラメセス2世、第20王朝初期などに再利用されていることが明らかになった。このように限られた地域における岩窟墓の分布を明らかにできた。令和元年度が最終年度であるため、記入しない。令和元年度が最終年度であるため、記入しない

  • Interdisciplinary research on the transition of funerary customs of the Ancient Egyptian Civilization and its social background

    Project Year :

    2014.04
    -
    2019.03
     

     View Summary

    Various aspects of the Ancient Egyptian society had changed during the Middle and New Kingdoms. The present research was aimed at understanding characteristics of this change through interdisciplinary analyses of objects mainly from cemeteries and searching for a catalyst for the change. The result shows the possibility that the emergence of the ‘personal piety’, an individual's personal relationship with a deity, where the king as the intermediary between the human and divine realms was no longer necessary, had played an important role. The ‘personal piety’ has long been argued, and traditional models of personal piety are based on texts and images. Our result is noteworthy because the material evidence of the cemetery also demonstrated that the idea of the ‘personal piety’ was quite pervasive throughout various social classes more than previously expected

  • Research on the New Kingdom tombs in Saqqara, Egypt

    Project Year :

    2015.04
    -
    2018.03
     

     View Summary

    The goal of this project is to explore the New Kingdom cemeteries in Saqqara Necropolis which has not been comprehensively studied. It is aimed to reveal the burial customs, cultural history and political history in Memphis during the New Kingdom. The exploration of Saqqara was carried out by using several methods including examination of the old maps of the site, examination of the satellite images, archaeological reconnaissance, mapping survey, and geophysical prospections. As a result, we discovered an extensive New Kingdom cemetery in the area to the north-west of Teti Pyramid, measuring approximately 100,000㎡. We also conducted another survey in the eastern slope of the escapement, which is located to the east of the aforementioned New Kingdom cemetery. Then, we conducted archaeological sounding in the most promising place in the eastern slope and revealed a number of artifacts dating to the Eighteenth Dynasty, indicating the existence of New Kingdom tombs in the vicinity

  • Study on the ancient environment utilizing satellite and geological information at the lagoon are of West Delta, Egypt.

    Project Year :

    2011.11
    -
    2015.03
     

     View Summary

    In this study to recover the ancient environment at the lagoon area of West Delta, Egypt, how to reconstruct the economic activity at the waterfront supported by the late foreign political power “Hellenism” against the pre-formed large Pharaonic tradition, would be a potential key. With the analysis of the remote sensing and the coring research, the reduction of the lake expansion became evident and the sand dune hills were considered as site territory. Consequently, the life style of “the compound occupations” was imaged as the tentative model of the daily life. The archaeological site, Kom al-Diba,’ is one of such sand dune hills and by the surface detection, the multi-layered construction centering the Hellenistic temple precinct became clear, showing the economic activity at the hinter lowland area near Alexandria, which has been overlooked so far at the field of classical archaeology

  • 科学および地域の史的観点に立つイスラム問題の比較分析-中東と東南・中央アジア-

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

    Project Year :

    2010
    -
    2013
     

     View Summary

    系譜研究では、イスラム陶器の発展史を把握するために、初期イスラム時代の水壺と白地藍彩双鳥文の来歴に焦点を当てた考察が中心的に行われた。また薬(ヘイサラバサラ)をめぐる東西交渉史に関する論考報告もなされた。地域比較研究においては、インドネシアの国立イスラム大学におけるワークショップと、早稲田大学におけるシンポジウムの2つを中心に議論が進められた。前者では主に、医療分野での情報技術の利用に焦点が当てられ、ヘルスケアと高齢者ケアにおける先端技術のあり方と今後の展望に関しての討議が行われた。特に、インドネシア社会の特長ともなる、①ムスリム社会福祉・教育活動のためのIT推進の手法、②島嶼国家におけるIT推進に伴う困難の克服、の2点が重要な討議事項となった。後者では主に、「アラブの春」後の経済動向に焦点を当て、特にサラフィー主義(厳格なイスラム回帰主義)の拡大が経済問題の政策に与える影響に関する点が討議された。特にこの動向が影響を持つ地域には、エジプトおよび湾岸諸国があり、今後の動向の予測が行われた。これらワークショップとシンポジウムの討議内容は、イスタンブルおよびカイロで開催された研究集会においても、重要な報告事項となった。これらの他には、アジア地域におけるイスラム問題が手がけられ、中国における部分的イスラム化に対する考察や、マレーシアにおける若者の価値意識に関する考察が行われた。

  • The Memphite Necropolis Site Management Plan Project

    Project Year :

    2007
    -
    2012
     

     View Summary

    This research project aims to propose a site management plan for the Memphite Necropolis in Egypt by interdisciplinary research such as archaeology, conservation science, architectural history, geology, tourism, satellite image interpretation and etc. The process and order for this project consisted of three parts: Documentation and Collection of Information concerning the value of the archeological sites, Management Analysis of Data, and Proposal. The result of this project provides a model for the practical strategy for the future protection and management of the Memphite Necropolis.

  • COMPARATIVE ARCHAEOLOGY OF THE DEVELOPMENT AND URBANIZATION OF ANCIENT SOCIETIES

    Project Year :

    2002
    -
    2005
     

     View Summary

    This study focuses on the dynamics of complexity, stratification, and urbanization of prehistoric and ancient societies. We investigated several cases in Japan, Korea, China, Egypt, Western Asia, North America, Mesoamerica, and South America, and have conducted cross-cultural studies attempting to establish methodology for comparative archaeology.
    For instance, in 2002, Kikuchi (the head investigator) along with four other investigators studied the ancient cities of the Mayan civilization in Mesoamerica. We consider these as primary and crucial examples for our research topic. In fact, these examples provided us valuable insights in our respective investigations.
    Kikuchi, Takahashi, and a few other members conducted archaeological and ethnological fieldwork along the Northwest Coast (2003), Queen Charlotte Islands (2004), and some sites of the Mississippian culture (2005) in North America. From this series of studies, we accumulated important evidences for comparative studies of prehistoric societies in the world, and produced three articles for publication in a scholarly journal.
    In December 2004, we held an international conference titled "Kokogaku kara Mita Shakai no Fukuzatsuka (Archaeological Approaches to the Organizational Dynamics of Social Complexity)," and along with the investigators of this project (Kikuchi, Okauchi, Takahashi, Kondo, Terasaki, and nine other researchers presented their respective case studies. This was a very good opportunity to compare the outcomes of our work, and all the researchers once again congregated to discuss the same issue in January 2005. The results of the meeting were published by Doseisha, Tokyo, in a book titled"Shakai Kokogaku no Kokoromi (Preliminary Approaches of Social Archaeology)."
    We conducted several case studies to improve our research in 2005. However, in a limited period of our years, it is very difficult to conclude this ambitious project concerning the major theme. Therefore, if possible, we hope to follow up on this research issue.

  • エジプト文明に関するコンテンツのデジタル化プロジェクト

    Project Year :

    2004
    -
     
     

  • Research at the top of the hill and the sites in Abusir south, Egypt Arab Republic

    Project Year :

    1995
    -
    1997
     

     View Summary

    The project has been carrying out excavation on the summit of a limestone outcrop at North Saqqara since December 1991. The excavations have uncovered a large limestone monument of Khaemwaset, the forthe son of Ramesses II of Dynasty 19. The purposes of the excavation of this season was two-fold : to complete excavation of the stone monument, and to identify structures around the monument.
    A southern part of an outer wall and the south-west corner of the monument were uncovered, and the overall structure of this monument was revealed during the season. Its general dimensions are 25m (north-south) by 30m (east-west). A foundation deposit discovered at the north-west corner of the monument include several faience scarabs inscribed with the name and titles of Khaemwaset, indicating that the monument was founded by the prince himself.
    A limestone alignment and a limestone pavement were excavated to the east and to the north of the monument respectively. They seem to date to a period later than the monument itself, though their precise date has not yet been determined. From the west slope of the site, a number of objects including fragments of blue painted pottery were collected. They indicate that certain structures of the middle Dynasty 18 existed at the site, as was supposed from bricks which were recovered in the last season, and stamped with cartouches of Amenophis II and Tuthmosis (IV? ).
    An analysis of finds indicates that the site was occupied from Dynasty 18 to the Byzantine period, for almost two thousands years.

  • エジプト・マルカタ南・魚の丘建築の復原調査研究ーマルカタ王宮址との建築学的・美術考古学的比較研究ー

     View Summary

    本調査研究の目的は, 早稲田大学古代エジプト調査隊によって遂行されてきたマルカタ南・魚の丘建築の復原研究を完成させることにあり, 研究方法として魚の丘建築と年代的・場所的・性格的にも極めて関連の深いアメンヘテプIII世(新王国時代・第18王朝)建造のマルカタ王宮を対象として建築学的・美術考古学的な比較研究を通じ, 行うものである.第二次調査は当初計画した研究項目・調査事項について予定通り行われ, 予期以上の成果をあげることができた.1)前回調査に引き続きメトロポリタン美術館調査隊による既往実測資料と, 今回のマルカタ王宮実測によって作成した図面との比較・現況確認をさらに範囲を広めて行った.2)王宮の最も重要な部屋である王の寝室を発掘し, 夥しい量の彩画片を得た. 出土した彩画片は写真撮影や模写によって資料化した. 出土状況からこの部屋が他の調査隊によってほとんど発掘がされていない点も確認された.3)王の寝室より出た彩画片から, 天井面に描かれたと思われる上下エジプト王名, 及びサァ・ラー名を復原し, それらがアメンヘテプIII世の名であることを確認した. 上下エジプト王名は3種類記されていたことが明らかにされた.4)天井面に描かれていたハゲワシの姿のネクベト画像を原寸で復原した. この復原図をもとに天井全体の復原図も縮尺1/5で作成した.5)王の寝室に見られるような特徴的な平面形状の部屋に関し類例の実測, 及び比例関係の分析を行った.6)マルカタ王宮と魚の丘建築, 及び両者を結ぶ間の周辺に位置する各々の関連遺跡について方位を計測し, 配置計画に関する基礎資料作成と都市計画的な視点における分析研究を行った.今回の調査で得た知見によって研究主題はさらに多岐に渡ることが確認された. 古代エジプトにおける日乾煉瓦造王宮建築の遺構は石造建築と異なりその数は限られ, 今回発掘を行った王の寝室の建築的特質や都市計画的な配置計画に関する研究成果を国際的な学会に対し提示することにより, 古代エジプト文化研究に少なからぬ寄与を成しうるものと思われる

  • A Study on the Restoration for the Architecture of "Kom al-Samak" at Malqata-South and the Preservation of its Painted Plasters.

     View Summary

    We started this project to make the basic data-base on the more than 2000 fragments of painted plaster from "Kom al-Samak" at Malqata South. The mud-brick built architecture on the hill, named "Kom al-Samak" was constructed under the reign of Amenophis III.Different varietues of motiefs of painted plaster refers some difficulties against the restoration of the original paintings. We have also made comparative studies with the New Kingdom paintings ; for example from the Theban rock-cut tombs, temples and palaces (Palaces of Malqata and el-Amarna).About the chemical treatments for the preservation and restoration of fragments of painted plaster from "Kom al-Samak", we have made re-examination and basic studies to find the better methods. So we conclused changing method for preserving pigments of the surface from Paraloid B72 5 to 7% solution of toluene to Paraloid B72 10% solution of xylene.We could some motifs of the architecture of Kom el-Samak finally. And we decided to continue our works for the restoration of the original wall paintings. Especially, we could use a very important data from the royal tomb of Amenophis III (KV 22) in the Western Valley of the Kings for this project

  • Resaeach of the Pharaonic site at Abusir-South, Egypt

     View Summary

    The site of our excavation is situated on a top of the small hill. which located about 1km north-west of the Serapeum at Saqqara. On the top of the hill, a stone building of Khaemwaset, the fourth son of Ramesses II, was discovered in 1991.During the last two seasons, we extended the excavation area to the north-west of the stone monument. The excavation of this area produced a good result : we found another building, that was built with mud-bricks and the dimensions of which are about 22m by 25m. Because this area was thoroughly disturbed, only the foundation bricks were preserved. However, great quantities of small fragments of mural painting and faience tiles were uncovered around the mud-brick building.After the thick layers were removed, it came to light that this building was constructed in a very unique way : it was built at the top of the steep incline, and moreover the ground around the building was artificially shaped to rise the building than its surroundings, as if it was intended to be built on the platform which was dug out from the surrounding ground.So far more than ten stelae depicting Tuthmosis IV were discovered. We also found some stamped bricks and mud sealings with the name of Tuthmosis IV. These objects could be strong evidence that Tuthmosis IV was active on the top of the hill. Elaborate blue-painted pottery sherds, so-called palace ware are also supporting this evidence.Abundance of the middle 18th Dynasty materials suggests that the Khaemwaset's monument was preceded by the mud-brick structure. Moreover, this mud-brick structure probably remained standing when Khaemwaset built his monument. Thus, it is likely that the existence of the mud-brick building had influence on the construction of the stone monument of Khaemwaset at this site

  • Scientific research for the conservation and restoration planning of the archaeological remains at Abusir-South

     View Summary

    The research for the conservation and restoration has greatly progressed by following investigations. Measurements in the environmental conditions of the site have been conducted. The data of the wind direction, wind velocity, sunshine, rainfall in addition temperature and humidity on the site were accumulated for two consecutive years. Also trial conservation of mud-brick and limestone using chemical such as silicon was initiated. The petrological study was carried out on the monuments distributed from Giza to Dahshur. This study provided significant data about the origin of the limestone and weathering process. The case studies of the conservation and restoration in Saqqara and Luxor area were conducted in order to develop our conservation plan. Some issues regarding the conservation and restoration came to light from these studies.Also, the, archaeological and architectural research on the structure has progressed by the completion of the final check on the monument of Khaemwaset and mud-brick structure of the New Kingdom. A number of important pieces of limestone blocks were excavated on the slope of the outcrop. New data derived from these blocks will enable us to progress the research on the architectural reconstruction of the monument of Khaemwaset. After the excavation at the summit of the outcrop, we conducted protection on the site for future conservation and restoration. Furthermore, the discoveries of the. rock-cut chamber and the layered stone structure lead us to reconsider the historical significance of the outcrop. Further investigation is needed to reconstruct and plan the comprehensive conservation program in the prospect of utilizing this historical landscape

  • Studies on the site management plan for Abusir South, Egypt

     View Summary

    The archaeological expedition from the Institute of Egyptology at Waseda University has been excavating at the remote outcrop at the site of Abusir south in Egypt since 1991 with the scientific grant from then the Ministry of Education, Science, Sports, and Culture. Excavations at the summit of the outcrop revealed a mud-brick structure dating to the reigns of Amenhotep II and Thutmose IV in the Eighteenth Dynasty, New Kingdom Egypt, and a monument of Khaemwaset, the fourth prince of Ramesses II of the Nineteenth Dynasty. In 2001, a study towards the program for the conservation of these monuments was initiated with the grant-in-aid from Japan Society for the Promotion of Science. Accordingly, we began excavating the slope of the outcrop which we expected to find the materials originated from the monuments on the summit of the outcrop. Then, excavations exposed the layered stone structure dating to the Third Dynasty in the Old Kingdom, which can be interpreted as one of the oldest stone monuments in Egypt, and its associated substructure(AKT 02), as well as a rock-cut chamber dating to the Middle Kingdom(AKT 01). Consequently, it is realized that we need to reconsider the history of the site and its conservation program. In 2003, we renewed the study for the conservation plan of the site with the result of the new discoveries from the slope of the outcrop, which was financially aided by the Japan Society for the Promotion of Science.In 2003 and 2004, we conducted conservation works at the mud-brick structure on the summit of the outcrop, which was about to disappear due to the recent damages. In 2005, we attempted to make some trials for the protection of the layered stone structure and the rock-cut chambers on the slope of the outcrop. In 2006, we completed the conservation of the layered stone structure according to the result of the trial tests in the previous season. These works can be regarded as the examples of the conservation works for the monuments which have been carried out by the researchers who actually discovered them.Along with these conservation works, we also undertook the environmental measurement at the site, studies for the preservation of the monuments at the site, conservation works for the objects recovered from the site, and comparative studies of the other sites which were open to the public. Archaeological excavations have also yielded a number of finds such as the limestone brocks from the monument of Khaemwaset which added more date for reconstructing the original appearance and environment of the monuments at the site

  • The Chronological Study of the New Kingdom Tombs in Ancient Egypt.

     View Summary

    Up to now, the studies on rock-cut tombs in the New Kingdom of ancient Egypt mainly focused on so called "Theban Necropolis", which is located on the west bank of Thebes, the 4^<th> Nome of the Upper Egypt. Thebes also was the home land of the 18^<th> Dynasty royal family. There are more than 400 registered rock-cut tombs in Theban Necropolis. Many rock-cut tombs belong to the New Kingdom (18^<th> to 20^<th> Dynasty). I have studied carefully on the cases of "re-used" tombs in Thebes, with the result that chronological studies of the tombs were insufficient. In New Kingdom, the biggest change was "Amarna period". The wall decorations and texts of the tombs were quite different by comparison between tombs of pre-Amarna and those of post-Amarna. Most of re-used tombs in the Theban Necropolis were reused during after Amarna period. Several tombs under the reigns of Tuthmosis IV and Amenophis III were reused under the Ramesses II era.Also I have studied on the location and distribution of high officials tombs in the 18^<th> Dynasty. Specially the vertical distribution of the tomb, the hight of the tombs, were very clearly distinguished by each period. Recently at the Memphite necropolis, the New Kingdom tombs were revealed. The interior decoration of the Memphite rock-cut tomb were decorated and painted by the Theban style. It is clear that the Theban craftsmen could be participated in decorating the Memphite tomb from Thebes. It is very important that the craftsmen and artists were coming and going between Memphis and Thebes in order to build tombs.And I have concluded that the Theban tomb of Amenhotep IV (later Akhenaten) were presumably KV 23,not KV 25 in the Western Valley of the King

  • Archaeological Research at Dahshur North in Arab Republic of Egypt

     View Summary

    This research target, Dahshur north, is an archaeological site discovered by the Waseda University. Dahshur is a necropolis located at the desert area of the ancient administrative center, Memphis. The discovery of this site is remarkable as it encourages the discussion on the formation of necropolis at the Memphite area after the well-known Amarna revolution in the ancient Egyptian history. The research area expands about 800m^2centering the tomb of“Rector priest, Ta", built approximately at the 20th dynasty of the New Kingdom period, and it became our aim to clarify the technological aspect of the newly found burials and to establish the chronological table of the area. Consequently, with the result of three seasons' excavations, it was found that the area was exploited as the Middle Kingdom burial place (most of them had NS axis and were equipped with box-type coffin and beer jars) and was re-used at the New Kingdom period (most of them had EW axis and were equipped with kinds of Post-Amarna artifacts). In addition, intact Middle Kingdom burials were discovered, which turns to be unexpected informative evidence to show the burial methods. This perspective on the research results drastically renewed the former chronological view which had been supposed that the area was established as the New Kingdom cemetery. Then, in the field of conservation science, the basic methods for the preservation of the remains and relics were proposed, which was also the fruit of this rsearch

  • The Study on the late 18th Dynasty Rock-cut Tombs in the New Kingdom, Egypt

     View Summary

    The project initiated clearance, conservation and documentation at the tomb of Userhat (TT 47), at al-Khokha area in 2007. Although the tomb of Userhat is one of the most important private tombs from the reign of Amenhotep III, the comprehensive scientific research has not yet been conducted after 1903 since its location had been missing. I uncovered the entrance of the tomb of Userhat, which has the lintel and doorjambs on both side. It is important for me to make a new chronological table of rock-cut tombs under the reign of Amenhotep III by the rediscovery of the tomb of Userhat

  • Study on the archaeological background of the site distribution with using the satellite dada at West Delta in Egypt

     View Summary

    This study is focusing on the continuity and interruption of the wisdoms between the Early Civilization and the Hellenistic Civilization. We paid attention to the Hellenistic influence which appeared as the late-coming political power against the huge Pharaonic tradition with the analysis of satellite image data on the network structure of the ancient cities holding the local administration. As a result, a possibility that the Hellenism civilization supported a series of the lagoon areas distributed over the Mediterranean Sea coast based on the economic network of the occupation compound system

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Presentations

  • ネクロポリス・テーベ研究の地平:エジプト・ルクソール岩窟墓プロジェクト

    近藤 二郎  [Invited]

    早稲田大学考古学会講演会  早稲田大学考古学会

    Presentation date: 2017.12

  • The Tomb of Amenhotep III (KV 22) and KV A in the Western Valley of the Kings

    Jiro Kondo  [Invited]

    Valley of the Kings: 200 years of discoveries, research, preservation  University of Basel

    Presentation date: 2017.10

Specific Research

  • エジプト・テーベ西岸アル=コーカ地区の調査・研究

    2014   河合 望, 柏木 裕之

     View Summary

    研究成果概要 2014年12月から2015年2月上旬まで第8次調査を実施した。今次調査では、ウセルハト墓の前庭部の発掘調査を主としておこなった。 また、第7次調査で発見しれたコンスウエムヘブ墓に通ずるKH01墓開口部に鉄扉を設置した。ウセルハト墓前庭部の発掘を集中的に実施した。前庭部の砂礫除去作業中に岩盤上から、末期王朝~プトレマイオス朝時代にいたる埋葬を伴う遺物の出土が見られた。また、前庭部の北側においては、日乾煉瓦造の壁体が検出された。この煉瓦の建造時期に関しては、確定されてはいないが、王朝時代のものと考えられる。さらに、今次調査では、コンスウエムヘブ墓周辺の測量も実施し、詳細な平面図を作成した。

  • 古代エジプト、テーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)の調査

    2013  

     View Summary

     本特定課題研究の研究対象であるテーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)は、エジプト・アラブ共和国ルクソール市対岸のアル=コーカ地区に位置する新王国第18王朝アメンヘテプ3世治世末期を代表する岩窟墓である。この岩窟墓は、20世紀初頭以来、約100年以上にわたり、その所在が不明であった。ウセルハト墓の平面プランなど、墓の正確な構造を明らかにするために、2007年12月からウセルハト墓の発掘調査を開始した。毎年12月から翌1月まで、これまで6回の調査が実施してきた。  第7次調査は、2013年12月23日から開始され、ウセルハト墓の前庭部の南側部分の堆積砂礫を除去していたところ、まず前庭部の南壁から掘込まれた内部に柱を持つ未完成の岩窟墓を発見し、エジプト考古省のインスペクター(査察官)と未完成墓の内部を調査中に、未完成墓と接しているコンスウエムヘブの墓が発見された。2013年12月29日昼のことである。 発見された墓は、その碑文から被葬者はコンスウエムヘブという人物であり、墓のプランは、いわゆる「T字型墓」で、南北に細長い前室と、その西側に奥室が位置している。前室の北壁には壁龕が穿たれ、内部には被葬者夫婦と娘の座像が3体存在している。向かって左の被葬者の妻ムウトエムヘブの座像は損傷を受けているが、中央に被葬者コンスウエムヘブ、向かって右が娘のアセトカーであることは、像に記されたヒエログリフから明rかである。墓の前室の壁面には、鮮やかな色彩で図像が描かれている。壁画の中で、被葬者のコンスウエムヘブと妻のムウトエムヘブや彼らの家族たちは、オシリス神やアヌビス神、そしてラー・ホルアクティ神など古代エジプトの神々を礼拝している姿で描かれている。また、コンスウエムヘブとムウトエムヘブに対しては、彼らの息子たちが捧げ物をしている場面なども含まれていた。 こうした前室に描かれた壁画の中でも特に、前室の東壁の北側部分に描かれた壁画は注目に値する。上段には、小ピラミッドをもった墓の前でコンスウエムヘブのミイラが立てられ、その足元で妻と思われる女性が悲しみ嘆いている。また、息子と思われる男性がミイラに対して香炉と聖水を捧げている。その後方には子供を含む男女の葬列が描かれていた。また、下段には、死者を運ぶための船が色鮮やかに描かれている。この図像の南側部分には、墓の元来の入口があるが、完全に砂礫で覆われ、砂礫の一部がここから墓の内部に侵入して堆積している様子が判明している。また、前室の天井の中央には、太陽の船と「太陽神への讃歌」が記され、コンスエムヘブが礼拝する姿で描かれている。前室の南側には側室があり、内部には埋葬室に続くと思われるシャフトが穿たれている。今後の調査により、内部からコンスウエムヘブのミイラなど埋葬の痕跡が発見される可能性が高い。 発見後、墓はエジプト考古省の指示に従い、次の調査に備えて完全に封鎖した。以上が現在までにわかっている新発見の墓の概要であり、今後の調査・研究によって、この地域における岩窟墓の造営の歴史や、当時の葬送儀礼・埋葬習慣など多くのことが判明するものと期待される。このコンスウエムヘブ墓の発見は、エジプト考古省によりルクソール地域で近年なされた中でも特筆すべき発見として高く評価され、2014年1月にエジプト考古省により発表されて以来、世界中のメディアで取り上げられ報道された。2014年12月に予定されている第8次調査は、コンスウエムヘブ墓の発掘調査がメインになる予定である。

  • テーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)の研究

    2012  

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     本特定課題研究の研究代表者である近藤二郎は、2007年12月より、エジプト・アラブ共和国ルクソール市対岸のアル=コーカ地区において、100年以上もの間、アクセスすることができず行方不明状態にあったテーベ岩窟墓第47号の再発見を目的とした発掘調査を開始し、現在まで継続調査をおこなっている。当該岩窟墓は、新王国第18王朝アメンヘテプ3世治世末期の高官ウセルハトの岩窟墓であり、アマルナ直前の岩窟墓の変遷を考える上で極めて重要なものである。 2012年度は、特定課題研究Bの助成を受け、2012年12月から2013年1月までの期間、発掘調査を実施し、奥室内部および前室各部の観察・測量をおこなった結果、これまで不詳であったテーベ岩窟墓第47号墓(ウセウハト墓)の平面プランを初めて作成することができた。また、1903年の調査時に、壁面の中でアメンヘテプ3世妃のティイ王妃の肖像部分の写真だけが、ハワード・カーターにより報告されていたが、その周囲の前室奧壁の全体の図像が不明なままであった。今回、調査を実施したことで、ウセルハト墓から削り取られ、現在、ベルギーのブリュッセルの王立歴史・美術博物館に所蔵されているティイ王妃肖像の周囲の状況を明らかにすることができた。また、ウセルハト墓の南側部分に残る厚い堆積砂礫の崩落を防ぐために、南側の岩盤直上に日乾レンガ造の壁体を構築した。 テーベ岩窟墓(ウセルハト墓)の平面プランや岩窟墓細部のデータを収集できたものの、岩窟墓各部には、今なお厚い砂礫の堆積が残っている。また、岩窟墓前庭部の堆積土を約50cmにわたり除去することができた。また、岩窟墓前室天井の大部分は崩落しているため、水平方向の発掘作業は困難であり、上部から垂直方向に掘り下げることとなった。奥室の壁龕は3箇所検出したが、南側の壁龕から墓の被葬者夫婦と思われる等身大の彫像が発見されたが、北側の壁龕部は崩落した砂礫のため確認することはできなかった。

  • テーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)の研究

    2011  

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     エジプト・アラブ共和国、ルクソール市対岸のアル=コーカ地区に位置するテーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)の発掘調査を実施した。当該岩窟墓は、古代エジプト新王国第18王朝アメンヘテプ3世時代に造営されたもので、アメンヘテプ3世治世末期から次のアメンヘテプ4世時代にかけての岩窟墓の変遷を研究する上では極めて重要な位置を占めていると考えられる。しかしながら、このテーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)は、20世紀初頭の報告以来、100年以上にわたり墓の正確な位置がわからなくなってしまって、墓にアクセスすることができないでいた。また、これまでに当該岩窟墓の正確な平面プランも発表されておらず、このウセルハト墓の再発見と墓の構造を正確に把握するために、本研究代表者(近藤二郎)は、2007年度からウセルハト墓が位置すると推定される地域で本格的な発掘調査を開始し、これまでにウセルハト墓の再発見に成功し、岩窟墓入口部のレリーフ装飾等を発見している。 2011年度の早稲田大学の特定課題研究助成を受け、2011年12月から2012年1月にかけ、テーベ岩窟墓第47号(ウセルハト墓)の第5次発掘調査を実施した。その結果、極めて重要な知見を得ることができた。ここに概要を報告する。 本研究は、ウセルハト墓の規模と正確なプランを把握することで、新王国第18王朝末期(とりわけ「アマルナ時代移行期」)の岩窟墓の変遷を明らかにすることを目的とする。これまでの発掘調査により、ウセルハト墓の再発見に成功したが、当初、想定していたよりも岩窟墓上部に堆積していた砂礫層が厚く、発掘作業は難航を極めていた。これまでに、岩窟墓の入口部分では前庭部の岩盤まで検出することができたが、前庭部の堆積砂礫の除去と前室・奥室を部分的に観察するしかできない状況にあった。そのため本研究により当該岩窟墓の全貌を明らかにすべく、2011年12月から2012年1月はじめにかけての発掘調査では、墓の構造を明らかにするために、これまで堆積砂礫のために、観察が不十分であった岩窟墓前室と奥室に関して、天井崩落部を利用し、その開口部を拡張することで岩窟墓内部に初めて入ることができた。このことは、極めて大きな成果であり、前室に角柱12本が存在していたこと。前室の奥壁には一部にはアメンヘテプ3世と王妃ティイのレリーフと碑文が存在していることが明らかになった。王妃ティイの肖像を表したレリーフは、王妃の特徴的な2枚羽飾りの冠部しか残存していなかったが、現在ベルギーのブリュッセルの美術史博物館が収蔵しているティイ王妃のレリーフが、今回発見された前室奥壁に施されたものであったことが初めて確定された。また、今回の調査で岩窟墓の奧室に初めて入ることができ、奥室にはかつて2本のパピルス柱があったこと。未完成ではあるが、奥室左右の壁面にある壁龕(ニッチェ)部に二対の被葬者であるウセルハトと妻と思われる等身大の彫像が施されていることが確認された。被葬者夫妻の彫像の存在は、20世紀初頭の報告にも記載されておらず極めて重要な発見となった。また発掘終了後の墓の保護を実施し、次回の調査に備えた。

  • 古代エジプト新王国第18王朝時代前期のネクロポリス・テーベの岩窟墓の研究

    2000  

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     エジプト新王国時代の墓域研究の上において上エジプト第4ノモスに位置するテーベは重要な位置を占めている。特に、新王国第18王朝時代から19王朝時代にかけての時期の岩窟墓が多数存在している。これまで、これら岩窟墓の時期を決定することは非常に不充分な状態であったと言える。昨年度は、特にネクロポリス・テーベにおける岩窟墓の再利用の問題について主として研究を実施した。岩窟墓の再利用といっても、様々な例があることを明らかにし、その中で新王国時代における再利用の例を具体的なケースを取り上げ検証した。 2000年度は、ネクロポリス・テーベの岩窟墓群の基礎的なデータ・ベースの作成が急務であるとの認識に立脚し、ネクロポリス・テーベに関するデータ・ベースをネット上での公開を視野に入れた作成作業を開始した。 特に2000年度には、新王国第18王朝時代前期の岩窟墓を中心として取上げ、ネクロポリス・テーベにおける位置をプロットしながら、ネクロポリスの新王国時代における展開について研究を行った。主として岩窟墓の被葬者の称号・家族関係、葬送用コーンの有無等を手がかりとして編年学的研究を実施していった。また岩窟墓内部の壁画や碑文についても集成し、再利用の具体的な証拠が存在しているかどうかも、細部に至るまで詳細に検討した。 その結果、第18王朝時代前期の岩窟墓の中で、ハトシェプスト女王時代以前の墓について、墓の平面プランや壁画の特徴などをまとめることができた。今後は、第18王朝時代中・後期をまとめることにより、アマルナ時代以前の岩窟墓の集成を実施することが課題である。

  • 古代エジプト新王国第18王朝時代のネクロポリス・テーベの編年学的研究

    1999  

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     エジプト新王国時代の墓域研究の中で上エジプト第4ノモスに位置するテーベは、特異な位置を占めている。この地区で登録されている415基の岩窟墓の中で、特に新王国第18王朝時代から19王朝時代にかけての時期の岩窟墓が多数存在している。これまで、これら岩窟墓の年代を決定するには、墓内部に残存する壁画に描かれた王名などから時期を決める傾向が強く、全ての墓に王名が記されているわけではなく、時期決定の段階においても非常に不充分な状態であったと言える。また、全ての墓を網羅的に扱った研究も、現状では限られたものであり、そうした点から、まず時期決定のための基本的なデータの蓄積をはかる必要があるとの認識に立って、研究作業を展開していった。1999年度は、特にネクロポリス・テーベにおける岩窟墓の再利用の問題について主として研究を実施した。岩窟墓の再利用といっても、様々な例があることを明らかにし、その中で新王国時代における再利用の例を具体的なケースを取り上げ検証した。新王国時代の岩窟墓の中で、顕著な再利用の例としては、第18王朝のアマルナ時代以前(特にトトメス4世からアメンヘテプ3世時代)の岩窟墓が、アマルナ時代以降(主としてラメセス2世時代)に非常に多く存在していることが判明した。このことは、アマルナ時代という社会の大規模な変革期に、岩窟墓に埋葬するという葬送理念もまた大きく変化したことを示している。 上記の作業を通じて、先ず現在欠如しているネクロポリス・テーベの岩窟墓群の基礎的なデータ・ベースの作成が急務であるとの結論に達した。そのためには、データ・ベースの確立をするための基礎的なデータ(地形図、報告書、研究論文)の集積も合わせ実施した。今後は、再利用墓の個々の事例をリスト・アップしながら、基本的な編年の確立を実施していきたいと考えている。また、ネクロポリス・テーベに関するデータ・ベースをネット上での公開を視野に入れて作成しているところである。 篇年学的な研究は、ある意味では地味なものであるが、ネクロポリス・テーベの研究を遂行していく中で不可欠で重要なものであり、1999年度に端緒をつけた第18王朝時代に引き続き、今後も第19王朝、第20王朝と継続して研究を実施していきたい。

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Overseas Activities

  • 古代エジプト新王国時代のネクロポリス・テーベの研究

    2005.04
    -
    2006.03

    イギリス   リヴァプール大学

 

Committee Memberships

  • 2016.05
    -
     

    一般社団法人日本オリエント学会  会長

Social Activities

  • 東京FM/サントリー・サタデー・ウェイティングバー

    東京FM/サントリー・サタデー・ウェイティングバー 

    2004.09
    -
     

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    「遺跡」という題の番組ゲストとして、エジプトでの発掘の体験談、古代エジプトの遺跡について、その特徴などを語った。

  • NHK教育テレビ/新日曜美術館

    NHK教育テレビ/新日曜美術館 

    1999.08
    -
     

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    「古代エジプト・永遠の生命つつむ美」、大英博物館エジプト展の解説rを都立美術館にて収録