2024/11/22 更新

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イケオ アイコ
池尾 愛子
所属
商学学術院 商学部
職名
教授
学位
経済学修士 ( 一橋大学(日本) )
Master Degree in Economics ( Hitotsubashi University (Japan) )
博士(商学) ( 早稲田大学(日本) )
Doctor Degree in Commercial Science ( Waseda University (Japan) )

経歴

  • 2008年
    -
    2009年

    デューク大学上級研究フェロー

  • 2004年
    -
    2006年

    『産業経営』(早稲田大学)編集委員長

  • 2002年
    -
    2004年

    早稲田大学産業経営研究所 幹事

  • 2000年
    -
    2001年

    国学院大学 非常勤講師

  • 2000年
    -
     

    早稲田大学 教授

  • 1985年
    -
    2000年

    国学院大学 専任講師・助教授・教授

  • 1999年
    -
     

    早稲田大学 非常勤講師

  • 1996年
    -
    1999年

    国学院大学日本文化研究所 兼担教授

  • 1996年
    -
    1997年

    東京女子大学 非常勤講師

  • 1996年
    -
     

    横浜国立大学 非常勤講師

  • 1994年
    -
    1995年

    東京大学 私学研修員

  • 1992年
    -
    1994年

    駿河台大学 非常勤講師

  • 1992年
    -
    1993年

    ,1997-1999 一橋大学 非常勤講師

  • 1991年
    -
    1992年

    関東学院大学 非常勤講師

  • 1988年
    -
    1990年

    デューク大学 訪問研究員

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学歴

  •  
    -
    1985年

    一橋大学   経済学研究科   経済理論経済統計専攻  

  •  
    -
    1980年

    一橋大学   社会学部  

所属学協会

  •  
     
     

    CIEC: コンピュータ利用教育協議会

  •  
     
     

    経済学方法論の国際ネットワーク

  •  
     
     

    アメリカ経済学会

  •  
     
     

    日本経済学会

  •  
     
     

    経済学史学会

  •  
     
     

    社会経済史学会

  •  
     
     

    北米経済学史学会

  •  
     
     

    国際二宮尊徳思想学会

  •  
     
     

    日本経済思想史学会

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研究分野

  • 経済学説、経済思想 / 経済政策 / 経済史

研究キーワード

  • 東アジアでの経済発展、天野為之(1861−1938)、エネルギー経済学

 

論文

  • 天野為之と東洋経済新報

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 459 ) 1 - 50  2020年09月

  • 戦時下の石橋湛山の言論活動と対外発信

    池尾愛子

    『石橋湛山研究』   ( 3 ) 121 - 148  2020年03月

  • 問題提起:復興期の経済思想(シンポジウム「戦後復興期の経済思想」)

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   ( 20 ) 18 - 21  2020年03月  [招待有り]

  • 田中王堂のプラグマティズムと経済思想

    池尾愛子

    『アジア太平洋討究』     129 - 145  2019年01月  [招待有り]

  • アメリカ人エコノミストたちがみた石橋湛山-インフレ論争の再構成

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   ( 18 ) 1 - 19  2018年03月  [査読有り]

  • 英文雑誌『オリエンタル・エコノミスト』の経済記事について-1934-1960年-

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 449/450 ) 1 - 17  2017年06月

    CiNii

  • 「天野為之編『実業新読本』を読む-発明、国際貿易、福澤諭吉-」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 445 ) 251 - 276  2016年03月

  • 「天野為之と日本の近代化:明治期の経済学者、ジャーナリスト、教育者」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 441/442 ) 313 - 329  2015年03月

    CiNii

  • 「日本のエネルギー政策思想──技術進歩,化石燃料,および電力供給──」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 438 ) 549 - 562  2013年12月

  • 「中山伊知郎」、「天野為之」、「安井琢磨」、「赤松要」

    池尾愛子

    『エコノミスト』9/13, 9/24, 10/29, 12/3    2013年09月

  • 「石橋湛山の多面的評価に向けて」

    池尾愛子

    『自由思想』   ( 130 ) 26 - 37  2013年08月

    CiNii

  • 「書評:根岸隆著『一般均衡論から経済学史へ』ミネルヴァ書房、2012年」

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   ( 13 ) 77 - 80  2013年06月

  • 「書評論文:根岸隆著『一般均衡論から経済学史へ』ミネルヴァ書房、2011年」

    池尾 愛子

    『日本経済思想史研究』   13   77 - 80  2013年03月  [招待有り]

  • 「天野為之と二宮尊徳の教義:推譲、仕法、そして経済教育」

    池尾愛子

    『報徳学』   ( 10 ) 45 - 60  2013年03月

  • 「エネルギー問題の経済学説史」

    池尾愛子

    『経済セミナー』   ( 669 ) 30 - 34  2012年12月

  • 「経済学の歴史:危機が起きるたびに進化し多様化してきた経済学」

    池尾愛子

    『エコノミスト』   90 ( 26 ) 40 - 41  2012年06月

  • 「書評:荒川憲一著『戦時経済体制の構想と展開:日本陸海軍の経済史的分析』岩波書店、2011年」

    池尾愛子

    『日本歴史』   ( 766 ) 126 - 128  2012年03月

  • 「天野為之と『マクロ経済学』の形成—経済学史上の再評価」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 431 ) 645 - 683  2012年03月

  • A history of Japanese developments in econometrics

    Aiko Ikeo

    History of Political Economy   43 ( Supplement ) 188 - 210  2011年12月

  • 「1997年東アジア通貨危機と2008年アメリカ金融危機の再考」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 429 ) 153 - 176  2011年09月

    CiNii

  • 「M.ブロンフェンブレナーと戦後日本経済の再建(1947-1952年)」

    池尾愛子

    『日本問題研究』(河北大学)   25 ( 3 ) 1 - 8  2011年09月

  • 「M.ブロンフェンブレナーと戦後日本経済の再建(1947〜1952年)」

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   (11)   39 - 56  2011年06月

  • 「書評:Bettina Gramlich-Oka and Gregory Smits (eds) Economic Thought in Early Modern Japan, Leiden and Boston: Brill, 2010」

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   ( 12 ) 69 - 72  2011年06月

  • 「美国始発的金融危機及其対策」

    池尾愛子

    宋志勇・鄭蔚編『全球化的時代東亜的制度変革』天津人民出版社     53 - 63  2011年02月

  • A History of Japanese Developments in Econometrics

    Aiko Ikeo

    HISTORY OF POLITICAL ECONOMY   43 ( Supplement ) 188 - 210  2011年  [査読有り]

    DOI

    Scopus

    1
    被引用数
    (Scopus)
  • 「世界金融危機の進行、2007−2010年」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 423 ) 489 - 514  2010年03月

    CiNii

  • 一般討論「日本における経済学の発展と『経済研究』」(『経済研究』60周年記念シンポジウム)

    池尾愛子

    一橋大学経済研究所ウェブサイト http://www.ier.hit-u.ac.jp/Japanese/publication/sympo20100126.pdf    2010年01月

  • Negishi's general equilibrium approach to trade theory: Trade between similar countries and infant industry protection

    Aiko Ikeo

    A History of Economic Theory: Essays in honour of Takashi Negishi     46 - 67  2009年04月

    DOI

    Scopus

  • 「荒川氏の書評に寄せて」

    池尾愛子

    『経済学史研究』    2008年12月

  • Japan, Economics in

    Tamotsu Nishizawa, Aiko Ikeo

    The New Palgrave: A Dictionary of Economics, eds by L.M. Blume and S.N. Durlauf, eds by L.M. Blume and S.N. Durlauf, London: Macmillan.     603 - 612  2008年05月

  • 「書評:鈴木信雄編『日本の経済思想2』(経済思想10)日本経済評論社、2006年」

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   ( 8 )  2008年03月

  • 「東アジアでのエネルギー安全保障を考える−資源獲得のグローバル競争を背景にして−」

    池尾愛子

    早稲田商学   ( 413/414 ) 183 - 200  2007年12月

  • 「書評:大森郁夫責任編集『日本の経済思想1』(経済思想10)日本経済評論社、2006年」

    池尾愛子

    『社会経済史学』   73 ( 2 ) 213 - 215  2007年07月

  • 「書評:横井陽一・竹原美佳・寺崎友芳著『躍動する中国石油石化—海外資源確保と中下流発展戦略—』化学工業日報社、2007」

    池尾愛子

    『中国研究所月報』   61 ( 7 ) 52 - 53  2007年07月

  • 「東アジア共同体の形成とグローバル組織・フォーラムの活用」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 411/412 ) 33 - 45  2007年06月

     概要を見る

    論文

    CiNii

  • 予定討論「日中対話:日中関係とエネルギー・環境問題」セッション2-1「将来の展望」

    池尾愛子

    セッション2主催:グローバル・フォーラム、日本国際フォーラム、中国国家開発委員会能源研究所、東京(2007/1/23-24)    2007年01月

  • グローバル競争下における非典型雇用の未来、『現代中国の経済改革』を読む、中国企業の『走出去』戦略について、EU官僚に学び、東アジア官僚の誕生を期待する、東アジアのエネルギー安全保障、等

    池尾愛子

    政策掲示板『議論百出』グローバル・フォーラム(http://www.gfj.jp/jpn.htm)    2007年01月

  • 「東アジア共同体の形成とグローバル組織・フォーラムの活用−エネルギー協力を軸に−」

    池尾愛子

    南開大学日本研究院主催国際シンポジウム「東アジア地域統合の進展及び地域協力」(2006/11/6-8)    2006年11月

  • 「東アジア地域協力とASEAN東アジア協力センター」「東アジア・エネルギー・環境協力の可能性」 他

    池尾愛子

    政策掲示板『議論百出』グローバル・フォーラム(http://www.gfj.jp/jpn.htm)    2006年09月

  • 「書評論文:橘川武郎著『松永安左エ門—生きているうちに鬼といわれても』」

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究』   ( 6 ) 87 - 90  2006年03月

  • 「経済協力の制度的展開−経済学の国際化の一局面−」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 406 ) 397 - 171  2005年12月

  • 「日本における経済学の国際化と国際経済学の展開−20世紀交流の知的交流を背景に−」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 405 ) 201 - 280  2005年09月

  • 「能源経済学:日本和東南亜−経済全球化与合作」

    池尾愛子

    『東北亜学刊』(天津社会科学院東北亜研究所)   ( 17 ) 28 - 29  2005年08月

  • Japanese Economists and International Trade Friction: Turning Point of 1985

    Aiko Ikeo

    History of Economic Thought Society of Australia, Sydney (2005/7/5-8)    2005年07月

  • Japanese Economists and International Trade Friction: Turning Point of 1985

    Aiko Ikeo

    History of Economics Society, Tacoma (05/06/25-28)    2005年06月

  • 「(師を語る)国際舞台への水先案内人たち」

    池尾愛子

    『学術月報』   58 ( 4 ) 314 - 315  2005年04月

  • 国際学会リポート:北米経済学史学会第31回年次大会, 於ヴィクトリア大学, カナダ・トロント, 2004年6月

    池尾愛子

    『経済学史学会ニュース』    2005年01月

  • 「経済学の歴史と展望論文−根岸(2004)−に寄せて」

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 46 ) 97 - 99  2004年11月

  • 「ケインズの経済学からケインズ経済学へ−日本の場合−」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 402 ) 567 - 603  2004年09月

  • Energy Economics, ASEAN-Japan

    Aiko Ikeo

    産研ワーキングペーパー・シリーズ (No. 2004-01)    2004年08月

  • 「グローバル・ネットワークと中国」

    池尾愛子

    Waseda.com on asahi.com (http://www.asahi.com/ad/clients/waseda/)    2004年07月

  • Negishi and the History of Economics / Session in Honor of Professor Takashi Negishi

    Aiko Ikeo

    History of Economics Society, Toronto (04/06/25-28)    2004年06月

  • Energy Economics, ASEAN-Japan

    Aiko Ikeo

    Beijing Forum on the Transnational Cooperation of Energy Security (Beijing Normal University, 04/06/19-20)    2004年06月

  • 「国際経済摩擦と日本の経済学者たち:1985年の転換点」

    池尾愛子

    『産業経営』(早稲田大学)   ( 35 ) 75 - 95  2004年06月

  • 「国際経済摩擦と日本の経済学者たち:1985年の転換点」

    池尾愛子

    『産業経営』(早稲田大学)   ( 35 ) 75 - 95  2004年06月

  • Re-making the Boundaries of Economics in the 20th Century

    Aiko Ikeo

    Annual Meetings of the Allied Social Science Associations (San Diego, 2004/1/3-5)    2004年01月

  • 「日本とASEAN−国境を超えるビジネスの将来-」

    池尾愛子

    『産研公開講演会』(早稲田大学産業経営研究所)   (29), 5-19  2003年12月

  • 「日本における経済学の国際化−国際通貨制度をめぐって−」

    池尾愛子

    『商学研究科紀要』(早稲田大学)   ( 57 ) 1 - 11  2003年11月

  • 「問題提起:日本とASEAN−国境を超えるビジネスの将来−」

    池尾愛子

    早稲田大学産業経営研究所公開講演会(東京, 2003/10/17)    2003年10月

  • 「ジョン・ケネス・ガルブレイス」

    池尾愛子

    『国際交流』   ( 100 ) 77 - 83  2003年07月

  • Structural reforms and economists in Japanese government: From the 1980s to the present

    Aiko Ikeo

    経済学史学会(京都, 2003/5/24-25)    2003年05月

  • Structural reforms and economists in Japanese government: From the 1980s to the present

    Aiko Ikeo

    『経済学史学会大会報告集』(第67回全国大会)    2003年05月

  • 「私のお薦め経済書3冊:グローバリゼーションを読む」

    池尾愛子

    『論座』/朝日新聞社   ( 95 ) 39  2003年03月

  • 「社会科学教育とピア・レビュー(学生間批評)−コンピュータ・ネットワークを利用して−」

    池尾愛子

    早稲田大学 公開シンポジウム「21世紀型大学教育の可能性を求めて」 (2003/2/1)    2003年02月

  • 「国際学会レポート:国際経済学協会:第13回世界大会, ポルトガル・リスボン, 2002年9月9-13日」

    池尾愛子

    『経済学史学会ニュース』   ( 21 ) 14 - 14  2003年01月

  • History of economics in Japan: A turning point

    Aiko Ikeo

    The Future of the History of Economics, Annual Supplement to Volume 34 of the History of Political Economy, edited by E. R. Weintraub, Duke University Press   34   166 - 175  2002年12月

  • Japanese Society for the History of Economic Thought

    Aiko Ikeo

    Information Bulletin of the The Union of National Economic Associations in Japan   22 ( 22 ) 20 - 30  2002年12月

    DOI CiNii

  • History of economics in Japan: A turning point

    Aiko Ikeo

    The Future of the History of Economics, History of Political Economy, edited by E. R. Weintraub, Duke University Press   34 ( Supplement ) 166 - 175  2002年12月

  • Peer review initiative in teaching social sciences with computers and networks

    Aiko Ikeo

    Computer & Education   ( 13 ) 116 - 122  2002年11月

  • 「社会科学系教育とピア・レビュー(学生間批評)—ネットワーク・ツールを利用して—」

    池尾愛子

    『コンピュータ&エデュケーション』   13 ( 13 ) 116 - 122  2002年11月

     概要を見る

    文部科学省の規制緩和をきっかけに、遠隔教育ツールの開発が進み、大学の社会科学系教育で有効に利用できそうなものも登場し始めた。いくつかのネットワーク・ツールを利用しての授業経験を基礎に、「賢明に誘導されたピア・レビュー」が、提出レポートの質を大きく向上させるなど有効性をもっていることを論じる。

    DOI CiNii

  • Structural reforms and economists in Japanese government: From the 1990s to the present

    Aiko Ikeo

    International Economic Association, Lisbon (2002/9/9-13)    2002年09月

  • Structural reforms and economists in Japanese government: From the 1990s to the present

    Aiko Ikeo

    Proceedings of the 13th World Congress of the International Economic Association   CD-ROM  2002年09月

  • 「双方向性実験授業「現代社会科学論」−グローバル化とピア・レビュー−」

    池尾愛子

    PCカンファレンス (東京, 2002/8/6-7)    2002年08月

  • History of economics in Japan: A turning point

    A Ikeo

    HISTORY OF POLITICAL ECONOMY   34 ( Supplement ) 165 - 175  2002年  [査読有り]

  • The social sciences and the Internet

    Aiko Ikeo

    Waseda Commercial Review   (391), 23-40  2001年12月

  • 「社会科学とコンピュータ・ネットワーク利用」

    池尾愛子

    『早稲田商学』   ( 391 ) 409 - 426  2001年12月

  • History of economics in Japan: A social science

    Aiko Ikeo

    経済学史学会 (2001/11/10-11)    2001年11月

  • 経済学者が前面に立つ時代

    池尾愛子

    『論座』/朝日新聞社   ( 77 ) 50 - 59  2001年09月

  • History of Japanese economic thought: the present and the future.

    Aiko Ikeo

    Annals of the Society for the History of Economic Thought   ( 39 ) 94 - 102  2001年06月

  • 書評: A. W. Coats ed. The Development of Economics in Western Europe since 1945, London: Routledge, 2000.

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 39 ) 199 - 200  2001年06月

  • History of Japanese economic thought: the present and the future.

    Aiko Ikeo

    『経済学史学会年報』   ( 39 ) 94 - 102  2001年06月

  • History of economics in Japan: A social science

    Aiko Ikeo

    HOPE Conference on 'The Future of the History of Economics', Duke University, Durham, NC (2001/4/27-29)    2001年04月

  • 国際経済学協会:第12回世界大会, ブエノスアイレス, 1999年8月.

    池尾愛子

    『経済学史学会ニュース』   ( 16or17 ) 21 - 21  2000年08月

  • Comments on Ronald Dore's 'Reform? The Dubious Benefits of Marketisation'

    Aiko Ikeo

    Conference on 'Economic Reform in Japan: Can the Japanese Change?' origanized by Craig Freedman at Macquarie University, Sydney     48 - 52  2000年07月

  • 『エコノミックス事始め』

    小谷正守, 伊木誠, 池尾愛子, 安部直樹

    ミネルヴァ書房   332頁  1999年09月

  • Monetary Economics and Policy in Pre-WWII Japan

    Aiko Ikeo

    ASOCIACION ARGENTINA DE ECONOMIA POLITICAhttp://www.aaep.org.ar/12worldcongress/congress/papers/abstracts/ikeo.htm    1999年09月

  • Monetary Economics and Policy in Pre-WWII Japan

    Aiko Ikeo

    International Economic Association, Buenos Aires (1999/8/23-27)    1999年08月

  • 『日本の経済学と経済学者—戦後の研究環境と政策形成—』

    池尾愛子

    日本経済評論社   347頁  1999年01月

  • 一般均衡の存在問題の研究史:日本から見た展開

    池尾愛子

    経済学史学会(1998/10/24-25)    1998年10月

  • Economic development and economic thought after World War II: non Marxian economists on development, trade and industry

    Aiko Ikeo

    S. Sugihara and T. Tanaka eds Economic Thought and Modernization in Japan, Cheltenham, UK: Edward Elgar     131 - 151  1998年10月

  • The spread of classical economics in Japan

    Aiko Ikeo

    History of Economics Society, Montreal (1998/6/19-22)    1998年06月

  • 中山伊知郎と国際経済問題

    池尾愛子

    『日本文化研究所紀要』   ( 83 ) 63 - 78  1998年03月

  • 紹介:ヤン・バク・チョイ準教授『1945年以降の韓国の経済学』と『規範と慣習』

    池尾愛子

    『経済学研究』(國學院大學大学院)   ( 29 ) 7 - 19  1998年03月

  • Japanese economists and learned societies

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   46 ( 1 ) 1 - 45  1998年02月

  • 日本の経済学者たちと学会活動

    池尾愛子

    『国学院経済学』   46 ( 1 ) 1 - 45  1998年02月

  • 1945年以降の日本の経済学−国際比較に向けて−

    池尾愛子

    経済学史学会(1997/11/8)    1997年11月

  • Keynes and Keynesian economics in pre-WWII Japan

    Aiko Ikeo

    Transactions of the Insitute for Japanese Culture and Classics   ( 80 ) 271 - 308  1997年09月

  • Keynes and Keynesian economics in pre-WWII Japan

    Aiko Ikeo

    『日本文化研究所紀要』   ( 80 ) 271 - 308  1997年09月

  • 紹介:国学院大学日本文化研究所編『グローバル化と民族文化』新書館

    池尾愛子

    『國學院大學学報』   ( 436 ) 5  1997年04月

  • The study of the existence of general equilibrium: A history as viewed from Japan

    European Conference on the History of Economics, Athens (1997/4/17-19)    1997年04月

  • Three women economists in Japan : Kikue Yamakawa, Koko Sanpei and Setsu Tanino

    Aiko Ikeo

    Transactions of the Institute for Japanese Culture and Classics   ( 79 ) 98 - 126  1997年03月

  • Three women economists in Japan: Kikue Yamakawa, Koko Sanpei and Setsu Tanino

    Aiko Ikeo

    『日本文化研究所紀要』   ( 79 ) 98 - 126  1997年03月

  • Economic Development in Twentieth Century East Asia: The International Context

    Aiko Ikeo

    London: Routledge   Pp.256  1997年01月

  • The internationalization of economics in Japan

    Aiko Ikeo

    The Post-1945 Internationalization of Economics, Annual Supplement to Volume 28 of the History of Political Economy, edited by A.W.Coats Duke University Press   28 ( Supplement ) 121 - 139  1996年12月

  • The internationalization of economics in Japan

    Aiko Ikeo

    The Post-1945 Internationalization of Economics, History of Political Economy, edited by A.W.Coats Duke University Press   28 ( Supplement ) 121 - 139  1996年12月

  • 報告要旨:三人の女性エコノミストたち—山川菊栄、三瓶孝子、谷野せつ—

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究会会報』   ( 6 ) 12 - 13  1996年10月

  • Chuhei Sugiyama, Origins of Economic Thought in Modern Japan, London and New York: Routledge, 1994

    池尾愛子

    The European Journal of the History of Economic Thought   3 ( 3 ) 516 - 519  1996年09月

  • 経済学の国際化と日本の経済学

    池尾愛子

    『國學院大學日本文化研究所報』   33 ( 2 ) 1 - 3  1996年07月

  • The advent of marginalism in Japan

    Aiko Ikeo

    Research in the History of Economic Thought and Methodology   14   217 - 245  1996年06月

  • Three Japanese women economists in Japan: Kikue Yamakawa, Koko Sanpei and Setsu Tanino. The international monetary policy discussion in Japan.

    Aiko Ikeo

    History of Economics Society, Vancouver (1996/6/29-7/1)    1996年06月

  • Marxist economics in Japan

    Aiko Ikeo

    『国学院経済学』   44 ( 3/4 ) 425 - 451  1996年06月

    CiNii

  • The advent of marginalism in Japan

    Aiko Ikeo

    The Research in the History of Economic Thought and Methodology, edited by Warren J.Samuels and Jeff E.Biddle   14   217 - 245  1996年06月

  • The advent of marginalism in Japan

    Aiko Ikeo

    The Research in the History of Economic Thought and Methodology, edited by Warren J.Samuels and Jeff E.Biddle   14   217 - 245  1996年06月

  • A case study of a Japanese government economist during 1937-60 : Saburo Okita as an officer

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   44 ( 2 ) 389 - 412  1996年03月

  • 試論:日本における政府エコノミスト集団の誕生—大来佐武郎を中心に—

    池尾愛子

    『国学院経済学』   44 ( 2 ) 389 - 412  1996年03月

  • The development of Keynesian-type economics in Japan.

    Aiko Ikeo

    European Conference on the History of Economics, Lisbon (1996/2/8-9)    1996年02月

  • The internationalization of economics

    A Ikeo

    HISTORY OF POLITICAL ECONOMY   28   123 - 141  1996年  [査読有り]

  • How mathematics changed economics through the study of the existence problem.

    Aiko Ikeo

    International Economic Association, Tunis (1995/12)    1995年12月

  • Takuo Dome, History of Economic Theory, Edward Elgar, 1994

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 33 ) 176  1995年10月

  • 報告要旨:The Post-1945 Internationalization of Economics: Japan

    池尾愛子

    『日本経済思想史研究会会報』   ( 5 ) 9 - 10  1995年10月

  • The development of 'Keynesian economics' in Japan.

    池尾愛子

    経済学史学会(1995/10/28-29)    1995年10月

  • How mathematics changed economics through the study of the existence problem.

    池尾愛子

    理論・計量経済学会(1995/9/23-24)    1995年09月

  • 戦後経済学者のネットワーク

    池尾愛子

    『経済セミナー』   ( 487 ) 30 - 35  1995年08月

  • 国際学会リポート:第1回ヨーロッパ経済学史会議,於エラスムス大学,オランダ・ロッテルダム,1995年2月

    池尾愛子

    『経済学史学会ニュース』   ( 6 ) 15 - 17  1995年08月

  • Comments on Dajin Peng's 'Does Confucianism matter? -- The role of East Asian culture in East Asian economic development'.

    Aiko Ikeo

    The Second International Symposium on East Asia, Kokugakuin University, Tokyo (1995/8/31-9/1).    1995年08月

  • 1920年頃以降の経済学の展開—日本と世界

    池尾愛子

    『私学研修』   ( 138 ) 40 - 48  1995年07月

  • 1945年以降の日本の経済学.

    池尾愛子

    日本経済思想史研究会(1995/6/3-4)    1995年06月

  • Post-1945 Internationalization of Economics: Japan

    Aiko Ikeo

    HOPE-Duke Conference (1995/4/7-9)    1995年04月

  • When economics harmonized mathematics in Japan : A history of stability analysis

    Aiko Ikeo

    The European Journal of the History of Economic Thought.   ( 3 ) 577 - 599  1994年10月

  • When economics harmonized mathematics in Japan: A history of stability analysis

    Aiko Ikeo

    The European Journal of the History of Economic Thought   1 ( 3 ) 577 - 599  1994年10月

  • When economics harmonized mathematics in Japan: A history of stability analysis 1994/秋

    Aiko Ikeo

    The European Journal of the History of Economic Thought   1 ( 3 ) 577 - 599  1994年09月

    DOI

    Scopus

    8
    被引用数
    (Scopus)
  • 栗田啓子著『エンジニア・エコノミスト』東京大学出版会, 1992年

    池尾愛子

    『国学院経済学』   2 ( 2 ) 155 - 161  1994年03月

  • 三土修平著『経済学史』新世社, 1993年

    池尾愛子

    『SAPIO』/小学館   6(3) 2月24日   66  1994年02月

  • Early econometric works on rice

    Aiko Ikeo

    The Annual Bulletin of the Society for the History of Economic Thought   ( 31 ) 80 - 89  1993年11月

  • Japan's modernization and the savings campaign

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   43 ( 3/4 ) 323 - 338  1993年11月

  • Japan's modernization and the savings campaign

    Aiko Ikeo

    『国学院経済学』   41 ( 3/4 ) 323 - 338  1993年11月

  • 米市場についての統計学的研究—日本における初期の計量経済学研究—

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 31 ) 80 - 89  1993年11月

  • The advent of marginalism in Japan

    Aiko Ikeo

    Veblen Society, Chicago (1993/9/11)    1993年09月

  • 日本の近代化と草の根貯蓄運動日本経済思想史研究の発展

    池尾愛子

    Symposium on the economic and social thought and modernization in East Asia, Beijing (1993/4/27-29)    1993年04月

  • 米市場についての統計学的研究−−日本における初期の計量経済学研究

    池尾愛子

    経済学史学会(1992/11/7)    1992年11月

  • 日本の経済思想の諸断面:日本経済思想史研究会金沢例会 1992年5月

    池尾愛子

    『評論』/日本経済評論社   ( 83 ) 2 - 5  1992年09月

  • When economics harmonized mathematics in Japan: A history of stability analysis, 1945-1950

    Aiko Ikeo

    International Economic Association, Moscow (1992/8/24)    1992年08月

  • Wicksell on Capital, Finance and Economic Science

    Aiko Ikeo

    The Annual Bulletin of the Society for the History of Economic Thought   ( 29 ) 1 - 11  1991年10月

  • The introduction of the general eguilibrium theory in Japan : A comparison with the English-speaking world

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   38 ( 3/4 ) 430 - 480  1991年10月

  • Philip Mirowski, More Heat than Light, Cambridge U P, 1989

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 29 ) 40  1991年10月

  • The introduction of the general equilibrium theory in Japan: A comparison with the English-speaking world

    Aiko Ikeo

    『国学院経済学』   38 ( 3/4 ) 430 - 480  1991年10月

  • K.ヴィクセルの経済学とその歴史的背景

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 29 ) 1 - 11  1991年10月

  • Mary S Morgan, The History of Econometric Ideas, Cambridge U P, 1990

    池尾愛子

    『経済評論』   40 ( 9 ) 96 - 103  1991年09月

  • Japanese modern economics, 1930-1945

    Aiko Ikeo

    History of Economics Society, Washington D. C. (1991/6/15-17?)    1991年06月

  • クヌート・ヴィクセルの資本理論と貨幣理論

    池尾愛子

    経済学史学会(1990/11/11)    1990年11月

  • Japanese economics from another sociologiacal perspective

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   39 ( 1 )  1990年10月

  • The Introduction of the general equilibrium theory in Japan: A comparison with the English-speaking world.

    池尾愛子

    理論・計量経済学会(1990/10/13-14?)    1990年10月

  • Japanese economics from another sociological perspective

    Aiko Ikeo

    『国学院経済学』   39 ( 1 ) 112 - 128  1990年10月

  • Wicksell's missing equation and banking : A way around an old problem

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   38 ( 2 ) 105 - 126  1990年05月

  • 平井俊顕氏のリジョインダーに反論する

    池尾愛子

    「専修大学社会科学研究所月報」   (5月20日) ( 322 ) 35 - 37  1990年05月

  • Wicksell's missing equation and banking: A way around an old problem

    Aiko Ikeo

    『国学院経済学』   38 ( 2 ) 105 - 126  1990年05月

    CiNii

  • 国際学会リポート:メンガー会議『カール・メンガーと彼の知的遺産』, デューク大学, アメリカ合衆国ノースカロライナ州, 1989年4月

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 27 ) 142 - 146  1989年11月

  • 国際学会リポート:北米経済学史学会第16回年次大会, 於ヴァージニア大学, アメリカ合衆国ヴァージニア州, 1989年6月

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 27 ) 137  1989年11月

  • 平井俊顕著『ケインズ研究』東京大学出版会, 1987年

    池尾愛子

    『経済学論集』/東京大学   54 ( 2 ) 145 - 148  1988年08月

  • 『おカネと豊かさ—歴史的・経済的・社会的アプローチ—』

    池尾愛子

    貯蓄経済研究センター 第2章「貯蓄の理論的物語とその歴史」     41 - 86  1988年03月

  • 国際学会リポート:北米経済学史学会第13回年次大会, 於バーナード・カレッジ, アメリカ合衆国ニューヨーク, 1986年6月

    池尾愛子

    『経済学史学会年報』   ( 24 ) 112 - 113  1986年11月

  • Classicals' and J. M. Keynes

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   34 ( 3/4 ) 155 - 178  1986年10月

  • 「古典派」経済学者たちとJ・M・ケインズ

    池尾愛子

    『国学院経済学』   34 ( 3/4 ) 155 - 178  1986年10月

  • Wicksell and Keynes on the mulfunction of the irterest rate

    Aiko Ikeo

    Kokugakuin Keizaigaku   33 ( 4 ) 362 - 345  1985年10月

  • 利子率の調整不良—ヴィクセルとケインズ—

    池尾愛子

    『国学院経済学』   33 ( 4 ) 362 - 345  1985年10月

  • ヴィクセル静態体系と銀行組織

    池尾愛子

    『経済研究』/一橋大学   36 ( 3 ) 228 - 238  1985年07月

  • Wicksell's system of stationary state and the banking system

    Aiko Ikeo

    The Economic Review   36 ( 3 ) 228 - 238  1985年

  • 利子率の調整不良−ヴィクセルとケインズ−

    池尾愛子

    経済学史学会(1984/11/10-11)    1984年11月

  • 根岸隆著『経済学の歴史』東洋経済新報社, 1983年

    池尾愛子

    『一橋論叢』   91 ( 3 ) 450 - 456  1984年03月

  • Leijonhufvud on Keynes

    Aiko Ikeo

    The Hitotsubashi Review   90 ( 2 ) 272 - 278  1983年08月

  • レィヨンフーヴッドとケインズ解釈

    池尾愛子

    『一橋論叢』   90 ( 2 ) 272 - 278  1983年08月

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書籍等出版物

  • ‘Japanese Women’s Economics, 1818-2005,’ Routledge Handbook of Women’s Economic Thought

    Kirsten Madden, Robert Dimand( 担当: 分担執筆)

    Routledge  2018年09月

  • 『グローバリゼーションがわかる』

    池尾 愛子( 担当: 単著)

    創成社  2017年05月 ISBN: 9784794431790

  • A History of Economic Science in Japan: The Internationalization of Economics in the Twentieth Century

    Aiko Ikeo

    Routledge  2014年04月

  • A History of Economic Theory: Essays in honour of Takashi Negishi

    eds) Aiko Ikeo, Heinz D. Kurz

    Routledge  2009年04月 ISBN: 9780415433044

  • 東亜共同体的建設与国際組織、論壇的運用−−以能源合作機軸

    池尾愛子

    楊棟梁他編『東亜一体化的進展及其区域合作的路経』天津出版社, 121-133  2008年03月

  • 赤松要−わが体系を乗りこえてゆけ

    池尾愛子

    日本経済評論社  2008年02月

  • 報告書『日中対話:日中関係とエネルギー・環境問題』(予定討論セッション2-1「将来の展望」)

    池尾愛子

    グローバル・フォーラム・ホームページ(http://www.gfj.jp/jpn.htm)  2007年02月

  • グローバル・ネットワークと日本人

    池尾愛子

    諏訪春雄責任編集『グローバル化時代の日本人』勉誠出版  2006年07月

  • 日本の経済学−20世紀における国際化の歴史

    池尾愛子

    名古屋大学出版会  2006年04月

  • 商学部カリキュラムの現状 担当(c)他大学商学部・経営学部のカリキュラムとの比較

    池尾愛子

    商学部百年史編集委員会編『早稲田大学商学部百年史』  2004年09月

  • Comments on Ronald Dore's 'Reform? The Dubious Benefits of Marketisation'

    Aiko Ikeo

    Craig Freedman ed. Economic Reform in Japan: Can the Japanese Change, Cheltenham: Edward Elgar  2001年11月

  • A Biographical Dictionary of Women Economists

    Robert W. Dimand, Mary An Dimand, Evelyn L. Forget eds( 担当: 分担執筆)

    Edward Elgar  2000年11月

     概要を見る

    三瓶孝子 (1903-78); 谷野せつ (1903生);山川菊栄 (1890-1980)

  • 大熊信行, I. カーズナー, 後藤誉之助, T. シュルツ, 園正造, 中山伊知郎, 安井琢磨, A. ワルト.

    池尾愛子

    経済学史学会編『経済思想史辞典』丸善  2000年06月

  • (Ed.)Japanese Economics and Economists since 1945

    Aiko Ikeo

    Routledge  2000年04月

  • (Co-authoreed) Adam Smith in Japan,neconsidered from a non-Marxian porspective

    Aiko Ikeo, Masazumi Wakatabe

    Adam Smith across Nations, Oxford University Press  2000年04月

  • Adam Smith in Japan (abridged). (杉原四郎「日本におけるアダム・スミス」.大河内一男編『国富論研究III』筑摩書房, 1972年)

    Aiko Ikeo

    Adam Smith across Nations, edited by Cheng-chung Lai, Oxford University Press  2000年04月

  • Adam Smith in Japan, reconsidered from a non-Marxian perspective

    Aiko Ikeo, Masazumi Wakatabe

    Adam Smith across Nations, edited by Cheng-chung Lai, Oxford University Press  2000年04月

  • (Ed.) Japanese Economics and Economists since 1945

    Aiko Ikeo

    London: Routledge  2000年04月

  • (Co. ed)Introduction to Economics

    Aiko Ikeo

    Minerva Shobo  1999年09月

  • (Coauthored)Professor Hideo Aoyama and econmics

    Talashi Negishi, Aiko Ikeo

    Professor Hideo Aoyama's Research and Education  1999年04月

  • 青山秀夫教授と経済学

    根岸隆, 池尾愛子

    青山秀夫著作集刊行会編『青山秀夫先生の学問と教育』創文社  1999年04月

  • (共著)青山秀夫教授と経済学

    根岸隆, 池尾愛子

    『青山秀夫先生の学問と教育』(青山秀夫著作集刊行会編、創文社)  1999年04月

  • (Ed.)Japanese Economics and Economists since 1945

    Aiko Ikeo

    Nihon Keizai Hyoron-sha  1999年04月

  • Japanese Political Economy

    Aiko Ikeo

    The Encyclopedia of Political Economy, edited by Phillip O'Hara, Routledge  1999年02月

  • (編著)日本の経済学と経済学者-戦後の研究環境と政策形成

    池尾愛子

    日本経済評論社  1999年01月

  • Economics development and economic thought after World WarII : non-Marxian economists on development, trade and industry

    Aiko Ikeo

    Economic Thought and Moderization in Japan, Edward Elgar  1998年10月

  • Economic development and economic thought after World War II: non-Marxian economists on development, trade and industry

    Aiko Ikeo

    Economic Thought and Modernization in Japan, edited by Shiro Sugihara and Toshihiro Tanaka, Cheltenham, UK: Edward Elgar  1998年10月

  • 「今井賢一」「大川一司」「統制経済」

    池尾愛子

    藤井隆至編『経済思想』(日本史小百科近代)東京堂出版  1998年09月

  • (Coauthored)Toward the World of Economics

    Aiko Ikeo

    Yuhikaku  1998年08月

  • 『経済学の世界へ—経済の歴史と経済学の歩み—』

    太田一廣, 井上泰夫, 安藤金男, 池尾愛子, 有泉哲

    有斐閣  1998年08月

  • Classical Economics in Japan

    Aiko Ikeo

    Companion to Classical Economics edited by Heinz Kurz and Neri Salvadori, Edward Elgar  1998年06月

  • (Ed. )Economic Development in Twentieth Century East Asia : The International Context

    Aiko Ikeo

    Routledge  1997年01月

  • (Ed.) Economic Development in Twentieth Century East Asia: The International Context

    Aiko Ikeo

    London: Routledge  1997年01月

  • The Internationalization of Economics in Japan

    Aiko Ikeo

    The Post-1945 Internationalization of Economics. Duke University Press  1996年12月

  • The mathematization of economics and the development of theoretical economics : Contributions by Japanese

    Aiko Ikeo

    Mainstream and Heresies in Economics, edited by Toshiaki Hirai and Asahi Noguchi, Minerva  1995年04月

  • 経済学の数学化と理論経済学の展開—日本人の貢献を中心に—

    池尾愛子

    平井俊顕・野口旭編『経済学における正統と異端—クラシックからモダンへ—』昭和堂  1995年04月

  • J. M. Keynes and the mixed economy

    Aiko Ikeo

    Paradigms in Economics, edited by Takashi Negishi, Yuhikaku  1995年01月

  • J.M.ケインズと混合経済—不況・失業の経済学から現代へ—

    池尾愛子

    根岸隆編『経済学のパラダイム—経済学の歴史と思想から—』有斐閣  1995年01月

  • 日本的現代化与儲蓄運動

    池尾愛子

    朱家?、叶坦編『東亜経済・社会思想与現代化』山西経済出版社  1994年09月

  • 20世紀の経済学者ネットワーク-日本からみた経済学の展開

    池尾愛子

    有斐閣  1994年04月

  • Japan's modernization and the savings campaign.

    Aiko Ikeo

    Economic-Social Thought and Modernization in East Asia  1994年

  • The Network of Economists in the 20th Century : The Development of Economics as Viewed from Japan

    Aiko Ikeo

    Yuhikaku  1994年

  • Japanese modern economics, 1930-1945

    Aiko Ikeo

    Perspectives on the History of Economic Thought, published by Edward Elgar  1993年06月

  • Japanese modern economics, 1930-1945

    Aiko Ikeo

    Perspectives on the History of Economic Thought, edited by R.F.Hebert  1993年06月

  • 一般均衡論と計量経済学の展開

    池尾愛子

    経済学史学会編『経済学史:課題と展望』九州大学出版会  1992年11月

  • Savings in Japan

    Aiko Ikeo

    Money and Amenity  1988年03月

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講演・口頭発表等

  • J. デューイの実用主義と田中王堂の二宮尊徳研究

    池尾愛子

    国際二宮尊徳思想学会第8回大会   (曲阜師範大学)  国際二宮尊徳思想学会  

    発表年月: 2018年10月

  • 田中王堂(1867-1932)と二宮尊徳研究

    池尾愛子

    日本経済思想史学会年次大会   (長岡大学)  Society of the History of Japanese EconomicThought  

    発表年月: 2018年06月

  • アメリカ人たちがみた石橋湛山―インフレ論争の再構成

    池尾愛子

    社会経済史学会 年次大会   (大阪大学)  社会経済史学会  

    発表年月: 2018年05月

  • 英語版『東洋経済新報』の経済記事について:1934~1960年

    池尾 愛子  [招待有り]

    シンポジウム「英語版『東洋経済新報』とその時代」   (東京 法政大学)  平成27-29年度科学研究費助成事業(若手研究(B))「戦前の民間組織による対外的情報発信とその影響:英語版『東洋経済新報』を例として」(研究課題番号:15K16987)  

    発表年月: 2017年12月

  • 「天野為之(1861-1938)と日本の近代化:国際貿易、発明と技術進歩」

    池尾 愛子

    第五回日本学フォーラーム 東アジアの視点から見る中日経済の合作と展望国際シンポジウム   (山東省済南)  中国日本語教学研究会山東分会、日本経済思想史学会  

    発表年月: 2017年09月

  • 紙面討論「栗田啓子・松野尾裕・生垣琴絵編著『日本における女性と経済学 ― 1910年代の黎明期から現代へ』(北海道大学出版会、2016年)」

    池尾愛子  [招待有り]

    IGS セミナー 日本における女性と経済学   (東京 お茶の水大学)  お茶の水女子大学 ジェンダー研究所  

    発表年月: 2017年02月

  • 「英文雑誌『オリエンタル・エコノミスト』の経済記事について ―1930~50年代を中心に」

    池尾愛子

    第4回石橋湛山研究学会   (立正大学)  石橋湛山研究学会  

    発表年月: 2016年12月

  • 家政学・家事経済学と二宮尊徳の教義

    池尾愛子

    国際二宮尊徳思想学会 第7回二年次大会   (明治大学)  国際二宮尊徳思想学会、8月24-25日  

    発表年月: 2016年08月

  • Japanese Women’s Economics

    池尾愛子

    北米経済学史学会 年次大会   (デューク大学)  北米経済学史学会  

    発表年月: 2016年06月

  • 20世紀東アジアにおける技術移転と海外直接投資についての日本人と日本人以外の経済学者の議論

    池尾愛子

    北米経済学史学会 年次大会   (デューク大学)  北米経済学史学会  

    発表年月: 2016年06月

  • 天野為之編『実業新読本』を読む(2)-発明、国際貿易、福澤諭吉-

    池尾愛子

    日本経済思想史学会西日本例会   (関西学院大学)  日本経済思想史学会  

    発表年月: 2015年11月

  • 1930年代の日本の経済思想と大不況

    第17回世界経済史会議, 8月3-7日  

    発表年月: 2015年08月

  • 天野為之編『実業新読本』を読む−発明が社会を進歩させ、貿易が世界を変える−

    日本経済思想史学会年次全国大会, 6月13-14日  

    発表年月: 2015年06月

  • 国際貿易再考

    大阪大学国際シンポジウム「第二次世界大戦の遺産」第3部 2015年1月9−10日  

    発表年月: 2015年01月

  • 日本の実業教育の源流:天野為之と二宮尊徳の教義

    二宮尊徳国際思想学会第6回二年次大会、北京・清華大学、共通テーマ「報徳思想と現代社会」、10月18-19日  

    発表年月: 2014年10月

  • 天野為之と日本の近代化:明治期の経済学者、ジャーナリスト、教育者

    日本経済思想史学会例会、慶應義塾大学  

    発表年月: 2014年10月

  • 天野為之と日本の近代化:明治期の経済学者、ジャーナリスト、教育者

    南開大学国際シンポジウム「日本近代化過程における改革・社会変動とガバナンス」9月6-7日  

    発表年月: 2014年09月

  • M・ブロンフェンブレナー(1914-1997)の日本訪問、1945-1952年:米国大学コレクションと『オリエンタル・エコノミスト』

    第7回日本経済史セミナー 20世紀メディア研究所第85回セミナー 合同研究会  

    発表年月: 2014年06月

  • 天野爲之と二宮尊徳の教義: 近代経済学の日本的基礎

    International Economic Association, the 17th World Congress, 6 - 10 June, Dead Sea, Jordan  

    発表年月: 2014年06月

  • 天野爲之と二宮尊徳の教義:分度、推譲、仕法(近代経済学の日本的基礎)

    日本経済思想史学会例会  

    発表年月: 2013年10月

  • ASEANと日本におけるエネルギー経済学

    エネルギー安全保障に関する越境協力についての北京フォーラム  

    発表年月: 2013年06月

  • シンポジウム「日本のエネルギー政策思想:内外の視点から:中長期経済予測、技術進歩とエネルギー政策」

    日本経済思想史学会全国大会  

    発表年月: 2013年06月

  • 根岸隆氏と経済学史

    北米経済学史学会(トロント)  

    発表年月: 2013年06月

  • 天野爲之と二宮尊徳の教義 ——推譲、仕法、そして経済教育——

    経済学史研究会(関西学院大学、第218回)  

    発表年月: 2012年12月

  • M.ブロンフェンブレナー達が見た石橋湛山—日本経済の再建過程(1945-1952年)をめぐって—

    日本経済思想史学会 全国大会(関西学院大学、6月9−10日)  

    発表年月: 2012年06月

  • アメリカ人達が見た石橋湛山とケインズ主義

    日本金融学会 (石橋湛山特別セッション)  

    発表年月: 2012年05月

  • アメリカ人経済学者マーティン・ブロンフェンブレナー(1914-1997)と日本経済の再建(1947-1952)

    国際経済学協会 第16回世界大会(北京 清華大学、2011年7月4-8日)  

    発表年月: 2011年07月

  • 天野爲之(1859-1938) と早稲田大学(商学部)—『マクロ経済理論』と諸制度への実学的アプローチ—

    日本経済思想史研究会(佐賀大学、2011年6月4日−5日)  

    発表年月: 2011年06月

  • 計量経済学の発展と日本人の貢献−杉本栄一、市村真一、畠中道雄、雨宮健を中心にして−

    日本経済思想史研究会 例会  

    発表年月: 2011年04月

  • 1997年東アジア通貨危機と2008年アメリカ金融危機の比較

    南開大学日本研究院シンポジウム「東アジアモデルと地域発展—世界金融危機における再思考」(9月10-12日)  

    発表年月: 2010年09月

  • マーティン・ブロンフェンブレナー(1914-1997)の日本滞在(1949-1952年)

    社会経済史学会年次大会(関西学院大学、6月19-20日)  

    発表年月: 2010年06月

  • マーティン・ブロンフェンブレナー(1914-1997)の日本滞在(1949-1952年)

    日本経済思想史研究会年次大会(新潟大学、6月5-6日)  

    発表年月: 2010年06月

  • 日本における計量経済学の発展史

    HOPE 会議 (デューク大学、4月23-25日)  

    発表年月: 2010年04月

  • マーティン・ブロンフェンブレナー(1914-1997)の日本滞在(1949-1952年)

    日本経済学会秋季大会(専修大学、10月10-11日)  

    発表年月: 2009年10月

  • アメリカ発の金融危機とその対策に向けて

    南開大学日本研究院シンポジウム「グローバル化における東アジアの制度変革」(9月12-14日)  

    発表年月: 2009年09月

  • アメリカ「発」の金融危機とその対策に向けて

    2009年北東アジア発展フォーラム「国際金融危機と東アジアにおける経済協力の戦略」遼寧大学・遼寧省瀋陽市(9月15日)  

    発表年月: 2009年09月

  • 1950年代の経済学において現代代数学は如何に利用されたか

    北米経済学史学会年次大会(コロラド大学デンバー校、6月26-29日)  

    発表年月: 2009年06月

  • 日本人の一般均衡理論研究への貢献−存在問題研究中心−

    国際会議「知識としての一般均衡」パリ第一大学  

    発表年月: 2007年09月

  • エネルギー安全保障協力のシナリオを考える

    国際アジア共同体学会・中国社会科学院日本研究所共催 北京会議  

    発表年月: 2007年07月

  • 赤松要: 資源経済学、広域経済論(南方調査)・世界経済論、技術進歩と長期波動、雁行形態論、綜合弁証法

    日本経済思想史研究会  

    発表年月: 2007年06月

  • Chair: Re-making the Boundaries of Economics in the 20th Century

    Annual Meetings of the Allied Social Science Associations (San Diego, 2004/1/3-5)  

    発表年月: 2004年01月

  • 日本政府内の制度改革と経済学者:1980年代から現代まで

    経済学史学会(京都, 2003/5/24-25)  

    発表年月: 2003年05月

  • 社会科学教育とピア・レビュー(学生間批評)−コンピュータ・ネットワークを利用して−

    早稲田大学 公開シンポジウム「21世紀型大学教育の可能性を求めて」 (2003/2/1)  

    発表年月: 2003年02月

  • Structural reforms and economists in Japanese government: From the 1990s to the present

    International Economic Association, Lisbon (2002/9/9-13)  

    発表年月: 2002年09月

  • 双方向性実験授業「現代社会科学論」−グローバル化とピア・レビュー−

    PCカンファレンス (東京, 2002/8/6-7)  

    発表年月: 2002年08月

  • History of economics in Japan: A social science

    経済学史学会 (2001/11/10-11)  

    発表年月: 2001年11月

  • History of economics in Japan: A social science

    HOPE Conference on 'The Future of the History of Economics', Duke University, Durham, NC (2001/4/27-29)  

    発表年月: 2001年04月

  • Comments on Ronald Dore's 'Reform? The Dubious Benefits of Marketisation'

    Conference on 'Economic Reform in Japan: Can the Japanese Change?' origanized by Craig Freedman at Macquarie University, Sydney  

    発表年月: 2000年07月

  • Monetary Economics and Policy in Pre-WWII Japan

    International Economic Association, World Congress (1999/8/23-27)  

    発表年月: 1999年09月

  • 一般均衡の存在問題の研究史:日本から見た展開

    経済学史学会(1998/10/24-25)  

    発表年月: 1998年10月

  • The spread of classical economics in Japan

    History of Economics Society, Montreal (1998/6/19-22)  

    発表年月: 1998年06月

  • 1945年以降の日本の経済学−国際比較に向けて−

    経済学史学会(1997/11/8)  

    発表年月: 1997年11月

  • The study of the existence of general equilibrium: A history as viewed from Japan

    European Conference on the History of Economics, Athens (1997/4/17-19)  

    発表年月: 1997年04月

  • Three Japanese women economists in Japan: Kikue Yamakawa, Koko Sanpei and Setsu Tanino. The international monetary policy discussion in Japan

    History of Economics Society, Vancouver (1996/6/29-7/1)  

    発表年月: 1996年06月

  • The development of Keynesian-type economics in Japan

    European Conference on the History of Economics, Lisbon (1996/2/8-9)  

    発表年月: 1996年02月

  • How mathematics changed economics through the study of the existence problem

    International Economic Association, Tunis (1995/12)  

    発表年月: 1995年12月

  • The development of 'Keynesian economics' in Japan

    経済学史学会(1995/10/28-29)  

    発表年月: 1995年10月

  • How mathematics changed economics through the study of the existence problem.

    理論・計量経済学会(1995/9/23-24)  

    発表年月: 1995年09月

  • Comments on Dajin Peng's 'Does Confucianism matter? -- The role of East Asian culture in East Asian economic development'

    The Second International Symposium on East Asia, Kokugakuin University, Tokyo (1995/8/31-9/1)  

    発表年月: 1995年08月

  • Post-1945 Internationalization of Economics: Japan

    HOPE-Duke Conference (1995/4/7-9)  

    発表年月: 1995年04月

  • The advent of marginalism in Japan

    Veblen Society, Chicago (1993/9/11)  

    発表年月: 1993年09月

  • 日本の近代化と草の根貯蓄運動日本経済思想史研究の発展

    Symposium on the economic and social thought and modernization in East Asia, Beijing (1993/4/27-29)  

    発表年月: 1993年04月

  • 米市場についての統計学的研究−−日本における初期の計量経済学研究

    経済学史学会(1992/11/7)  

    発表年月: 1992年11月

  • When economics harmonized mathematics in Japan: A history of stability analysis, 1945-1950

    International Economic Association, Moscow (1992/8/24)  

    発表年月: 1992年08月

  • Japanese modern economics, 1930-1945

    History of Economics Society, Washington D. C. (1991/6/15-17?)  

    発表年月: 1991年06月

  • クヌート・ヴィクセルの資本理論と貨幣理論

    経済学史学会  

    発表年月: 1990年11月

  • The Introduction of the general equilibrium theory in Japan: A comparison with the English-speaking world

    理論・計量経済学会(1990/10/13-14?)  

    発表年月: 1990年10月

  • 利子率の調整不良−ヴィクセルとケインズ−

    経済学史学会(1984/11/10-11)  

    発表年月: 1984年11月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本の経済思想史の連続性とグローバル・ヒストリー

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    池尾 愛子, 大槻 忠史

     概要を見る

    池尾の天野為之伝の和文原稿は2021年9月に完成し、2022年初めに、京都のミネルヴァ書房から出版の約束を得ている。出版年が未定のため、英文原稿は日本語での出版時期を見計らって完成させる。ニュージーランドのボラード氏の『戦時の経済学者達』(A. Bollard, Economists at War, Oxford University Press, 2020)の国際レビュー・プロジェクトはうまくいかなかったが、ボラード氏本人の承諾を得たうえで、池尾の批判的書評が英文で学内誌に掲載された。
    大槻は、論文”The Economic Research of E. F. Penrose in Japan during 1925-30” において、E.F. ペンローズが名古屋高等商業学校において、日本初となる生産数量指数を作成したことに注目し、その概要と意義を考察した。大槻は、論文「日本の近代化と長崎高等商業学校」では、同校における教育と研究に注目してその役割を解明した。
    2021年中には、中国にいる研究者とのオンライン交流はうまくゆかなかった。しかし、2022年3月には、池尾は北京大学大学院生向けに2コマ(各3時間)の講義(「天野為之と日本の近代化」、「赤松要の雁行形態論と技術進歩・技術移転」)を実施することができた。
    本プロジェクトメンバーは、日本経済思想史学会の会員の一部と協力して英文書籍 A History of Japanese Economic Thought の準備を進めてきている。16世紀以降、400年の歴史をカバーできそうで、本プロジェクトの一環に位置づけることにできるのではないかと考えている。

  • 日本のエネルギー政策思想についての国際歴史共同研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    池尾 愛子, 牧野 邦昭, 尹 暁亮, 林 采成, 荒川 憲一

     概要を見る

    国際歴史共同研究により、エネルギーが利用可能な技術と密接な関係を持つことが改めて確認された。石炭は開国後の日本の交易と工業化を支えた。電力が近代化に資するであろうことは、電力利用が始まった19世紀に認識されており、日本では民間会社により電力供給網が構築された。石油が交通エネルギーに利用され始めると石油は日本の重要な輸入品目になり、日本の石油政策は対外関係や国際環境、輸出企業の経営戦略にも左右されるようになった。原子力の平和利用により原子力発電が始まり、中国では現在急ピッチで原子力発電所が建設されている。日本のエネルギー政策を考える際には、世界のエネルギー動向を考慮に入れる必要がある

  • 日本のエネルギー政策思想についての国際歴史共同研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2012年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    2013年6月8日と9日に静岡文化芸術大学にて開催された日本経済思想史学会年次大会において、国際シンポジウム「日本のエネルギー政策思想:内外の視点から」を組織した。私以外のパネルは、韓国と中国の若手・中堅研究者であり、2人の討論者には新進気鋭の日本人若手研究者たちが担当してくれた。シンポジウムでは議論がかみ合い、懇親会やセッションの合間においても、若手研究者も含めて国際交流が進んでいた。韓国の発表者は、他の研究会においても発表される予定ができるなど、交流の輪が広がっていったようであった。
    2013年7月27日には、早稲田大学日本経済史セミナーを開催し、若手の有望株の研究者の発表を得た。
    2014年2月14-16日には、大阪大学の国際シンポジウム「アジア太平洋地域への学際的接近:歴史と展望」に出席した。アジア太平洋地域を専門的に研究してきたベテランたちの参加を得て、日本で研究する若手研究者達が刺激を得たような形であったといえる。
    2015年8月に開催される世界経済史会議にセッション参加をするべく、準備を開始した。この過程で、日本人若手研究者のより積極的な参加を得るほか、中国からの新たな参加予定者も確保することができた。
    1930年代のエネルギー・原料資源問題への関心についてもある程度明らかにすることができ、日本語論文と英文著書の中に盛り込むことができた。

  • 日本のエネルギー政策思想についての国際歴史共同研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2012年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    2013年6月8日と9日に静岡文化芸術大学にて開催された日本経済思想史学会年次大会において、国際シンポジウム「日本のエネルギー政策思想:内外の視点から」を組織した。私以外のパネルは、韓国と中国の若手・中堅研究者であり、2人の討論者には新進気鋭の日本人若手研究者たちが担当してくれた。シンポジウムでは議論がかみ合い、懇親会やセッションの合間においても、若手研究者も含めて国際交流が進んでいた。韓国の発表者は、他の研究会においても発表される予定ができるなど、交流の輪が広がっていったようであった。
    2013年7月27日には、早稲田大学日本経済史セミナーを開催し、若手の有望株の研究者の発表を得た。
    2014年2月14-16日には、大阪大学の国際シンポジウム「アジア太平洋地域への学際的接近:歴史と展望」に出席した。アジア太平洋地域を専門的に研究してきたベテランたちの参加を得て、日本で研究する若手研究者達が刺激を得たような形であったといえる。
    2015年8月に開催される世界経済史会議にセッション参加をするべく、準備を開始した。この過程で、日本人若手研究者のより積極的な参加を得るほか、中国からの新たな参加予定者も確保することができた。
    1930年代のエネルギー・原料資源問題への関心についてもある程度明らかにすることができ、日本語論文と英文著書の中に盛り込むことができた。

  • エコノメトリック・ソサエティ史研究イニシアティブ

    研究期間:

    2013年
    -
     
     

  • 厳密で分離不可能な科学としての計量経済学の歴史

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

  • 知識としての一般均衡

    研究期間:

    2006年
    -
    2011年
     

  • 経済学・経済理論における諸パラダイム

    研究期間:

    2003年
    -
    2009年
     

  • 先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2000年
    -
    2002年
     

    池尾 愛子

     概要を見る

    先進国の社会科学とメディア3年の間に、社会科学の研究と教育の両方にわたって、コンピュータやネットワークの利用可能性が急激に拡がった。研究・教育の両面に関係するが、国内外の公的機関(国際経済学協会を含む)が最新情報をウェブに公表するようになり、オンライン・データの蓄積がすすんだ。経済学史研究についても、文献・資料のオンライン化が進んで研究スタイルを変えている。授業において、マルチメディア教育実験室や遠隔授業用ツールを利用し、教材はローカルサーバに置いて著作権の問題をクリアした。社会科学教育では『賢明に誘導されたピア・レビュー』が有効であることを発見した。研究成果は日本語で発表した。日本語で発表した成果報告集には、ネットワークを利用した授業の際に利用した文書(ホームページ掲載)や現代社会科学論のピア・レビューの様子を収録した。日本の政治経済学(国際比較をもとに)経済学者の政府の中における役割に焦点をおいて国際比較研究を実施し、日本語論文を発表し、英語論文を国際会議で発表した。欧米や韓国では経済学者たちが政府の中で仕事をしていたが、日本で経済学者が目立ち始めたのは、第2次大戦終了直後の経済再建期を除けば、1980年代の国鉄改革や1990年代半ばの経済改革論議(規制緩和等)以降のことであった。現在ではフルタイムで政策現場に入り込む経済専門職も登場している。1980年代から1990年代にかけて、日本の経済学者などの経済専門職たちが経済改革の審議過程や政策形成過程に、それ以前に比べてより直接的な形で関与するようになった経緯を分析し、1985-6年が、日本の経済学者(経済政策分野)にとって転換点となり、研究姿勢が変わったことを発見した

  • 経済学史の将来

    研究期間:

    1999年
    -
    2002年
     

  • 1945年以降の日本の経済学の計量経済学史的研究

    研究期間:

    1994年
    -
    1999年
     

  • 1945年以降の日本の経済学についての計量経済学史的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1995年
    -
    1997年
     

    池尾 愛子, 赤間 道夫, 野口 旭, 川俣 雅弘, 八木 紀一郎, 美濃口 武雄

     概要を見る

    <日本の経済学者と学術研究>日本経済学界連合の組織とその活動を概観することによって、戦後日本の経済学者たちが広い領域において学会活動に取り組む様子を明らかにし、国際経済学協会(IEA)との関係を通じて国際交流を進めたことを概観した。さらに、戦後アカデミズム形成への公職・教職追放の影響、高度成長以降の経済学文献(日本語)や研究者構成の推移を研究した。プロジェクト型の研究費や研究体制、領域別学会など、戦前・戦中期に戦後の経済学の発展にとって意味をもつ遺産が存在することが指摘される。並行して、定評のある国際的な総合専門誌および応用分野の(英文)専門誌への日本の経済学者による貢献のデータを作成し、そのデータからは、日本の経済学者は通常科学におけるパズル解きや計量的分析が得意である反面、政策的な貢献は少ないことを読みとった。戦後日本のマルクス経済学の展開を,(1)学問の自由との関わり,(2)成熟と展開,(3)懐疑と新しい模索,の順で概観し,ふたたび経済学史研究としての方向へむかいつつあることを展望した。<日本の経済学者との政策形成>日本の経済学者たちの経済政策形成や行政改革の過程での貢献、経済学や経済思想が経済政策に与えた影響を研究した。まず、制度的な側面や経済計画の作成に関連して、経済学者の資源配分政策面での貢献を整理し、上級国家公務員試験やその後の研修にも注目した。次に、個別の経済学者の貢献にも注目した。中山伊知郎の場合、中央労働委員会の会長として労使関係の安定化に果たした役割と、歴代政府の経済政策の立案形成に参画し、指導的役割を果たしたことが重要である。東畑精一の場合、日本の農業の近代化を促進した貢献があげられる。1960年代の日本の貿易・資本自由化に関連して構想ないしは形成された経済政策について、産業構造政策を推進する側と批判する側の対立に焦点をあてて明らかにした

  • 1945年以降の経済学の国際化

    研究期間:

    1994年
    -
    1995年
     

  • 周辺国における限界分析の展開

    研究期間:

    1992年
    -
    1995年
     

  • 20世紀以降の国際経済学の展開-日本中心の国際比較研究

     概要を見る

    (1)東アジア地域経済統合2006年度には、中国がインドと並んで世界経済に台頭し、日本を含む近隣諸国に大きなインパクトを与えたといえる。2006年11月の南開大学日本研究院主催国際学術シンポジウム「東アジア地域統合の進展及び地域協力」(天津)では、「東アジア共同体の形成とグローバル組織・フォーラムの活用-エネルギー協力を軸に-」と題し、2007年7月の国際アジア共同体学会と中国社会科学院日本研究所共催の北京会議「東アジア共同体の共通制度を創る」では、「東アジアでのエネルギー安全保障を考える」と題して、日本での共通認識を発表するように努めた。議論を通じて、エネルギー安全保障面では省エネ協力(環境対策にもつながりうる)に期待が寄せられることを確認した。(2)日本の国際経済学史国際経済学者の赤松要氏(1896-1974)について調査・研究を進めた。2006年12月に高弟の小島清氏に、2007年2月に佐藤隆三氏(中山伊知郎氏の弟子、赤松氏が一橋大学経済学部長をしていた時に学部生として在学)にインタビューし、関連資料も提供していただいた。2008年2月に評伝として刊行することができた。ドイツの哲学と経済学の潮流を学んだ赤松氏と、英語圏の経済学者とのつながりの強い根岸隆氏の国際経済学についての比較する研究を進め、英文草稿としてまとめた。また、西沢保氏との共同で_New Palgrave:A Dictionary of Economics_用エントリー'Japan,Economic in'を執筆し、国際経済学、新古典派経済学、一般均衡論などのパートを担当した。中山伊知郎氏の弟子の一人である堀田一郎氏提供していただいた国際経済協会(International Economic Association)蒲郡円卓会議(1960年、テーマ「東アジアに重点をおいた経済発展」)に関する重要資料は、次年度以降の研究で利用する予定である

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現在担当している科目

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特別研究期間制度(学内資金)

  • 国際経済学の歴史的展開-日本との国際比較研究-

    2008年03月
    -
    2009年07月

    アメリカ   デューク大学

他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 国際学術院   大学院アジア太平洋研究科

  • 商学学術院   大学院商学研究科

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2019年
    -
     

    産業経営研究所   兼任研究所員

特定課題制度(学内資金)

  • 天野為之と発明・企業論、国際貿易、ジェンダー問題

    2017年  

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     2017年5月に出版した『グローバリゼーションがわかる』に、天野為之の発明論(技術・技術進歩)と国際貿易に関する議論を組み入れることができ、天野為之研究の成果を専門学会や早稲田大学の枠を越えて発表することができた。石橋湛山が1934年に創刊した『オリエンタル・エコノミスト』(The Oriental Economist)について、立正大学石橋湛山研究センターにおいて特別研究員として共同研究に従事することができ、同誌は『東洋経済新報』の単純な英訳ではなく、性質が異なる雑誌であるとの結論に達した。日本女性の経済学について考察を進め、英文ハンドブックの1章となる予定の原稿を仕上げた。

  • 天野為之と企業論、国際貿易、実業教育、経済雑誌: 福澤諭吉を参照して

    2016年  

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     北米経済学史学会年次大会(米デューク大学)において、天野為之と福沢諭吉の企業論・国際貿易論を含めて東アジアでの海外直接投資の進展について発表した。石橋湛山研究学会において、英文雑誌 Oriental Economist の経済記事の特徴について1930-50年代を中心に発表した。Oriental Economistは敗戦後の日本経済の再建と、国際貿易・海外投資の展開にむけて、日本情報発信のプラットフォームとなっていたといえる。19世紀終盤に創刊された『東洋経済新報』が、国際貿易・海外投資の展開に必要な内外の情報を掲載していたのと重なり合うといえる。

  • 天野為之と経済学、経済雑誌、実業教育

    2015年  

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     2014年秋、中国で天野為之(1861-1938)について研究発表をした時は2回とも、福澤諭吉(1835-1901)に触れる余裕がなかった。2015年度には、天野編『実業新読本』(全5巻、1911年、1913年改訂版)をさらに検討し、福澤諭吉の議論との比較に取り組んだ。天野は東京大学でフェノロサから英語で経済学を学び、初期の著書では外国の著書や資料しか参考文献に挙げていなかったが、『実業新読本』ではほとんどが日本人著作家からの引用であり、「経済学や商業教育の日本化」が進行していた。天野は福澤の著作をほとんど読んでいて、受け容れられることと、受け容れられないことを明確に区別していた。

  • 経済学の歴史における天野為之と石橋湛山:経済雑誌と「学理と実際の調和」

    2014年  

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     第1に、これまでの研究成果を海外(ヨルダンと中国)で発表して、好評を得た。(1)「ケインズの『一般理論』(1936)出版以前に、ケインズの革新的理論を把握していた」とされる高橋是清や石橋湛山が、天野為之からマクロ経済学の基本を学んでいた。(2)二宮尊徳の教義(分度、推譲、仕法)を活用して、天野が勤倹貯蓄論を展開し、「マクロ経済均衡」あるいは「一般均衡」と呼びうる概念をこうした言葉を使わずにつかみ取っていた。第2に、天野編集の『実業新読本』を「発見」して、中国と日本でこれを含む発表を行い、好評を得た。「忘れられた経済学者」とされていた天野為之をかなり蘇らせることができたと確信している。

  • 20世紀半ば以降の経済学者の知的交流と経済学の国際化

    2010年  

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     20世紀以降における経済学の国際化にはいくつかの原因や局面がある。今回のプロジェクトでは、経済学者の知的交流と統計学の利用について調査を進めた。 第1に、アメリカ人経済学者マーティン・ブロンフェンブレナーが、占領期に日本に数ヶ月以上滞在して日本人経済学者たちと交流した唯一の外国人経済学者であったことに注目した。彼の公刊論文と未公刊自伝をたどることにより、アメリカ側が、石橋蔵相追放、ドッジ・ライン実施、シャウプ使節団による税制改革勧告、貿易再建までを、日本経済復興のための必要諸条件として理解していたことを明らかにした。まず、日本語論文の公刊を予定している。 第2に、北米やヨーロッパの経済学史研究においては、1980年代から統計学の利用や計量経済学の発展が注目されていた。背景には、コンピュータやソフトウェアの低廉化と性能向上、データベースの品質の向上がある。計量経済学史の国際比較プロジェクトに参加し、日本について、杉本栄一、市村真一、畠中道雄、雨宮健の貢献を中心にまとめあげ、日本の計量経済学研究の特徴が、マクロ計量経済モデルの熱心な作成にあることを強調した。赤池弘次や佐和隆光の貢献については、今後の課題として残っている。 第3に、1997年東アジア通貨危機と2008年世界金融危機の比較を試みた論文を、中国でのシンポジウムで発表した。1997年危機について、中国と、韓国・日本では理解の仕方が異なっていることがわかってきた。今後も、戦後金融史研究を続けていく予定である。

  • 先進国と発展途上国の政治経済学とIT革命の影響-日本中心の国際比較研究-

    2005年  

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     本研究では、とくに貿易論や国際経済学の展開に注目した。7月に出席したオーストラリア経済学史学会では、「貿易論史をいかに書くか」というセッションが組まれることがわかっていたので、「日本の経済学者と国際経済摩擦:1985年の転換点」という題で発表する際に、日本における貿易論や国際経済学の展開についての議論を組み込んでおいた。学会では、国際経済学全般の歴史を含めて、オーストラリアの研究者の視点からの討議が繰広げられた。貿易論を数学化した功績が最も大きいと目されるマーレィ・ケンプ氏(オーストラリア出身、アメリカで課程博士号取得)の参加も得て、オーストラリア人中心に大いに盛り上がった。ケンプ氏とは多くの日本人経済学者たちが共同論文を書いたり、研究交流を行なったりしているので、その面からも大変貴重な対面議論に臨むことができた。 8-9月の国際経済学協会モロッコ大会では、国際経済学のセッションが多数あり、理論的研究、実証的研究、国際機関や政府関係者の発表もあり、世界大会にふさわしい諸研究の諸断面を見ることができた。ここでも、国際機関関係者から、日本政府の対応についてのコメントをえるなど、個別の情報収集をすることもできた。 研究成果は、論文と章がある。

  • 先進国の経済学・社会科学の比較研究

    2000年  

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     平成12年度科学研究費補助金対象となったプロジェクト「先進国の経済学・社会科学および教材メディアの比較研究」について、アンケート調査を実施・出力するなど補足するために、特定課題研究助成費を利用させていただいた。1.社会科学の中で最も国際化の進んだ経済学においてすら、「欧米の経済学」という括りは適切ではない。先進国における社会科学を比較する際、オーストラリア・ニュージーランドの取り扱いに注意する必要がある。成果の一部は、拙編 Japanese Economics and Economists since 1945 と、書評The Development of Economics in Western Europe since 1945, ed. by A. W. Coatsとして公表。7月にシドニィで開催された「日本の経済改革」をめぐる国際会議の記録は、2001年夏に出版予定。2.戦後日本における経済学史研究は、社会科学研究の一環として行われてきた側面がある。アンケート調査に基づいて、先進国における「経済学史の将来」を議論する会議用論文 ‘History of Economics in Japan: A Form of Social Science' を作成し、早稲田大学産業経営研究所 Working Paper Series No. 2000-05 として配布。2001年4月26-29日にアメリカ合衆国ノースカロライナ州ダラムにあるデューク大学で開催された Duke-HOPE 会議 'The Future of the History of Economics' において、発表。日本の経済思想史研究には、日本の社会思想や「哲学」、伝統文化に関する研究も含まれ、注目すべき成果をあげている。依頼論文 'History of Japanese Economic Thought' として公表。

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