2024/11/08 更新

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タカヤ アキ
高屋 亜希
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
教授
学位
修士(文学) ( 早稲田大学 )
(BLANK)

経歴

  • 1999年
    -
    2003年

    早稲田大学専任講師

  • 1997年
    -
    1999年

    早稲田大学非常勤講師

  • 1995年
    -
    1997年

    早稲田大学助手

学歴

  •  
    -
    1997年

    早稲田大学   文学研究科   中国文学  

  •  
    -
    1991年

    早稲田大学   文学部   中国文学  

所属学協会

  •  
     
     

    老舎研究会

  •  
     
     

    早稲田大学中国文学会

  •  
     
     

    日本中国学会

研究キーワード

  • 中国語・中国文学

 

論文

  • 「湯沐海事件」の背景−−交響楽団の市場化をめぐって

    高屋亜希

    中国同時代文化研究   2 ( 2 ) 51 - 74  2009年12月

    CiNii

  • 動漫「真人秀」考−中国コスプレ受容の文脈

    高屋亜希

    中国同時代文化研究   1   6 - 40  2008年12月

  • 葛紅兵『沙床』における「欲望」と「虚無」−−身体創作についての覚書

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   34   47 - 61  2008年12月

  • 慕容雪村『成都よ、今夜は俺を忘れてくれ』試論−「欲望」と「虚無」のリアリズム

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   33  2007年12月

  • 孫睿“青春三部作”に見る「虚無」の位置づけ−〈存在の耐えられない軽さ〉への抗い

    高屋亜希

    早稲田大学中国文学会『中国文学研究』   32   16 - 30  2006年12月

  • 李修文『泣きぼくろ』に見る村上春樹受容の一端−SMをめぐる綺想

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   31   16 - 31  2005年12月

  • 劉弢『難為情』に見る「考X」言説−「実現されない私」というトポス

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   30   90 - 107  2004年12月

  • 石評梅小説の〈戦士〉を巡って−虚実のあわいでの戦い

    高屋亜希

    中国文学研究/早稲田大学中国文学会   29   1 - 17  2003年12月

  • 廬隠『海浜故人』再論−自意識としての「知情交戦」

    高屋亜希

    中国文学研究/早稲田大学中国文学会   27   68 - 82  2001年12月

  • 廬隠『海浜故人』試論-「著述家」というセルフイメージ

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   26   70 - 85  2000年12月

  • 廬隠『女人的心』に見る「不貞」-言語化のプロセスを中心に

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   25   28 - 40  1999年12月

  • 廬隠《象牙の指輪》に見える恋愛の技法-イエスとノーのはざまで

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   24   70 - 82  1998年12月

  • 何其芳「預言」に見える愛の形式-戯曲「夏夜」をてがかりに

    高屋亜希

    文学研究科紀要 早稲田大学大学院文学研究科   42   153 - 163  1998年02月

  • ナースチャになりたかった林震-王蒙《組織部に青年が来た》試論

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   23 ( 23 ) 63 - 76  1997年12月

    CiNii

  • 何其芳「墓」に見る夢想世界の展開-〈王子〉から〈釈迦〉へ

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   22   112 - 123  1996年12月

  • 王蒙《青春万歳》に見える第一次五ヶ年計画-工業生産を巡る情報交換を中心に

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   21   20 - 35  1995年12月

  • 笑劇としての〈解放戦争〉-王蒙《青春万歳》に見える1952年

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学文学会   20   15 - 30  1994年12月

  • 王蒙《青春万歳》に於ける戦士イメージの転換-「解放」から「生産」へ

    高屋亜希

    文学研究科紀要別冊(文学・芸術学編) 早稲田大学大学院文学研究科   21   107 - 119  1994年02月

  • 王蒙《青春万歳》冒頭部分の-解読-囲い込む「生活」と逃れゆく「憂鬱」

    高屋亜希

    中国文学研究 早稲田大学中国文学会   19   51 - 65  1993年12月

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書籍等出版物

  • Chinese Culture Review(中国文化総覧)vol.6

    高屋亜希, 千田大介

    好文出版  2010年07月 ISBN: 9784872201307

  • Chinese Culture Review(中国文化総覧)vol.5

    高屋亜希, 千田大介

    好文出版  2008年08月 ISBN: 9784872201215

  • Chinese Culture Review(中国文化総覧)vol.4

    高屋亜希, 千田大介

    好文出版  2007年07月 ISBN: 9784872201154

  • Chinese Culture Review(中国文化総覧)vol.3

    高屋亜希, 千田大介

    好文出版  2006年07月

  • Chinese Culture Review (中国文化総覧)vol.2

    高屋亜希, 千田大介

    好文出版  2005年10月

  • Chinese Culture Review (中国文化総覧)vol.1

    高屋亜希, 千田大介

    好文出版  2005年10月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 市場経済下における中国都市文化の基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2013年03月
     

    高屋 亜希, 山下 一夫, 千田 大介

     概要を見る

    1990 年代末に出現した中国都市文化について、従来の研究では文化産業政策や消費の理論から語られることが多く、産業化以前の具体的な状況はほとんど解明されていなかった。中国都市文化の創作を動態的に理解するためには、産業化以前から文化活動に関わった若者たちの動きやその作品を把握する必要がある。本研究は、中国都市文化を都市の若者たちによる文化活動、若者たちが創り出す作品という観点から分析し、都市の若者たちがどのように海外の大衆文化に触れ、新しい都市文化を形成していったかを、ロックやライトノベルを例に明らかにした

  • 21世紀中国大衆消費社会における文学現象の研究

     概要を見る

    本年度は本研究課題を行う最終年度にあたり、研究成果報告書『21世紀中国大衆消費社会における文学現象の研究』を刊行した。また21世紀以降の同時代中国における文化・社会現象について、広範な見取り図となる基礎研究資料『Chinese Culture Review(中国文化総覧)』vol.4を翻訳・出版した。現在、 vol.5の翻訳作業を進めており、今後もこの分野の研究情報プラットフォーム構築に努める予定である。本研究課題では、急激な大衆消費社会化が進行する21世紀中国で、文学というジャンルがどう意味づけを変え、他のジャンルや海外文化とどう関連しているかを調査し、研究を行ってきた。本年度は市場化が本格化した1990年代以降、市場を利用しながら若者サブカルチャーをリードしてきた、1970年代生まれの世代が果した文化的役割について考察した。その具体的研究の成果として、「慕容雪村『成都よ、今夜は俺を忘れてくれ』試論」および「「七〇后」とボヘミアン幻想の終焉」の論文2本を発表した。それ以前には社会主義体制を支える一員として、その社会的役割が国によって決められ固定されていた状況が、市場化とともに個人の意志で、転職など社会的役割を変えることが1990年代半ばから可能になった。こうした社会変化を背景に、当時、20歳代だった1970年代生まれの若者がビート文学や海外サブカルチャーなどを参照しながら、例えばバックパック旅行など、自由な移動に強い志向を持つ若者カルチャーを形成してきた経緯、およびそれらがインターネットの普及と結びつくことによって、1990年代末から21世紀初頭にかけて、アングラから一気に社会の表層に躍りでてきた、文化現象の一端が明らかになった

 

現在担当している科目

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 商学学術院   商学部

  • 文学学術院   大学院文学研究科

特定課題制度(学内資金)

  • 市場経済下における中国都市文化の基礎的研究

    2009年  

     概要を見る

     2001年以降の文化年鑑(『21世紀中国文化地図』)を翻訳、同時代文化に関する基礎資料の蓄積・整理作業を継続して行い、2007年についてまとめた『Chinese Culture Review』第6巻を刊行したほか、重要な文化批評5篇を翻訳した。 また、中国の文化公演団体(演劇・音楽・舞踏など)で進行している一連の市場化改革について、中国交響楽団を事例にその歴史的経緯と現況等を整理・分析し、論文「「湯沐海事件」の背景-交響楽団の市場化をめぐって」を発表した。1990年代半ばの競争原理の導入によって運営の効率化・技術の向上をはかったものの、競争原理が人材の引き抜きや団体間の競争激化をもたらし、社会主義下で整備された文化公演団体のヒエラルキーが崩潰したこと等の結論を得た。 研究協力者である千田大介も、文化公演団体の市場化改革について京劇を事例に、論文「京劇の黄昏-梅蘭芳の「消費」をめぐって」(『中国同時代文化研究』2号所収)を発表した。同論文では、1990年代の競争原理の導入以降、入場料金の値上がり等によって伝統劇の文化公演団体が旧来の観客を失う一方、同時代の伝統文化ブーム等の取りこみをはかっていること等、梅派の衰退と程派の隆盛との関連から指摘を行った。 またもう一人の研究協力者の山下一夫は、論文「中国におけるライトノベルの勃興と展開」(『中国同時代文化研究』2号所収)を発表し、中国オリジナルのライトノベル成立の経緯を整理した。従来、台湾香港からの影響が推測されていた中国オリジナルのライトノベルについて、韓国からの影響を具体的に明らかにした。