2024/04/19 更新

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サワダ ケイジ
澤田 敬司
所属
法学学術院 法学部
職名
教授
学位
博士 (PhD) ( マッコーリー大学 )
Doctor of Philosophy ( Macquarie University )
修士(文学) ( 早稲田大学 )

経歴

  • 1995年
    -
    1998年

    日本学術振興会 海外特別研究員

  • 1992年
    -
    1995年

    早稲田大学演劇博物館 助手

学歴

  •  
    -
    2005年

    マッコーリー大学   批評文化研究   文化研究  

  • 1992年04月
    -
    1995年03月

    早稲田大学   文学研究科   演劇学専攻 博士後期課程  

  • 1900年04月
    -
    1992年03月

    早稲田大学   文学研究科   演劇学専攻 修士課程  

  • 1986年04月
    -
    1990年03月

    早稲田大学   第一文学部   英文学  

所属学協会

  •  
     
     

    日本演劇学会

  •  
     
     

    オーストラリア学会

  •  
     
     

    オセアニア英語研究会

研究分野

  • 地域研究 / ヨーロッパ文学

研究キーワード

  • オセアニア(含オセアニア史)、英語・英米文学、美学(含芸術諸学)、演劇、映画、オーストラリア

受賞

  • Australia-Japan Foundation Publication Award

    2016年07月  

  • Tri-Centre Fellowship, Monash University

    2008年07月  

  • 第10回湯浅芳子賞

    2003年03月  

 

論文

  • 難民家族の壮大な叙事詩

    佐和田敬司

    国際演劇年鑑   2021年版  2021年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者, 責任著者

  • アンドリュー・ボヴェルの作品と先住民に関する主題

    佐和田敬司

    オーストラリア演劇叢書   13   176 - 186  2021年03月

    担当区分:筆頭著者

  • ファクトとフィクションを行き来する身体:『ジャック・チャールズvs王冠』

    佐和田敬司

    東京外国語大学海外事情研究所 Quadrante 四分儀 : 地域・文化・位置のための総合雑誌   ( 21 ) 129 - 135  2019年03月  [招待有り]

    担当区分:責任著者

  • ジャック・チャールズが体現するもの

    佐和田敬司

    劇場文化 SPAC静岡県舞台芸術センター     7 - 8  2018年05月  [招待有り]

  • 書評 三神和子編著『オーストラリア・ニュージーランド文学論集』

    佐和田敬司

    オーストラリア研究   31   121 - 123  2018年03月  [招待有り]

  • エレファント・マンとディスアビリティ演劇の傑作

    佐和田敬司

    国際演劇年鑑2018    2018年03月  [招待有り]

  • 『ノームとアーメッド』-読み替えられながら不寛容な社会を映し出す舞台

    佐和田敬司

    人文論集   56   29 - 46  2018年02月

  • オーストラリア先住民演劇が目指すところ

    佐和田敬司

    日本英文学会第89回Proceedings     91 - 92  2017年09月

  • 過去の作品から現代を見つめる上演と、現代だからこそ紡ぎ出せる物語

    佐和田敬司

    国際演劇年鑑2017    2017年03月

  • 移り変わる戦争の表象

    国際演劇年鑑2016    2016年03月

  • 奥地から紡ぎ出される物語

    『虹蛇と眠る女』劇場パンフレット    2016年02月

  • 世界文学としてのピーター・ケアリー

    『人文論集』早稲田大学法学会   53   27 - 43  2015年03月

  • オーストラリア:見えない人々の「いま」を描く

    『国際演劇年鑑2015』国際演劇協会日本センター     110 - 117  2015年03月

  • シドニー&メルボルンへ行く前に観る映画12選

    地球の歩き方    2014年12月

  • 多文化社会オーストラリアの今を映し出す文学作品たち

    佐和田敬司, 池澤夏樹, ケイト・ダリアン=スミス

    図書新聞   第3157号  2014年05月

  • 2013年のオーストラリア演劇:対照的な、スケールの大きい二つの作品

    『国際演劇年鑑2013』国際演劇協会・日本センター    2014年03月

  • 「ソウルガールズ」が映し出すアボリジニの歴史

    『ソウルガールズ』劇場用パンフレット    2014年01月

  • 大人が楽しむ子ども向け演劇 2012年のオーストラリア演劇

    佐和田敬司

    『国際演劇年鑑2012』ユネスコ国際演劇協会・日本センター    2013年03月

  • マラリンガからヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマへ: 豪先住民演劇『Ngapartji Ngapartji(ナパジ・ナパジ)』は日本でどう観られたか

    佐和田敬司

    早稲田大学法学会『人文論集』   51   39 - 56  2013年02月

  • 結城座によるジョン・ロメリル作『ミス・タナカ』上演の意義

    佐和田敬司

    江戸糸あやつり人形 結城座website    2012年08月

  • オーストラリア演劇2010 新しい劇作家の台頭

    『国際演劇年鑑2011』ユネスコ国際演劇協会・日本センター    2012年03月

  • 海辺の愉しみと安全をめぐる文化史: リゾート・日豪交流・ライフセービング

    相澤千春, 東晴美, 佐和田敬司

    早稲田大学オーストラリア研究所編『世界の中のオーストラリア』    2012年03月

  • 先住民のパフォーマンスとグローバルな文化混淆: チューキー・ダンサーズ『Ngurrumilmarrmiriyu(ロング・スキン)』

    佐和田敬司

    早稲田大学オーストラリア研究所編『世界の中のオーストラリア』    2012年03月

  • タスマニアの大自然が語りかけること

    『ハンター』劇場パンフレット    2012年02月

  • メルボルンと犯罪者の伝説

    『アニマル・キングダム』劇場パンフレット    2012年01月

  • 『ミス・タナカ』の作品・翻訳・上演をめぐる諸問題について

    豪日交流基金助成 オーストラリア学会主催 オーストラリア公開講座講演録    2012年01月

  • The presentation of Australian indigenous plays in Japan

    Double Dialogues, Issue Fourteen, Summer 2011    2011年12月

  • 「先住民による現代舞台芸術が持つ意味」

    日本×カナダ共同制作公演『Susuriwka〜willow bridge』プログラム    2011年02月

  • 「先住民演劇の展開:オーストラリア演劇2010」

    『国際演劇年鑑2011』ユネスコ国際演劇協会・日本センター    2011年01月

  • オーストラリア演劇2009 サムナー劇場の誕生から日豪アジア演劇交流まで

    『国際演劇年鑑2010』ユネスコ国際演劇協会・日本センター    2010年03月

  • 現代オーストラリア演劇の魅力:充実したオーストラリア演劇

    テアトロ   820   28 - 29  2009年06月

  • オーストラリア演劇のいま

    オーストラリア大使館ウェブサイト    2009年06月

  • オーストラリア演劇 2008: 家族と愛と孤独のドラマ

    国際演劇年鑑    2009年03月

  • オーストラリア映画最新情報 映画からオーストラリアの今を読み取る

    キネマ旬報     60 - 61  2009年02月

  • 映画『オーストラリア』からみえるオーストラリアの歴史と社会

    バズ・ラーマン監督『オーストラリア』劇場用パンフレット     10 - 17  2009年02月

  • 『どこにいるんだウィッツェンハウセン』と1960年代オーストラリア演劇

    『どこにいるのよサラマンディアゴス』公演プログラム    2009年02月

  • オーストラリア演劇2007 先住民自治への介入、経済至上主義蔓延の時代に

    国際演劇年鑑    2008年03月

  • アボリジニとの演劇交流—ウェズリー・イノック『クッキーズ・テーブル』上演を通して—

    演劇博物館グローバルCOE紀要 演劇映像学2007    2008年03月

  • オーストラリア戯曲は現代日本演劇のレパートリーとなるか

    テアトロ   793  2007年07月

  • アボリジニ演劇は日本でどのように見られたか

    日豪合同セミナー    2007年06月

  • Changing foreign works brings a true exchange

    Herald Tribune / Asahi (2007年6月8日付)    2007年06月

  • ニール・アームフィールド監督とオーストラリア演劇

    『キャンディ』プログラム(ワイズ・ポリシー)    2007年06月

  • アボリジニと演劇交流 『クッキーズ・テーブル』を通して

    日本演劇学会    2007年06月

  • 『アボリジナル・アート&クラフト アーネムランドの女性たち』展

       2007年06月

  • オーストラリア演劇叢書9巻 リターン/ダーウィンへの最後のタクシー

    オセアニア出版社    2007年04月

  • レグ・クリッブ『リターン』(流山児祥演出)

    流山児★事務所    2007年03月

  • ドラマチック・オーストラリアの成果

    悲劇喜劇   2007年3月号  2007年03月

  • ジョアンナ・マレースミスの作品

    演劇集団円『ラプチュア』公演パンフレット    2007年03月

  • オーストラリア演劇2006:「カーディガン・ドラマを超えて」

    国際演劇年鑑2006年版/国際演劇協会(ユネスコ)    2007年03月

  • 演劇学のキーワーズ (藤井慎太郎、冬木ひろみ、丸本隆、八木斉子との共編)

    ぺりかん社    2007年03月

  • 海外戯曲アンソロジーⅠ

    れんが書房新社    2007年03月

  • オーストラリア演劇叢書10巻 アボリジニ戯曲選Ⅲ ドリーマーズ/ノー・シュガー

    オセアニア出版社    2006年12月

  • Hybridity and interculturalism in Australia-Japan theatrical exchanges

    Japan Relates: Australia, Asia, The World. (Monash University)    2006年12月

  • ウェスリー・イノック『クッキーズ・テーブル』(須藤鈴と共訳、ウェスリー・イノック演出)

    ドラマチック・オーストラリア(楽天団)    2006年11月

  • 文化を越える演劇:初演のコンテクストと翻訳上演のコンテクスト

    早稲田大学21世紀COE演劇研究センター&日豪交流年ドラマチック・オーストラリア共催    2006年11月

  • 日豪交流年2006「オーストラリア映画祭」カタログ

    東京国立近代美術館フィルムセンター    2006年10月

  • マット・キャメロン『ルビー・ムーン』(内田潤一郎演出)

    ドラマチック・オーストラリア(J-STAGE)    2006年09月

  • L・ナウラ『COSI』(鈴木大介演出)

    ドラマチック・オーストラリア(迷宮)    2006年09月

  • J・マレースミス『ラブ・チャイルド』(加藤翠演出)

    ドラマチック・オーストラリア(千賀ゆう子企画)    2006年09月

  • オーストラリア演劇叢書8巻 ラブ・チャイルド/アウェイ

    オセアニア出版社    2006年09月

  • オーストラリア演劇叢書9巻 コシ/ゴールデン・エイジ

    オセアニア出版社    2006年09月

  • ナショナルな歴史と記憶をめぐって

    シアターアーツ(晩成書房)   2006秋号  2006年09月

  • 日豪交流年Dramatic Australiaの役割

    日豪合同セミナー    2006年06月

  • フランス語で書かれた「オーストラリア文学」:ポール・ウェンツの人と作品

    オセアニア研究   17  2006年06月

  • 地域の多文化が世界の芸術と出会う:アデレード・フェスティバルの創造性

    遠近(国際交流基金)   11  2006年06月

  • オーストラリアと舞台芸術

    日本照明家協会雑誌   431  2006年05月

  • 知っておきたい世界のルール:オーストラリア

    月刊日本語(アルク)   2006年6月号  2006年05月

  • 「本の声、土の香り」展について:ポール・ウェンツとユーラバ製紙社のこと

    東京製本倶楽部・会報   42  2006年04月

  • 演劇・映画の視点から(Australian Culture: Surviving the 21st Century)

    オーストラリア研究(オーストラリア学会)   18  2006年03月

  • 岡室美奈子編『知の劇場 演劇の知』

    演劇映像   47  2006年03月

  • オーストラリア演劇—2005 テキストベースからパフォーマンスベースへ

    国際演劇年鑑2005年版/国際演劇協会(ユネスコ)    2006年03月

  • レグ・クリッブ『ダーウィンへの最後のタクシー』(和田喜夫演出)

    楽天団公演    2006年02月

  • オーストラリアに見る多文化主義の光と影

    新鐘   72  2005年10月

  • Performing arts provide needed study in culture

    Herald Tribune / Asahi   2005年10月15日刊  2005年10月

  • Postal privatization could learn from the cultural lessons of Australia Post

    Herald Tribune / Asahi   2005年9月7日刊  2005年09月

  • ジャック・デーヴィス『ドリーマーズ』(和田喜夫演出)

    楽天団    2005年09月

  • オーストラリア博物館めぐり

    日豪合同セミナー    2005年06月

  • Australian Culture: Surviving the 21st Century

    佐和田敬司, ロジャー・パルバース, リース・モートン, 加藤めぐみ

    オーストラリア学会(於:同志社大学。他パネル:ロジャー・パルバース、リース・モートン、加藤めぐみ)    2005年06月

  • オーストラリアの芸術文化:「何を」だけでなく「誰が」表現するか

    毎日新聞   2005年5月22日朝刊  2005年05月

  • 劇作家ダニエル・キーンとオーストラリア演劇

    日本演出家協会・国際交流セミナー(オーストラリア演劇特集)    2005年03月

  • 演劇に描かれる有名・無名の偉人たち:オーストラリア演劇2004

    国際演劇年鑑2004年版/国際演劇協会(ユネスコ)    2005年03月

  • ルイス・ナウラ『レイディアンス』(佐和田敬司訳・和田喜夫演出)

    楽天団    2005年01月

  • 『レイディアンス』に寄せて

    楽天団『レイディアンス』公演プログラム    2005年01月

  • From THE FLOATING WORLD to THE 7 STAGES OF GRIEVING: the presentation of contemporary Australian plays in Japan

    Macquarie University PhD Thesis    2004年12月

  • アボリジニの悲劇を描く:ジェーン・ハリソン『ストールン』

    悲劇喜劇/早川書房   646  2004年07月

  • アボリジニの表象と演劇:ハイブリディティの挑戦

    オセアニア研究   15  2004年07月

  • 日豪芸術交流の可能性と意義

    第25回日豪合同セミナー    2004年06月

  • オーストラリアの演劇とマレー=スミスの作品

    ひょうご舞台芸術第29回公演パンフレット    2004年05月

  • 難民収容所の現実、奥地の現実:オーストラリア演劇2003

    国際演劇年鑑/国際演劇協会(ユネスコ)    2004年03月

  • グローバル化とオーストラリア映画

    第14回にいがた国際映画祭プログラム    2004年02月

  • アデレード芸術祭に寄せて:先住民族、出会いと共演、伝統と現代の融合進む

    北海道新聞   2004年2月16日夕刊  2004年02月

  • アボリジニ戯曲の日本上演

    演劇研究センター紀要(早稲田大学21世紀COEプログラム)   Ⅱ  2004年01月

  • ワールドシネマのサポーターたち

    BRUTUS/マガジンハウス   No. 538  2003年12月

  • ピーター・ケアリー著『ケリー・ギャングの真実の歴史』

    北海道新聞   2003年12月14日朝刊  2003年12月

  • オーストラリア芸術祭2003「アップ・ザ・ラダー」公演リポート

    日豪プレス   1月号  2003年12月

  • オーストラリア映画事情UPDATE (The Australian Film Industry - An Update)

    オーストラリア大使館 広報・文化部    2003年11月

  • 『アボリジニ戯曲選Ⅱ』(オーストラリア演劇叢書第7巻)

    オセアニア出版社    2003年11月

  • Ancient Future オーストラリア芸術祭2003「Up the Ladder」(和田喜夫演出)

    オーストラリア政府公式プログラム・Ancient Future オーストラリア芸術祭2003+楽天団    2003年11月

  • オーストラリア映画の小径

    第9回しんゆり映画祭プログラム    2003年10月

  • オーストラリア戯曲の翻訳

    悲劇喜劇/早川書房   9月号  2003年09月

  • アボリジニとオーストラリア映画

    日豪プレス   9月号  2003年09月

  • アボリジニ現代美術展:精霊たちのふるさと

    現代企画室    2003年07月

  • Report on Research and Teaching Activities

    Crossings/International Australian Studies Association   vol 8.1  2003年04月

  • 「サイレント・パートナー」について

    楽天団「サイレント・パートナー」公演プログラム    2003年03月

  • アデレードと東京、ふたつの芸術祭で出会ったアボリジニと日本人:オーストラリア演劇2002

    国際演劇年鑑2003年版/国際演劇協会(ユネスコ)    2003年03月

  • D・キーン、M・ガウ『サイレント・パートナー/フューリアス』(オーストラリア演劇叢書6巻)

    オセアニア出版社    2003年03月

  • 現代の翻訳劇

    21世紀COE演劇研究センター紀要   Ⅰ  2003年03月

  • ナショナリズム・翻訳・カルチュラルクリンジ:日本における演劇の近代とポストコロニアル・オーストラリア

    オセアニア研究   15  2003年03月

  • アボリジニの言語と演劇

    國文学:解釈と教材の研究(ことばの新局面:変移するフェイズ)/學燈社   48;4  2003年03月

  • ダニエル・キーン「サイレント・パートナー」(和田喜夫演出)

    楽天団    2003年03月

  • 第10回湯浅芳子賞受賞(「ストールン」「嘆きの七段階」「オナー」の翻訳成果に対して)

       2003年03月

  • 日本におけるアボリジニ研究、アボリジニ芸術研究の問題点:演劇学の視点から

    人文論集   41  2003年02月

  • 「ストールン」〜作品の背景と意味するもの

    東京国際芸術祭+劇団プレイボックス「ストールン」公演プログラム    2002年12月

  • 『オナー』が描き出すもの

    文学座通信/劇団文学座   vol.520  2002年12月

  • 東京国際芸術祭「ストールン」(ウェズリー・イノック演出)

    東京国際芸術祭+劇団プレイボックス(メルボルン)    2002年12月

  • ジョアンナ・マレースミス「オナー」(西川信廣演出)

    文学座    2002年12月

  • 東京国際芸術祭「ストールン」「嘆きの七段階」(和田喜夫演出)

    東京国際芸術祭+楽天団    2002年11月

  • マーレル・デイ著『神の子羊』

    北海道新聞   2002年10月20日朝刊  2002年10月

  • 映画とオーストラリア社会

    関西日豪協会    2002年10月

  • 日本の大学で教えるオーストラリアンスタディーズ:早稲田大学オーストラリア研究テーマカレッジの試み

    オセアニア研究/オセアニア英語研究会   14  2002年08月

  • 「ストールン」とアボリジニ演劇

    日豪合同セミナー/オーストラリア大使館後援    2002年06月

  • 日本に始めて紹介されたアボリジニ演劇:オーストラリア演劇2001

    国際演劇年鑑2002年版/国際演劇協会(ユネスコ)    2002年03月

  • ジョアンナ・マレースミスとオーストラリア演劇

    演劇集団円「オナー」公演プログラム    2002年02月

  • ジョアンナ・マレースミス「オナー」(村田大演出・佐和田敬司訳)

    演劇集団円    2002年02月

  • 演劇が映し出す現代の先住民

    国立民族学博物館    2001年12月

  • W・イノック&D・メイルマン「嘆きの七段階」(和田喜夫・演出 佐和田敬司・訳)

    和田喜夫プロデュース/オーストラリア大使館後援    2001年11月

  • ジェーン・ハリソン「ストールン」(和田喜夫・演出 佐和田敬司・訳)

    和田喜夫プロデュース/オーストラリア大使館後援    2001年11月

  • アボリジニ:歴史と演劇

    日本演出者協会国際交流セミナー    2001年11月

  • 新オーストラリア・ニュージーランド英語中辞典

    オセアニア出版社    2001年11月

  • J・ハリソン他『アボリジニ戯曲選』(オーストラリア演劇叢書第5巻)

    オセアニア出版社    2001年10月

  • 劇場からみたオーストラリア

    広島日豪協会    2001年07月

  • 1.パフォーミングアーツに見るオーストラリアのナショナリズム:「オーストラリア人とは?」の問いかけ2.シドニーオリンピック開会式・閉会式徹底解説(全2回)

    日豪合同セミナー/オーストラリア大使館後援    2001年06月

  • テレーズ・ラディック: オーストラリアから見た天皇制

    シアターアーツ/晩成書房   13  2001年04月

  • シドニーオリンピックを彩った舞台芸術:オーストラリア演劇2000

    国際演劇年鑑2001年版/国際演劇協会(ユネスコ)    2001年03月

  • オーストラリアのナショナリズムと60年代末小劇場運動:ラッセル・ウォード、リチャード・ホワイト、グレアム・ターナーの研究史を手がかりに

    オセアニア研究/オセアニア英語研究会   13  2001年03月

  • 『素晴らしきメルボルン』序論

    人文論集/早稲田大学法学会    2001年03月

  • 今日のオーストラリアの映画と舞台(メルボルン大学ピーター・エッカサール博士と共同講演)

    オーストラリア大使館    2000年12月

  • ジョアンナ・マレースミス『オナー』(オーストラリア演劇叢書第4巻)

    オセアニア出版社    2000年12月

  • 1.演劇・映画に息づくオーストラリアの文化的伝統2.オーストラリア映画と舞台芸術の現在(全2回)

    浦和市市民講座/浦和市教育委員会    2000年11月

  • 1.オーストラリア映画の中に見る歴史的瞬間2.映画を通してみるオーストラリアの社会背景(全2回)

    日豪合同セミナー/オーストラリア大使館後援    2000年06月

  • ベル、パルバース、そして現代オーストラリア演劇

    サウスオーストラリア州立劇団日本公演『死の舞踏』プログラム    2000年03月

  • 1999年のオーストラリア演劇

    国際演劇年鑑・2000年度版/国際演劇協会(ユネスコ)    2000年03月

  • ジャック・ヒバード『ディンブーラ』とナショナリズム

    オセアニア研究/オセアニア英語研究会   12  2000年03月

  • オセアニアを知る事典

    平凡社    2000年03月

  • キャサリン・トムソン『真珠を拾うもの』(オーストラリア演劇叢書第3巻)

    オセアニア出版社    2000年02月

  • 私の学生時代

    ともしび/青山学院大学    1999年12月

  • ジョアンナ・マレースミス『HONOUR』(和田喜夫・演出 佐和田敬司・訳)

    シアターX    1999年10月

  • オーストラリア演劇・映画の動向

    日本演出者協会    1999年10月

  • 旅する映画:異文化に触れて映し出される「自分」探し

    旅行人   98  1999年09月

  • オーストラリア映画の歴史と今

    日豪合同セミナー/オーストラリア大使館後援    1999年06月

  • メル・ギブソン伝:オーストラリアの生んだ世界的映画スター

    オセアニア出版社    1999年03月

  • キャサリン・トムソン『真珠を拾うもの』日本上演について

    オセアニア研究/オセアニア英語研究会   11  1999年03月

  • K・トムソン『真珠を拾うもの』(平田オリザ・演出 佐和田敬司・訳)

    日本劇作家大会99    1999年01月

  • ワールド・シネマ

    フィルムアート社    1999年01月

  • オーストラリアのパフォーミングアーツ:映画を中心に

    JANTA NEWS/日豪ニュージーランド教師連盟    1998年10月

  • オーストラリア映画史:映し出された社会・文化・文学

    オセアニア出版社   p.570  1998年08月

  • 1998年のオーストラリア演劇

    国際演劇年鑑1999/国際演劇協会(ユネスコ)    1998年07月

  • オーストラリアのパフォーミングアーツ

    日豪ニュージーランド教師連盟    1998年07月

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書籍等出版物

  • 聖なる日 闇の河 その雨が降りやむとき

    佐和田敬司( 担当: 単訳)

    オセアニア出版社  2021年03月

  • オーストラリア多文化社会論 移民・難民・先住民族との共生をめざして

    ( 担当: 分担執筆,  担当範囲: オーストラリア映画・演劇と日本)

    法律文化社  2020年02月

  • 紛争地域から生まれた演劇

    国際演劇協会日本センター, 林, 英樹(演出家), 曽田, 修司( 担当: 分担執筆)

    ひつじ書房  2019年08月 ISBN: 9784894769489

  • サスティナビリティ・サイエンスとオーストラリア研究:地域性を超えた持続可能な地球社会への展望

    宮崎里司, 樋口くみ子( 担当: 共著)

    オセアニア出版社  2018年04月 ISBN: 9784872031157

  • オーストラリア先住民とパフォーマンス

    佐和田敬司( 担当: 単著)

    東京大学出版会  2017年07月 ISBN: 9784130860536

     概要を見る

    「アボリジニに演技は出来ない」――長らくこう語られてきたが、社会的・文化的抑圧を生き抜いた人びとが、自らのパフォーマンスを通じて表現するものは何なのか。「観る・観られる」視点を越えて、先住民、非先住民、世界の観客を見据えた新たな創造を克明に描き出す。

  • キーワードで読む オペラ/音楽劇 研究ハンドブック

    ( 担当: 共編者(共編著者))

    アルテス・パブリッシング  2017年04月

  • オーストラリア先住民と日本: 先住民学・交流・表象

    御茶の水書房  2014年09月

  • 映画で知るオーストラリア

    早稲田大学オーストラリア研究所

    オセアニア出版社  2014年09月

  • ブレス 呼吸

    ティム・ウィントン

    現代企画室  2013年12月

  • 岩波 世界人名大辞典

    岩波書店  2013年12月

  • 大学文化資源の情報発信 演博改革の10年 鳥越館長の時代

    ( 担当: 分担執筆)

    八木書店  2013年03月

  • オーストラリア演劇叢書12巻 ミス・タナカ/心中—ラブ・スーサイズ

    オセアニア出版社  2012年09月

  • ITI 紛争地域から生まれた演劇 その3 「動乱と演劇」ドラマ・リーディング上演台本

    国際演劇協会(ITI/UNESCO)日本センター  2012年03月

  • オーストラリア・ニュージーランド英語文化大辞典 Encyclopedic Dictionary of Australian & New Zealand English and Culture

    オセアニア出版社  2011年12月

  • Outside Asia: Japanese and Australian Identities & Encounters in Flux

    Japanese Studies Centre, Monash University  2011年12月

  • オーストラリア・ニュージーランド英語文化大辞典 Encyclopedic Dictionary of Australian & New Zealand English and Culture

    オセアニア出版社  2011年12月

  • Outside Asia: Japanese and Australian Identities & Encounters in Flux

    Japanese Studies Centre, Monash University  2011年12月

  • オセアニアを知る事典

    平凡社  2010年05月

  • オーストラリア研究 多文化社会日本への提言

    早稲田大学オーストラリア研究所編

    オセアニア出版社  2009年08月

  • 海外戯曲アンソロジー 3

    日本演出家協会

    れんが書房新社  2009年03月

  • ポストコロニアル事典

    南雲堂  2008年08月

  • 演劇学のキーワーズ

    佐和田 敬司, 冬木 ひろみ, 丸本 隆, 藤井 慎太郎, 八木斉子

    ぺりかん社  2007年04月 ISBN: 9784831511713

  • 現代演劇と文化の混淆:オーストラリア先住民演劇と日本の翻訳劇との出会い

    早稲田大学出版部  2006年03月

  • 俳優ガルピリルとアボリジニの表象

    佐和田敬司

    早稲田大学オーストラリア研究所編『オーストラリアのマイノリティ研究』  2005年03月

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Works(作品等)

  • 面と向かって

    佐和田敬司, 俳優座  芸術活動 

    2021年11月
     
     

  • 皆々様へ

    佐和田敬司, 東北えびす 

    2021年06月
     
     

  • 聖なる日

    佐和田敬司, 劇団俳小  芸術活動 

    2021年03月
     
     

  • ジャスパー・ジョーンズ

    佐和田敬司, 名取事務所  芸術活動 

    2019年07月
     
     

  • 女と男とシェイクスピア

    佐和田敬司, 俳優座  芸術活動 

    2018年12月
     
     

  • 『年に一度のあの日』

    芸術活動 

    2016年11月
    -
     

  • ダニエル・キーン『はさみ、紙、石(じゃんけんぽん)』(SENDAI座)

    芸術活動 

    2014年12月
    -
     

  • 『ドリーマーズ 〜夢を追いつづける人々〜』和田喜夫演出(桐朋学園芸術短期大学 専攻科演劇専攻試演会)

    芸術活動 

    2014年11月
    -
     

  • レク・マッケイヴィッツ作演出『エブリマンとポールダンサーたち』(新宿梁山泊+メルボルンAUTO DA FE)

    芸術活動 

    2014年11月
    -
     

  • マイケル・ガウ『フューリアス〜猛り狂う風』菅田華絵演出(俳優座)

    芸術活動 

    2014年07月
    -
     

  • アンドリュー・ボヴェル『聖なる日』(日本演出者協会・国際交流セミナー)

    芸術活動 

    2014年07月
    -
     

  • ウェズリー・イノック『BLACK MEDEA:黒い王女メディア』(劇団アンゲルス)

    芸術活動 

    2014年02月
    -
     

  • トニー・ブリッグズ『ザ・サファイアーズ』和田喜夫演出 (早稲田大学大隈講堂)

    芸術活動 

    2013年12月
    -
     

  • ダニエル・キーン『ハサミ・紙・石(じゃんけんぽん)』俳優座

    芸術活動 

    2013年02月
    -
     

  • ジョン・ロメリル『ミス・タナカ』 江戸糸あやつり人形・結城座 天野天街演出 (東京芸術劇場)

    芸術活動 

    2012年09月
    -
     

  • ダニエル・キーン『皆々様へ』 杜の都の演劇祭(仙台)再演

    芸術活動 

    2012年03月
    -
     

  • ジェイミソン+ランキン『ナパジ・ナパジ』 文化庁+ユネスコ国際演劇協会・日本センター

    芸術活動 

    2011年12月
    -
     

  • ジョン・ロメリル『ミス・タナカ』 オーストラリア学会+早稲田大学演劇博物館グローバルCOE

    芸術活動 

    2011年06月
    -
     

  • レイモンド・コルテーズ『ホリデイ』 座高円寺+アジア劇作家会議09

    芸術活動 

    2009年12月
    -
     

  • 『クッキーズ・テーブル』コズミックシアター

    芸術活動 

    2009年10月
    -
     

  • 『どこにいるのよサラマンディアゴス』 麻布演劇市

    芸術活動 

    2009年02月
    -
     

  • 『皆々さまへ』 杜の都の演劇祭

    芸術活動 

    2009年01月
    -
     

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講演・口頭発表等

  • 『聖なる日』について

    佐和田敬司, みなもとごろう, 眞鍋卓嗣  [招待有り]

    俳小公演『聖なる日』  

    発表年月: 2021年03月

  • ファクトとフィクションを行き来する身体

    佐和田敬司

    ポストファクト時代におけるGlobalizing reconciliationのゆくえ   オーストラリア学会  

    発表年月: 2018年06月

  • 興行師W・S・リスターによって植民地オーストラリアで上演されたマイアーベーアのオペラ

    佐和田敬司

    オペラ学研究会  

    発表年月: 2018年05月

  • オーストラリア演劇『エレファントマンの現実および想像上の伝記』の意味するもの

    佐和田敬司

    シンポジウム「ハンディキャップと演劇」   早稲田大学「演劇・舞台芸術」副専攻  

    発表年月: 2017年12月

  • オーストラリア先住民演劇の目指すところ

     [招待有り]

    日本英文学会 第88回大会  

    発表年月: 2017年05月

  • 演劇で考える差別問題

     [招待有り]

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2016年06月

  • A special seminar titled ‘Others’ Perspectives of Wars: Perceptions of Japanese Translations of Australian Plays’

     [招待有り]

    FLINDERS UNIVERSITY SPECIAL SEMINAR  

    発表年月: 2016年03月

  • “Memories of Australian & Japanese Wars Represented in Theatre”

     [招待有り]

    WOUNDS, SCARS, AND HEALING CIVIL SOCIETY AND POSTWAR PACIFIC BASIN RECONCILIATION   University of Sydney  

    発表年月: 2015年10月

  • 舞台から見るアンザック神話

     [招待有り]

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2015年06月

  • 「1914−2014と演劇〜ポストコロニアルの視点から〜」(ニル・パルディ×佐和田敬司×吉川恵美子)

    国際演劇協会「「私たちは戦争、暴力、支配を超えられるか?:1914-2014: 第一次世界大戦から100年」  

    発表年月: 2014年12月

  • 舞台を通して見つめる日豪の戦争〜『フローティング・ワールド』再考

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2014年06月

  • 「世界文学地図とオーストラリア」(池澤夏樹×ケイト・ダリアン=スミス)

    オーストラリア文学とワインの会  

    発表年月: 2014年01月

  • 「『ナパジ・ナパジ』と現代オーストラリア演劇—核・民族・ストーリーテリング

    世田谷パブリックシアターX国際演劇協会  

    発表年月: 2013年11月

  • オーストラリアのミュージカルへの招待

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2013年06月

  • オーストラリア演劇〜先住民文化と現代演劇の出会い

    『世界の同時代演劇を知る!』世田谷パブリックシアターX国際演劇協会  

    発表年月: 2013年03月

  • Ngapartji Ngapartji: An Australian Indigenous Plays Evoking Memories of Maralinga, Hiroshima, Nagasaki, and Fukushima

    The University of Sydney, International Symposium "Looking back on the Asia-Pacific War: Art, Cinema and Media"  

    発表年月: 2012年11月

  • 『Ngapartji Ngapartji』〜マラリンガと、フクシマ・ナガサキ・ヒロシマを結ぶアボリジニ演劇

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2012年06月

  • ナパジ・ナパジと現代オーストラリア演劇

    国際演劇協会・日本センター(ユネスコ)  

    発表年月: 2012年03月

  • 先住民の芸能の継承と創造(石井達朗、中村雅之との鼎談).

    早稲田大学演劇博物館GCOE+横浜能楽堂  

    発表年月: 2012年02月

  • 演じることと先住民

    日本カナダ学会  

    発表年月: 2011年09月

  • 演劇を通してみる日豪の出会い:ジョン・ロメリル『ミス・タナカ』をめぐって

    オーストラリア学会+早稲田大学演劇博物館グローバルCOE  

    発表年月: 2011年06月

  • オーストラリアの演劇と日本

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2011年06月

  • 基調講演「バズ・ラーマン監督『オーストラリア』を楽しむために

    追手門学院大学国際交流年  

    発表年月: 2010年10月

  • 演劇の翻訳をめぐって 〜これまでの争点といまの課題

    国際日本文化研究センター「日本における翻訳の文化史」  

    発表年月: 2010年08月

  • 先住民アボリジニの現代パフォーマンス

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2010年06月

  • Keynote speech: The presentation of indigenous plays in Australia

    Australasian Drama Studies Association  

    発表年月: 2009年07月

  • 映画『オーストラリア』を読み解く

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2009年06月

  • Translating Australian indigenous theatre into the Japanese language and into a Japanese performance context (1)(2)

    Japanese Studies Centre, Monash University  

    発表年月: 2008年08月

  • オーストラリア映画への誘い

    日豪合同セミナー  

    発表年月: 2008年06月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • オーストラリア現代演劇とストーリーテリング

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2025年03月
     

    澤田 敬司

     概要を見る

    本研究は、「ストーリーテリングを表現手法 として用いる作品の歴史的・網羅的調査と比較研究」「その役割と効果の検証」「物語を共 有してきたコミュニティから離れた上演の分析」という3つの目的を追求する。また、オー ストラリアの現代演劇を語り物の芸能の研究の蓄積のある日本の手法を視野におさめながら 分析する点、どのような「記憶」「証言」がストーリーテリングの手法を用いた演劇の中で 表現されるかを検証する点、さらにそれらがコミュニティの外や異なる文脈・文化圏でどの 様に観客に受け止められるかという点を、演劇的実践を並行させながら探求する

  • 19世紀パリのグランド・オペラ―ジャンルの生成からトランスナショナルな展開へ

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

     概要を見る

    今日の世界の歌劇場の「定番オペラ」の多くは、19世紀のイタリアとドイツの作品で占められている。しかしそれらが「19世紀の首都」パリのトランスナショナルな文化的環境のもとで花開いたグランド・オペラと相互に深く影響しあいながら発展を遂げていった事実は看過されがちである。本研究はそうした問題意識を出発点に、このフランス・オペラの重要なジャンルの本質解明を目指す。具体的にはまずグランド・オペラの定義を明確にした上で、同時代の諸芸術との関連、オペラ作曲家の双璧とされるヴェルディ、ヴァーグナーを擁したイタリアやドイツ、さらにその他地域との影響関係に立ち入り、このジャンルのオペラ史における意義を問い直す

  • 現代オーストラリア演劇の中のグローバリズムと多文化主義

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2019年03月
     

    澤田 敬司

     概要を見る

    現代オーストラリア演劇の最新の展開を、①アジアでの翻訳・国際共同制作についての上演・受容、②メインストリーム文化へのエスニック・マイノリティの介入、③多文化社会の描写とグローバルな読み替え、④多文化を主題とする演劇の展開、⑤サスティナビリティ、ディスアビリティ、グローバリズムなど、オーストラリア主流社会における主要テーマ、という切り口から分析・検証を行った。その研究成果を、本研究者は日本や海外で出版された単著や共著、国際学会での招待講演などで積極的に公表した。グローバリズムと多文化主義に関する主題に取り組むオーストラリア劇が制作され続けており、またディスアビリティ演劇もオーストラリア演劇の注目すべき要素の一つとなっている状況が、本研究を通して明らかになった。さらに、オーストラリア演劇のアジアでの上演と国際共同制作では、日本の演劇人とのコラボレーションや現地の観客の視点は、新しい視点を作品に加えていた。本研究を通して得られたいくつかの成果は、今後、研究者がドラマトゥルクとして参画する日本における新たな演劇作品制作にも活かされることになる。これらを通して、日本の観客や演劇人に、オーストラリア演劇の先端的な取り組みを供することができる

  • 演劇・映画を通して表出されるアボリジニのアイデンティティ

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2014年03月
     

    澤田 敬司

     概要を見る

    本研究の目的は、アボリジニ演劇・映画の中に映し出されるアイデンティティを明らかにすることであった。劇評などの資料の分析に加えて、いくつかのアボリジニ戯曲を日本語に翻訳して、日本で上演し、日本の演劇人や観客や、関連するシンポジウムに参加した先住民アーティストたちの反応を取材しながら、その作品が何を表現しようとしたのかを明らかにした。またアボリジニ映画史を整理し、アボリジニの映画監督が取り組んできた主題を明らかにした。これらの成果を、著書、論文、講演、シンポジウム、商業的な雑誌などで発表した

  • 日豪現代演劇比較研究 両国の小劇場運動とナショナリズム

     概要を見る

    日豪の演劇比較に関し、日豪演劇の違い、特に「ナショナル」なイメージが演劇にどのような形で反映されるか、を具体的に検証するため、日豪の演劇実践者に協力を仰ぎ、実験的なパフオーマンスを行った。それがオーストラリア先住民戯曲を研究代表者が日本語訳、そして日本の演出家、および俳優がリーディング上演を行うという試みだった。そこで得られた全く新しい知見は、一部国立民族学博物館の研究部会で報告したほか、日本人演出家和田喜夫、来日し当該パフォーマンスにも参加してくれたオーストラリア先住民の劇作家・演出家ウェスリー・イノックに対して行ったインタビューを材料に近く論文にまとめ、日豪いずれかの学会誌に投稿する予定でいる。資料収集・整理については、オーストラリアへの資料収集の時期は予定より遅れたが、収集された文献資料をデータベース化するためのフォーマット作りを、まず完成させた。その他、日豪比較演劇関連の研究成果としては、日本の天皇の戦争責任をあつかったオーストラリア劇作家テレーズ・ラディックをインタビューし、オーストラリアの日本観、天皇観、戦争観、国家観、現代史観などを掘り起こすと共に、日本演劇との交流の可能性についての指摘を行った論文『テレーズ・ラディック:オーストラリアから見た天皇制』が発表された。また、現代を代表するオーストラリア女性作家ジョアンナ・マレースミスの代表作『オナー』の日本語版の舞台を、日本の演劇実践者(演劇集団円)と議論しながら製作した。このテクストを用いての議論の過程で日豪演劇の相違が浮き彫りになり、その成果は実際の舞台となって表れている。また、このパフォーマンスについても、日本人の観客のリアクションも含めて、オーストラリアの演劇研究学術誌に報告の論文を投稿する計画がある

Misc

  • 歴史に向き合う勇気

    佐和田敬司

    劇団俳小『聖なる日』公演パンフレット    2021年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

 

現在担当している科目

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社会貢献活動

  • Aubrey Mellor: We could be trusted with new work

    Theatre Heritage Australia 

    2021年09月
    -
     

     概要を見る

    オーストラリアを代表する演出家Aubrey Mellorの豪演劇史への貢献に関して、日本現代演劇との関係についての資料・情報を提供した。

  • The Stage Show

    ABC Radio, Australia 

    2020年06月
    -
     

     概要を見る

    オーストラリア先住民演劇の日本への紹介について、実践者として語った。日本で協働した先住民演出家、Wesley EnochとRachel Mazaもゲスト参加した。

  • 映画『ブレス あの波の向こうへ』特別試写会トークショー

    アンプラグド 

    2019年07月
    -
     

     概要を見る

    翻訳したオーストラリアの小説『ブレス』(ティム・ウィントン)の映画化作品の、日本公開にむけて行われたイベント。映画と原作の魅力や、オーストラリアのサーフィン文化など文化的背景について語った。

  • 美の巨人たち(テレビ東京)

    美の巨人たち(テレビ東京) 

    2005年12月
    -
     

     概要を見る

    豪の現代美術家シドニー・ノーランの絵画についての番組で、取材協力。

  • トリビアの泉(フジTV)

    トリビアの泉(フジTV) 

    2005年08月
    -
     

     概要を見る

    オーストラリアの文化についてのコメント

他学部・他研究科等兼任情報

  • 文学学術院   文化構想学部

  • 文学学術院   大学院文学研究科

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 国際学術院   国際コミュニケーション研究科

特定課題制度(学内資金)

  • オーストラリア現代演劇とストーリーテリング

    2020年  

     概要を見る

     2020年度はコロナ禍にあって、当初の研究計画から大幅な変更が余儀なくされた。最も影響を受けたのが、マユ・カナモリ作の戯曲『ヤスキチ・ムラカミ』のリーディング上演とシンポジウムについての計画だったが、オンラインを用いて、この作品の研究の端緒となるイベントを実施できた。また劇団俳小によるアンドリュー・ボヴェル作『聖なる日』上演はコロナ禍にあっても実現し、それに合わせた論考を発表し同時に批評や観客の反応についての資料収集が出来た。

  • 現代オーストラリア演劇の中の先住民と多文化主義

    2019年  

     概要を見る

     多文化社会における現代オーストラリアの表現について分析を行った。その際、三つの柱を設定した。1つめは、「日本」が、オーストラリアの表象メディアにどのように表象されたのかという問題。2つめは、「日本」とどのような協働によって作品が作り出されてきたのか、その歴史的な展開。そして3つめに、オーストラリの内なる日本、つまり「日系」の表象や表現者の活動と影響について考察を広げた。 もう一つの成果は、オーストラリア学会パネルディスカッション「多文化社会とアート オーストラリアにおける文化創造の最前線」にコメンテーターとして加わり、研究者/実践者の報告を受けながら、本研究で得た知見を共有することが出来た。

  • オーストラリア先住民演劇の現代的表現の展開とグローバルな広がり

    2019年  

     概要を見る

     演劇におけるオーストラリア先住民に関する表現について、本研究では2つの柱で研究成果を公表することが出来た。一つ目は、オーストラリア先住民演劇『ナパジ・ナパジ』について。二つ目は、クレイグ・シルビー原作、ケイト・マルヴァニー翻案『ジャスパー・ジョーンズ』の日本公演についてである。 前者では、作品の日本上演が持つ新しい論点の提供について検証し、核の問題が、作品を通して日本や南半球の個別の出来事として収束せずにリンクしていった過程を明らかにした。 後者では、翻訳劇というスタイルの中で、日本人俳優がオーストラリア先住民の役を演じることは果たして可能なのかを考察した。

  • オーストラリア先住民アボリジニの自己表象としての演劇・映画

    2009年  

     概要を見る

     オーストラリア先住民の芸術的表象について、今年度も昨年度に引き続き、予備的研究を継続した。特に2010年3月に行ったオーストラリア・アデレード国際芸術祭において、アーネムランドのコミュニティから、携帯電話の流通やYou Tubeのインパクトを反映したダンスグループ、チューキー・ダンサーズによる公演を取材することが出来た。 その現代性と、伝統との融合、そして先住民文化とサブカルチャーがどのようなバランスで出会っているかなど、とても興味深い減少が展開している。チューキー・ダンサーズに関しては、2009年に公開された、オーストラリア先住民の現代文化全体を祝福するアボリジニミュージカル『ブラン・ニュー・デイ』(レイチェル・パーキンズ監督)でも出演を果たしており、とても興味深い事例となっている。早速収集した情報をもとにして、舞台、映画作品における彼らの活動についての分析を開始している。 これらの成果は、2010年度のグローバルCOE紀要などで公表する予定である。 また、ジミー・チャイによる原典『ブラン・ニュー・デイ』の翻訳プロジェクトも進めており、初演当時の上演情報や、再演について、また先に述べた昨年の映像化においてどのような問題点や議論が生じたかについても、翻訳の公表と同時に何らかの形で発表する予定である。あわせて、日本での上演の機会を模索していくことは言うまでもない。

  • オーストラリア先住民アボリジニの自己表象としての演劇・映画

    2008年  

     概要を見る

      2008年8月から9月にかけて、モナッシュ大学よりフェローシップを得て、同大学National Centre for Australian Studiesに研究員として滞在した。同大学において、全二回にわたってTranslating Australian indigenous theatre into the Japanese language and into a Japanese performance context (Presented at Japanese Studies Centre, Monash University, September, 2008)と題する口頭発表を行った。また研究員としての研究活動の中でいくつかの先住民戯曲に関する資料を収集し、また、カンパニーBによる先住民演劇『イビヤン』の上演(ウェズリー・イノック演出)に関してフィールド・ワークを実施した。また、先住民劇作家ジェーン・ハリソンとのインタビューを実施した。このインタビュー内容については、今後論文化していく予定である。 さらに、先住民劇作家・演出家ウェズリー・イノック作の『ブラック・メディア』の訳出作業を行った。この翻訳は日本演出者協会の編纂による『海外戯曲アンソロジー』に収録される。また同書の解説で、ウェズリー・イノック論を展開した。(同書は2009年4月れんが書房新社より刊行予定) 映画に関しては、2009年、バズ・ラーマン監督『オーストラリア』が日本公開されたことにともない、いくつかの媒体で映像における先住民表象について、2本の論考を行った。これについては、映画『オーストラリア』における先住民表象についての論考を同作品劇場用パンフレットに(オーストラリア大使館公式ウェブサイトに転載予定)、また、ここ数年のオーストラリア映画作品における先住民表象についての論考を『キネマ旬報』に(同時にオーストラリア大使館公式ウェブサイトに転載)、それぞれ発表した。また、これらの成果を統合し、大幅な論考を加えた論文を、早稲田大学オーストラリア研究所編『オーストラリア研究:日本の多文化社会への提言』オセアニア出版社(近刊)に発表した。

  • 現代演劇と先住民:先住民の現代的表現をとりまく日豪のイデオロギーと文化状況の比較

    2004年  

     概要を見る

     オーストラリアで70年代初頭から勃興した先住民演劇は、今日、特に日本に於いて、来日公演、翻訳上演などインターカルチュラルな展開を見せている。しかし、例えば翻訳上演で、非アボリジニが演じることによってアボリジニ戯曲の中でアボリジニの身体が持つ政治性が消滅し、日本語で上演されることによってアボリジニ演劇における言語的戦略が意味をなさなくなるのは確かだ。アボリジニ演劇を上演することにおいて、アボリジニの身体と言語戦略こそがアボリジニ演劇を成り立たせるものであり、この2点を失わずにその作品をボーダーを超えさせるためには、海外公演か、日本の翻訳上演の場合にアボリジニの訳を翻訳された先の国の先住民の役者が演じるしか方法が考えられる。しかし、アボリジニとともに歩んだ歴史のない日本では、アボリジニの身体と言語戦略はオーストラリアを越えた時どこまでオーストラリアで上演したと同じぐらい有効なのだろうか。オリジナルプロダクションの来日公演だから乗り越えるものではないのだ。むしろ、アボリジニに対する日本の先入観や、アイヌなどの先住民にいまだにプリミティブなものを見ようとするイデオロギーが浸透する状況では、全く違う意味が付与されかねない危険性を孕む。我々はこのように大きくて未解決の問題に直面しながらも、演劇交流によって何かを見いだそうと試行錯誤を続ける日豪の演劇人たちの2000年以降の実践について、なおも考察を続けていかなければならない。

  • オーストラリア先住民演劇の日本における受容

    2003年  

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     オーストラリア先住民演劇の90年代の代表作ジェーン・ハリソン作『ストールン』、ウェスリー・イノック&デボラ・メイルマン『嘆きの七段階』は、私の翻訳により、2001年に劇団楽天団によって日本語上演され、翌年には、東京国際芸術祭において、両作の再演と、オリジナル版であるメルボルンの劇団プレイボックスによる『ストールン』との競演が実現した。日本はその近代化と共に、海外の戯曲を翻訳して上演する「翻訳劇」というジャンルが存在している。当然、アボリジニ戯曲の日本語上演も、「翻訳劇」の系譜の上にあるものだが、先住民演劇が翻訳劇のかたちで上演されるとき、我々は翻訳劇、ひいては日本の近代演劇に存在していた様々な問題と直面させられることとなった。例えばそれは、先住民演劇の政治性を再現することの困難さ、先住民演劇の中に何か普遍的なものがあるという前提そのものが、文化的差異を覆い隠してしまう危険性などである。しかし一方で、これらアボリジニ戯曲の日本上演は、価値あるもののもたらした。例えばそれは、演劇と政治性の結びつきについて、日本の観客に強く意識させたこと、さらに、日本人、アボリジニ、さらには日本の先住民であるアイヌとの間で、現代的芸術を通した「対話」が生まれたことである。この成果はさらに、2003年のAncient Futureオーストラリア芸術祭で日本上演されたアボリジニ戯曲「アップ・ザ・ラダー」における、日本の演劇人、アボリジニの演劇人、アイヌのパフォーマーのコラボレーションにおいても、より明らかに見て取ることが出来た。

  • オーストラリアのナショナリズム

    2002年  

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     オーストラリアのナショナリズム研究の系譜は、既にラッセル・ウォード、リチャード・ホワイト、グレアム・ターナーらの仕事で、優れた分析がおこなわれている。ここに新しい視点を持ち込むために用いた方法論は、まず演劇に現れたナショナリズムを分析してみること、さらに、日本のナショナリズムとの比較を検討することであった。特に、日本の演劇とナショナリズムの関係はこれまでほとんど言及されたことはない。というのも、つい最近までナショナリズムは、軍国主義や国家主義の側面のみをとらえて、また国家による強権によって展開されるナショナリズムに対する批判はあっても、ナショナリズムがいかに大衆に消費されているか、ひいては日本において人々がどのようにネーションを想像しているかという論考は90年代に始まったばかりである。したがって、その考え方が演劇学の分野にまで浸透していない現状がある。本研究では、小山内薫や坪内逍遙など日本の近代演劇を率いた人々が、「翻訳劇」を媒体にしていかに「ナショナルシアター」の構築に向かったか、そして例えばスタニスラフスキーシステムなどがそのナショナルシアターにどのような意味を持ったかなどを、オーストラリアへの演劇におけるナショナリズムの展開、翻訳劇や外国演劇理論の導入の歴史などと比較した。

  • 60・70年代豪州演劇史の一次資料収集とその分析

    2000年  

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     ヴィクトリア州立図書館の貴重書セクションであるラトローブ図書館には、60年代末から70年代にかけてオーストラリア小劇場運動の中核を担ったメルボルンの劇団、オーストラリアン・パフォーミング・グループ(APG)の資料を集めたアーカイブがある。劇団の定例ミーティング記録から、財務記録、パンフレット、衣装・舞台装置コンテ、未出版上演台本にいたるまで、包括的な未公開資料をおさめたこの膨大なアーカイブへ実際に赴き、特にAPGの初期の活動において重要な意味を持っている2作品、J・ヒバード作『ディンブーラ』とJ・ヒバード&J・ロメリル『素晴らしきメルボルン』に関する資料を、分析した。現在出版されている2作品のテクストや、両作品について論じている著書からは知りえない様々なデータを得ることが出来た。その中には、共作・改訂のプロセス、演出プラン、作品の着想を得た資料などがふくまれている。 そもそもこの両作品を詳細に分析した論考はオーストラリア本国においても極めて乏しく、あってもこのような一次資料を元に分析を行ったものはない。その点で、2作品に関して私がこれら一時資料をもちいて行っている作品論では、平面的な戯曲のテキストからだけでは浮かび上がってこない、舞台作品としての立体的な様相を、ある程度まで照らし出すことが出来ると思う。 今回の研究で、APG初期の2作品の現存する資料の整理と分析を行うことが来たが、同時にAPGアーカイブ全体の規模や資料価値を把握することが出来たので、今後APGを中心とした豪州演劇史全体を視野に据えた規模の大きい研究に入っていく際、スムーズに作業を進めていくことが出来るだろう。その意味でも、今回の研究には価値があったと考える。

  • オーストラリアの文化芸術・英語語彙データベース作成

    1999年  

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    <本研究で製作したデーターベースの概要>■採用項目の内訳:1)作品名、映画・演劇製作者名、監督名、演出家名、俳優名、劇団名、映画・演劇関連団体・施設、劇場名。研究者名。2)オーストラリア文化史上重要な歴史的事項、地名、人名、芸術用語。文学、芸術(演劇映画以外)、社会、先住民アボリジニに関することば。■データーの内容:1)原表記とその日本語訳2)日本語による解説<本研究に用いた資料> 使用した資料は、百科辞典類と研究書の他、申請者がオーストラリアで独自に収集した一次資料も含まれる。また本研究期間中に、オックスフォード大学出版局から、オーストラリア映画に関する本格的百科事典『The Oxford Companion to Australian Film』が刊行されたため、大いに助けとなった。<本研究の公表予定> 今回の研究で出来上がったデーターベースは、2000年刊行予定の『新オーストラリア・ニュージーランド英語中辞典』の項目として掲載された上、さらに項目数を拡大して、2004年刊行予定の『オーストラリア英語百科大辞典』、文学・文化・芸術・社会に関する項目として統合される予定になっている。

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