2024/12/26 更新

写真a

カワムラ ヨシノリ
川村 義則
所属
商学学術院 大学院会計研究科
職名
教授
学位
修士

経歴

  • 2008年04月
    -
    2010年03月

    会計検査院   特別研究官

  • 2008年07月
    -
    2009年07月

    日本銀行   金融研究所   客員研究員

  • 2005年10月
    -
    2007年09月

    日本銀行   金融研究所   客員研究員

学歴

  •  
    -
    1994年

    早稲田大学   商学研究科   商学専攻  

  •  
    -
    1991年

    早稲田大学   商学研究科   商学専攻  

  •  
     
     

    早稲田大学   商学部  

委員歴

  • 2018年09月
    -
     

    日本会計研究学会  評議員

  • 2017年09月
    -
     

    Japanese Association for International Accounting Studies  Direcotor

  • 2017年09月
    -
     

    国際会計研究学会  理事

  • 2017年08月
    -
     

    東洋電機製造(株)  社外監査役

  • 2016年01月
    -
     

    International Accounting Education Standards Board  Member

  • 2016年01月
    -
     

    国際会計教育基準審議会  ボードメンバー

  • 2015年12月
    -
     

    公認会計士・監査審査会  公認会計士試験試験委員

  • 2010年09月
    -
    2014年04月

    総務省  今後の新地方公会計の推進に関する研究会委員

  • 2012年12月
    -
    2013年09月

    内閣府  公共施設等運営権に係る会計処理方法に関するPT委員

  • 2012年11月
    -
    2013年03月

    財団法人自治総合センター  地方公営企業法の適用に関する調査研究会委員

  • 2007年05月
    -
    2013年03月

    (財)財務会計基準機構  基準諮問会議委員

  • 2001年01月
    -
    2013年02月

    金融庁  企業会計審議会専門委員

  • 2006年09月
    -
    2012年09月

    日本会計研究学会  評議員

  • 2011年05月
    -
    2011年11月

    内閣府  特定非営利活動法人の会計の明確化に関する研究会座長

  • 2006年01月
    -
    2010年11月

    公認会計士・監査審査会  公認会計士試験試験委員

  • 2002年08月
    -
    2008年09月

    国際会計研究学会  幹事

  • 2006年10月
    -
    2007年03月

    内閣府公益認定等委員会  新たな公益法人等の会計処理に関する研究会委員

  • 2001年08月
    -
    2007年03月

    (財)財務会計基準機構  テーマ協議会委員

  • 2006年10月
    -
     

    (株)プロネクサス  総合研究所顧問

  • 2006年05月
    -
     

    企業会計基準委員会  基本概念専門委員会委員

  • 2005年04月
    -
    2006年05月

    会計大学院協会  幹事

  • 2006年01月
    -
    2006年03月

    総務省  公益法人会計基準実務研究会委員・同ワーキングループ座長

  • 2004年11月
    -
    2005年12月

    総務省  公益法人会計基準実施検討委員会委員・同ワーキンググループ座長

  • 2002年10月
    -
    2005年09月

    日本道路公団  財務諸表検討会委員

  • 2002年10月
    -
    2003年04月

    財務省  コーポレート・ガバナンスと今後の我が国の企業経営に関する研究会メンバー

  • 2002年04月
    -
    2003年03月

    総務省  公益法人会計基準検討会委員

  • 2000年04月
    -
    2001年12月

    総務庁(総務省)  公益法人会計基準検討会委員

  • 1999年12月
    -
    2001年12月

    大蔵省(金融庁)  企業会計審議会幹事

  • 2001年01月
    -
    2001年03月

    厚生労働省  社会福祉法人が行う介護保険事業の会計処理に関する研究班委員

  • 1999年06月
    -
    2000年03月

    日本公認会計士協会京滋会  幹事

▼全件表示

所属学協会

  •  
     
     

    米国会計学会

  •  
     
     

    国際会計研究学会

  •  
     
     

    日本会計研究学会

研究分野

  • 会計学
 

論文

  • 金融商品と金融機関の会計・管理・規制

    川村義則

    會計   193 ( 1 ) 52 - 64  2018年01月

  • 会計「諺」則 Tell it as it is.

    川村義則

    企業会計   69 ( 11 )  2017年11月

  • 佐藤孝一先生――先生と早稲田会計学と『企業会計』――

    川村義則

    企業会計   69 ( 1 ) 32 - 36  2017年01月  [招待有り]

  • 連結財務諸表をめぐる残された課題─子会社の固有のれんと親会社の支配プレミアム

    川村義則

    会計・監査ジャーナル   29 ( 1 )  2017年01月  [招待有り]

  • IASB 概念フレームワーク改訂案と減損会計

    川村義則

    国際会計研究学会会報   2015 ( 2 ) 49 - 57  2016年08月

  • 国際会計教育基準審議会(IAESB)の動向と会計教育基準 の役割

    川村義則

    会計・監査ジャーナル   28 ( 4 )  2016年04月

  • 英国政府部門全体の連結財務諸表

    川村義則

    早稲田商学   ( 446 ) 663 - 687  2016年03月

  • Cost-benefit analysis of mixed measurement model

    川村義則

    The Japanese Accounting Review   5  2015年  [招待有り]

  • Cost-Benefit Analysis of Mixed Measurement Model

    Kawamura Yoshinori

    The Japanese Accounting Review   5 ( 2015 ) 1 - 19  2015年

     概要を見る

    Since the current financial reporting uses various measurement attributes for measuring assets and liabilities, it is often referred to as the "mixed measurement model." This paper addresses the issues related to why and how different measurement attributes, notably fair value and historical cost, are used in financial statements. The cost-benefit analysis is adopted as a research methodology throughout this paper by formalizing as mathematical functions the preparer's measurement cost and the users' benefits of accounting information that the preparer produces. The cost-benefit analysis suggests that the mixed measurement model can be justified through the preparer's economic incentives for minimizing cost. It also suggests that the cost-minimization solution in the marketplace would represent a consensus among the interests of the preparer and the users within a constraint in which only one set of accounting information is provided. This paper also identifies the situations in which providing two sets of accounting information is preferable.

    CiNii

  • Cost-Benefit Analysis of Mixed Measurement Model

    KAWAMURA YOSHINORI

    The Japanese Accounting Review   0 ( 0 ) 1 - 19  2015年

     概要を見る

    Since current financial reporting uses various measurement attributes for measuring assets and liabilities, it is often referred to as the "mixed measurement model." This paper addresses the issues related to why and how different measurement attributes, notably fair value and historical cost, are used in financial statements. The cost-benefit analysis is adopted as a research methodology throughout this paper by formalizing as mathematical functions the preparers measurement cost and the users benefits of accounting information that the preparer produces. The cost-benefit analysis suggests that the mixed measurement model can be justified through the preparers economic incentives for minimizing cost. It also suggests that the cost-minimization solution in the marketplace would represent a balancing act among the interests of the preparer and the users within a constraint in which only one set of accounting information is provided. This paper identifies the situations in which providing two sets of accounting information is preferable.

    CiNii

  • 連結財務諸表の諸概念と改正基準

    川村義則

    ディスクロージャーニュース   ( 27 ) 50 - 58  2015年01月  [招待有り]

  • 英国道路庁の年次報告書および計算書類の特徴: 道路資産の再評価

    川村義則

    高速道路と自動車(公益財団法人高速道路調査会)   57 ( 8 )  2014年08月  [招待有り]

  • 資産負債アプローチをめぐる議論からのインプリケーション―― 公正価値測定と歴史的原価測定のコスト分析――

    川村義則

    會計   185 ( 1 )  2014年01月

  • 天然資源の公会計

    川村義則

    早稲田商学   ( 434 ) 717 - 735  2013年01月

  • 基準諮問会議アンケート調査結果の概要

    川村義則

    季刊会計基準   ( 31 ) 69 - 74  2010年12月

  • 基準諮問会議アンケート調査結果の概要

    川村義則

    季刊会計基準   ( 31 ) 69 - 74  2010年12月

  • 財務報告の目的と財務報告情報の質的特性

    川村義則

    企業会計   62 ( 8 ) 31 - 38  2010年08月

  • 財務報告の目的と財務報告情報の質的特性

    川村義則

    企業会計   62 ( 8 ) 31 - 38  2010年08月

  • 企業会計上の資本概念の再考

    川村義則

    金融研究   29 ( 3 ) 175 - 192  2010年07月

  • 企業会計上の資本概念の再考

    川村義則

    金融研究   29 ( 3 ) 175 - 192  2010年07月

    CiNii

  • 公益法人会計基準にみる非営利法人会計の基礎概念

    川村義則

    非営利法人研究学会誌   ( 12 )  2010年07月

  • セクター中立と非営利法人会計

    川村義則

    月刊公益法人(全国公益法人協会)   ( 12 ) 2 - 3  2010年05月

  • セクター中立と非営利法人会計

    川村義則

    月刊公益法人(全国公益法人協会)   41 ( 5 ) 2 - 3  2010年05月

  • 収益認識基準と概念フレームワークに係る問題

    川村義則

    會計   177 ( 4 ) 34 - 50  2010年04月

  • 企業会計上の資本概念の再考

    川村義則

    日本銀行金融研究所ディスカッションペーパー・シリーズNo. 2010-J-4    2010年02月

  • 杉本徳栄著『アメリカSECの会計政策——高品質で国際的な会計基準の構築に向けて——』に学ぶ(書評)

    川村義則

    會計   176 ( 4 ) 145 - 148  2009年10月

  • IFRS対応を考える(第4回)コンバージェンスに関する主要論点(座談会)

    秋葉賢一, 大日方隆, 川村義則, 佐藤信彦

    企業会計   61 ( 9 ) 1336 - 1358  2009年09月

    CiNii

  • IFRSの今後——企業会計審議会中間報告を受けて——(座談会)

    三井秀範, 西川郁生, 山田辰己, 川村義則

    税経通信   64 ( 11 ) 34 - 57  2009年08月

  • IFRS対応を考える(第3回)日本の会計法規の体系とIFRS(座談会)

    秋葉賢一, 大日方隆, 川村 義則, 佐藤信彦

    企業会計   61 ( 7 ) 1019 - 1036  2009年07月

    CiNii

  • IFRS対応を考える(第2回)離脱規定とアドプション関連事項(座談会)

    大日方隆, 川村義則, 倉田幸路, 佐藤信彦

    企業会計   61 ( 5 ) 705 - 724  2009年05月

    CiNii

  • IFRS対応を考える(第1回)会計制度の国際対応を巡る論点--各国のIFRS受入れの現状と概念フレームワーク(座談会)

    大日方隆, 川村 義則, 倉田 幸路, 佐藤信彦

    企業会計   61 ( 3 ) 385 - 402  2009年03月

    CiNii

  • 国際会計基準の現状とわが国の対応

    川村義則

    月刊監査研究   34 ( 13 ) 1 - 6  2008年11月

  • 企業会計基準完全詳解(書評)

    川村義則

    税経通信(税務経理協会)   63 ( 7 ) 127 - 128  2008年07月

  • 公益法人会計基準の変更点と考え方

    川村義則

    公益法人   37 ( 7 ) 10 - 15  2008年07月

    CiNii

  • デリバティブ取引の経理入門(書評)

    川村義則

    旬刊経理情報(中央経済社)   ( 1180 ) 63  2008年04月

  • 基準諮問会議アンケート調査の概要(資料)

    川村義則

    季刊会計基準((財)財務会計基準機構)   ( 20 ) 60 - 68  2008年03月

    CiNii

  • 非金融負債の会計処理——非金融資産とのグループ化——(論文)

    川村義則

    早稲田商学   ( 413/414 ) 77 - 100  2007年12月

  • 基準諮問会議アンケート調査の概要(論文)

    川村義則

    週刊経営財務(税務研究会)   ( 2850 ) 25 - 47  2007年12月

  • 非金融負債をめぐる会計問題(論文)

    川村義則

    金融研究(日本銀行金融研究所)   26 ( 3 ) 27 - 41  2007年08月

  • 会計における対立と統合——加古宜士先生のご逝去を悼む——(その他)

    川村義則

    産業経理   67 ( 1 ) 98 - 99  2007年04月

  • 加古宜士先生を偲んで(その他)

    川村義則

    会計・監査ジャーナル   19 ( 3 ) 174 - 175  2007年03月

  • 加古宜士先生を偲ぶ(その他)

    川村義則

    会計   171 ( 3 ) 155  2007年03月

  • 世界の会計基準の潮流と日本の会計基準の方向性(評論)

    川村義則

    情報センサー(新日本監査法人)   ( 26 ) 12 - 15  2007年

  • 「公益法人会計基準に関する実務指針」等をめぐって(座談会)

    加古宜士, 川村義則, 駒形健一, 亀岡保夫, 佐竹正幸

    JICPAジャーナル   19 ( 9 ) 11 - 22  2006年09月

  • 財務諸表項目のグループ化——問題提起と若干の考察

    川村義則

    季刊会計基準   ( 12 ) 146 - 149  2006年03月

  • インターナショナル・アカウンティングへの再挑戦(広瀬義州他との共同討論)

    広瀬義州, 平松一夫, 北村敬子, 藤田晶子, 藤沼亜起, 川村義則他

    国際会計研究学会年報   ( 2005年度 )  2006年03月

  • 非営利法人会計における業績報告——新公益法人会計基準を中心に——

    川村義則

    龍谷大学経営学論集   45 ( 3 ) 225 - 234  2005年12月

    CiNii

  • 「公益法人会計基準に関する実務指針」等をめぐって

    加古宜士, 川村義則, 駒形健一, 亀岡保夫, 出塚清治, 佐竹正幸

    JICPAジャーナル   17 ( 11 ) 11 - 22  2005年11月

    CiNii

  • 財務諸表項目のグループ化

    川村義則

    JICPAジャーナル   17 ( 8 ) 41 - 47  2005年08月

    CiNii

  • インターナショナル・アカウンティングへの再挑戦のためのアライアンス

    川村義則

    国際会計研究学会第22回研究大会(早稲田大学)    2005年08月

  • 新公益法人会計基準による会計処理

    川村義則

    月刊公益法人   34 ( 3 ) 17 - 23  2005年03月

  • 「公益法人会計基準」の改正をめぐって

    加古宜士, 川村義則, 駒形健一, 出塚清治, 亀岡保夫, 佐竹正幸

    JICPAジャーナル   17 ( 3 ) 11 - 21  2005年03月

    CiNii

  • 資産および負債の区分と評価

    川村義則

    企業会計   57 ( 2 ) 49 - 54  2005年02月

  • 新しい公益法人会計基準

    川村義則

    TASC MONTHLY(たばこ総合研究センター)   ( 350 ) 4 - 10  2005年02月

  • 財務報告の目的

    川村義則

    企業会計   57 ( 1 ) 33 - 37  2005年01月

  • 討議資料・FASB概念書・IASBフレームワークの比較対照表

    川村義則

    企業会計   57 ( 1 ) 58 - 71  2005年01月

  • 企業会計基準委員会・討議資料「財務会計の概念フレームワーク」について

    斎藤静樹, 万代勝信, 齋藤真哉, 米山正樹, 川村義則, 大日方隆

    企業会計   56 ( 12 ) 82 - 107  2004年12月

  • 負債と資本の区分表示と資本利益計算

    川村義則

    季刊企業と法創造(早稲田大学21世紀COE《企業法制と法創造》総合研究所)   1 ( 3 ) 141 - 147  2004年11月

  • 簿記教育に対する職業会計人の意識調査

    川村義則, 増子敦仁

    日本簿記学会年報   ( 19 ) 85 - 93  2004年08月

  • 負債と資本の区分問題の諸相

    川村義則

    金融研究/日本銀行金融研究所   23 ( 2 ) 73 - 103  2004年06月

  • 簿記教育に対する職業会計人の意識調査の概要

    川村義則, 増子敦仁, 山内暁

    企業会計/中央経済社   56 ( 4 ) 77 - 80  2004年04月

  • 「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」をめぐって

    都正二, 村瀬滋美, 平松朗, 加藤厚, 花田重典, 川村義則

    JICPAジャーナル/第一法規   16 ( 4 ) 11 - 25  2004年04月

    CiNii

  • 負債と資本の区分問題の諸相(IMES Discussion Paper No. 2004-J-11)

    川村義則

    日本銀行金融研究所    2004年04月

  • An Update for Comparison between Japanese GAAP and International Accounting Standards

    Kawamura, Yoshinori

    International Review of Business / Kwansei Gakuin University   7   17 - 33  2004年03月

     概要を見る

    The accounting "Big Bang" in Japan over the years resulted in comprehensive reform in accounting standards and changes in social and corporate environment. This article highlights how Japanese accounting standards and standard-setting process have been improved, and provides some implications for the future.

    CiNii

  • 純利益と包括利益

    川村義則

    企業会計/中央経済社   56 ( 1 ) 49 - 56  2004年01月

  • 公益法人会計基準検討会報告書をめぐって(下)

    鹿沼裕, 加古宜士, 川村義則, 出塚清治, 神津信一, 太田達男

    公益法人/公益法人協会   32 ( 7 ) 6 - 14  2003年07月

    CiNii

  • 日本基準と国際基準の相違

    平松一夫, 柴健次, 弥永真生, 川村義則

    企業会計/中央経済社   55 ( 6 ) 60 - 64  2003年06月

  • 簿記教育に関する職業会計人の意識調査

    川村義則, 増子敦仁

    日本簿記学会関東部会第19回関東部会(早稲田大学)    2003年06月

  • 公益法人会計基準検討会報告書をめぐって(上)

    鹿沼裕, 加古宜士, 川村義則, 出塚清治, 神津信一, 太田達男

    公益法人/公益法人協会   32 ( 6 ) 2 - 12  2003年06月

    CiNii

  • 負債の定義と認識要件——近接諸概念との比較検討

    川村義則

    会計/森山書店   163 ( 1 ) 40 - 55  2003年01月

  • フランスにおける会計監査役の複数性概念について−第8回会計史研究会(ポワチエ、2002年3月)報告−

    原輝史, 川村義則

    産業経営/産業経営研究所   ( 33 ) 217 - 251  2002年12月

    CiNii

  • 固定資産の減損に係る会計基準の設定をめぐって

    辻山栄子, 小宮山賢, 川村義則, 鳥飼裕一, 石原秀威

    税経通信/税務経理協会   57 ( 15 ) 118 - 141  2002年11月

  • 「固定資産の減損に係る会計基準の設定に関する意見書」について

    辻山栄子, 川村義則, 平松朗, 荒木和郎

    企業会計/中央経済社   54 ( 11 ) 18 - 37  2002年11月

  • 対象資産及び資産のグルーピング・共用資産・のれんの取扱い

    川村義則

    企業会計/中央経済社   54 ( 11 ) 64 - 71  2002年11月

  • Issues of Introducing IAS into Japan

    Hiramatsu, Kazuo, Yoshinori Kawamura

    Asian Academic Accounting Asso-ciation 3rd Annual Conference (名古屋国際会議場)    2002年10月

  • 公益法人会計基準検討会中間報告をめぐって

    宮本勝政, 川村義則, 出塚清治, 太田達男

    公益法人/公益法人協会   31 ( 2 ) 2 - 17  2002年02月

    CiNii

  • 減損会計基準の動向

    川村義則

    三優ジャーナル/三優監査法人   ( 24 ) 2 - 4  2001年12月

  • 米山正樹著「減損会計——配分と評価」

    川村義則

    会計/森山書店   160 ( 6 ) 943 - 947  2001年12月

  • 減損会計の特徴と主要問題に関する考察

    川村義則

    早稲田商学/早稲田商学同攻会   ( 391 ) 527 - 547  2001年12月

  • 日本道路公団の財務諸表における特徴と問題点

    加古宜士, 川村義則

    産業経営/産業経営研究所   ( 32 ) 1 - 29  2001年12月

    CiNii

  • 減損会計基準の国際的動向

    川村義則

    日本簿記学会第17回関東部会(国士舘大学)    2001年06月

  • 会計ビックバンと簿記教育

    川村義則

    じっきょう/実教出版   ( 58 ) 1  2001年05月

  • 社債発行差金と社債発行費の会計処理

    川村義則

    会計/森山書店   158 ( 6 ) 831 - 846  2000年12月

  • FASB減損会計基準改訂案の概要

    川村義則

    COFRIジャーナル/企業財務制度研究会   ( 41 ) 75 - 85  2000年12月

    CiNii

  • ディスカッション(徳賀芳弘「収益費用中心観と資産負債中心観——会計観と会計処理の関係」に対するコメント。日本会計研究学会特別委員会「会計基準の動向と基礎概念の研究(中間報告)」(2000年9月)所収)

    川村義則

    日本会計研究学会    2000年09月

  • 負債の測定と現在価値計算について

    川村義則

    税経通信/税務経理協会   55 ( 10 ) 211 - 217  2000年08月

  • 減損会計における現在価値と公正価値—米国基準と国際会計基準の比較検討

    川村義則

    企業会計/中央経済社   52 ( 2 ) 62 - 71  2000年02月

  • 現在価値の測定をめぐる問題について—保証債務の会計処理への応用

    川村義則

    会計/森山書店   156 ( 6 ) 28 - 40  1999年12月

  • 現在価値の測定をめぐる問題について—保証債務の会計処理への応用

    川村義則

    日本会計研究学会第58回大会(1999/9/10)    1999年09月

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書籍等出版物

  • 純利益と包括利益(斎藤静樹・徳賀芳弘責任編集『体系現代会計学第1巻・企業会計の基礎概念』第5章所収)

    川村義則

    中央経済社  2011年04月

  • 米国における公正価値測定(日本会計研究学会特別委員会『公正価値測定の意義とその限界』中間報告書所収)

    日本会計研究学会特別委員会

    日本会計研究学会  2010年09月

  • 国際公会計基準と米国の公会計基準の現状に関する調査(平成21 年度海外行政実態調査報告書)

    川村義則, 青木孝浩

    会計検査院  2010年03月

  • IFRS対応を考える(「別冊企業会計・IFRS導入の論点」中央経済社、所収)

    秋葉賢一, 大日方隆, 川村義則, 倉田幸路, 万代勝信, 佐藤信彦

    中央経済社  2009年10月

  • グローバル財務報告——その真実と未来への警鐘

    ベンストン・ブロムウィッチ・ライタン, ワーゲンホファー著, 川村義則, 石井明監訳, 上田晋一, 山内暁, 赤塚尚之, 中村文彦訳

    中央経済社  2009年03月

  • 現代会計学(第9版)

    新井清光著, 川村義則補訂

    中央経済社  2008年04月 ISBN: 9784502281907

  • 会計基準と概念フレームワークの諸問題(須田一幸編著「会計制度の設計」第1章、白桃書房(2008年2月)所収)

    川村義則

    白桃書房  2008年02月

  • 会計制度の設計に関する提言(須田一幸編著「会計制度の設計」終章、白桃書房(2008年2月)、所収)

    川村義則, 小宮山賢, 野口晃弘, 須田一幸

    白桃書房  2008年02月

  • 会計情報の理論

    J. A. Christensen, J. S. Demski著, 佐藤紘光監訳, 奥村雅史, 川村義則, 大鹿智基, 内野里美訳

    中央経済社  2007年01月

  • 会計基準をめぐる最近の環境変化と企業会計制度(企業会計と税制等の将来像に関する研究会「企業会計・ディスクロージャーと税制等の将来像について(展望と課題)」(2006年9月)所収)

    川村義則

    金融庁金融研究研修センター  2006年11月

  • 道路資産評価に関する会計学からの検討——(旧)日本道路公団財務諸表問題の回顧と展望——(財団法人道路経済研究所「道路資産の評価に関する研究」第4章、道路経済研究所(2006年10月)所収)

    川村義則

    道路経済研究所  2006年10月

  • 会計基準と概念フレームワークをめぐる問題点(日本会計研究学会課題研究委員会「会計制度の設計に関する実証研究(最終報告書)」第18章、日本会計研究学会(2006年9月)所収)

    川村義則

    日本会計研究学会  2006年09月

  • 会計制度の設計に関する提言(日本会計研究学会課題研究委員会「会計制度の設計に関する実証研究(最終報告書)」第21章、日本会計研究学会(2006年9月)所収、)

    川村義則, 小宮山賢, 野口晃弘, 須田一幸

    日本会計研究学会  2006年09月

  • 公益法人会計基準の解説個別の会計処理、移行時の取扱い(加古宜士編著「公益法人会計基準の解説」公益法人協会(2005年11月)所収)

    川村義則

    公益法人協会  2005年11月

  • 会計基準と概念フレームワークをめぐる問題点(日本会計研究学会課題研究委員会「会計制度の設計に関する実証研究(中間報告書)」日本会計研究学会(2005年9月)所収)

    川村義則

    日本会計研究学会  2005年09月

  • 財務報告の目的、討議資料・FASB概念書・IASBフレームワークの比較対照表(斎藤静樹編著「詳解 討議資料財務会計の概念フレームワーク」中央経済社、2005年6月)所収)

    川村義則

    中央経済社  2005年06月

  • わが国におけるIASへの対応(平松一夫・徳賀芳弘編著「会計基準の国際的統一——国際会計基準への各国の対応」中央経済社(2005年2月)所収)

    弥永真生, 梅原秀継, 川村義則

    中央経済社  2005年02月

  • 部門別学問発達史(二)会計学(商学部百年史編集委員会「早稲田大学商学部百年史」正文社(2004年9月)所収)

    長谷川惠一, 川村義則

    正文社  2004年09月

  • 会計基準の国際的相違とわが国の企業会計制度(平松一夫・柴健次編著「会計制度改革と企業行動」中央経済社(2004年6月)所収)

    川村義則

    中央経済社  2004年06月

  • 減損会計論(新田忠誓編著「財務会計論・簿記論入門」(第2版)白桃書房、2004年5月所収)

    川村義則

    白桃書房  2004年05月

  • 負債会計とその研究の方法(塩原一郎編著「現代会計−継承と変革の狭間で−」創成社(2004年3月)所収)

    川村義則

    創成社  2004年03月

  • 財務会計の理論と応用

    シュレーダー・クラーク・キャシー著, 加古宜士, 大塚宗春監訳, 川村義則, 鈴木学, 森田佳宏他訳

    中央経済社  2004年02月

  • 会計実務

    加古宜士, 政岡光宏, 勝島敏明, 川村義則他

    実教出版  2004年02月

  • 最新商業簿記(三訂版)

    新井清光, 加古宜士, 川村義則

    実教出版  2004年01月

  • 共用資産の取扱い(辻山栄子編「減損会計基準詳解」中央経済社(2003年6月)所収)

    川村義則

    中央経済社  2003年06月

  • 米国基準の概要(辻山栄子編「減損会計基準詳解」中央経済社(2003年6月)所収)

    川村義則

    中央経済社  2003年06月

  • 高校会計

    新井清光, 加古宜士, 川村義則他

    実教出版  2003年01月

  • 金融商品の評価(斎藤静樹編著「会計基準の基礎概念」中央経済社(2002年11月)所収)

    大塚宗春, 川村義則

    中央経済社  2002年11月

  • IASと日本基準の比較(日本会計研究学会特別委員会「国際会計基準の導入に関する総合的研究(中間報告書)」(2002年9月)所収)

    川村義則, 梅原秀継

    日本会計研究学会  2002年09月

  • 高校簿記

    新井清光, 加古宜士, 川村義則他

    実教出版  2002年01月

  • 金融商品の評価(日本会計研究学会特別委員会「会計基準の動向と基礎概念の研究(最終報告)」(2001年9月)所収)

    大塚宗春, 川村義則

    日本会計研究学会  2001年09月

  • わが国会計基準と国際会計基準および米国会計基準との比較調査

    企業財務制度研究会

    企業財務制度研究会  2001年03月

  • 現在価値—キャッシュフローを用いた会計測定

    企業財務制度研究会

    中央経済社  1999年11月

  • 現在価値の概念とその測定をめぐる諸問題(企業財務制度研究会訳「現在価値—キャッシュフローを用いた会計測定」所収)

    川村義則

    中央経済社  1999年11月

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講演・口頭発表等

  • 収益認識基準と概念フレームワークに係る問題

    日本会計研究学会第57回関東部会(文京学院大学)  

    発表年月: 2009年12月

  • 非営利法人会計基準にみる非営利法人会計の基礎概念

    非営利法人学会第13回全国大会(名古屋大学)  

    発表年月: 2009年09月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 政府・非営利組織のインセンティブ志向の財務報告モデルの構築

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

     概要を見る

    発生主義会計がなぜ浸透しないのか、導入後一定期間経過しても抵抗が強いのかという問題意識をもとに、制度論や数理的モデルを用いた研究等さまざまなアプローチをとる研究者が知見を結集し、政府や非営利組織会計の利害関係者がガバナンスやサステイナビリティの判断に資する情報について、作成者側に情報開示のインセンティブを与える財務報告モデルを構築する。我々の提唱する財務報告モデルは、財務情報と被財務情報の統合的な報告・財務諸表の表示区分の再構成・求められる注記情報の要件の明確化と例示・情報作成者・利用者にとってのインセンティブの明確化という点において、先行研究にない独自性を有する。研究代表者は、主として米国・英国の非営利組織会計の最新状況について、調査・研究を行った。また、新たな取組としては、社会福祉法人のインタビュー調査や、少子高齢化により大きな問題になっている年金会計についても、新たに研究を開始している。研究分担者は、まず「統一的な基準による地方公会計マニュアル」における債権の会計処理や開示規定を整理したうえで、このマニュアルに基づいて作成された2017年度(平成29年度)の地方自治体の連結財務書類を用いて実態調査を行った。その結果、固定資産の部に計上されている長期延滞債権は金額的にも多いことが明らかになり、長期延滞債権に対して減損処理を適用する余地はあると考えた。そして、日本の公会計基準に予想信用損失モデルを採用するとしても、まず企業会計基準(金融商品に関する会計基準)の整備が必要であると考えるとともに、状況に応じて予想損失を測定するモデルを変えるという方向性もあり得ることを指摘した。その他、法人形態の変更(営利組織の非営利化、非営利組織の営利化、民営化、公営化)が、会計情報の質や経営の自由度に応じて生じる可能性について、エイジェンシー理論に依拠した数理モデルを用いて検討した。これは、会計基準設定主体に対する示唆を与えるとともに、法人形態の変更に関する議論に新たな視点を与える。研究成果は英文ワーキングペーパーとしてまとめ、来年度以降国際学会等に投稿していく予定である。2019年度は、ほぼ研究計画通りの研究を遂行し、研究代表者および研究分担者は当該テーマに対する学会報告や論文発表を行ってきた。covid-19の影響で、2020年2月以降、早稲田大学における研究会の開催が中断した状況である。研究会については、ビデオ会議システムやメールを利用することにより継続的に科研費の研究を進めていく体制を整備し、2020年5月に研究会を再開している。今後の研究も、科研費申請当初の研究計画に沿う形で、それぞれの研究者の得意分野を活かしながらそれぞれで論文を書き進めていきたい。研究代表者および分担者の得意領域はそれぞれ異なっているため、多様な立場から毎月1回程度早稲田大学へ集合して、研究の進捗報告を行っていきたい。当初研究計画時点では予想されていた海外訪問や、各種インタビュー調査は、COVID-19 の影響で中止またはキャンセルが避けられない状況である。しかしながら、実行できなくなったインタビュー調査や実地調査に代えるものとして、web会議システムなどを効果的に活用し、これまで以上の頻度で研究代表者・分担者の研究進捗報告をしっかり行っていきたい。海外訪問は延期せざるを得ないが、2021年度においても実施できない場合には、各種文献調査等への研究方法の変更を検討する

  • 少子・高齢化社会の進展に伴う公会計制度改革に向けた基礎的・臨床的研究

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

     概要を見る

    平成31年度においては、研究期間の延長を行い、追加的な研究活動を行った。まず、(1)臨床的研究の一環として、日本公認会計士協会の非営利組織会計検討会による報告「非営利組織における財務報告の検討~財務報告の基礎概念・モデル会計基準の提案~」の公開草案について、同検討会のメンバーと複数回にわたる意見交換を行い、様々な問題点の整理と修正提案を行った。とくに、純資産区分や業績報告の問題について、公益法人会計基準との比較対象などの観点から具体的な問題点の指摘と提言を行った。さらに、(2)イギリスの非営利組織(特に小規模組織)の会計制度および会計実務に関する現地調査を行った。また、(3)現状ではわが国をはじめとする多くの国で会計基準設定主体が企業会計と政府・非営利組織会計でわかれていることがもたらす帰結を数理モデルで説明した。当該研究では会計基準の質やモニタリング強度の差異に起因して、政府機関の民営化や民間企業の公営化も生じうることをプリンシパルの期待効用の観点から説明している。これらの研究活動の成果については、過年度分の基礎的研究および臨床的研究に関する研究成果を含め、内外の学会において発表し、かつ、多くの学術雑誌および会計実務に関する雑誌に論文等として発表している。会計実務に関する雑誌における公表によっても、多くの職業的会計人に本研究について知る機会となり、臨床的研究の目的の一部が達成されたと考えている

  • 統一公会計基準設定に向けた国内・国際公会計基準の比較分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    大塚 宗春, 川村 義則, 福島 隆, 金子 良太, 若林 利明

     概要を見る

    本研究では、国内外の公会計基準間の比較分析、および公会計と企業会計との整合性に関する分析を行った。分析の結果、具体的にインフラ資産、天然資源、ならびに繰延資源流入および繰延資源流出といった個別の会計処理について、企業会計との整合性と政府活動の適切な写像は、ときとしてトレードオフ関係にあることを明らかにした。実際に公表された財務諸表、財務報告の主体の特徴、ならびにGASB、IPSASBおよび我が国の公会計基準の各基準設定主体におけるデュープロセスの違いにも着目しながら、トレードオフ関係によって生じうる問題をどのように緩和しているのかを詳細に示した

  • 公正価値測定の意義とその限界に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2013年03月
     

    北村 敬子, 石川 博行, 井原 理代, 上野 清貴, 梅原 秀継, 海老原 諭, 小津 稚加子, 川村 義則, 齋藤 真哉, 首藤 昭信, 田代 樹彦, 福川 裕徳, 吉見 宏, 渡辺 竜介, 中村 英敏

     概要を見る

    本研究は、公正価値の概念を検討するとともに、そこに内在する限界ならびにその将来展望を明らかにしようとするものである。大きく分けて、(1)公正価値測定の理論・制度の分析、(2)実証研究・アンケート調査の2つの観点から研究を行った。そして、公正価値の概念が曖昧であることや、観察可能な市場価格のない公正価値測定は利益の質を低下させる可能性があり、監査人も見積りによる公正価値に留意した対応が必要であることを明らかにした

  • 会計制度の設計に関する理論研究と実証分析

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2005年
    -
    2007年
     

    須田 一幸, 薄井 彰, 乙政 正太, 佐々木 隆志, 大日方 隆, 川村 義則

     概要を見る

    われわれの研究目的は,会計制度のトライアングル体制における問題点を理論的に検討し,それについて実証研究を行い,実証研究の結果に依拠して会計制度の設計を試みることにあった。このような研究を進めるにあたり,われわれは大まかな役割分担を決めた。担当者は,(1)会計の諸問題を理論的に分析し,検証すべき仮説を提示するグループと,(2)提示された仮説の検証可能性を考察し,実証分析により仮説を検証するグループに分けられた。前者のグループから,会計制度の問題として,概念フレームワークと会計基準の個別問題,会社法と資本会計の問題,法人税法の規定と財務会計の関係,および監査における諸問題が指摘され,それぞれを理論的に検討した。それらの問題を解決するために,実証可能な命題を設定し,それぞれについて実証研究を行った。実証研究は,(1)会計制度そのものに関連する研究,(2)損益計算書に関する研究,(2)貸借対照表に関する研究,(4)企業の会計手続き選択に関する研究,(5)内部統制と監査の品質に関する研究に大きく分類される。いずれの実証研究も,現行制度の問題点をピンポイントで把握し,その解決方向を探るため,適切なサンプルとメソドロジーを用いて仮説を検証している。これらの実証研究にもとづき,われわれは会計制度の設計について議論をした。そして9つのテーマを設け,具体的な提言を試みた。それは,(1)会計情報の質的特性に関する提言,(2)特別損益の報告に関する提言,(3)ダーティー・サープラスの計上に関する提言,(4)包括利益の報告に関する提言,(5)連結財務諸表に関する提言,(6)退職給付会計に関する提言,(7)法人税等の会計処理に関する提言,(8)新株予約権の失効に伴う会計処理に関する提言,(9)払込資本と留保利益の区別に関する提言である。以上の研究成果として,須田一幸編著『会計制度の設計』(2008年,白桃書房)が刊行された。

  • 証券取引法会計における制度変革の方向性に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    1999年
    -
    2000年
     

    加古 宜士, 白田 佳子, 柴 健次, 川村 義則, 長谷川 哲嘉, 寺坪 修

     概要を見る

    最近における金融・資本市場の急速な整備・拡充を背景として、デリバティブ取引など、新しい金融技術を駆使した金融商品取引が活発に行われるようになってきている。これに対応して、企業の利害関係者は、金融商品取引に係る評価損益など、いわゆるオフバランス情報に強い関心を寄せている。従来、現行のトライアングル体制下において形成される基本財務諸表が、その立脚基盤としている会計の体系は、取得原価主義会計であるため、デリバティブ取引に係る時価情報を基本財務諸表の体系に計上する余地はないと考えられてきた。しかし、最近の一連の企業会計基準の相次ぐ設定・改訂に伴い、一部の金融商品取引に対して時価会計を適用し、また、評価損益については損益計算書に含める場合の他、貸借対照表の資本に計上するような処理も認められることとなった。このため、従来の期間利益とは異なる包括利益といった概念も主張されるようになってきた。そこで本研究では、取得原価主義会計に立脚する現行のトライアングル体制の安全性・信頼性をあくまでも堅持したうえで、企業会計制度に求められる(1)分配可能利益の算定、及び(2)企業実態の開示という2つの異なる目的を同時に達成しながら、投資意思決定にとって有用な財務情報を提供するための理論と手法を開発することを目指すものである。とくに、企業の一期間における財務業績をどのように財務諸表によって表現すべきかという問題意識をもちつつ、金融商品取引に関する具体的な会計処理や表示のあり方、国際的な会計基準の動向・国際的調和のあり方、ゴーイング・コンサーン情報などの新しいディスクロージャーのあり方などについて、検討を加えている。主な研究分担は、次の通りである。(1)スコットランド協会の財務報告改善プロジェクト(担当:柴健次)(2)イギリスにおける財務業績の報告(担当:原光世)(3)国際会計基準における財務業績の報告(担当:長谷川哲嘉)(4)アメリカにおける財務業績の報告(担当:川村義則)(5)ヨーロッパ大陸における財務業績の報告(担当:弥永真生)(6)各国における財務業績評価の取り組み-ゴーイング・コンサーン規定に関する各国の取り組み(担当:白田佳子)(7)証券取引法会計における制度変革の方向性(担当:加古宜士

  • 企業活動に関連するリスクの種類と財務会計における対応

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    本研究では、企業活動に伴うリスクを会計がどのように表現してきたかについて検討し、今後の企業会計の方向性について模索することを主眼としてきた。本研究は、まず、企業のデフォルトリスクに関する今計上のとらえ方が問題となってくる負債会計を検討の対象とした。負債の定義の問題、認識・測定の問題、負債と資本の区分の問題などを具体的な題材として多面的な検討を加えてきた。負債を現在価値または時価で評価することによって企業自身のデフォルトリスクを利益に含めることの問題点について研究した。さらに、負債の定義の問題が、偶発債務などの負債の認識の具体的な要件となっているとして機能しているとともに、そのほかにも、負債と資本の区分表示、包括利益の計算に連動する現在の概念フレームワークの問題点などについて検討した。次に、固定資産の減損会計を主題として企業活動から生ずる将来のキャッシュフローの現在価値(使用価値)を計算するに当たって、どのようにキャッシュフローが期待値から乖離するリスクを反映させるかについても研究の対象とした。現在価値評価に対する保守主義の影響などについては、今後の研究課題とした。企業会計の利益計算は、最近では、ビジネスリスクから解放されたキャッシュフローを事後的に確認することによって企業経営者の事前の期待から事後的な事実への転換を表現するものであるという理解が深まってきている。本研究では、そうしたリスクから解放された実現利益の計算と必ずしもリスクから解放されていない部分を含むと考えられる包括利益の計算との関係についても検討している。リスクを現在価値評価に反映させることによって、実現利益の計算との整合性の確保が図られている点などについて確認し、改めて企業会計における利益計算の仕組みについてリスクの観点から検討した

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現在担当している科目

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 商学学術院   商学部

  • 商学学術院   大学院商学研究科

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2019年
    -
     

    産業経営研究所   兼任研究所員