Updated on 2024/12/21

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MATSUMOTO, Naoki
 
Affiliation
Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences, School of Education
Job title
Professor
Degree
Ph.D.(Doctor of Literature) ( Waseda University )
MA(Master of Literature) ( Waseda University )

Research Experience

  • 2000.04
    -
    2002.03

    Waseda University   Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences

  •  
     
     

    同大学院教育学研究科研究指導担当(現在)

  •  
     
     

    同大学院文学研究科研究指導担当(現在)

  •  
     
     

    同教授(現在)

  •  
     
     

    同准教授

  •  
     
     

    日本学術振興会特別研究員PD

  •  
     
     

    Waseda University   School of Education

  •  
     
     

    Hosei University

  •  
     
     

    Nihon University

  •  
     
     

    Toyo University

  •  
     
     

    Nishogakusha University

  •  
     
     

    Gakushuin University

  •  
     
     

    Aoyama Gakuin University

  •  
     
     

    Kokushikan University

  •  
     
     

    Shirayuri University

  •  
     
     

    Waseda University

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Education Background

  •  
    -
    1994

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters   Japanese literature  

  •  
    -
    1989

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters   Japanese Literature  

  •  
    -
    1986

    Waseda University   Faculty of Literature  

Professional Memberships

  •  
     
     

    早稲田古代研究会

  •  
     
     

    早稲田大学国語教育学会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

  •  
     
     

    風土記研究会

  •  
     
     

    説話文学会

  •  
     
     

    全国大学国語国文学会

  •  
     
     

    古代文学会

  •  
     
     

    和漢比較文学会

  •  
     
     

    万葉学会

  •  
     
     

    古事記学会

  •  
     
     

    上代文学会

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Research Areas

  • Japanese literature

Research Interests

  • 国文学

 

Papers

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Books and Other Publications

  • 神話で読みとく古代日本 : 古事記・日本書紀・風土記

    松本, 直樹( 上代日本文学)

    筑摩書房  2016.06 ISBN: 9784480068958

  • 『出雲国風土記注釈』(単著)

    松本直樹

    新典社  2007.11 ISBN: 9784787915139

  • 『古事記神話論』(単著)

    松本直樹

    新典社  2003.10 ISBN: 4787941542

  • 先代旧事本紀注釈

    ( Part: Joint author, 巻2、巻4、巻6)

    花鳥社  2022.02

Presentations

  • 「文」としての〈神話〉

    ワークショップ「日本における「文」の世界 伝統と将来」 

    Presentation date: 2012.07

  • 漢文体の〈日本神話〉

    国際シンポジウム「東アジアの漢籍遺産—奈良を中心として」(於、中国杭州市) 

    Presentation date: 2011.07

  • 神代紀の構造についての試論

    古事記学会例会 

    Presentation date: 2009.11

  • 出雲国風土記と記紀の神話世界

    風土記研究会第7回研究発表会 

    Presentation date: 2009.09

  • 巡行する神の伝承について—出雲国風土記を中心に—

    風土記研究会第5回研究発表会 

    Presentation date: 2007.09

  • 迦毛大御神アヂスキタカヒコネについて

    古事記学会大会 

    Presentation date: 2007.06

  • 『出雲国風土記』のヤマトタケル

    早稲田大学国文学会大会 

    Presentation date: 2004.11

  • 記・紀の「神話」作り

    上代文学会創立50周年記念大会 

    Presentation date: 2002.05

  • 教材研究 古代の神話伝説

    早稲田大学国語教育学会例会 

    Presentation date: 2001.10

  • 『古事記』の八百萬神

    上代文学会例会 

    Presentation date: 1999.09

  • 『先代旧事本紀』の神話

    上代文学会 古事記逸文研究会 

    Presentation date: 1998.06

  • 「高天原に氷椽たかしりて」について

    上代文学会例会 

    Presentation date: 1997.09

  • 『古事記』における熊曽国の位置付け

    古代文学会例会 

    Presentation date: 1996.10

  • 『古事記』におけるスサノヲ像をめぐって

    古事記学会大会 

    Presentation date: 1993.06

  • 真福寺本『古事記』講読—允恭記后妃皇子女条—

    古事記学会例会 

    Presentation date: 1990.03

  • 「天下」の絶対性・悠久性を支える論理

    早稲田大学国文学会大会 

    Presentation date: 1989.12

  • 記紀の日向神話について

    早稲田古代研究会例会 

    Presentation date: 1987.07

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Research Projects

  • 『先代舊事本紀』の注釈的研究

    Project Year :

    2018.04
    -
    2021.03
     

     View Summary

    『先代舊事本紀』についての、注釈書編纂と関連文献を対象とする書籍刊行、論文執筆、口頭発表を進めている。後者について、本研究と密接に関わるものとしては、研究代表者編『先代旧事本紀論』を刊行し、収録した論文10本の内容の中で、本研究に於ける注釈作業に反映させるべき、文学、語学、歴史、宗教各分野の現在に至るまでの研究史が明確となり、研究成果がほぼ出揃った。前者は、本研究の最終目的である注釈書の刊行に向けた研究である。本研究以前に調査の及んではいなかった2写本のデータの収集を既に終えている。注釈書の基本的な編纂方針と、大まかな体裁については、研究代表者と研究分担者の間で検討を重ねて、出版社の編集担当者からの助言も参考に入れながら概要を決定した。既に入力を終えている『先代舊事本紀』本文を用いて、現在は巻ごとの分担者を決めての、校本と注釈の入力作業に入っている。全十巻のうち、巻第一~二の部分の原文、書き下し文、口語訳に語注を加えた注釈書の草稿を作成し終えた段階にある。中心となる文学の分野では『先代舊事本紀』の主題と構想を見据えた巻ごとの把握と、本文との系統を念頭に置いた理解が可能となった。そこに、歴史学分野からは国造と物部氏の実態、宗教学分野の石上神宮と宮廷祭祀との関わり、語学の成果としての「生」「誕生」の文字の使い分けといった事柄など、最新の研究成果への目配りをしながら訓詁注釈作業を進めている。研究代表者、分担研究者とも各自の研究を進めながら、本研究の目的である『先代舊事本紀』注釈書の編纂作業を進めており、おおむね順調な進展があったと認め得る状況にある。諸本調査に関しては、予定通り実施していない写本があることが大きな問題であり、最終年度早々には所蔵者との交渉を行う予定であったが、新型コロナウイルスによる感染症拡大のため実施を見合わせざるを得ない状況が続いている。2020年度は、松本弘毅が高等学校への就職に伴い研究分担者を外れたため、研究の停滞が懸念される。松本弘毅からは、幸い今後の研究への協力を、公務をぬって行ってゆく意思表示を得ており、注釈作業への継続的な従事を相当程度期待できる状況にあるため、研究代表者、研究分担者との協力のもと注釈作業を進めてゆきたい。現在までに収集したデータに基づき、本文校訂と施注、書き下し文と口語訳の作成と語釈の作業を進めて、前期のうちに注釈書の原稿を作成する。後期には、研究成果公開促進費の申請を行う。また、作成した原稿の確認を行う。未調査の写本については、社会情勢の安定を待って可能な限り早い時期に調査を行って、本文校訂作業に反映してゆく事とする

  • 六国史時代文筆活動の研究

    Project Year :

    2015.04
    -
    2019.03
     

     View Summary

    2016年度の具体的な研究計画は、次の4項目であった。「1.諸文献の電子テキスト化」、「2.注釈作業」、「3.『六国史時代漢語集成』の編集」、「4.近世六国史関連研究文献調査」。各項ごとの成果は次のとおりであった。1.すでに業者委託によって電子化の基礎作業が終了している『日本詩紀』のデータの校正作業の続きを、大学院生の分担作業により行った。ダブルチェックも完了した。データは本研究の関係者間で共有し、今後の研究に利用することが可能となった。将来的には一般公開の方法を検討している。『古京遺文』の電子化も、業者委託で行った。今後、『日本詩紀』と同じ要領で、2017年度に校正作業を完了させる予定である。2.昨年度に引き続き、『懐風藻』と渤海使関係文筆資料の注釈作業を行った。『懐風藻』は、8月9月以外の毎月研究会を開催、計10回の研究会を開催した。1回につき3首ずつ検討し、計30首(古典大系番号で6,7,9,10,11,15,17,18,22-29,31,33,35,37,39,40,42,50,51,53-55,85,87)の検討を終えた。研究会での検討を経て、担当者各自が改稿を加えることになっている。渤海使関係文筆資料については、原則隔月開催の研究会を計6回開催し、『続日本紀』掲載の資料についての検討を終えた。研究会での検討を反映させた注釈稿を、『早稲田大学日本古典籍研究所年報』第10号(3月刊)に掲載した。今号に掲載できなかった分が一部あるが、それらは次号掲載の予定である。3.以前の科研費研究で作成した『8世紀日本漢語集成』作成の要領で、作業を進めている。4.国文学研究資料館で、各機関所蔵の関連文献の基礎調査委を行い、名古屋市蓬左文庫、天理大学附属天理図書館等で文献調査を行った。ほぼ研究計画に沿った進展であった。業者委託による電子データの校正作業をいかに効率的に進めるかは、依然として課題ではあるが、協力の大学院生のチーム作業は、次第に要領を得てきているようである。本年度の調子で進めれば、大きな支障はないものと考えている

  • Overall Stuty of SENNDAI-KUJI-HONGI

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2015.04
    -
    2018.03
     

    KUDOH Hiroshi

     View Summary

    A SENDAI-KUJI-HONGI workshop is organized by a researcher of four fields of the Japanese literature, the Japanese history,the Sinto science and Japanese science .It's interdisciplinary, a problem of study history of "SENDAI-KUJI-HONGI" and the joint research which considers future's problem were performed.An opening to the public meeting for giving papers was put into effect in September, 2017.A study representative issues the current state of this late head of the family old matter period "and" the problem which carry 10 theses and 4 columns by 12 people who have added 3 researchers to an allotment researcher more than Kasama study in May, 2018 from Kasama study and elucidates widely for an outcome of this research

 

Syllabus

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Sub-affiliation

  • Faculty of Letters, Arts and Sciences   Graduate School of Letters, Arts and Sciences

  • Faculty of Education and Integrated Arts and Sciences   Graduate School of Education

  • Faculty of Letters, Arts and Sciences   School of Humanities and Social Sciences

Internal Special Research Projects

  • 上代散文作品の本文校定史の研究-田中頼庸『古事記新釈』の検討など-

    2013  

     View Summary

     研究課題の副題に記した田中頼庸著『古事記新釈』(全六十九丁)のうち、第二十八丁裏から第五十丁表までの翻刻と検討を行った。本書の書誌はおおよそ以下の通りである。  稿本一冊、縦二三・三糎、横一六・五糎。四目綴じの袋綴装冊子。表紙は表裏ともに、無地の浅葱色で原装と見られる。左上に、  本文と同筆で「古事記新釈」と墨書された題簽(縦一四・〇糎、横三・二糎)が付されている。本文は楮紙で全六十九丁。全て墨  書で、一行三十字前後、一頁十二行から十三行である。前付け・後付けに本文と同じ料紙の前遊紙一丁、後遊紙二丁がある。奥書  は無い。(『早稲田大学日本古典籍研究所年報』第5号所載の拙稿より抜粋) 『古事記新釈』の存在は、『國學者傳記集成(續篇)』(日本文學資料研究會編、國本出版社、1935年)に田中頼庸の著作として紹介されていることによって以前から知られていたことが分かるが、私蔵の本書以外に存在を確認したことがない。本書冒頭の内題の下には、「田中頼庸未定稿」とあるが、決定稿が存在するのか、また、それが刊行されたか否かも含めてなお不明な点が多い。田中頼庸は、『校訂古事記』三冊(神宮教院、明治20(1887)年刊)の編者として知られ、『古事記』の本文校訂史上に遺した足跡は大きいが、『古事記』の内容について言及したと思しき著作は本書を除いて知られていない。本文校訂の根底にあった頼庸の『古事記』観を知るには、現在のところ本書の内容を検討する以外に方法はなく、その前提としてまずは正確に翻刻を行う必要がある。 今回までに翻刻・検討した成果から、本書が内題通りの「未定稿」であることが分かった。『古事記』上巻冒頭部の注釈の途中、第二十四丁裏より「田中頼庸謹記」と改めて署名した後「本記の印本に熊曽国の加りたるは誤脱の本なるを」に始まる論考を記し、それを第二十八丁裏九行目で終えた後、行を空けずに、「甕栗宮新室樂詠」と題して、『古事記』下巻の清寧記に記載されたヲケ・オケ二皇子に関わる「新宮宴の詠」についての注釈が始まる。それを第三十丁裏七行目まで記し終えた後に、再び行を空けずに、「次成神、名國之常立神」以下の上巻冒頭部の注釈を第三十四丁裏八行目まで記す。そしてまた第三十四丁裏九行目より「古事記新釋附説 高屋山陵考 田中頼庸」と題して、『日本書紀』に記述されたホホデミノ尊の陵の所在地を比定する論考を第三十八丁裏五行目まで記し、またもや行を空けずに、第三十八丁裏六行目から国生み段の注釈に戻る。さらには、第四十三丁裏の最終行より「同附録」として「伊邪河宮(開化天皇の宮名なり)の章訛字の辧」なる論考を記し、第四十六丁表よりはイザナキ・イザナミ二神の神生み段の注釈に戻る。このように『古事記』上巻冒頭部の注釈の途中に、行を空けることもなく幾つかの論考が挟みこまれている。各論考の冒頭には、論題はもちろん、「田中頼庸謹記」のような署名や「附録」といった見出しが付されている場合もあり、それぞれが独立した論考であることを示している。それだけに、本書全体の構成意識は見出し難く、これが完成稿でないことを示しており、本書冒頭の内題下に「田中頼庸未定稿」とあることと一致していることが分かるのである。 以上のように本書は全体として「未定稿」なのであるが、挟み込まれた論考には一つ一つが完結した一論文の体裁を整えているものもある。そのうち「伊邪河宮(開化天皇の宮名なり)の章訛字の辧」では、現在までに伝わっている『古事記』諸本の文字を尊重しながらも、それを妄信することの危険性について先学の諸説を引用・検討しながら説くなど、本文校訂における頼庸の立場を伺い知ることが出来た。