2022/08/17 更新

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フジタ マコト
藤田 誠
所属
商学学術院 商学部
職名
教授

兼担

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 商学学術院   大学院商学研究科

学内研究所等

  • 2019年
    -
     

    産業経営研究所   兼任研究所員

学歴

  •  
    -
    1991年

    早稲田大学   商学研究科博士後期課程   経営学  

  •  
    -
    1986年

    早稲田大学   商学研究科修士課程   経営学  

  •  
    -
    1984年

    早稲田大学   商学部  

学位

  • 早稲田大学   博士(商学)

  • Doctor of Commerce

  • 商学修士

  • (BLANK)

経歴

  • 1989年
    -
    1991年

    日本学術振興会特別研究員()

所属学協会

  •  
     
     

    経営哲学学会

  •  
     
     

    Academy of Management

  •  
     
     

    日本労務学会

  •  
     
     

    組織学会

  •  
     
     

    日本経営学会

 

研究分野

  • 経営学

論文

  • 日本における経営学発展の方向性

    藤田誠

    日本経営学会誌   ( 46 ) 52 - 59  2021年05月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

  • 地域イノベーション・ネットワークの戦略提携論的展開

    藤田誠

    早稲田商学   ( 454 ) 1 - 27  2019年03月

  • 経営学における実証と理論

    藤田誠

    経営哲学   13 ( 2 ) 18 - 27  2016年08月

  • 産業クラスターのネットワーク論的検討

    藤田誠

    早稲田商学   ( 441.442 ) 1 - 28  2015年03月

  • 産業クラスターの現状と研究課題

    藤田誠

    早稲田商学   431   491 - 515  2012年03月

  • 産業クラスター研究の動向と課題

    藤田誠

    早稲田商学   ( 429 ) 101 - 124  2011年09月

    CiNii

  • 企業価値と経営戦略—社会性と企業の存続ー

    藤田 誠

    『社会と企業:いま企業に何が問われているか』(経営学論集80集)   80   5 - 16  2010年09月

  • 経営哲学学会関東部会シンポジウム「CSR、企業倫理、企業理念は本当に役立つか?」に関するコメント

    藤田誠

    経営哲学   7 ( 2 ) 52 - 63  2010年08月

  • 社会性と経営戦略

    藤田 誠

    早稲田商学   ( 423 ) 515 - 538  2010年03月

    CiNii

  • 統一論題・サブテーマ2 イノベーションの組織

    藤田 誠

    日本企業のイノベーション(経営学論集79集)   79   90 - 91  2009年09月

  • 知的財産戦略と組織マネジメントに関する実証分析ー特許権を中心にー

    藤田 誠

    早稲田商学   ( 406 ) 1 - 29  2005年12月

  • 経営資源と競争優位性

    藤田 誠

    早稲田商学   ( 400 ) 61 - 89  2004年09月

  • Resource-based viewとブランド価値

    藤田 誠

    経営学論集/千倉書房   74   178 - 179  2004年09月

  • 組織文化、マニュアルと経営倫理

    藤田 誠

    経営倫理/経営倫理実践研究センター   32   7 - 8  2003年10月

  • 戦略と組織への洞察力

    藤田 誠

    ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー/ダイヤモンド社   28 ( 10 ) 163 - 166  2003年09月

  • 経営戦略と知的財産戦略

    藤田 誠

    税経通信/税務経理協会   58 ( 11 ) 23 - 29  2003年08月

  • Resource based viewとブランド価値

    藤田 誠

    日本経営学会第77回大会   23 ( 9 ) 995 - 1009  2003年  [査読有り]

    DOI

  • 経営資源と組織能力の測定ーブランドを中心にー

    藤田 誠

    日本経営学会関東部会    2002年11月

  • ブランド・マネジメントとブランド価値

    藤田 誠

    企業会計/中央経済社   54 ( 9 ) 74 - 79  2002年09月

  • インタンジブルズとICマネジメント

    藤田 誠

    税経通信/税務経理協会   57 ( 3 ) 104 - 110  2002年01月

  • 経営資源と組織能力の戦略論的意義

    藤田 誠

    経営戦略学会    2000年12月

  • 組織能力と組織デザイン

    藤田 誠

    経営行動研究年報/経営行動研究学会   ( 9 ) 49 - 52  2000年05月

  • Organizational characteristics and and professional ethics: The case of engineers in Japan

    Makoto FUJITA

    I.R.B.A. Academic Forum   ( 6 ) 67 - 81  2000年03月

  • Organizational competencies and design

    藤田 誠

    The Annals of the Japan Association for Research on Business Administrative Behavior.   ( 9 ) 49 - 52  2000年

    担当区分:筆頭著者

  • Organizational characteristics and professional ethics: the case of engineers in Japan

    産業経営研究所アカデミック・フォーラム/早稲田大学   6  1999年12月

  • 経営学のエッセンス

    税務経理協会    1999年10月

  • 日本企業の経営スタイルの変貌他

    別冊商事法務国際財務報告の新動向/商事法務研究会   ( 222 ) 122 - 125  1999年09月

  • 経営資源、組織能力と組織デザイン

    21世紀の企業経営(経営学論集)/千倉書房   69   246 - 251  1999年09月

  • 経営学の課題と方向性

    税経セミナー/税務経理協会   44 ( 13 ) 27 - 32  1999年08月

  • 組織能力と組織デザイン

    経営行動研究学会全国大会/早稲田大学   9  1999年07月

  • グローバル化、情報化と経営

    藤田 誠

    税経セミナー/税務経理協会   44 ( 12 ) 21 - 26  1999年07月

  • インセンティブとモティベーション

    税経セミナー/税務経理協会   44 ( 10 ) 19 - 24  1999年06月

  • リーダーシップ

    税経セミナー/税務経理協会   44 ( 9 ) 19 - 24  1999年05月

  • コンフリクトと交渉

    税経セミナー/税務経理協会   44 ( 7 ) 21 - 26  1999年04月

  • 組織文化

    税経セミナー   44 ( 6 ) 19 - 24  1999年03月

  • A critical examination of the relationships among firm resources, organizational competencies and organizational design.

    藤田 誠

    Waseda Business & Economic Studies   ( 34 ) 1 - 16  1999年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 組織デザイン

    藤田誠

    税経セミナー   44 ( 4 ) 21 - 26  1999年02月

    担当区分:筆頭著者

  • New management ways of Japanese firms

    New trends in international financial reporting   ( 222 ) 122 - 126  1999年

  • 経営戦略と事業の定義

    税経セミナー   44 ( 3 ) 25 - 31  1999年01月

  • ビジョンと経営戦略

    税経セミナー   44 ( 1 ) 21 - 26  1998年12月

  • 組織の概念とイメージ

    税経セミナー   43 ( 17 ) 23 - 29  1998年11月

  • 経営資源と組織能力の測定

    藤田 誠

    税経通信   53 ( 12 ) 203 - 209  1998年10月

    CiNii

  • 企業・会社の特徴

    税経セミナー   43 ( 16 ) 21 - 28  1998年10月

  • 経営資源・組織能力と組織デザイン

    日本経営学会第72回大会 札幌大学    1998年09月

  • 経営学の関連領域とその対象

    税経セミナー   43 ( 15 ) 20 - 26  1998年09月

  • 経営学の最重要ポイント

    会計人コース   33 ( 4 ) 60 - 69  1998年03月

  • 経営資源と組織能力

    早稲田商学   ( 375 ) 39 - 68  1997年12月

  • 産研アカデミックフォーラム・イントロダクション

       1997年07月

  • 企業評価と経営資源・組織能力

    税経通信   52 ( 5 ) 161 - 167  1997年03月

  • Career commitment, professionalism, and organizations

    Waseda Business & Economic Studies   ( 32 ) 55 - 69  1997年03月

  • 経営学の論点整理

    中央経済社    1997年02月

  • Firm resources and organizational competencies

    The Waseda Commercial Review   ( 375 ) 321 - 350  1997年

  • Career commitment, professionalism, and organizations.

    Waseda Business&Economic Studies   ( 32 ) 55 - 69  1996年

  • グル-プ経営と連結決算-その意義と課題-

    企業会計   48 ( 3 ) 55 - 61  1996年

  • Professionalization, Configuration, and Effectiveness

    産業経営/産業経営研究所   ( 21 ) 381 - 396  1995年12月

  • Professionalization as a form of work coordination

    Academy of Management Annual Meetings/Academy of Management   54  1995年08月

  • Effects of Organizational Centralization on Alienation among Professionals: The Case of Engineers

    早稲田商学/早稲田商学同攻会   ( 364 ) 57 - 71  1995年03月

  • Professionalization, configuration, and effectiveness

    The Waseda Business Review   ( 21 ) 381 - 396  1995年

  • Effects of organizational centralization on alienation among professionals

    The Waseda Commercial Review   ( 364 ) 57 - 71  1995年

  • Effects of Organizational Centralization on Alienation among Professionals: The Case of Engineers

    The Second Conference of the International Federation of Scholarly Associations of Management/International Federation of Scholarly Associations of Management   2  1994年08月

  • 地場産業企業の組織風土−燕・三条地域企業と大手電機メーカーの比較

    地場産業の今日的経営課題−三条・燕地域の金属製品製造業の場合/産業経営研究所   24 ( 24 ) 77 - 97  1994年02月

  • Professionalization and crganizational control

    The Waseda Commercial Review   ( 355/357 ) 187 - 219  1993年

  • 専門職業化と組織コントロ-ル

    早稲田商学   ( 355・356 ) 187 - 219  1993年

  • プロフェッショナルと組織

    JICPA ジャ-ナル   5 ( 8 ) 36 - 37  1993年

  • ROGER, ME, AND MY ATTITUDE - FILM PROPAGANDA AND CYNICISM TOWARD CORPORATE LEADERSHIP

    TS BATEMAN, T SAKANO, M FUJITA

    JOURNAL OF APPLIED PSYCHOLOGY   77 ( 5 ) 768 - 771  1992年10月  [査読有り]

     概要を見る

    Two studies of U.S. and Japanese respondents assessed attitudes resulting from viewing the film Roger & Me (Moore, 1989). In Experiment 1, the responses of 162 adults who had seen the film in the U.S. were contrasted with 106 people about to view the film. Those who saw the film exhibited more cynical (negative) attitudes toward General Motors in particular and toward U.S. business in general. Experiment 2 employed a Solomon four-group design in Tokyo, Japan, to assess the generalizability of the U.S. results and also to assess attitude change from pretest to posttest. Consistent with the U.S. results, viewing the film had negative effects on Japanese attitudes toward General Motors and toward U.S. business in general. Furthermore, attitudes toward Japanese business became slightly more positive as a function of viewing the film. Implications and future research needs are discussed.

  • 専門職業意識と組織風土

    日本労務学会年報   ( 21 ) 117 - 122  1992年

  • Organizational climate, culture and Organizational commitment amcng professionals

    Organizational Science   25 ( 1 ) 78 - 92  1991年

  • 組織風土・文化と組織ユミットメント-専門職業家の場合-

    組織科学   25 ( 1 ) 78 - 92  1991年

  • 専門職化の管理理念

    藤田 誠

    コンセンサスマネジメント   ( 4 ) 30 - 34  1990年12月

  • 専門職の管理と組織風土に関する実証分析

    藤田 誠

    早稲田商学   ( 342 ) 185 - 219  1990年12月

  • キャリア志向と組織コミットメント

    経営哲学   ( 6 ) 48 - 51  1990年09月

  • キャリア意識と帰属意識に関する実証分析

    藤田 誠

    早稲田商学   ( 3383・39 ) 273 - 299  1990年06月

  • 企業の雇用構造に関する考察

    藤田 誠

    早稲田商学   ( 327/328 ) 297 - 318  1988年03月

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書籍等出版物

  • ベーシック+(プラス)経営学入門

    藤田誠

    中央経済社  2015年02月

  • Patent Valuation Model: Concepts and methods of PatVM

    Hirose, Y, Hiruma, F, Fujita, M, Sakurai, H, Suzuki, K, thers( 担当: 共著)

    Chuokeizaisha  2013年 ISBN: 9784502476907

  • スタンダード経営学

    藤田誠

    中央経済社  2011年02月

  • 企業評価の組織論的研究

    藤田 誠

    中央経済社  2007年12月

  • 特許権価値評価モデル

    広瀬義州, 桜井久勝, 昼間文彦, 藤田 誠, 鈴木公明他

    東洋経済新報社  2006年05月

  • 特許権価値評価モデル活用ハンドブック

    広瀬義州, 桜井久勝, 昼間文彦, 藤田 誠他

    東洋経済新報社  2005年12月

  • 高齢化をめぐる問題

    藤田 誠

    人事マネジメントハンドブック製作委員会編集『人事マネジメントハンドブック』/(社)日本労務研究会  2004年01月

  • 組織の構造、能力と組織デザイン

    藤田 誠

    『経営組織』(大月博司・高橋正泰編)/学文社  2003年09月

  • 能力主義、成果主義とコンピテンシー

    藤田 誠

    『人事マネジメントのケースと理論』(厚東偉介・金子義幸編著)/ 五絃舎  2001年11月

  • 組織のイメージと理論

    藤田 誠

    創成社  2001年06月

  • グループ経営における人事・労務管理

    藤田 誠

    『グループ経営ハンドブック』中央経済社  2001年03月

  • 経営学のエッセンス

    藤田 誠

    税務経理協会  1999年10月

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受賞

  • 日本経営学会賞

    2008年09月  

  • 日本労務学会研究奨励制度による表彰

    1992年  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 地域イノベーション・ネットワークの戦略提携論的研究

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

     概要を見る

    本研究は、地域イノベーション・ネットワーク形成の原因を、戦略提携論の視点から理論的かつ実証的に明らかにすることを目的として、戦略提携論の視点から理論的に地域ネットワーク形成の理由・原因を解明する。具体的には、愛知県東部、埼玉県北部および北陸地域における地域イノベーション・ネットワークに関する定性的実証研究・聞取り調査を実施することで、当初予定していた理論的概念枠組みを、帰納的に修正・拡張を行うという方法を採用する。本研究は、産業クラスター論をネットワーク論的に展開するとともに、戦略提携論の視点から、地域イノベーション・ネットワーク研究を再構築する研究と位置づけることができる

  • 産業クラスタ-のネットワーク論的研究

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2016年03月
     

     概要を見る

    本研究では、産業クラスターの発展要因を、ネットワーク論の視点から概念的にモデル化することで、理論的・政策的に貢献することを目的としていた。愛知県東部地域における調査等から、「同業者組合へ加入しているといった親近性は、経済主体間の緊密度(ネットワークの密度)を増す」、「ネットワークの構造特性がイノベーションに影響を与えるという2点」を確認した。前者は、地域におけるつきあいが、経済主体間の関係を緊密にすることを意味し、後者は、「ネットワークの密度」、「クリーク(clique)」の存在および、クリークがネットワークの中心に位置する程度を意味する「中心化」という3つの構造特性を意味する

  • 産業クラスターと企業の組織能力に関する研究

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2013年03月
     

     概要を見る

    本研究は、産業クラスター発展に寄与する要因を理論的・実証的に解明することを目的とし、東海バイオものづくりクラスターに属する豊橋市において複数回の聞き取り調査を実施した。その結果、従来の研究が提示するクラスターの発展要因を部分的に確認するとともに、クラスターの発展にはクリーク(緊密なつながりを持つ集団)形成が有効であるとの結論を得た

  • 情報化時代における企業戦略と組織デザイン:データベースの構築と国際比較

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2000年
    -
    2002年
     

     概要を見る

    本研究の目的は、流通業、金融業および自動車産業について昭和60年から平成13年までを対象に、新聞や雑誌などのすべての公表された記事に基づいて、戦略や組織の変革に関するデータベースを構築することにあった。最終的には、これらのデータを他国のデータと分析・比較することにより、情報化時代における新しい企業戦略や組織デザインを構成する要素を発見することを目的としている。
    本研究では、その上で、データベースを用いたいくつかの実証研究を行った。まず、米国およびドイツで構築されたデータベースも利用して、本研究プロジェクトの理論的フレームワークとなっている開発-活用理論とその発展形である企業価値創造モデルに基づき、アジア諸国に日米欧の多国籍企業がアジア危機に対応してどのような戦略変換を行ったかを分析した。その結果、日米欧の各企業の対応は全体的にみれば、活用のほうが多いことが発見された。ただし、各国の資本主義形態が媒介効果を有しており、戦略革新の程度には差がみられた。日本企業の戦略革新はより漸進的なものとなった一方、米国企業の戦略革新は急進的となる傾向がみられた。また、欧州企業の戦略革新はその中間に位置していた。
    ついで、2000年6月施行の出資法上限金利引下げに対応して、日本の金融サービス会社がどのような戦略変換を行ったかを分析した。その結果、金融サービス会社の対応は全体的にみれば、活用のほうが多いことが発見された。ただし、規模が媒介効果を有しており、戦略革新の程度には差がみられた。規模の小さな会社の戦略革新はより漸進的なものとなった一方、規模の大きな会社の戦略革新は急進的となる傾向がみられた。

  • 21世紀に向けての企業戦略と組織デザイン:データベースの構築と国際比較

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    1997年
    -
    1999年
     

     概要を見る

    流通業、金融業および自動車産業について、企業戦略と組織変革に関するデータベース化を1980年から1997年の期間を対象に図った。本データベースでは、各企業について新聞・雑誌記事の検索を行った後、記事本文の分析を行い、各変革に関する分類と記述を行った。そこでは、各変革の鍵となる特徴を浮き彫りにするために、変革のタイプ、組織内で変革が起きた場所、表明された目標およびその理由が記録された。また、戦略タイプ、戦略方針、組織構造なども記述されている。このデータベースに基づき、以下のようなテーマを分析した。
    (1)日本企業において経営者交代が戦略および組織の変革に及ぼす影響:全般的にみると、経営者交代は戦略および組織の急進的な変革とは関係がなかった。また、経営者交代とは無関係に、ガバナンス構造が戦略および組織の変革に影響を及ぼしていた。すなわち、企業の業績が著しく悪く、しかもメインバンクが存在する場合には、戦略および組織の変革は促進された。(2)米国と日本の流通業において情報技術が組織デザインに及ぼす影響:米国では、情報技術の導入は組織構造に非常に大きな影響を及ぼしていた。その他の変数をコントロールした場合、情報技術は集権化につながっていた。それに対して、日本では、その他の変数をコントロールしない場合、情報技術の導入は組織構造に影響を及ぼしていたが、その効果は米国と比べると非常に弱く、また方向も逆で分権化につながっていた。(3)アジア危機後ヨーロッパ、日本および米国企業による東南アジアでのマーケティング活動の変化を理解するためのフレームワーク:まず企業のマーケティング活動の変化を「開発」と「活用」の2つに分類し、いずれの国における企業も開発よりも活用タイプの変革に圧倒的に多くかかわっていることを示した。また、その国独特の資本主義形態が企業による変革のタイプと方向性に影響を及ぼしていることを示した。

  • ビジネス教育が企業の人材育成に果たす役割に関する国際比較研究

     概要を見る

    我が国において昨今開設ラッシュの続いてきた社会人ビジネススクール教育,とりわけMBA教育について,日本企業の人材育成にとって真に有用でありうるか否かという観点から,我が国における代表的なビジネススクールと欧米のビジネススクールとのカリキュラム体系の比較検討を行った。また,東証一部上場の日本企業でMBAスクールに対しいわゆる「企業派遣」をしているいくつかの企業の人事担当者および派遣学生を対象に行ったインタビュー調査を受け,その派遣動機等の分析を行った。これらの結果,以下にまとめるような知見が明らかになった。(1)我が国のビジネススクールにおいては,欧米のビジネススクールに於けるカリキュラム体系と比して,職能領域や方法論教育の領域で部分的に低い開講率の科目も含まれているものの,総じて世界のトップスクールに引けをとらない開講率であることが明らかになった。したがって,授業科目名そのものよりも,実際に何が教育されているかがより重要であることが明らかになった。(2)日本の大企業がMBAスクールに企業派遣を行っている場合,その多くは,ビジネスに関する一般的で体系的な知識を修得させるためというよりも,むしろ他企業の経営状態を受講生相互のコミュニケーションを通じインフオーマルに知ったり,あるいは受講生を介して他企業との相互交流を作るための機会にしたり,といった期待感から企業派遣がなされているケースが多いことが明らかになった。これは,欧米においてはほとんど見られない動機であり,興味深い発見事実であるといえる。(3)自企業にとって有為な人材を育てるためにMBAスクールへの派遣を行っているいくつかの日本企業においても,MBA学位を修得し数年間経ってから退職し,他企業へ転職しているケースもかなりの程度みられた。このため,これらの企業のいくつかでは,MBA派遣制度を見直す方向で検討している企業も含まれていることが明らかになった

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講演・口頭発表等

  • 日本における経営学発展の方向性

    藤田誠  [招待有り]

    日本経営学会第94回大会  

    発表年月: 2020年09月

    開催年月:
    2020年09月
     
     
  • 経営学における実証と理論

    藤田誠  [招待有り]

    経営哲学学会第32回全国大会   (東京)  経営哲学学会  

    発表年月: 2015年09月

  • 企業価値と経営戦略—社会性と企業の存続—

     [招待有り]

    日本経営学会第83回大会  

    発表年月: 2009年09月

  • 日本企業のイノベーション

     [招待有り]

    日本経営学会第82回大会(統一論題シンポジウム)  

    発表年月: 2008年08月

  • 日本企業の知的財産戦略に関する実証分析

    日本経営学会関東部会例会  

    発表年月: 2007年11月

  • Resource based viewとブランド価値

    日本経営学会第77回大会  

    発表年月: 2003年09月

  • 経営資源と組織能力の測定—ブランドを中心にー

    日本経営学会関東部会  

    発表年月: 2002年11月

  • 経営資源と組織能力の戦略的意義

    経営戦略学会第1回大会  

    発表年月: 2000年12月

  • 組織能力と組織デザイン

    経営行動研究学会第9回大会  

    発表年月: 1999年07月

  • 経営資源・組織能力と組織デザイン

    日本経営学会第72回大会  

    発表年月: 1998年09月

  • Professionalization as a form of work coordination

    Academy of Management Annual Meetings 1995  

    発表年月: 1995年08月

  • Effects of organizational centralization on alienation among professionals

    The second conference of the IFSAM  

    発表年月: 1994年08月

  • 研究・開発技術者の専門職業意識と組織風土

    日本経営学会関東部会例会  

    発表年月: 1993年01月

  • 専門職業意識と組織風土

    日本労務学会第21回全国大会  

    発表年月: 1991年06月

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特定課題研究

  • 地域イノベーション・ネットワークの戦略提携論的研究

    2020年   なし

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    本研究は、地域イノベーション・ネットワーク形成の原因を、戦略提携論の視点から理論的かつ実証的に明らかにすることを目的とする。地域イノベーション・ネットワークとは、特定の地域に存在する企業、大学、行政機関などの経済主体が、イノベーションのために協働するネットワーク関係を意味する。本研究では、これまで蓄積されてきた地域イノベーション・ネットワークに関する諸研究を、戦略提携論の視点から理論的に再構築することで、経済主体間でなぜイノベーションのための協働的ネットワークが形成されるのかを理論的・概念的に明らかにする。またそうした理論的概念枠組構築と並行して、愛知県東部、埼玉県北部および北陸地域における地域イノベーション・ネットワークに関する定性的実証研究・聞取り調査を実施することで、帰納的に理論的概念枠組の修正・拡張を行う。

  • 地域イノベーション・ネットワーク形成の理論的・実証的研究

    2019年  

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    本研究は、特定地域内の企業、大学、行政機関などの経済主体間のイノベーションのための協働関係である地域イノベーション・ネットワーク形成の原因と過程を、理論的・実証的に検討することを目的としている。従来愛知県東部、埼玉県北部および北陸3県における調査、戦略的提携論の知見を加味した理論的枠組の修正ならびに本年度愛知県東部で実施した聞取り調査の結果、新規事業・製品開発に関する情報提供と助言・援助が、経済主体間の提携形成を促進する大きな要因のひとつであるという命題を提出するに至った。今後はこの命題をさらに発展・精緻化させるために、既存研究のサーベイと聞取り調査を継続する予定である。

  • 地域イノベーション・ネットワーク形成の理論的・実証的研究

    2018年  

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    地域イノベーション・ネットワークとは「イノベーティブな製品・サービスを開発するために、特定地域内の企業、大学などの経済主体間で形成される協働的関係」を意味するが、本研究は、特にネットワーク形成の原因・動機に焦点を当てている。また戦略的提携論を援用し、概念面での拡張を行った。ネットワーク論は、主体間の関係の全体構造に関心があるが、その基礎は二者間関係である。他方戦略提携論は、提携を結ぶ二者間関係を理論的分析単位とする。それゆえに、二つの理論は相互補完的である。また聞取り調査も実施した結果、地域イノベーション・ネットワーク形成の動機として、具体的事業に関するアイディアが重要であることが判明した。

  • 地域イノベーション・ネットワーク形成の理論的・実証的研究

    2018年  

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    地域イノベーション・ネットワークとは「イノベーティブな製品・サービスを開発するために、特定地域内の企業、大学などの経済主体間で形成される協働的関係」を意味するが、本研究は、特にネットワーク形成の原因・動機に焦点を当てている。また戦略的提携論を援用し、概念面での拡張を行った。ネットワーク論は、主体間の関係の全体構造に関心があるが、その基礎は二者間関係である。他方戦略提携論は、提携を結ぶ二者間関係を理論的分析単位とする。それゆえに、二つの理論は相互補完的である。また聞取り調査も実施した結果、地域イノベーション・ネットワーク形成の動機として、具体的事業に関するアイディアが重要であることが判明した。

  • 地域イノベーション・ネットワークの研究

    2017年  

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     本研究課題は、研究代表者が従来から実施してきた産業クラスターに関する研究を、ネットワーク論的視点を強調して概念面でも実証面でも発展させることを目指すものである。本研究は、「地域における企業、大学、財団などの主体間のネットワーク形成によるイノベーション創出」を研究対象とする。なかでも、主体間でネットワークが形成される初期段階に焦点を当てている。こうした問題設定のもと、戦略提携論の理論と概念を援用してネットワーク論を補強しつつ、定性的聞取り調査を実施しながら、研究を実施した。

  • 地域イノベーション・ネットワークの研究

    2017年  

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     本研究課題は、研究代表者が従来から実施してきた産業クラスターに関する研究を、ネットワーク論的視点を強調して概念面でも実証面でも発展させることを目指すものである。本研究は、「地域における企業、大学、財団などの主体間のネットワーク形成によるイノベーション創出」を研究対象とする。なかでも、主体間でネットワークが形成される初期段階に焦点を当てている。こうした問題設定のもと、戦略提携論の理論と概念を援用してネットワーク論を補強しつつ、定性的聞取り調査を実施しながら、研究を実施した。

  • 日本企業の知的財産戦略に関する実証研究

    2004年  

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     2002年に、日本政府が「知的財産戦略大綱」を作成するなど、知的財産戦略は、いまや国家戦略の重要な柱のひとつになっているということができる。しかしながら、経済の実態を担う企業において、どのような知的財産戦略が実施されているか、あるいはどのような課題を抱えているかに関する調査は多くないのが現状である。 こうした状況に鑑み、本研究では、日本を代表する企業約500社に対して、郵送による調査を実施することにした。具体的には、2005年3月に日経500種平均株価に採用されている500社に対して、郵送による調査を実施した。 この調査では、企業の知的財産戦略の概要、経営戦略における知的財産戦略の重要度、知的財産に関するインフラ作り、部門間のコーディネーションなどに関して質問している。こうした調査により、知的財産戦略に関する経営学的な知見が蓄積されるとともに、企業の知的財産戦略のあり方に関する実践的な示唆も得られると思われる。 なお、本成果概要書執筆時点(3月22日)までに、103社からの回答を得ているが、さらに回答を待ち、分析にかけたいと考えている。

  • 経営資源、組織能力と企業評価

    2002年  

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     近年企業評価の視点は、土地、建物、設備・備品などの「タンジブルズ」から、ブランド、ノウハウ、知識、技術力などのいわゆる「インタンジブルズ」に移行している。こうした問題意識は、政府が2002年7月に公表した『知的財産戦略大綱』のなかにも明白に述べられているところである。かかる問題意識を反映して、経済産業省では2001年8月から2002年6月まで「企業法制研究会(ブランド価値評価研究会)」を形成し、インタンジブルズのなかでもとくに「ブランド」に関して集中的な研究を行い、2002年6月に報告書をまとめた。筆者も本研究会に参加したが、その研究会で実施したアンケート調査ならびに本研究会が算出した日本企業のブランド価値との関連を分析した結果が、下記に示されている論文である。 この論文の概要を要約するならば、企業規模ならびに事業の性格(「BtoC型」か「 Bt B型」か)の効果を差し引いても、ブランド管理組織を設置している企業のブランド価値は、そうした組織を設置していない企業よりも有意に高いことが判明した。またブランド戦略に関しては、「一貫したメッセージの発信」ならびに「ブランド・アイデンティティー確立と使用規準の作成」を重視している企業の価値が高いこともわかった。さらに、企業ブランドと製品ブランドは個別に管理している企業のブランド価値が高い傾向にあることなども判明した。本論文の詳細は、下記論文を参照されたい。 インタンジブルズのなかで、ブランドは大きな比重を占めると想定されるが、今般の経済産業省モデルにより、その価値が客観的数値として把握できたことは大きな進歩である。しかし、ブランドは技術力、ノウハウ等との相乗効果により実現されるものである。そうした意味では、ブランドに留まらず、技術力、ノウハウ等のインタンジブルズをも測定するモデルの構築が、企業評価の分野では必要とされている。 

  • 組織能力と組織デザイン

    2001年  

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     今般の特定課題研究においても、これまでの研究を発展させるために、「組織能力と組織デザイン」というテーマを設定し、継続的な研究を行った。 本研究は、経営戦略論におけるResource-Based View(RBV)、Competence-Based View(CBV)などの名称で総称される研究パラダイムの台頭・流布を意識したものである。かかる研究パラダイムは、経営学わけても経営戦略研究の分野では、現在最も支配的なパラダイムのひとつである。それゆえに、「知識マネジメント」、「インタンジブル経営」、「Intellectual Capital」、「Social Capital」など、様々な鍵概念により数多くの研究が行われている。これらの研究は、「企業が保有する経営資源あるいは組織能力、なかでも知識、ノウハウ、スキルなどの無形(インタンジブル)要因が、競争優位性を決定する」という問題意識で共通している。 しかし、こうした問題意識を定量的に実証した研究は、現在までのところあまり数は多くない。また「組織能力の測定」と称する研究でも、それは特定分野(研究開発など)に焦点を合わせている場合が多い。かかる研究状況を生み出している原因のひとつは、組織能力に関する包括的概念フレームワークの欠如にある。とくに、組織論における研究蓄積を軽視あるいは無視しているために、こうした状況から脱していないというのが私見である。 以上のような問題意識にたち、組織能力を組織デザインとの関連から捉えた概念フレームワークを構築することが、目下の研究課題である。これに関しては、未だ未解決な部分も多いが、暫定的な結論としては、①経営資源と組織能力は異なる概念と理解すべきである、②組織能力と組織デザインは、「知識」を結節部分として重複するが、これらもまた異なる概念である、③能力と知識の違いを見極めるには、いわゆる「暗黙知」をどのように定式化するかがポイントである、といった点が挙げられる。 研究の詳細に関しては、以下の成果に発表済みであるので、そちらを参照されたい。 

  • 組織能力と組織デザイン

    1999年  

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     本年度は、これまでの研究経緯を踏まえて、組織能力と組織デザインの概念的な整理をするとともに、定量的実証研究のための予備的な聞取り調査を行った。その成果は、すでに経営行動研究学会での口頭発表と学会誌論文として発表済みである(論文は現在校正中)。その内容の要約は以下のとおりである。 経営戦略論の分野では、企業・組織の競争優位性の源泉として組織能力に注目する発想が、ここ10年間に支配的な研究パラダイムの1つになっている。しかし、組織能力の概念規定に関しては、研究者の間で合意が形成されているとは言い難い。そのために、単なる個別事象の例示以上には、体系的な実証研究は行われておらず、概念だけが拡張しながら一人歩きしているのが現状である。こうした状況を踏まえたうえで、本年度は定量的な実証研究の準備段階とでもいうべき、聞取り調査を行った。 本年度は、製薬メーカーとレーザー機器メーカーに聞取り調査に出向いたが、それらと以前行った電機メーカーでの調査を総合すると、次のように要約できる。すなわち、技術力に関連しては「特許」が一つの重要な指標になることは間違いない。しかしそれも、研究・開発あるいは製造プロセスの質と量を測定する一指標に過ぎないという見方もできる。しばしば、「潜在能力」という言い方がされるが、ことビジネスの現場的な感覚からすると、顕在化してこそ能力という言い方もできる。そこで、これは従来からの小生の見解であるが、企業・組織の成果・業績を測定する指標を洗い出すことで、そこから逆に組織能力を類推・測定するということが、一つのアプローチではないかと思われる。ただしこれにしても、企業・組織の成果を測定する一義的な指標はない。しかし、会計上の営業権、あるいは近年株価との関連で指摘される「オプション・バリュー」などと関連させながら、定量化の筋道を見つけ出すことを今後の課題としたいと考えている。

  • 組織能力の諸次元と測定可能性

    1998年  

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     本年度はこれまでの研究経緯を踏まえて、経営資源、組織能力と組織デザインの概念的な関連に留意しながら理論的な概念枠組の開発を行った。その成果はすでに「経営資源と組織能力の測定」(『税経通信』Vol.53 No.12、1998年10月、203-209頁)なる論文で発表済みである。その要約は以下のとおりである。 経営学とくに戦略論の分野では、企業の競争優位性の源泉として経営資源あるいは組織能力に注目する見方がここ10年の間に支配的な研究パラダイムの1つになっているが、経営資源ならびに組織能力という基礎概念の定義からして研究者の間で合意が形成されているとは言い難い。また、定量的な実証研究もあまり蓄積されていないのが現状である。かかる状況を踏まえたうえで、本年度は定量的な実証研究のための予備的な聞き取り調査を行った。 そこで明らかになったことは、実務家の人達も経営資源あるいは組織能力なる概念は容易に理解しうるし、その重要性も認めるが、それを定量的に測定するとなると、明確な回答は持ち合わせていないということであった。そうしたなかでひとつの方策として考えられるのは、企業・組織の成果・業績を測定する指標を洗い出すことで、そこから逆に組織能力を類推・測定するということである。あるいは、近年研究代表者の間で注目されている「知識」の概念を手がかりに、組織能力を測定するという方法も考えられる。いずれにせよ、現段階では組織能力を測定する簡便な尺度は存在せず、今後もこの開発に努めることが当該研究分野の発展に寄与するものと思われる。

  • 組織能力と組織デザイン

    1997年  

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    本年度は、上記研究課題のうち組織資源、組織能力と組織デザインの関連に注目し、文献サーベイの形式で理論的な概念枠組の整理を行った。その成果はすでに「経営資源と組織能力」(『早稲田商学』第375号(1997年12月)、39-68頁)という論文で発表済みである。その要約は以下のとおりである。 経営資源もしくは組織能力が企業の競争優位確保の主要な源泉の1つとみなす理論・発想は、経営学の分野では決して目新しいものではない。じっさい、米国流の経営戦略論においては、“resource-based view”もしくは“competence-based view”として、近年の主要なパラダイムの1つとなっている。しかし従来の研究では、「経営資源」ならびに「組織能力」の概念定義自体が曖昧であり、論者によってまちまちな定義がされてきた。また少数の例外を除いて、経営資源ならびに組織能力を実際に測定した研究も少ない。かかる現状を踏まえて、本年度は昨年度に引き続き、文献レビューによる概念整理を行った。 その要点の1つは、会計上の「資産」概念と「経営資源」概念とは、動態的・経済的な資産の概念規定によれば類似した概念となるが、現行制度会計上では貨幣額による測定・表示に馴染まないものは資産に含められないという点で区別すべきである、ということである。また、組織能力とは経営資源を開発、蓄積、活用する潜在力と定義でき、両概念も区別すべきであると考える。さらに先行研究を概観すると、組織能力と組織デザインとは、概念的にも測定レベルでも重複する部分があると考えられる。これは、従来指摘されなかった点であり、この点を手がかりに、経営資源ならびに組織能力を測定する道が開かれるものと考えている。

  • 組織能力と個人のスキル

    1996年  

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     本年度は、上記の研究課題のうち組織能力に注目して、主に文献サーベイの形式で理論的な概念枠組の整理を行った。その成果はすでに「企業評価と経営資源・組織能力」(『税経通信』第52巻第5号(1997年4月)、161-167頁)という論文で発表済みである。その要約は以下のとおりである。 従来の経営戦略論では、「戦略的なポジション」が企業の収益性、有効性を規定する要因として注目されてきた。つまり、いかなる業界(事業分野)に進出するか、あるいはその業界内でいかなる競争戦略を採用するかといった戦略的意思決定が重視されてきたのである。これに対して、近年「経営資源」ないし「組織能力」が企業の収益性、有効性の規定要因として注目されるようになってきた。 経営資源を企業の成長要因の1つとみなす理論は、経済学、経営学の分野では決して目新しいものではないが、会計上の資産と経営資源、組織能力との相違が厳密に論じられることなく現在に至っており、概念定義自体が曖昧なまま研究が続けられてきたのが実状である。そうした現状を踏まえて、上記論文ではまず会計上の「資産」概念と経営資源概念とを比較した。会計学における動態的・経済的な資産の概念規定を採用した場合、会計上の資産と戦略論でいうところの経営資源とはかなり類似した概念となる。ただし、現行制度会計上では貨幣額による測定・表示に馴染まないものは資産に含められないのに対して、経営資源にはそうした側面も含まれる、という点で概念上の差異が認められる。さらに、組織能力とは経営資源を開発、蓄積、活用する潜在力と定義できる。こうした概念規定を出発点として、経営資源と組織能力の包括的な測定尺度を開発することが、今後の研究課題である。

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海外研究活動

  • 知的財産の評価と経営

    2007年03月
    -
    2008年03月

    アメリカ   UCLA

 

現在担当している科目

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委員歴

  • 2014年10月
    -
    2020年09月

    日本学術会議  連携会員

  • 2014年10月
    -
     

    Science Council of Japan  Member