2022/01/21 更新

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オオクボ リョウシュン
大久保 良峻
所属
文学学術院 文学部
職名
教授

兼担

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 文学学術院   大学院文学研究科

学歴

  •  
    -
    1989年

    早稲田大学   文学研究科   東洋哲学  

  •  
    -
    1989年

    早稲田大学   文学研究科   東洋哲学  

  •  
    -
    1980年

    早稲田大学   文学部   心理学  

学位

  • 早稲田大学   博士(文学)

  • 早稲田大学   博士(文学)早稲田大学

  • (BLANK)

  • 早稲田大学   文学修士

所属学協会

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    密教研究会

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    日本仏教学会

  •  
     
     

    日本印度学仏教学会

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研究キーワード

  • 印度哲学(含仏教学)

論文

  • 龍女成仏とその思想的意義─論義との関係をを中心に─

    科研費報告書『中世における天台論義書関係資料』     67 - 88  2013年03月

  • 日本天台創成期の仏教 ─最澄と円仁を中心に─

    『浅草寺 佛教文化講座』   77   37 - 54  2012年08月

  • セッションNo.9の発表におけるコメント

    日本仏教学会法年報   77   273 - 279  2012年08月

  • 円仁 行跡から見た天台密教の確立

    『慈覚大師円仁と行くゆかりの古寺巡礼』 ダイヤモンド社 ダイヤモンドMOOK    2012年04月

  • 延暦寺ゆかりの名僧 最澄

    古寺をめぐるこころの法話    2011年08月

  • 最澄と空海の交流と密教─最澄を中心に─

    別冊太陽 日本の心187『空海』    2011年08月

  • 中尊寺ゆかりの名僧 円仁

    古寺をめぐるこころの法話1     20 - 21  2011年02月

  • 仏教の開祖の生涯と言葉 最澄

    一個人   ( 3 ) 68 - 71  2011年01月

  • 間違えない仏教書選び「天台宗」

    大法輪   4  2010年04月

  • 『法華経』序品第一・方便品第二 解説

    大法輪   12  2008年12月

  • 天台密教の伝灯

    感性文化研究所紀要   ( 4 ) 57 - 81  2008年04月

  • 台門仏教遊歩1〜10

    浅草寺    2008年01月

  • “厄除け大師”良源の実像と伝説に迫る

    仏教新発見 延暦寺   7   12 - 13  2007年08月

  • 伝教大師最澄と天台密教

    仏教文化講座たより72(妙法院門跡)     21 - 31  2007年02月

  • 最澄の成仏思想

    仏教学   ( 48 ) 19 - 39  2006年12月

  • 天台教学における龍女成仏

    日本仏教綜合研究/日本仏教綜合研究学会   ( 4 ) 27 - 40  2006年05月

  • 台密教学探尋

    叡山学院研究紀要28    2006年03月

  • 一念成仏について

    早稲田大学大学院 文学研究科紀要 第50輯     51 - 62  2005年02月

  • 円仁・円珍のことば

    週刊朝日百科「仏教を歩く」18「円仁 円珍」朝日新聞社、『名僧達の教え 日本仏教の世界』(朝日選書)に再録    2004年02月

  • ベルナール・フランク著 仏蘭久淳子訳『日本仏教曼荼羅』

    比較文学年誌早稲田大学比較文学研究室   39  2003年03月

  • 天台密教の特色

    プリンストン大学東洋学プログラム    2000年02月

  • L'évolution du bouddhisme japonais à l'époque de Heian (IX<SUP>e</SUP>-XII<SUP>e</SUP> siécles). Les doctrines ésotériques

    Annuaire EPHE, Section des sciences religieuses   pp.106,143-149  1999年05月

  • 「寛永寺本坊所蔵の典籍について」、解題『師説集』、『金剛■論本爾鈔』、『顕密即身成仏考』、『前唐院十三重灌頂口決』、『恵心流内証相承伝受次第』

    『寛永寺及び子院所蔵文化財総合調査報告』(上)/東京都教育委員会    1999年03月

  • 台東両密における行位論の交渉

    弘法大師の思想とその展開/高野山大学密教文化研究所紀要別冊1     229 - 246  1999年01月

  • 仏教と出会った日本

    法蔵館    1998年08月

  • 平安仏教の特質—天台教学と密教—

    オランダ・ライデン大学日本学韓国学センター    1998年03月

  • 平安仏教とその展開

    フランス国立高等研究院    1998年03月

  • 『往生要集』、即身成仏、覚鑁、口伝、源信、草木成仏、本地垂■

    岩波哲学・思想事典/岩波書店    1998年03月

  • 天台教学と本覚思想

    法蔵館    1998年01月

  • 即身成仏ということ

    東京大学仏教青年会    1997年12月

  • 台東両密における行位論の交渉

    高野山大学密教文化研究所公開研究会    1997年12月

  • 極楽はどこに

    季刊仏教/法蔵館   41  1997年10月

  • 天台大師研究の現状

    天台学報   39  1997年10月

  • 静算の教学について−『心地教行決疑』における即身成仏論を中心に

    東アジアにおける仏教と土着思想の交渉に関する総合的研究/科研費研究成果報告書    1997年03月

  • 天台本覚思想の基盤

    国文学 解釈と鑑賞/至文堂   3月号  1997年02月

  • 信証と台密

    天台学報/天台学会   38  1996年11月

  • 古代の異国・異国人論「最澄と空海」

    国文学 解釈と鑑賞/至文堂   10月号  1996年09月

  • [討論]日本における密教の役割−思想と実践の受容と展開

    日本の仏教/法蔵館   6  1996年08月

  • 『大日経義釈』の教学について−台密教学の基盤として

    神仏習合思想の展開(菅原信海編)/汲古書院    1996年01月

  • 末木文美土著『平安初期仏教思想の研究−安然の思想形式を中心として−』

    宗教研究/日本宗教学会   69;3  1995年12月

  • 安然による空海撰『即身成仏義』の受容について

    印度学仏教学研究/日本印度学仏教学会   44;1  1995年12月

  • 安然の教学における空海

    天台学報/天台学会   37  1995年10月

  • 日本仏教史における最澄と天台宗

    京都学・東京プロジェクト2006 京都の世界遺産講座 第11回延暦寺−霊峰・比叡山に抱かれた1200年の歴史  

  • 名別義通の基礎的問題

    天台学報   ( 52 ) 9 - 16

  • 発心即到と自心仏

    天台学報   ( 53 ) 13 - 20

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書籍等出版物

  • 天台密教の顕密説

    仏法僧論集

    山喜房仏書林  2013年02月

  • 本覚思想と神

    『中世神話と神祇・神道世界』(竹林舎)  2011年04月

  • 最澄・空海の改革

    新東アジア仏教史11日本Ⅰ『日本仏教の礎』(佼正出版社)  2010年08月

  • 最澄の経体論—徳一との論諍を中心に—

    『仏教と文化』(山喜房佛書林)  2008年11月

  • 最澄と徳一の行位対論—最澄説を中心に—

    『真言密教と日本文化』(ノンブル社)  2007年12月

  • 日本天台の教学と美術

    『最澄と天台の国宝』(京都国立博物館、東京国立博物館、読売新聞社)  2005年10月

  • 台密諸流の形成

    『アジア文化の思想と儀礼』(春秋社)  2005年06月

  • 天台本覚論ー証真説に着目して

    院政期文化論集4『宗教と表象』  2004年10月

  • 山家の大師 最澄

    吉川弘文館  2004年06月

  • 台密教学の研究

    法蔵館  2004年01月

  • 日本仏教34の鍵

    春秋社  2003年05月

  • 最澄の教学における成仏と直道

    法華仏教文化史論叢、平楽寺書店  2003年03月

  • 『大日経疏指心鈔』と台密

    頼瑜僧正七百年御恩忌記念論集『新義真言教学の研究』大蔵出版  2002年10月

  • 日本仏教の文献ガイド

    法蔵館  2001年12月

  • 新・八宗綱要

    法蔵館  2001年06月

  • 解題『義釈捜決抄』『義釈第一私鈔』『北嶺伝弘五教成仏義』

    正続 天台宗全書 目録解題/春秋社  2000年12月

  • 仁空の即身成仏論

    仏教文化の諸相、山喜房佛書林  2000年12月

  • 日本仏教の研究法ー歴史と展望

    法蔵館  2000年11月

  • 日本天台の密教

    日本密教 シリーズ密教4/春秋社  2000年05月

  • 台密の教判に関する若干の問題

    仏教教理思想の研究/山喜房仏書林  1998年05月

  • 『維摩経文疏』と天台教学−仏についての理解を中心に

    天台大師研究/祖師讃仰大法会事務局・天台学会  1997年03月

  • 日本仏教の教学研究と文献

    日本の仏教/法蔵館  1996年04月

  • 本覚思想−天台教学の日本的展開

    日本仏教論/春秋社  1995年07月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 多分野複合の視角から見た日本仏教の国際的研究

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2018年03月
     

     概要を見る

    5年間に国内で8回、海外で4回の研究集会を開催し、のべ70名以上の研究報告による多数、かつ多面的な議論の場を設けることができた。報告者のうち3分の1程度は40歳以下の若手研究者で、各世代が交流する場でもあった。また研究成果の社会への還元を目指して、初学者から専門研究者まで利用できる日本仏教の概説書(各章の英文要旨を含む)作成に着手し、大久保良峻編著『日本仏教の展開』を春秋社から刊行することができた

  • 多分野複合の視角から見た日本仏教の国際的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

    研究期間:

    2013年
    -
    2017年
     

     概要を見る

    平成25年度は、初年度であるので、日本仏教の多面的・国際的な研究の場を展開するための準備を進めた。
    まず研究代表者と分担者による年に3回の研究会を開催した(25年4月13日東京、9月6日東京、12月14日金沢)。その相談にもとづき、9月6日に東京の早稲田大学において、第1回の研究集会を開催した。そこでは構成員による研究報告を3つ(大久保「日本仏教史の構築と最近の私の研究」、吉田「僧綱の僧位と大師号-円仁の処遇をめぐって-」、曽根原「近世仏教研究史の問題点」)、招聘研究者による研究報告を1つ(Stephan Licha「イギリスにおける日本仏教研究と私の研究」)行った。
    続いて26年1月24日、同じく早稲田大学において第2回の研究集会を開催し、構成員の報告を2つ(菊地「中世石造物にみる種子(悉曇)について」、研究協力者の原田正俊「皇帝の誕生日法会から室町将軍の誕生日祈祷へ」)、招聘研究者の報告を2つ(林 韻柔・台湾暨南国際大学「海を越えた聖山:中国と日本における五台山信仰」、王 頌・北京大学「中国における日本仏教研究の現状」)行った。
    25年度は、海外の若手研究者の参加を得て、国際的な環境の中で本科研の活動を開始することができたが、26年度以降さらに範囲を広げるため、25年11月には米国宗教学会(AAR)に2名(大久保・曽根原)が参加し、海外の研究状況を視察するとともに、研究者のネットワークを拡充すべく交流を行った。26年3月には4名、蓑輪・曽根原・上島・菊地)がプリンストン大学の研究会に参加した。
    こうした活動の公開のために、「日本仏教の国際的研究」と題するHPを設置した(http://international-study-buddhism.webnode.jp/)。

  • 多分野複合の視角から見た日本仏教の国際的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

    研究期間:

    2013年
    -
    2017年
     

     概要を見る

    平成25年度は、初年度であるので、日本仏教の多面的・国際的な研究の場を展開するための準備を進めた。
    まず研究代表者と分担者による年に3回の研究会を開催した(25年4月13日東京、9月6日東京、12月14日金沢)。その相談にもとづき、9月6日に東京の早稲田大学において、第1回の研究集会を開催した。そこでは構成員による研究報告を3つ(大久保「日本仏教史の構築と最近の私の研究」、吉田「僧綱の僧位と大師号-円仁の処遇をめぐって-」、曽根原「近世仏教研究史の問題点」)、招聘研究者による研究報告を1つ(Stephan Licha「イギリスにおける日本仏教研究と私の研究」)行った。
    続いて26年1月24日、同じく早稲田大学において第2回の研究集会を開催し、構成員の報告を2つ(菊地「中世石造物にみる種子(悉曇)について」、研究協力者の原田正俊「皇帝の誕生日法会から室町将軍の誕生日祈祷へ」)、招聘研究者の報告を2つ(林 韻柔・台湾暨南国際大学「海を越えた聖山:中国と日本における五台山信仰」、王 頌・北京大学「中国における日本仏教研究の現状」)行った。
    25年度は、海外の若手研究者の参加を得て、国際的な環境の中で本科研の活動を開始することができたが、26年度以降さらに範囲を広げるため、25年11月には米国宗教学会(AAR)に2名(大久保・曽根原)が参加し、海外の研究状況を視察するとともに、研究者のネットワークを拡充すべく交流を行った。26年3月には4名、蓑輪・曽根原・上島・菊地)がプリンストン大学の研究会に参加した。
    こうした活動の公開のために、「日本仏教の国際的研究」と題するHPを設置した(http://international-study-buddhism.webnode.jp/)。

  • 日本近世における秘密口伝の形成とその思想-天台宗と曹洞宗の交渉を中心に

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

     概要を見る

    本研究の目的は曹洞宗の口伝である切紙と天台宗の口伝法門の関係を明らかにすることであり、その目的を完遂するために天台宗から曹洞宗への伝え方とその内容に焦点を絞った。研究は三つの例に基づいてその過程を検討した。その三つの例は象徴としての鏡、戒律の言説、そして「顕密禅一致」という思想である。まず、鏡については、曹洞宗の伝法式では鏡を二面使用する。それが日本禅宗の発展であるが、その源流は中古天台における顕教灌頂である。それを明らかにするために、資料調査を行って、中古天台口伝法門の伝授と関係がある資料を調べた。特に恵心流の伝法には鏡を二面使用することが明確になった。ある恵心流の資料の中でその鏡を壁に掛けるという指示があり、曹洞宗の資料の中に同じ指示が見えるので、結果として、曹洞宗伝法儀式は鏡と使い方が天台宗から導入された、と考えられる。次に、戒律の言説については、曹洞宗伝法儀式というものは基本的に伝戒そのものであったが、授けた戒は日本天台宗に伝えられている菩薩戒である。口伝法門、特に恵心流と戒家の場合は受戒そのものが成仏とされて来た。曹洞宗の伝法式は同じ考え方に基づいたものであったので、天台宗の影響が強かったと考えられる。萬仭道坦(1698-1775)の戒思想にもその影響を確認でき、口伝法門資料の言葉をそのまま引用することさえ見られる。曹洞宗は禅戒一如思想を基本的な教学と位置づけるので、本研究は日本禅宗の現状をも理解する上での手掛かりとなる。最後に、「顕密禅一致」という概念は先行研究にも初期日本禅宗の特徴として認められるが、江戸時代曹洞宗に復興された教説であることを本研究では強調している。不染道人(不詳)の著作とされる『宗門秘密』という資料を例として上げ、その復興の社会的・政治的な背景を明らかにできた。総合的結果として、曹洞宗が天台宗から大きな影響を受けたことを明かした。26年度が最終年度であるため、記入しない。26年度が最終年度であるため、記入しない

  • 文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究

    研究期間:

    2011年11月
    -
    2015年03月
     

     概要を見る

    インド亜大陸発祥の「仏教」がアジア世界に広く流伝したことと、そのアジア世界で多様な国家や社会や文化が形成されていくこととが、どのような関係にあったのかを調査研究した。とくに、国家の構築と社会の秩序化、造形表現や文字言語表現の展開、諸宗教や儀礼・習俗との複合、という三つの観点からアプローチした。そして、これらの観点が文明としての「仏教」の三要件に合致するものと考えた。同時に、このような「仏教」文明の観点からアジア世界を理解しなおすことの重要性と必要性を、様々な方法(シンポジウム、研究会、共同調査、論集刊行など)で検証し、また、広く訴えた

  • 文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

    研究期間:

    2011年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    第一に、本研究の日常的な基盤となる定例研究集会を7回おこなった。
    第二に、特別研究集会を2回開催した。1回目は、古井龍介・馬場紀寿両氏(東京大東文研)を招いて、インドおよび東南アジアの仏教文明に関する最新の研究状況を学び、意見交換をおこなった。仏教文明の本源と東アジア仏教との差異を知ることができた。2回目は、石見清裕氏(早稲田大)を招いて、中国太原地域の地政学的位置を学んだ。これは、前年度における本研究での太原石窟(仏教・道教)調査を補うものである。
    第三に、シンポジウムを早稲田大学で2回開催した。1回目は、9月28日の「対敵と仏法」である。昨年度の課題を継承して、これまで見失われがちであった仏教の実践的側面、つまり造形物にみられる対敵、調伏、防御の役割を追求した。大島幸代(龍谷大)、三上喜孝(山形大)、長坂一郎(東北芸工大)、黒田智(金沢大)、長岡龍作(東北大)各氏の報告を受けて討論がおこなわれた。2回目は、12月21日の「言語・文字の転回からみた『仏教』流伝」である。翻訳を含む言語文字表現の変革と仏教の関係を問題視した。朱慶之(香港教育学院)、吉田豊(京都大)、阿部龍一(ハーバード大)、ジョン・ウイットマン(国立国語研究所)、河野貴美子(早稲田大)各氏による報告および問題提起がなされた。
    第四に、研究分担者城倉正祥氏を中心にして、2014年2月末から3週間以上、千葉県龍角寺跡の調査をおこなった。かつて多くの文字瓦を出土した本寺院跡は、仏教文明の列島移動において注目されるところであるが、本格的な調査は進んでいなかった。このたびは、最新技術のレーダー探査などを駆使し、廻廊を含む伽藍配置の歴史的変遷などを確認した。また、散布する古代瓦を慎重に回収し、次調査に備えた。

  • 中世における談義書の研究--天台論義を中心として--

    科学研究費助成事業(弘前大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2009年04月
    -
    2013年03月
     

     概要を見る

    天台談義書を総合的に理解するために、論義の観点から分析した。重要と判断される『宗円集』『宗満集』『天台深極抄』『七百科條鈔』などの論義書について、諸伝本の調査収集を行い、本文を翻刻、内容を解説報告した。また尊舜の龍女成仏説を資料紹介し、その教義について解説した。これらの成果は、報告書『中世における天台論義書関係資料』としてまとめ、刊行した

  • 中世における談義書の研究--天台論義を中心として--

    研究期間:

    2009年04月
    -
    2013年03月
     

     概要を見る

    天台談義書を総合的に理解するために、論義の観点から分析した。重要と判断される『宗円集』『宗満集』『天台深極抄』『七百科條鈔』などの論義書について、諸伝本の調査収集を行い、本文を翻刻、内容を解説報告した。また尊舜の龍女成仏説を資料紹介し、その教義について解説した。これらの成果は、報告書『中世における天台論義書関係資料』としてまとめ、刊行した

  • 中世における談義書の研究--天台論義を中心として--

    科学研究費助成事業(弘前大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2009年
    -
    2012年
     

     概要を見る

    天台談義書を総合的に理解するために、論義の観点から分析した。重要と判断される『宗円集』『宗満集』『天台深極抄』『七百科條鈔』などの論義書について、諸伝本の調査収集を行い、本文を翻刻、内容を解説報告した。また尊舜の龍女成仏説を資料紹介し、その教義について解説した。これらの成果は、報告書『中世における天台論義書関係資料』としてまとめ、刊行した。

  • 中世顕密聖教の史料学的研究

    科学研究費助成事業(日本女子大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2003年
    -
    2006年
     

     概要を見る

    中世寺院史料において質的・量的にも中核に位置する聖教を素材として、その史料学的な検討を行うことこそ,本研究の課題である。また研究素材としての聖教については、顕教・密教を中心にして、さらに真宗までその範囲を拡げて調査・蒐集を実施した。中心的に史料調査を行ったのは、奈良東大寺、京都醍醐寺であり、そのほか三重高田専修寺、神奈川県立金沢文庫であり、諸寺・機関に伝来する膨大な聖教の中に興味深い素材を見いだすことができた。諸寺・機関に伝来する聖教の調査にあたっては、個々の史料から調書を作成してデータベース化し、また複製写真を入手することにより、それらを用いた検討作業を進めた。まず作成した調書は、画像参照と目録自動編成を機能にもつ専用システムにより逐次データベース登録した後に、その利用の簡便化を図るため目録化を行った。なお東大寺図書館に架蔵される聖教類(114架、法相・律部)については、その目録を科研報告書に掲載した。また醍醐寺・称名寺・高田専修寺において作成した調書データは、紙幅の関係で科研報告書に掲載することはできなかったが、各寺・機関において進行中の重要文化財指定目録の作成に提供することにより、その有効利用を図った。蒐集史料の検討作業のなかで得られた最大の成果は、聖教が顕・密・真宗において固有の機能を果たしていたことを実証できたことである。特に聖教のなかで量的に多きをしめる「抄物」について、顕・密・真宗においてその形式は類似しているものの、各々が修学・伝授・教化という固有の機能を果たしていたことが確認できた。これら固有の機能を通して、聖教を生み出した各寺・各時代の仏教受容の具体的な有様が,今後明らかにされよう。そのほか、顕教の論義法要、密教の伝授、門跡にとっての聖教など、多彩な聖教が活用された具体的な場が明らかにされた

  • 中世顕密聖教の史料学的研究

    科学研究費助成事業(日本女子大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2003年
    -
    2006年
     

     概要を見る

    中世寺院史料において質的・量的にも中核に位置する聖教を素材として、その史料学的な検討を行うことこそ,本研究の課題である。また研究素材としての聖教については、顕教・密教を中心にして、さらに真宗までその範囲を拡げて調査・蒐集を実施した。中心的に史料調査を行ったのは、奈良東大寺、京都醍醐寺であり、そのほか三重高田専修寺、神奈川県立金沢文庫であり、諸寺・機関に伝来する膨大な聖教の中に興味深い素材を見いだすことができた。諸寺・機関に伝来する聖教の調査にあたっては、個々の史料から調書を作成してデータベース化し、また複製写真を入手することにより、それらを用いた検討作業を進めた。まず作成した調書は、画像参照と目録自動編成を機能にもつ専用システムにより逐次データベース登録した後に、その利用の簡便化を図るため目録化を行った。なお東大寺図書館に架蔵される聖教類(114架、法相・律部)については、その目録を科研報告書に掲載した。また醍醐寺・称名寺・高田専修寺において作成した調書データは、紙幅の関係で科研報告書に掲載することはできなかったが、各寺・機関において進行中の重要文化財指定目録の作成に提供することにより、その有効利用を図った。蒐集史料の検討作業のなかで得られた最大の成果は、聖教が顕・密・真宗において固有の機能を果たしていたことを実証できたことである。特に聖教のなかで量的に多きをしめる「抄物」について、顕・密・真宗においてその形式は類似しているものの、各々が修学・伝授・教化という固有の機能を果たしていたことが確認できた。これら固有の機能を通して、聖教を生み出した各寺・各時代の仏教受容の具体的な有様が,今後明らかにされよう。そのほか、顕教の論義法要、密教の伝授、門跡にとっての聖教など、多彩な聖教が活用された具体的な場が明らかにされた

  • 中世神道思想形成過程の研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(一般研究(C))

    研究期間:

    1993年
     
     
     

     概要を見る

    仏教と神道との融合現象、つまり神仏習合が極めて発展的な展開をみせた中世には、一連の神道書が述作され、それに基づく神道理論の成立をみるに至った。即ち、伊勢神道・両部神道・吉田神道などの神道理論が、それである。中世神道の重要性は明らかであるが、その研究は、必ずしも充分に行われているとはいい難い。それは、中世神道が神道研究の中心課題から、排除されていることに由来する。このような現状において、本研究が先ずなさねばならぬことは、中世神道関係の文献・史料の発掘・収集とその書誌学的研究であった。現在でも、全国の文庫・図書館及び寺社の経蔵には、未だ多数の中世神道関係の文献史料が残されている。そこでその中から幾つかの重要と思われる収蔵箇所を調査し、中世の神道関係の文献史料を収集することを、本年度の目的とした。その結果、中世の神道論書特に真言系の両部神道関係文献を収集することができた。本年度中において、文献・史料を調査・収集した文庫・図書館は、叡山文庫を始めとして、7ヶ処に及んだ。収集した文献や既に刊行されている史料集を克明に調査した結果、三輪流神道の性格が解明された。つまり真言系の両部神道説の影響を受けて成立した伊勢神道が、逆に真言系の三輪流神道に影響を及ぼしていることである。伊勢神道と交渉のあった叡尊によって、慶円の創唱とされる三輪流神道に、伊勢神道説を含む真言神道説が持ち込まれたのである。即ち、三輪流神道とは、真言系神道説と伊勢神道系真言神道説との合体したものといえる。なお、両部神道の文献である『神代秘決』5巻を翻刻し、且つ諸本との校合を行ったもの、及びその研究論文とからなる研究成果報告を作成した

  • 中世神道思想形成過程の研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(一般研究(C))

    研究期間:

    1993年
     
     
     

     概要を見る

    仏教と神道との融合現象、つまり神仏習合が極めて発展的な展開をみせた中世には、一連の神道書が述作され、それに基づく神道理論の成立をみるに至った。即ち、伊勢神道・両部神道・吉田神道などの神道理論が、それである。中世神道の重要性は明らかであるが、その研究は、必ずしも充分に行われているとはいい難い。それは、中世神道が神道研究の中心課題から、排除されていることに由来する。このような現状において、本研究が先ずなさねばならぬことは、中世神道関係の文献・史料の発掘・収集とその書誌学的研究であった。現在でも、全国の文庫・図書館及び寺社の経蔵には、未だ多数の中世神道関係の文献史料が残されている。そこでその中から幾つかの重要と思われる収蔵箇所を調査し、中世の神道関係の文献史料を収集することを、本年度の目的とした。その結果、中世の神道論書特に真言系の両部神道関係文献を収集することができた。本年度中において、文献・史料を調査・収集した文庫・図書館は、叡山文庫を始めとして、7ヶ処に及んだ。収集した文献や既に刊行されている史料集を克明に調査した結果、三輪流神道の性格が解明された。つまり真言系の両部神道説の影響を受けて成立した伊勢神道が、逆に真言系の三輪流神道に影響を及ぼしていることである。伊勢神道と交渉のあった叡尊によって、慶円の創唱とされる三輪流神道に、伊勢神道説を含む真言神道説が持ち込まれたのである。即ち、三輪流神道とは、真言系神道説と伊勢神道系真言神道説との合体したものといえる。なお、両部神道の文献である『神代秘決』5巻を翻刻し、且つ諸本との校合を行ったもの、及びその研究論文とからなる研究成果報告を作成した

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講演・口頭発表等

  • 自心仏と発心即到

    天台学会  

    発表年月: 2011年11月

  • 名別義通の基本的問題 2009年11月6日

    天台学会  

    発表年月: 2009年11月

特定課題研究

  • 台密事相書の基礎研究

    2003年  

     概要を見る

     本研究はこれまで行ってきた天台密教の教学研究にあわせ、事相の研究を目指すものである。密教事相の研究自体が未開拓であり、どのような手順で研究を行うか課題は多いが、関係する研究領域は日本思想史や美術史など少なくない。そこで、先ずどのような文献が重要なのか調査し、それらの所在を確かめることも必要になってくる。既に印行されている事相書も多いが、重要書でも存否すら分かっていないものが多いのである。そういった書目の探索は継続的に行わなければならないが、今回の研究期間中に若干の成果があった。しかし、台密事相の集大成と言われる『阿娑縛抄』が基づいたとされる『密談抄』や『息心抄』のように、ほとんど原典を見つけられないものもあった。 事相に関わる研究は低調なためか、研究者が当然のように記述する事項も、必ずしも十分に検討されたものではなく、漠然と一般説になっていることや概説書の引き写しであることも多々見受けられる。勿論、そういったことは密教事相に限ることではないが、研究が少ない分、相当な基本説においても訂正すべき事柄が見られるのである。 この研究は今後の継続により成果が出るものであるが、これまでに検討した成果については近々発表する予定である。台密諸流の形成など全般的な課題や幾つかの個別の問題を考えている。

  • 天台密教の思想展開

    1998年  

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    天台密教、すなわち台密を東密に伍するまでに発展させたのは円仁である。九年間の入唐求法は、空海以後に新たに中国で展開した密教を比叡山にもたらすことになった。そして、円仁に次いで、円珍が入唐し更に台密は充実していく。その二人の後、安然が台密を大成するのである。この期間、東密はふるわず、日本密教の命脈を保ったのは台密である。 台密には天台教学と密教の一致を説くという共通の特色があり、そこに空海を祖とする密教との明瞭な差異が見出される。その違いこそが、台東両密の論諍として後々まで継承され、互いの刺激になっていくのであるが、その先鋒となったのが円珍と安然である。そして、このように大枠で台東両密を抱えた上で、考究しなければならないのが、それぞれの学匠の教説の個性である。特に、台密では円仁の教義が安然の教学の基盤となっているのであるが、そこにそれぞれの独自性が見られないわけではない。しかも、円珍はそれらとは観点を異にした主張をしばしばしている。したがって、その三師の教説の特色を検討することは大きな課題となるのであり、そういった研究も徐々に進めてきた。 それでは、台密を成立しめた三師の教義は、後の学匠にいかに受容されたのであろうか。安然以降は事相(実践)を中心にした諸流分派の時代になっていくだけでなく、日本天台の本流が密教ではなくなっていくということもあり、この問題を探るための文献は豊富であるとは言い難い。そのような状況下で、今回の仁空の教説、特に『義釈捜決抄』に注目することにした。仁空の密教義について、円仁・円珍・安然を祖述するばかりで、独自性がないようなことも言われるが、上述の如く、三師の主張は相当に異なるのであり、それらを統一的見地から自説に合致させるべく解釈している仁空の説は個性に溢れていると言える。以上のような点に注目して、研究成果を作成し公表することにしたい。

  • 平安初期密教の教学研究

    1997年  

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    平安仏教は日本仏教の根幹とも言うべきものであり、日本の文化や思想に大きな影響を与えた。その平安仏教の特色として密教が挙げられ、日本密教の二大潮流に東密(真言宗)と台密(天台密教)があることは知られている。しかし、密教というと真言宗であり、空海であるとする風潮がないわけではない。勿論、その認識は正しいものとは言えず、日本仏教の母胎と言われる比叡山、つまり最澄に始まる天台宗が、平安初期において空海の真言宗と勢力を二分するほど密教を導入し、更に真言宗を凌駕するほど密教化したことに注目する必要がある。本研究では、空海以後の密教の主流が円仁、円珍、安然という天台密教の学匠に移っていくことに着目して、広く日本密教の確立期の教学を探っていくことを目的とした。中でも、安然は天台密教の大成者であるのみならず、空海以来の密教を集大成した人物として重要である。 このように、天台密教の解明は緊要であり、それによって従来の空海研究の問題点を指摘することにもなる。特に、台密の学匠が密教と天台教学の一致を主張し、その観点から空海の批判をしたことは、後の東密の学者の刺激になっている。そして、台密の影響により、東密の教学がより精密になっていく点もあり、後に論義という形態で帰趨する教義に着目して空海教学を眺望すると、空海の段階では十分な規定がなされていない事柄を浮き立たせることにもなる。 本研究では、最澄に始まり安然を大成者とする台密を、日本密教という大きな流れの中に位置づけて研究することにより、新たな日本密教観を打ち出すことになる。また、空海が真言宗の揺るがしえない綱格を定めたとしても、それが後の目から見れば、必ずしも完結したものでないことを幾つかの観点から示すことになる。方法論としては、円仁・円珍・安然それぞれの研究と、その三人の説を統合した後世の仁空のような学匠の研究とを並行していく。

 

現在担当している科目

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