Updated on 2024/11/24

Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Humanities and Social Sciences
Job title
Professor
Degree
文学修士 ( 早稲田大学 )
(BLANK)
博士(文学)早稲田大学 ( 早稲田大学 )
博士(文学) ( 早稲田大学 )

Education Background

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    1989

    Waseda University   Graduate School, Division of Letters  

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    1980

    Waseda University   Faculty of Literature  

Professional Memberships

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Research Interests

  • 印度哲学(含仏教学)

 

Papers

  • 龍女成仏とその思想的意義─論義との関係をを中心に─

    科研費報告書『中世における天台論義書関係資料』     67 - 88  2013.03

  • 日本天台創成期の仏教 ─最澄と円仁を中心に─

    『浅草寺 佛教文化講座』   77   37 - 54  2012.08

  • セッションNo.9の発表におけるコメント

    日本仏教学会法年報   77   273 - 279  2012.08

  • 円仁 行跡から見た天台密教の確立

    『慈覚大師円仁と行くゆかりの古寺巡礼』 ダイヤモンド社 ダイヤモンドMOOK    2012.04

  • 延暦寺ゆかりの名僧 最澄

    古寺をめぐるこころの法話    2011.08

  • 最澄と空海の交流と密教─最澄を中心に─

    別冊太陽 日本の心187『空海』    2011.08

  • 中尊寺ゆかりの名僧 円仁

    古寺をめぐるこころの法話1     20 - 21  2011.02

  • 仏教の開祖の生涯と言葉 最澄

    一個人   ( 3 ) 68 - 71  2011.01

  • 間違えない仏教書選び「天台宗」

    大法輪   4  2010.04

  • 『法華経』序品第一・方便品第二 解説

    大法輪   12  2008.12

  • 天台密教の伝灯

    感性文化研究所紀要   ( 4 ) 57 - 81  2008.04

    CiNii

  • 台門仏教遊歩1〜10

    浅草寺    2008.01

  • “厄除け大師”良源の実像と伝説に迫る

    仏教新発見 延暦寺   7   12 - 13  2007.08

  • 伝教大師最澄と天台密教

    仏教文化講座たより72(妙法院門跡)     21 - 31  2007.02

  • 最澄の成仏思想

    仏教学   ( 48 ) 19 - 39  2006.12

    CiNii

  • 天台教学における龍女成仏

    日本仏教綜合研究/日本仏教綜合研究学会   ( 4 ) 27 - 40  2006.05

  • 台密教学探尋

    叡山学院研究紀要28    2006.03

  • 一念成仏について

    早稲田大学大学院 文学研究科紀要 第50輯     51 - 62  2005.02

  • 円仁・円珍のことば

    週刊朝日百科「仏教を歩く」18「円仁 円珍」朝日新聞社、『名僧達の教え 日本仏教の世界』(朝日選書)に再録    2004.02

  • ベルナール・フランク著 仏蘭久淳子訳『日本仏教曼荼羅』

    比較文学年誌早稲田大学比較文学研究室   39  2003.03

  • 天台密教の特色

    プリンストン大学東洋学プログラム    2000.02

  • L'évolution du bouddhisme japonais à l'époque de Heian (IX<SUP>e</SUP>-XII<SUP>e</SUP> siécles). Les doctrines ésotériques

    Annuaire EPHE, Section des sciences religieuses   pp.106,143-149  1999.05

  • 「寛永寺本坊所蔵の典籍について」、解題『師説集』、『金剛■論本爾鈔』、『顕密即身成仏考』、『前唐院十三重灌頂口決』、『恵心流内証相承伝受次第』

    『寛永寺及び子院所蔵文化財総合調査報告』(上)/東京都教育委員会    1999.03

  • 台東両密における行位論の交渉

    弘法大師の思想とその展開/高野山大学密教文化研究所紀要別冊1     229 - 246  1999.01

  • 仏教と出会った日本

    法蔵館    1998.08

  • 平安仏教の特質—天台教学と密教—

    オランダ・ライデン大学日本学韓国学センター    1998.03

  • 平安仏教とその展開

    フランス国立高等研究院    1998.03

  • 『往生要集』、即身成仏、覚鑁、口伝、源信、草木成仏、本地垂■

    岩波哲学・思想事典/岩波書店    1998.03

  • 天台教学と本覚思想

    法蔵館    1998.01

  • 即身成仏ということ

    東京大学仏教青年会    1997.12

  • 台東両密における行位論の交渉

    高野山大学密教文化研究所公開研究会    1997.12

  • 極楽はどこに

    季刊仏教/法蔵館   41  1997.10

  • 天台大師研究の現状

    天台学報   39  1997.10

  • 静算の教学について-『心地教行決疑』における即身成仏論を中心に

    東アジアにおける仏教と土着思想の交渉に関する総合的研究/科研費研究成果報告書    1997.03

  • 天台本覚思想の基盤

    国文学 解釈と鑑賞/至文堂   3月号  1997.02

  • 信証と台密

    天台学報/天台学会   38  1996.11

  • 古代の異国・異国人論「最澄と空海」

    国文学 解釈と鑑賞/至文堂   10月号  1996.09

  • [討論]日本における密教の役割-思想と実践の受容と展開

    日本の仏教/法蔵館   6  1996.08

  • 『大日経義釈』の教学について-台密教学の基盤として

    神仏習合思想の展開(菅原信海編)/汲古書院    1996.01

  • 末木文美土著『平安初期仏教思想の研究-安然の思想形式を中心として-』

    宗教研究/日本宗教学会   69;3  1995.12

  • 安然による空海撰『即身成仏義』の受容について

    印度学仏教学研究/日本印度学仏教学会   44;1  1995.12

  • 安然の教学における空海

    天台学報/天台学会   37  1995.10

  • 日本仏教史における最澄と天台宗

    京都学・東京プロジェクト2006 京都の世界遺産講座 第11回延暦寺-霊峰・比叡山に抱かれた1200年の歴史  

  • 名別義通の基礎的問題

    天台学報   ( 52 ) 9 - 16

  • 発心即到と自心仏

    天台学報   ( 53 ) 13 - 20

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Books and Other Publications

  • 天台密教の顕密説

    仏法僧論集

    山喜房仏書林  2013.02

  • 本覚思想と神

    『中世神話と神祇・神道世界』(竹林舎)  2011.04

  • 最澄・空海の改革

    新東アジア仏教史11日本Ⅰ『日本仏教の礎』(佼正出版社)  2010.08

  • 最澄の経体論—徳一との論諍を中心に—

    『仏教と文化』(山喜房佛書林)  2008.11

  • 最澄と徳一の行位対論—最澄説を中心に—

    『真言密教と日本文化』(ノンブル社)  2007.12

  • 日本天台の教学と美術

    『最澄と天台の国宝』(京都国立博物館、東京国立博物館、読売新聞社)  2005.10

  • 台密諸流の形成

    『アジア文化の思想と儀礼』(春秋社)  2005.06

  • 天台本覚論ー証真説に着目して

    院政期文化論集4『宗教と表象』  2004.10

  • 山家の大師 最澄

    吉川弘文館  2004.06

  • 台密教学の研究

    法蔵館  2004.01

  • 日本仏教34の鍵

    春秋社  2003.05

  • 最澄の教学における成仏と直道

    法華仏教文化史論叢、平楽寺書店  2003.03

  • 『大日経疏指心鈔』と台密

    頼瑜僧正七百年御恩忌記念論集『新義真言教学の研究』大蔵出版  2002.10

  • 日本仏教の文献ガイド

    法蔵館  2001.12

  • 新・八宗綱要

    法蔵館  2001.06

  • 解題『義釈捜決抄』『義釈第一私鈔』『北嶺伝弘五教成仏義』

    正続 天台宗全書 目録解題/春秋社  2000.12

  • 仁空の即身成仏論

    仏教文化の諸相、山喜房佛書林  2000.12

  • 日本仏教の研究法ー歴史と展望

    法蔵館  2000.11

  • 日本天台の密教

    日本密教 シリーズ密教4/春秋社  2000.05

  • 台密の教判に関する若干の問題

    仏教教理思想の研究/山喜房仏書林  1998.05

  • 『維摩経文疏』と天台教学-仏についての理解を中心に

    天台大師研究/祖師讃仰大法会事務局・天台学会  1997.03

  • 日本仏教の教学研究と文献

    日本の仏教/法蔵館  1996.04

  • 本覚思想-天台教学の日本的展開

    日本仏教論/春秋社  1995.07

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Presentations

  • 自心仏と発心即到

    天台学会 

    Presentation date: 2011.11

  • 名別義通の基本的問題 2009年11月6日

    天台学会 

    Presentation date: 2009.11

Research Projects

  • International Research on Japanese Buddhism as seen from the perspective of multiple academic fields

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2013.04
    -
    2018.03
     

    OKUBO RYOSHUN, Hayashi Makoto, Harada Masatoshi

     View Summary

    In order to achieve our stated goals of promoting interdisciplinary scholarship and fostering ties between different generations of scholars, over the last five years we have held eight workshops in Japan and four workshops in oversea countries. We have invited over 70 speakers from relevant disciplines, one third of whom were at the age of 40 or younger. Moreover, we have published a survey of Japanese Buddhism, Nihon bukkyo no tenkai (Ed. Okubo Ryoshun. Shunjusha Publishing Company). The book contains extensive summaries for each chapter in English and caters to a wide audience, ranging from the interested public to specialized researchers

  • 多分野複合の視角から見た日本仏教の国際的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

    Project Year :

    2013
    -
    2017
     

     View Summary

    平成25年度は、初年度であるので、日本仏教の多面的・国際的な研究の場を展開するための準備を進めた。
    まず研究代表者と分担者による年に3回の研究会を開催した(25年4月13日東京、9月6日東京、12月14日金沢)。その相談にもとづき、9月6日に東京の早稲田大学において、第1回の研究集会を開催した。そこでは構成員による研究報告を3つ(大久保「日本仏教史の構築と最近の私の研究」、吉田「僧綱の僧位と大師号-円仁の処遇をめぐって-」、曽根原「近世仏教研究史の問題点」)、招聘研究者による研究報告を1つ(Stephan Licha「イギリスにおける日本仏教研究と私の研究」)行った。
    続いて26年1月24日、同じく早稲田大学において第2回の研究集会を開催し、構成員の報告を2つ(菊地「中世石造物にみる種子(悉曇)について」、研究協力者の原田正俊「皇帝の誕生日法会から室町将軍の誕生日祈祷へ」)、招聘研究者の報告を2つ(林 韻柔・台湾暨南国際大学「海を越えた聖山:中国と日本における五台山信仰」、王 頌・北京大学「中国における日本仏教研究の現状」)行った。
    25年度は、海外の若手研究者の参加を得て、国際的な環境の中で本科研の活動を開始することができたが、26年度以降さらに範囲を広げるため、25年11月には米国宗教学会(AAR)に2名(大久保・曽根原)が参加し、海外の研究状況を視察するとともに、研究者のネットワークを拡充すべく交流を行った。26年3月には4名、蓑輪・曽根原・上島・菊地)がプリンストン大学の研究会に参加した。
    こうした活動の公開のために、「日本仏教の国際的研究」と題するHPを設置した(http://international-study-buddhism.webnode.jp/)。

  • International Research on Japanese Buddhism as seen from the perspective of multiple academic fields

    Project Year :

    2013
    -
    2017
     

     View Summary

    In order to achieve our stated goals of promoting interdisciplinary scholarship and fostering ties between different generations of scholars, over the last five years we have held eight workshops in Japan and four workshops in oversea countries. We have invited over 70 speakers from relevant disciplines, one third of whom were at the age of 40 or younger. Moreover, we have published a survey of Japanese Buddhism, Nihon bukkyo no tenkai (Ed. Okubo Ryoshun. Shunjusha Publishing Company). The book contains extensive summaries for each chapter in English and caters to a wide audience, ranging from the interested public to specialized researchers

  • 日本近世における秘密口伝の形成とその思想-天台宗と曹洞宗の交渉を中心に

    Project Year :

    2012.04
    -
    2015.03
     

     View Summary

    本研究の目的は曹洞宗の口伝である切紙と天台宗の口伝法門の関係を明らかにすることであり、その目的を完遂するために天台宗から曹洞宗への伝え方とその内容に焦点を絞った。研究は三つの例に基づいてその過程を検討した。その三つの例は象徴としての鏡、戒律の言説、そして「顕密禅一致」という思想である。まず、鏡については、曹洞宗の伝法式では鏡を二面使用する。それが日本禅宗の発展であるが、その源流は中古天台における顕教灌頂である。それを明らかにするために、資料調査を行って、中古天台口伝法門の伝授と関係がある資料を調べた。特に恵心流の伝法には鏡を二面使用することが明確になった。ある恵心流の資料の中でその鏡を壁に掛けるという指示があり、曹洞宗の資料の中に同じ指示が見えるので、結果として、曹洞宗伝法儀式は鏡と使い方が天台宗から導入された、と考えられる。次に、戒律の言説については、曹洞宗伝法儀式というものは基本的に伝戒そのものであったが、授けた戒は日本天台宗に伝えられている菩薩戒である。口伝法門、特に恵心流と戒家の場合は受戒そのものが成仏とされて来た。曹洞宗の伝法式は同じ考え方に基づいたものであったので、天台宗の影響が強かったと考えられる。萬仭道坦(1698-1775)の戒思想にもその影響を確認でき、口伝法門資料の言葉をそのまま引用することさえ見られる。曹洞宗は禅戒一如思想を基本的な教学と位置づけるので、本研究は日本禅宗の現状をも理解する上での手掛かりとなる。最後に、「顕密禅一致」という概念は先行研究にも初期日本禅宗の特徴として認められるが、江戸時代曹洞宗に復興された教説であることを本研究では強調している。不染道人(不詳)の著作とされる『宗門秘密』という資料を例として上げ、その復興の社会的・政治的な背景を明らかにできた。総合的結果として、曹洞宗が天台宗から大きな影響を受けたことを明かした。26年度が最終年度であるため、記入しない。26年度が最終年度であるため、記入しない

  • Research on the Variance and Coexistence of East Asia from the Viewpoint of "Buddhism" as a Movement of Civilization

    Project Year :

    2011.11
    -
    2015.03
     

     View Summary

    In this research, we investigated the influence of “Buddhism” originated in the Indian subcontinent on the entire Asian region, and also discussed how “Buddhism” was localized for Asian societies when a nation, society or a culture is formed.Especially, we focused on three issues:the organization of national system and social order, the movement of linguistic and formative arts, and the fusion of religions and rituals as well as customs. These viewpoints are fundamental for reconsidering the influence of Buddhism as a civilization in entire Asia. The importance and necessity of this approach was demonstrated through many symposiums, research conferences, joint researches and papers

  • 文明移動としての「仏教」からみた東アジアの差異と共生の研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(A))

    Project Year :

    2011
    -
    2014
     

     View Summary

    第一に、本研究の日常的な基盤となる定例研究集会を7回おこなった。
    第二に、特別研究集会を2回開催した。1回目は、古井龍介・馬場紀寿両氏(東京大東文研)を招いて、インドおよび東南アジアの仏教文明に関する最新の研究状況を学び、意見交換をおこなった。仏教文明の本源と東アジア仏教との差異を知ることができた。2回目は、石見清裕氏(早稲田大)を招いて、中国太原地域の地政学的位置を学んだ。これは、前年度における本研究での太原石窟(仏教・道教)調査を補うものである。
    第三に、シンポジウムを早稲田大学で2回開催した。1回目は、9月28日の「対敵と仏法」である。昨年度の課題を継承して、これまで見失われがちであった仏教の実践的側面、つまり造形物にみられる対敵、調伏、防御の役割を追求した。大島幸代(龍谷大)、三上喜孝(山形大)、長坂一郎(東北芸工大)、黒田智(金沢大)、長岡龍作(東北大)各氏の報告を受けて討論がおこなわれた。2回目は、12月21日の「言語・文字の転回からみた『仏教』流伝」である。翻訳を含む言語文字表現の変革と仏教の関係を問題視した。朱慶之(香港教育学院)、吉田豊(京都大)、阿部龍一(ハーバード大)、ジョン・ウイットマン(国立国語研究所)、河野貴美子(早稲田大)各氏による報告および問題提起がなされた。
    第四に、研究分担者城倉正祥氏を中心にして、2014年2月末から3週間以上、千葉県龍角寺跡の調査をおこなった。かつて多くの文字瓦を出土した本寺院跡は、仏教文明の列島移動において注目されるところであるが、本格的な調査は進んでいなかった。このたびは、最新技術のレーダー探査などを駆使し、廻廊を含む伽藍配置の歴史的変遷などを確認した。また、散布する古代瓦を慎重に回収し、次調査に備えた。

  • Study of the Dangi book in the Middle Ages--Mainly on a doctrinal dispute of the Tendai sect--

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2009.04
    -
    2013.03
     

    WATANABE Watanabe, OOKUBO Ryosyun, HUJIHIRA Kanden, TSUMORI Kiichi, JACQUELINE I Stone

     View Summary

    This research is an investigation and collection of various manuscripts and printed books related to 『宗円集』『宗満集』『天台深極抄』『七百科條鈔』and so on. These Tendai Rongi Books are very remarkable and significant texts in Tendai Dangi Books.We deciphered these texts and investigated contents and reported.We also introduced the related a document about “Ryunyo Jobutsu” that is the theory of Sonsyun and published the book concerning the result of research that is mentioned above and the commentary of his doctrine

  • Study of the Dangi book in the Middle Ages--Mainly on a doctrinal dispute of the Tendai sect--

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2009.04
    -
    2013.03
     

    WATANABE Watanabe, OOKUBO Ryosyun, HUJIHIRA Kanden, TSUMORI Kiichi, JACQUELINE I Stone

     View Summary

    This research is an investigation and collection of various manuscripts and printed books related to 『宗円集』『宗満集』『天台深極抄』『七百科條鈔』and so on. These Tendai Rongi Books are very remarkable and significant texts in Tendai Dangi Books.We deciphered these texts and investigated contents and reported.We also introduced the related a document about “Ryunyo Jobutsu” that is the theory of Sonsyun and published the book concerning the result of research that is mentioned above and the commentary of his doctrine

  • Study of the Dangi book in the Middle Ages--Mainly on a doctrinal dispute of the Tendai sect--

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2009
    -
    2012
     

    WATANABE Watanabe, OOKUBO Ryosyun, HUJIHIRA Kanden, TSUMORI Kiichi, JACQUELINE I Stone

     View Summary

    This research is an investigation and collection of various manuscripts and printed books related to 『宗円集』『宗満集』『天台深極抄』『七百科條鈔』and so on. These Tendai Rongi Books are very remarkable and significant texts in Tendai Dangi Books.We deciphered these texts and investigated contents and reported.We also introduced the related a document about “Ryunyo Jobutsu” that is the theory of Sonsyun and published the book concerning the result of research that is mentioned above and the commentary of his doctrine.

  • Study of Historical Materials about Teachings of Buddha of Other Denominations except

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2003
    -
    2006
     

    NAGAMURA Makoto, OOKUBO Ryosyun, YAMAZAKI Makoto, TAKAYAMA Yuki

     View Summary

    The teachings of Buddha that quality / quantity have many in temple historical materials of the Middle Ages as materials of historical materials studies it is a problem of this study to examine. Furthermore, We investigated it to Sanomune and did collection of the teachings of Buddha that was study materials mainly on other denominations except esoteric Buddhism / esoteric Buddhism. In much teachings of Buddha to come to Nara Todai-ji Temple, Daigo, Kyoto temple and Takada, Mie specialization temple, Kanagawa Prefectural Kanazawabunko, We were able to find interest ing material mainly.We made a record of historical materials, and teachings of Buddha to be handed down to various Buddhist temples / an organization input data and took a picture again and was able to go ahead through examination work. At first the record edited a list after having done data entry by an exclusive processing system in sequence. In addition, a list of teachings of Buddha of Todai-ji Temple library possession (114 shelves) prints it in a report. Historical materials except it made an effort to be able to use data effectively.It means that teachings of Buddha performed function that We are peculiar to every sect by examining the historical materials that We collected. As for "the annotated edition" with much quantity, the form was similar in teachings of Buddha in particular, but could confirm that I played a unique role every sect. Through these roles, we may know how Buddhism was received in the Japanese history

  • Study of Historical Materials about Teachings of Buddha of Other Denominations except

    Japan Society for the Promotion of Science  Grants-in-Aid for Scientific Research

    Project Year :

    2003
    -
    2006
     

    NAGAMURA Makoto, OOKUBO Ryosyun, YAMAZAKI Makoto, TAKAYAMA Yuki

     View Summary

    The teachings of Buddha that quality / quantity have many in temple historical materials of the Middle Ages as materials of historical materials studies it is a problem of this study to examine. Furthermore, We investigated it to Sanomune and did collection of the teachings of Buddha that was study materials mainly on other denominations except esoteric Buddhism / esoteric Buddhism. In much teachings of Buddha to come to Nara Todai-ji Temple, Daigo, Kyoto temple and Takada, Mie specialization temple, Kanagawa Prefectural Kanazawabunko, We were able to find interest ing material mainly.We made a record of historical materials, and teachings of Buddha to be handed down to various Buddhist temples / an organization input data and took a picture again and was able to go ahead through examination work. At first the record edited a list after having done data entry by an exclusive processing system in sequence. In addition, a list of teachings of Buddha of Todai-ji Temple library possession (114 shelves) prints it in a report. Historical materials except it made an effort to be able to use data effectively.It means that teachings of Buddha performed function that We are peculiar to every sect by examining the historical materials that We collected. As for "the annotated edition" with much quantity, the form was similar in teachings of Buddha in particular, but could confirm that I played a unique role every sect. Through these roles, we may know how Buddhism was received in the Japanese history

  • 中世神道思想形成過程の研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(一般研究(C))

    Project Year :

    1993
     
     
     

     View Summary

    仏教と神道との融合現象、つまり神仏習合が極めて発展的な展開をみせた中世には、一連の神道書が述作され、それに基づく神道理論の成立をみるに至った。即ち、伊勢神道・両部神道・吉田神道などの神道理論が、それである。中世神道の重要性は明らかであるが、その研究は、必ずしも充分に行われているとはいい難い。それは、中世神道が神道研究の中心課題から、排除されていることに由来する。このような現状において、本研究が先ずなさねばならぬことは、中世神道関係の文献・史料の発掘・収集とその書誌学的研究であった。現在でも、全国の文庫・図書館及び寺社の経蔵には、未だ多数の中世神道関係の文献史料が残されている。そこでその中から幾つかの重要と思われる収蔵箇所を調査し、中世の神道関係の文献史料を収集することを、本年度の目的とした。その結果、中世の神道論書特に真言系の両部神道関係文献を収集することができた。本年度中において、文献・史料を調査・収集した文庫・図書館は、叡山文庫を始めとして、7ヶ処に及んだ。収集した文献や既に刊行されている史料集を克明に調査した結果、三輪流神道の性格が解明された。つまり真言系の両部神道説の影響を受けて成立した伊勢神道が、逆に真言系の三輪流神道に影響を及ぼしていることである。伊勢神道と交渉のあった叡尊によって、慶円の創唱とされる三輪流神道に、伊勢神道説を含む真言神道説が持ち込まれたのである。即ち、三輪流神道とは、真言系神道説と伊勢神道系真言神道説との合体したものといえる。なお、両部神道の文献である『神代秘決』5巻を翻刻し、且つ諸本との校合を行ったもの、及びその研究論文とからなる研究成果報告を作成した

  • 中世神道思想形成過程の研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(一般研究(C))

    Project Year :

    1993
     
     
     

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    仏教と神道との融合現象、つまり神仏習合が極めて発展的な展開をみせた中世には、一連の神道書が述作され、それに基づく神道理論の成立をみるに至った。即ち、伊勢神道・両部神道・吉田神道などの神道理論が、それである。中世神道の重要性は明らかであるが、その研究は、必ずしも充分に行われているとはいい難い。それは、中世神道が神道研究の中心課題から、排除されていることに由来する。このような現状において、本研究が先ずなさねばならぬことは、中世神道関係の文献・史料の発掘・収集とその書誌学的研究であった。現在でも、全国の文庫・図書館及び寺社の経蔵には、未だ多数の中世神道関係の文献史料が残されている。そこでその中から幾つかの重要と思われる収蔵箇所を調査し、中世の神道関係の文献史料を収集することを、本年度の目的とした。その結果、中世の神道論書特に真言系の両部神道関係文献を収集することができた。本年度中において、文献・史料を調査・収集した文庫・図書館は、叡山文庫を始めとして、7ヶ処に及んだ。収集した文献や既に刊行されている史料集を克明に調査した結果、三輪流神道の性格が解明された。つまり真言系の両部神道説の影響を受けて成立した伊勢神道が、逆に真言系の三輪流神道に影響を及ぼしていることである。伊勢神道と交渉のあった叡尊によって、慶円の創唱とされる三輪流神道に、伊勢神道説を含む真言神道説が持ち込まれたのである。即ち、三輪流神道とは、真言系神道説と伊勢神道系真言神道説との合体したものといえる。なお、両部神道の文献である『神代秘決』5巻を翻刻し、且つ諸本との校合を行ったもの、及びその研究論文とからなる研究成果報告を作成した

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Syllabus

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Sub-affiliation

  • Affiliated organization   Global Education Center

  • Faculty of Letters, Arts and Sciences   Graduate School of Letters, Arts and Sciences

Internal Special Research Projects

  • 台密事相書の基礎研究

    2003  

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     本研究はこれまで行ってきた天台密教の教学研究にあわせ、事相の研究を目指すものである。密教事相の研究自体が未開拓であり、どのような手順で研究を行うか課題は多いが、関係する研究領域は日本思想史や美術史など少なくない。そこで、先ずどのような文献が重要なのか調査し、それらの所在を確かめることも必要になってくる。既に印行されている事相書も多いが、重要書でも存否すら分かっていないものが多いのである。そういった書目の探索は継続的に行わなければならないが、今回の研究期間中に若干の成果があった。しかし、台密事相の集大成と言われる『阿娑縛抄』が基づいたとされる『密談抄』や『息心抄』のように、ほとんど原典を見つけられないものもあった。 事相に関わる研究は低調なためか、研究者が当然のように記述する事項も、必ずしも十分に検討されたものではなく、漠然と一般説になっていることや概説書の引き写しであることも多々見受けられる。勿論、そういったことは密教事相に限ることではないが、研究が少ない分、相当な基本説においても訂正すべき事柄が見られるのである。 この研究は今後の継続により成果が出るものであるが、これまでに検討した成果については近々発表する予定である。台密諸流の形成など全般的な課題や幾つかの個別の問題を考えている。

  • 天台密教の思想展開

    1998  

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    天台密教、すなわち台密を東密に伍するまでに発展させたのは円仁である。九年間の入唐求法は、空海以後に新たに中国で展開した密教を比叡山にもたらすことになった。そして、円仁に次いで、円珍が入唐し更に台密は充実していく。その二人の後、安然が台密を大成するのである。この期間、東密はふるわず、日本密教の命脈を保ったのは台密である。 台密には天台教学と密教の一致を説くという共通の特色があり、そこに空海を祖とする密教との明瞭な差異が見出される。その違いこそが、台東両密の論諍として後々まで継承され、互いの刺激になっていくのであるが、その先鋒となったのが円珍と安然である。そして、このように大枠で台東両密を抱えた上で、考究しなければならないのが、それぞれの学匠の教説の個性である。特に、台密では円仁の教義が安然の教学の基盤となっているのであるが、そこにそれぞれの独自性が見られないわけではない。しかも、円珍はそれらとは観点を異にした主張をしばしばしている。したがって、その三師の教説の特色を検討することは大きな課題となるのであり、そういった研究も徐々に進めてきた。 それでは、台密を成立しめた三師の教義は、後の学匠にいかに受容されたのであろうか。安然以降は事相(実践)を中心にした諸流分派の時代になっていくだけでなく、日本天台の本流が密教ではなくなっていくということもあり、この問題を探るための文献は豊富であるとは言い難い。そのような状況下で、今回の仁空の教説、特に『義釈捜決抄』に注目することにした。仁空の密教義について、円仁・円珍・安然を祖述するばかりで、独自性がないようなことも言われるが、上述の如く、三師の主張は相当に異なるのであり、それらを統一的見地から自説に合致させるべく解釈している仁空の説は個性に溢れていると言える。以上のような点に注目して、研究成果を作成し公表することにしたい。

  • 平安初期密教の教学研究

    1997  

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    平安仏教は日本仏教の根幹とも言うべきものであり、日本の文化や思想に大きな影響を与えた。その平安仏教の特色として密教が挙げられ、日本密教の二大潮流に東密(真言宗)と台密(天台密教)があることは知られている。しかし、密教というと真言宗であり、空海であるとする風潮がないわけではない。勿論、その認識は正しいものとは言えず、日本仏教の母胎と言われる比叡山、つまり最澄に始まる天台宗が、平安初期において空海の真言宗と勢力を二分するほど密教を導入し、更に真言宗を凌駕するほど密教化したことに注目する必要がある。本研究では、空海以後の密教の主流が円仁、円珍、安然という天台密教の学匠に移っていくことに着目して、広く日本密教の確立期の教学を探っていくことを目的とした。中でも、安然は天台密教の大成者であるのみならず、空海以来の密教を集大成した人物として重要である。 このように、天台密教の解明は緊要であり、それによって従来の空海研究の問題点を指摘することにもなる。特に、台密の学匠が密教と天台教学の一致を主張し、その観点から空海の批判をしたことは、後の東密の学者の刺激になっている。そして、台密の影響により、東密の教学がより精密になっていく点もあり、後に論義という形態で帰趨する教義に着目して空海教学を眺望すると、空海の段階では十分な規定がなされていない事柄を浮き立たせることにもなる。 本研究では、最澄に始まり安然を大成者とする台密を、日本密教という大きな流れの中に位置づけて研究することにより、新たな日本密教観を打ち出すことになる。また、空海が真言宗の揺るがしえない綱格を定めたとしても、それが後の目から見れば、必ずしも完結したものでないことを幾つかの観点から示すことになる。方法論としては、円仁・円珍・安然それぞれの研究と、その三人の説を統合した後世の仁空のような学匠の研究とを並行していく。