2022/06/29 更新

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モリ モトタカ
森 元孝
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
教授
プロフィール
http://www.f.waseda.jp/wienmoto/

兼担

  • 文学学術院   大学院文学研究科

学歴

  • 1979年04月
    -
    1985年03月

    早稲田大学   文学研究科   社会学  

  • 1979年04月
    -
    1985年03月

    早稲田大学   文学研究科   社会学  

  • 1975年04月
    -
    1979年03月

    早稲田大学   教育学部   社会科社会科学専修  

学位

  • 1995年12月   早稲田大学   博士(文学)

  • 1982年03月   早稲田大学   文学修士

  • 1979年03月   早稲田大学   文学士

経歴

  • 2002年
    -
    継続中

    早稲田大学文学学術院   教授

  • 1985年
    -
    1996年

    早稲田大学社会科学研究所研究員

  • 1995年
    -
     

    早稲田大学第一、第二文学部教授

  • 1990年
    -
     

    早稲田大学第一、第二文学部助教授

  • 1987年
    -
     

    早稲田大学第一、第二文学部専任講師

  • 1985年
    -
     

    早稲田大学第一文学部社会学専修助手

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所属学協会

  • 2018年05月
    -
    継続中

    The International Alfred Schutz Circle for Phenomenology and Interpretive Social Science

  • 1994年08月
    -
    継続中

    日本ドイツ社会科学会

  • 1982年05月
    -
    継続中

    日本社会学史学会

  • 1982年04月
    -
    2020年11月

    日本社会学会

  • 1992年12月
    -
    2015年12月

    日本現象学社会科学会

 

研究分野

  • 地域研究

  • 社会学

研究キーワード

  • 社会理論、コミュニケーション・メディア論、空間論、時間論、現象学、世界社会論

論文

  • 死者との対話 ー若い世代への問い 書評 石原慎太郎『死者との対話』文藝春秋

    森 元孝

    文學界   第74巻 ( 第7号 ) 336  2020年07月  [招待有り]

  • 世界が数字となった歴史 ー国力測定、熱力学、そして文学 書評オリヴィェ・レイ『統計の歴史』(原書房)

    森 元孝

    週刊読書人   ( 3339号 ) 3  2020年05月  [招待有り]

  • Constitutional Ordering and Everyday Life in Japan: Reconsidering the Consequences of Rationalized Traditionalism.

    Mototaka MORI

    .The Crisis of Democracy? -Chances, Risks and challenges in Japan(Asia) and Germany (Europe)     153 - 163  2020年  [査読有り]  [招待有り]

  • アルフレッド・シュッツ研究のバイブル ―丹念な翻訳が果たしてくれる基礎知識の共有

    森 元孝

    図書新聞   ( 3351 ) 3 - 3  2018年05月  [招待有り]

  • 解説「描き出された角栄に、作家石原が愛する日本を思う」

    森 元孝

    石原慎太郎『天才』幻冬舎文庫     213 - 222  2018年01月  [招待有り]

  • 書評 石原慎太郎『海の家族』文藝春秋

    森 元孝

    文學界   2016年 ( 9月号 ) 291 - 291  2016年09月  [招待有り]

  • 対談 われとわが死 石原慎太郎

    石原慎太郎, 森, 森 元孝

    ユリイカ   48 ( 7 ) 50 - 62  2016年04月  [招待有り]

  • 人を描くその時の時

    森 元孝

    ユリイカ   48 ( 7 ) 73 - 79  2016年04月  [招待有り]

  • Future Structure of the Life-World -As an inevitable consequence of the «peer-to-peer»

    Mototaka MORI

    SocietàMutamentoPolitica   6 ( 12 ) 81 - 95  2015年12月  [査読有り]  [招待有り]  [国際誌]

    担当区分:筆頭著者

  • 同時性の誇張と圧縮 −音楽の言語性と身体性

    森 元孝

    社会学史研究   ( 37 ) 47 - 58  2015年06月

  • Discrepancy of Japanese Well-Being: Reconsidering 'Japan' with Shintaro Ishihara

    Mototaka MORI

    Interdisciplinary Aspects of Well-Being in Changing Societies、Proceedings of the 12th Meeting German-Japanese Society for Social Sciences     88 - 109  2014年11月

  • Musical Foundation of Interaction : Music as Intermediary Medium

    Mototaka MORI

        267 - 277  2013年09月  [国際誌]

  • Person als Medium -Eine pragmatisch-phänomenologische Alternative zur Systemtheorie

    Mototaka MORI

    Lebenswelt und Lebensform: Zum Verhältnis von Phänomenologie und Pragmatismus (Hersgeben von Joachim Renn, Gerd Sebald, Jan Weyand), Velbrück; Auflage: 1., Aufl.     192 - 205  2012年05月  [査読有り]  [招待有り]

  • 地域社会学会例会印象記

    森 元孝

    地域社会学会会報   ( 170 ) 9 - 11  2012年01月

  • テーマ「〈東アジア〉とは何か? 共生のための地域形成への模索」へ

    森 元孝

    Future under construction —交差する知 —文化の構想力     23 - 27  2011年03月

  • Imagining and Imagineering Tokyo -Asking with and to the Olympic Games in Tokyo 2016

    Mototaka Mori

    Quality of Life and Working Life in Comparison (edited by Györgz Széll, Ute Széll), Peter Lang Verlagsgruppe GmbH.    2009年08月  [査読有り]  [招待有り]

  • 城達也氏による拙著『フリードリヒ・フォン・ハイエクのウィーン』書評「自生的秩序の社会理論」に応えて

    森 元孝

    ソシオロジ   164   141 - 145  2009年03月

  • Spontaneity and Relevance -Reading Hayek with Schutz

    Mototaka MORI

    Hisashi Nasu, Lester Embree, George Psathas, Ilja Srubar (Hg.), Alfred Schutz and his intellectual partners, UVK Verlagsgesellschaft.     443 - 460  2009年02月  [査読有り]  [招待有り]

  • アルフレッド・シュッツ著 佐藤嘉一訳『社会的世界の意味構成(新訳版) —理解社会学入門』

    森 元孝

    社会学研究   ( 83 ) 163 - 167  2008年04月

  • Who votes Mr. Ishihara -Two Anatlytical consideration on the Populisim in Tokyo

    Mototaka MORI

    Socio-Cultural Transformation in the 21th Centrury? -Risks and Challenges of Social Changes, (edited by Shigekazu Ksune, Yoninori Nishijima and Hidehiko Adachi, Kanazawa Electric Publishing Company     335 - 346  2007年10月

  • ポピュリズムの変換 −石原慎太郎イメージの分解

    森 元孝

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   52   65 - 74  2007年03月

  • ポピュリズムとローカリズムの研究 −東京の同化・統合のリソース

    森 元孝

    文部科学省平成16−17年度科学研究費補助金(基盤研究C2)研究成果報告書     1 - 94  2006年03月

  • 公共性の形式 —理論社会学の基礎試論

    森 元孝

    社会学年誌   47   101 - 115  2006年03月

  • 次も石原が勝つか? 日本証券奨学財団研究助成金経過報告

    森 元孝

    証券奨学同友会報   ( 27 ) 41 - 43  2005年09月

  • Talcott Parsons and theoretical sociology in Japan: The Social System Theory and its Influence on Japanese Sociologists

    Mototaka MORI

    Jahrbuch fuer Soziologiegeschichte -Development of Sociology (Hrsg. Ilja Srubar/Shing Shimada), VS Verlag fuer Sozialwissenschaften, Wiesbaden.     127 - 141  2005年01月

  • Alfred Schutz and Friderich von Hayek -Resemblance and Contiguity between their Theoretical Positions"

    Mototaka MORI

    「アルフレッド・シュッツによる蔵書への<書き込み>の研究 Studies on Annotations by Alfred Schutz」研究代表者那須壽 2001年度〜2002年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書 所収論文     17 - 34  2004年03月

  • Proceedings of the Vienna-Waseda Joint-Seminar 2003

    Mototaka MORI

    Organizing Committee of the Waseda-Vienna Joint Seminar    2003年10月

  • 「代表制のリソース:<東京都知事>という人格連鎖が構成する公共性

    森 元孝

    『社会学年誌』/早稲田社会学会   43   87 - 102  2002年03月

  • 青島都政の研究 : 東京都知事選挙結果の分析を中心に

    森 元孝

    平成11年度-平成12年度科学研究費補助金(基盤研究C(2))研究成果報告書    2002年02月

  • Alfred Schutz and the Imperial Capital Vienna

    Mototaka MORI

    Hisashi Nasu (ed.), The Legacy of Alfred Schutz International Conference on His Centennial, Waseda Univ. Tokyo.     1 - 19  1999年03月

  • 見える市場、見えない市場

    森 元孝

    早稲田大学大学院文学研究科紀要     149 - 163  1999年03月

  • 巨大都市の民主主義—東京都臨海副都心開発問題の調査研究のために

    森 元孝

    『社会科学投究』/早稲田大学アジア太平洋研究センター   43 ( 3 ) 207 - 235  1998年03月

  • 市民運動の誕生から分解まで—

    森 元孝

    総研大スコープ・スプラウトシリーズ/総合研究大学院大学   10  1997年07月

  • Basisdemokratie versus traditionelle Lokalpolitik: Das Beispiel der Bürger-initiative in der Stadt Zushi

    Mototaka MORI

    Gesellschaftliche und individuelle Entwicklung in Japan und Deutschland (Gisela Trommsdorff"," Hans-Joachim Kornadt(Hrsg.)/Universitaetsverlag Konstanz     195 - 211  1996年08月

  • 社会運動組織の内部環境と外部環境についての社会学的研究 : 神奈川県逗子市池子米軍家族住宅建設問題を事例にして

    森 元孝

    平成7年度科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書    1996年07月

  • 浜 日出夫氏書評(森 元孝著『アルフレート・シュッツのウィーン−社会科学の自由主義的転換の構想とその時代』)に応えて

    森 元孝

    『ソシオロジ』/社会学研究会   41 ( 1 )  1996年05月

  • 現象学的社会学の局面打開と新たな展開のために−間主観性とはただちに社会集団の問題

    森 元孝

    図書新聞   2291  1996年04月

  • 緻密な研究を理想にして−『アルフレート・シュッツのウィーンの場合』

    森 元孝

    『社会学年誌』/早稲田社会学会   37   143 - 159  1996年03月

  • Basisdemokratie versus traditionelle Lokalpolitik: Am Beispiel der Buergerinitiative in der Stadt Zushi

    Mototaka MORI

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   119  1995年08月

  • 再封建化のアレゴリー −〈モダニティ〉を問うに寄せて

    森 元孝

    『社会学年誌』/早稲田社会学会   36   35 - 52  1995年03月

  • 池子米軍家族住宅建設反対運動に見る今日の〈転換点〉 −1987年市長選後の面接調査結果から

    森 元孝

    『年報地域社会学』時潮社/地域社会学会   6   133 - 166  1994年07月

  • <手続き>による運動の制度化と制度の運動化 −池子米軍住宅建設反対運動と環境アセスメント

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   40 ( 1 ) 151 - 183  1994年05月

  • 批判理論をめぐる討議に寄せて −ハーバマスの問題関心の確認と展開

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   39 ( 3 ) 201 - 222  1994年03月

  • システム論と〈分裂〉の問題 −ニクラス・ルーマンと批判理論の終焉

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   38 ( 1 ) 155 - 183  1992年08月

  • 練馬区民の社会意識調査

    森 元孝

    早稲田大学社会学研究室    1992年03月

  • ゲルト・シュミット ドイツ社会学におけるマックス・ヴェーバーのアクチュアリティに関する論評 −産業社会学研究の事例を中心にして

    森 元孝

    『思想』岩波書店 9.   ( 3 ) 59 - 66  1992年03月

  • アルフレート・シュッツとウィーン −社会的世界の構成現象学成立事情研究序説

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   37 ( 3 ) 205 - 302  1992年03月

  • 『公共性の構造転換』と、その機能主義的帰結 −公共性、公開性、〈市民〉の析出

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   36 ( 1 ) 259 - 287  1990年09月

  • コミュニケーション的行為の基本単位は可能か?

    森 元孝

    『社会学年誌』/早稲田社会学会   31   19 - 31  1990年03月

  • 運動体の析出と市民の析出 −池子米軍家族住宅建設反対運動から

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   35 ( 1 ) 83 - 113  1989年08月

  • どうして普遍語用論だったか? −社会学的行為論の誘惑

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   34 ( 2 ) 281 - 307  1988年12月

  • システムと生活世界の間 −新しい社会運動の位置づけ

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   33 ( 3 ) 127 - 155  1988年03月

  • システムと生活世界 —ルーマンとハーバーマス

    森 元孝

    藤原保信・三島憲一・木前利秋編著『ハーバーマスと現代』     132 - 160  1987年10月

  • 討議と戦略 −コミュニケーション能力論の考察

    森 元孝

    『社会科学討究』/早稲田大学社会科学研究所   32 ( 2 ) 223 - 252  1986年12月

  • 新しい生活者の論理に寄せて −生活クラブ生協についての調査結果から (分担執筆)

    森 元孝

    『社会学年誌』/早稲田大学社会学会   27   143 - 183  1986年03月

  • 再構成科学としての社会学の可能性 −ハーバマースと経験的社会研究

    森 元孝

    『ソシオロジ』/社会学研究会   30 ( 3 ) 1 - 14  1986年01月

  • 批判としての社会的行為論 −ハーバマースのコミュニケーション行為論について

    森 元孝

    『社会学評論』/日本社会学会   35 ( 3 ) 333 - 348  1984年12月

  • 認識批判と統一科学 −1920年代のオーストリア社会学

    森 元孝

    『社会学史研究』/日本社会学史学会   6   48 - 61  1984年03月

  • システム理論と批判理論 −J.ハーバーマスと現代社会学理論

    森 元孝

    『社会学年誌』/早稲田大学社会学会   24   1 - 18  1983年03月

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書籍等出版物

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受賞

  • 第1回福武直賞(佐藤慶幸編『女性たちの生活ネットワーク〜生活クラブに集う人々』(文真堂))分担執筆

    1991年11月  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 「老い」のイメ-ジを決する社会・文化的背景に関する研究

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    「老い」についての社会意識を分析する本研究においては、国際比較の視点から、わが国における「老い」イメ-ジの構造特性を明らかにした来た。1つには、わが国の文化的特性にもとづいてそれを見るとき、特に「パタ-ナリズム」の社会的位置づけの肝要であることを見出した。パタ-ナリズムは、部族長の有すべき1つの特性として、かつてはいすれの社会においても汎く見出された社会的価値であるが、近代化や工業化のプロセスの中で消滅もしくは変容せられて仕舞ったということが欧米社会の歴史的経足である。しかしわが国においては、その社会的基準のもつ影響力が依然として大きいことが、最大の特徴となっているのである。このことが「老い」についても極めて重大な性格づけを行っており、老人が示すべき特性としてのある種の人性特性を形作っているのである。2つには、リタイアメントの制度もまた汎く全世界において見出されるのであるが、わが国においては、かつての隠居制度を支えていた理念が残存していることがうかがえるのである。欧米社会においては、今日のリタイアメント制度は、人生の中で行われて来た労働奉仕に対する報酬として互酬に基づく制度となっているのであるが、わが国では経済水準での合理性では分り切れない敬老思想と不可分に結びついているのである。これ等はわれわれが明らかにしえた事柄のほんの一端であるが、われわれはさらに、こういったわが国社会の文化特性が、日本の日常生活の中で、どういう形態を伴って表われて居るかについて詳しく検討したのである。しかし一方で、いくつか取残し部分のあることも認めざるをえないのであるが、たとえば、デ-タ・ア-カイヴの構造を効率的なものにする工夫もさらに検討していかなければならない。また女性の老いについての研究も充分ではないであろう

  • アルフレッド・シュッツによる蔵書への「書き込み」の研究

     概要を見る

    (1)コンスタンツ大学の社会科学文庫に収められているアルフレッド・シュッツの蔵書の中には、彼自身がその余白に重要なコメントを数多く書き込んでいる書物が100冊程度ある。本研究は、(i)多くが鉛筆で書かれているために、このまま放置しておけば次第に判読不可能になってくるに違いないそれらのコメント類をマイクロフィルムに収めて保存し、(ii)それらの書き込みをタイプ化し、(iii)それらのすべてをそれぞれの原著者とつき合わせながら検討することによって、多岐にわたるシュッツの思想と社会科学理論を全体的に解明していくことを目的としている。(2)上記の目的を達成するために、(i)同文庫所収のシュッツの蔵書のなかから、アンダーライン、様々なマーク、コメントが書き込まれているものを選びだし、(ii)それらを検討しながらタイプ化するに値する書物を選定し、そのリストを作成したうえで、(iii)それぞれの書き込みを解読しながらタイプ化する作業を進め、(iv)それらタイプ原稿と原著者の当該部分をすべてマイクロフィルム化した(第二年度にシュッツの遺児から本研究のために提供された二冊についても同様の作業を行った)。(3)以上の基礎研究が完了した後、全体を見直しながら、シュッツの「書き込み」の質と量の両側面に着目しながら、選定されたすべての書物を五段階に分けたリストを作成した。(4)そのリストに、(i)ニュー・スクールでのシュッツの講義ノートにおける当該書物への言及に関する情報と、(ii)刊行されている彼の諸著作における当該書物への言及に関する情報とを付け加え、より利用価値の高いリストを作成した。(5)マイクロフィルムと作成された書物リストを共同研究者に配布し、それぞれが各自の関心に沿った研究を進めたうえで、一堂に会して、本研究に基づく国際会議で取り挙げるべきトピックと研究者について議論をした

  • 社会運動組織の内部環境と外部環境についての社会学的研究-神奈川県逗子市池子米軍家族住宅建設問題を事例にして

     概要を見る

    4月から7月までは、前年度の面接調査記録の整理・分析ならびに、それ以前に収集した調査データの整理・分析を進めた。これに基づいて、10月末実施の郵送(パネル)調査のため、8月末から過去に実施した対象者から再調査対象者を選定(1600人)、10月実査に入った。11月末までに574票を回収し、12月から集計・分析作業に入った。対象者の構成は、87年および89年にアンケート調査を実施した逗子市民と、87年ならびに91年に面接調査を実施した運動に関わる人々とからなっている。また、これより先、9月には、これまで面接調査を実施してこなかった運動の流れにある人への聞き取りを行った。郵送調査は、二種類の形成から成っている。A票は、90年以降の市レベルの選挙における投票行動ならびに所属団体についての調査(552票)、B票は、池子米軍住宅建設反対運動終焉についての自由回答による調査、であった(537票)。ともに分析途中であるが、B票からは、運動終焉についてはっきりと二種類の考え方があることがわかった。A票からは、90年の市議会議員選挙から、92年の市長選挙、94年の市議会議員選挙、94年末の出直し市長選挙に至る4選挙における、投票行動の推移傾向が読み取れる。逗子市民全般から選んだ対象者についても、87年、89年のデータで得られた投票傾向による対象者を層化し、これを今回の時系列的変化で見てみると、かなり著しい傾向の区別を見ることができた。さらに、運動に参加していた人について、このことを見ると、より著しい傾向を見ることができ、運動体が、まさに解体していった過程を再構成する重要なデータを得たことがわかる。『逗子の市民運動』と題して、過去の調査記録・論文も含めた著書が本年11月に出版される

  • 青島都政の研究-東京都知事選挙結果の分析を中心に

     概要を見る

    999年春の東京都知事選挙における投票行動についての郵送調査(1999年10月)および一年経過後の都政および都知事についての意見・感想を主題にした面接調査(2000年11月)の集計および分析を実施。前者の調査は東京都内8地区(足立区・大田区・国立市・江東区・杉並区・多摩市・練馬区・文京区)の20歳以上の有権者を対象に2段標本抽出によりサンプルを選定(6400人)し実施。3種類の調査票から成っており、1)都知事選挙および都政についてのアンケート、2)区長・市長選挙における投票行動、3)前都知事と現都知事についての自由回答記述、それぞれ別個に集計分析をし、最終的には相互に連関するデータベース化を行った(SPSSおよびExcelの利用)。後者は、前者の対象者の中から、とくに自由回答に注目する意見を書き込んだ人をさらなる対象者として選び、面接により自由に意見・感想の表明をしていただき記録。これもすべてテープ起こしの後、Excelのデータとして整理。前者の調査においては、過去2回(1995年および1991年)の知事選挙における投票行動についても設問に入れており、1999年の都知事選挙も含めた過去3回の投票行動の変化および、種々の視点からの一貫性と非一貫性について分析を行った。ベルリンの壁崩壊以降の政治図式の変化(「保守・自由主義対革新・社会主義」図式の喪失)、ならびにバブル崩壊後の平成不況下による「開発主義と反開発主義」の図式の浮上、さらにこれら二つの図式の喪失の兆候と、新たにシンボリックな代表創出構造と呼びうる、新しいが未定の投票行動パタンを解釈するためのデータ分析を実施することができた

  • ポピュリズムとローカリズムの研究-東京の同化・統合のリソース

     概要を見る

    2004年10月に、1999年10月に実施したアンケート調査結果と比較研究ができるように設計した質問項目と、「グローバル化」「外国人」についての意識を問うを質問を含めて、2003年の東京都知事選挙で石原慎太郎候補が獲得した300万票の意味を考えるためのデータの収集を目的とする質問紙法による調査を実施した。質問票は、1999年の調査項目をもとに作成したもの(A票)と、外国人についての意識を問う調査項目で構成されたもの(B票)、そして対象者の自由記述形式(C票)とから成っている。(1)調査地域杉並区、港区、新宿区、国立市、江戸川区、大田区、多摩市(2)調査対象上記各地域に居住する男女(3)標本数6300人(4)標本抽出ゼンリン住宅地図から世帯名簿を作成して系統抽出(5)調査票配布方法郵送法(督促葉書1回も含む)(6)実査期間2004年10月20日から11月10日まで2005年10月に、前年2004年10月に実施した2003年4月の東京都知事選挙における投票行動調査の結果分析から、この選挙で300万票の得票をした東京都知事石原慎太郎氏についてのイメージ、とりわけ何がそれを形成し、どうして300万票を獲得することを可能にしているのかという仮説を設定することができた。この仮説を、いかに支持していくことができるかについて、経験的データを得る質問紙法による調査を実施した。質問票は、2004年の調査項目をもとに作成した部分と新たにイメージを問う質問項目の部分からなるもの(A票)と、外国人についての意識を問う調査項目で構成されたもの(B票)、そして対象者に自由に記述していただく形式(C票)とから成っている。(1)調査地域品川区、豊島区、葛飾区、立川市(2)調査対象上記各地域に居住する男女(3)標本数4800人(4)標本抽出ゼンリン住宅地図から世帯名簿を作成して系統抽出(5)調査票配布方法郵送法(督促葉書1回も含む)(6)実査期間2005年10月20日から11月10日ま

  • 東京都知事とプロジェクトをめぐるイメージの通時的連関構造分析のためのパネル調査

     概要を見る

    本研究の目的は、現象としての「東京都知事石原慎太郎」を経験的データにより再構成することにある。このために、(1)知事についてのイメージ変数(非政治的領域)、(2)同(政治的領域)、(3)オリンピック招致について形成されるイメージ、(4)都市東京についてのイメージ、(5)日本の政治状況(国政および地方選挙をめぐるイメージ)を諸変数に質問紙を設計。平成21年から23年度まで計6回インターネットによるパネル調査実施。時点比較可能なデータを収集した。これをもとに、現象としての「東京都知事石原慎太郎」という研究書をまとめている

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講演・口頭発表等

  • プロテスタンティズムの倫理と多元的現実 ―パーソンズ、フェーゲリン、 シュッツにおけるジョナサン・エドワーズとウイリアム・ジェイムズ

    森 元孝

    第61回 日本社会学史学会大会  

    発表年月: 2022年06月

    開催年月:
    2022年06月
     
     
  • Phrases in Dispute and their Attribution -Reading Reinhart Zöllner, Wahrheitseffekte und Widerstreit: Die „Trostfrauen“ und ihre Denkmäler (2021)

    Mototaka MORI

    The 16th Meeting of the German-Japanese Society for Social Sciences  

    発表年月: 2022年03月

    開催年月:
    2022年03月
     
     
  • Strangeness and Irrelevance -Relevance in post-human society

    Mototaka MORI

    V. Conference of The International Alfred Schutz Circle for Phenomenology and Interpretive Social Science   (Saint Louis)  Saint Louis University  

    発表年月: 2021年06月

    開催年月:
    2021年06月
     
     
  • An innocent imagination of the “Society 5.0” ―Some tragic consequences of digitalization of bank services in Japan

    Mototaka MORI  [招待有り]

    The 30th Anniversary of the German-Japanese Society for Social Sciences: Symposium -The Digital Challenge in Germany and Japan in Comparison: Opportunities, Risks and Dgital Cooperation   日本ドイツ社会科学会  

    発表年月: 2019年06月

    開催年月:
    2019年06月
     
     
  • The Well-Informed Citizen Revised – Extension and Enlargement of Body, Language and Person;

     [招待有り]

    (Konstanz)  University of Konstanz  

    発表年月: 2018年05月

  • Constitutional ordering and everyday life in Japan: Reconsidering on a consequence of rationalized traditionalism

    森 元孝  [招待有り]

    ドイツ日本社会科学会   (オスナブリュック)  apl. Prof Dr. Carmen Schmidt, School for Culture and Social Sciences, University of Osnabrueck  

    発表年月: 2018年03月

  • 同時性の誇張と圧縮 —音楽の言語性と身体性:「社会学と言語・メディア」に寄せて

    森 元孝

    第54回日本社会学史学会大会 尚絅学院大学  

    発表年月: 2014年06月

  • 尾高朝雄のウィーン −平和の脱国家化のディスクルス試論 ケルゼン学派の若き知性とともに

    森 元孝

    第30回日本現象学・社会科学会大会  

    発表年月: 2013年12月

  • 相互作用の音楽的基礎 —アルフレート・シュッツの基本動機の確認とシステム論への拡張

    森 元孝

    第53回日本社会学史学会大会  

    発表年月: 2013年06月

  • Discrepancies of Japanese Well-being -Reconsidering ‘Japan’ with Shintaro Ishihara

    Mototaka MORI

    12th Meeging of the German-Japanese Society for Social Sciences  

    発表年月: 2013年05月

  • 媒体と状況

    森 元孝

    第29回 日本現象学・社会科学会大会(神戸大学)  

    発表年月: 2012年12月

  • テーマ「「東アジア」とは何か 共生のための地域形成への模索」へ

    森 元孝

    早稲田大学文学学術院120周年記念行事  

    発表年月: 2010年10月

  • The Post-Populism in Tokyo -The Pop-Charts in Tokyo?

    Mototaka MORI

    The 11 th Meeting of the German-Japanese Society for Social Sciences (at Hosei Univ.)  

    発表年月: 2010年10月

  • ある社会学者がみた池子米軍家族住宅建設反対運動

    森 元孝

    INGO (IKEGO Nature Green Operation)  

    発表年月: 2009年10月

  • Musical Foundation of Interaction -Music as form and medium

    Mototaka MORI  [招待有り]

    .  

    発表年月: 2009年05月

    開催年月:
    2009年05月
     
     
  • Imagining and Imagineering Tokyo - Asking with and to the Olympic Games in Tokyo 2016

    Mototaka MORI

    The 10th Meeting of the German-Japanese Society for Social Sciences at University of Osnabruck  

    発表年月: 2008年08月

  • The Denationalization of Peace - Der sinnhafte Aufbau der sozialen Welt and Professor Tomoo Otaka

    Mototaka MORI  [招待有り]

    Alred Schutz und Hermeneutik (International Conference in Vienna(Institute for Human Sciences)  

    発表年月: 2007年09月

    開催年月:
    2007年09月
     
     
  • Who votes for Mr. Ishihara? -Two analytical considerations on the populism in Tokyo

    Mototaka MORI

    The 9th Meeting of the German-Japanese Society for Social Sciences at Kanazawa University  

    発表年月: 2006年10月

  • 公共性を再定義する −逗子と東京から

    森 元孝

    第78回日本社会学会大会 政治・権力部会報告  

    発表年月: 2005年11月

  • 二クラス・ルーマンと現象学 −その同一性と差異性についてのノート

    森 元孝

    日本現象学・社会科学会 第21回大会(関東学院大学)  

    発表年月: 2004年12月

  • Neo-Nationalism or Palaeo-Nationalism -Is Ishihara Phenomenon the Populism in Japan

    Mototaka MORI

    The 8th Meeting of the German-Japanese Society for Social Sciences at the University of Hildesheim (Germany)  

    発表年月: 2004年10月

  • Alfred Schutz and Friedrich Ausgust von Hayek -Resemblance and Contiguity between their Theoretical Positions

    Mototaka MORI

    International Conference "Alfred Schutz and Intellectual Partners" at Waseda University  

    発表年月: 2004年03月

  • 「行為とリスク」

    森 元孝

    第72回日本社会学会大会(上智大学)  

    発表年月: 1999年10月

  • "Theoriegeschichtliche Rekonstruktion der Schutzschen Konzeption der Theorie der sozialen Welt

    Mototaka MORI

    Internationale Konferenz anlaesslich des 100. Geburtstages von Alfred Schutz(Sozialwissenschaftliches Archiv Konstanz)  

    発表年月: 1999年05月

  • Alfred Schutz and the Imperial Capital Vienna

    Mototaka MORI

    The Legacy of Alfred Schutz International Conference on His Centennial(Waseda Univ. International Hall)  

    発表年月: 1999年03月

  • 『アルフレート・シュッツのウィーン』 -思想形成にみる統一性

    森 元孝

    日本現象学社会科学会大会 東洋大学  

    発表年月: 1996年12月

  • 運動体の分解と運動の意味-1994年12月逗子市長選挙の調査結果から

    森 元孝

    地域社会学会大会(奈良女子大学)  

    発表年月: 1996年05月

  • 『アルフレート・シュッツのウィーン』 -思想形成にみる統一性

    森 元孝

    現象学的社会学研究会 八王子セミナーハウス  

    発表年月: 1996年03月

  • Basisdemokratie versus traditionelle Lokalpolitik -Am Beispiel der Buergerinitiative in der Stadt Zushi

    Mototaka MORI

    Die Dritte Tagung der Deutsch-Japanischen Gesellschaft fuer Sozialwissenschaften, Kansai-University  

    発表年月: 1994年09月

  • 再封建化のアレゴリー −〈モダニティ〉を問うに寄せて」

    森 元孝

    早稲田社会学会1994年度大会シンポジウム  

    発表年月: 1994年07月

  • Basisdemokratie versus traditionelle Lokalpolitik -Am Beispiel der Buergerinitiative in der Stadt Zushi

    Mototaka MORI

    Akademischer Arbeitskreis Japan(AAJ) Oesterreichische Japan Gesellschaft fuer Wissenschaft und Kunst  

    発表年月: 1993年05月

  • 池子米軍家族住宅建設反対運動の組織と環境に見る今日の《転換期》について−「緑」の意味論(Semantik)序説

    森 元孝

    第16回地域社会学会大会(東京大学)シンポジウム報告  

    発表年月: 1991年05月

  • 運動体の析出と市民の析出 −池子米軍家族住宅建設反対運動から

    森 元孝

    第62回日本社会学会大会(早稲田大学)  

    発表年月: 1989年10月

  • おおぜいの私の組織論 生活クラブ生協の調査から

    森 元孝

    昭和63年度組織学会大会(武蔵大学)  

    発表年月: 1988年05月

  • システムと生活世界の間 −新しい社会運動の位置づけ

    森 元孝

    昭和62年度日本現象学・社会科学会大会(京都大学)  

    発表年月: 1987年12月

  • 新しい生活者の論理に寄せて −生活クラブ生協の支部委員層の再生産

    森 元孝

    第59回日本社会学会大会(山口大学)  

    発表年月: 1986年11月

  • 『マリーエンタールの失業者たち』について

    森 元孝

    昭和60年度日本社会学史学会大会(中京大学)  

    発表年月: 1985年05月

  • システム論の二局面 −ルーマン・ハーバマースにおける〈システム〉の概念について

    森 元孝

    第57回日本社会学会大会(龍谷大学)  

    発表年月: 1984年10月

  • オーストリア・マルクス主義とウィーン学団との関係 −1920年代のオーストリア社会学について」

    森 元孝

    昭和58年度日本社会学史学会大会(金沢大学)  

    発表年月: 1983年11月

  • コミュニケーション行為論とは何か? −ハーバーマスの語用論的解釈学と社会的行為論

    森 元孝

    第56回日本社会学会大会(埼玉大学)  

    発表年月: 1983年10月

  • システム理論と批判理論 −J.ハーバーマスの認識関心と理論構成

    森 元孝

    第55回日本社会学会大会(神戸大学)  

    発表年月: 1982年10月

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特定課題研究

  • 現象としての「石原慎太郎」-橋下現象との連関研究

    2013年  

     概要を見る

    本研究により以下の調査を実施した。調査題目: 「2014年2月の東京都知事選挙、ならびに日本の政治に関するイメージ調査」実査期間: 2014年02月13日(木)~2014年02月15日(土)調査方法: インターネットリサーチ調査対象: インターネットリサーチ会社モニタ624人サンプルの構成: 東京都内有権者(20歳から79歳まで男性・女性)について、10歳刻みの年齢階級について、男女別各サンプル数52。調査項目:       1.基本属性(性別、年齢、職業)      2.2月9日実施の東京都知事選挙投票動向ならびに過去6回の投票動向      3.前都知事「石原慎太郎」についてのイメージ(因子分析用)      4.過去3回の国政選挙投票動向、前回都知事選挙投票動向、国政レベルでの現在の支持政党      5.安倍内閣の諸政策(28項目)についての支持度合い      6.現在の主要政治家27人についてのイメージ(散布図用) 以上の調査を実施し、すでに度数分布表等を公開している(http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Study/General/research01.html)。 これにもとづいて、2006年以来実施してきた同種調査との比較分析を現在実施中である。  2013年12月に猪瀬前都知事の辞職に伴い2014年2月に都知事選挙が実施されたことにより、当初予定していた主題とは、別の問題についてもデータを得ることができた。ちなみに、本調査によれば、「棄権」が過去最大の17.1%(2012年)を大きく超え23.9%となった。都政、とりわけ突然の辞任の原因への選挙民の不快感が示されているとも解釈できるように考えた。  上記調査項目3で、過去から毎回実施してきたイメージ因子の分析では、一般的に考えられているイメージの劣化とは異なり、「実行力がある」「筋が通っている」「リーダーシップがある」などの値は、現在も高いことを確認した。 国政について、現安倍政権についての評価は、58.1%に達し、マスコミ各社の世論調査結果と類似の数値となった。「憲法改正」「特定秘密保護法」「原子力発電再開」については、政権の方向とは反対の意見が多数となっていることを確認した。政権支持へのポジティブイメージに対して、実質的な問題への懐疑、警戒が強くあると考えられる。 上記調査項目6で、2月の東京都知事選挙において桝添候補の対立候補細川護煕を支持した小泉純一郎についてのイメージは、過去同種の調査で得られた好感度の高さが、現在も維持されていることを確認した(55.5%)。これに対して、本調査の主題でもあった橋下徹についてのイメージは、過去の高い好感度から、「あまりよくない」(29.2%)、「わるい」(28.0%)となり、同種のデータを取り出して以来、最も悪い数値となった。興味深いのは、石原慎太郎についての同じ質問では、「よい」(9.9%)、「まぁよい」(40.7%)であり、過去ほど高い位置にはないが、まだなおこの人については、一定の好感度が維持されていることがわかった。「右翼的」「独裁的」というイメージも高いが、好感を抱く選挙民がまだなお厚いことが確認できた。 刊行予定の『現象としての石原慎太郎』を完成させるための最終的な補足データを得ることができた。

  • ポピュリズムを超えて ―東京都知事選挙結果と地域政治のコンテクストの関連性研究

    2007年  

     概要を見る

    「オリンピック誘致と東京都知事についてのイメージ調査」という主題により、インターネットによるWeb調査を株式会社マクロミルに委託して実施した(実施日時: 2008年1月8日、9日両日。サンプル構成: 株式会社マクロミルの東京都居住のモニタ会員のうち20代から70代まで年代別性別により各52サンプル×12カテゴリーからなる624サンプル)。 選挙人名簿閲覧の制限、ならびに郵送調査による回収率の極度の低さを考え、基本的な傾向を把握するために、インターネットによるWeb調査に一定の有効性を考えたためである。すでに2006年度に同傾向のパイロット調査を実施しており、それをもとに調査諸項目を練り上げた。 調査票の構成は、1995年から2007年までの東京都知事選挙における投票行動、2016年東京オリンピック誘致への賛否、オリンピック誘致についての感情温度、政治家についての感情温度、1964年東京オリンピックについての記憶とそのイメージ、一般的属性(職種、業種、学歴、所得)、都市東京についてのイメージ(自由回答)から成っている。基本軸は、大量観察であるが、自由回答により、今後の同種調査の基本的要素発見を意図したものである。 すでに調査概要ならびに基本集計結果については、以下で公開をしている。 http://www.f.waseda.jp/wienmoto/Japanese/Study/General/research01.html これをもとに、この調査の基本的関心である、各種イメージ・感情温度の測定から多変量解析を行い、因子分析ならびに、クラスター分析の実施と、自由回答をもとにした類型化作業を実施している。さらに、これまで1999年、2003年、2004年実施の調査結果との比較検討も実施中である。これらの結果についても、上のサイトで公開を行う。

  • 平成15年の東京都知事選挙における投票動向と候補者イメージについての研究

    2004年  

     概要を見る

     文部科学省科学研究費補助金基盤研究(C)(2)において、03年4月の東京都知事選挙における投票行動についてアンケート調査を実施しているが、この調査研究を十分に実施するために本研究費の一部を充当した。またおよそ40パーセントを、東京都知事選挙における投票動向に見られるシンボル性、とりわけ都知事のパーソナリティ、メンタリティへの雰囲気的支持という現象を別の局面から分析するために使用した。すなわち、神奈川県逗子市で発生している池子米軍住宅追加建設問題への逗子市長の行動とその意味を分析していくために、逗子市内および横浜市金沢区で同問題についてどのように捉えられているかについてのアンケート調査を実施している。 現逗子市長は、現東京都知事をひとつの政治的理想としていることもあり、またその政治手法も、かつて逗子市で着目された住民投票決定主義とは異なる、市長主導型のそれであると解釈することができる。調査のねらいは、住民自治を強く標榜していた草の根民主主義に指向した公共性実現の時代から、きわめてシンボル性に飛んだ指導者民主主義型の公共空間の形成の時代に変化していったことを跡付けることを基本仮説として、基礎データの収集を行うことがにある。これと、過去に収集してきた住民投票決定主義時代の相当量にのぼる保有データおよび分析結果とつき合わせて、時代の変化と選挙民の変化、そして地方自治の理念の変質について検証していくことを考えており、さらにこれを東京都知事選挙および都知事の政治力と選挙民の支持構造という関係を説明していく際の支持材料として用いることを考えている。2004年度日本ドイツ社会科学会大会において、ヨーロッパのポピュリズムとの比較で本研究の一部について報告をしたがら、2005年度日本社会学会大会において、さらに深めた研究成果の一部を報告する。

  • フリードリヒ・フォン・ハイエクのオーストリア自由主義の歴史性に関する総合的研究に寄せて

    2002年  

     概要を見る

    「ハイエクのオーストリア」研究1) ウィーン大学図書館およびオーストリア国立図書館での調査: Friedrich. A. Hayekの初期の雑誌寄稿論文のすべての収集と整理(通年)。2) オーストリア国立公文書館: 住居記録の確認(通年)。3) IMADEC大学での調査(2002年5月): オーストリアの当該私立大学所蔵のFritz Machlup蔵書の調査および記録撮影。4) ザルツブルク大学法学部図書館での調査: 所蔵のハイエク個人蔵書の調査および記録撮影。5) コンスタンツ大学社会科学資料室での調査(2002年9月): シュッツとの往復書簡の確認およびシュッツ蔵書内に存するはハイエク寄贈本およびシュッツによる書き込みの記録・整理・撮影。6) フライブルク大学ヴァルター・オイケン研究所での調査(2002年9月): ウィーンでの雑誌ORDOの欠本分の確認。7) スタンフォード大学フーバー研究所への照会調査(2002年7月): ハイエク文書の収集とウィーンでの事実との照合。(これはインターネット上に公開されている文書リストを確認し郵送で収集した。)8) 前述1)から6)における各所での映像撮影: 住居および関連箇所の撮影。 以上の調査をもとに『フリードリヒ・フォン・ハイエクのウィーン -ネオ・リベラリズムの構想とその時代』(新評論 06年11月刊行)。---------------------------------------------------------------序 文目 次第1章 帝国の崩壊1. バート・イシュルの駅で2. 早熟な草稿3. 最初の学位論文4. 仕事と友だち5. 20年代の動機第2章 オーストリア学派の新星1. チューリヒでの報告から2. ロンドンへ1) 資本需要、それとも物価水準2) 生産の迂回3) 資本の費消、それとも維持3. 資本主義の複雑性第3章 反合理主義への道1. カフェ・ランドマンにて1) 反ミーゼス2) レリバントな知識2. シュッツからの手紙1) ミーゼスについて2) レリバンスの問題3. シュッツへの書評依頼第4章 秩序の自生1. 英国人ハイエク2. 感覚秩序1) ウィーン草稿後2) 分類の論理3) 方法論への寄与3. システム論への道4. 社会的世界論との距離

  • 青島都政の研究・東京都知事選挙結果の分析を中心に

    2000年  

     概要を見る

     1999年4月に行われた東京都知事選挙における投票動向を、東京都内8地域(足立区、大田区、国立市、江東区、杉並区、多摩市、練馬区、文京区)の選挙人を対象に、1地域800人、合計6400人に対するサンプル調査(郵送調査)の実施(回収率31.8%)とその分析が、本研究の課題である。 調査は、2種類の調査票(①前々回の都知事選挙に遡って投票行動と基本的属性を選択肢を選んでもらうもの、②前都知事の4年間・現都知事就任後の都政全般についての印象・感想、意見を自由記述で回答してもらうもの)から成っている。さらに、2000年11月から補足のインタビュー調査を、上記対象者のうち自由回答について特色あるものを選び実施している(26名)。 以下、本年(2002年)1月を完成予定に分析執筆中の最終報告書の内容を示すことにより、本概要としたい。 1.1999年の都知事選挙における投票行動 1)全般の傾向 2)候補者別・地域別・年齢別・性別・職業別・所得別等の比較 2.1999年の当選者(石原現知事)と1995年の当選者(青島前知事)への投票行動の一貫性 1)1995年の全般の傾向 2)候補者別・地域別・年齢別・性別・職業別・所得別の比較 3)1999年との比較および一貫性について 3.1991の当選者(鈴木元知事)への投票者の投票行動との関連 1)1991年の全般の傾向 2)地域別・年齢別・性別・職業別・所得別の比較 3)1995年との比較および一貫性について 4)1999年との比較および一貫性について 5)1995・1999年との比較および一貫性について 4.自由記述から再構成される投票者像の類型化 1)青島知事について 2)石原知事について 3)投票行動との関係について 4)石原知事就任後1年を経ての意見の変化 5.1999年の都知事選挙直後に実施された各地域での首長選挙への投票動向との関連、 6.まとめ以上

  • 日独社会科学会第5回大会-ポスト冷戦期の社会変動と個人

    1998年   並木 博, 水野 満, 富永 健一, 詫摩 武俊, Gisela Trommsdorff, Hans-Joachim Kornadt

     概要を見る

     本学会は、日本とドイツの社会学者および教育心理学者が中心となって、それぞれの領域を超えて、両国の社会、文化についての学問研究を交流していくために組織された会で、1980年以来隔年で日本とドイツで相互に大会を開催してきました。今回1998年9月13日から5日間、早稲田大学国際会議場にてその第5回大会を開催することができました。 「ポスト冷戦期の社会変動と個人」を基本テーマとして、1996年より各会員がE-mail等で連絡を密にしながら研究交流を深め準備してきた各人の研究成果について、関連する諸分野について学会外の研究者にも参加していただき、個人報告とディスカッション、ワークショップによる議論の深化をつうじて、実りのある大会となりました。34の研究報告、「日本とドイツにおけるグローバリゼーションと変動の社会的・個人的諸側面」と題してワークショップ2本を開催することができ、基本テーマを軸にして広い研究交流を深めることができました。一般参加者も80人を超え本学会への新たな会員を増やすことができたこともたいへんな成果でした。 研究成果については、大会での報告および意見交換をもとに修正等を施した原稿を、報告者各人からすでに本年度末までに提出していただき、大会プロシーデイングスとして1999年11月に刊行しました。 なお、次回大会は、2000年8月末にドイツ・カッセル大学にて開催されることが決定しています。

  • 東京都臨海副都心開発をめぐる民主主義と市民運動の研究

    1998年  

     概要を見る

    本研究は、(1)新聞資料、都庁・区役所等官公庁文書資料、その他研究図書の分析、(2)質問紙法および面接法によるデータ収集の二つから成っており、1999年4月に予定されている東京都知事選挙の結果についての別途調査の準備調査としても考案したものである。 (1)の新聞資料およびその他官公庁資料・研究図書類の収集整理およびそれに基づいた精密な年表整理作業は、1997年度より始め、開発状況を通覧する資料の整理と、詳細な年表の作成作業を行なってきた。1998年までを終了し、さらに継続中である。 この基礎整理をもとに、(2)の質問紙法による調査準備を1998年夏から開始した。1998年11月に、港区台場の居住者全体を対象に、調査項目数65・対象者1200_回収率45.7%の郵送留置・調査員派遣回収法による、相当規模の質問紙調査を実施した。現在も整理、分析作業が進行中であるが、一部の調査結果(単純集計表等)については、すでに完成し一部公開している (http://www.waseda.jp/mori-labo/)。 これら(1)(2)の進行中・分析中の調査に関連して、本年4月の東京都知事選挙の結果についての調査研究を別途進行させており、本研究全体の成果のまとめは、この別途研究の結果とも関連しているので、まだしばらく時間が必要である。

  • ポスト・バブルの都市開発-東京都臨海副都心開発計画とその再編についての社会学的研究

    1997年  

     概要を見る

    標記の課題のとおり、東京都臨海副都心開発計画とその再編について、基礎的な資料収集と整理・分析作業を実施し、下記の成果を公表した。 本研究は、東京都臨海副都心問題についての総合的研究という、さらに大きな経験的研究の基礎を築くものである。この課題が示す事態はすでに1980年代にその起点を辿らねばらならい歴史的な側面を持つものであるため、本研究により、東京都庁および都議会がこれに関して刊行・発表してきた資料類(報告書、議事録など)の収集を一方で進めるとともに、この問題に関して85年以降の新聞記事の収集整理を実施し、80年代前半から95年の青島都政以降現在に至るまでの精密な年表の作成をほぼ完成させることが最初の作業となった。 それに基づいて下記の論稿「巨大都市の民主主義」を仕上げ、論者がこれまで別途研究してきた地方自治、民主主義などの標語で示される諸成果に関連させて、さらなる経験的調査研究を実施するための準備作業を終えることができた。 本研究の基礎作業の成果をもとにして、本年(98年4月)から2年間、臨海副都心の住民へのアンケートならびにインタビュー調査を実施する段階に入っている。研究成果の発表:1998年4月・アジア太平洋研究センター・森 元孝・『社会科学討究』第127号・「巨大都市の民主主義 -東京都臨海副都心開発問題の調査研究のために」

  • 合理的期待形成理論の知識社会学的研究

    1996年  

     概要を見る

     本研究で実施した主要な作業は、次の3点から成っている。1)Robert E. Lucasの諸論文とHarry M. Markowitzの著作を精密に読み込み理解すること。2)景気循環と経済政策、および投資の合理的配分ということについて、研究代表者が、1996年に発表した『アルフレート・シュッツのウィーン -社会科学の自由主義的転換の構想とその時代』で集中的に扱った問題、すなわち社会経済学の古典的自由主義理論から、LucasあるいはMarkowitzの時代の問題に至るまでの、歴史的事実、経済学史の整理を行うこと。3)近年の情報通信技術の飛躍的革新により発生した金融犯罪についての事例研究の準備をすること。以上3点は、次のさらに大きな研究への準備へと展開しつつある。 1)については、現在も継続中である。2)については、別途『ザルツブルクのハイエク』という主題で研究書を準備中である。2000年の春を目標に資料収集と調査を進めている。3)についても、別途、最近発生した数種類のコンピュータに関係した金融犯罪について、またここ10年間に進行してきた金融技術への情報通信技術の飛躍的な寄与とそれがもたらした人間・労働環境の変化についての社会調査を準備している。調査の手法については、1996年に発表した『逗子の市民運動』が、その雛形となると考えている。すなわち、とくにこの調査では、証券業に焦点を置いて、その商品開発技術と労働環境の急激な変化を精密にたどりながら事実確認をしていくことが主要な作業となる。 以上を踏まえて、1998年夏を目標にして、「貨幣、リスク、日常性」というタイトルで研究論文を構想している。上記3点の今後の成果により成るものであるが、現在進行中の1)と2)の作業から、経済学が通常科学化し、ひとつの理論科学と成立していった過程、さらにそれが社会技術として1960年代中に確立していったことを詳説することができるようになろう。さらに、その社会技術が、どのような問題を引き起こしているのか、また起こしうるのかについて、とくに3)の今後の成果により確認・予想することができるようになろう。これらのことは、立ち後れている、経済社会学に大きな貢献をする知見をもたらすと確信している。

  • 環境管理計画の実効性-神奈川県逗子市の試みについて詳細分析

    1995年  

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    逗子市が92年7月から施行した「市の良好な都市環境をつくる条例」と,それを十分に機能させていくための科学的根拠を与える環境管理計画について,集中的な資料収集と分析作業を実施した。 上の条例制定とそれを実施するための科学的データの整備という発想は,わが国においては先進的な環境政策であるが,そうした発想が生まれてきた理由は,この町で82年以来,池子米軍住宅建設反対運動が続けられてきたことにあるし,またバブル期の土地の乱開発にもある。この二つの点について,運動の展開と時代の背景を緻密に整理する作業を行なった。 すでに神奈川県には環境影響評価条例が機能してきており,米軍住宅建設に際しても,そのアセスメント手続きが進められたが,その形式性がしばしば問題になった。またバブル期の乱開発に対しても,この条例の欠点として20ヘクタール以下の開発は事実上野放しとなっていたため,適切な環境政策を実施できなかった。それらの欠陥を埋めるために考案されたのが,上の条例である。 さらに,事業者が提出する環境影響評価書案に対して,行政側が,独自の客観的データを根拠にして望めるため,たんなるお願い行政を克服して,科学的な議論のもとで環境への影響評価を行なおうというものでもあり,きわめて斬新なものである。 市全域を50メートル四方のメッシュで区切り,そのメッシュ内の自然環境,社会環境,景観等のデータ・ベースを整備しており,これまでになかった環境に関わるデータベースの例となっている。このデータベースの内容と構成についても分析作業を実施した。 94年の市長選挙において環境保護派が後退したことと,バブル期の乱開発が一段落したことにより,当初の発想と理念が未だ十分な機能しえていないのも事実であるが,研究成果については,96年12月刊行の拙著『逗子の市民運動-池子米軍住宅建設問題と民主主義』(御茶の水書房)第5章を中心にまとめた。

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海外研究活動

  • ①「ハイエクのオーストリア」研究、②『アルフレート・シュッツのウィーン』ドイツ語版の制作

    2002年03月
    -
    2003年03月

    オーストリア   ウィーン大学

 

現在担当している科目

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委員歴

  • 2010年10月
    -
    2018年03月

    ドイツ日本社会科学会  副会長

  • 2014年07月
    -
    2016年06月

    日本社会学史学会  研究担当理事

  • 2012年07月
    -
    2014年06月

    日本社会学史学会  編集担当理事

  • 2009年
    -
    2011年

    逗子市社会福祉協議会  評議員

  • 2003年
    -
    2006年

    日本社会学会倫理綱領検討特別委員会  委員