2022/06/29 更新

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ジンノ ヒデノリ
陣野 英則
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
教授
プロフィール

1965年、福島県石城郡田人村(現いわき市田人町)生まれ。2009年より、早稲田大学文学学術院 教授。専攻は、平安時代文学、物語文学。『源氏物語』の言葉、語り手、話声(narrative voice)などの研究から出発し、その古注釈とさまざまな受容についても関心を抱いています。『うつほ物語』『堤中納言物語』『篁物語』なども研究対象としてきました。一方で、明治期をはじめとする近代の「国文学」に関する検討にも取り組んでいます。

著書に『源氏物語の話声と表現世界』(勉誠出版、2004年)、『源氏物語論―女房・書かれた言葉・引用―』(勉誠出版、2016年)、『藤岡作太郎 「文明史」の構想』(岩波書店、2021年)、『堤中納言物語論 読者・諧謔・模倣』(新典社、2022年)、 編著に『源氏物語の鑑賞と基礎知識 38 匂兵部卿・紅梅・竹河』(至文堂、2004年)、『平安文学の古注釈と受容』第一集~第三集(共編著、武蔵野書院、2008-2011年)、『世界へひらく和歌 言語・共同体・ジェンダー』(共編著、勉誠出版、2012年)、『王朝文学と東ユーラシア文化』(共編著、武蔵野書院、2015年)、『日本文学研究ジャーナル』第3号〈特集 源氏物語の和歌と言説分析〉(共編著、古典ライブラリー、2017年)、『日本「文」学史 』第一冊~第三冊(共編著、勉誠出版、2015-2019年)、『近代人文学はいかに形成されたか―学知・翻訳・蔵書』(共編著、勉誠出版、2019年)、『身と心の位相  源氏物語を起点として』(共編著、青簡舎、2021年)など。

兼担

  • 文学学術院   大学院文学研究科

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学歴

  • 1995年04月
    -
    1998年03月

    早稲田大学大学院   文学研究科 博士後期課程   日本文学専攻  

  • 1993年04月
    -
    1995年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科 修士課程   日本文学専攻  

  • 1984年04月
    -
    1988年03月

    早稲田大学   第一文学部   哲学科哲学専修  

学位

  • 2001年02月   早稲田大学   博士(文学)

  • 1995年03月   早稲田大学   修士(文学)

経歴

  • 2009年04月
    -
    継続中

    早稲田大学文学学術院   教授

  • 2010年04月
    -
    2012年03月

    お茶の水女子大学・お茶の水女子大学大学院 非常勤講師

  • 2004年04月
    -
    2009年03月

    早稲田大学文学学術院   助教授 → 准教授

  • 2001年04月
    -
    2004年03月

    早稲田大学文学部   専任講師

  • 1998年04月
    -
    2001年03月

    早稲田大学文学部   非常勤講師

  • 1998年04月
    -
    2001年03月

    青山学院女子短期大学   非常勤講師

  • 1998年04月
    -
    2000年03月

    早稲田大学教育学部   非常勤講師

  • 1997年04月
    -
    1998年03月

    桐朋学園大学短期大学部   非常勤講師

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所属学協会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

  •  
     
     

    早稲田大学国語教育学会

  •  
     
     

    和漢比較文学会

  •  
     
     

    和歌文学会

  •  
     
     

    ヨーロッパ日本研究協会

  •  
     
     

    平安朝文学研究会

  •  
     
     

    日本文学協会

  •  
     
     

    日記文学会

  •  
     
     

    中古文学会

  •  
     
     

    全国大学国語国文学会

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研究分野

  • 日本文学   古典文学

研究キーワード

  • 日本文学

  • 日本古典文学

  • 平安時代文学

  • 中古文学

  • 物語文学

  • 源氏物語

  • 堤中納言物語

  • うつほ物語

  • 篁物語

  • 語り

  • 話声

  • 女房

  • 引用

  • 物語論

  • 古注釈

  • 明治期の国文学

  • 藤岡作太郎

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論文

  • 「身」の精神性と「心」―『古今集』から『源氏物語』へ―

    陣野英則

    寺田澄江・陣野英則・木村朗子編『2020年国際オンラインラウンドテーブル 身と心の位相 源氏物語を起点として』(青簡舎)     pp.105-123  2021年11月

  • 時空を超える『源氏物語』―文学上の理念・理論との相互作用―

    陣野英則

    『WASEDA RILAS JOURNAL』(早稲田大学総合人文科学研究センター)   9   pp.370(61) -360(71)  2021年10月  [査読有り]

  • 『枕草子』におけるテクストの真正性

    陣野英則

    Edoardo Gerlini・河野貴美子編『【アジア遊学261】古典は遺産か? 日本文学におけるテクスト遺産の利用と再創造 』(勉誠出版)     pp.109-121  2021年10月  [招待有り]

  • 『堤中納言物語』「はなだの女御」論―物語から遠くはなれて―

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   195   pp.67-80  2021年10月  [査読有り]

  • 『堤中納言物語』「貝あはせ」論―観音信仰を虚仮にする物語―

    陣野英則

    古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考 第43集』(新典社)     pp.203 - 223  2021年04月

  • 『堤中納言物語』「思はぬ方にとまりする少将」論 ─多様な女房たちの標本─

    陣野英則

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』(早稲田大学大学院文学研究科)   66   pp.1164(105) - 1150(119)  2021年03月

  • 『堤中納言物語』「虫めづる姫君」の主人公と女房たち―異質さとのかかわり方―

    陣野英則

    久保朝孝編『危機下の中古文学2020』(武蔵野書院)     pp.283 - 296  2021年03月  [招待有り]

  • Monogatari Literature of the Heian Period and Narratology. On the Problem of Grammatical Person and Character

    Jinno Hidenori, Translated by Jeffrey Knott

    Narratological Perspectives on Premodern Japanese Literature, Oldenburg 2020 (BmE Special Issue7)(online)   pp.25-57  2020年08月  [招待有り]

  • 文学教育にかかわる私的経験から―翻訳された文学の可能性―

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   69(1), pp.10-19  2020年01月  [招待有り]

  • 明治期の「文学」史

    陣野英則

    河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則編『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ―東アジアの 文学を見直す』(勉誠出版)   pp.344-355  2019年05月

  • 『篁物語』に関する断章―「右大臣のむすめ」への求婚をめぐって―

    陣野英則

    『早稲田大学日本古典籍研究所 年報』(早稲田大学総合研究機構 日本古典籍研究所)   12, pp.31-41  2019年03月

  • 明治期の「文学」研究とアカデミズム―国文学を中心に

    陣野英則

    甚野尚志・河野貴美子・陣野英則編『近代人文学はいかに形成されたか―学知・翻訳・蔵書』(勉誠出版)   pp.24-42  2019年02月

  • 翻訳以上、翻案未満の『源氏物語』―町田康「末摘花」の場合―

    陣野英則

    寺田澄江・加藤昌嘉・畑中千晶・緑川眞知子編『源氏物語を書きかえる 翻訳・注釈・翻案』(青簡舎)   pp.251-266  2018年11月  [招待有り]

  • 聞かれる物語と書かれた物語

    陣野英則

    『中古文学』(中古文学会)   101, pp.3-14  2018年05月  [招待有り]

  • 『篁物語』の構成と言葉

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   183, pp.29-42  2017年10月  [査読有り]

  • 物語叙述の主体―物語論における光源氏の発言を手がかりに―

    陣野英則

    土方洋一・陣野英則編『日本文学研究ジャーナル』第3号(古典ライブラリー)   pp.50-63  2017年09月

  • 『源氏物語』のつくられた「語り」―「関屋」巻を例に―

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   66(4), pp.2-11  2017年04月  [招待有り]

  • 『花桜折る少将』の切り詰められた世界―終末部における中将の乳母登場の意義など―

    陣野英則

    横溝博・久下裕利編『堤中納言物語の新世界』(武蔵野書院)   pp.49-68  2017年03月  [招待有り]

  • 古典テクストの中の越境と交流―『篁物語』を例に―

    陣野英則

    『文学・語学』(全国大学国語国文学会)   218, pp.67-78  2017年03月  [招待有り]

  • ナラトロジーのこれからと『源氏物語』―人称をめぐる課題を中心に―

    陣野英則

    助川幸逸郎・立石和弘・土方洋一・松岡智之編『新時代への源氏学 9 架橋する〈文学〉理論』(竹林舎)   pp.96-122  2016年05月  [招待有り]

  • 『うつほ物語』と『源氏物語』の学問―物語は読者を学問へといざなうか―

    陣野英則

    小山利彦・河添房江・陣野英則編『王朝文学と東ユーラシア文化』(武蔵野書院)   pp.83-104  2015年10月

  • 「文」の思想―和文に関する思想の萌芽をめぐって

    陣野英則

    河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則編『日本「文」学史 第一冊 「文」の環境―「文学」以前』(勉誠出版)   pp.69-96  2015年09月

  • 藤式部丞と紫式部=藤式部

    陣野英則

    『文学』(岩波書店)   隔月刊16(1), pp.62-75  2015年01月  [招待有り]

  • 『源氏物語』の言葉と時空—「ものあはれなり」をめぐって—

    陣野英則

    『國語と國文學』(東京大学国語国文学会)   91(11), pp.16-27  2014年11月  [招待有り]

  • 『源氏物語』の本文校訂をめぐって—「須磨」巻の「くしとらする」攷—

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   174,pp.1-12  2014年10月  [査読有り]

  • 物語文学にみえる学問—『うつほ物語』と『源氏物語』の検討から—

    陣野英則

    『専修大学人文科学研究所月報』(専修大学人文科学研究所)   272,pp.11-34  2014年09月  [招待有り]

  • 浮舟と小野の妹尼—「手習」「夢浮橋」の待遇表現から読む—

    陣野英則

    『アナホリッシュ國文學』(響文社)   4,pp.128-137  2013年09月  [招待有り]

  • 『源氏物語』の「ふみ」と「文」—「少女」巻の恋文から漢学・漢籍・漢詩まで

    陣野英則

    河野貴美子・Wiebke DENECKE編『アジア遊学162 日本における「文」と「ブンガク」』(勉誠出版)   pp.69-81  2013年03月  [招待有り]

  • 帝の葬送儀礼—桐壺院の「御国忌」をめぐって—

    陣野英則

    小嶋菜温子・長谷川範彰編『源氏物語と儀礼』(武蔵野書院)   pp.281-302  2012年10月  [招待有り]

  • 《源氏物語》“玉鬘十帖”中《白氏文集》的引用—“篝火”巻中“白詩”的転換之妙

    陣野英則, 訳, 香奈子

    雋雪艶・高松寿夫編『白居易与日本古代文学』(北京大学出版社)   pp.38-50  2012年07月  [招待有り]

  • 『山の音』と『源氏物語』「宇治十帖」—錯覚・妄想の世界と永続性—

    陣野英則

    中野幸一編『平安文学の交響—享受・摂取・翻訳—』(勉誠出版)   pp.486-507  2012年05月

  • 『堤中納言物語』「はいずみ」前半部の機知と諧謔

    陣野英則

    久下裕利編『源氏以後の物語を考える—継承の構図』(武蔵野書院)   pp.101-125  2012年05月  [招待有り]

  • 『源氏物語』の作中和歌—歌を詠まない人物に注目して—

    陣野英則

    ハルオ シラネ・兼築信行・田渕句美子・陣野英則編『世界へひらく和歌—言語・共同体・ジェンダー—』(勉誠出版)   pp.91-98  2012年05月

  • Waka in The Tale of Genji:Characters Who Do Not Compose Waka

    JINNO Hidenori, Translated by Chi Zhang

    Waka Opening Up to the World: Language, Community, and Gender(Bensei Publishing)   pp.289-297  2012年05月

  • 平安前期から『源氏物語』までの「いとほし」—困惑・つらさをあらわす語としての一貫性—

    陣野英則

    森一郎・岩佐美代子・坂本共展編『源氏物語の展望 第十輯』(三弥井書店)   pp.263-300  2011年09月  [招待有り]

  • 『伊勢物語愚見抄』における『伊勢物語』観と「古典」

    陣野英則

    前田雅之編『中世文学と隣接諸学5 中世の学芸と古典注釈』(竹林舎)   pp.420-439  2011年09月  [招待有り]

  • 渤海使と平安朝文学 『うつほ物語』の「高麗人」と「おほやけ」

    陣野英則

    『国文学 解釈と鑑賞』(ぎょうせい)   76(8), pp.60-67  2011年08月  [招待有り]

  • 『枕草子』の「いとほし」に関わる本文異同—三巻本と能因本の比較検討を中心に—

    陣野英則

    陣野英則・緑川真知子編『平安文学の古注釈と受容 第三集』(武蔵野書院)   pp.159-188  2011年05月

  • 『源氏物語』の「いとほし」

    陣野英則

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』(早稲田大学大学院文学研究科)   56(3), pp.21-37  2011年02月

  • 『源氏物語』「総角」巻の「いとほし」—困惑しあう人々—

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   162,pp.1-12  2010年10月  [査読有り]

  • 『겐지 모노가타리(源氏物語)』 동어반복 표현의 사정(射程) 〈『源氏物語』における同語反復表現の射程〉

    진노 히데노리, 陣野英則

    『日本研究』(高麗大学校日本研究センター)   14,pp.113-134  2010年08月  [招待有り]

  • 文学の方法と文学研究の〈方法〉—『源氏物語』の和歌と語り手たちの問題から—

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   59(5), pp.57-65  2010年05月  [招待有り]

  • 『源氏物語』「藤のうら葉」巻の同語反復—その諧謔性と志向性—

    陣野英則

    森一郎・岩佐美代子・坂本共展編『源氏物語の展望 第七輯』(三弥井書店)   pp.104-141  2010年03月  [招待有り]

  • 『源氏物語』「玉鬘十帖」の『白氏文集』引用—「篝火」巻における白詩からの変換の妙—

    陣野英則

    高松寿夫・雋雪艶編『日本古代文学と白居易—王朝文学の生成と東アジア文化交流—』(勉誠出版)   pp.190-211  2010年03月  [招待有り]

  • 『源氏物語』「梅枝」巻の書、書物と手紙—「雨夜の品定め」との照応を手がかりに—

    陣野英則

    紫式部学会編『源氏物語の言語表現 研究と資料—古代文学論叢第十八輯—』(武蔵野書院)   pp.241-265  2009年11月  [招待有り]

  • 古注釈の示唆する『源氏物語』の和歌的表現—式部卿宮の大北の方による「ののしり」の言葉をめぐって—

    陣野英則

    陣野英則・新美哲彦・横溝博編『平安文学の古注釈と受容 第二集』(武蔵野書院)   pp.199-214  2009年09月

  • 『源氏物語』における歌わない人々—二つの観点から—

    陣野英則

    池田節子・久富木原玲・小嶋菜温子編『源氏物語の歌と人物』(翰林書房)   pp.265-283  2009年05月  [招待有り]

  • 弁の尼を超える薫—『源氏物語』「宿木」「東屋」巻の言葉から—

    陣野英則

    小山清文・袴田光康編『源氏物語の新研究—宇治十帖を考える』(新典社)   pp.126-143  2009年05月  [招待有り]

  • 『源氏物語』とその同時代文学における「引用」の再検討

    陣野英則

    『文学・語学』(全国大学国語国文学会)   193,pp.54-60  2009年03月  [招待有り]

  • 玉鬘と弁のおもと 求婚譚における「心浅き」女房の重要性

    陣野英則

    久保朝孝・外山敦子編『端役で光る源氏物語』(世界思想社)   pp.111-128  2009年01月  [招待有り]

  • 『伊勢物語』と『源氏物語』をつなぐ古注釈—的はずれにみえる注記のみなおし—

    陣野英則

    陣野英則・横溝博編『平安文学の古注釈と受容 第一集』(武蔵野書院)   pp.40-54  2008年09月

  • 「物語」の切っ先としての薫—『源氏物語』「橋姫」「椎本」巻の言葉から—

    陣野英則

    『國語と國文學』(東京大学国語国文学会)   85(6), pp.18-32  2008年06月  [招待有り]

  • 『堤中納言物語』「よしなしごと」と「冬ごもる……」—その形態・享受に関する試論—

    陣野英則

    古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考 第二十集』(新典社)   pp.212-237  2007年10月

  • 『堤中納言物語』「逢坂越えぬ権中納言」論—生成・享受の「場」との関係—

    陣野英則

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』(早稲田大学大学院文学研究科)   52(3), pp.3-18  2007年02月

  • 『源氏物語』の言葉と手紙

    陣野英則

    『文学』(岩波書店)   隔月刊 7(5), pp.58-70  2006年09月  [招待有り]

  • 日記文学と物語—自らの言葉を処分する仮名文書・試論

    陣野英則

    『國文學』(學燈社)   51(8), pp.48-56  2006年07月  [招待有り]

  • 朧月夜の君試論—女房たちとの連続性—

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十巻 朧月夜・源典侍』(勉誠出版)   pp.201-210  2005年11月  [招待有り]

  • 『堤中納言物語』「ほどほどの懸想」論—「ほどほどの」読者たち—

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   146,pp.24-35  2005年06月  [査読有り]

  • 『源氏物語』の「いろ」と生成・享受—〈いろごのみ〉論及び〈王権〉論のあとに—

    陣野英則

    『國語と國文學』(東京大学国語国文学会)   82(5), pp.103-115  2005年05月  [招待有り]

  • 『源氏物語』の読者論序説—多種多様な「読者たち」—

    陣野英則

    三田村雅子・河添房江・松井健児編『源氏研究 第10号』(翰林書房)   pp.106-118  2005年04月  [招待有り]

  • 『うつほ物語』の「源氏」—源正頼一族と皇統との関係について—

    陣野英則

    田中隆昭編『日本古代文学と東アジア』(勉誠出版)   pp.356-369  2004年03月

  • 『源氏物語』古注釈における本文区分—『光源氏物語抄(異本紫明抄)』を中心に—

    陣野英則

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』(早稲田大学大学院文学研究科)   49(3), pp.3-17  2004年02月

  • 『源氏物語』と唐代伝奇の〈語り〉と〈書く〉こと—物語伝承の仮構の方法—

    陣野英則

    早稲田大学古代文学比較文学研究所編『交錯する古代』(勉誠出版)   pp.278-291  2004年01月

  • 『堤中納言物語』「このついで」の聴き手たち—物語文学の享受の一面—

    陣野英則

    古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考 第九集』(新典社)   pp.177-196  2003年04月

  • 『源氏物語』の〈語り〉の本性—作中人物どうしの話声の重なりあい—

    陣野英則

    中野幸一編『平安文学の風貌』(武蔵野書院)   pp.553-572  2003年03月

  • 『源氏物語』における作中人物の話声と〈語り手〉—重なりあう話声の様相—

    陣野英則

    古代中世文学論考刊行会編『古代中世文学論考 第七集』(新典社)   pp.131-163  2002年07月

  • 『源氏物語』のヘテロフォニー—重なりあう話声と〈読む〉こと—

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   134,pp.1-12  2001年06月  [査読有り]

  • 物語文学と署名

    陣野英則

    河添房江・神田龍身・小嶋菜温子・小林正明・深沢徹・吉井美弥子編『叢書 想像する平安文学 第8巻 音声と書くこと』(勉誠出版)   pp.97-115  2001年05月  [招待有り]

  • 『源氏物語論—表現の諸相と物語の論理—』 〔博士学位請求論文〕

    陣野英則

      pp.1-378  2001年02月

  • 光源氏の最後の「光」—幻巻論—

    陣野英則

    『源氏物語と王朝世界—中古文学論攷 第二十号—』(早稲田大学大学院中古文学研究会)   pp.208-222  2000年03月

  • 源氏物語と書写行為—夕顔巻の「いとけ疎げになりにける所かな」をめぐって—

    陣野英則

    鈴木一雄監修 中野幸一編『国文学 解釈と鑑賞 別冊 源氏物語の鑑賞と基礎知識№8 夕顔』(至文堂)   pp.255-266  2000年01月  [招待有り]

  • 物語作家と書写行為—『紫式部日記』の示唆する『源氏物語』の〈書く〉こと—

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   129,pp.1-11  1999年10月  [査読有り]

  • 「光源氏の物語」としての匂宮三帖

    陣野英則

    『学術研究—国語・国文学編—』(早稲田大学教育学部)   47,pp.13-27  1999年02月

  • 光源氏世界をもどく鬚黒—出来損ないの〈色好み〉を形象化する〈語り〉—

    陣野英則

    『中古文学論攷』(早稲田大学大学院中古文学研究会)   18,pp.49-59  1997年12月

  • “柏木・女三宮事件”後の〈語り〉—沈黙する女三宮・薫周辺の女房たち—

    陣野英則

    後藤祥子・鈴木日出男・田中隆昭・中野幸一・増田繁夫編『源氏物語試論集 論集平安文学4』(勉誠社)   pp.198-219  1997年09月  [招待有り]

  • 六条御息所の死霊と光源氏の罪—死霊の言葉を手がかりとして—

    陣野英則

    『中古文学論攷』(早稲田大学大学院中古文学研究会)   17,pp.67-76  1996年12月

  • 源氏物語における貴公子の待遇表現—〈語り手〉の待遇意識とその立場—

    陣野英則

    『中古文学』(中古文学会)   58,pp.21-29  1996年11月  [査読有り]

  • 若菜巻の視点人物・明石君と六条院世界—明石尼君に対する待遇表現を手がかりとして—

    陣野英則

    『国文学研究』(早稲田大学国文学会)   119,pp.25-34  1996年06月  [査読有り]

  • 末摘花巻における大輔命婦—その視点人物としての機能をめぐって—

    陣野英則

    『早稲田大学大学院文学研究科紀要』(早稲田大学大学院文学研究科)   41(3), pp.19-28  1996年02月

  • 秋好中宮と光源氏—若菜巻以降における両者の精神的近接をめぐって—

    陣野英則

    『中古文学論攷』(早稲田大学大学院中古文学研究会)   16,pp.45-55  1995年12月

  • 夕顔物語の〈語り〉の機構—夕顔の女を表現主体とする内話を手がかりとして—

    陣野英則

    『中古文学論攷』(早稲田大学大学院中古文学研究会)   15,pp.47-58  1994年12月

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書籍等出版物

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Misc

  • 討論②(翻訳先例―『古今和歌集』933番歌の多言語翻訳―)

    フィットレル・アーロンほか(司会 陣野英則)

    フィットレル・アーロン・土田久美子編『世界の中の和歌―多言語翻訳を通して見る日本文化の受容と変容― 2』(日本古典文学多言語翻訳研究会)     pp.112-135  2022年02月

    会議報告等  

  • 『源氏物語』における「主体」と「身」―序に代えて―

    陣野英則

    寺田澄江・陣野英則・木村朗子編『2020年国際オンラインラウンドテーブル 身と心の位相 源氏物語を起点として』(青簡舎)     pp.11-17  2021年11月

    その他  

  • 年立

    陣野英則

    柳井滋・室伏信助・大朝雄二・鈴木日出男・藤井貞和・今西祐一郎 校注『源氏物語(九)蜻蛉-夢浮橋/索引』〈岩波文庫 30-015-18〉(岩波書店)     pp.429-444  2021年09月

    その他  

  • 『源氏物語』「野分」巻の叙述と「間主観性」

    陣野英則

    『平安朝文学研究』(平安朝文学研究会)   復刊26, pp.36-40  2018年03月

  • 第一部 《文の発信者》―文の人、文と人 総論

    陣野英則

    河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則・谷口眞子・宗像和重編『日本「文」学史 第二冊 「文」と人びと―継承と断絶』(勉誠出版)   pp.60-74  2017年06月

  • 『堤中納言物語』における「冷めた知性」 [書評] 井上新子著▼堤中納言物語の言語空間

    陣野英則

    『図書新聞』(図書新聞)   3272, p.4  2016年09月  [招待有り]

  • 〔提言〕漢字・漢語・漢文をとおしてつながる東ユーラシア

    陣野英則

    小山利彦・河添房江・陣野英則編『王朝文学と東ユーラシア文化』(武蔵野書院)   pp.9-14  2015年10月

  • 「和」に描かれる「漢」の世界―『うつほ物語』の学問と帝たち

    陣野英則

    河野貴美子・Wiebke DENECKE・新川登亀男・陣野英則編『日本「文」学史 第一冊 「文」の環境―「文学」以前』(勉誠出版)   pp.502-506  2015年09月

  • 学界時評 中古 2014.7-2014.12

    陣野英則

    『リポート笠間』(笠間書院)   58   pp.22 - 25  2015年05月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    その他  

  • 学界時評 中古 2014.1-2014.6

    陣野英則

    『リポート笠間』(笠間書院)   57   pp.72 - 75  2014年11月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    その他  

  • 定家本・青表紙本『源氏物語』のシンポジウムに随伴して学んだこと

    陣野英則

    『中古文学』(中古文学会)   94,pp.29-30  2014年11月

  • [書評] 物語研究会編『「記憶」の創生 〈物語〉1971-2011』

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   62(1), pp.76-77  2013年01月  [招待有り]

  • 語り手以前の言葉—『源氏物語』「須磨」巻の場合—

    陣野英則

    紫式部学会編『むらさき』(武蔵野書院)   49,pp.53-57  2012年12月  [招待有り]

  • 遊戯・娯楽[遊楽・勝負・遊山・言葉遊び]

    陣野英則

    小町谷照彦・倉田実編『王朝文学文化歴史大事典』(笠間書院)   pp.453-470  2011年11月  [招待有り]

  • [書評] 桜井宏徳著『物語文学としての大鏡』

    陣野英則

    『平安朝文学研究』(平安朝文学研究会)   復刊19,pp.42-45  2011年03月  [招待有り]

  • 大学院の方針と実践Ⅱ 早稲田大学大学院篇

    陣野英則

    『国文学 解釈と鑑賞』(ぎょうせい)   75(10), pp.111-114  2010年10月  [招待有り]

  • 『源氏物語』の「うち笑ふ」人たち

    陣野英則

    『勉誠通信』(勉誠出版)   7,pp.4-6  2009年05月

  • 対談 『光源氏と薫の世界』—編纂のコンセプト

    上原作和, 陣野英則

    『武蔵野文学』(武蔵野書院)   武蔵野書院創立90周年記念増刊夏号,pp.6-16  2009年05月

  • 解説〔和辻哲郎「源氏物語について」、秋山虔「源氏物語」、森一郎「源氏物語における人物造型の方法と主題との連関」、神野藤昭夫「晩年の光源氏像をめぐって」、西郷信綱「《公》と《私》の世界」、葛綿正一「車と舟」、高橋亨「物語学にむけて」、高木信「日本的な、あまりに日本的な……」、以上8篇〕

    陣野英則

    今西祐一郎・室伏信助監修 上原作和・陣野英則編『テーマで読む源氏物語論1 「主題」論の過去と現在』(勉誠出版)   pp.350-354, 375-378, 403-405, 425-428, 449-452, 479-481, 496-499, 530-533  2008年10月

  • 総括と展望 「主題」論が対象とする「部分」と「全体」

    陣野英則

    今西祐一郎・室伏信助監修 上原作和・陣野英則編『テーマで読む源氏物語論1 「主題」論の過去と現在』(勉誠出版)   pp.535-554  2008年10月

  • 解説〔益田勝実「源氏物語の荷ひ手」、玉上琢彌「源氏物語の読者」、渡辺実「ものがたり」、根来司「源氏物語の文章」、三谷邦明「物語と〈書くこと〉」、高橋亨「物語の〈語り〉と〈書く〉こと」、山本利達「二段構叙述」、永井和子「物語と老い」、小松英雄「仮名文の構文原理」、池田和臣「源氏物語の文体形成」、安藤徹「『源氏物語』のパラテクスト」、以上11篇〕

    陣野英則

    今西祐一郎・室伏信助監修 上原作和・陣野英則編『テーマで読む源氏物語論3 歴史・文化との交差 語り手・書き手・作者』(勉誠出版)   pp.353-355, 378-382, 414-417, 466-468, 504-507, 535-538, 559-561, 581-583, 633-635, 661-664, 685-687  2008年10月

  • 総括と展望 〈語り〉論からの離脱

    陣野英則

    今西祐一郎・室伏信助監修 上原作和・陣野英則編『テーマで読む源氏物語論3 歴史・文化との交差 語り手・書き手・作者』(勉誠出版)   pp.689-711  2008年10月

  • 肥前嶋原松平文庫蔵『源注』翻刻

    横溝博, 編集, 中西智子, 有馬義貴, 門澤功成, 山中悠希, 陣野英則, 早稲田大学古注の会

    陣野英則・横溝博編『平安文学の古注釈と受容 第一集』(武蔵野書院)   pp.69-106  2008年09月

  • 解説 〔清水好子「物語の文体」、玉上琢彌「敬語の文学的考察」、穐田定樹「源氏物語の内話」、森一郎「源氏物語の表現構造としての敬語法」、石田穣二「注釈についての二三の提言」、山口明穂「再論・助動詞「つ」」、以上6篇〕

    陣野英則

    今西祐一郎・室伏信助監修 上原作和・陣野英則編『テーマで読む源氏物語論2 本文史学の展開 言葉をめぐる精査』(勉誠出版)   pp.334-336,368-370,401-404,421-423,439-441,458-460  2008年07月

  • 総括と展望 言葉に関する「基礎」研究と「応用」研究

    陣野英則

    今西祐一郎・室伏信助監修 上原作和・陣野英則編『テーマで読む源氏物語論2 本文史学の展開 言葉をめぐる精査』(勉誠出版)   pp.461-483  2008年07月

  • 森一郎著「源氏物語の語りの表現構造—敬語法を視座として—」

    陣野英則

    紫式部顕彰会編 角田文衞・片桐洋一監修『源氏物語と紫式部 研究の軌跡 研究史篇』(角川学芸出版)   pp.277-283  2008年07月  [招待有り]

  • [書評] 高橋亨著『源氏物語の詩学 かな物語の生成と心的遠近法』

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   57(3), pp.80-81  2008年03月  [招待有り]

  • [書評] 安藤徹著『源氏物語と物語社会』

    陣野 英則

    物語研究(物語研究会)   8,pp.199-202 ( 8 ) 199 - 202  2008年03月  [招待有り]

    CiNii

  • 『源氏物語』古注釈の魅力—新たな調査・研究に向けて—

    陣野英則

    『武蔵野文学』(武蔵野書院)   55,pp.22-28  2007年11月

  • 読む 手紙から『源氏物語』へ—「朝顔」巻の〈草子地〉より—

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   55(11), pp.70-73  2006年11月  [招待有り]

  • 物語の語り・表現・文体 夕霧が認知する女三の宮方の危うさ

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十六巻 内大臣・柏木・夕霧』(勉誠出版)   pp.397-400  2006年11月

  • 物語の語り・表現・文体 「椎本」巻末の薫の垣間見

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十七巻 薫』(勉誠出版)   pp.367-370  2006年11月

  • 物語の語り・表現・文体 「紅梅」巻の会話文が示唆する匂宮のコンプレックス

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十八巻 匂宮・八宮』(勉誠出版)   pp.391-394  2006年11月

  • 物語の語り・表現・文体 宇治の大君と中の君との峻別

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十九巻 大君・中の君』(勉誠出版)   pp.403-406  2006年11月

  • 物語の語り・表現・文体 不粋な浮舟のもたらすもの

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第二十巻 浮舟』(勉誠出版)   pp.342-345  2006年11月

  • 『源氏物語』における目上と目下—「ふびん(不便)」の解釈から—

    陣野英則

    『礫』(礫の会)   240,pp.27-30  2006年10月  [招待有り]

  • 物語の語り・表現・文体 「聞こしめす」朱雀院の聴力

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十一巻 朱雀院・弘徽殿大后・右大臣』(勉誠出版)   pp.397-400  2006年05月

  • 物語の語り・表現・文体 「初音」巻の明石の君

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十二巻 明石の君』(勉誠出版)   pp.386-389  2006年05月

  • 物語の語り・表現・文体 玉鬘の心中をとらえる光源氏

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十三巻 玉鬘』(勉誠出版)   pp.351-353  2006年05月

  • 物語の語り・表現・文体 花散里の知性と紫の上

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十四巻 花散里・朝顔・落葉の宮』(勉誠出版)   pp.394-397  2006年05月

  • 物語の語り・表現・文体 女三の宮の空虚な心中

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十五巻 女三の宮』(勉誠出版)   pp.367-369  2006年05月

  • 現代語で読む《朱雀院・弘徽殿大后・右大臣》、現代語で読む《明石の君》、現代語で読む《玉鬘》、現代語で読む《花散里・朝顔・落葉の宮》、現代語で読む《女三の宮》、現代語で読む《内大臣・柏木・夕霧》、現代語で読む《薫》、現代語で読む《匂宮・八宮》、現代語で読む《大君・中の君》、現代語で読む《浮舟》 〔現代語訳の監修・校閲〕

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十一〜二十巻』(勉誠出版)    2006年05月

  • [書評] 外山敦子著『源氏物語の老女房』

    陣野 英則

    『愛知淑徳大学国語国文』(愛知淑徳大学国文学会)   29,pp.107-112 ( 29 ) 107 - 112  2006年03月  [招待有り]

    CiNii

  • [書評] 奥村英司著『物語の古代学—内在する文学史—』

    陣野英則

    『日本文学』(日本文学協会)   55(1), pp.82-83  2006年01月  [招待有り]

  • 姫君と女房たちとの間—「宇治十帖」後半の場合—

    陣野英則

    『礫』(礫の会)   230,pp.29-32  2005年12月  [招待有り]

  • 物語の語り・表現・文体 桐壺帝を親政に向かわせたもの

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第一巻 桐壺帝・桐壺更衣』(勉誠出版)   pp.314-316  2005年11月

  • 物語の語り・表現・文体 光源氏晩年の呼称をめぐって

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第三巻 光源氏Ⅱ』(勉誠出版)   pp.312-316  2005年11月

  • 物語の語り・表現・文体 光源氏との逢瀬における空蝉の心中

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第五巻 葵の上・空蝉』(勉誠出版)   pp.345-348  2005年11月

  • 物語の語り・表現・文体 「末摘花」巻における大輔命婦の機能

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第九巻 末摘花』(勉誠出版)   pp.338-341  2005年11月

  • あらすじで読む《朧月夜》・《源典侍》

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十巻 朧月夜・源典侍』(勉誠出版)   pp.3-6  2005年11月

  • 研究史・研究ガイドライン・主要参考文献目録

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十巻 朧月夜・源典侍』(勉誠出版)   pp.242-265  2005年11月

  • 物語の語り・表現・文体 源典侍という「いろごのみ」登場まで

    陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第十巻 朧月夜・源典侍』(勉誠出版)   pp.285-288  2005年11月

  • 現代語で読む《光源氏》Ⅱ、 現代語で読む《葵の上》・《空蝉》、 現代語で読む《朧月夜》・《源典侍》 〔現代語訳の校閲〕

    陣野英則, 西沢正史, 陣野英則

    室伏信助監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第三・五・十巻』(勉誠出版)    2005年11月

  • 物語の語り・表現・文体 「光源氏」という「名」をめぐって

    陣野英則

    西沢正史企画監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第二巻 光源氏Ⅰ』(勉誠出版)   pp.403-406  2005年06月

  • 物語の語り・表現・文体 「紅葉賀」巻における不分明な「御心の中」

    陣野英則

    西沢正史企画監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第四巻 藤壺の宮』(勉誠出版)   pp.333-336  2005年06月

  • 物語の語り・表現・文体 「御法」巻における情意の重なりあい

    陣野英則

    西沢正史企画監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第六巻 紫の上』(勉誠出版)   pp.368-371  2005年06月

  • 物語の語り・表現・文体 死霊の超越的知覚能力

    陣野英則

    西沢正史企画監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第七巻 六条御息所』(勉誠出版)   pp.296-299  2005年06月

  • 物語の語り・表現・文体 「ものづつみ」する女の謎

    陣野英則

    西沢正史企画監修 上原作和編『人物で読む『源氏物語』 第八巻 夕顔』(勉誠出版)   pp.304-307  2005年06月

  • [書評] 高田祐彦著『源氏物語の文学史』

    陣野 英則

    『國語と國文學』(東京大学国語国文学会)   82 ( 2 ) 57 - 61  2005年02月  [招待有り]

    CiNii

  • 序文 匂兵部卿・紅梅・竹河への招待——懐古される光源氏の世界——, 人物紹介—「匂兵部卿」「紅梅」「竹河」巻に登場する人々, 通釈・語句解釈・鑑賞欄(以上「匂兵部卿」「紅梅」両巻の全て), 基本用語(計5項),補助論文(計2項:「幻」巻から「匂宮三帖」へ——「光」のゆくえ——, 光源氏を絶賛する紅梅大納言)

    陣野英則

    鈴木一雄監修 陣野英則編『国文学 解釈と鑑賞 別冊 源氏物語の鑑賞と基礎知識№38 匂兵部卿・紅梅・竹河』(至文堂)   pp.2-3,7-8,24-123  2004年12月

  • 五十嵐力

    陣野英則

    早稲田大学大学史資料センター編『早稲田大学学術研究史』〈CD-ROM〉(早稲田大学)    2004年04月

  • 編集後記 第三部 文献資料の考察と翻刻

    陣野英則

    山田清市著『王朝文学論叢』(翰林書房)   pp.429-431  2002年12月

  • [書評] 三谷邦明著『源氏物語の言説』

    陣野英則

    『平安朝文学研究』(平安朝文学研究会)   復刊11,pp.58-60  2002年12月  [招待有り]

  • [書評] 池田和臣著『源氏物語 表現構造と水脈』

    陣野 英則

    『國語と國文學』(東京大学国語国文学会)   79 ( 6 ) 58 - 62  2002年06月  [招待有り]

    CiNii

  • 〈語り〉と表現

    陣野英則

    神田龍身・西沢正史編『中世王朝物語・御伽草子事典』(勉誠出版)   pp.118-125  2002年05月  [招待有り]

  • 心内語、草子地、挿入句、伏線

    陣野英則

    林田孝和・植田恭代・竹内正彦・原岡文子・針本正行・吉井美弥子編『源氏物語事典』(大和書房)   pp.232,249,251,351  2002年05月  [招待有り]

  • 鑑賞欄(「松風」巻全般)、補助論文「紫の上と明石の君」

    陣野英則

    鈴木一雄監修 田中隆昭編『国文学 解釈と鑑賞 別冊 源氏物語の鑑賞と基礎知識№20 絵合・松風』(至文堂)   pp.119-203  2002年01月

  • 通釈、語句解釈、鑑賞欄・基本用語(計5項目)、補助論文「『源氏物語』の成立過程と帚木三帖」「帚木三帖、そして「夕顔」巻の物語の意義」

    陣野英則

    鈴木一雄監修 中野幸一編『国文学 解釈と鑑賞 別冊 源氏物語の鑑賞と基礎知識№8 夕顔』(至文堂)   pp.24-215,218  2000年01月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 平安時代文学、特に和文と歌謡にみられる韻律的表現の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    陣野 英則, 山中悠希, 山﨑薫

  • グローバルな視野からみる和漢の「文」と日本古典籍をめぐる学術文化史研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2024年03月
     

    河野 貴美子, 高松 寿夫, 陣野 英則, 田中 史生, 吉原 浩人

  • 古代・中世日本における廃墟の文化史

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    木下 華子, 山本 聡美, 堀川 貴司, 渡邉 裕美子, 陣野 英則, 山中 玲子, 梅沢 恵

  • 東アジアの視野からみる和漢の「文」の学術文化史研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2020年03月
     

    河野 貴美子, 新川 登亀男, 陣野 英則, 高松 寿夫, 吉原 浩人

     概要を見る

    前近代から近現代に至る「文」と「文学」の変化を検証し、現在の人文学が抱える問題の本質に迫ること、また日本及び東アジアの「文」学の意義と可能性を追求することを目指し、以下の3項目を柱として研究を実施した。
    1.日本の学術文化史を「文」の概念から捉え直す研究をWiebke DENECKE教授と連携して行い、その成果を『日本「文」学史』全三冊として刊行した。2.古注釈書の研究と共に、和漢の古典籍の研究を進め北京大学中国語言文学系と連携して中日古典学ワークショップを開催した。3.近代初期の日中の図書館の蔵書形成と目録分類について北京での調査を基に分析を進め、その成果を口頭発表や論文により公表した。

  • 『源氏物語』古注釈の展開と平安文学の受容に関する基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2020年03月
     

    陣野 英則, 坂本 清恵, 新美 哲彦, 宮川 葉子, 山中 悠希, 横溝 博

     概要を見る

    この事業は、『源氏物語』の古注釈書の研究、および近現代における平安文学の受容に関する研究という二つの柱を立てて実施した。
    前者では、室町末期の重要な古注釈書ながら、未だ翻刻のない『長珊聞書』の翻刻を中心に据えた。膨大な全体のうち四分の一の翻刻と入稿、さらに初校の校正までは終えており、いずれ公刊の予定である。また、研究会活動で、他の未翻刻の古注釈書について検討も行った。
    後者では、藤岡作太郎と黎明期の国文学に関して調査・検討を進め、論文二篇を発表した。また、藤岡に関する著書(単著)の準備も進めた。さらに、現代作家の『源氏物語』翻案作品について論じた。

  • 六国史時代文筆活動の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2019年03月
     

    高松 寿夫, 河野 貴美子, 陣野 英則, 新川 登亀男, 松本 直樹, 吉原 浩人

     概要を見る

    『日本書紀』にはじまる六国史が編纂された時代(8世紀~9世紀)、日本で漢字を用いた表現活動が、どのように展開したか、総合的に把握しようとする研究。本研究で得られた主な成果は、以下のとおりである。
    (1)『早稲田大学日本古典籍研究所年報』を期間中毎年1号ずつ刊行した。誌上において、8世紀~9世紀に渤海国との外交に際して取り交わされた外交文書の注釈、8世紀に成立した現存最古の日本漢詩集『懐風藻』の注釈の一部、関係者による論文を掲載した。(2)『日本詩紀』『古京遺文』『寧楽遺文』等の電子データ化を行った。(3)研究代表者・分担研究者は、様々な媒体を通じて論文の公表、研究発表や講演等の口頭報告を行った。

  • 近代日本の人文学と東アジア文化圏—東アジアにおける人文学の危機と再生

    文部科学省  私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

    研究期間:

    2014年
    -
    2018年
     

  • 日本古代の漢文文献を通してみる東アジアの文学世界及び学術交流に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2016年03月
     

    河野 貴美子, 高松 寿夫, 陣野 英則, 新川 登亀男, 吉原 浩人, デーネーケ ヴィーヴケ

     概要を見る

    日本古代の漢文文献を通して、日本そして東アジアにいかなる文学世界が構築されてきたか、またいかなる学術交流が展開していたかについて研究を行った。具体的には次の3項目を柱として研究活動を実施した。
    (1)渤海使関係詩を精読注解する研究会を開催し、その成果を『早稲田大学日本古典籍研究所年報』に発表した。(2)「文」の概念を軸として日本の文学・文化史を新たに捉え直すべく研究を行い、『日本「文」学史 第一冊 「文」の環境――「文学」以前』(勉誠出版)等の書籍を公刊した。(3)日本伝存漢籍に関する国際シンポジウムを開催し、また、論文集や講演等を通して研究成果を公表した。

  • 『源氏物語』を中心とする平安文学の古注釈と受容に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2011年04月
    -
    2015年03月
     

    陣野 英則, 栗山 元子, 坂本 清恵, 新美 哲彦, 緑川 真知子, 横溝 博

     概要を見る

    本研究では『源氏物語』の古注釈に関する研究、ならびに『源氏物語』をふくむ平安時代文学のさまざまな受容に関する研究に取り組んできた。特に、研究協力者とともに『長珊聞書』(陽明文庫蔵)の調査と翻刻作業を進めた。加えて、早稲田大学図書館所蔵の未翻刻資料『源氏物語注』などの翻刻を行った。
    また、海外における受容を特集した論集1冊を刊行するとともに、『伊勢物語』の古注釈、『枕草子』などの本文の変容、それに近代の『源氏物語』受容に関する論文などをまとめた。

  • 平安時代初期の文筆活動と国際交流の基礎研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    高松 寿夫, 新川 登亀男, 吉原 浩人, 陣野 英則, 河野 貴美子, 後藤 昭雄, 波戸岡 旭, 仁平 道明

     概要を見る

    平安時代前期の漢詩文集、とりわけ『菅家文草』の諸本調査を行い、本文の異同、諸本の系統についての検討を行い、新たな見識を得た。2種版本(寛文版本・元禄版本)の本文異同については、漢詩部分(前半6巻)については、一覧にした冊子も作成した。渤海使関係詩の注釈作業を行ったが、その際にも、『菅家文草』諸本調査の成果が役立った。渤海使関係詩の注釈成果は、『早稲田大学日本古典籍研究所年報』誌上に公表した。

  • 『長珊聞書』を中心とする中世の源氏物語古注釈の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2007年
    -
    2010年
     

    陣野 英則

     概要を見る

    本研究では、源氏物語古注釈の研究に取り組んできた。殊に、室町時代末期に成立した未翻刻の注釈書である『長珊聞書』(陽明文庫蔵)の調査・翻刻を進めた。また、研究協力者とともに『源注』(肥前嶋原松平文庫蔵)など、中世・近世の源氏物語古注釈書の発掘・調査・翻刻に取り組むとともに、古注釈書の注記内容の吟味・検討も進め、平安文学の古注釈及び受容というテーマに特化した論集を2冊まとめた。

  • 日中朝をめぐる交流と日本古代文学についての研究-渤海使と文学・『聖徳太子伝暦』-

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2003年
    -
    2006年
     

    高松 寿夫, 田中 隆昭, 河野 貴美子, 新川 登亀男, 陣野 英則, 波戸岡 旭, 吉原 浩人, 小林 保治, 高松 寿夫

     概要を見る

    8世紀〜10世紀に日本にやってきた渤海使との交流の中で詠作された漢詩と、伏見宮本『聖徳太子伝暦』との読解作業をとおして、古代における日本と海外諸国(中国・朝鮮)との文化交流の諸相を多角的に検討した。渤海使関係詩の読解については、勅撰三詩集に掲載のそれはほぼ注釈作業を終え、研究書としての刊行準備段階に入った。詩の語句の解釈や典拠に関する点ばかりでなく、渤海使を受け入れる際の制度的な細部などについても、新たに判明した点が少なくない。またさらに、『田氏家集』『菅家文草』所収の作品についても鋭意読解作業を続けている。漢詩文読解のために索引類の充実は必須であることが実感され、日本漢文の総合的な電子検索システムを立ち上げる作業も開始した。伏見宮本『聖徳太子伝暦』の読解も、2006年度末の段階で、太子十人歳条まで読み進めた。いまだ十分になされたとは言えない『伝暦』の諸本論について、現存最古本に属する伏見宮本と他本との比校によって、かなり明確な傾向をつかむに至っている。歴史資料として扱われることの多い『伝暦』であるが、漢文としてのレトリックにも注目しつつ読解作業を進めている。判読の困難な資料を、写真(およびそのコピー)によって解読して行く作業は、なかなかはかどらないが、今後も作業を継続して行く予定である。それらの知見を含め、研究分担者がそれぞれの関心から得た新たな知見を、2005年・2006年の夏、それぞれ中国北京・同長春で開催された国際シンポジウムで発表し、内外の研究者との意見交換を図ることができた。特に2005年度の国際シンポジウムでの成果は、『日本・中国交流の諸相』(勉誠出版2006年)として刊行した。

  • 『光源氏物語抄(異本紫明抄)』を中心とする中世の源氏物語古注釈の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    陣野 英則

     概要を見る

    京都・陽明文庫で調査した、中世の源氏物語古注釈書『長珊聞書』に関しては、その紙焼きコピー(全53冊、約3100丁分)を平成16年7月に入手していたが、今年度は、昨年度に引き続き、この膨大な量に及ぶ資料の解読・翻刻作業を進めた。この作業は、早稲田大学大学院出身の新美哲彦・緑川真知子・横溝博の三氏の協力を得ている。また、この翻刻の成果については、武蔵野書院から『源氏物語古註釈叢刊』(全10巻、既刊8巻)の続刊として、全4分冊で刊行されることが決まっている。当初の予定では、4分冊のうちの第1分冊(「桐壷」〜「須磨」巻)を平成18年3月までに刊行することをめざしていたのだが、まだこの範囲の翻刻作業自体が完了していないので、刊行は平成18年度にずれ込むこととなる。
    一方、この『長珊聞書』の解読・翻刻作業と並行して、源氏物語古注釈研究と少なからぬ関係をもつ研究課題、すなわち物語文学の読者・享受に関する考察を進めている。今年度は、雑誌等に掲載された論考において、『源氏物語』の読者論・女房論、『堤中納言物語』の享受論を展開した。成立当時の読者層に関するこれまでの通説を批判的に検討した上で、平安時代の物語文学は、ごく一部の高貴な姫君たちだけを対象として生成されたのではなく、女房たち、さらには女童などをも読者として想定していた可能性があるということを論じている。また、それと連動して、特に女房たちの「いろごのみ」の問題をとりあげた。

  • 遣唐使をめぐる日本古代文学の比較文学的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2000年
    -
    2002年
     

    田中 隆昭, 陣野 英則, 新川 登亀男, 小林 保治, 吉原 浩人, 高松 寿夫, 蔵中 しのぶ, 松浦 友久, 丹羽 香

     概要を見る

    2000年12月、研究所発足。2001年3月、周以量氏(現在中国首都師範大学副教授)、林忠鵬氏(現在客員研究員)を招聘、田中所長が加わり、早稲田大学で講演会。参加者約50名。2001年9月、二日間にわたり国内・海外研究員全員と北京大学の韋旭昇氏、北イリノイ州立大学のジョン・ベンテリー氏等を招聘して早稲田大学にて国際シンポジウム「古代日本・中国・朝鮮半島文化交流の新展開」。参加者約150名。この成果は近刊の『交錯する古代』(勉誠出版)に反映される。2002年7月、シンポジゥム「21世紀に向けての日中比較文学」を中国・長春市にて東北師範大学で共催。研究発表者日本側20名、中国側28名。参加者約200名。この成果の一部が2003年2月の『日本学論壇』に反映された。2002年11月、二日にわけて王宝平氏(浙江大学)・高文漢氏(山東大学)・孟慶枢氏(東北師範大学)・林嵐氏(東北師範大学)を招聘して、田中所長と石見清裕氏(教育学部)が加わり講演会。参加者約80名。こうした海外との学術交流と平行して、毎月一回『日蔵夢記』講読会を開催。本文整理・訓読・語釈・現代語訳を確定。この成果に関連する学術研究論文を加えて、近刊の『日蔵夢記大成』(勉誠出版)に反映される。また一方では日中比較文献目録の作成も進めているが、まもなく一定の成果を公表することが可能である。

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講演・口頭発表等

  • 明治末から昭和前期の『源氏物語』―注釈と現代語訳、そして批評との関わり―

    陣野英則  [招待有り]

    令和3年度冬季 全国大学国語国文学会 第124回大会   (東京(國學院大學))  全国大学国語国文学会  

    発表年月: 2021年12月

    開催年月:
    2021年12月
     
     
  • 『源氏物語』の女性たち―その先駆性―

    陣野英則  [招待有り]

    アカデミックレクチャー   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2021年12月

  • 「身」の精神性と「心」―古今集から源氏物語へ―

    陣野英則  [招待有り]

    国際オンライン ラウンドテーブル「身と心の位相―源氏物語を起点として」   (東京(早稲田大学、オンライン))  IFRAE-イナルコ・CRCAO-パリ大学・スーパーグローバル大学創成支援 早稲田大学国際日本学拠点  

    発表年月: 2020年12月

  • 『源氏物語』と文学理論における相互作用

    陣野英則

    第12回 東アジア人文学フォーラム(第十二屆東亞人文學論壇 「典範轉移―東亞文化的互動與整合」)   (台北(国立台湾大学、オンライン))  國立臺灣大學文學院  

    発表年月: 2020年11月

  • 『枕草子』におけるテクストの真正性

    陣野英則  [招待有り]

    早稲田大学 オンライン・ワークショップ 「テクスト遺産の利用と再創造 ―日本古典文学における所有性、作者性、真正性」   (東京(早稲田大学、オンライン))  スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点、早稲田大学総合人文科学研究センター 角田柳作記念国際日本学研究所  

    発表年月: 2020年07月

  • 『源氏物語』の写本・文字・言葉

    陣野英則  [招待有り]

    アカデミックレクチャー   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2019年12月

  • 『源氏物語』「少女」巻における『文選』とのかかわり

    陣野英則

    北京大學人文論壇 "中日古典學工作坊" 第二屆學術研討會   (北京(北京大学))  北京大学人文学部、北京大学中国語言文学系、早稲田大学日本古典籍研究所  

    発表年月: 2019年11月

  • 漢籍・漢詩文の知識を伝達する『源氏物語』

    陣野英則

    2019年度 東アジア知識人文学 国際学術大会 檀国大学校 早稲田大学共同学術大会「東アジアの知識交流のメカニズム:知識の生産と伝達」   (東京(早稲田大学))  檀国大学校 日本研究所、早稲田大学教育・総合科学学術院、早稲田大学総合人文科学研究センター 角田柳作記念国際日本学研究所、スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点  

    発表年月: 2019年05月

  • さまざまに変容する『源氏物語』

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2018年12月

  • 『源氏物語』「若菜下」巻の中国故事―不穏を示唆する方法―

    陣野英則

    中日古典学ワークショップ   (東京(早稲田大学))  早稲田大学日本古典籍研究所、北京大学中国語言文学系、北京大学中国古典学中心  

    発表年月: 2018年11月

  • 日本古典文学における「身」と「心」―『古今集』と『篁物語』の場合―

    陣野英則  [招待有り]

    国際シンポジウム 「東北アジア人文学の新傾向」   (仁川広域市(仁川大学校))  仁川大学校 孔子学院  

    発表年月: 2018年10月

  • 平安時代の物語文学とナラトロジー

    陣野英則  [招待有り]

    国際ワークショップ「日本文学と歴史的ナラトロジー」   (ミュンヘン(ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン))  ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン アジア研究部日本センター  

    発表年月: 2018年05月

  • 世界にひろがる『源氏物語』

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2017年12月

  • 『源氏物語』の国際性―千年にわたって―

    陣野英則  [招待有り]

    「古典の日」文化講演会「世界の中の源氏物語」   (新庄(新庄市民プラザ))  新庄市民プラザ  

    発表年月: 2017年11月

  • 聞かれる物語と書かれた物語

    陣野英則  [招待有り]

    中古文学会 平成29年度秋季大会 大会企画シンポジウム「平安時代文学・文化における「音声」と「書記」」   (静岡(静岡大学))  中古文学会  

    発表年月: 2017年10月

  • 翻訳以上、翻案未満―町田康「末摘花」(源氏物語 九つの変奏)の場合―

    陣野英則  [招待有り]

    「源氏物語を書き変える:翻訳、註釈、翻案」   (パリ(イナルコ))  フランス国立東洋言語文化大学(イナルコ) 日本研究センター、パリ・ディドロ大学 東アジア文明研究センター  

    発表年月: 2017年03月

  • 『源氏物語』は三人称の文学か

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2016年12月

  • 『源氏物語』のつくられた「語り」 ―「関屋」巻を例に―

    陣野英則  [招待有り]

    日本文学協会第71回(2016年度)大会 文学研究の部「「語り」をめぐる断層と創造」   (東京(二松學舍大学))  日本文学協会  

    発表年月: 2016年11月

  • 『源氏物語』の女房たち

    陣野英則  [招待有り]

    PTA古典文学講演会   (東京(城北中学校・高等学校))  城北中学校・高等学校  

    発表年月: 2016年07月

  • 平安時代の物語文学が示す天皇と「世界」―『うつほ物語』を中心に―

    陣野英則

    国際シンポジウム「前近代日本における《世界》の想像」   (ロスアンジェルス(カリフォルニア大学ロスアンジェルス校))  柳井正イニシアティブ グローバル・ジャパン・ヒューマニティーズ・プロジェクト、早稲田大学角田柳作記念国際日本学研究所、スーパーグローバル大学創成支援事業 国際日本学拠点 ほか  

    発表年月: 2016年03月

  • 『源氏物語』についての常識を問い直す

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2015年12月

  • 前近代の和文と漢語

    陣野英則

    国際シンポジウム "NEW HORIZONS IN JAPANESE LITERARY AND CULTURAL STUDIES"   (ニューヨーク(コロンビア大学))  早稲田大学文学学術院、早稲田大学角田柳作記念国際日本学研究所、コロンビア大学東アジア言語文化学部、コロンビア大学ドナルド・キーン日本文化センター  

    発表年月: 2015年03月

  • 紫式部の署名(サイン)

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2014年12月

  • 『源氏物語』作者の自己言及—藤式部丞と藤式部=紫式部—

    陣野英則  [招待有り]

    碩学招請講演会   (ソウル特別市(高麗大学校))  高麗大学校  

    発表年月: 2014年11月

  • ディスカッション「『源氏物語』を離れて」

    【講演】マイケル・エメリック, 嶋崎聡子, 【ディスカッション】マイケル・エメリック, 嶋崎聡子, 陣野英則

    公開講演会 「『源氏物語』を離れて」   (東京(早稲田大学))  早稲田大学総合人文科学研究センター・早稲田大学研究推進部  

    発表年月: 2014年07月

  • 『うつほ物語』『源氏物語』の中に見える学問

    陣野英則  [招待有り]

    公開講演会「平安皇朝の国際交流と源氏物語」   (東京(専修大学))  専修大学人文科学研究所  

    発表年月: 2014年03月

  • 『源氏物語』を語る人たち—国宝源氏物語絵巻から考える—

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2013年12月

  • 平安時代物語文学の本文校訂—『源氏物語』と『うつほ物語』の場合—

    陣野英則

    古典テキスト校訂分科会 第3回研究会   (東京(早稲田大学))  〈早稲田大学総合人文科学研究センター〉国際日本学共同研究部門  

    発表年月: 2013年06月

  • 『源氏物語』の姉と妹—「橋姫」巻を中心に—

    陣野英則  [招待有り]

    文化講演会   (鎌倉(鎌倉女学院))  鎌倉女学院高等学校  

    発表年月: 2012年12月

  • 〈物語〉2012−語り・絵・『源氏物語』

    【講師】土方洋一, 長島弘明, 佐野みどり, 【コメンテーター】陣野英則, 寺田澄江, 高橋亨  [招待有り]

    国際シンポジウム「日本学の現在と未来」   (東京(立教大学))  立教大学日本学研究所  

    発表年月: 2012年11月

  • 『源氏物語』における「ふみ」と「文」

    陣野英則

    ワークショップ「日本における「文」の世界・伝統と将来」   (東京(早稲田大学))  早稲田大学日本古典籍研究所  

    発表年月: 2012年07月

  • 『源氏物語』の「いとほし」があらわす心情

    陣野英則

    第13回 ヨーロッパ日本研究協会国際会議   (タリン(タリン大学))  ヨーロッパ日本研究協会  

    発表年月: 2011年08月

  • 『源氏物語』における同語反復表現の射程

    陣野英則  [招待有り]

    若手研究の未来構築フォーラム「東アジア共同体と日本研究」   (ソウル特別市(高麗大学校))  高麗大学校  

    発表年月: 2010年05月

  • 『源氏物語』「玉鬘十帖」における『白氏文集』引用

    陣野英則  [招待有り]

    シンポジウム「日本古代文学と白居易」   (東京(早稲田大学))  早稲田大学日本古典籍研究所、清華大学外語系  

    発表年月: 2009年07月

  • 『源氏物語』を語る人たち

    陣野英則  [招待有り]

    10周年記念特別講演会   (横浜(青葉台コミュニティハウス本の家))  横浜むらさきの会  

    発表年月: 2009年05月

  • 『源氏物語』とその同時代文学における「引用」の再検討

    陣野英則  [招待有り]

    平成二十年度 全国大学国語国文学会 冬季大会 公開シンポジウム第二部 「源氏物語研究の現状と展望」   (西宮( 関西学院大学))  全国大学国語国文学会  

    発表年月: 2008年12月

  • 『堤中納言物語』の短篇性と読者—「逢坂越えぬ権中納言」を中心に—

    陣野英則

    国際シンポジウム「世界における日中文化と文学(世界中的中日文化与文学)」   (長春(東北師範大学))  早稲田大学日本古典籍研究所、早稲田大学日本宗教文化研究所、東北師範大学文学院、東北師範大学外国語学院  

    発表年月: 2006年09月

  • 物語文学と手紙—処分される言葉、もしくは『堤中納言物語』「よしなしごと」論へ—

    陣野英則

    2005年度 早稲田中世の会 3月例会   (東京(早稲田大学))  早稲田中世の会  

    発表年月: 2006年03月

  • 『源氏物語』を語る女房たち—「いろごのみ」の物語の生成機構—

    陣野英則  [招待有り]

    特別講演会   (長春(東北師範大学))  東北師範大学外国語学院  

    発表年月: 2005年09月

  • 『堤中納言物語』「ほどほどの懸想」と読者の問題

    陣野英則

    2003年度 平安朝文学研究会 第2回研究発表会   (東京(早稲田大学))  平安朝文学研究会  

    発表年月: 2003年12月

  • 平安時代の物語文学における「源氏」—『うつほ物語』の史実と虚構—

    陣野英則

    第10回 ヨーロッパ日本研究協会国際会議   (ワルシャワ(ワルシャワ大学))  ヨーロッパ日本研究協会  

    発表年月: 2003年08月

  • 平安時代の物語文学における「源氏」—『うつほ物語』の史実と虚構—

    陣野英則

    シンポジウム「ジェンダー研究と日本研究」   (東京(明治学院大学)) 

    発表年月: 2003年07月

  • 『堤中納言物語』「このついで」論—物語の享受者、もしくは物語の効用—

    陣野英則

    2002(平成14)年度 早稲田大学国文学会 秋季大会   (東京(早稲田大学))  早稲田大学国文学会  

    発表年月: 2002年11月

  • 平安中期の物語文学における源氏と藤氏—『うつほ物語』の史実と虚構を中心に—

    陣野英則

    百年校慶 北京師範大学・早稲田大学 中日文化研討会 「歴史的叙事与文学的虚構」   (北京(北京師範大学))  早稲田大学古代文学比較文学研究所ほか  

    発表年月: 2002年09月

  • 紫式部日記と源氏物語の〈書く〉こと—現実世界と物語世界の接点—

    陣野英則

    1998年度 平安朝文学研究会 第3回 研究発表会   (東京(早稲田大学))  平安朝文学研究会  

    発表年月: 1999年03月

  • 源氏物語における貴公子の待遇表現

    陣野英則

    平成8年度 中古文学会春季大会   (東京(立正大学))  中古文学会  

    発表年月: 1996年05月

  • 若菜巻の明石君と六条院世界—明石尼君に対する待遇表現を手がかりとして—

    陣野英則

    1995(平成7)年度 早稲田大学国文学会 秋季大会   (東京(早稲田大学))  早稲田大学国文学会  

    発表年月: 1995年12月

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特定課題研究

  • 平安時代の仮名書きの文学と手紙に関する研究

    2007年  

     概要を見る

     平安時代の仮名文字を用いた文学と手紙との関係を探求しようする本研究は、当初、以下の4つの目的を設定した。 (1) 『源氏物語』『堤中納言物語』などにみられるさまざまな手紙から、仮名文字を用いた文学と手紙との連続面をとらえる。 (2) 平安時代の「歌語り」の源流には、音声としての「語り」ではなく、手紙に相当する物体があったことを論じる。 (3) 上記(2)に伴い、「歌語り」あるいは「歌物語」の定義・概念規定などを根本的にとらえ直す。 (4) 仮名文字を用いる文学全般、すなわち和歌文学・物語文学・日記文学などにおける手紙の諸相を網羅的に調査・整理する。 これらのうち、特に(1)については、前年度(2006年度)に公にした数篇の論文からの展開として、2007年度は、『堤中納言物語』の中の「よしなしごと」に関する論文と、『源氏物語』「橋姫」「椎本」巻に関する論文を執筆した。 「よしなしごと」は、ある僧がしたためた手紙をそのまま引用しているという体裁がとられていると思しい。ただし、書簡そのものの言葉と、これを引用・書写する者の記している言葉との境界は甚だ曖昧である。そうした点などに注目して、物語と手紙との連続面をとらえた。 また、『源氏物語』「宇治十帖」の最初の巻、「橋姫」では、密通によって生まれた薫が、自身の出生に関わる謎を解く証拠物件、すなわち母女三の宮と亡き実父柏木との間で交わされた手紙の数々が入っている袋を老女房弁から受け取っている。それらの手紙に書かれてあること自体が、薫当人の出生に関わる「昔物語」である。一方、「橋姫」以降の物語は、薫当人が実地に体験してゆく、一風変わった「昔物語」となる。そのように、薫の実の父母が遺した手紙から薫当人の「物語」への連続面をとらえた上で、新たな薫論を試みた。 上記の目的(2)については、2007年度末現在、いくつかの注目すべき素材を拾い上げてみた段階である。たとえば『伊勢物語』『蜻蛉日記』『源氏物語』『紫式部集』などから、「歌語り」の生成を示唆する事例を丹念に抽出し、それらを分析・検討して論文にまとめる予定であるが、論文の完成までにはもうしばらく時間を要する。  上記の目的(3)と(4)については、当初から1年間で成果としてまとまるものとは考えていなかった。網羅的な調査・整理については特に数年の時間を費やして、充分に吟味する必要があると考えている。

  • 『長珊聞書』を中心とする中世の源氏物語古注釈の研究

    2006年  

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     中世の源氏物語古注釈書『長珊聞書』(陽明文庫蔵、全53冊、約3100丁分)の紙焼きコピーは、2004年7月に入手していたが、今年度は、昨年度に引き続き、この膨大な量に及ぶ資料の解読・翻刻作業を進めた。この作業は、早稲田大学大学院出身の新美哲彦・緑川真知子・横溝博の三氏の協力を得ている。この翻刻の成果については、武蔵野書院から『源氏物語古註釈叢刊』(全10巻、既刊8巻)の続刊として、全4分冊で刊行されることが決まっている。当初は、4分冊のうちの第1分冊(「桐壺」~「須磨」巻)を2006年度中に刊行する予定であったが、翻刻作業がまだ完了していないため、刊行は2007年度となる。 また、中世の源氏物語古注釈研究の一環として、一条兼良から牡丹花肖柏、そして三条西家の注釈へと至る過程をより実証的にとらえるべく、若手研究者ならびに大学院生たちとともに、研究会(原則として月1回)において未翻刻の注釈書の解読作業に取り組んでいる。現在は『肖柏問答抄』を読み進めている。さらに、この研究会での活動の成果を公にするため、論集の編纂を企画している。予定としては、2008年秋に第1集を刊行すべく調整中である。 さらに、これらの古注釈研究と並行して、平安時代の物語文学を主たる研究対象とする論文3篇などを発表した。うち2篇の論文では、特に和文(仮名文書)の生成をめぐる新たな考察を展開している。また、『堤中納言物語』「逢坂越えぬ権中納言」の生成・享受に関する論考もまとめた。

  • 『光源氏物語抄』を中心とする中世源氏古註釈と、『源氏物語』本文の研究

    2003年  

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     2002年度より、中世前期の古注釈書において、『源氏物語』本文の区分に関する注記がどの程度見出されるか、ということを網羅的に調査・検討した。そうした注記は、基本的にほとんど見出されないのであるが、今回の調査・検討によって、『光源氏物語抄(異本紫明抄)』の中に引用されている素寂説が、同時代の注釈に比べると、本文の区分に関してかなり先駆的であること等がわかった。このことについては、既に論文にまとめてあり、近く刊行する予定の著書『源氏物語の話声と表現世界』に、これを補正した上で収載する予定である。 これと並行して、2003年度からは、中世に成立した『源氏物語』の古注釈書のうち、重要な位置にありながらも未だに翻刻さえなされていないものに注目すべきであろうと考え、それらの注釈書に関する調査の準備をはじめた。特に、京都・陽明文庫のみに現存する『長珊聞書』(全53冊)は、室町末期までの諸注を集成する膨大な注釈書であり、注目に値するとおもわれた。『源氏物語』注釈史上とりわけ重要な「家」と目される三条西家の公条の講釈を聴聞した、長珊なる人物によってまとめられたものであるが、未だに充分な調査も翻刻もなされていない。 そこで、2003年12月、陽明文庫を訪ね、写本の調査にあたった。結果、その注釈内容は(先行する注釈の引用も含め)かなり詳細であること、殊に、他の古注釈では常に注記の分量が少ない「宇治十帖」に関しても、その量・質ともに充実していることなどが確認された。中世後期の『源氏物語』古注釈の展開を把握する上で、きわめて重要な注釈と考えられることから、全53冊、計3000丁(6000頁)を超える写本の紙焼きコピーの許可を申請し、かつはその翻刻・紹介についても許可を得ることとなった。2004年度以降、その翻刻作業に取り組むこととなろう。

  • 『うつほ物語』の表現方法、及びその本文の変容に関する研究

    2001年  

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     これまで、『源氏物語』の表現方法に関して多角的に研究をつづけてきたが、『源氏物語』の独自の達成をみきわめる上でも、これに先行する長篇『うつほ物語』の表現方法の検討が必須であるとおもわれる。その表現方法として、たとえば、『源氏物語』以降の物語文学よりも、むしろ男性の漢文日記に通底するような叙述が注目されてきたが、その一方で、『源氏物語』のさきがけとなるような表現も、(おもに会話文中において)見出されるようである。それらは、これまでさほど評価されてこなかったが、今後は『うつほ物語』の仮名文としての先駆的な表現に光をあてることで、平安前期の物語から『源氏物語』にいたるまでの表現方法の展開について、再検討する必要があろう。本研究では、特に、この物語全体にわたり膨大な量を占める会話文を逐一検討して、仮名文としての表現の深化を汲み取ってゆくことにした。これは、いまなお調査・検討を継続中である。 他方、『うつほ物語』においては、『源氏物語』の主人公と同様、「源氏」の正頼がいわゆる王者性らしきものを発揮して藤原摂関家を圧倒し、権力を獲得しているという点も、物語文学の根源的な特質を考える上で注目すべき問題であることに気付いた。これらの長篇物語が生成された時代は、まさに藤原摂関家の全盛期であったにもかかわらず、なぜ物語文学は「源氏」の勝利を描くのか。これまでは、『源氏物語』あるいは光源氏に関する議論が集中していたため、他の物語作品における「源氏」の問題は、論じられることが少なかったようである。そこで、『うつほ物語』の「源氏」、殊に源正頼とその子女たちについて考察した。その結果、『うつほ物語』の「源氏」は、将来の卓越した帝、あるいは新たなる皇統に寄与するような位置にあるという特徴がとらえられた。これについては、シンポジウム報告・学会発表でとりあげたのち、論文にまとめている。

 

現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • 言語文化ゼミ(ことばと文学・ことばと美意識)

    早稲田大学文化構想学部  

    2020年04月
    -
    継続中
     

  • 国際日本学研究指導 D

    早稲田大学大学院文学研究科  

    2019年04月
    -
    継続中
     

  • 日本語日本文学演習(卒論)

    早稲田大学文学部  

    2010年04月
    -
    継続中
     

  • 日本語日本文学演習

    早稲田大学文学部  

    2009年04月
    -
    継続中
     

  • 日本文学史2(中古文学)

    早稲田大学文化構想学部・文学部  

    2008年04月
    -
    継続中
     

  • 物語文学の世界

    早稲田大学文化構想学部・文学部  

    2007年09月
    -
    継続中
     

  • 日本文学研究指導 D

    早稲田大学大学院文学研究科  

    2004年04月
    -
    継続中
     

  • 日本文学研究指導 M

    早稲田大学大学院文学研究科  

    2004年04月
    -
    継続中
     

  • 日本文学演習

    早稲田大学大学院文学研究科  

    2004年04月
    -
    継続中
     

  • 必修基礎演習

    早稲田大学文化構想学部(2012年度は文学部)  

    2012年04月
    -
    2020年07月
     

  • 感性文化ゼミ(日本の美意識)

    早稲田大学文化構想学部  

    2013年04月
    -
    2020年03月
     

  • 複合文化論系演習(日本の美意識)

    早稲田大学文化構想学部  

    2009年04月
    -
    2019年03月
     

  • 『源氏物語』入門

    早稲田大学オープン教育センター(のちグローバルエデュケーションセンター)  

    2010年09月
    -
    2018年07月
     

  • 複合文化論系演習(日本古典文化の受容と変容)

    早稲田大学文化構想学部  

    2013年04月
    -
    2018年03月
     

  • 日本古典文化における感性

    早稲田大学オープン教育センター(のちグローバルエデュケーションセンター)  

    2007年04月
    -
    2015年03月
     

  • 日本中古文学論特殊講義

    お茶の水女子大学文教育学部  

    2010年04月
    -
    2012年03月
     

  • 日本中古文学表現史論演習

    お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科  

    2011年04月
    -
    2011年09月
     

  • 日本中古文学表現史論

    お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科  

    2010年09月
    -
    2011年03月
     

  • 基礎演習

    早稲田大学文学部  

    2007年04月
    -
    2011年03月
     

  • 日本中古文学特論

    お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科  

    2010年04月
    -
    2010年09月
     

  • 日本文学演習

    早稲田大学第一文学部  

    2001年04月
    -
    2009年07月
     

  • 日本文学研究

    早稲田大学第一文学部  

    2001年04月
    -
    2009年03月
     

  • 文学・言語系基礎演習

    早稲田大学第二文学部  

    2001年04月
    -
    2006年03月
     

  • 平安時代の物語文学

    早稲田大学第一文学部  

    2001年04月
    -
    2005年07月
     

  • 日本の文学論

    早稲田大学第一文学部  

    2001年04月
    -
    2003年03月
     

  • 日本文学基礎演習

    早稲田大学第一文学部  

    2001年04月
    -
    2002年03月
     

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委員歴

  • 2020年12月
    -
    継続中

    日本文学協会  運営委員

  • 2015年05月
    -
    継続中

    中古文学会  編集委員

  • 2011年05月
    -
    継続中

    中古文学会  常任委員

  • 2004年04月
    -
    継続中

    平安朝文学研究会  委員(事務局担当)

  • 2001年12月
    -
    継続中

    早稲田大学国文学会  評議員

  • 2016年04月
    -
    2022年03月

    早稲田大学国語教育学会  委員

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社会貢献活動

  • NHK文化センター 青山教室での講座担当

    NHK文化センター 青山教室 

    2018年04月
    -
    継続中

  • 早稲田大学エクステンションセンターでの講座担当

    早稲田大学エクステンションセンター 早稲田校 

    2008年04月
    -
    2018年12月