宮城 徳也 (ミヤギ トクヤ)

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所属

文学学術院 文化構想学部

職名

教授

ホームページ

http://www.f.waseda.jp/tokuyam/index.htm

兼担 【 表示 / 非表示

  • 文学学術院   大学院文学研究科

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

  • 政治経済学術院   政治経済学部

学位 【 表示 / 非表示

  • 博士(文学)(京都大学)

所属学協会 【 表示 / 非表示

  •  
     
     

    京都大学西洋古典研究会

  •  
     
     

    早稲田大学英米文学研究会

  •  
     
     

    早稲田大学英文学会

  •  
     
     

    日本西洋古典学会

 

研究キーワード 【 表示 / 非表示

  • 文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典、英語・英米文学

論文 【 表示 / 非表示

  • セネカの悲劇『メデア』の第一合唱隊歌と祝婚歌の伝統

    宮城徳也

    WASEDA RILAS JOURNAL   4   169 - 181  2016年11月  [査読有り]

  • クラウディウス・クラウディアヌス『パッラディウスとケレリナの祝婚歌』 牧歌的ヴィジョンをめぐって

    宮城徳也

    比較文学年誌   52   16 - 33  2016年03月

  • 伝セネカ『オクタウィア』の独創性

    宮城徳也

    WASEDA RILAS JOURNAL   3   39 - 51  2015年11月  [査読有り]

  • セネカ『オエディプス』の独創性

    宮城徳也

    比較文学年誌   51   18 - 43  2015年03月

  • 小プリニウス『書簡集』,トゥキュディデス『歴史』

    宮城徳也

    『震災後に読む文学』     53 - 63  2013年03月

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書籍等出版物 【 表示 / 非表示

  • ギリシャ・ローマ文学必携

    宮城徳也

    早稲田大学文学部/トランスアート  2006年04月

共同研究・競争的資金等の研究課題 【 表示 / 非表示

  • 西欧古代と中世の文学史における連結点としてラテン語詩人クラウディアヌス

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

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    5世紀初頭にイタリアで宮廷詩人として活躍したクラウディウス・クラウディアヌスの作品群は,政治的・軍事的内容の作品,物語的叙事詩,小品群の3つに分けられ,キリスト教が既に国教となり,東西分裂したローマにおいて,異教的文学伝統を作品の中に活かし,彼以後の,中世文学の先駆けとなるキリスト教詩人たちの先例となった.本研究は,文学史において,彼が果たした古代から中世への連結点としての枠割を,3つの作品群と先行する古典文学の関係に注目し,宮廷詩人として権力者を称え,政権を肯定する役割を果たしながら,文学作品としての水準を保持し,後世の詩人たちの手本となり,中世キリスト教文学への道標となったことを示した.日本における西洋古典文学研究において,見過ごされがちだった古代末期のラテン語文学を代表する詩人クラウディウス・クラウディアヌスに注目し,「最後の異教詩人」と理解されがちなこの詩人が,古代文学の伝統に根付く様々なテーマを同時代に応用する作品を多く遺したことによって,彼以降のキリスト教詩人たち,ひいては中世ラテン文学の詩人たちの手本となり,西欧の文学伝統を後世に伝えるのに極めて重要な役割を果たしたことを明らかにすることによって,古代宗教(いわゆる異教)とキリスト教,古代と中世が画然と分けられ,古代文学の伝統はルネサンス期に復活したという印象が持たるが,こうした通俗的理解を修正する役割を果たした.

特定課題研究 【 表示 / 非表示

  • 古代後期ラテン文学における伝統の継承と創造 クラウディアヌスからシドニウス

    2020年  

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    2020年度は、コロナ禍のため、海外出張を行なうことができず、本来イタリアへの研究出張のために獲得した研究助成金であったが、これを、書籍購入費に充てざるを得なかった。しかし、これによって、最近出版が盛んにおこなわれているBelle Lettrs叢書のクラウディアヌス関係の最新校訂テクストを購入でき、研究を前進させることができた。特にクラウティアヌスの物語詩『プロセルピナの誘拐』に関しては、ギリシャ、ローマの叙事詩的伝統の中にこれを位置づけ、叙事詩的技法であり、「描写」、「逸脱」、「叙事詩的比喩」の観点からこれを整理することによって、『プロセルピナの誘会』が、ホメロス風賛歌『デメテル賛歌』、オウィディウス『変身物語』の直接、間接の影響を受けていることは理解できた。さらに、こうした比較的短い場面を扱った作品だけではなく、一つのテーマを一貫して扱っているという意味では『イリアス』、『オデュッセイア』など長大な叙事詩から学んだ物語構成の技法踏襲の研究を深めるべきであるとの方向性を得ることができた。シドニウスに関しては、クラウディアヌスから何を引き継いだかと言う研究から始まらざるを得ず、どうしても祝婚歌の対比研究から始めざるを得ず、その点に関しては、結婚させる者coiugatorと花嫁の介添えの既婚女性pronubaの役割と統合した女神Venusをめぐる描写の対比研究に終始することとなった。ラテン語の措辞などに時代的変化が見られ、ともにキリスト教時代の詩人でありながら、聖職者であったシドニウスにはより濃いキリスト教の影響が見られ、その点、前年の名古屋大学で研究発表から注目している伝クラウディアヌスの短い祝婚歌が参考になった。

  • 人文主義の基盤として古代後期ギリシア・ラテン語詩文

    2019年  

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    2019年度の特定課題研究に採用され,その研究費によって,9月に一週間ローマに出張し,古代遺跡を訪ね,古代遺産を多く収蔵する博物館,美術館を訪ねることができt.さらに,中世,ルネサンス,バロックの遺産が残っている相当数の教会を拝観して,ヨーロッパ的教養を支える人文主義が,古代ギリシャ,ローマの伝統を基盤として形成されていることを改めて確認することができた.12月に名古屋大学西洋古典研究会で古代後期の詩人クラウディアヌスの名で伝わりながら真作とは認められていない祝婚歌と,やはり古代後期ではるがクラウディアヌス先行する修辞家メナンドロスの名で伝わる修辞学書に見られる婚礼におけるスピーチの論考を比較考察した研究発表を行った際に,古代のフレスコ画装飾,陶器画,建築構造に関する知見をその中に反映することができた,特にパラティーノの丘遺跡で,皇帝アウグストゥスと皇后リウィアのそれぞれの屋敷を見学し,フレスコ画装飾を細かく観ることができ,フォロ・ロマーノに遺る古代後期から続くサンタ・マリーア・アンティークァ教会を拝観して,ヨーロッパ文化を貫く人文主義的伝統が,もともと外来の文化に淵源を持つキリスト教においてすら,極めて重要な要素であることを確認できた.テヴェレ川河畔で発掘された古代邸宅のフレスコ画装飾,床モザイクを観たことも,有意義な経験だった.古代から続くローマの町を古代的要素を確認しながら,自分の足で歩き,四つの主要な考古学博物館,ヴァティカンの諸博物館を観ることができ,研究に役立つ知見を得ることができた.

  • 古典古代末期の詩人たちと文学の伝統 叙事詩的作品を中心

    2018年  

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    特定課題の研究費によっって,科研費による助成金と相補って,10日間ほどフィレンツェに滞在し,ラウレンツィアーナ図書館で,クラウディアヌスの写本を閲覧し,今回の課題である叙事詩,共通の韻律を用いるなどおよび作詩法的に関連すると思われる政治詩の伝承形態を確認することができ,特に写本による字体や行わけの違いなど,時代や筆記者の個性を認知して,古代末期クラウディアヌスが中世において,現代以上に教養人の読書対象であったことを確認することができた.また,フィレンツェ,ボローニャの考古学博物館でギリシア陶器を体系的に見ることができ,ラヴェンナのサン・ヴィターレ聖堂付属の博物館で,ミルティアデスの胸像を見ることができ,時代は様々だが,古典古代の図像表現と文学作品の関係を考察している契機とすることができた.

  • 古典古代末期の詩人たちと文学の伝統 祝婚歌を中心に

    2017年  

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    特別研究期間で滞在中のフィレンツェから,特定課題の研究助成によって,ローマに行き,複数の博物館で古代の重要な遺産を調査,研究することができ,ローマ近郊のオスティアで古代都市の構造を知ることができた.オスティアの考古学博物館でも,古代の学者,政治家の肖像彫刻を見ることができた.ラウレンツィアーナ図書館で合唱隊による祝婚歌も含まれるセネカの悲劇の最重要写本コーデックス・エトルスククスの閲覧を許された.これまでクラウディアヌスの作品と認められてきた2つの祝婚歌の他に,もう一作の祝婚歌をクラウディアヌスの作品とした校訂本を入手することができ,祝婚歌研究が進展した.

  • 古典古代末期の詩人たちと文学の伝統

    2016年  

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    科研費の挑戦的萌芽研究に応募し、採択された研究課題「西欧古代と中世の文学史における連結点としてラテン語詩人クラウディアヌス」を補完するために、古代末期のその他の文人、シドニウス・アポリナリス、エンノディウス、ドラコンティウスの異教的題材の詩に関して研究を深め、古典期のラテン詩人ウェルギリウス、オウィディウス、帝政時代白銀期のセネカ、ルカヌス、スタティウス、帝政後記のアウソニウス、プルデンティウスの作品を、科研費の課題であるクラウディアヌスとの関係において、その影響関係を一部整理した。2016年度は、「叙事詩」を中心に研究することを目途としており、特定課題研究においても、上記の文人たちの叙事詩的作品を精査し、先行研究を踏まえて、文学史の再構築をめざし、将来的目標である、古典古代と中世ラテン文学をつなぐ連結点としての古代末期の文学の、中世の文人、思想家への影響関係を明確にする出発点に立つことができた。科研費での研究の2016年度の目標は、「正統的な叙事詩の伝統に対して、神話を利用した模倣、諷刺の姿勢があり、このような脇筋の伝統を、オウィディウス、スタティウス、クラウディアヌスに貫かれ、クラウディアヌスがその伝統を大成して後世に引き継いだことを明確にしたい」としており、本研究はそれを補完するものであるので、特定課題での目標到達点は、シドニウスの作品を分析し、クラウディアヌスからの影響関係を明らかにすることで、これにより科研費による研究を補完し、これ以後の目標(古代末期と中世ラテン文学に関する文学史の再構成)に大いに貢献することが期待されたが、少なくともその一部は達成でき、クラウディアヌスの論文を1本書いて、祝婚歌の中に叙事詩とも共通する牧歌的ヴィジョンを明らかにした。

海外研究活動 【 表示 / 非表示

  • 古代と中世を連結する存在としてのラテン詩人クラウディス・クラウディアヌス

    2017年04月
    -
    2018年03月

    イタリア   フィレンツェ大学

  • 西洋古典学とルネサンス文化

    2007年04月
    -
    2008年03月

    イタリア   フィレンツェ大学

 

現在担当している科目 【 表示 / 非表示

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