2024/12/21 更新

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マナベ マサユキ
真辺 将之
所属
文学学術院 文学部
職名
教授
学位
博士(文学) ( 2009年10月 早稲田大学 )
修士(文学) ( 1998年03月 早稲田大学 )
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プロフィール

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経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   歴史館   館長

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文化推進部   副部長

  • 2016年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   教授

  • 2022年04月
    -
    2024年03月

    早稲田大学   歴史館   副館長

  • 2021年03月
    -
    2022年03月

    ルーヴェン・カトリック大学   客員教授

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    中央大学   大学院文学研究科   兼任講師

  • 2011年04月
    -
    2016年03月

    早稲田大学   文学学術院   准教授

  • 2010年04月
    -
    2015年03月

    跡見学園女子大学   文学部   兼任講師

  • 2013年04月
    -
    2013年09月

    同志社大学   嘱託講師

  • 2009年04月
    -
    2011年03月

    早稲田大学   大学史資料センター   助手

  • 2009年04月
    -
    2010年03月

    聖心女子大学   文学部   非常勤講師

  • 2008年04月
    -
    2009年03月

    早稲田大学   第二文学部   非常勤講師

  • 2006年12月
    -
    2009年03月

    早稲田大学   大学史資料センター   嘱託

  • 2003年04月
    -
    2006年03月

    日本学術振興会   特別研究員(PD)

  • 2001年11月
    -
    2003年03月

    早稲田大学   大学史資料センター   嘱託

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学歴

  • 1998年04月
    -
    2003年03月

    早稲田大学   文学研究科   史学(日本史)専攻 博士後期課程  

  • 1996年04月
    -
    1998年03月

    早稲田大学   文学研究科   史学(日本史)専攻 修士課程  

  • 1992年04月
    -
    1996年03月

    早稲田大学   政治経済学部   経済学科  

委員歴

  • 2022年07月
    -
    継続中

    日本歴史学会  評議員

  • 2022年04月
    -
    継続中

    南開日本研究  編集委員

  • 2009年10月
    -
    継続中

    日本古文書学会  編集委員

  • 2014年04月
    -
    2016年03月

    独立行政法人大学入試センター  教科科目第一委員会委員

  • 1998年09月
    -
    1999年09月

    民衆史研究会  委員

所属学協会

  • 2022年07月
    -
    継続中

    日本歴史学会

  • 2011年04月
    -
    継続中

    早稲田大学史学会

  • 2009年10月
    -
    継続中

    日本古文書学会

  • 1998年06月
    -
    継続中

    民衆史研究会

研究分野

  • 日本史 / 思想史

研究キーワード

  • 日本近現代史

  • 人と動物の関係史

受賞

  • 西村茂樹研究論文公募

    2000年05月   社団法人日本弘道会   入選(最優秀賞)  

  • 西村茂樹研究論文公募

    1999年05月   社団法人日本弘道会   入選(最優秀賞)  

メディア報道

  • 猫の歴史家が考える人と猫の未来とは

    新聞・雑誌

    交通新聞社   散歩の達人  

    72-75ページに取材記事掲載  

    2024年12月

  • 戦後のシャム猫ブームがもたらしたもの 一部猫種に人気集中で弊害も

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    朝日新聞  

    2024年10月

     概要を見る

    コメント引用

  • 学徒出陣80年 早稲田大で戦場にかり出された元学生の声を後世に伝える企画展

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    東京新聞  

    朝刊1面  

    2023年10月

     概要を見る

    コメント引用

  • 学徒出陣から80年 出征した人たちの証言など紹介する企画展

    テレビ・ラジオ番組

    NHK   首都圏ネットワーク  

    2023年10月

     概要を見る

    コメント映像の放映

  • 民ゾクッ学 鍋島化け猫騒動(佐賀県)

    新聞・雑誌

    読売新聞社   読売新聞  

    夕刊  

    2023年01月

     概要を見る

    コメント掲載

  • 空前!ネコブームの秘密をひもとくニャンの巻

    テレビ・ラジオ番組

    NHK   漫画家イエナガの複雑社会を超定義  

    2022年10月

     概要を見る

    「ネコ三賢者の一人」として出演

  • 「チントンシャン」伝統守れるか 曲がり角の三味線業界

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    毎日新聞社   毎日新聞  

    夕刊  

    2022年10月

  • 「憂楽帳 琵琶の調べに」

    新聞・雑誌

    執筆者: 本人以外  

    Mainichi Shimbun Evening News  

    2022年06月

  • 大隈重信記念館で第42回「大隈祭」 「議論」で救え、世界の分断 不屈の精神 熱い思いをしのぶ

    新聞・雑誌

    毎日新聞社   毎日新聞  

    2022年05月

  • 現在・過去・未来・「猫学」の最前線でわかった 猫は私たちを愛している

    週刊朝日  

    2021年12月

  • ピープル 歴史学者 真辺将之さん 化け物から家族へ 猫の捉え方から社会が見える

    新聞・雑誌

    聖教新聞  

    2021年12月

  • ペットと暮らす 嫌われる存在から癒やしに 猫の人の関係掘り下げ 歴史書「猫が歩いた近現代」

    新聞・雑誌

    共同通信配信記事(全国各紙に掲載)  

    2021年09月

  • 伊藤vs.大隈 “日本”を決めた政変の真相

    テレビ・ラジオ番組

    NHK   英雄たちの選択  

    コメント放映  

    2021年08月

  • 時代で移ろう「人と猫」 『猫が歩いた近現代 化け猫が家族になるまで』

    新聞・雑誌

    東京新聞  

    2021年07月

  • 「猫は昔から人間に愛されていた」は本当か?

    インターネットメディア

    講談社   現代ビジネス  

    2021年07月

  • 明治14年政変と五代友厚 #5大隈重信の追放

    新聞・雑誌

    南日本新聞  

    2021年06月

  • 明治14年政変と五代友厚 #1開拓使官有物払い下げ

    新聞・雑誌

    南日本新聞  

    2021年05月

  • 猫 ずっと友だち

    新聞・雑誌

    読売KODOMO新聞  

    2021年03月

  • 史書を訪ねて 大隈重信国会開設奏議 東京・九段

    新聞・雑誌

    読売新聞(夕刊)  

    2020年02月

  • 身近なネコの意外な素顔

    新聞・雑誌

    東京大学新聞  

    2019年01月

  • 動物愛護のいま(3)家畜にも健康的な環境

    新聞・雑誌

    読売新聞  

    2018年11月

  • 「思慮ある民意」はあり得るのか 政治家・大隈重信が遺したもの

    インターネットメディア

    10MTV.com  

    2018年11月

  • さが維新ひと紀行(45) 大隈重信(1838~1922) 初の政党内閣樹立

    新聞・雑誌

    佐賀新聞  

    2018年11月

  • さが維新前夜(43)大政奉還と佐賀藩 内戦回避へ早期に構想

    新聞・雑誌

    佐賀新聞  

    2018年10月

  • 大隈重信 自分は変えられる 50代からの愛され術

    テレビ・ラジオ番組

    NHK   知恵泉  

    2017年12月

  • 大隈重信の寛容さ「希有」 早大・真辺教授が講演 大隈記念館50周年「大隈祭」

    新聞・雑誌

    佐賀新聞  

    2017年05月

  • さよなら 早大記念会堂 老朽化で来月取り壊し

    新聞・雑誌

    東京新聞  

    2015年08月

  • 銃後のくらし 3 犬猫供出 タマは毛皮になったのか

    新聞・雑誌

    毎日新聞  

    2015年08月

  • さよなら記念会堂 文キャンいまむかし

    新聞・雑誌

    早稲田ウィークリー  

    2015年07月

  • 明治のリーダーに学ぶ 「生涯現役」健康法

    新聞・雑誌

    日本経済新聞  

    2012年06月

  • 恒例の大隈祭 偉業しのび早大関係者が講演

    新聞・雑誌

    佐賀新聞  

    2009年05月

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論文

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書籍等出版物

  • 貓走過的近現代:歷史學家帶你一窺日本人與貓的愛恨情仇!

    真邊將之, 陳嫻若( 担当: 単著)

    臺灣商務印書館  2023年05月 ISBN: 9789570534955

  • 東京10大学の150年史

    小林 和幸( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第9章 早稲田大学150年史)

    筑摩書房  2023年01月 ISBN: 4480017674

    ASIN

  • 思想史講義【明治篇Ⅰ】

    山口輝臣, 福家崇洋編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第7講「自由民権」)

    筑摩書房  2022年10月 ISBN: 9784480075147

  • 大正史講義

    筒井清忠( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第2講「大隈内閣成立と大隈ブーム」)

    筑摩書房  2021年07月 ISBN: 4480074163

    ASIN

  • 猫が歩いた近現代―化け猫が家族になるまで

    真辺 将之( 担当: 単著)

    吉川弘文館  2021年06月 ISBN: 4642083987

    ASIN

  • 明治史研究の最前線

    小林和幸( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第3章 思想史研究―政治思想と人物)

    筑摩書房  2020年01月 ISBN: 4480016937

  • 近代日本の思想をさぐる

    中野目徹編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第4講 学校 東京専門学校と「早稲田精神」)

    吉川弘文館  2018年11月 ISBN: 9784642008327

     概要を見る

    「第4講 学校 東京専門学校と「早稲田精神」」を執筆

  • 明治史講義【テーマ篇】

    小林和幸編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第10講 明治一四年の政変──大隈重信はなぜ追放されたか)

    筑摩書房  2018年02月 ISBN: 9784480071316

  • 大隈重信 民意と統治の相克

    真辺将之( 担当: 単著)

    中央公論新社  2017年02月 ISBN: 9784120049392

  • 明治期の天皇と宮廷

    安在邦夫, 真辺将之, 荒船俊太郎編著( 担当: 共編者(共編著者))

    梓出版社  2016年02月 ISBN: 9784872621136

  • 東京専門学校の研究 : 「学問の独立」の具体相と「早稲田憲法草案」

    真辺将之著( 担当: 単著)

    早稲田大学出版部  2010年01月 ISBN: 9784657101013

  • 西村茂樹研究 : 明治啓蒙思想と国民道徳論

    真辺将之著( 担当: 単著)

    思文閣出版  2009年12月 ISBN: 9784784214914

  • 近代日本の政党と社会

    安在邦夫, 真辺将之, 荒船俊太郎編著( 担当: 共編者(共編著者))

    日本経済評論社  2009年11月 ISBN: 9784818820692

  • 石橋湛山 没後五〇年に考える

    石橋省三, 星浩編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 石橋湛山と早稲田大学)

    早稲田大学出版部  2023年12月 ISBN: 4657230131

    ASIN

  • 大学街およびその生活環境の歴史的形成・変化に関する日欧比較―ベルギー・ルーヴェンと日本・早稲田を中心として―

    ( 担当: 単著)

    一般社団法人第一生命財団  2022年05月

  • 早稲田大学百五十年史 第一巻

    早稲田大学百五十年史編纂委員会( 担当: 分担執筆)

    早稲田大学出版部  2022年03月 ISBN: 9784657220110

  • 青天を衝け: 渋沢栄一とその時代 (NHK大河ドラマ歴史ハンドブック)

    日本放送出版協会( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 大隈重信・井上馨と渋沢栄一)

    NHK出版  2020年12月 ISBN: 4149110360

    ASIN

  • 日本の皇室

    津田左右吉( 担当: その他,  担当範囲: 解説「戦後象徴天皇の出発と津田左右吉」)

    中央公論新社  2019年01月 ISBN: 9784121601827

  • 大隈重信関係文書7

    早稲田大学大学史資料センター編( 担当: その他)

    みすず書房  2011年02月 ISBN: 9784622082071

  • 大隈重信関係文書6

    早稲田大学大学史資料センター編( 担当: その他)

    みすず書房  2010年01月 ISBN: 9784622082064

     概要を見る

    I deciphered and edited about 150 of the 600 letters in this book.

  • 大隈重信関係文書5

    早稲田大学大学史資料センター編( 担当: その他)

    みすず書房  2009年03月 ISBN: 9784622082057

     概要を見る

    I deciphered and edited about 150 of the 600 letters in this book.

  • 小栗忠順のすべて

    村上泰賢編( 担当: 分担執筆)

    新人物往来社  2008年04月 ISBN: 9784404035332

  • 大隈重信関係文書4

    早稲田大学大学史資料センター編( 担当: その他)

    みすず書房  2008年01月 ISBN: 9784622082040

     概要を見る

    I deciphered and edited about 150 of the 600 letters in this book.

  • 近現代日本人物史料情報辞典2

    伊藤隆, 季武嘉也編( 担当: 分担執筆)

    吉川弘文館  2005年12月

     概要を見る

    「井上哲次郎」「鳥尾小弥太」「深谷博治」「依田学海」の項目を執筆

  • 西村茂樹研究論文集

    日本弘道会編( 担当: 分担執筆)

    日本弘道会  2004年12月

     概要を見る

    I wrote the papers "Conservative and Progressive Thought in Shigeki Nishimura" "The formation of Shigeki Nishimura 'The Theory of Japanese Morality' and the change in his view of those who support the state" and "War, state and morality in Shigeki Nishimura".

  • 高田早苗の総合的研究

    早稲田大学大学史資料センター編( 担当: 分担執筆)

    早稲田大学大学史資料センター  2002年10月 ISBN: 9784990136505

     概要を見る

    I wrote a paper, "Model People in Sanae Takata" and edited "Timeline of Sanae Takata" "Bibliography of Sanae Takata" and "List of Related Documents of Sanae Takata".

  • 佐賀市大隈記念館収蔵庫収蔵資料調査報告書

    早稲田大学大学史資料センター編( 担当: 分担執筆)

    早稲田大学大学史資料センター  2002年03月

  • 決定版 20世紀年表

    神田文人, 小林英夫編( 担当: 分担執筆)

    小学館  2001年04月 ISBN: 9784096260746

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講演・口頭発表等

  • 大隈重信・早稲田大学と近代中国

    真辺将之  [招待有り]

    东北亚地区和平与发展论坛(2024)  

    発表年月: 2024年10月

    開催年月:
    2024年10月
    -
     
  • 猫はなぜ愛されるようになったのか?ー《化け猫》から《大切な家族》へ

    真辺将之  [招待有り]

    茨城県天心記念五浦美術館企画展「猫を愛でたい」記念講演会  

    発表年月: 2024年10月

    開催年月:
    2024年10月
    -
     
  • Modernity and Modern Times from the Perspective of Animal History; Cats in Modern/Contemporary Times

    真辺将之  [招待有り]

    世界现代化进程中的多元文明互鉴”国际学术研讨会   (南开大学津南校区) 

    発表年月: 2024年09月

  • 井上哲次郎研究の現状と課題

    真辺将之  [招待有り]

    天津社会科学院研究懇談会   (天津社会科学院) 

    発表年月: 2024年09月

  • 朝河貫一と東京専門学校

    真辺将之  [招待有り]

    朝河貫一生誕150年記念シンポジウム「朝河貫一の時代と学問──福島・早稲田・アメリカ」(総合人文科学研究センター2023年度年次フォーラム)  

    発表年月: 2023年12月

  • 近現代日本における猫への眼差し―「猫好き」とは何か?―

    真辺将之  [招待有り]

    日本思想史学会大会シンポジウム  

    発表年月: 2022年11月

  • 大正時代の"大隈ブーム"―新時代の幕開け―

    真辺将之  [招待有り]

    令和4年度大隈祭  

    発表年月: 2022年05月

  • 大隈重信と早稲田大学―明治14年の政変と総長としての大隈

    真辺将之  [招待有り]

    尚友倶楽部日本近代史研究会  

    発表年月: 2021年12月

    開催年月:
    2021年12月
     
     
  • 早稲田大学150年史編纂事業について

    真辺将之  [招待有り]

    青山学院史研究所開設記念シンポジウム「学校史・大学史研究の可能性」  

    発表年月: 2021年11月

  • History of Animal-Human Relationship in Modern and Contemporary Japan

    真辺将之  [招待有り]

    ルーヴェン・カトリック大学 薩摩・小西講座  

    発表年月: 2021年10月

  • 日本近代史講義

    真辺将之  [招待有り]

    北京大学日本史近代史講義  

    開催年月:
    2021年10月
     
     
  • 真辺将之×上田洋子「日本人はいつから猫が大好きになったのか?ーー『猫が歩いた近現代』(吉川弘文館)関連イベント」

    真辺将之, 上田洋子  [招待有り]

    真辺将之×上田洋子「日本人はいつから猫が大好きになったのか?ーー『猫が歩いた近現代』(吉川弘文館)関連イベント」   株式会社ゲンロン  

    発表年月: 2021年09月

  • 思想史研究の最前線

    真辺将之  [招待有り]

    東京大学教養学部設置科目「近現代史」ゲストスピーカー  

    発表年月: 2020年05月

  • 東アジアの動物慰霊碑―歴史認識と動物観との交錯―

    真辺将之  [招待有り]

    中南財経政法大学日本語学院国際フォーラム   (中華人民共和国)  中南財経政法大学外国語学院日本語学科  

    発表年月: 2019年05月

  • 動物慰霊碑から見た日本文化と東アジア

    真辺将之  [招待有り]

    アジア文明と国際伝播学術サロン   (中国・上海)  上海外国語大学  

    発表年月: 2019年05月

  • 日本政党史講義

    真辺将之  [招待有り]

    北京大学特別講義  

    開催年月:
    2019年03月
     
     
  • 明治思想史研究―人物研究の現状と課題

    真辺将之  [招待有り]

    青山学院大学史学科・史学会50周年記念シンポジウム「国際環境下の明治―「明治150年」の研究成果から考える“明治史”」   青山学院大学文学部史学科  

    発表年月: 2018年12月

  • 歴史を学ぶということ

    真辺将之  [招待有り]

    奈良県立畝傍高等学校 出張講義  

    発表年月: 2018年11月

  • 総括コメント

    真辺将之  [招待有り]

    近代東アジアにおける知識移転と政治変容   (広州市・中山大学学人館)  中山大学  

    発表年月: 2018年11月

  • 明治維新と政党認識―政党の「部分性」と公共性・ナショナリズムの相克―

    真辺将之  [招待有り]

    近代東アジアにおける知識移転と政治変容   (広州市・中山大学学人館)  中山大学  

    発表年月: 2018年11月

  • 大隈重信と政治家育成機関としての早稲田大学―松村謙三との関わりを中心に―

    真辺将之  [招待有り]

    松村謙三先生を伝えようフォーラム2018   南砺市  

    発表年月: 2018年11月

  • 東アジアの動物慰霊碑―日本動物慰霊文化の影響・反発・変化―

    真辺将之  [招待有り]

    アジア・アフリカ研究の視野における日本学国際シンポジウム   (上海市・上海外国語大学虹口校区)  上海外国語大学  

    発表年月: 2018年11月

  • 大隈重信―民意と統治の相克―

    真辺将之  [招待有り]

    早稲田大学春秋会   早稲田大学春秋会  

    発表年月: 2018年10月

  • コメント(ロバート・ヘリヤー報告「中国から学び、西洋に売り込む―文明開化における中国のノウハウ」に対して)

    真辺将之  [招待有り]

    明治维新与近代世界国际学术研讨会   (天津市・南開大学)  南開大学  

    発表年月: 2018年07月

  • 反欧化主義者の政党認識―東アジア的文脈における議会と政党

    真辺将之

    明治维新与近代世界国际学术研讨会   (天津市・南開大学)  南開大学  

    発表年月: 2018年07月

  • 明治14年の政変

    真辺将之  [招待有り]

    東京大学教養学部設置科目「近現代史」ゲストスピーカー  

    発表年月: 2018年05月

  • 歴史を学ぶということ

    真辺将之  [招待有り]

    奈良県立畝傍高等学校 出張講義  

    発表年月: 2017年11月

  • 明治一四年の政変再考―憲法意見書および開拓使官有物払下事件をめぐる大隈重信の政治戦略

    真辺将之

    第二回東アジア日本研究者協議会国際学術大会   (中国・天津市・賽象飯店) 

    発表年月: 2017年10月

  • 停滞は死滅である―大隈重信の生涯と人間像―

    真辺将之  [招待有り]

    平成28年度大隈祭(大隈記念館50周年記念)  

    発表年月: 2017年05月

  • 歴史を学ぶということ

    真辺将之  [招待有り]

    奈良県立畝傍高等学校 出張講義  

    発表年月: 2016年11月

  • 日本近代史研究の動向といくつかの問題

    真辺将之  [招待有り]

    南開大学日本研究院南開日本研究講座   南開大学日本研究院  

    発表年月: 2016年07月

  • 昭和戦前・戦中期の早稲田大学―「模範国民」理念の溢出と「学問の独立」の消滅―

    真辺将之  [招待有り]

    大学経営セミナー   早稲田大学人事部  

    発表年月: 2016年06月

  • 歴史を学ぶということ

    真辺将之  [招待有り]

    奈良県立畝傍高等学校 出張講義  

    発表年月: 2015年11月

  • 津田左右吉と早稲田大学―記憶と記録―

    真辺将之  [招待有り]

    日本思想史学会大会特別パネルセッション「津田左右吉と早稲田大学―記憶と記録―」   日本思想史学会  

    発表年月: 2015年10月

  • 『大隈重信関係文書』の活用のために―利用者の立場から

    真辺将之  [招待有り]

    早稲田大学大学史資料センター主催シンポジウム「大隈に手紙を寄せた人びと-大隈重信へのまなざし-」   早稲田大学大学史資料センター  

    発表年月: 2015年10月

  • 近現代日本の動物と人間 ―鯨・馬・犬からみた近現代史

    真辺将之  [招待有り]

    早稲田大学オープンキャンパス  

    発表年月: 2015年08月

  • 早稲田大学における編纂事業のこれまでとこれから—『早稲田大学百五十年史』にむけて—

    真辺将之

    全国大学史資料協議会東日本部会2015年度総会  

    発表年月: 2015年06月

  • 大正期の早稲田大学—早稲田騒動とその背景—

    大学経営セミナー  

    発表年月: 2014年12月

  • 歴史を学ぶということ

    真辺将之  [招待有り]

    奈良県立畝傍高等学校 出張講義  

    発表年月: 2014年11月

  • 東京専門学校から早稲田大学へ—「学問の独立」のゆくえ—

    大学経営セミナー  

    発表年月: 2014年07月

  • 東京専門学校における接続問題

    慶應義塾福澤研究センター主催シンポジウム「明治前期における中等教育の展開」  

    発表年月: 2013年11月

  • 日本近代史のなかの早稲田大学—その理念・学風と歴史的位置—

    大学経営セミナー  

    発表年月: 2013年11月

  • 近現代日本における動物と人間

    第5回東アジア人文学フォーラム  

    発表年月: 2013年11月

  • 東京専門学校の講師と学生たち

    2012年度早稲田大学大学史資料センター秋季企画展・早稲田大学創立130周年記念連携講演会 「建学の礎を見つめ直す-大隈重信・小野梓と東京専門学校-」  

    発表年月: 2012年11月

  • 大隈重信と板垣退助—老年期の比較から—

    2012年度早稲田大学史学会大会記念講演会  

    発表年月: 2012年10月

  • 世界に向き合う独立的青年—大隈重信のリーダー教育論

    Trans-Pacific Leadership記念シンポジウム「近代日本社会のリーダー−渋沢栄一・福沢諭吉・大隈重信」  

    発表年月: 2012年05月

  • 大隈重信の政党内閣論と天皇・皇室

    「宮中と政治」研究会  

    発表年月: 2011年09月

  • 早稲田大学大学史資料センターとその所蔵史料

    早稲田大学文学部日本史コースガイダンス講演  

    発表年月: 2010年03月

  • 大隈重信・小野梓の「二つの夢」—新紹介史料をもとにして

    早稲田大学理事会大隈重信・小野梓展墓記念講話  

    発表年月: 2010年01月

  • 『政治の時代』の学生たち—細野繁荘世代の東京専門学校—

    町田市立自由民権資料館2009年企画展記念講演  

    発表年月: 2009年11月

  • 早稲田で歴史を学ぶこと

    早稲田大学史学会連続講演会  

    発表年月: 2009年05月

  • 「大隈重信の文明運動と人生125歳説

    佐賀市大隈祭  

    発表年月: 2009年05月

  • 大山捨松—明治維新の敗者から鹿鳴館の貴婦人へ—

    真辺将之  [招待有り]

    早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校講座「深掘り!日本の歴史 明治維新の隠れた人物」  

    発表年月: 2008年06月

  • 東京専門学校入学生の志と活動

    早稲田大学総合研究機構第3回研究成果報告会・早稲田大学創立125周年記念シンポジウム「自由・進取の精神と反骨の系譜—早稲田大学における伝統の創造—」  

    発表年月: 2007年11月

  • 東京大学とお雇い外国人—明六社とお雇い外国人—

    真辺将之  [招待有り]

    第3期文京区民大学講座  

    開催年月:
    2003年02月
    -
    2003年03月
  • 東京専門学校筆頭講師・高田早苗

    早稲田大学オール早稲田文化週間ミニ講義  

    発表年月: 2002年05月

  • 近代日本の先駆者・高田早苗

    早稲田大学春秋会  

    発表年月: 2001年11月

  • 西村茂樹における道徳論の形成と民衆観の転回

    千葉歴史学会近現代史部会  

    発表年月: 2001年10月

  • 議会開設後における保守党中正派の言論活動

    早稲田大学史学会大会  

    発表年月: 2000年10月

  • 高田早苗研究の現状と課題

    早稲田大学大学史資料センター高田早苗研究部会  

    発表年月: 1999年12月

  • 西村茂樹と明治の保守派

    理想主義学会例会  

    発表年月: 1999年05月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 市島春城およびその関連史料の総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2024年03月
     

    真辺 将之

     概要を見る

    本年度は、研究代表者が在外研究期間(サバティカル)によりベルギーのルーヴェン・カトリック大学に滞在することになったため、同大学所属の研究者で、市島春城日記を用いて大正期のメディア状況について研究しているJan Schmidt氏と連絡を通じながら、市島日記の内容に関する情報を交換しつつ、同日記の全体像や意義についての討議を行うことができた。また前述の事情から、目録作成の研究補助者の雇用はできなかったため、主にインターネット上で閲覧できる情報をもとに、市島春城日記の目録作成や、細目作成の作業を行った。ただし研究補助者無しでの作業であったため、進度はあまり早くはなく、研究費も多くを繰り越すことになったため、2022年度において、研究補助者を雇用して目録作成の作業を加速して進めることとしたいと考えている。また筒井清忠編『大正史講義』(ちくま新書)に「大隈内閣成立と大隈ブーム」を執筆したほか、読売新聞社WasedaOnlineに記事「渋沢栄一と大隈重信」を執筆、青山学院史研究所開設記念シンポジウム「学校史・大学史研究の可能性」にて「早稲田大学150年史編纂事業について」を報告、一般社団法人尚友倶楽部にて講演「大隈重信と早稲田大学―明治14年の政変と総長としての大隈」を講演録形式で行するなど、市島日記を用いた研究をさまざまに発表することができた。このほか、関連する実績としては、『南日本新聞』連載記事「明治14年政変と五代友厚」に関連して、同新聞記者による取材を受けてコメントを行うことによって、研究の社会的な還元を行った。

  • 大学街およびその生活環境の歴史的形成・変化に関する日欧比較

    第一生命財団  都市とくらしの分野研究助成

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2022年03月
     

  • 大隈重信の「文明運動」に関する総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2014年04月
    -
    2019年03月
     

    真辺 将之

     概要を見る

    この5年間にわたって、大隈重信の文化的活動を、政治活動との関連を視野に入れながら、研究を進めてきた。この5年間に形にしえた代表的な成果としては、『大隈重信―民意と統治の相克―』(中央公論新社、2017年)が挙げられるが、それ以外にも多くの論文や研究報告・講演などを行い、研究を進めることはもちろん、その社会への還元を行うことができたと考える。とりわけ、第二次大隈内閣期に見られる「大隈人気」の背景として、「文明運動」と呼ばれる大隈の文化的な活動が果たした役割を克明に明らかにし、さらにその文化的活動の内実や、大隈没年に至るまでの文明思想の変化を明らかにしえたことは大きな成果であったと考える。

  • 大隈重信の政党認識と政党指導―「統治」と「民意」のはざまで―

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2011年
    -
    2013年
     

    真辺 将之

     概要を見る

    本研究は、明治一四年の政変以後、第二次大隈内閣の成立に至るまでの時期における大隈重信の政党認識を明らかにすることを目的として進められた。特にその際、政党に要求される為政者としての「統治」の論理と、代表者としての「民意」の尊重との二つの要素のはざまにおける政党の役割についての大隈の認識を軸に考察をすすめた。本研究による成果としては論文6本、学会等での報告5本を発表しえたほか、近い将来に書籍1冊を発表する予定である。

  • 西村茂樹研究―明治啓蒙思想と国民道徳論

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年04月
    -
    2010年03月
     

  • 近代日本立憲制の成立と政党認識-「欧化」と「反欧化」の視角から-

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2009年
    -
    2010年
     

    真辺 将之

     概要を見る

    平成21年度は、帝国議会開設以前における政党認識に関する史料の収集ならびに分析を行った。また平成22年度は、帝国議会開設後における政党認識に関する史料の収集作業ならびに分析をおこなった。議会開設以前の政党論は、欧米からの政党論の導入とそれに対する日本の側の反発あるいは修正に留意して研究を進めた。また議会開設後は、現実の政治過程との呼応関係を意識して、政治史的史料の収集・分析を重点的に行った。以上の結果、今後の研究活動を行っていくうえでの貴重な情報を蓄積することができた。

  • 明治国家形成期における反欧化主義

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    真辺 将之

     概要を見る

    本年は、昨年までに集めた資料等を読みこなしつつ、その成果を論文としてまとめることに力を注いだ。具体的に活字化されたものは、昨年より論文化の準備を進めてきた西村茂樹に関する論文二編である。まず論文「近代啓蒙主義的歴史観と歴史的個体性-西村茂樹の歴史認識-」では、西村茂樹の幕末期の歴史認識を検討し、西村が洋学との出会いによって啓蒙主義的な視座を獲得しつつも、しかし以前より持していた歴史的な個体性を重視する視座をも失うことなく、普遍を個別の位相のもとに見る歴史認識を形成することになったと論じ、そのような歴史認識が以後の西村の発想の基底に位置しつづけることになったことを明らかにした。また「西村茂樹『日本道徳論』の形成過程-国民道徳論の前期的形成-」では、西村茂樹の主著『日本道徳論』の形成過程を、草稿類を丹念に検討することによって明らかにし、儒教に基づく修身教育の主張が、時期を経るにしたがいって、国民としての団結を重視する「国民道徳」へと再編されていくこと、その意味で西村の『日本道徳論』は、後年のいわゆる「国民道徳論」の前期的形成を告げる作品であることを明らかにした。
    また、本年は、神戸に出張して日本弘道会の支部関係資料を調査し、また京都府立総合資料館に出張し、本多辰次郎関係文書を調査し、そこに含まれる反欧化主義関係の資料調査ならびにかねてから調査をすすめていた深谷博治文書との比較検討を行った。
    以上の他、谷干城・鳥尾小弥太・三浦梧楼といった人物に関しても、論文化の構想をまとめることができた。特にその際、それぞれの人物の思想と行動を総合的に比較・検討して体系化し、その思想的・政治的・社会的背景をさぐることに留意した。これらについては、今後成果として発表するために、論文化していく作業に取り掛かりたいと考えている。

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Misc

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その他

  • 早稲田大学百五十年史編纂委員

    2022年04月
    -
    継続中
  • 早稲田大学百五十年史編纂専門委員

    2011年12月
    -
    継続中
  • 早稲田大学百五十年史編纂委員

    2012年09月
    -
    2021年03月
  • 早稲田大学大学院文学研究科日本史学コース運営主任

    2012年09月
    -
    2018年09月
  • 早稲田大学文学部日本史コース運営主任

    2012年09月
    -
    2018年09月
  • 宮内庁書陵部編修課実録編集関係史料調査員

    2001年04月
    -
    2008年03月
  • 佐賀市大隈記念館所蔵史料調査員

    2001年04月
    -
    2002年03月

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現在担当している科目

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社会貢献活動

  • 学生団体によるオンラインイベントに登壇

    学生団体Crich(早稲田大学・慶応義塾大学)  歴史で戦う早慶戦 

    2023年11月
    -
     

学術貢献活動

  • 全国大学史資料協議会2024年度総会にて会場校挨拶を行う

    大会・シンポジウム等

    全国大学史資料協議会  

    2024年10月
    -
     
  • 若手研究者国際日本研究シンポジウム「次世代の架け橋:若手研究者による日本研究の展望」の企画・運営・司会を担当

    大会・シンポジウム等

    The Department of Japanese History at the School of Humanities and Social Sciences, Waseda University, and the Graduate School of Letters, Arts and Sciences, Waseda University  

    2024年06月
    -
     
  • 上海外国語大学にて講義を担当(「日本史」「日本文化」「研究指導」)

    その他

    上海外国語大学  

    2024年03月
     
     
  • NHK番組『ろんぶ~ん』取材協力

    審査・学術的助言

    2018年08月
    -
     
  • 慶應義塾大学「日本史研究Ⅱ」(都倉武之先生担当)にてゲストスピーカーとして講義

    その他

    2014年11月
    -
     
  • 『再現日本史』(講談社)明治編全10冊編集協力

    学術調査

    2002年05月
    -
    2002年07月

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特別研究期間制度(学内資金)

  • 日欧近代史の比較研究

    2021年03月
    -
    2022年03月

    ベルギー   ルーヴェン・カトリック大学

他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

特定課題制度(学内資金)

  • 市島春城およびその関連史料の総合的研究

    2024年  

     概要を見る

    本研究では、科研費によって5年間の研究活動を行った成果について、社会に発表するべく研究をまとめるとともに、申請者の次の研究にそれをどのようにつなげるかという観点から、次につながるような研究活動を行うことを心がけた。具体的には、第一に、市島謙吉に関する研究で得た知見をもとに、東京専門学校出身者の活動について検討を加えた。この成果は、朝河貫一に関する研究論文として、研究論文集の一編として論文を執筆することにつながった。第二に、市島謙吉や早稲田の外側と研究をつなぐことを意識し、特に東京大学出身の政治家・思想家や、イギリス流の政治理念を抱いていた市島や早稲田の人物と対比すべく、ドイツやオーストリアなどに留学・視察した経験を持ち、それらの国の政治体制や思想をもとに自己の思想を打ち立てていた人物に関する研究を行っった。特に研究費をもとに、ドイツやオーストリアを訪問し、これら人物に関係する史跡を訪問し、また関連資料の調査を行うことができたことは有意義であった。これらの成果は今後の研究につながる基盤として活かすことができるものと考える。

  • 猫をめぐる比較文化史―日本とヨーロッパ

    2024年  

     概要を見る

    申請者は2021年に発表した書籍『猫が歩いた近現代』において、日本の近現代における人間と猫の歴史的変化を描いた。他方、申請者は2021年度特別研究期間において、ベルギーに滞在し、ヨーロッパ各地の猫の文化に感心を抱くようになった。ヨーロッパの猫と人間の関係は、例えば中世では悪魔の使いとして猫が迫害され、近代には日本よりも早く猫のペット化・家族化が進むなど、筆者が『猫が歩いた近現代』で描いた日本の事例に比べても、さらに変化の激しく多様性を帯びた歴史を持っている。以上を踏まえ、本研究では、ヨーロッパと日本との猫の歴史や文化の比較検討を行った。具体的には、2024年5月にベルギーで行われたkattenstoetという名の猫祭りを実際に訪問してその内容を調査するとともに、その背景にある猫文化を現地で文献を探索して探った。また併せてドイツ、オランダ、フランス等の周辺諸国における猫をめぐる歴史と文化をも併せて探った。この成果は近い将来書籍として発表する予定である。

  • 近現代日欧における猫文化とその歴史的背景に関する比較研究

    2023年  

     概要を見る

    本年度の成果は主に2つ挙げられる。ひとつは、欧米の動物、特に猫に関する文献を多数収集し、それをもとに、欧米における動物文化のあり方を歴史的に探ることができた。特筆できるのは、前年度までフランスにおける猫文化を中心に検討してきたのに対し、本年度もフランスを訪問することで多数の猫に関する文献を集められたこと、さらに、英語の猫文化関連の文献についても本年度は多く入手することができたことである。またもうひとつは、夏季休業期間中にヨーロッパ諸国に渡航し、各国における動物に関わるモニュメントや街アート、さらに猫にまつわる物品を展示する博物館(たとえばオルセー美術館にて開催されていた猫の小展示など)等を見学し、多くの写真を撮影することができた。これらをもとに、それぞれの国や地域における動物文化のあり方の歴史と現状や、その背後に存在する歴史的文脈や社会的監修について考察を深める緒を掴むことが出来た。このほか日本での調査結果をふまえて、室生犀星や谷崎潤一郎などの文筆家を題材に、歴史のなかにおける猫認識の変化や、「猫好き」のあり方の変化について検討を行ない、それらに関する論文2本の学術雑誌への掲載が決定した。このほか、本研究の成果を含む、ヨーロッパの人と猫の関係史や猫をめぐる文化史に関する著書を発表するべく、現在執筆準備を進めている最中であり、近い将来その成果を世に問うことができるものと考える。

  • 日欧近現代史における動物認識の変化の比較検討

    2022年  

     概要を見る

    本年度の成果は主に2つ挙げられる。ひとつは、欧米の動物、特に猫に関する文献を多数収集し、それをもとに、欧米における動物文化のあり方を歴史的に探ることができた。またもうひとつは、1月にフランス・ベルギー・ドイツに渡航し、各国における動物に関わるモニュメントや街アート、さらに猫にまつわるイベントを実見することによって、それぞれの国や地域における動物文化のあり方や、その背後に存在する歴史的文脈についての考察を深めることが出来た。このほか日本思想史学会の大会シンポジウムにおいて報告を行ったり、雑誌に関連する原稿を執筆するなどのアウトプットも行えたほか、これらをまとめた著書を発表するべく、現在準備を進めている最中である。

  • 日欧近代化の比較研究

    2021年  

     概要を見る

    2021年、サバティカル制度により、ベルギーに1年間滞在した。この間、ヨーロッパ各国の近代史に関する文献や資料を検討し、それとの比較によって、日本近代史の特質を考えることを目的に研究活動を行った。具体的には、これまで私が研究を進めてきた近代日本の(1)政党史、(2)高等教育史、(3)倫理・哲学思想史、(4)動物と人間の関係史の4つのトピックにおいて、ヨーロッパ各国の研究状況を把握するとともに、それらをふまえ、日本の近代史の世界史的な位置づけを探る作業を行った。

  • 近代日本の学知と東西文明―中国との比較から

    2020年  

     概要を見る

    日本と中国との学知の交流状況や、双方の状況の特異性を明らかにすべく、近代中国人の日本および欧米見聞録の検討を行った。ただし、その所収されている文献数は非常に多く、1年間では到底分析しきれない量であるため、本年度は特に、早稲田大学をはじめとする教育機関に関する部分をピックアップして検討する作業を行った。この成果は、現在申請者が執筆を担当している『早稲田大学150年史』に成果として生かされるだろうと考えられる。また、仏教や儒教等の伝統的な思想の持ち主がどのように近代化に向き合ったかの検討を行った。

  • 東アジアの動物慰霊碑

    2019年  

     概要を見る

    日本国内に存在する、動物慰霊碑や動物に関する碑文を調査するとともに、関連する文献を数多く収集しえたことが大きな収穫である。また中国への出張を複数回行い、碑文の調査と文献の収集を行って東アジアの動物慰霊に関する研究をすすめることができた。研究発表としては、上海外国語大学と中南財経政法大学で、東アジアの動物慰霊碑にかかわる研究報告を行い、世界各国からの参加者から貴重な意見を得ることができた。世界各国に類似しつつ微妙に異なる動物民俗についての風習が存在することを知り得たのは大きな収穫であった。

  • 戦前期早稲田大学史の研究

    2018年  

     概要を見る

    東京専門学校から早稲田大学へと至る戦前期早稲田大学誕生の過程の検討を行った。当初日本語による速成教育を売りとしていた東京専門学校が、大学化をめざすなかで英語教育を必要とし、かつ他の高等教育機関が次々と日本語教育を行っていくようになっていくなかで、「学問の独立」のスローガンのうち、政治権力からの独立という要素のみがクローズアップされるようになっていき、日本語速成教育という要素は早期に失われていくこと、そのなかで多様な経路と独自の学風を育成することで、他校との差別化を図ていく過程を検討した。その成果は別記の通り発表したほか、大学で現在編纂を進めている『早稲田大学百五十年史』としても今後発表される予定である。

  • 東アジア動物慰霊碑の研究-日本との関係を中心に-

    2017年  

     概要を見る

    中国・黒竜江省東寧市に調査に赴いた。東寧市内に散在していた碑文が、東寧要塞博物館に集められたとの情報を事前に得ていたが、多くはレプリカであり、元の場所に残っているもの、および所在不明になってしまったものが多数あることが判明した。そこで、東寧市内を調査し、民主村にて「馬頭観世音菩薩」碑と、忠魂碑の所在を確認した。その後、この「馬頭観世音菩薩」碑と、忠魂碑の設立当初の状況を示す満洲駐箚日本軍に所属していた獣医の旧蔵資料を入手できた。このほか、河南省封丘県の「愛馬之碑」に関係する資料の調査も行った。また台湾所在の動物慰霊碑についても、特に戦後のものを調査し、これは近い将来論文化する予定である。

  • 市島春城旧蔵文書の目録整備

    2016年  

     概要を見る

    本年度は、早稲田大学図書館古典籍総合データベースならびに、早稲田大学図書館備え付けのカード目録、および、『早稲田大学図書館所蔵和漢図書目録』を使用して、昨年度までに入力してきた部分の確認を行うとともに、脱漏している部分の入力作業を行った。図書館所蔵のものについてはおおむね確認を終えることができた。今後、さらにチェックを進め、一刻も早く目録を発表できるよう尽力するとともに、雑記録については、翻刻・出版を視野に入れて、内容検討・研究活動を進めていきたい。

  • 市島春城文書の基礎的研究

    2014年  

     概要を見る

     本研究では早稲田大学図書館特別資料室に所蔵されている市島春城の旧蔵文書について、その全体像を把握しようとした。具体的には、研究補助者を雇用して、文書類の目録作成のための粗入力を行ってもらい、それを研究代表者がチェックした。また、市島の随筆刊本の内容を検討して関連する記述を拾う作業も行った。目録作成については、資料の量が予想以上に膨大であり、ヒットしたものを粗入力するだけで手一杯となってしまったが、同文書には従来まとまった目録が作成されておらず、また古典籍総合データベースも階層検索ができないため、同文書の全体構造を把握できない状況となっていたことを考えられば、同文書研究の大きな一歩を踏み出すことができたと考える。

  • 深谷博治旧蔵文書「原史料の部」の研究

    2013年  

     概要を見る

    本年度は深谷博治旧蔵文書のうち、原史料にあたる約100点の整理・目録化と翻刻、内容の検討を行なった。仮目録の番号でいうと、390から486にあたる史料である。整理の結果、原史料は大きくわけて二つに分かれていることがわかった。ひとつは、寺島宗則宛の書簡を中心とする明治期の政治家の書翰群である。これらについては内容細目を再録した目録を作成するとともに、書翰全文の翻刻作業を行なった。なかには未紹介の書翰も多く、今後これらについては何らかの形で発表したいと考えている。またもうひとつは、明治初年の度会府・度会県の民政関係のものであり、浦田長民が関与していたと思われるものが多いことから、これらは「浦田長民関係文書」と名付けるのがふさわしいとの結論に至った。特に民政関係のものが多く、内容的には、管内の住民からの陳情や、それに対する対応などを審議した形跡を窺えるものが多く、明治初年の地方民政において、民意・民情が非常に重視されていたことを窺える史料が多く、明治初年の地方行政を考える上で非常に貴重な史料であると判明した。また深谷博治という人物の史学史的検討という点からすると、これらの史料を深谷がどのような経緯で入手したのか、またこれらがどのように深谷の著作物に使用されているのかを検討していく必要があるが、時間が足りず、これらについては今後の課題となった。また原史料以外の深谷旧蔵文書についても、前年度までに目録化が完了していなかったものや、細目の入力が粗かったものについて、より詳細な記述を心がけて目録の整備を行なった。この作業においては、大庭裕介氏、渡邊桂子氏の助力を得た。ただし、予算の都合もあり、いまだ完了にはいったっていない。以上の作業結果を踏まえ、今後は、内容ごとに目録番号と資料群の構造を再構成させ、目録を最終的に完成させることが課題となる。その上で、目録のWEB公開と、史料の図書館への移管を実現させたいと考えている。

  • 渡辺幾治郎・深谷博治旧蔵文書の近代史料学的研究

    2012年  

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    研究補助者3名を雇用して、史料の整理・目録化の作業を行うとともに、本史料群と関係の深い宮内庁書陵部の所蔵史料の調査を行った。整理・目録化の作業にあたっては研究補助者に、史料の袋詰めと目録の粗入力を依頼、それを真辺がチェック・修正・記述追加するという形で作業を進めた。目録化にあたっては、簿冊表題だけではなく、内容に含まれる史料の細目まで採録し、書翰についてはおよその内容についても略記するようにした。その結果、本資料群のうち、和綴じの冊子体写本史料について、おおむね粗入力の作業を終えることができた。しかし、真辺によるチェックについてはまだ未着手の部分が残されており今後の課題となった。また、現在割り振られている文書番号は便宜的なものであるため、内容を勘案して史料配列の再構成を行い、文書番号の再振り分けを行いたいと考えているが、そうした仮番号から新番号への配列分けの作業も手付かずのまま残っている。また上記の作業と並行して、これら史料が収集される契機となった各編纂事業、具体的には、臨時帝室編修局における『明治天皇紀』編集事業、春畝公追頌会における『伊藤博文伝』編集事業、憲政史編纂会による憲政史編纂事業、貴族院五十年史編纂掛による貴族院五十年史編纂事業、早稲田大学大隈記念室における大隈重信関係文書の整理・調査事業のどのような特質が見えてくるのか、また逆に、それら事業の特色が、本史料群の史料状況にどのように反映しているのかという相互関係を明らかにすべく、検討作業を行った。特に、近年、宮内庁書陵部にて本史料群と関係の深い史料が大量に公開されていることから、それらに関する調査を、研究補助者を雇用して依頼した。ただし、これらは未だ史料状況の調査・収集の段階にとどまっており、深谷旧蔵史料との内容の比較検討の作業は手付かずとなっており、完遂にはいたっていない。今後、検討をすすめ、論文化を目指したいと考えている。なお、本年度整理した写本史料とは別に、本資料群中には、多くの現物史料が残されており、また深谷の旧蔵書籍もこれとは別に大量に残されていることが判明した。現物史料の数は約100点であり、旧蔵書籍は約300点にのぼるものと見積もられるが、これらについては全く着手できておらず、来年度以降のの課題として残されている。今後は、これらの未着手の作業に着手し、その上で、本年度の作業の結果も含めた、完成版目録の作成を期したいと考えている。

  • 渡辺幾治郎・深谷博治旧蔵文書の近代史料学的研究

    2010年  

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    本年度は、深谷旧蔵文書の目録化の作業を行った。作業にあたってはアルバイト2名を雇用し、目録の粗入力を依頼、それを真辺がチェック・修正・記述追加するという形で作業を進めた。目録化にあたっては、簿冊表題だけではなく、内容に含まれる史料の細目まで採録し、書翰についてはおよその内容についても略記するようにした。しかしこの作業は一点一点を入力するこの作業には膨大な時間がかかり、総入力点数が膨大にわたることから、全体の8割程度にあたる量の作業は完了したが、残り2割については来年度以降の課題とせざるをえなかった。しかし史料の利用者の便を考えるならば、史料内容の細目まで記した目録の整備は必須であり、今後もこの方式で目録化の作業を進めていきたいと考えている。また目録化作業完遂後は、現在割り振られている文書番号は便宜的なものであるため、内容を勘案して史料配列の再構成を行い、文書番号の再振り分けを行いたいと考えているが、そのための青写真もこれまでの目録化作業によって描くことができている。なお、当初深谷文書のみならず、渡辺文書の目録化をも行う予定であったが、深谷文書の作業のみで手いっぱいの状況であり、渡辺文書の目録作成についても今後の作業とせざるをえなかった。また上記の作業と並行して、これら史料が収集される契機となった各編纂事業、具体的には、臨時帝室編修局における『明治天皇紀』編集事業、春畝公追頌会における『伊藤博文伝』編集事業、憲政史編纂会による憲政史編纂事業、貴族院五十年史編纂掛による貴族院五十年史編纂事業、早稲田大学大隈記念室における大隈重信関係文書の整理・調査事業のどのような特質が見えてくるのか、また逆に、それら事業の特色が、本史料群の史料状況にどのように反映しているのかという相互関係を明らかにすべく、検討作業を行った。これについても、目録化の作業が途上にあることから、完遂にはいたっていない。次年度以降、目録化の作業とあわせて検討をすすめ、論文化させたいと考えている。

  • 日本近代国家形成期における反欧化主義

    2009年  

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    成果の第一としては、反欧化の立場に立っていた人物のうち、これまで研究を進めてきた西村茂樹にかんする研究をまとめ、『西村茂樹研究―明治啓蒙思想と国民道徳論』(思文閣出版)として出版したことがあげられる。また研究途上にある鳥尾小弥太に関しても、特にその仏教思想と近代政治とのかかわりについて掘り下げるために史料を読み進めることができた。近い将来、論文化したうえで、これまでの研究とまとめて研究書として出版することを視野にいれて研究を進めることが出来た。成果の第二としては、今後研究すべき対象として考えている谷干城・三浦梧楼といった人々に関する資料調査を行うことができた。特に国立国会図書館や宮内庁書陵部に所蔵されている資料の所在状況を調査したほか、明治前期の翻訳草稿を集めた資料集を購入することができ、明治政府要人の西洋認識について検討するための材料を得た。同資料集については現在読み込みを進めており、今後論文化をすすめていきたいと考えている。また「深谷博治旧蔵文書」についてもアルバイトを雇用して整理と調査を行い、同文書のうち特に重要な一部分については論文「内大臣府文書(明治天皇御手許書類)に関する基礎的研究」を目録を附載して発表することができた。成果の第三としては、論文「政党認識における「欧化」と「反欧化」」を発表し、欧化と反欧化とのせめぎあいの中からどのような政党観が生じ、それが日本の政治状況にどのような影響を及ぼしたのかということを、欧米との比較を交えながら論じることができた。個別の人物研究にとどまらず、総体としての「反欧化」の潮流が日本の近代にどのような意味を持っていたのかということを明らかにしようという試みであり、今後も、個別の人物に関する研究を進めていく一方で、さらにそれを総体的に検討し、日本近代国家・近代社会のなかでどのような歴史的意義を有しているのかということについて研究を進めていきたいと考えている。

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