2022/06/27 更新

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トバ コウジ
鳥羽 耕史
所属
文学学術院 文学部
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教授
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学歴

  • 1996年04月
    -
    2002年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   日本文学専攻博士後期課程  

  • 1993年04月
    -
    1996年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   日本文学専攻修士課程  

  • 1987年04月
    -
    1991年03月

    北海道大学   文学部   文学科国語国文学専攻  

学位

  • 2005年10月   早稲田大学   博士(文学)

  • Waseda University   Ph. D. in Literature

  • 1996年03月   早稲田大学   修士(文学)

  • Waseda University   MA in Literature

経歴

  • 2012年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   教授

  • 2011年04月
    -
    2012年03月

    早稲田大学   文学学術院   准教授

  • 2009年04月
    -
    2011年03月

    徳島大学   大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部   准教授

  • 2007年04月
    -
    2009年03月

    徳島大学   総合科学部   准教授

  • 2004年04月
    -
    2007年03月

    徳島大学   総合科学部   助教授

  • 2002年04月
    -
    2004年03月

    徳島大学   総合科学部   講師

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所属学協会

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

  •  
     
     

    昭和文学会

  •  
     
     

    日本文学協会

  •  
     
     

    日本近代文学会

 

研究分野

  • 日本文学

研究キーワード

  • 記録映画

  • 杉浦明平

  • 安部公房

  • 芸術運動

  • 戦後文学

  • ルポルタージュ

  • アヴァンギャルド

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論文

  • 書評 孫軍悦著『現代中国と日本文学の翻訳 : テクストと社会の相互形成史』

    鳥羽 耕史

    日本近代文学 = Modern Japanese literary studies   105   158 - 161  2021年11月

    CiNii

  • 《追悼》戦後日本における池田龍雄

    鳥羽耕史

    あいだ   ( 257 ) 2 - 27  2021年03月  [招待有り]  [国内誌]

  • 戦後民主主義の輝きと美術――「美術運動」復刻版出版の意義について

    鳥羽耕史

    美術運動   ( 147 ) 24 - 25  2020年03月

  • 書評 河西英通著『「社共合同」の時代――戦後革命運動史再考』

    鳥羽耕史

    社会文学   ( 51 ) 194 - 196  2020年03月  [査読有り]  [招待有り]

  • 蔵書のリレー――浜賀知彦コレクションについて

    鳥羽耕史

    神奈川近代文学館年報     11 - 16  2019年08月  [招待有り]

  • On the Relationship between Documentary Films and Magic Lanterns in 1950s Japan

    Koji Toba

    Arts   8 ( 2 ) 64-1 - 64-10  2019年05月  [査読有り]

     概要を見る

    In this paper, I explore three cases from postwar Japanese media history where a single topic inspired the production of both documentary films and magic lanterns. The first example documents the creation of Maruki and Akamatsu’s famed painting Pictures of the Atomic Bomb. A documentary and two magic lantern productions explore this topic through different stylistic and aesthetic approaches. The second example is School of Echoes, a film and magic lantern about children’s education in rural Japan. The documentary film blurs distinctions between the narrative film and documentary film genres by utilizing paid actors and a prewritten script. By contrast, the original subjects of the documentary film appear as themselves in the magic lantern film. Finally, the documentary film Tsukinowa Tomb depicts an archeological excavation at the site named in the title. Unlike the monochrome documentary film, the magic lantern version was made on color film. Aesthetic and material histories of other magic lanterns include carefully hand-painted monochrome films. Monochrome documentary films in 1950s Japan tended to emphasize narrative and political ideology, while magic lantern films projected color images in the vein of realism. Through these examples of media history, we can begin to understand the entangled histories of documentary film and magic lanterns in 1950s Japan.

    DOI

  • ”明治百年”と未来の共和国の幽霊――安部公房『榎本武揚』の戯曲化をめぐって

    鳥羽耕史

    国文学研究   ( 187 ) 68 - 79  2019年03月  [査読有り]

  • 蔵書から作家の思考に迫る:大西巨人蔵書一万冊調査の成果

    鳥羽耕史

    図書新聞   ( 3360 ) 10 - 10  2018年07月

  • 書評 リチャード・F・カリチマン『国家を超えて : 安部公房の作品における時間、書くこと、そして共同体』

    鳥羽耕史

    日本研究   ( 56 ) 218 - 221  2017年10月

    DOI

  • 開高健とニューヨーク

    鳥羽耕史

    週刊NY生活   ( 646 ) 16 - 16  2017年09月

  • 安部公房とニューヨーク

    鳥羽耕史

    週刊NY生活   ( 639 ) 16 - 16  2017年07月

  • 書評 日本社会文学会編『社会文学の三〇年――バブル経済 冷戦崩壊 3・11』

    鳥羽耕史

    日本文学   66 ( 4 ) 92 - 93  2017年04月  [査読有り]

  • 安部公房の生政治/死政治――「事業」から「R62号の発明」へ

    鳥羽耕史

    国文学研究   ( 180 ) 91 - 101  2016年10月

  • 記録映画、テレビ、サブカルチャー研究とアーカイブの現状

    鳥羽耕史

    日本近代文学   ( 94 ) 212 - 218  2016年05月  [査読有り]

    DOI

  • 文壇とその外部――一九五〇年代のサークル詩集、生活記録集の編集をめぐって

    鳥羽耕史

    文学   17 ( 3 ) 198 - 213  2016年05月

  • 小池玲子さんと中川曠人先生のこと

    鳥羽耕史

    たちばな   ( 71 ) 6 - 7  2016年03月

     概要を見る

    小池玲子、中川曠人『詩と追想 碧いガラスの靴と武甲山』影書房、2015の紹介。

  • 安部公房と旭川

    鳥羽耕史

    旭川文学資料友の会通信   ( 16 ) 6 - 6  2015年12月

  • 「明暗」の言語宇宙

    中島国彦, 鳥羽耕史, ロズラン・エマニュエル, 朴裕河, 堀江敏幸, 蜂飼耳, 源貴志, 小山慶太

    早稲田大学総合人文科学研究センター研究誌   3   449 - 459  2015年10月

  • 没後50年の江戸川乱歩――偉大なる中継点

    鳥羽耕史

    WASEDA ONLINE    2015年10月

  • 「記録」としての幻灯――機動性を持つ社会運動のメディア

    鳥羽耕史

    スプートニク     55 - 57  2015年10月

  • 書評 内藤由直著『国民文学のストラテジー——プロレタリア文学運動批判の理路と隘路』

    鳥羽耕史

    昭和文学研究   ( 70 ) 55 - 57  2015年03月

  • 廃兵と原爆——大田洋子に見る戦争の記憶

    鳥羽耕史

    比較文学年誌   ( 51 ) 62 - 70  2015年03月

  • 安部公房とテレビ——SFと「記録」

    鳥羽耕史

    AMC JOURNAL(AMCジャーナル 芸術情報センター活動報告書)   1   142 - 155  2015年03月

  • 日本研究における国際性とは

    鳥羽耕史

    早稲田大学国際日本文学・文化研究所(WIJLC) News Letter   ( 7 ) 4 - 4  2015年02月

  • 地図で見る サークル文化の勃興

    鳥羽耕史監修

    週刊 新発見!日本の歴史   ( 45 ) 16 - 17  2014年05月

  • 討論

    宇野田尚哉, 鳥羽耕史, 道場親信, 竹内栄美子, 申知瑛, 玄善允

    日本学報   33   139 - 145  2014年03月

  • 辺境からFrontierへ——The Frontier Within: Essays by Abe Kōbō書評

    鳥羽耕史

    JunCture 超域的日本文化研究   ( 05 ) 160 - 162  2014年03月

  • 安部公房の父・安部浅吉について

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   55 ( 1 ) 38 - 40  2014年01月

  • 『三人』から『VILLON』まで——富士正晴の同人誌

    鳥羽耕史

    徳島ペンクラブ選集   31   20 - 23  2013年12月

  • 安部公房と演劇、映画、テレビ、ラジオの仕事について

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   54 ( 3 ) 34 - 35  2013年08月

  • 安部公房が描いた2013年

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   54 ( 2 ) 34 - 35  2013年04月

  • 商品としての/商品についての小説——開高健「巨人と玩具」と吉行淳之介「男と女の子」

    鳥羽耕史

    敍説   3 ( 9 ) 2 - 14  2013年03月

  • 「実験場1950s」展レビュー

    鳥羽耕史

    繍   ( 25 ) 183 - 199  2013年03月

  • 목각 連環画연환화 로 본 돈아시아의 連環연환 (木刻連環画にみる東アジアの連関)

    鳥羽耕史, 李先胤訳

    사막과 무늬   1   62 - 72  2013年02月

  • 安部公房の「天使」と岡本太郎の「電撃」——啓示としての過去の出現

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   54 ( 1 ) 35 - 37  2013年01月

  • 書評 友田義行著『戦後前衛映画と文学——安部公房×勅使河原宏』

    鳥羽耕史

    日本文学   61 ( 9 ) 72 - 73  2012年09月

    DOI

  • 桂川寛さんのこと

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   53 ( 3 ) 34 - 35  2012年07月

  • 三島由紀夫と安部公房のボクシング——ラジオドラマの実験について

    鳥羽耕史

    三島由紀夫研究   ( 12 ) 60 - 68  2012年06月

  • 安部公房原作映画「友達」のリバイバル上映

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   53 ( 2 ) 24 - 27  2012年04月

  • 没後十九年目の安部公房研究

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   53 ( 2 ) 46 - 47  2012年04月

  • 研究動向 ルポルタージュ

    鳥羽耕史

    昭和文学研究   ( 64 ) 160 - 162  2012年03月

  • メディア実験と他者の声——安部公房「チャンピオン」と「時の崖」

    鳥羽耕史

    国文学研究   ( 166 ) 12 - 23  2012年03月  [査読有り]

  • 「へたくそ詩」再評価のために——『祖国の砂』と『京浜の虹』の性格について(付総目次・索引)

    鳥羽耕史

    早稲田大学大学院文学研究科紀要. 第3分冊   ( 57 ) 3 - 19  2012年02月

  • 安部公房とバッタ塚——開高健「パニック」から「虫は死ね」へ

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   53 ( 1 ) 32 - 34  2012年01月

  • まず「現場」があった——ルポルタージュの時代

    池田龍雄, 鳥羽耕史

    あいだ   ( 188 ) 2 - 31  2011年11月

  • 早稲田の安部公房

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   52 ( 4 ) 32 - 33  2011年10月

  • 安部公房から筒井康隆へ—パヴロフ的言語とフロイト的言語—

    鳥羽耕史

    国文学 解釈と観賞   76 ( 9 ) 98 - 103  2011年09月

  • 国際安部公房ワークショップ報告—ニューヨーク、京都から旭川へ—

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   52 ( 2 ) 24 - 26  2011年04月

  • 『人民文学』論—「党派的」な「文学雑誌」の意義—

    鳥羽耕史

    社会文学   ( 33 ) 28 - 44  2011年02月

  • 二十一世紀のガリ版刷『原爆詩集』—平和運動と「海賊版」—

    鳥羽耕史

    本の手帳   ( 10 ) 46 - 49  2011年01月

  • 『生活と文学』総目次

    鳥羽耕史

    徳島大学総合科学部言語文化研究   18   35 - 59  2010年12月

  • 小松左京『日本沈没』とその波紋—高度成長の終焉から「J回帰」まで—

    鳥羽耕史

    日本文学   59 ( 11 ) 14 - 26  2010年11月  [査読有り]

    DOI

  • 書評 呉美姃著『安部公房の〈戦後〉 植民地経験と初期テクストをめぐって』

    鳥羽耕史

    昭和文学研究   ( 61 ) 135 - 137  2010年09月

  • 『綜合文化』と花田清輝の芸術運動

    鳥羽耕史

    社会評論   ( 162 ) 8 - 10  2010年07月

  • 書評 竹内栄美子著『戦後日本、中野重治という良心』

    鳥羽耕史

    日本近代文学   ( 82 ) 329 - 332  2010年05月

  • 証言と資料・文学雑誌『人民文学』の時代—元発行責任者・柴崎公三郎氏へのインタビュー—

    道場親信, 鳥羽耕史

    和光大学現代人間学部紀要   ( 3 ) 209 - 237  2010年03月

    CiNii

  • 合同研究会の経緯と成果

    鳥羽耕史

    原爆文学研究   ( 8 ) 210 - 212  2009年12月

  • 太宰治と花田清輝—県立図書館で「生誕100年展」—

    鳥羽耕史

    徳島新聞   ( 23541 ) 12 - 12  2009年09月

  • 太宰治と徳島

    鳥羽耕史

    『太宰治資料展 照本勝紹コレクション』(徳島県立文学書道館)     4 - 5  2009年08月

  • 安部公房と北海道の荒野

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   50 ( 3 ) 40 - 41  2009年07月

  • 岡本太郎の徳島体験〈上〉〈下〉

    鳥羽耕史

    徳島新聞   ( 23429-23430 ) 12 - 13  2009年06月

  • ガラスのかけらの痛み—新藤兼人監督の原爆映画—

    鳥羽耕史

    『新藤兼人監督に贈る』(ガリ版の灯を守る会)     1 - 3  2009年06月

  • 大西巨人と『現代芸術』

    鳥羽耕史

    『走り続ける作家 大西巨人』(福岡市文学館)     30 - 30  2008年11月

  • 世代論・座談会論・サークル論—花田清輝・吉本隆明論争—

    鳥羽耕史

    現代思想   36 ( 11 ) 144 - 157  2008年08月

  • 自著を語る—『運動体・安部公房』—

    鳥羽耕史

    IAS NEWS(徳島大学総合科学部広報)   13   26 - 26  2008年04月

  • 安部公房「砂の女」—性的な戦略について—

    鳥羽耕史

    国文学 解釈と鑑賞   73 ( 4 ) 121 - 126  2008年04月

  • 紙の中の不可耕土—開高健『ロビンソンの末裔』—

    鳥羽耕史

    昭和文学研究   ( 56 ) 97 - 110  2008年03月

  • 安部公房の起点〈上〉〈中〉〈下〉

    鳥羽耕史

    徳島新聞   ( 22981-22983 ) 8,12,15 - 8,12,15  2008年03月

  • 『新日本文学』の富士正晴

    鳥羽耕史

    CABIN   ( 10 ) 20 - 26  2008年03月

  • 安部公房と四国

    鳥羽耕史

    郷土誌あさひかわ   49 ( 1 ) 40 - 41  2008年01月

  • 私の一品一作—安部公房『壁』—

    鳥羽耕史

    ことのは   ( 20 ) 6 - 6  2008年01月

  • 書きたいテーマ・出したい本—「記録」の時代としての一九五〇年代—

    鳥羽耕史

    出版ニュース   ( 2118 ) 43 - 43  2007年12月

  • 戦後民衆精神史

    成田龍一, 道場親信, 鳥羽耕史, 池田雅人

    現代思想   35 ( 17 ) 205 - 229  2007年12月

  • 映像のスガモプリズン—「壁あつき部屋」と「私は貝になりたい」—

    鳥羽耕史

    現代思想   35 ( 10 ) 124 - 137  2007年08月

  • 正確な照準に捉えられた現在—書評『未完結の問い』(大西巨人 聞き手=鎌田哲哉)—

    鳥羽耕史

    思想運動   ( 785 ) 7 - 7  2007年07月

  • 文学館の役割—貴司山治展とブンガクな時代展をめぐって—

    鳥羽耕史

    日本近代文学   ( 76 ) 339 - 342  2007年05月

  • キャッチャー・岡本太郎—〈夜の会〉前後の芸術運動—

    鳥羽耕史

    國文學 解釈と教材の研究   52 ( 2 ) 52 - 60  2007年02月

  • サークル誌ネットワークの可能性—『人民文学』と『新日本文学』から見る戦後ガリ版文化—

    鳥羽耕史

    昭和文学研究   ( 52 ) 25 - 37  2006年03月

  • 月曜書房版『壁』について—共同制作としての書物—

    鳥羽耕史

    国文学年次論文集『近代IV』     91 - 97  2006年02月

  • 記録される現実をつくる記録—1950年代のダムとルポルタージュ—

    鳥羽耕史

    思想   ( 980 ) 129 - 143  2005年12月

  • 実践としての寓話—安部公房とイソップ—

    鳥羽耕史

    国文学 解釈と鑑賞   70 ( 11 ) 72 - 77  2005年11月

  • 富士正晴の世界(1)〜(4)

    鳥羽耕史

    徳島新聞6月17日〜21日    2005年06月

  • エディター・富士正晴

    鳥羽耕史

    『竹林の隠者 富士正晴展』(徳島県立文学書道館)     16 - 17  2005年06月

  • 『人民文学』総目次

    鳥羽耕史

    徳島大学総合科学部言語文化研究   12   91 - 159  2005年02月

  • 〈夜の会〉〈世紀の会〉〈綜合文化協会〉活動年表

    鳥羽耕史

    徳島大学国語国文学   ( 17 ) 14 - 34  2004年03月

  • 〈世紀の会〉と安部公房を語る—桂川寛氏インタビュー—

    鳥羽耕史

    徳島大学総合科学部言語文化研究   11   115 - 150  2004年02月

  • S・カルマ氏の剽窃—「壁」のインターテクスチュアリティ—

    鳥羽耕史

    国文学研究   ( 141 ) 57 - 67  2003年10月  [査読有り]

  • 安部公房の戦後—真善美社から〈世紀の会〉へ—

    鳥羽耕史

    國文學 解釈と教材の研究   48 ( 5 ) 32 - 39  2003年04月

  • 『壁』関連テクストにおけるゴチック体—安部公房のタイポグラフィ—

    鳥羽耕史

    徳島大学国語国文学   ( 16 ) 1 - 6  2003年03月

  • 月曜書房版『壁』について—共同制作としての書物—

    鳥羽耕史

    徳島大学総合科学部言語文化研究   10   95 - 107  2003年02月

  • 何が「壁」なのか—安部公房「壁」についての書誌的ノート—(下)

    鳥羽耕史

    文藝と批評   9 ( 5 ) 52 - 65  2002年05月

  • 「諷刺小説」から「ルポルタージュ」へ—杉浦明平『ノリソダ騒動記』の成立—

    鳥羽耕史

    昭和文学研究   ( 44 ) 27 - 39  2002年03月

  • 何が「壁」なのか—安部公房「壁」についての書誌的ノート—(上)

    鳥羽耕史

    文藝と批評   9 ( 4 ) 68 - 81  2001年11月

  • 宮沢賢治フィルモグラフィー—二〇〇〇年一月〜一二月—

    鳥羽耕史

    宮沢賢治研究Annual   ( 11 ) 118 - 119  2001年03月

  • 「デンドロカカリヤ」と前衛絵画—安部公房の「変貌」をめぐって—

    鳥羽耕史

    日本近代文学   ( 62 ) 98 - 111  2000年05月  [査読有り]

  • ルポルタージュ・シリーズ『日本の証言』について—〈現在の会〉は何を見たのか—

    鳥羽耕史

    文藝と批評   8 ( 10 ) 41 - 57  1999年11月

  • 二つの結婚式場をめぐって

    鳥羽耕史

    アクター   ( 31 ) 3 - 3  1999年03月

  • 宮沢賢治フィルモグラフィー—一九九八年一月—一二月—

    鳥羽耕史作成, 渡辺泰協力

    宮沢賢治研究Annual   ( 9 ) 106 - 107  1999年03月

  • <家>と革命 : 安部公房『飢餓同盟』(近代部門,第十八回研究発表大会・発表要旨)

    鳥羽 耕史

    日本文学   47 ( 6 ) 90 - 90  1998年06月

    DOI CiNii

  • 宮沢賢治フィルモグラフィー—一九九六年一月—一九九七年一二月—

    鳥羽耕史作成, 渡辺泰協力

    宮沢賢治研究Annual   ( 8 ) 132 - 142  1998年03月

  • 安部公房「可愛い女」—可能性としてのミュージカルス—

    鳥羽耕史

    比較文化   3   235 - 250  1998年01月

  • 安部公房『第四間氷期』—水のなかの革命—

    鳥羽耕史

    国文学研究   ( 123 ) 106 - 116  1997年10月  [査読有り]

  • 「国境」の思考—安部公房とナショナリティ—

    鳥羽耕史

    文藝と批評   8 ( 5 ) 41 - 50  1997年05月

  • 安部公房「名もなき夜のために」—大山定一訳『マルテの手記』との関係において—

    鳥羽耕史

    比較文化   2   473 - 487  1996年11月

  • 記録と芸術のあいだで—安部公房のルポルタージュ—

    鳥羽耕史

    繍   ( 7 ) 61 - 70  1995年03月

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書籍等出版物

  • 『戦後日本の傷跡 = The scars of post-war Japan』

    坪井, 秀人( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「母の死とオリンピック――古田幸『おかあさんのばか』のメディア展開をめぐって」)

    臨川書店  2022年02月 ISBN: 9784653045175

  • 『対抗文化史 冷戦期日本の表現と運動』

    宇野田尚哉, 坪井秀人( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「第6章 きりえ画家・滝平二郎の誕生――連環画から挿絵へ」)

    大阪大学出版会  2021年10月 ISBN: 9784872597394

  • 『大宅壮一文庫解体新書 : 雑誌図書館の全貌とその研究活用』

    阪本, 博志( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「二一世紀における大宅文庫の可能性」)

    勉誠出版  2021年05月 ISBN: 9784585300014

  • 『〈作者〉とは何か 継承・占有・共同性』

    ハルオ・シラネ, 鈴木登美, 小峯和明, 十重田裕一( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「コラム サークル運動と〈作者〉」)

    岩波書店  2021年03月 ISBN: 9784000614597

  • 『渋谷実 巨匠にして異端』

    志村三代子, 角尾忠信編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「ルポルタージュを劇映画にするということ――『気違い部落』とその周辺」)

    水声社  2020年10月 ISBN: 9784801005105

  • 『〈戦後文学〉の現在形』

    紅野謙介, 内藤千珠子, 成田龍一編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「コラム4 サークル運動」、「安部公房『箱男』 開放系としての箱」)

    平凡社  2020年10月 ISBN: 9784582838503

  • 『『現代詩』復刻版別冊 解題・総目次・執筆者索引』

    澤正宏, 加藤邦彦, 田口麻奈, 鳥羽耕史( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「政治・芸術運動のなかでの『現代詩』」)

    三人社  2020年04月 ISBN: 9784866910048

  • 『戦後日本文化再考』

    坪井秀人編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「歴史の開発 『月の輪古墳』をめぐって」)

    三人社  2019年10月 ISBN: 9784866912295

    ASIN

  • 『転形期のメディオロジー――一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成』

    鳥羽耕史, 山本直樹編( 担当: 共編者(共編著者))

    森話社  2019年09月 ISBN: 9784864051415

    ASIN

  • 『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ――東アジアの文学を見直す』

    河野貴美子, Wiebke DENECKE, 新川登亀男, 陣野英則編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「戦後文学史における「文」の展開」)

    勉誠出版  2019年05月 ISBN: 9784585294931

    ASIN

  • 『記録映画アーカイブ3 戦後史の切断面 公害・若者たちの叛乱・大阪万博』

    丹羽美之, 吉見俊哉編( 担当: 分担執筆)

    東京大学出版会  2018年07月 ISBN: 9784130032520

     概要を見る

    「第4章 公害と記録映画――大気汚染から放射能汚染まで」を分担執筆。

    ASIN

  • 『獄中十八年』(講談社文芸文庫)

    徳田球一, 志賀義雄( 担当: その他)

    講談社  2017年12月 ISBN: 9784062903684

     概要を見る

    解説「戦後の共産党・獄中記ブームと『獄中十八年』」を執筆。

    ASIN

  • 『日本近代文学年表』

    石﨑等, 石割透, 大屋幸世, 木谷喜美枝, 鳥羽耕史, 中島国彦編( 担当: 共編者(共編著者))

    鼎書房  2017年02月 ISBN: 9784907282301

    ASIN

  • 『「サークルの時代」を読む : 戦後文化運動研究への招待』

    宇野田尚哉, 川口隆行, 坂口博, 鳥羽耕史, 中谷いずみ, 道場親信編( 担当: 共編者(共編著者))

    影書房  2016年12月 ISBN: 9784877144678

    ASIN

  • 『西足寄、日高門別、石狩の子ら : 一九五〇年代北海道のルポルタージュと児童文学』

    平中忠信, 良信治, 著, 鳥羽耕史編( 担当: 編集)

    早稲田大学文学学術院鳥羽耕史研究室  2016年09月

  • 『アジア遊学199 衝突と融合の東アジア文化史』

    河野貴美子, 王勇編( 担当: 分担執筆)

    勉誠出版  2016年08月 ISBN: 9784585226659

     概要を見る

    「東アジア連環画の連環――中国から日本、韓国へ」を分担執筆。

    ASIN

  • 『검열의 제국――문화의 통제와 재생산』(検閲の帝国——文化の統制と再生産)

    정근식·한기형·이혜령·고노 겐스케·고영란, 鄭根埴, 韓基亨, 李惠鈴, 紅野謙介, 高榮蘭編( 担当: 分担執筆)

    푸른역사(青い歴史)  2016年02月 ISBN: 9791156120650

     概要を見る

    『検閲の帝国——文化の統制と再生産』(新曜社、2014年)の韓国語版。도바 고지鳥羽耕史、류충희・김미정 옮김「‘원폭시인’ 상像의 형성과 검열/편집: 도게 산키치峠三吉의 텍스트가 놓여 있던 정치적 환경」を担当。

  • 『ひとびとの精神史 第3巻 六〇年安保――1960年前後』

    栗原彬編( 担当: 分担執筆)

    岩波書店  2015年09月 ISBN: 9784000288033

     概要を見る

    「坂本九――「脱」政治化する大衆文化」を執筆。

  • 『杉浦明平 暗夜日記 1941-45 戦時下の東京と渥美半島の日常』

    若杉美智子, 鳥羽耕史編( 担当: 共編者(共編著者))

    一葉社  2015年07月 ISBN: 9784871960571

     概要を見る

    「解説 「暗い夜」の夢想から戦後の活躍の助走へ」を執筆した共編著。

    ASIN

  • 『『現在』解説・解題 回想 総目次 索引』

    鳥羽耕史, 小田三月( 担当: 共著)

    三人社  2015年07月

     概要を見る

    「解説・解題」を執筆。

  • 『文藝別冊 KAWADE夢ムック 生誕85年記念総特集 開高健 体験からの文学』

    河出書房新社編集部編( 担当: 分担執筆)

    河出書房新社  2015年06月 ISBN: 9784309978611

     概要を見る

    「紙と真実 開高健の知的探求について」pp.68-74、「開高健作品ガイド ノンフィクション」pp.218-220を分担執筆、再録。

    ASIN

  • 『「いま日鋼争議六〇年を語りつぐ集い」によせて』

    鳥羽耕史( 担当: 分担執筆)

    ぐりんぴーす  2015年02月

     概要を見る

    「安倍公房の話期待したが」p.16を分担執筆。

  • 『『ルポルタージュ 日本の証言』解説・解題 関連参考資料』

    鳥羽耕史( 担当: 単著)

    三人社  2014年12月 ISBN: 9784906943906

  • 『検閲の帝国——文化の統制と再生産』

    紅野謙介, 高榮蘭, 鄭根埴, 韓基亨, 李惠鈴編( 担当: 分担執筆)

    新曜社  2014年08月 ISBN: 9784788514010

     概要を見る

    鳥羽耕史「「原爆詩人」像の形成と検閲/編集――峠三吉のテクストが置かれてきた政治的環境」を分担執筆。

    ASIN

  • 『記録映画アーカイブ2 戦後復興から高度成長へ 民主教育・東京オリンピック・原子力発電』

    丹羽美之, 吉見俊哉編( 担当: 分担執筆)

    東京大学出版会  2014年07月 ISBN: 9784130032513

    ASIN

  • 『近代文学年表 増補版』(4版、共編)

    年表の会(石崎等, 石割透, 大屋幸世, 木谷喜美枝, 中島国彦, 鳥羽耕史, 編

    双文社出版  2014年03月 ISBN: 9784881640937

  • 『安部公房 メディアの越境者』(編著)

    鳥羽耕史編

    森話社  2013年12月 ISBN: 9784864050555

  • 『安部公房を語る 郷土誌「あさひかわ」の誌面から』(共著)

    渡辺三子, 田中スエコ編

    あさひかわ社  2013年12月 ISBN: 9784990752507

  • 『東北文学事典』(共著)

    日本近代文学会東北支部編

    勉誠出版  2013年06月 ISBN: 9784585200161

  • 『震災後に読む文学』(共著)

    堀内正規編

    早稲田大学出版部  2013年03月 ISBN: 9784657133021

  • 『戦争を〈読む〉』(共著)

    石川巧, 川口隆行編

    ひつじ書房  2013年03月 ISBN: 9784894766440

  • 『生誕一〇〇年 杉浦明平の眼 ルポルタージュ——自己を見失わない生き方から小説・批評・エッセイへの軌跡』

    田原市博物館編( 担当: 分担執筆)

    田原市博物館  2013年01月

  • 『現代社会学事典』(共著)

    見田宗介顧問, 大澤真幸, 吉見俊哉, 鷲田清一編

    弘文堂  2012年12月 ISBN: 9784335551482

  • 『「戦後」日本映画論 一九五〇年代を読む』(共著)

    ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編

    青弓社  2012年10月 ISBN: 9784787273246

  • 『実験場1950s』(共著)

    鈴木勝雄, 桝田倫広, 大谷省吾編

    東京国立近代美術館  2012年10月 ISBN: 9784907102005

  • 『日本語文章・文体・表現事典(縮刷版)《文学編》小説・詩・短歌・俳句名作の表現[実例]鑑賞』(共著)

    中村明, 十重田裕一, 宗像和重編

    朝倉書店  2012年06月 ISBN: 9784254510423

  • 『記録映画アーカイブ1 岩波映画の1億フレーム』(共著)

    丹羽美之, 吉見俊哉編

    東京大学出版会  2012年05月 ISBN: 9784130032506

  • 『アクター縮刷版 もうひとつの新劇史』(分担執筆「二つの結婚式場をめぐって」、p.113-113/212)

    池田一臣編

    現代劇センター真夏座  2012年03月

  • 『杉浦明平を読む “地域”から“世界”へ—行動する作家の全軌跡』(共著)

    別所興一, 鳥羽耕史, 若杉美智子

    風媒社  2011年08月 ISBN: 9784833120746

  • 『『人民文学』 解説・解題・回想・総目次・索引(DVD付)』(共著)

    鳥羽耕史, 道場親信, 柴崎公三郎

    不二出版  2011年08月 ISBN: 9784835066424

  • 『太宰治研究19』(共著)

    山内祥史編

    和泉書院  2011年06月 ISBN: 9784757605916

  • 『日本語文章・文体・表現事典』(共著)

    中村明, 佐久間まゆみ, 高崎みどり, 十重田裕一, 半沢幹一, 宗像和重編

    朝倉書店  2011年06月 ISBN: 9784254510379

  • 『貴司山治研究 〈「貴司山治全日記DVD版」別冊〉』(共著)

    貴司山治研究会編

    不二出版  2011年01月 ISBN: 9784835059891

  • 『宮澤賢治イーハトヴ学事典』(共著)

    天沢退二郎, 金子務, 鈴木貞美編

    弘文堂  2010年12月 ISBN: 9784335950377

  • 『1950年代 「記録」の時代』(単著)

    鳥羽耕史

    河出書房新社  2010年12月 ISBN: 9784309624235

  • 『石川淳と戦後日本 日文研叢書』(共著)

    ウィリアム・J・タイラー, 鈴木貞美編

    国際日本文化研究センター  2010年04月 ISBN: 9784623056170

  • 『石川淳と戦後日本 日文研叢書45』(共著)

    ウィリアム・J・タイラー, 鈴木貞美編

    国際日本文化研究センター  2010年03月 ISBN: 9784901558501

  • 『KAWADE夢ムック 文藝別冊 開高健 生誕80年記念総特集』(共著)

    河出書房新社  2010年01月 ISBN: 9784309977294

  • 『『綜合文化』解説・総目次・索引』(単著)

    鳥羽耕史

    不二出版  2009年10月 ISBN: 9784835051642

  • 『戦後日本スタディーズ1 40・50年代』(共著)

    岩崎稔, 上野千鶴子, 北田暁大, 小森陽一, 成田龍一編

    紀伊國屋書店  2009年09月 ISBN: 9784314010528

  • 『運動体・安部公房』(単著)

    鳥羽耕史

    一葉社  2007年05月 ISBN: 9784871960373

  • 『現代女性作家読本5松浦理英子』(共著)

    清水良典編

    鼎書房  2006年06月 ISBN: 4907846363

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Misc

Works(作品等)

  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭関連企画「幻灯の映した昭和―絵本と炭鉱―」

    鷲谷花, 岡田秀則, 鳥羽耕史  芸術活動 

    2019年10月
     
     

     概要を見る

    幻灯『失業と合理化問題―ボタ山の火を消すな』のナレーション担当。

  • 「『青春の設計』から『燃えつきた地図』へ」というタイトルで映画上映、およびUCLAのジョン・リージャー(John Leisure)とのトーク。「安部公房の燃えなかった家(Abe Kobo's Houses not to be burnt)」という短い発表を含む。

    芸術活動 

    2018年09月
    -
     

  • 「池田龍雄を貫くもの―ルポルタージュからパフォーマンス、オブジェまで」というタイトルで池田龍雄氏と記念対談

    芸術活動 

    2018年05月
     
     

  • 1950年代 幻灯上映会で、幻灯「松川事件 1951」のナレーション担当後、鷲谷花氏、道場親信氏とトークセッション(原爆の図丸木美術館)

    芸術活動 

    2015年04月
    -
     

  • たいめいシネマ特別上映:みらい館大明幻灯上映会で、幻灯「トラちゃんと花嫁」のナレーション担当(みらい館大明)

    芸術活動 

    2014年08月
    -
     

  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭「やまがたと映画」プログラム中の「幻灯の映す家族」で、幻灯「痛くないお産 第一部 無痛分娩の知識」のナレーション担当(山形美術館)

    芸術活動 

    2013年10月
    -
     

  • 「映像をめぐる冒険vol.5 記録は可能か。」展における幻灯「みんなで守ろう 水俣のたたかい」のナレーション担当(東京都写真美術館)

    芸術活動 

    2012年12月
    -
    2013年01月

  • 「岩波映画「佐久間ダム」の水脈展」の展示構成(記録映画保存センター主催、株式会社21インコーポレーション共催)

    芸術活動 

    2009年04月
    -
    2009年05月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 高度成長期のマスメディアとサークルの「記録」との相互関係についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2025年03月
     

    鳥羽 耕史

  • 近現代日本の社会運動組織による「スクリーンのメディア」活用の歴史・地域的展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    鷲谷 花, 土居 安子, 紙屋 牧子, 岡田 秀則, 吉原 ゆかり, アン ニ, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    2018年度は、占領期の貴重な資料を何点か新たに発見、修復・保存作業を完了した。徳島キネマミュージアムの所蔵フィルム資料に、1946~47年に製作された近藤日出造作画『新日本の種まき』と、戦時中から継続して製作されていた幻灯によるニュース『幻燈月報』が含まれているのを発見、修復作業を行った。また、大原社会問題研究所に1951年に中国で刊行された連環画本『松川事件』が所蔵されていることを確認し、修復・保存・デジタル化作業を行った。
    高畑勲監督『太陽の王子ホルスの大冒険』の原作となったものの、従来ほとんど内容を知られていなかった人形座『春楡の上に太陽』の台本を確認し、当時の関係者にインタビューを行ったことで、国民的歴史学運動の流れを汲む人形劇が、高畑勲・宮崎駿・大塚康生らが参加した東映アニメーション映画の初期の代表作に繋がる系譜を確認した。
    版画家鈴木賢二の幻灯作品紹介を中心とする原爆の図丸木美術館「1950年代幻灯上映会」(2018年6月23日)、川崎市市民ミュージアム「かこさとし幻灯上映会」(2018年8月19日)ほかで、幻灯フィルムと幻灯機による一般向けの上映を行った。また、神戸映画資料館にて、望月優子の出演及び監督作品を上映し、映画俳優・映画監督・社会活動家としてのユニークな実績を再検証する「望月優子特集上映」(2018年12月28日)を開催した。
    以上の研究実績については、鷲谷花「美しい悪魔の妹たち:『太陽の王子 ホルスの大冒険』にみる戦後日本人形劇史とアニメーション史の交錯」(『ユリイカ』2018年7月号)、鷲谷花「マンガ・プロジェクション―戦後日本大衆文化におけるマンガ・劇画のスクリーン映写」(光岡寿郎、大久保遼(編)『スクリーン・スタディーズ:デジタル時代の映像/メディア経験』東京大学出版会、2019年1月)ほかで発表した。

  • 占領期ローカルメディアに関する資料調査および総合的考察

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2021年03月
     

    大原 祐治, 水溜 真由美, 仁平 政人, 川口 隆行, 天野 知幸, 石川 巧, 森岡 卓司, 鈴木 貴宇, 佐藤 泉, 坪井 秀人, 鳥羽 耕史, 光石 亜由美, 牧 義之

     概要を見る

    共同研究の第3年目にあたる今年度は、研究成果の取りまとめと公開に向け、『地方総合文芸雑誌事典(仮)』の企画を立てることから出発した。
    占領期における地方雑誌は、ごく小規模の職域サークルや青年会などを刊行母体とするものから、戦時下の一県一紙体制によって統合された地方新聞社を刊行母体とするものまで大小様々に存在し、その刊行点数は膨大である。従って、そのすべてを視野に入れ、地方雑誌の全容を一度に把握することは難しい。本共同研究では、このような限界について改めて認識した上で、まずは各都道府県においてもっと規模が大きく明確な特徴をもった雑誌群に着目することを優先することとした。
    具体的な方針としては、地方新聞社等、相対的に大きな刊行母体を持つ地方雑誌に焦点を絞り、その概要を把握するとともに、それらの雑誌における都道府県間での差異や特徴を可視化し、その調査研究の成果を一つの事典としてまとめることを確認するに至った。この事典の版元としては、地方出版史を含む出版文化史全般に関する資料を多く刊行すると共に、古書店として地方出版物を多く取り扱い、豊かなノウハウを有する金沢文圃閣(石川県金沢市、代表・田川浩之氏)に協力を得ることができた。
    すでに事典の刊行趣意書をまとめた上、共同研究者以外の研究者を含む執筆者の選定も終え、執筆依頼を行うところまで作業は進展している。年間の活動としては、出版企画の打ち合わせと資料の探索を兼ねて金沢文圃閣を訪問し、現地で研究会を開催したほか、出版企画のための打ち合わせを行った。

  • 昭和期日本における幻灯(スライド)文化の復興と独自の発展に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    鷲谷 花, 土居 安子, 岡田 秀則, 吉原 ゆかり, アン ニ, 鳥羽 耕史, 紙屋 牧子

     概要を見る

    幻灯(スライド)は、従来「映画以前」の映像メディアとして認識され、20世紀初頭の映画の普及以降の動向については、ほとんど研究対象とされてこなかった。それに対して、本研究では、幻灯が第二次世界大戦期の日本で復興し、戦後の教育及び社会運動の場で幅広く活用される過程に注目した。1940~50年代につくられた幻灯のフィルム及び説明台本を多数発掘し、また、当事者及び遺族に対する聞き取り調査を実施することで、従来知られていなかった昭和期の幻灯文化の実態の一端を解明した。発掘したフィルム資料については、アナログ及びデジタル復元に取り組み、山形国際ドキュメンタリー映画祭等での一般向けの上映活動を展開した。

  • 矢内原忠雄学生問題研究所未発掘資料から見る1950年代の学生運動と若者意識の分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2018年03月
     

    吉見 俊哉, 小玉 重夫, 佐藤 健二, 野上 元, 米谷 匡史, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    本研究は未発掘であった「矢内原忠雄学生問題研究所資料」の整理から始まり、そこから同研究所の活動や晩年の矢内原忠雄の最大の関心事であった1950年代の若者意識の変化や学生運動の様相を多角的に分析した。それにより、同時代の学生たちの雑誌サークル活動や同研究所の米国アジア財団との繋がり、大学の自治のあり方などの重層的な厚みを戦後日本社会のなかに見出した。また、これらの資料群の本格的な目録作成、デジタル・データベース化を行うことで、本資料の詳細な内容と学術的価値を示した。さらに、その資料のパブリック・ドメインによる一般公開を行うことで、後続の研究が自由に資料を活用でき、日本の学術への発展に寄与した。

  • 戦後期日本のサークル運動と文学についての発展的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    戦後期の日本で広く普及していたサークル運動と広い意味での「記録」の運動の実態を明らかにするため、調査・研究を行った。主な成果は、安部公房がラジオドラマやテレビドラマなどで行なっていた実験を広義の「記録」やSFとの関わりの中で再評価したこと、戦後のサークル運動が東アジア、特に中国との関係の中で動いていた実例として、押仁太を中心とする連環画や木版画の運動について調査・考察したことなどである。

  • 東アジアにおける前期冷戦文化の多角的考察

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2015年03月
     

    成田 龍一, 岩崎 稔, 坪井 秀人, 鳥羽 耕史, 戸邉 秀明, 丸川 哲史, 吉見 俊哉, 渡辺 直紀, 佐藤 泉

     概要を見る

    「戦後」といわれる時期は、世界史的な視野では冷戦体制となる。この認識のもとで、これまで「戦後文化」として、一国史的に考察されてきた思想史、文化史を「冷戦文化」として、あらためて把握しなおした。東アジアのなかで、「日本」の思想史を点検し再文脈化をおこなったが、「戦争経験」が大きな軸となった。アジア・太平洋戦争の「戦争経験」が、朝鮮戦争とベトナム戦争の影響のもとで、いかなる総括がなされたか、の解明を試み、とくに、沖縄での営みの考察には、力を入れた。また、冷戦文化は、映画や大衆小説として展開されることが多く、その点から映画の分析をおこなった。この過程を通じて、冷戦文化という概念を鍛えていった。

  • 1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2015年03月
     

    大内 裕和, 水溜 真由美, 石原 俊, 長 志珠絵, 黒川 みどり, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。

  • 記録映画アーカイブに見る戦後日本イメージの形成と変容

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2014年03月
     

    丹羽 美之, 吉見 俊哉, 筒井 武文, 中村 秀之, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    岩波映画製作所が製作した約4千本のフィルム原版をはじめ、合計で約1万本の記録映画を収集・保存した。このうち約6千本分のデータベース化を行い、検索システムをウェブ上で公開した。また収集・保存した記録映画を活用して、戦後日本イメージについて討論する全10回のシンポジウムやワークショップ(研究上映会)を開催した。その成果は『記録映画アーカイブ』シリーズとして東京大学出版会より出版した。さらに、収集した記録映画を活用して長編記録映画『夢と憂鬱~吉野馨治と岩波映画~』を製作・公開した。同映画は平成23年度文化庁文化記録映画賞優秀賞を受賞したほか、各地の映画祭で上映された。

  • 戦後期日本のサークル運動と文学についての発展的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2012年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    戦後期の日本で広く普及していたサークル運動と広い意味での「記録」の運動の実態を明らかにするため、調査・研究を行なった。また、サークル運動において中心的なジャンルであり、しばしば共同的な形で制作された詩やルポルタージュなどの文学についても、同時代の前衛的な文学・芸術運動や政治運動との関連の中での研究を行なった。
    まず、「記録」の問題については、東京都現代美術館学芸員の関直子氏の協力を得て、「ルポルタージュ作家・グルメ作家としての桂ゆき」という講演を行なった。また、桜美林大学において行なわれたThe 17th Asian Studies Conference Japan (ASCJ)でのSession 25: Bundan Snark Panelにおいて、How the “Truth” Is Sponsored: Koyama Itoko and the Controversy over Dam Siteという研究発表を行ない、小山いと子の『ダム・サイト』という事実をもとにしたフィクションが引き起こした問題についての考察を行なった。
    さらに、当時の運動の一つの中心でもあった安部公房について集中的に研究し、国際学会であるAASでの口頭発表でFrom Bataille and Kafka to Abe Kobo: Via Okamoto Taro and the Night Societyを発表したのをはじめ、「安部公房が描いた2013年」、「安部公房の父・安部浅吉について」、「辺境からFrontierへ――The Frontier Within: Essays by Abe Kobo書評」といったエッセイ・書評や、『安部公房を語る 郷土誌「あさひかわ」の誌面から』といった共著などを刊行した。

  • 1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘

    科学研究費助成事業(松山大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    大内裕和『日本の奨学金はこれでいいのか!』は、1950年代において大きな問題となった教育と貧困、教育の機会均等の問題が、その後どのように変容していったのかを考察する歴史研究の成果である。教育と貧困、教育の機会均等という1950年代に浮上した問題が、現在新たな意味をもつようになっていることを明らかにしている。黒川みどり「日本近代部落史研究と被差別民」は被差別民に焦点を当て、これまでの日本近代部落史研究の捉え直しを行う研究成果である。また黒川みどり「文明中心移動説の形成」は、内藤湖南のアジア認識を対象として、日本近代思想史のあり方を植民地主義や差別の視点から相対化する研究成果である。長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』「“CITY MAP OF KYOTO”**を「読む」―占領期研究序論―」「戦争の事後を考えるー東京市忠霊塔のゆくえ」は、戦後の占領期研究を、思想史的方法によって読みかえる試みである。1950年代論の新たな展開を行ったという点で、共同研究のテーマとも合致した貴重な研究成果である。水溜真由美「労働者の共同性とサークル運動 : 熊沢誠の「労働社会」論を手がかりに」は、労働者の共同性に着目して、サークル運動のあり方を考察した研究である。1950年代の地域文化活動のあり方に新たな視点を加えた研究成果である。鳥羽耕史「チャタレイ裁判と戦争」は、チャタレイ裁判を取り上げ、文学と戦争との関係を考察した研究成果である。石原俊『<群島>の歴史社会学』は、<群島>という周辺の視点から戦後日本や国民国家のあり方を再検討した歴史社会学研究の成果である。

  • 東アジアにおける前期冷戦文化の多角的考察

    科学研究費助成事業(日本女子大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    本年度も冷戦文化研究会を定期的に開催し、各自の成果を共有することをおこなった(6月29日。11月17日。3月16日)。1950年代を扱った著作(中谷いずみ『その「民衆」とは誰なのか』青弓社、2013年)および、冷戦期の記憶のあり方を扱った著作(長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』有志舎、2013年)の合評会を著者を招いて行った。また、石原俊(明治学院大学准教授)の報告がなされた。沖縄近現代史講義も継続させ、沖縄から比屋根照夫(琉球大学名誉教授)を招き、沖縄近現代史について報告してもらった。6月16日、9月7日、2月16日と、三回の報告を受けた。歴史を踏まえた現在の沖縄文化が議論の対象となり、比屋根の仕事の検討、および沖縄のいまをめぐって議論を重ねた。冷戦文化を理解するときに要となる沖縄の文化と歴史を学ぶ試みとして大きな成果を挙げた。本研究の成果を国際的に発信する試みとして、研究代表者・成田龍一と研究分担者の坪井秀人、鳥羽耕史が、安丸良夫(一橋大学名誉教授)、長志珠絵(神戸大学教授)とともに、10月16日~22日にかけてアメリカに出かけた。ニューヨークのコロンビア大学を会場として開かれたMJHW(近現代日本学会)のパネルとして、戦後歴史学の再検討をおこない、安丸が基調講演、成田が報告をした。また今年度は、教科書を軸とする考察をおこない、「教科書を/で考える」と題するワークショップを、8月29日、3月8日と二回にわたって催した。冷戦文化のなかでの歴史教育に接近する試みであった。さらに、成田は、「「3.11」を経て、あらためて戦後思想を考える」と題するセミナーを4月18日、5月16日、5月30日、6月13日、6月20日の4回にわたっておこない、冷戦文化のなかにおける作家・大江健三郎、社会学者・見田宗介、映画監督・篠田正浩、さらに文化人類学者・山口昌男について論じた。

  • 1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘

    科学研究費助成事業(松山大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    大内裕和『日本の奨学金はこれでいいのか!』は、1950年代において大きな問題となった教育と貧困、教育の機会均等の問題が、その後どのように変容していったのかを考察する歴史研究の成果である。教育と貧困、教育の機会均等という1950年代に浮上した問題が、現在新たな意味をもつようになっていることを明らかにしている。黒川みどり「日本近代部落史研究と被差別民」は被差別民に焦点を当て、これまでの日本近代部落史研究の捉え直しを行う研究成果である。また黒川みどり「文明中心移動説の形成」は、内藤湖南のアジア認識を対象として、日本近代思想史のあり方を植民地主義や差別の視点から相対化する研究成果である。長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』「“CITY MAP OF KYOTO”**を「読む」―占領期研究序論―」「戦争の事後を考えるー東京市忠霊塔のゆくえ」は、戦後の占領期研究を、思想史的方法によって読みかえる試みである。1950年代論の新たな展開を行ったという点で、共同研究のテーマとも合致した貴重な研究成果である。水溜真由美「労働者の共同性とサークル運動 : 熊沢誠の「労働社会」論を手がかりに」は、労働者の共同性に着目して、サークル運動のあり方を考察した研究である。1950年代の地域文化活動のあり方に新たな視点を加えた研究成果である。鳥羽耕史「チャタレイ裁判と戦争」は、チャタレイ裁判を取り上げ、文学と戦争との関係を考察した研究成果である。石原俊『<群島>の歴史社会学』は、<群島>という周辺の視点から戦後日本や国民国家のあり方を再検討した歴史社会学研究の成果である。

  • 記録映画アーカイブに見る戦後日本イメージの形成と変容

    科学研究費助成事業(東京大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2013年
     

     概要を見る

    岩波映画製作所が製作した約4千本のフィルム原版をはじめ、合計で約1万本の記録映画を収集・保存した。このうち約6千本分のデータベース化を行い、検索システムをウェブ上で公開した。また収集・保存した記録映画を活用して、戦後日本イメージについて討論する全10回のシンポジウムやワークショップ(研究上映会)を開催した。その成果は『記録映画アーカイブ』シリーズとして東京大学出版会より出版した。さらに、収集した記録映画を活用して長編記録映画『夢と憂鬱~吉野馨治と岩波映画~』を製作・公開した。同映画は平成23年度文化庁文化記録映画賞優秀賞を受賞したほか、各地の映画祭で上映された。

  • 戦後期日本のサークル運動と文学についての基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    鳥羽 耕史, 菅本 康之

     概要を見る

    単著『1950年代「記録」の時代』を中心として、戦後期のサークル運動、記録の運動が連関しつつ、これまでにあまり顧みられなかったような文学や映画などの作品に結実していったことを明らかにできた。戦後文学、サークル運動、記録の運動のそれぞれについて、当時の関係者の証言をとり、中心的な雑誌の総目次などを整備しつつ、その果たした役割についての検証をすることができた。

  • 戦後期日本の政治的・芸術的前衛と記録文学についての基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    著書『運動体・安部公房』を核とする形で、戦後の政治的・芸術的前衛と記録文学の世界が互いに関わり合いながら展開していった様相を明らかにすることができた。そこでは、シュルレアリスムや寓話、さらに絵画や記録映画の方法論を用いた様々なリアリズムが探求されていた。それらを結ぶ民衆的な基盤としてのサークル運動とそれを拠点としていた生活記録運動も含め、戦後期の「記録」の多様な展開が明らかになってきた。

  • 1950年代における「サークル活動」の文化史的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2004年
    -
    2007年
     

    成田 龍一, 岩崎 稔, 長 志珠絵, 佐藤 泉, 鳥羽 耕史, 水溜 真由美, 上野 千鶴子, 戸邉 秀明

     概要を見る

    本科学研究費補助金にかかわる、本年度の研究成果は、これまで収集してきた「東京南部史料」の分析と、その歴史的な位置づけを集約した『現代思想』臨時増刊「戦後民衆精神史」にまとめられている。同誌は、2007年12月に刊行された。ここには、研究協力者(池上善彦、『現代思想』編集長)の多大の協力がある。
    研究代表者および、研究分担者、研究協力者による成果は、以下のとおりである。研究協力者の道場親信(東京外国語大学講師)「下丸子文化集団とその時代」「工作者・江島寛」、研究協力者・岩崎稔「詩と労働のあいだ」。「討議戦後民衆精神史」に、成田龍一(研究代表者)、鳥羽耕史(研究分担者)、道場が参加した。さらに、道場による「東京南部文化運動年表」が付された。そのほか、『現代思想』「戦後民衆精神史」には、浜賀知彦氏の所蔵にかかわる1950年代のサークル誌である、『油さし』『いぶき』『たんぽぽ詩集』などの分析が寄稿されている。これらは、池上、岩崎、道場が主宰する研究会での成果の反映である。『現代思想』「戦後民衆精神史」には、木戸昇氏による「東京南部」のサークル運動の概観も「資料」として付されており、『現代思想』「戦後民衆精神史」は、1950年代のサークル運動、さらには文化状況の研究を一挙に進めたものといいうる。
    また、他の研究者たちによる1950年代の文化運動、およびサークル運動の研究会やシンポジウムにも参加し、成田・岩崎・鳥羽はアメリカ合衆国コロンビア大学を会場とするMJHW(近代日本研究集会)で報告と討論をおこなった。さらに、鳥羽と池上は、1950年代に生活記録運動を展開し、サークル運動と深いかかわりをもった鶴見和子をめぐる研究集会(京都文教大学)に参加した。韓国やドイツにおける研究者との交流を、持続的に行ってもいる。

  • 戦後期日本の前衛文学・芸術と記緑文学についての基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    前年度に引き続き、国内外の図書館・文学館・美術館において前衛文学・芸術と記録文学についての資料収集を行い、当時の関係者へのインタビューも行う一方、安部公房を中心とする前衛文学や戦後の政治・芸術運動に関する事実の整理を行った。
    「実践としての寓話-安部公房とイソップ-」は、安部公房が政治的前衛として直接性を希求するあまり、文学的に低迷したと言われる時期の寓意文学を扱った。イソップ寓話の改作にオリジナルを混ぜて発表された安部の寓話には、言論による実践の一形態として、直接的に労働者・人民に訴える力としての期待がこめられていた。こうした作風は重層的な意味を持った前衛文学やストレートな記録文学に対して軽視されがちであるが、当時の状況下でのターゲットと効果を踏まえれば、新たな鉱脈として見えてくるのである。
    「サークル誌ネットワークの可能性-『人民文学』と『新日本文学』から見る戦後ガリ版文化-」は、前年度の成果「『人民文学』総目次」をフルに活用することで実現した最初の成果である。1950年代に流行したガリ版サークル誌についての研究であるが、これらの雑誌の現物の多くは失われてしまっている。そのため、個々の雑誌の情報を集めた二雑誌、『新日本文学』と『人民文学』に注目し、その批評言説や転載テクストによってサークル誌が置かれていた状況とその可能性を探る試みである。二誌を通して見えてくるのは、よく言われる東京一極集中型の大量出版・大量消費時代の文学ではなく、匿名性や共同性を帯びた小規模出版のネットワークによって形づくられた共同的な文学の場であった。これは今日のデジタル・ネットワーク時代に再考される価値を十分に持つものである。
    三年間の研究を通じ、戦後期の前衛文学・芸術と記録文学が、相互に複雑に絡みあって形成されていく様が見えてきた。今後も同時代の政治状況との関連を重視しながら研究を進めていきたい。

  • 近代日本における(座談会)の成立過程についての動態的・総合研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    佐藤 伸宏, 高橋 世織, 山崎 義光, 畑中 健二, 鳥羽 耕史, 土屋 忍, 森岡 卓司, 佐藤 伸宏

     概要を見る

    本研究は、<座談会>という言説形式の成立および定着の過程とその背景・意義について、主に雑誌メディアを中心として調査・研究をすすめ、またそれをとおして、<座談会>がいかに作家と読者の関係を規制し、いかに創作や批評あるいは社会意識の枠組みとして寄与したかを考究することを目的として研究をおこなってきた。
    その研究成果として幾つかのことが挙げられる。まず第1に、<座談会>記事掲載の雑誌調査を継続しておこない、そのデータ・ベース化をはかったことである。それによって、従来の文学史において空白のまま残されていた<座談会>関連記事のデータをかなり蓄積し、整理することが出来た。この資料については、かなりの分量となるが、すべて研究成果報告書に収録した。
    第2に、3年間の研究期間において、継続的に研究会を開催して、各研究分担者の考察の成果を報告し、当初の目的である<座談会>をめぐる諸問題についての知見を相互に深める機会とした。また研究分担者のみならずゲストを招いての研究会も開催した。昨年8月には、これまで多くの<座談会>を掲載してきた雑誌『文学』(岩波書店)の編集者であった星野紘一郎氏を招いて、企画・編集者の立場から<座談会>に関わる高話を伺い、<座談会>という場が成立するに至る様々な要素・条件などについて、新たな多くの示唆を得ることとなった。また10回ほど開催した研究会では、「近代日本<座談会>の成立」「座談記事としての『新潮合評会』成立の諸要因」「なぜ座談会は『座談』会と呼ばれるのか」「戦後の座談会の特色」「近世評判記その他における対話の形態」「『対談集』の成立」等、多様なテーマについての検討をおこなった。そのような研究活動をとおして、日本近代における<座談会>の成立と展開、近世からの展開と断絶、明治期の<合評>の萌芽的・前史的意義、「新潮合評会」の意義、メディアの発達との相関、<座談会>の影響力等、多大の知見を得ることができた。これらの成果は、研究成果報告書に掲載している。

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講演・口頭発表等

  • Authoritative Gentleness around Colonial Children's Compositions: On Ch’oi Ingyu’s Tuition (1940)

     [招待有り]

    (オンライン) 

    発表年月: 2021年12月

    開催年月:
    2021年12月
     
     
  • Visualising Invisible Contamination: Haneda Sumiko's TV Programs on Environmental Pollution

     [招待有り]

    (オンライン) 

    発表年月: 2021年07月

    開催年月:
    2021年07月
     
     
  • Globalizing the 1950s: Intermediality and Inter-disciplinarity

    鳥羽耕史, ナミコ・クニモト  [招待有り] [国際共著]

    (オンライン) 

    発表年月: 2021年05月

    開催年月:
    2021年05月
     
     
  • 母の死とオリンピック――水川淳三監督『おかあさんのばか』(1964)をめぐって

    鳥羽耕史  [招待有り]

    戦後日本の傷跡パネル「映像の中の傷跡」   (京都)  国際日本文化研究センター  

    発表年月: 2020年07月

    開催年月:
    2020年07月
     
     
  • メディアの越境について

    鳥羽耕史, 高山明

    『転形期のメディオロジー』刊行記念トーク   (東京)  NADiff a/p/a/r/t  

    発表年月: 2019年11月

  • 1部:東アジアの版画運動と連環画について、2部:植民地主義の様々な余波:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史  [招待有り]

    早稲田文学鳥羽耕史教授講演会   (高麗大学校)  高麗大学校 BK21PLUS 中日言語・文化・教育研究事業団  

    発表年月: 2019年09月

  • きりえ画家・滝平二郎の誕生――連環画から挿絵へ

    鳥羽耕史

    東アジア冷戦下の日本における社会運動と文化生産   (京都)  国際日本文化研究センター  

    発表年月: 2019年07月

    開催年月:
    2019年07月
     
     
  • 『山びこ学校』のあやうさ

    鳥羽耕史

    第六回UCLAトランスパシフィック・ワークショップ   (カリフォルニア大学ロサンゼルス校)  UCLA日本研究テラサキセンター、歴史学部、UCLAアジア太平洋センター  

    発表年月: 2019年06月

     概要を見る

    プログラムから題目を変更して発表した。

  • 傷痍軍人と被爆者:大田洋子の傷の表象

    鳥羽耕史

    In Panel 168 "Voiced Trauma, Silenced Bodies: A Gendered Discourse of Violence in Twentieth-Century China and Japan" of The Annual Conference of Association for Asian Studies (AAS)   (デンバー)  AAS  

    発表年月: 2019年03月

  • サブ・リアリズムの射程 ― 美術、文学、映画における底辺・周縁への視線

    鳥羽耕史  [招待有り]

    戦後日本の写真史と文化運動 〈リアリズム〉のゆくえ   (山形大学人文社会科学部棟1号館1階103号室)  山形大学人文社会科学部附属映像文化研究所  

    発表年月: 2019年03月

  • 1950年代の雑誌・サークル文化と学生運動

    鳥羽耕史

    学生たちの戦後   (東京大学弥生講堂一条ホール)  東京大学大学院情報学環吉見俊哉研究室、東京大学文書館協力  

    発表年月: 2019年03月

  • 渥美の政治と暮らしを記録した作家、杉浦明平

    鳥羽耕史  [招待有り]

    (田原市立渥美図書館)  田原市立渥美図書館  

    発表年月: 2019年03月

  • セッションI:存在論、認識論、言語についての問い

    ロバート・ティアニー, ショータ・イワサキ, ジョアン・エリクソン, ロス・キングと鳥羽耕史  [招待有り]

    パッシング、ポージング、説得:近代日本における文化生産と植民地性   (ブリティッシュコロンビア大学) 

    発表年月: 2019年03月

     概要を見る

    ディスカッサントとして参加。

  • 叛乱の年か「明治百年」か?:1968年日本の文化的スペクトルについて

    鳥羽耕史

    言葉と暴力:1968年日本の異議申し立てのグローバルヒストリーと今日における意味   (ライデン大学) 

    発表年月: 2018年08月

  • 「明治百年」と安部公房:『榎本武揚』の戯曲化をめぐって

    鳥羽耕史

    トランスパシフィック・ワークショップ   (ワシントン大学) 

    発表年月: 2018年06月

  • 安部公房と戦後日本の実験的テレビドラマ

    鳥羽耕史

    (カリフォルニア大学サンタバーバラ校) 

    発表年月: 2018年06月

  • 安部公房と民族意識

    鳥羽耕史

    通ることの詩学:在日の文化生産における他者としての自己偽装を問う   (ミシガン州立大学) 

    発表年月: 2018年04月

  • 文化運動のなかの民衆と伝統

    鳥羽耕史  [招待有り]

    戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体   (建築会館ギャラリー)  日本建築学会 建築歴史・意匠委員会(企画:同委員会 戦後空間WG)  

    発表年月: 2017年12月

  • 日本研究の国際化とナショナリズム――安部公房と在日文学研究を事例に

    鳥羽耕史

    国際シンポジウム「東アジアの文学・文化研究の国際化とナショナリズムの陥穽」   (早稲田大学戸山キャンパス 33号館3階第1会議室)  私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「近代日本の人文学と東アジア文化圏 ―東アジアにおける人文学の危機と再生」第2グループ  

    発表年月: 2017年12月

  • 過去、自己、そして共同体:安部公房の反復と更新

    鳥羽耕史

    UCLAトランスパシフィック・ワークショップ  

    発表年月: 2017年06月

  • 植民地の複数の来世:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史

    (シカゴ大学) 

    発表年月: 2017年05月

  • 植民地の複数の来世:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史

    (コロンビア大学) 

    発表年月: 2017年04月

  • 1950年代のサークル運動と東アジアへの想像力

    鳥羽耕史  [招待有り]

    在日文学ワークショップ   (リーハイ大学) 

    発表年月: 2017年04月

  • 植民地の複数の来世:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史

    (カリフォルニア大学バークレー校) 

    発表年月: 2017年03月

     概要を見る

    Dan O'Neill准教授のクラスでの講演

  • サークル運動と作者

    鳥羽耕史

    「<作者>とは何か:東アジアとヨーロッパにおける歴史と実践」国際シンポジウム   (コロンビア大学ケントホール403号室)  ドナルド・キーン日本文化センター、東アジア言語文化学部、早稲田大学角田柳作日本文化センター、スーパーグローバル大学創成支援国際日本学拠点共催  

    発表年月: 2017年03月

  • 戦後文化運動研究と道場親信――『下丸子文化集団とその時代――1950年代サークル運動の光芒』(みすず書房、2016年)について

    鳥羽耕史  [招待有り]

    社会運動論研究会   (大阪経済法科大学麻布台セミナーハウス)  社会運動論研究会  

    発表年月: 2016年12月

  • 戦後文化運動研究の成果と課題

    鳥羽耕史

    東アジア日本研究者協議会第一回国際学術大会   (韓国仁川Songdo Convensia) 

    発表年月: 2016年12月

     概要を見る

    「東アジア冷戦と1950年代日本の文化運動」パネルでの発表。

  • 社会的画家・新海覚雄の軌跡

    鳥羽耕史  [招待有り]

    常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」講演会   府中市美術館  

    発表年月: 2016年08月

  • 安部公房の生政治/死政治:「事業」と「R62号の発明」の間で考える

    鳥羽耕史

    第三回UCLAトランスパシフィック・ワークショップ:生と死の政治   日本研究テラサキセンター、歴史学部  

    発表年月: 2016年06月

  • 下丸子からルポルタージュ叢書へ——〈現在の会〉がつないだもの

    鳥羽耕史

    日文研・共同研究会「戦後日本文化再考」第2回共同研究会   (国際日本文化研究センター) 

    発表年月: 2015年06月

  • 坂本九とアメリカ経由のナショナリズム——「脱」政治化する大衆文化」

    鳥羽耕史

    UCLA Trans-Pacific Workshop  

    発表年月: 2015年06月

  • 世田谷デザイン学校(特設)第4講「プロパガンダの図像と手法」

    鳥羽耕史

    「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて展」関連企画  

    発表年月: 2014年11月

  • 2014年日本におけるGodzillaとゴジラ

    鳥羽耕史

    documenting political: Godzilla returns   (ニューヨーク大学) 

    発表年月: 2014年10月

  • 木版画・連環画とサークル運動

    鳥羽耕史

    第8回戦後文化運動合同研究会  

    発表年月: 2014年08月

  • 1950年代から考える文学研究の未来——サークル詩と安部公房を視座として

    鳥羽耕史

    未来が呼びかける知の地平  

    発表年月: 2014年05月

  • 記録が現実をつくる——ダムをめぐる記録映画とルポルタージュ

    鳥羽耕史

    パネルトーク:民衆的〈リアル〉 美術×漫画×文学×思想  

    発表年月: 2014年05月

  • どのように「真実」はスポンサードされたか:小山いと子と『ダム・サイト』論争

    鳥羽耕史

    Bundan Snark: Writing and Fighting in Modern Japan   (アイオワ大学) 

    発表年月: 2014年05月

  • バタイユとカフカから安部公房へ:岡本太郎と〈夜の会〉経由

    鳥羽耕史

    In Panel 181 "Biopolitics, Bioscience, and Criticism in Modern Japan: Emerging Ethics after Fukushima" of The Annual Conference of Association for Asian Studies (AAS)   (フィラデルフィア・マリオット・ダウンタウン) 

    発表年月: 2014年03月

  • 安部公房とテレビ——SFと「記録」

    鳥羽耕史

    シンポジウム「思想としてのテレビ 今野勉の映像表現とテレビマンユニオンに関する研究」  

    発表年月: 2013年12月

  • 冷戦下の『希望(エスポワール)』——原子力のグローバル化との対峙

    鳥羽耕史

    第7回戦後文化運動合同研究会、セッション3「グローバル冷戦と文化—広島/日本/東アジアから考える—」  

    発表年月: 2013年11月

  • どのように「真実」はスポンサードされたか:小山いと子と『ダム・サイト』論争

    鳥羽耕史

    In Session 25: Bundan Snark Panel of The 17th Asian Studies Conference Japan (ASCJ)   (桜美林大学) 

    発表年月: 2013年06月

  • チャタレイ裁判と戦争

    鳥羽耕史

    昭和文学会春季大会「特集〈文学裁判〉という磁場」  

    発表年月: 2013年06月

  • ルポルタージュ作家・グルメ作家としての桂ゆき

    鳥羽耕史

    「桂ゆき−ある寓話−」展レクチャー  

    発表年月: 2013年04月

  • 東アジア連環画の連環——中国から日本、韓国へ

    鳥羽耕史

    シンポジウム 文化の衝突と融合——東アジアの視点から——  

    発表年月: 2013年02月

  • 廃兵と原爆——大田洋子に見る戦争の記憶

    鳥羽耕史

    国際シンポジウム「記憶の痕跡」  

    発表年月: 2012年10月

  • 「戦後日本」の象徴、一極集中の極点としての東京タワー

    鳥羽耕史

    記録映画アーカイブ・プロジェクト第8回ワークショップ  

    発表年月: 2012年06月

  • ルポルタージュの器としての紙/布/フィルム

    鳥羽耕史

    上映と研究報告会「《幻灯》に見る戦後社会運動——基地と原爆——」  

    発表年月: 2012年01月

  • 「原爆詩人」像の形成と検閲/編集:峠三吉のテクストをとりまいていた政治的環境

    鳥羽耕史

    CIVIL SOCIETY IN MODERN AND CONTEMPORARY JAPAN - The 5th Conference: Rewriting Modern and Contemporary Intellectual History   (コーネル大学) 

    発表年月: 2011年10月

  • 「へたくそ詩」から考える文学の公共圏

    鳥羽耕史

    日本近代文学会2011年度秋季大会 シンポジウム「文学と公共性」  

    発表年月: 2011年10月

  • ハイブリッドとしての『蟹工船』——『戦艦ポチョムキン』から小林多喜二、山村聰へ

    鳥羽耕史

    シンポジウム 1950年代日本映画における戦前・戦中との連続性・非連続性  

    発表年月: 2011年07月

  • 「原爆詩人」像の形成と検閲/編集——峠三吉のテクストが置かれてきた政治的環境

    鳥羽耕史

    第3回日韓検閲国際会議 検閲の転移と変容—敗戦/解放期の文学とメディア—  

    発表年月: 2011年07月

  • 安部公房の生政治—〈夜の会〉から『第四間氷期』へ—

    鳥羽耕史

    比較文学会中部支部大会  

    発表年月: 2010年11月

  • 「記録」の独自性と1950年代のサークル運動:羽田澄子の『村の婦人学級』(岩波映画製作所、1957年)をとりまいていた環境

    鳥羽耕史

    Workshop "IMAGES: Documenting Political" in New York University   (ニューヨーク大学) 

    発表年月: 2010年10月

  • パヴロフ、マルクス、そしてシュールレアリスム:安部公房の変身物語における物

    鳥羽耕史

    Association for Asian Studies Annual Meeting, Philadelphia   (フィラデルフィア・マリオット・ダウンタウン) 

    発表年月: 2010年03月

  • 1950年代の「記録」—ダムと基地の問題を中心に—

    鳥羽耕史

    第3回国際会議 日本近現代思想史を書き直す—移動と越境の視座から  

    発表年月: 2009年09月

  • 岩波映画の可能性を見る

    鳥羽耕史

    シンポジウム「岩波映画の1億フレーム」  

    発表年月: 2009年02月

  • 千田是也・安部公房・石川淳—演劇において前衛であること—

    鳥羽耕史

    〈石川淳研究会〉第10回研究会  

    発表年月: 2008年09月

  • 安部公房・反歴史主義作家:1950年代のマルクス主義と左翼実践

    鳥羽耕史

    Digital Archive and the Future of Transpacific Studies: The Second International Symposium in Cornell University   (コーネル大学) 

    発表年月: 2008年09月

  • 1950年代と反歴史主義作家:安部公房

    鳥羽耕史

    Workshop: Worker's Cultural Movement in New York University   (ニューヨーク大学) 

    発表年月: 2008年09月

  • 石川淳と演劇—「千田是也演出のために」の射程—

    鳥羽耕史

    第34回国際研究集会「石川淳と戦後日本」  

    発表年月: 2008年06月

  • ”エディター” 富士正晴

    鳥羽耕史

    富士正晴記念館特別講演会  

    発表年月: 2007年11月

  • 岡本太郎と花田清輝—戦後復興期の芸術革命思想—

    鳥羽耕史

    世田谷美術館岡本太郎展関連企画  

    発表年月: 2007年05月

  • 詩運動のローカルな中心—高知『鉄と砂』のネットワーク—

    鳥羽耕史

    思想史・文化理論研究会第140回例会  

    発表年月: 2007年03月

  • サークル誌ネットワークの広がりと密度—一九五〇年代文学のプロフィル—

    鳥羽耕史

    日本近代文学会11月例会  

    発表年月: 2006年11月

  • 新宿をめぐるルポルタージュとドキュメンタリーの系譜

    鳥羽耕史

    カルチュラル・タイフーン2006  

    発表年月: 2006年07月

  • 漱石の文房具

    鳥羽耕史

    徳島県立文学書道館講演・展示解説  

    発表年月: 2006年05月

  • 寓話の読み方について—安部公房「詩人の生涯」—

    鳥羽耕史

    徳島大学国語国文学会第二十八回研究会  

    発表年月: 2003年06月

  • 「デンドロカカリヤ」と前衛絵画

    鳥羽耕史

    日本近代文学会春季大会  

    発表年月: 1999年05月

  • 〈家〉と革命—安部公房『飢餓同盟』—

    鳥羽耕史

    日本文学協会第18回研究発表大会近代部門  

    発表年月: 1998年07月

  • 記録芸術の会と安部公房

    鳥羽耕史

    早稲田大学国文学会秋季大会  

    発表年月: 1995年12月

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特定課題研究

  • 戦後/冷戦期における日本文学・文化の位相とアメリカ

    2018年  

     概要を見る

     本研究は同題の特定課題Bの補助だ。本研究の目的はアメリカとの関係を中心として戦後/冷戦期の日本文学史および文化史を書き直すことである。これまでの日本近代文学研究には乏しかった、国際的で広い視野に立った文学史および文化史の構想なのが、特筆すべき特色である。本年度の成果としては、AAS、Words and Violence、Trans-Pacific Workshop、The Poetics ofPassingなどの国際会議の場において、安部公房、大田洋子などの文学の問題を扱うことで、欧米や東アジアの研究者たちと議論できたことが大きい。これらの会議で得た知見を生かして、研究を深めていきたい。

  • 戦後/冷戦期における日本文学・文化の位相とアメリカ

    2018年  

     概要を見る

     本研究の目的は、アメリカとの関係を中心として、戦後/冷戦期の日本文学史および文化史を書き直すことである。これまでの日本近代文学研究には乏しかった、国際的で広い視野に立った文学史および文化史の構想なのが、特筆すべき特色である。本年度の成果としては、AAS、Words and Violence、Trans-Pacific Workshop、The Poetics ofPassingなどの国際会議の場において、安部公房、大田洋子などの文学の問題を扱うことで、欧米や東アジアの研究者たちと議論できたことが大きい。これらの会議で得た知見を生かして、研究を深めていきたい。

  • 東アジアの文学とアメリカ――1960年代を中心に

    2017年   石原 剛, 越智 博美, 井上 間従文

     概要を見る

     東アジアの文学について、アメリカとの関係に着目し、国際的・学際的な視点から、従来の一国主義的な文学史記述の枠組みを超える、新しい読みかえをすることを目的として研究を進めた。具体的には、リーハイ大学で開かれた在日文学ワークショップにおいて、1950年代のサークル運動に表れた東アジアへの想像力について、主としてアメリカの在日文学研究者たちと議論することで、アメリカとの関係を考察した。また、安部公房の初期作品と坂本九「上を向いて歩こう」を植民地主義の余生として考察し、安部公房についてのリチャード・カリチマンの著作を分析することで、一国主義的でない読みかえの可能性を追求した。

  • 日米関係の中の文学――高度経済成長期を対象にして

    2016年  

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     日本・沖縄・韓国・台湾の関係を中心とする東アジアの文学について、アメリカとの関係に着目し、国際的・学際的な視点から、従来の一国主義的な文学史記述の枠組みを超える、新しい読みかえをすることを目的とする。具体的には、戦後文化運動研究に関する論集に共編者として中心的にかかわった他、平中忠信(比良信治)の文集を出版、東アジアにおける連環画の影響関係にかかわる論文や、一九五〇年代の文壇とその外部との相互関係に関する論文も発表した。また、安部公房の短編を生政治および死政治の観点で読み解く論文は、その構想や内容、発表にアメリカにかかわる点が多く、次の共同研究の構想にもつながることになった。

  • 高度経済成長期の文学・文化についての国際的研究

    2015年  

     概要を見る

     高度経済成長期の文学を中心とする文化について、社会的・国際的な視点から、従来の一国主義的な文学史・文化史記述の枠組みを超える、新しい読みかえをすることを目的として研究を進めた。具体的には、戦後における幻灯について、実際の上映とナレーションを実践した他、短い論考も発表した。また、〈現在の会〉による広義の「記録」について、昨年度の『ルポルタージュ 日本の証言』に続いて雑誌『現在』の復刻にも関わって解説を書いた。日米安保体制下の政治を体現した歌手として坂本九を読み解いたアメリカのワークショップでの発表と論文が、次の共同研究の構想にもつながることになった。

  • 安部公房に関する総合的研究

    2014年  

     概要を見る

    安部公房の評伝の完成に向けて、さらに調査を深めた。本研究では、サークル運動と関わりながら、独自の道を進んだ安部の軌跡に即した調査・研究を行った。具体的には、昨年度に引き続いて安部公房の関係者へのインタビューや関係者が書いた文章などの調査を進め、外側から見た安部公房像を明らかにしていった。また、自ら「消しゴムで書く」と言い、私小説的な書き方を嫌った安部公房自身が書いた小説、エッセイ、自筆年譜などを検討し、周囲の証言との照合から、伝記的な事実を明らかにしていった。一方、安部の作品の変遷から見える、思想的な履歴なども同時に考察した。

  • 安部公房に関する伝記的研究

    2013年  

     概要を見る

     本研究では、安部の出生から死までの伝記的な事項を精査しつつ、その間に書かれた代表的な作品や、全集未収録の作品などについても紹介し、作家であり劇作家でありテレビやラジオや映画のシナリオライターであり、舞台の演出家でもあった安部公房という人間の全体像を捉えることを試みた。 本年度には、安部公房についての編著を一冊、分担執筆で序文も寄せた本を一冊と、伝記調査の過程で得られた安部公房の父・安部浅吉についてのエッセイを発表することができた。また、関係者へのインタビューに関わる成果として、安部公房スタジオの女優として活躍した山口果林氏所蔵の写真、台本などの資料を、演劇博物館に寄贈する仲介者の役割を果たすことができた。この資料は、安部公房研究のみならず、現代演劇研究資料として活用されていくことになるだろう。 来年度に向けては、ひきつづき安部公房の関係者へのインタビューや関係者が書いた文章などの調査を進め、外側から見た安部公房像を明らかにしていく。また、自ら「消しゴムで書く」と言い、私小説的な書き方を嫌った安部公房自身が書いた小説、エッセイ、自筆年譜などを検討し、周囲の証言との照合から、伝記的な事実を明らかにしていく。一方、安部の作品の変遷から見える、思想的な履歴なども同時に問題にしていく予定である。 また、評伝の出版とは別に、出版社から安部公房に関する事典の編集も委嘱され、信州大学の友田義行助教らと共に進めていくことになった。これは五年計画ぐらいの長期的なものになるが、今年度はその最初の段階として、編集委員や執筆者を定め、項目や構成についてのプランを練っていくことになる。そのためにも、伝記的な調査だけでなく、個々の小説、エッセイ、戯曲、シナリオ、評論などの内容や背景についての調査が必要になってくるため、安部公房に関する総合的研究と題して、その長期計画の基礎固めを行っていくこととしたい。 今回の研究費で編著を寄贈した方々には伝記調査で引き続きご協力を頂くことになるし、アメリカの二人とは5月のシンポジウムで共に発表することも予定しているので、そうした共同研究の成果も評伝に生かされていくことになるだろう。

  • 渥美半島における戦後文化運動の研究

    2011年  

     概要を見る

     これまで1950年代のサークル運動や記録文学について研究してきた成果を、別所興一氏、若杉美智子氏と共に、渥美半島に住んだ作家・杉浦明平に関する共著『杉浦明平を読む “地域”から“世界”へ―行動する作家の全軌跡』として刊行することができた。また、全国的なサークル運動、中でも詩の運動について、「へたくそ詩」をめぐる学会発表と論文の形でまとめることができた。 福岡と長崎での調査では、渥美半島のグループからサークル村と大正行動隊の視察に行った清田和夫との接点があり得た画家の菊畑茂久馬氏の講演を聞き、資料を見ることができた。また、福岡市文学館の調査からは、前述の学会発表や論文への手掛かりを得ることができた。沖縄の調査では、戦後文化運動の中でも重要な地位を占めた版画運動の二つの起源として、ドイツのケーテ・コルヴィッツ、中国の魯迅との関係を確認し、さらにそれらと関わった日本の画家たちの活動を確認することができたし、幻灯などの新たな資料についても今後の調査の必要を確認することができた。 今年度中に形にならなかったが最も重要な成果としては、川口務氏に二回、森下隆蔵氏に一回行った聞き取り調査が挙げられる。戦後初期から杉浦明平と共に活動してきた川口氏と森下氏のお話は、杉浦の著書には表れていないディテールに富んでおり、それぞれ別の角度からの渥美半島の文化運動史と政治運動史の証言となっていた。現在は大連在住の森下氏の帰国のタイミングを待ったため年度末ぎりぎりでの調査となってしまったが、この調査には、以前から共同で渥美半島の聞き取り調査をしてきた道場親信氏、別所興一氏、若杉美智子氏も同行した。こうした調査結果をまとめていく中で、当初の構想であった渥美半島の戦後文化運動をめぐる共著につなげていきたいと考えている。 今回の研究は、2012年度からの科学研究費補助金・基盤研究(C)「戦後期日本のサークル運動と文学についての発展的研究」の中で継続し、さらに発展させていく予定である。

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海外研究活動

  • 安部公房の伝記的研究および戦後文学のメディア展開に関する研究

    2016年09月
    -
    2017年08月

    アメリカ合衆国   コーネル大学

    アメリカ合衆国   コロンビア大学

 

現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • 日本言語文化各論Ⅳ

    静岡大学  

    2021年09月
     
     
     

  • 日本言語文化各論Ⅲ

    静岡大学  

    2020年09月
     
     
     

     概要を見る

    9月7日から10日の集中講義。

  • 集中講義

    北京外国語大学  

    2018年09月
     
     
     

     概要を見る

    9月11日から13日までの集中講義。

  • JAPAN 210-1 Issues in Modern Japanese Literature

    UCLA  

    2016年03月
    -
    2016年05月
     

     概要を見る

    セイジ・リピット教授との共同指導による、1950年代の前衛芸術・政治運動と「記録」についての10週間のセミナー。

  • 文学講義335

    立教大学  

    2015年10月
    -
    2016年01月
     

  • 特殊講義

    藤女子大学  

    2015年09月
     
     
     

     概要を見る

    9/14-17の講義と公開講演会。

  • 文学講義313

    立教大学  

    2014年04月
    -
    2014年07月
     

  • 日本文学講読Ⅲ/日本文学基礎研究Ⅲ

    徳島大学  

    2011年09月
     
     
     

     概要を見る

    9/5-8の集中講義。

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委員歴

  • 2018年08月
    -
    2020年08月

    昭和文学会  編集委員長

  • 2012年03月
    -
    2014年03月

    日本近代文学会  運営委員

社会貢献活動

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メディア報道

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