2024/04/20 更新

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トバ コウジ
鳥羽 耕史
所属
文学学術院 文学部
職名
教授
学位
博士(文学) ( 2005年10月 早稲田大学 )
Ph. D. in Literature ( Waseda University )
修士(文学) ( 1996年03月 早稲田大学 )
MA in Literature ( Waseda University )
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経歴

  • 2012年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   教授

  • 2017年06月
    -
    2017年08月

    コーネル大学   東アジアプログラム   客員研究員

  • 2016年09月
    -
    2017年05月

    コロンビア大学   東アジア言語文化学科   客員研究員

  • 2016年03月
    -
    2016年05月

    カリフォルニア大学ロサンゼルス校   アジア言語文化学科   客員教授   https://www.alc.ucla.edu/person/koji-toba/

  • 2011年04月
    -
    2012年03月

    早稲田大学   文学学術院   准教授

  • 2009年04月
    -
    2011年03月

    徳島大学   大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部   准教授

  • 2007年04月
    -
    2009年03月

    徳島大学   総合科学部   准教授

  • 2004年04月
    -
    2007年03月

    徳島大学   総合科学部   助教授

  • 2002年04月
    -
    2004年03月

    徳島大学   総合科学部   講師

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学歴

  • 1996年04月
    -
    2002年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   日本文学専攻博士後期課程  

  • 1993年04月
    -
    1996年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   日本文学専攻修士課程  

  • 1987年04月
    -
    1991年03月

    北海道大学   文学部   文学科国語国文学専攻  

委員歴

  • 2022年04月
    -
    2024年03月

    日本近代文学会  運営委員長

  • 2018年08月
    -
    2020年08月

    昭和文学会  編集委員長

  • 2012年03月
    -
    2014年03月

    日本近代文学会  運営委員

所属学協会

  • 2018年11月
    -
    継続中

    Association for Asian Studies

  •  
     
     

    早稲田大学国文学会

  •  
     
     

    昭和文学会

  •  
     
     

    日本文学協会

  •  
     
     

    日本近代文学会

研究分野

  • 日本文学

研究キーワード

  • 記録映画

  • 杉浦明平

  • 安部公房

  • 芸術運動

  • 戦後文学

  • ルポルタージュ

  • アヴァンギャルド

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メディア報道

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論文

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書籍等出版物

  • 『日本近代文学大事典 増補改訂デジタル版』

    日本近代文学館, 安藤宏, 石川巧, 石田仁志, 大原祐治, 小平麻衣子, 紅野謙介, 河野龍也, 小谷瑛輔, 五味渕典嗣, 篠崎美生子, 庄司達也, 出口智之, 鳥羽耕史, 中島国彦, 中谷いずみ, 日比嘉高, 宗像和重( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「思想の科學」)

    講談社、株式会社ネットアドバンス  2024年02月

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    増補。

  • 『『ピカドン』とその時代』

    原爆の図丸木美術館編, 小沢節子, 岡村幸宣, 鳥羽耕史, 鷲谷花, 高橋由貴( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「『ピカドン』という出版物の流通と変遷について」)

    琥珀書房  2023年08月 ISBN: 9784910993225

  • 『詩運動・樹木と果実 復刻版 別冊』

    鳥羽耕史( 担当: 単著,  担当範囲: 「『詩運動』『樹木と果実』解説」)

    三人社  2023年07月 ISBN: 9784866915784

  • 『新世紀の文学研究――一国主義を超えて ポストコロニアル時代の人文学と東アジア文化圏2』

    千野 拓政, 鳥羽 耕史( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 「第一部 パックス・アメリカーナと東アジアの地域研究」)

    ひつじ書房  2023年05月 ISBN: 9784894769793

     概要を見る

    2017年12月9日の国際シンポジウム「東アジアの文学・文化研究の国際化とナショナリズムの陥穽」と2017年7月21日の国際シンポジウム「東アジアの文学研究を問う 中国文学研究の再検討と再構築」の書籍化。

  • 『池田龍雄の宇宙 ブラフマン BRAHMAN への旅立 追悼(池田龍雄追悼文集「BRAHMANへの旅立」)』

    ギャルリー東京ユマニテ編集, 協力( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「戦後日本における池田龍雄」)

    池田紀子  2023年03月

     概要を見る

    池田龍雄追悼文を集めた私家版・非売品の小冊子。鳥羽担当分は『あいだ』257号(2021年3月20日)掲載文の再録。

  • 『在日朝鮮人美術史に見る美術教育者たちの足跡』

    白凛( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「作文、版画、幻灯、映画の連関について」)

    同志社コリア研究センター  2023年03月 ISBN: 9784907634056

     概要を見る

    展覧会およびシンポジウム記録集

  • 『戦後空間史 : 都市・建築・人間』

    戦後空間研究会( 担当: その他)

    筑摩書房  2023年03月 ISBN: 9784480017697

     概要を見る

    青井哲人「第1章 民衆・伝統・運動体―冷戦と復興、文学と建築、リアリズムとモダニズム」で言及される戦後空間シンポジウム01「民衆・伝統・運動体」(2017年12月16日)への登壇。

  • 『日本近代文学大事典 増補改訂デジタル版』

    日本近代文学館, 安藤宏, 石川巧, 石田仁志, 大原祐治, 小平麻衣子, 紅野謙介, 河野龍也, 小谷瑛輔, 五味渕典嗣, 篠崎美生子, 庄司達也, 出口智之, 鳥羽耕史, 中島国彦, 中谷いずみ, 日比嘉高, 宗像和重( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 鳥羽耕史「杉浦明平」、「針生一郎」、「へるめす」)

    講談社、株式会社ネットアドバンス  2023年03月

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    旧版の増補と新規項目執筆。

  • 『坂口安吾大事典』

    安藤, 宏, 大原, 祐治, 十重田, 裕一( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「花田清輝論」、「火」、「花田清輝」)

    勉誠出版 (発売),勉誠社  2022年06月 ISBN: 9784585200796

  • 『占領期の地方総合文芸雑誌事典 下巻 西日本編(滋賀県〜沖縄県)』

    石川巧, 大原祐治( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「徳島県」(『葦笛』『徳島文芸』、『文芸天地』、『うるほひ』、『詩脈』『近代詩人』、『双曲線』、『作品群』))

    金沢文圃閣  2022年06月 ISBN: 9784910363738

  • 『日本近代文学大事典 増補改訂デジタル版』

    日本近代文学館, 安藤宏, 石川巧, 石田仁志, 大原祐治, 小平麻衣子, 紅野謙介, 河野龍也, 小谷瑛輔, 五味渕典嗣, 篠崎美生子, 庄司達也, 出口智之, 鳥羽耕史, 中島国彦, 中谷いずみ, 日比嘉高, 宗像和重( 担当: 共編者(共編著者),  担当範囲: 鳥羽耕史「安部公房」、「佐々木基一」、「武井昭夫」、「筒井康隆」、「サークル誌」)

    講談社、株式会社ネットアドバンス  2022年05月

     概要を見る

    旧版の増補と新規項目執筆。

  • 『彫刻刀が刻む戦後日本――2つの民衆版画運動』

    町村, 悠香, 黒川,典是, 池上,善彦, 鳥羽,耕史, 白,凛( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 『絵本日立物語』、『日立物語姉妹篇 常東ものがたり』、『花岡ものがたり』、『花岡惨案』、『ピカドン』、『週刊小河内 かくて斗いははじまった!』、『ぶたの歌 ローマ字のテキスト・民衆版画の手びき』、「コラム:『ぶたの歌』と中国での翻案」)

    町田市立国際版画美術館  2022年04月

     概要を見る

    「彫刻刀が刻む戦後日本――2つの民衆版画運動 工場で、田んぼで、教室で みんな、かつては版画家だった」展(町田市立国際版画美術館、2022年4月23日-7月3日)の図録。

  • 『戦後日本の傷跡 = The scars of post-war Japan』

    坪井, 秀人( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「母の死とオリンピック――古田幸『おかあさんのばか』のメディア展開をめぐって」)

    臨川書店  2022年02月 ISBN: 9784653045175

  • 『対抗文化史 冷戦期日本の表現と運動』

    宇野田尚哉, 坪井秀人( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「第6章 きりえ画家・滝平二郎の誕生――連環画から挿絵へ」)

    大阪大学出版会  2021年10月 ISBN: 9784872597394

  • 『大宅壮一文庫解体新書 : 雑誌図書館の全貌とその研究活用』

    阪本, 博志( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「二一世紀における大宅文庫の可能性」)

    勉誠出版  2021年05月 ISBN: 9784585300014

  • 『〈作者〉とは何か 継承・占有・共同性』

    ハルオ・シラネ, 鈴木登美, 小峯和明, 十重田裕一( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「コラム サークル運動と〈作者〉」)

    岩波書店  2021年03月 ISBN: 9784000614597

  • 『渋谷実 巨匠にして異端』

    志村三代子, 角尾忠信編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「ルポルタージュを劇映画にするということ――『気違い部落』とその周辺」)

    水声社  2020年10月 ISBN: 9784801005105

  • 『〈戦後文学〉の現在形』

    紅野謙介, 内藤千珠子, 成田龍一編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「コラム4 サークル運動」、「安部公房『箱男』 開放系としての箱」)

    平凡社  2020年10月 ISBN: 9784582838503

  • 『『現代詩』復刻版別冊 解題・総目次・執筆者索引』

    澤正宏, 加藤邦彦, 田口麻奈, 鳥羽耕史( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「政治・芸術運動のなかでの『現代詩』」)

    三人社  2020年04月 ISBN: 9784866910048

  • 『戦後日本文化再考』

    坪井秀人編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「歴史の開発 『月の輪古墳』をめぐって」)

    三人社  2019年10月 ISBN: 9784866912295

    ASIN

  • 『転形期のメディオロジー――一九五〇年代日本の芸術とメディアの再編成』

    鳥羽耕史, 山本直樹編( 担当: 共編者(共編著者))

    森話社  2019年09月 ISBN: 9784864051415

    ASIN

  • 『日本「文」学史 第三冊 「文」から「文学」へ――東アジアの文学を見直す』

    河野貴美子, Wiebke DENECKE, 新川登亀男, 陣野英則編( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鳥羽耕史「戦後文学史における「文」の展開」)

    勉誠出版  2019年05月 ISBN: 9784585294931

    ASIN

  • 『記録映画アーカイブ3 戦後史の切断面 公害・若者たちの叛乱・大阪万博』

    丹羽美之, 吉見俊哉編( 担当: 分担執筆)

    東京大学出版会  2018年07月 ISBN: 9784130032520

     概要を見る

    「第4章 公害と記録映画――大気汚染から放射能汚染まで」を分担執筆。

    ASIN

  • 『獄中十八年』(講談社文芸文庫)

    徳田球一, 志賀義雄( 担当: その他)

    講談社  2017年12月 ISBN: 9784062903684

     概要を見る

    解説「戦後の共産党・獄中記ブームと『獄中十八年』」を執筆。

    ASIN

  • 『日本近代文学年表』

    石﨑等, 石割透, 大屋幸世, 木谷喜美枝, 鳥羽耕史, 中島国彦編( 担当: 共編者(共編著者))

    鼎書房  2017年02月 ISBN: 9784907282301

    ASIN

  • 『「サークルの時代」を読む : 戦後文化運動研究への招待』

    宇野田尚哉, 川口隆行, 坂口博, 鳥羽耕史, 中谷いずみ, 道場親信編( 担当: 共編者(共編著者))

    影書房  2016年12月 ISBN: 9784877144678

    ASIN

  • 『西足寄、日高門別、石狩の子ら : 一九五〇年代北海道のルポルタージュと児童文学』

    平中忠信, 良信治, 著, 鳥羽耕史編( 担当: 編集)

    早稲田大学文学学術院鳥羽耕史研究室  2016年09月

  • 『アジア遊学199 衝突と融合の東アジア文化史』

    河野貴美子, 王勇編( 担当: 分担執筆)

    勉誠出版  2016年08月 ISBN: 9784585226659

     概要を見る

    「東アジア連環画の連環――中国から日本、韓国へ」を分担執筆。

    ASIN

  • 『검열의 제국――문화의 통제와 재생산』(検閲の帝国——文化の統制と再生産)

    정근식·한기형·이혜령·고노 겐스케·고영란, 鄭根埴, 韓基亨, 李惠鈴, 紅野謙介, 高榮蘭編( 担当: 分担執筆)

    푸른역사(青い歴史)  2016年02月 ISBN: 9791156120650

     概要を見る

    『検閲の帝国——文化の統制と再生産』(新曜社、2014年)の韓国語版。도바 고지鳥羽耕史、류충희・김미정 옮김「‘원폭시인’ 상像의 형성과 검열/편집: 도게 산키치峠三吉의 텍스트가 놓여 있던 정치적 환경」を担当。

  • 『ひとびとの精神史 第3巻 六〇年安保――1960年前後』

    栗原彬編( 担当: 分担執筆)

    岩波書店  2015年09月 ISBN: 9784000288033

     概要を見る

    「坂本九――「脱」政治化する大衆文化」を執筆。

  • 『杉浦明平 暗夜日記 1941-45 戦時下の東京と渥美半島の日常』

    若杉美智子, 鳥羽耕史編( 担当: 共編者(共編著者))

    一葉社  2015年07月 ISBN: 9784871960571

     概要を見る

    「解説 「暗い夜」の夢想から戦後の活躍の助走へ」を執筆した共編著。

    ASIN

  • 『『現在』解説・解題 回想 総目次 索引』

    鳥羽耕史, 小田三月( 担当: 共著)

    三人社  2015年07月

     概要を見る

    「解説・解題」を執筆。

  • 『文藝別冊 KAWADE夢ムック 生誕85年記念総特集 開高健 体験からの文学』

    河出書房新社編集部編( 担当: 分担執筆)

    河出書房新社  2015年06月 ISBN: 9784309978611

     概要を見る

    「紙と真実 開高健の知的探求について」pp.68-74、「開高健作品ガイド ノンフィクション」pp.218-220を分担執筆、再録。

    ASIN

  • 『「いま日鋼争議六〇年を語りつぐ集い」によせて』

    鳥羽耕史( 担当: 分担執筆)

    ぐりんぴーす  2015年02月

     概要を見る

    「安倍公房の話期待したが」p.16を分担執筆。

  • 『『ルポルタージュ 日本の証言』解説・解題 関連参考資料』

    鳥羽耕史( 担当: 単著)

    三人社  2014年12月 ISBN: 9784906943906

  • 『検閲の帝国——文化の統制と再生産』

    紅野謙介, 高榮蘭, 鄭根埴, 韓基亨, 李惠鈴編( 担当: 分担執筆)

    新曜社  2014年08月 ISBN: 9784788514010

     概要を見る

    鳥羽耕史「「原爆詩人」像の形成と検閲/編集――峠三吉のテクストが置かれてきた政治的環境」を分担執筆。

    ASIN

  • 『記録映画アーカイブ2 戦後復興から高度成長へ 民主教育・東京オリンピック・原子力発電』

    丹羽美之, 吉見俊哉編( 担当: 分担執筆)

    東京大学出版会  2014年07月 ISBN: 9784130032513

    ASIN

  • 『近代文学年表 増補版』(4版、共編)

    年表の会(石崎等, 石割透, 大屋幸世, 木谷喜美枝, 中島国彦, 鳥羽耕史, 編

    双文社出版  2014年03月 ISBN: 9784881640937

  • 『安部公房 メディアの越境者』(編著)

    鳥羽耕史編

    森話社  2013年12月 ISBN: 9784864050555

  • 『安部公房を語る 郷土誌「あさひかわ」の誌面から』(共著)

    渡辺三子, 田中スエコ編

    あさひかわ社  2013年12月 ISBN: 9784990752507

  • 『東北文学事典』(共著)

    日本近代文学会東北支部編

    勉誠出版  2013年06月 ISBN: 9784585200161

  • 『震災後に読む文学』(共著)

    堀内正規編

    早稲田大学出版部  2013年03月 ISBN: 9784657133021

  • 『戦争を〈読む〉』(共著)

    石川巧, 川口隆行編

    ひつじ書房  2013年03月 ISBN: 9784894766440

  • 『生誕一〇〇年 杉浦明平の眼 ルポルタージュ——自己を見失わない生き方から小説・批評・エッセイへの軌跡』

    田原市博物館編( 担当: 分担執筆)

    田原市博物館  2013年01月

  • 『現代社会学事典』(共著)

    見田宗介顧問, 大澤真幸, 吉見俊哉, 鷲田清一編

    弘文堂  2012年12月 ISBN: 9784335551482

  • 『「戦後」日本映画論 一九五〇年代を読む』(共著)

    ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編

    青弓社  2012年10月 ISBN: 9784787273246

  • 『実験場1950s』(共著)

    鈴木勝雄, 桝田倫広, 大谷省吾編

    東京国立近代美術館  2012年10月 ISBN: 9784907102005

  • 『日本語文章・文体・表現事典(縮刷版)《文学編》小説・詩・短歌・俳句名作の表現[実例]鑑賞』(共著)

    中村明, 十重田裕一, 宗像和重編

    朝倉書店  2012年06月 ISBN: 9784254510423

  • 『記録映画アーカイブ1 岩波映画の1億フレーム』(共著)

    丹羽美之, 吉見俊哉編

    東京大学出版会  2012年05月 ISBN: 9784130032506

  • 『アクター縮刷版 もうひとつの新劇史』(分担執筆「二つの結婚式場をめぐって」、p.113-113/212)

    池田一臣編

    現代劇センター真夏座  2012年03月

  • 『杉浦明平を読む “地域”から“世界”へ—行動する作家の全軌跡』(共著)

    別所興一, 鳥羽耕史, 若杉美智子

    風媒社  2011年08月 ISBN: 9784833120746

  • 『『人民文学』 解説・解題・回想・総目次・索引(DVD付)』(共著)

    鳥羽耕史, 道場親信, 柴崎公三郎

    不二出版  2011年08月 ISBN: 9784835066424

  • 『太宰治研究19』(共著)

    山内祥史編

    和泉書院  2011年06月 ISBN: 9784757605916

  • 『日本語文章・文体・表現事典』(共著)

    中村明, 佐久間まゆみ, 高崎みどり, 十重田裕一, 半沢幹一, 宗像和重編

    朝倉書店  2011年06月 ISBN: 9784254510379

  • 『貴司山治研究 〈「貴司山治全日記DVD版」別冊〉』(共著)

    貴司山治研究会編

    不二出版  2011年01月 ISBN: 9784835059891

  • 『宮澤賢治イーハトヴ学事典』(共著)

    天沢退二郎, 金子務, 鈴木貞美編

    弘文堂  2010年12月 ISBN: 9784335950377

  • 『1950年代 「記録」の時代』(単著)

    鳥羽耕史

    河出書房新社  2010年12月 ISBN: 9784309624235

  • 『石川淳と戦後日本 日文研叢書』(共著)

    ウィリアム・J・タイラー, 鈴木貞美編

    国際日本文化研究センター  2010年04月 ISBN: 9784623056170

  • 『石川淳と戦後日本 日文研叢書45』(共著)

    ウィリアム・J・タイラー, 鈴木貞美編

    国際日本文化研究センター  2010年03月 ISBN: 9784901558501

  • 『KAWADE夢ムック 文藝別冊 開高健 生誕80年記念総特集』(共著)

    河出書房新社  2010年01月 ISBN: 9784309977294

  • 『『綜合文化』解説・総目次・索引』(単著)

    鳥羽耕史

    不二出版  2009年10月 ISBN: 9784835051642

  • 『戦後日本スタディーズ1 40・50年代』(共著)

    岩崎稔, 上野千鶴子, 北田暁大, 小森陽一, 成田龍一編

    紀伊國屋書店  2009年09月 ISBN: 9784314010528

  • 『運動体・安部公房』(単著)

    鳥羽耕史

    一葉社  2007年05月 ISBN: 9784871960373

  • 『現代女性作家読本5松浦理英子』(共著)

    清水良典編

    鼎書房  2006年06月 ISBN: 4907846363

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Works(作品等)

  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭関連企画「幻灯の映した昭和―絵本と炭鉱―」

    鷲谷花, 岡田秀則, 鳥羽耕史  芸術活動 

    2019年10月
     
     

     概要を見る

    幻灯『失業と合理化問題―ボタ山の火を消すな』のナレーション担当。

  • 「『青春の設計』から『燃えつきた地図』へ」というタイトルで映画上映、およびUCLAのジョン・リージャー(John Leisure)とのトーク。「安部公房の燃えなかった家(Abe Kobo's Houses not to be burnt)」という短い発表を含む。

    芸術活動 

    2018年09月
    -
     

  • 「池田龍雄を貫くもの―ルポルタージュからパフォーマンス、オブジェまで」というタイトルで池田龍雄氏と記念対談

    芸術活動 

    2018年05月
     
     

  • 1950年代 幻灯上映会で、幻灯「松川事件 1951」のナレーション担当後、鷲谷花氏、道場親信氏とトークセッション(原爆の図丸木美術館)

    芸術活動 

    2015年04月
    -
     

  • たいめいシネマ特別上映:みらい館大明幻灯上映会で、幻灯「トラちゃんと花嫁」のナレーション担当(みらい館大明)

    芸術活動 

    2014年08月
    -
     

  • 山形国際ドキュメンタリー映画祭「やまがたと映画」プログラム中の「幻灯の映す家族」で、幻灯「痛くないお産 第一部 無痛分娩の知識」のナレーション担当(山形美術館)

    芸術活動 

    2013年10月
    -
     

  • 「映像をめぐる冒険vol.5 記録は可能か。」展における幻灯「みんなで守ろう 水俣のたたかい」のナレーション担当(東京都写真美術館)

    芸術活動 

    2012年12月
    -
    2013年01月

  • 「岩波映画「佐久間ダム」の水脈展」の展示構成(記録映画保存センター主催、株式会社21インコーポレーション共催)

    芸術活動 

    2009年04月
    -
    2009年05月

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講演・口頭発表等

  • カルチャーラジオ 安部公房を読む

    鳥羽耕史  [招待有り]

    (NHKカルチャー青山教室)  NHK文化センター  

    発表年月: 2024年09月

    開催年月:
    2024年09月
     
     
  • 安部公房生誕百年記念講座 『箱男』失踪の勧め

    鳥羽耕史  [招待有り]

    (朝日カルチャーセンター新宿教室)  朝日カルチャーセンター  

    発表年月: 2024年04月

  • 安部公房とフランス

    鳥羽耕史  [招待有り]

    安部公房:シュールレアリスムの巨匠   (パリ)  パリ日本文化会館  

    発表年月: 2024年03月

    開催年月:
    2024年03月
     
     
  • 『ピカドン』とその時代 刊行記念トーク

    小沢 節子, 鳥羽 耕史, 鷲谷 花, 高橋 由貴, 山本 捷馬, 岡村 幸宣  [招待有り]

    「『ピカドン』とその時代」関連イベント   (埼玉県東松山市下唐子1401)  原爆の図 丸木美術館  

    発表年月: 2023年10月

    開催年月:
    2023年10月
     
     
  • "Intimacies of Elsewhere: Women's Postwar Narratives across Boundaries" panel

    Suong Thai, Yasmine Krings, Sena Kaneko, Koji Toba

    The 25th Asian Studies Conference Japan  

    発表年月: 2023年07月

    開催年月:
    2023年07月
     
     

     概要を見る

    ディスカッサント

  • 草創期 1946-1949 50年代の冷戦と対抗 ★1968 時代を駆け抜けた「美術運動」

    足立元, 池上善彦, 武居利史, 鳥羽耕史, 白凛, 宮田徹也, 越水治, 美濃部民子, 金田勉, 百瀬邦孝, 木村勝明, 小野章男, 村田訓吉, 大塩幸裕, 松山晋作, 森田義之, 渡辺皓司, 首藤教之  [招待有り]

    《復刻版》刊行記念シンポジウム   (日本美術会)  日本美術会  

    発表年月: 2022年10月

     概要を見る

    日本美術会センターとオンライン参加者とのコラボ・シンポジウム

  • もっと知りたい? 戦後日本、2つの民衆版画運動!

    グディーエバ・エウゲーニア, 白凛, 町村悠香, 池上善彦, 鳥羽耕史, 黒川典是, 角尾宣信, 木下紗耶子  [招待有り]

    第32回ネオ夜の会   (生活工房/Lifestyle Design Center キャロットタワー内5階 セミナールームA)  ネオ夜の会  

    発表年月: 2022年06月

    開催年月:
    2022年06月
     
     
  • The Little Elephant is Dead as a US-Japan co-production

    Koji Toba  [招待有り]

    Jiajun Liang, Anne McKnight, Koji Toba, Sookyeong Hong, Paul McQuade and Sara Newsome, "Co-productions: Feminism, Literature & Cosmopolitanism" panel at 2022 Transpacific Workshop “Co-Productions: Literature, Media and Diaspora in the Japanese Transpacific”   (カリフォルニア大学リバーサイド校、カリフォルニア州)  John N. Kim, Anne McKnight & Setsu Shigematsu  

    発表年月: 2022年06月

    開催年月:
    2022年06月
     
     
  • Fukushima 3.11

    Koji Toba, Tomomi Yamaguchi, Chiara Pavone, Mimi Long, Chikako Takeshita  [招待有り]

    2022 Transpacific Workshop “Co-Productions: Literature, Media and Diaspora in the Japanese Transpacific”   (カリフォルニア大学リバーサイド校、カリフォルニア州)  John N. Kim, Anne McKnight & Setsu Shigematsu  

    発表年月: 2022年06月

    開催年月:
    2022年06月
     
     
  • 作文、版画、幻灯、映画の連関について

    鳥羽耕史  [招待有り]

    「在日朝鮮人美術史に見る美術教育者の足跡」シンポジウム   (同志社大学寒梅館ハーディホール&オンライン同時配信)  「版画運動新聞」を読む会  

    発表年月: 2022年03月

    開催年月:
    2022年03月
     
     

     概要を見る

    白凛、鳥羽耕史、町村悠香、池上善彦、板垣竜太によるシンポジウム。

  • Invisible Cities: Urban Ethnoscapes in Zainichi Korean Literature and Film

    Andre Haag, Julia Hansell Clark, Shoya Unoda, Cindi Textor, Jonathan Glade, Koji Toba[国際共著]

    The Annual Conference of Association for Asian Studies (AAS)   (コンベンションセンター315号室、ハワイ州ホノルル)  Association for Asian Studies (AAS)  

    発表年月: 2022年03月

    開催年月:
    2022年03月
     
     
  • Authoritative Gentleness around Colonial Children's Compositions: On Ch’oi Ingyu’s Tuition (1940)

     [招待有り]

    (オンライン) 

    発表年月: 2021年12月

    開催年月:
    2021年12月
     
     
  • Visualising Invisible Contamination: Haneda Sumiko's TV Programs on Environmental Pollution

     [招待有り]

    (オンライン) 

    発表年月: 2021年07月

    開催年月:
    2021年07月
     
     
  • Globalizing the 1950s: Intermediality and Inter-disciplinarity

    鳥羽耕史, ナミコ・クニモト  [招待有り] [国際共著]

    (オンライン) 

    発表年月: 2021年05月

    開催年月:
    2021年05月
     
     
  • 母の死とオリンピック――水川淳三監督『おかあさんのばか』(1964)をめぐって

    鳥羽耕史  [招待有り]

    戦後日本の傷跡パネル「映像の中の傷跡」   (京都)  国際日本文化研究センター  

    発表年月: 2020年07月

    開催年月:
    2020年07月
     
     
  • メディアの越境について

    鳥羽耕史, 高山明

    『転形期のメディオロジー』刊行記念トーク   (東京)  NADiff a/p/a/r/t  

    発表年月: 2019年11月

  • 1部:東アジアの版画運動と連環画について、2部:植民地主義の様々な余波:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史  [招待有り]

    早稲田文学鳥羽耕史教授講演会   (高麗大学校)  高麗大学校 BK21PLUS 中日言語・文化・教育研究事業団  

    発表年月: 2019年09月

  • きりえ画家・滝平二郎の誕生――連環画から挿絵へ

    鳥羽耕史

    東アジア冷戦下の日本における社会運動と文化生産   (京都)  国際日本文化研究センター  

    発表年月: 2019年07月

    開催年月:
    2019年07月
     
     
  • 『山びこ学校』のあやうさ

    鳥羽耕史

    第六回UCLAトランスパシフィック・ワークショップ   (カリフォルニア大学ロサンゼルス校)  UCLA日本研究テラサキセンター、歴史学部、UCLAアジア太平洋センター  

    発表年月: 2019年06月

     概要を見る

    プログラムから題目を変更して発表した。

  • 傷痍軍人と被爆者:大田洋子の傷の表象

    鳥羽耕史

    In Panel 168 "Voiced Trauma, Silenced Bodies: A Gendered Discourse of Violence in Twentieth-Century China and Japan" of The Annual Conference of Association for Asian Studies (AAS)   (デンバー)  AAS  

    発表年月: 2019年03月

  • サブ・リアリズムの射程 ― 美術、文学、映画における底辺・周縁への視線

    鳥羽耕史  [招待有り]

    戦後日本の写真史と文化運動 〈リアリズム〉のゆくえ   (山形大学人文社会科学部棟1号館1階103号室)  山形大学人文社会科学部附属映像文化研究所  

    発表年月: 2019年03月

  • 1950年代の雑誌・サークル文化と学生運動

    鳥羽耕史

    学生たちの戦後   (東京大学弥生講堂一条ホール)  東京大学大学院情報学環吉見俊哉研究室、東京大学文書館協力  

    発表年月: 2019年03月

  • 渥美の政治と暮らしを記録した作家、杉浦明平

    鳥羽耕史  [招待有り]

    (田原市立渥美図書館)  田原市立渥美図書館  

    発表年月: 2019年03月

  • セッションI:存在論、認識論、言語についての問い

    ロバート・ティアニー, ショータ・イワサキ, ジョアン・エリクソン, ロス・キングと鳥羽耕史  [招待有り]

    パッシング、ポージング、説得:近代日本における文化生産と植民地性   (ブリティッシュコロンビア大学) 

    発表年月: 2019年03月

     概要を見る

    ディスカッサントとして参加。

  • 叛乱の年か「明治百年」か?:1968年日本の文化的スペクトルについて

    鳥羽耕史

    言葉と暴力:1968年日本の異議申し立てのグローバルヒストリーと今日における意味   (ライデン大学) 

    発表年月: 2018年08月

  • 「明治百年」と安部公房:『榎本武揚』の戯曲化をめぐって

    鳥羽耕史

    トランスパシフィック・ワークショップ   (ワシントン大学) 

    発表年月: 2018年06月

  • 安部公房と戦後日本の実験的テレビドラマ

    鳥羽耕史

    (カリフォルニア大学サンタバーバラ校) 

    発表年月: 2018年06月

  • 池田龍雄を貫くもの――ルポルタージュからパフォーマンス、オブジェまで

    池田龍雄, 鳥羽耕史  [招待有り]

    「戦後美術の現在形 池田龍雄展-楕円幻想」記念対談   (練馬区立美術館)  練馬区立美術館  

    発表年月: 2018年05月

    開催年月:
    2018年05月
     
     
  • 安部公房と民族意識

    鳥羽耕史

    通ることの詩学:在日の文化生産における他者としての自己偽装を問う   (ミシガン州立大学) 

    発表年月: 2018年04月

  • 文化運動のなかの民衆と伝統

    鳥羽耕史  [招待有り]

    戦後空間シンポジウム01 民衆・伝統・運動体   (建築会館ギャラリー)  日本建築学会 建築歴史・意匠委員会(企画:同委員会 戦後空間WG)  

    発表年月: 2017年12月

  • 日本研究の国際化とナショナリズム――安部公房と在日文学研究を事例に

    鳥羽耕史

    国際シンポジウム「東アジアの文学・文化研究の国際化とナショナリズムの陥穽」   (早稲田大学戸山キャンパス 33号館3階第1会議室)  私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「近代日本の人文学と東アジア文化圏 ―東アジアにおける人文学の危機と再生」第2グループ  

    発表年月: 2017年12月

  • 過去、自己、そして共同体:安部公房の反復と更新

    鳥羽耕史

    UCLAトランスパシフィック・ワークショップ  

    発表年月: 2017年06月

  • 植民地の複数の来世:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史

    (シカゴ大学) 

    発表年月: 2017年05月

  • 植民地の複数の来世:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史

    (コロンビア大学) 

    発表年月: 2017年04月

  • 1950年代のサークル運動と東アジアへの想像力

    鳥羽耕史  [招待有り]

    在日文学ワークショップ   (リーハイ大学) 

    発表年月: 2017年04月

  • 植民地の複数の来世:安部公房から「スキヤキ」まで

    鳥羽耕史

    (カリフォルニア大学バークレー校) 

    発表年月: 2017年03月

     概要を見る

    Dan O'Neill准教授のクラスでの講演

  • サークル運動と作者

    鳥羽耕史

    「<作者>とは何か:東アジアとヨーロッパにおける歴史と実践」国際シンポジウム   (コロンビア大学ケントホール403号室)  ドナルド・キーン日本文化センター、東アジア言語文化学部、早稲田大学角田柳作日本文化センター、スーパーグローバル大学創成支援国際日本学拠点共催  

    発表年月: 2017年03月

  • 戦後文化運動研究と道場親信――『下丸子文化集団とその時代――1950年代サークル運動の光芒』(みすず書房、2016年)について

    鳥羽耕史  [招待有り]

    社会運動論研究会   (大阪経済法科大学麻布台セミナーハウス)  社会運動論研究会  

    発表年月: 2016年12月

  • 戦後文化運動研究の成果と課題

    鳥羽耕史

    東アジア日本研究者協議会第一回国際学術大会   (韓国仁川Songdo Convensia) 

    発表年月: 2016年12月

     概要を見る

    「東アジア冷戦と1950年代日本の文化運動」パネルでの発表。

  • 社会的画家・新海覚雄の軌跡

    鳥羽耕史  [招待有り]

    常設展特集「燃える東京・多摩 画家・新海覚雄の軌跡」講演会   府中市美術館  

    発表年月: 2016年08月

  • 安部公房の生政治/死政治:「事業」と「R62号の発明」の間で考える

    鳥羽耕史

    第三回UCLAトランスパシフィック・ワークショップ:生と死の政治   日本研究テラサキセンター、歴史学部  

    発表年月: 2016年06月

  • 下丸子からルポルタージュ叢書へ——〈現在の会〉がつないだもの

    鳥羽耕史

    日文研・共同研究会「戦後日本文化再考」第2回共同研究会   (国際日本文化研究センター) 

    発表年月: 2015年06月

  • 坂本九とアメリカ経由のナショナリズム——「脱」政治化する大衆文化」

    鳥羽耕史

    UCLA Trans-Pacific Workshop  

    発表年月: 2015年06月

  • 世田谷デザイン学校(特設)第4講「プロパガンダの図像と手法」

    鳥羽耕史

    「松本瑠樹コレクション ユートピアを求めて展」関連企画  

    発表年月: 2014年11月

  • 2014年日本におけるGodzillaとゴジラ

    鳥羽耕史

    documenting political: Godzilla returns   (ニューヨーク大学) 

    発表年月: 2014年10月

  • 木版画・連環画とサークル運動

    鳥羽耕史

    第8回戦後文化運動合同研究会  

    発表年月: 2014年08月

  • 1950年代から考える文学研究の未来——サークル詩と安部公房を視座として

    鳥羽耕史

    未来が呼びかける知の地平  

    発表年月: 2014年05月

  • 記録が現実をつくる——ダムをめぐる記録映画とルポルタージュ

    鳥羽耕史

    パネルトーク:民衆的〈リアル〉 美術×漫画×文学×思想  

    発表年月: 2014年05月

  • どのように「真実」はスポンサードされたか:小山いと子と『ダム・サイト』論争

    鳥羽耕史

    Bundan Snark: Writing and Fighting in Modern Japan   (アイオワ大学) 

    発表年月: 2014年05月

  • バタイユとカフカから安部公房へ:岡本太郎と〈夜の会〉経由

    鳥羽耕史

    In Panel 181 "Biopolitics, Bioscience, and Criticism in Modern Japan: Emerging Ethics after Fukushima" of The Annual Conference of Association for Asian Studies (AAS)   (フィラデルフィア・マリオット・ダウンタウン) 

    発表年月: 2014年03月

  • 安部公房とテレビ——SFと「記録」

    鳥羽耕史

    シンポジウム「思想としてのテレビ 今野勉の映像表現とテレビマンユニオンに関する研究」  

    発表年月: 2013年12月

  • 冷戦下の『希望(エスポワール)』——原子力のグローバル化との対峙

    鳥羽耕史

    第7回戦後文化運動合同研究会、セッション3「グローバル冷戦と文化—広島/日本/東アジアから考える—」  

    発表年月: 2013年11月

  • どのように「真実」はスポンサードされたか:小山いと子と『ダム・サイト』論争

    鳥羽耕史

    In Session 25: Bundan Snark Panel of The 17th Asian Studies Conference Japan (ASCJ)   (桜美林大学) 

    発表年月: 2013年06月

  • チャタレイ裁判と戦争

    鳥羽耕史

    昭和文学会春季大会「特集〈文学裁判〉という磁場」  

    発表年月: 2013年06月

  • ルポルタージュ作家・グルメ作家としての桂ゆき

    鳥羽耕史

    「桂ゆき−ある寓話−」展レクチャー   (東京都現代美術館)  東京都現代美術館  

    発表年月: 2013年04月

  • 東アジア連環画の連環——中国から日本、韓国へ

    鳥羽耕史

    シンポジウム 文化の衝突と融合——東アジアの視点から——  

    発表年月: 2013年02月

  • 廃兵と原爆——大田洋子に見る戦争の記憶

    鳥羽耕史

    国際シンポジウム「記憶の痕跡」  

    発表年月: 2012年10月

  • 「戦後日本」の象徴、一極集中の極点としての東京タワー

    鳥羽耕史

    記録映画アーカイブ・プロジェクト第8回ワークショップ  

    発表年月: 2012年06月

  • ルポルタージュの器としての紙/布/フィルム

    鳥羽耕史

    上映と研究報告会「《幻灯》に見る戦後社会運動——基地と原爆——」  

    発表年月: 2012年01月

  • 「原爆詩人」像の形成と検閲/編集:峠三吉のテクストをとりまいていた政治的環境

    鳥羽耕史

    CIVIL SOCIETY IN MODERN AND CONTEMPORARY JAPAN - The 5th Conference: Rewriting Modern and Contemporary Intellectual History   (コーネル大学) 

    発表年月: 2011年10月

  • 「へたくそ詩」から考える文学の公共圏

    鳥羽耕史

    日本近代文学会2011年度秋季大会 シンポジウム「文学と公共性」  

    発表年月: 2011年10月

  • ハイブリッドとしての『蟹工船』——『戦艦ポチョムキン』から小林多喜二、山村聰へ

    鳥羽耕史

    シンポジウム 1950年代日本映画における戦前・戦中との連続性・非連続性  

    発表年月: 2011年07月

  • 「原爆詩人」像の形成と検閲/編集——峠三吉のテクストが置かれてきた政治的環境

    鳥羽耕史

    第3回日韓検閲国際会議 検閲の転移と変容—敗戦/解放期の文学とメディア—  

    発表年月: 2011年07月

  • 安部公房の生政治—〈夜の会〉から『第四間氷期』へ—

    鳥羽耕史

    比較文学会中部支部大会  

    発表年月: 2010年11月

  • 対談・戦後アヴァンギャルド芸術とその時代

    池田龍雄, 鳥羽耕史  [招待有り]

    「池田龍雄―アヴァンギャルドの軌跡」展関連事業   (川崎市岡本太郎美術館)  川崎市岡本太郎美術館/池田龍雄展実行委員会  

    発表年月: 2010年11月

    開催年月:
    2010年11月
     
     
  • 「記録」の独自性と1950年代のサークル運動:羽田澄子の『村の婦人学級』(岩波映画製作所、1957年)をとりまいていた環境

    鳥羽耕史

    Workshop "IMAGES: Documenting Political" in New York University   (ニューヨーク大学) 

    発表年月: 2010年10月

  • パヴロフ、マルクス、そしてシュールレアリスム:安部公房の変身物語における物

    鳥羽耕史

    Association for Asian Studies Annual Meeting, Philadelphia   (フィラデルフィア・マリオット・ダウンタウン) 

    発表年月: 2010年03月

  • 1950年代の「記録」—ダムと基地の問題を中心に—

    鳥羽耕史

    第3回国際会議 日本近現代思想史を書き直す—移動と越境の視座から  

    発表年月: 2009年09月

  • 岩波映画の可能性を見る

    鳥羽耕史

    シンポジウム「岩波映画の1億フレーム」  

    発表年月: 2009年02月

  • 千田是也・安部公房・石川淳—演劇において前衛であること—

    鳥羽耕史

    〈石川淳研究会〉第10回研究会  

    発表年月: 2008年09月

  • 安部公房・反歴史主義作家:1950年代のマルクス主義と左翼実践

    鳥羽耕史

    Digital Archive and the Future of Transpacific Studies: The Second International Symposium in Cornell University   (コーネル大学) 

    発表年月: 2008年09月

  • 1950年代と反歴史主義作家:安部公房

    鳥羽耕史

    Workshop: Worker's Cultural Movement in New York University   (ニューヨーク大学) 

    発表年月: 2008年09月

  • 石川淳と演劇—「千田是也演出のために」の射程—

    鳥羽耕史

    第34回国際研究集会「石川淳と戦後日本」  

    発表年月: 2008年06月

  • ”エディター” 富士正晴

    鳥羽耕史

    富士正晴記念館特別講演会  

    発表年月: 2007年11月

  • 岡本太郎と花田清輝—戦後復興期の芸術革命思想—

    鳥羽耕史

    世田谷美術館岡本太郎展関連企画  

    発表年月: 2007年05月

  • 詩運動のローカルな中心—高知『鉄と砂』のネットワーク—

    鳥羽耕史

    思想史・文化理論研究会第140回例会  

    発表年月: 2007年03月

  • サークル誌ネットワークの広がりと密度—一九五〇年代文学のプロフィル—

    鳥羽耕史

    日本近代文学会11月例会  

    発表年月: 2006年11月

  • 新宿をめぐるルポルタージュとドキュメンタリーの系譜

    鳥羽耕史

    カルチュラル・タイフーン2006  

    発表年月: 2006年07月

  • 漱石の文房具

    鳥羽耕史

    徳島県立文学書道館講演・展示解説  

    発表年月: 2006年05月

  • 寓話の読み方について—安部公房「詩人の生涯」—

    鳥羽耕史

    徳島大学国語国文学会第二十八回研究会  

    発表年月: 2003年06月

  • 「デンドロカカリヤ」と前衛絵画

    鳥羽耕史

    日本近代文学会春季大会  

    発表年月: 1999年05月

  • 〈家〉と革命—安部公房『飢餓同盟』—

    鳥羽耕史

    日本文学協会第18回研究発表大会近代部門  

    発表年月: 1998年07月

  • 記録芸術の会と安部公房

    鳥羽耕史

    早稲田大学国文学会秋季大会  

    発表年月: 1995年12月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 高度成長期のマスメディアとサークルの「記録」との相互関係についての研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2025年03月
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    高度成長期のマスメディアと、アマチュアが担ったサークル運動における「記録」との相互依存的な関係を検証し、今日的な意義を探るのが、本研究の目的である。高度成長期においては、テレビ、ラジオ、映画、新聞、商業出版などのマスメディアのコンテンツが、純文学の作家たちによって供給されただけでなく、しばしばアマチュアによって担われていた。工場労働者、学生、主婦など、幅広い層によって支えられたサークル運動においては、生活記録や生活綴方、さらにルポルタージュ絵画、幻灯や記録映画などの「記録」が大きな意味を持っていたが、それらは単にサークル内や周辺の人々によって享受されただけでなく、マスメディアを通じて広く発信される回路が形成されていった。国内外のアーカイブ、図書館、文学館、映像ライブラリーなどを博捜することによって、そうしたメディア発信の例、および元になったサークル側の「記録」を集め、マスメディアとサークルとの相互関係の意味について考察するのが本研究の目的である。
    今年度に発表したのは、別項に記した通り、分担執筆3件、書評1件、口頭発表3件の業績である。このうち、「母の死とオリンピック――古田幸『おかあさんのばか』のメディア展開をめぐって」が、この研究課題にとって最も中心的な論文であり、母の死についての小学生の詩が反響を呼び、詩集、写真集、映画になった経緯を論じたものである。口頭発表「Authoritative Gentleness around Colonial Children's Compositions: On Ch’oi Ingyu’s Tuition (1940)」は植民地期の朝鮮総督府が募集した作文の入選作から映画化された映画「授業料」について論じたもので、今後の論文化を予定している。

  • 近現代日本の社会運動組織による「スクリーンのメディア」活用の歴史・地域的展開

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    鷲谷 花, 土居 安子, 紙屋 牧子, 岡田 秀則, 吉原 ゆかり, アン ニ, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    2018年度は、占領期の貴重な資料を何点か新たに発見、修復・保存作業を完了した。徳島キネマミュージアムの所蔵フィルム資料に、1946~47年に製作された近藤日出造作画『新日本の種まき』と、戦時中から継続して製作されていた幻灯によるニュース『幻燈月報』が含まれているのを発見、修復作業を行った。また、大原社会問題研究所に1951年に中国で刊行された連環画本『松川事件』が所蔵されていることを確認し、修復・保存・デジタル化作業を行った。
    高畑勲監督『太陽の王子ホルスの大冒険』の原作となったものの、従来ほとんど内容を知られていなかった人形座『春楡の上に太陽』の台本を確認し、当時の関係者にインタビューを行ったことで、国民的歴史学運動の流れを汲む人形劇が、高畑勲・宮崎駿・大塚康生らが参加した東映アニメーション映画の初期の代表作に繋がる系譜を確認した。
    版画家鈴木賢二の幻灯作品紹介を中心とする原爆の図丸木美術館「1950年代幻灯上映会」(2018年6月23日)、川崎市市民ミュージアム「かこさとし幻灯上映会」(2018年8月19日)ほかで、幻灯フィルムと幻灯機による一般向けの上映を行った。また、神戸映画資料館にて、望月優子の出演及び監督作品を上映し、映画俳優・映画監督・社会活動家としてのユニークな実績を再検証する「望月優子特集上映」(2018年12月28日)を開催した。
    以上の研究実績については、鷲谷花「美しい悪魔の妹たち:『太陽の王子 ホルスの大冒険』にみる戦後日本人形劇史とアニメーション史の交錯」(『ユリイカ』2018年7月号)、鷲谷花「マンガ・プロジェクション―戦後日本大衆文化におけるマンガ・劇画のスクリーン映写」(光岡寿郎、大久保遼(編)『スクリーン・スタディーズ:デジタル時代の映像/メディア経験』東京大学出版会、2019年1月)ほかで発表した。

  • 占領期ローカルメディアに関する資料調査および総合的考察

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2021年03月
     

    大原 祐治, 水溜 真由美, 仁平 政人, 川口 隆行, 天野 知幸, 石川 巧, 森岡 卓司, 鈴木 貴宇, 佐藤 泉, 坪井 秀人, 鳥羽 耕史, 光石 亜由美, 牧 義之

     概要を見る

    共同研究の第3年目にあたる今年度は、研究成果の取りまとめと公開に向け、『地方総合文芸雑誌事典(仮)』の企画を立てることから出発した。
    占領期における地方雑誌は、ごく小規模の職域サークルや青年会などを刊行母体とするものから、戦時下の一県一紙体制によって統合された地方新聞社を刊行母体とするものまで大小様々に存在し、その刊行点数は膨大である。従って、そのすべてを視野に入れ、地方雑誌の全容を一度に把握することは難しい。本共同研究では、このような限界について改めて認識した上で、まずは各都道府県においてもっと規模が大きく明確な特徴をもった雑誌群に着目することを優先することとした。
    具体的な方針としては、地方新聞社等、相対的に大きな刊行母体を持つ地方雑誌に焦点を絞り、その概要を把握するとともに、それらの雑誌における都道府県間での差異や特徴を可視化し、その調査研究の成果を一つの事典としてまとめることを確認するに至った。この事典の版元としては、地方出版史を含む出版文化史全般に関する資料を多く刊行すると共に、古書店として地方出版物を多く取り扱い、豊かなノウハウを有する金沢文圃閣(石川県金沢市、代表・田川浩之氏)に協力を得ることができた。
    すでに事典の刊行趣意書をまとめた上、共同研究者以外の研究者を含む執筆者の選定も終え、執筆依頼を行うところまで作業は進展している。年間の活動としては、出版企画の打ち合わせと資料の探索を兼ねて金沢文圃閣を訪問し、現地で研究会を開催したほか、出版企画のための打ち合わせを行った。

  • 昭和期日本における幻灯(スライド)文化の復興と独自の発展に関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    鷲谷 花, 土居 安子, 岡田 秀則, 吉原 ゆかり, アン ニ, 鳥羽 耕史, 紙屋 牧子

     概要を見る

    幻灯(スライド)は、従来「映画以前」の映像メディアとして認識され、20世紀初頭の映画の普及以降の動向については、ほとんど研究対象とされてこなかった。それに対して、本研究では、幻灯が第二次世界大戦期の日本で復興し、戦後の教育及び社会運動の場で幅広く活用される過程に注目した。1940~50年代につくられた幻灯のフィルム及び説明台本を多数発掘し、また、当事者及び遺族に対する聞き取り調査を実施することで、従来知られていなかった昭和期の幻灯文化の実態の一端を解明した。発掘したフィルム資料については、アナログ及びデジタル復元に取り組み、山形国際ドキュメンタリー映画祭等での一般向けの上映活動を展開した。

  • 矢内原忠雄学生問題研究所未発掘資料から見る1950年代の学生運動と若者意識の分析

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(A)

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2018年03月
     

    吉見 俊哉, 小玉 重夫, 佐藤 健二, 野上 元, 米谷 匡史, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    本研究は未発掘であった「矢内原忠雄学生問題研究所資料」の整理から始まり、そこから同研究所の活動や晩年の矢内原忠雄の最大の関心事であった1950年代の若者意識の変化や学生運動の様相を多角的に分析した。それにより、同時代の学生たちの雑誌サークル活動や同研究所の米国アジア財団との繋がり、大学の自治のあり方などの重層的な厚みを戦後日本社会のなかに見出した。また、これらの資料群の本格的な目録作成、デジタル・データベース化を行うことで、本資料の詳細な内容と学術的価値を示した。さらに、その資料のパブリック・ドメインによる一般公開を行うことで、後続の研究が自由に資料を活用でき、日本の学術への発展に寄与した。

  • 戦後期日本のサークル運動と文学についての発展的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    戦後期の日本で広く普及していたサークル運動と広い意味での「記録」の運動の実態を明らかにするため、調査・研究を行った。主な成果は、安部公房がラジオドラマやテレビドラマなどで行なっていた実験を広義の「記録」やSFとの関わりの中で再評価したこと、戦後のサークル運動が東アジア、特に中国との関係の中で動いていた実例として、押仁太を中心とする連環画や木版画の運動について調査・考察したことなどである。

  • 東アジアにおける前期冷戦文化の多角的考察

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2015年03月
     

    成田 龍一, 岩崎 稔, 坪井 秀人, 鳥羽 耕史, 戸邉 秀明, 丸川 哲史, 吉見 俊哉, 渡辺 直紀, 佐藤 泉

     概要を見る

    「戦後」といわれる時期は、世界史的な視野では冷戦体制となる。この認識のもとで、これまで「戦後文化」として、一国史的に考察されてきた思想史、文化史を「冷戦文化」として、あらためて把握しなおした。東アジアのなかで、「日本」の思想史を点検し再文脈化をおこなったが、「戦争経験」が大きな軸となった。アジア・太平洋戦争の「戦争経験」が、朝鮮戦争とベトナム戦争の影響のもとで、いかなる総括がなされたか、の解明を試み、とくに、沖縄での営みの考察には、力を入れた。また、冷戦文化は、映画や大衆小説として展開されることが多く、その点から映画の分析をおこなった。この過程を通じて、冷戦文化という概念を鍛えていった。

  • 1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2015年03月
     

    大内 裕和, 水溜 真由美, 石原 俊, 長 志珠絵, 黒川 みどり, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    1950年代が、戦前や戦時期との連続性を持ちながら、戦後の社会システムや大衆意識の形成にとって、決定的な意味を持っていたということを、当時の史資料から明らかにした。これらについて、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。また、1950年代を再検討することによって、<現代>が戦後社会の転換点であることを、より明確にすることができた。これらについても、多数の雑誌論文の執筆、学会発表、図書の刊行を行った。

  • 記録映画アーカイブに見る戦後日本イメージの形成と変容

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2014年03月
     

    丹羽 美之, 吉見 俊哉, 筒井 武文, 中村 秀之, 鳥羽 耕史

     概要を見る

    岩波映画製作所が製作した約4千本のフィルム原版をはじめ、合計で約1万本の記録映画を収集・保存した。このうち約6千本分のデータベース化を行い、検索システムをウェブ上で公開した。また収集・保存した記録映画を活用して、戦後日本イメージについて討論する全10回のシンポジウムやワークショップ(研究上映会)を開催した。その成果は『記録映画アーカイブ』シリーズとして東京大学出版会より出版した。さらに、収集した記録映画を活用して長編記録映画『夢と憂鬱~吉野馨治と岩波映画~』を製作・公開した。同映画は平成23年度文化庁文化記録映画賞優秀賞を受賞したほか、各地の映画祭で上映された。

  • 戦後期日本のサークル運動と文学についての発展的研究

    科学研究費助成事業(早稲田大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(C))

    研究期間:

    2012年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    戦後期の日本で広く普及していたサークル運動と広い意味での「記録」の運動の実態を明らかにするため、調査・研究を行なった。また、サークル運動において中心的なジャンルであり、しばしば共同的な形で制作された詩やルポルタージュなどの文学についても、同時代の前衛的な文学・芸術運動や政治運動との関連の中での研究を行なった。
    まず、「記録」の問題については、東京都現代美術館学芸員の関直子氏の協力を得て、「ルポルタージュ作家・グルメ作家としての桂ゆき」という講演を行なった。また、桜美林大学において行なわれたThe 17th Asian Studies Conference Japan (ASCJ)でのSession 25: Bundan Snark Panelにおいて、How the “Truth” Is Sponsored: Koyama Itoko and the Controversy over Dam Siteという研究発表を行ない、小山いと子の『ダム・サイト』という事実をもとにしたフィクションが引き起こした問題についての考察を行なった。
    さらに、当時の運動の一つの中心でもあった安部公房について集中的に研究し、国際学会であるAASでの口頭発表でFrom Bataille and Kafka to Abe Kobo: Via Okamoto Taro and the Night Societyを発表したのをはじめ、「安部公房が描いた2013年」、「安部公房の父・安部浅吉について」、「辺境からFrontierへ――The Frontier Within: Essays by Abe Kobo書評」といったエッセイ・書評や、『安部公房を語る 郷土誌「あさひかわ」の誌面から』といった共著などを刊行した。

  • 1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘

    科学研究費助成事業(松山大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    大内裕和『日本の奨学金はこれでいいのか!』は、1950年代において大きな問題となった教育と貧困、教育の機会均等の問題が、その後どのように変容していったのかを考察する歴史研究の成果である。教育と貧困、教育の機会均等という1950年代に浮上した問題が、現在新たな意味をもつようになっていることを明らかにしている。黒川みどり「日本近代部落史研究と被差別民」は被差別民に焦点を当て、これまでの日本近代部落史研究の捉え直しを行う研究成果である。また黒川みどり「文明中心移動説の形成」は、内藤湖南のアジア認識を対象として、日本近代思想史のあり方を植民地主義や差別の視点から相対化する研究成果である。長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』「“CITY MAP OF KYOTO”**を「読む」―占領期研究序論―」「戦争の事後を考えるー東京市忠霊塔のゆくえ」は、戦後の占領期研究を、思想史的方法によって読みかえる試みである。1950年代論の新たな展開を行ったという点で、共同研究のテーマとも合致した貴重な研究成果である。水溜真由美「労働者の共同性とサークル運動 : 熊沢誠の「労働社会」論を手がかりに」は、労働者の共同性に着目して、サークル運動のあり方を考察した研究である。1950年代の地域文化活動のあり方に新たな視点を加えた研究成果である。鳥羽耕史「チャタレイ裁判と戦争」は、チャタレイ裁判を取り上げ、文学と戦争との関係を考察した研究成果である。石原俊『<群島>の歴史社会学』は、<群島>という周辺の視点から戦後日本や国民国家のあり方を再検討した歴史社会学研究の成果である。

  • 東アジアにおける前期冷戦文化の多角的考察

    科学研究費助成事業(日本女子大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    本年度も冷戦文化研究会を定期的に開催し、各自の成果を共有することをおこなった(6月29日。11月17日。3月16日)。1950年代を扱った著作(中谷いずみ『その「民衆」とは誰なのか』青弓社、2013年)および、冷戦期の記憶のあり方を扱った著作(長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』有志舎、2013年)の合評会を著者を招いて行った。また、石原俊(明治学院大学准教授)の報告がなされた。沖縄近現代史講義も継続させ、沖縄から比屋根照夫(琉球大学名誉教授)を招き、沖縄近現代史について報告してもらった。6月16日、9月7日、2月16日と、三回の報告を受けた。歴史を踏まえた現在の沖縄文化が議論の対象となり、比屋根の仕事の検討、および沖縄のいまをめぐって議論を重ねた。冷戦文化を理解するときに要となる沖縄の文化と歴史を学ぶ試みとして大きな成果を挙げた。本研究の成果を国際的に発信する試みとして、研究代表者・成田龍一と研究分担者の坪井秀人、鳥羽耕史が、安丸良夫(一橋大学名誉教授)、長志珠絵(神戸大学教授)とともに、10月16日~22日にかけてアメリカに出かけた。ニューヨークのコロンビア大学を会場として開かれたMJHW(近現代日本学会)のパネルとして、戦後歴史学の再検討をおこない、安丸が基調講演、成田が報告をした。また今年度は、教科書を軸とする考察をおこない、「教科書を/で考える」と題するワークショップを、8月29日、3月8日と二回にわたって催した。冷戦文化のなかでの歴史教育に接近する試みであった。さらに、成田は、「「3.11」を経て、あらためて戦後思想を考える」と題するセミナーを4月18日、5月16日、5月30日、6月13日、6月20日の4回にわたっておこない、冷戦文化のなかにおける作家・大江健三郎、社会学者・見田宗介、映画監督・篠田正浩、さらに文化人類学者・山口昌男について論じた。

  • 1950年代における地域文化活動の実証的研究-民衆の自己教育運動の史資料発掘

    科学研究費助成事業(松山大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2014年
     

     概要を見る

    大内裕和『日本の奨学金はこれでいいのか!』は、1950年代において大きな問題となった教育と貧困、教育の機会均等の問題が、その後どのように変容していったのかを考察する歴史研究の成果である。教育と貧困、教育の機会均等という1950年代に浮上した問題が、現在新たな意味をもつようになっていることを明らかにしている。黒川みどり「日本近代部落史研究と被差別民」は被差別民に焦点を当て、これまでの日本近代部落史研究の捉え直しを行う研究成果である。また黒川みどり「文明中心移動説の形成」は、内藤湖南のアジア認識を対象として、日本近代思想史のあり方を植民地主義や差別の視点から相対化する研究成果である。長志珠絵『占領期・占領空間と戦争の記憶』「“CITY MAP OF KYOTO”**を「読む」―占領期研究序論―」「戦争の事後を考えるー東京市忠霊塔のゆくえ」は、戦後の占領期研究を、思想史的方法によって読みかえる試みである。1950年代論の新たな展開を行ったという点で、共同研究のテーマとも合致した貴重な研究成果である。水溜真由美「労働者の共同性とサークル運動 : 熊沢誠の「労働社会」論を手がかりに」は、労働者の共同性に着目して、サークル運動のあり方を考察した研究である。1950年代の地域文化活動のあり方に新たな視点を加えた研究成果である。鳥羽耕史「チャタレイ裁判と戦争」は、チャタレイ裁判を取り上げ、文学と戦争との関係を考察した研究成果である。石原俊『<群島>の歴史社会学』は、<群島>という周辺の視点から戦後日本や国民国家のあり方を再検討した歴史社会学研究の成果である。

  • 記録映画アーカイブに見る戦後日本イメージの形成と変容

    科学研究費助成事業(東京大学)  科学研究費助成事業(基盤研究(B))

    研究期間:

    2010年
    -
    2013年
     

     概要を見る

    岩波映画製作所が製作した約4千本のフィルム原版をはじめ、合計で約1万本の記録映画を収集・保存した。このうち約6千本分のデータベース化を行い、検索システムをウェブ上で公開した。また収集・保存した記録映画を活用して、戦後日本イメージについて討論する全10回のシンポジウムやワークショップ(研究上映会)を開催した。その成果は『記録映画アーカイブ』シリーズとして東京大学出版会より出版した。さらに、収集した記録映画を活用して長編記録映画『夢と憂鬱~吉野馨治と岩波映画~』を製作・公開した。同映画は平成23年度文化庁文化記録映画賞優秀賞を受賞したほか、各地の映画祭で上映された。

  • 戦後期日本のサークル運動と文学についての基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2009年
    -
    2011年
     

    鳥羽 耕史, 菅本 康之

     概要を見る

    単著『1950年代「記録」の時代』を中心として、戦後期のサークル運動、記録の運動が連関しつつ、これまでにあまり顧みられなかったような文学や映画などの作品に結実していったことを明らかにできた。戦後文学、サークル運動、記録の運動のそれぞれについて、当時の関係者の証言をとり、中心的な雑誌の総目次などを整備しつつ、その果たした役割についての検証をすることができた。

  • 戦後期日本の政治的・芸術的前衛と記録文学についての基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2006年
    -
    2008年
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    著書『運動体・安部公房』を核とする形で、戦後の政治的・芸術的前衛と記録文学の世界が互いに関わり合いながら展開していった様相を明らかにすることができた。そこでは、シュルレアリスムや寓話、さらに絵画や記録映画の方法論を用いた様々なリアリズムが探求されていた。それらを結ぶ民衆的な基盤としてのサークル運動とそれを拠点としていた生活記録運動も含め、戦後期の「記録」の多様な展開が明らかになってきた。

  • 1950年代における「サークル活動」の文化史的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(B)

    研究期間:

    2004年
    -
    2007年
     

    成田 龍一, 岩崎 稔, 長 志珠絵, 佐藤 泉, 鳥羽 耕史, 水溜 真由美, 上野 千鶴子, 戸邉 秀明

     概要を見る

    本科学研究費補助金にかかわる、本年度の研究成果は、これまで収集してきた「東京南部史料」の分析と、その歴史的な位置づけを集約した『現代思想』臨時増刊「戦後民衆精神史」にまとめられている。同誌は、2007年12月に刊行された。ここには、研究協力者(池上善彦、『現代思想』編集長)の多大の協力がある。
    研究代表者および、研究分担者、研究協力者による成果は、以下のとおりである。研究協力者の道場親信(東京外国語大学講師)「下丸子文化集団とその時代」「工作者・江島寛」、研究協力者・岩崎稔「詩と労働のあいだ」。「討議戦後民衆精神史」に、成田龍一(研究代表者)、鳥羽耕史(研究分担者)、道場が参加した。さらに、道場による「東京南部文化運動年表」が付された。そのほか、『現代思想』「戦後民衆精神史」には、浜賀知彦氏の所蔵にかかわる1950年代のサークル誌である、『油さし』『いぶき』『たんぽぽ詩集』などの分析が寄稿されている。これらは、池上、岩崎、道場が主宰する研究会での成果の反映である。『現代思想』「戦後民衆精神史」には、木戸昇氏による「東京南部」のサークル運動の概観も「資料」として付されており、『現代思想』「戦後民衆精神史」は、1950年代のサークル運動、さらには文化状況の研究を一挙に進めたものといいうる。
    また、他の研究者たちによる1950年代の文化運動、およびサークル運動の研究会やシンポジウムにも参加し、成田・岩崎・鳥羽はアメリカ合衆国コロンビア大学を会場とするMJHW(近代日本研究集会)で報告と討論をおこなった。さらに、鳥羽と池上は、1950年代に生活記録運動を展開し、サークル運動と深いかかわりをもった鶴見和子をめぐる研究集会(京都文教大学)に参加した。韓国やドイツにおける研究者との交流を、持続的に行ってもいる。

  • 戦後期日本の前衛文学・芸術と記緑文学についての基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    鳥羽 耕史

     概要を見る

    前年度に引き続き、国内外の図書館・文学館・美術館において前衛文学・芸術と記録文学についての資料収集を行い、当時の関係者へのインタビューも行う一方、安部公房を中心とする前衛文学や戦後の政治・芸術運動に関する事実の整理を行った。
    「実践としての寓話-安部公房とイソップ-」は、安部公房が政治的前衛として直接性を希求するあまり、文学的に低迷したと言われる時期の寓意文学を扱った。イソップ寓話の改作にオリジナルを混ぜて発表された安部の寓話には、言論による実践の一形態として、直接的に労働者・人民に訴える力としての期待がこめられていた。こうした作風は重層的な意味を持った前衛文学やストレートな記録文学に対して軽視されがちであるが、当時の状況下でのターゲットと効果を踏まえれば、新たな鉱脈として見えてくるのである。
    「サークル誌ネットワークの可能性-『人民文学』と『新日本文学』から見る戦後ガリ版文化-」は、前年度の成果「『人民文学』総目次」をフルに活用することで実現した最初の成果である。1950年代に流行したガリ版サークル誌についての研究であるが、これらの雑誌の現物の多くは失われてしまっている。そのため、個々の雑誌の情報を集めた二雑誌、『新日本文学』と『人民文学』に注目し、その批評言説や転載テクストによってサークル誌が置かれていた状況とその可能性を探る試みである。二誌を通して見えてくるのは、よく言われる東京一極集中型の大量出版・大量消費時代の文学ではなく、匿名性や共同性を帯びた小規模出版のネットワークによって形づくられた共同的な文学の場であった。これは今日のデジタル・ネットワーク時代に再考される価値を十分に持つものである。
    三年間の研究を通じ、戦後期の前衛文学・芸術と記録文学が、相互に複雑に絡みあって形成されていく様が見えてきた。今後も同時代の政治状況との関連を重視しながら研究を進めていきたい。

  • 近代日本における(座談会)の成立過程についての動態的・総合研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)

    研究期間:

    2003年
    -
    2005年
     

    佐藤 伸宏, 高橋 世織, 山崎 義光, 畑中 健二, 鳥羽 耕史, 土屋 忍, 森岡 卓司, 佐藤 伸宏

     概要を見る

    本研究は、<座談会>という言説形式の成立および定着の過程とその背景・意義について、主に雑誌メディアを中心として調査・研究をすすめ、またそれをとおして、<座談会>がいかに作家と読者の関係を規制し、いかに創作や批評あるいは社会意識の枠組みとして寄与したかを考究することを目的として研究をおこなってきた。
    その研究成果として幾つかのことが挙げられる。まず第1に、<座談会>記事掲載の雑誌調査を継続しておこない、そのデータ・ベース化をはかったことである。それによって、従来の文学史において空白のまま残されていた<座談会>関連記事のデータをかなり蓄積し、整理することが出来た。この資料については、かなりの分量となるが、すべて研究成果報告書に収録した。
    第2に、3年間の研究期間において、継続的に研究会を開催して、各研究分担者の考察の成果を報告し、当初の目的である<座談会>をめぐる諸問題についての知見を相互に深める機会とした。また研究分担者のみならずゲストを招いての研究会も開催した。昨年8月には、これまで多くの<座談会>を掲載してきた雑誌『文学』(岩波書店)の編集者であった星野紘一郎氏を招いて、企画・編集者の立場から<座談会>に関わる高話を伺い、<座談会>という場が成立するに至る様々な要素・条件などについて、新たな多くの示唆を得ることとなった。また10回ほど開催した研究会では、「近代日本<座談会>の成立」「座談記事としての『新潮合評会』成立の諸要因」「なぜ座談会は『座談』会と呼ばれるのか」「戦後の座談会の特色」「近世評判記その他における対話の形態」「『対談集』の成立」等、多様なテーマについての検討をおこなった。そのような研究活動をとおして、日本近代における<座談会>の成立と展開、近世からの展開と断絶、明治期の<合評>の萌芽的・前史的意義、「新潮合評会」の意義、メディアの発達との相関、<座談会>の影響力等、多大の知見を得ることができた。これらの成果は、研究成果報告書に掲載している。

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Misc

  • キーワードでひらく安部文学の扉

    鳥羽耕史, 水沢そら

    芸術新潮   75 ( 3 ) 20 - 25  2024年03月  [招待有り]

    担当区分:筆頭著者

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • ワークショップ①「記録からひらく表現」印象記

    鳥羽耕史

    原爆文学研究会報   ( 70 ) 2 - 3  2024年03月  [招待有り]

    会議報告等  

  • 「美術運動」創刊75周年記念 全記録 《復刻版》刊行記念―シンポジウム

    足立元, 池上善彦, 武居利史, 鳥羽耕史, 白凛, 宮田徹也, 越水治, 美濃部民子, 百瀬邦孝, 金田勉, 渡辺皓司, 森田義之, 木村勝明, 小野章男, 村田訓吉, 大塩幸裕, 松山晋作, 松本政次郎, 糸日谷敬一, 甲斐繁人, 森志らべ, 相田勤, 北原恵, 堀内俊二, 北野輝, 徳永リサ, 四國光

    美術運動   ( 150 ) 40 - 45  2023年03月  [招待有り]

    会議報告等  

     概要を見る

    2022年10月31日開催のシンポジウムの記録。

  • 若杉美智子さんと「杉浦明平の世界」

    鳥羽耕史

    感泣亭秋報   ( 17 ) 79 - 85  2022年11月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(その他)  

  • 原爆文学と震災後文学、「戦後」文学を架橋する――現在にこそ読まれねばならない

    鳥羽耕史

    図書新聞   ( 3549 ) 5 - 5  2022年07月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    川口隆行著『広島 抗いの詩学――原爆文学と戦後文化運動』書評。

  • 高橋敏夫先生のカルテ

    鳥羽耕史

    わせだ国文ニュース   ( 116 ) 2 - 2  2022年06月

    その他  

  • 『日本近代文学大事典』と私 大事典が検索できることの意義

    鳥羽耕史

    日本近代文学館   ( 304 ) 14 - 14  2021年11月

  • 六月例会印象記

    鳥羽耕史

    会報   ( 135 ) 26 - 27  2021年09月  [招待有り]

    会議報告等  

  • 開かれた窓として――「美術運動」復刻版出版の意義

    鳥羽耕史

    美術の窓   ( 449 ) 134 - 134  2021年02月  [招待有り]

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 私的アーカイブで探る戦争――世代間の分断を埋めるツールとしての映像の活用方法を模索する

    鳥羽耕史

    図書新聞   ( 3469 ) 3 - 3  2020年10月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    水島久光著『戦争をいかに語り継ぐか』書評。

  • 開高健とニューヨーク

    鳥羽耕史

    週刊NY生活   ( 646 ) 16 - 16  2017年09月  [招待有り]

    担当区分:責任著者

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

  • 安部公房とニューヨーク

    鳥羽耕史

    週刊NY生活   ( 639 ) 16 - 16  2017年07月  [招待有り]

    担当区分:責任著者

    記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア)  

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現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • 近現代文学の研究1

    日本女子大学  

    2024年04月
    -
    2024年09月
     

  • 映像芸術学特殊講義ⅡA

    明治学院大学  

    2024年04月
    -
    2024年09月
     

  • 近代文学の研究-2

    日本女子大学  

    2023年10月
    -
    2024年03月
     

  • 安部公房の世界:「闖入者」と「友達」の周辺

    早稲田大学エクステンションセンター早稲田校  

    2024年01月
     
     
     

  • 近代文学の研究-1

    日本女子大学  

    2023年04月
    -
    2023年09月
     

  • 安部公房の世界

    早稲田大学エクステンションセンター早稲田校  

    2023年01月
    -
    2023年02月
     

  • 日本言語文化各論Ⅳ

    静岡大学  

    2021年09月
     
     
     

  • 日本言語文化各論Ⅲ

    静岡大学  

    2020年09月
     
     
     

     概要を見る

    9月7日から10日の集中講義。

  • 安部公房の世界

    早稲田大学オープンカレッジ早稲田校  

    2020年01月
     
     
     

  • 安部公房の世界

    早稲田大学オープンカレッジ早稲田校  

    2019年01月
     
     
     

  • 集中講義

    北京外国語大学  

    2018年09月
     
     
     

     概要を見る

    9月11日から13日までの集中講義。

  • JAPAN 210-1 Issues in Modern Japanese Literature

    UCLA  

    2016年03月
    -
    2016年05月
     

     概要を見る

    セイジ・リピット教授との共同指導による、1950年代の前衛芸術・政治運動と「記録」についての10週間のセミナー。

  • 文学講義335

    立教大学  

    2015年10月
    -
    2016年01月
     

  • 特殊講義

    藤女子大学  

    2015年09月
     
     
     

     概要を見る

    9/14-17の講義と公開講演会。

  • 文学講義313

    立教大学  

    2014年04月
    -
    2014年07月
     

  • 日本文学講読Ⅲ/日本文学基礎研究Ⅲ

    徳島大学  

    2011年09月
     
     
     

     概要を見る

    9/5-8の集中講義。

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社会貢献活動

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特別研究期間制度(学内資金)

  • 安部公房の伝記的研究および戦後文学のメディア展開に関する研究

    2016年09月
    -
    2017年08月

    アメリカ合衆国   コーネル大学

    アメリカ合衆国   コロンビア大学

特定課題制度(学内資金)

  • 安部公房に関する国際的研究

    2020年  

     概要を見る

    高度成長期のマスメディアと、アマチュアが担ったサークル運動における「記録」との相互依存的な関係を検証し、今日的な意義を探ることを目的とする科学研究費補助金基盤研究(C)20K00302「高度成長期のマスメディアとサークルの「記録」との相互関係についての研究」を補完するものとして、個人作家にフォーカスしつつ、国際的な展開を探る本研究を構想した。特に1970年代、安部公房スタジオの活動と、同時に書いて出版した『箱男』の構想の変遷について研究し、成果を発表した。また、安部公房スタジオ最後の舞台である『仔象は死んだ』のアメリカ公演について、アメリカ側のアーカイブで収集してきた資料をもとに研究を進め、2022年のカリフォルニア大学リバーサイド校での国際ワークショップでの研究発表につながるものとなった。

  • 戦後/冷戦期における日本文学・文化の位相とアメリカ

    2018年  

     概要を見る

     本研究は同題の特定課題Bの補助だ。本研究の目的はアメリカとの関係を中心として戦後/冷戦期の日本文学史および文化史を書き直すことである。これまでの日本近代文学研究には乏しかった、国際的で広い視野に立った文学史および文化史の構想なのが、特筆すべき特色である。本年度の成果としては、AAS、Words and Violence、Trans-Pacific Workshop、The Poetics ofPassingなどの国際会議の場において、安部公房、大田洋子などの文学の問題を扱うことで、欧米や東アジアの研究者たちと議論できたことが大きい。これらの会議で得た知見を生かして、研究を深めていきたい。

  • 戦後/冷戦期における日本文学・文化の位相とアメリカ

    2018年  

     概要を見る

     本研究の目的は、アメリカとの関係を中心として、戦後/冷戦期の日本文学史および文化史を書き直すことである。これまでの日本近代文学研究には乏しかった、国際的で広い視野に立った文学史および文化史の構想なのが、特筆すべき特色である。本年度の成果としては、AAS、Words and Violence、Trans-Pacific Workshop、The Poetics ofPassingなどの国際会議の場において、安部公房、大田洋子などの文学の問題を扱うことで、欧米や東アジアの研究者たちと議論できたことが大きい。これらの会議で得た知見を生かして、研究を深めていきたい。

  • 東アジアの文学とアメリカ――1960年代を中心に

    2017年   石原 剛, 越智 博美, 井上 間従文

     概要を見る

     東アジアの文学について、アメリカとの関係に着目し、国際的・学際的な視点から、従来の一国主義的な文学史記述の枠組みを超える、新しい読みかえをすることを目的として研究を進めた。具体的には、リーハイ大学で開かれた在日文学ワークショップにおいて、1950年代のサークル運動に表れた東アジアへの想像力について、主としてアメリカの在日文学研究者たちと議論することで、アメリカとの関係を考察した。また、安部公房の初期作品と坂本九「上を向いて歩こう」を植民地主義の余生として考察し、安部公房についてのリチャード・カリチマンの著作を分析することで、一国主義的でない読みかえの可能性を追求した。

  • 日米関係の中の文学――高度経済成長期を対象にして

    2016年  

     概要を見る

     日本・沖縄・韓国・台湾の関係を中心とする東アジアの文学について、アメリカとの関係に着目し、国際的・学際的な視点から、従来の一国主義的な文学史記述の枠組みを超える、新しい読みかえをすることを目的とする。具体的には、戦後文化運動研究に関する論集に共編者として中心的にかかわった他、平中忠信(比良信治)の文集を出版、東アジアにおける連環画の影響関係にかかわる論文や、一九五〇年代の文壇とその外部との相互関係に関する論文も発表した。また、安部公房の短編を生政治および死政治の観点で読み解く論文は、その構想や内容、発表にアメリカにかかわる点が多く、次の共同研究の構想にもつながることになった。

  • 高度経済成長期の文学・文化についての国際的研究

    2015年  

     概要を見る

     高度経済成長期の文学を中心とする文化について、社会的・国際的な視点から、従来の一国主義的な文学史・文化史記述の枠組みを超える、新しい読みかえをすることを目的として研究を進めた。具体的には、戦後における幻灯について、実際の上映とナレーションを実践した他、短い論考も発表した。また、〈現在の会〉による広義の「記録」について、昨年度の『ルポルタージュ 日本の証言』に続いて雑誌『現在』の復刻にも関わって解説を書いた。日米安保体制下の政治を体現した歌手として坂本九を読み解いたアメリカのワークショップでの発表と論文が、次の共同研究の構想にもつながることになった。

  • 安部公房に関する総合的研究

    2014年  

     概要を見る

    安部公房の評伝の完成に向けて、さらに調査を深めた。本研究では、サークル運動と関わりながら、独自の道を進んだ安部の軌跡に即した調査・研究を行った。具体的には、昨年度に引き続いて安部公房の関係者へのインタビューや関係者が書いた文章などの調査を進め、外側から見た安部公房像を明らかにしていった。また、自ら「消しゴムで書く」と言い、私小説的な書き方を嫌った安部公房自身が書いた小説、エッセイ、自筆年譜などを検討し、周囲の証言との照合から、伝記的な事実を明らかにしていった。一方、安部の作品の変遷から見える、思想的な履歴なども同時に考察した。

  • 安部公房に関する伝記的研究

    2013年  

     概要を見る

     本研究では、安部の出生から死までの伝記的な事項を精査しつつ、その間に書かれた代表的な作品や、全集未収録の作品などについても紹介し、作家であり劇作家でありテレビやラジオや映画のシナリオライターであり、舞台の演出家でもあった安部公房という人間の全体像を捉えることを試みた。 本年度には、安部公房についての編著を一冊、分担執筆で序文も寄せた本を一冊と、伝記調査の過程で得られた安部公房の父・安部浅吉についてのエッセイを発表することができた。また、関係者へのインタビューに関わる成果として、安部公房スタジオの女優として活躍した山口果林氏所蔵の写真、台本などの資料を、演劇博物館に寄贈する仲介者の役割を果たすことができた。この資料は、安部公房研究のみならず、現代演劇研究資料として活用されていくことになるだろう。 来年度に向けては、ひきつづき安部公房の関係者へのインタビューや関係者が書いた文章などの調査を進め、外側から見た安部公房像を明らかにしていく。また、自ら「消しゴムで書く」と言い、私小説的な書き方を嫌った安部公房自身が書いた小説、エッセイ、自筆年譜などを検討し、周囲の証言との照合から、伝記的な事実を明らかにしていく。一方、安部の作品の変遷から見える、思想的な履歴なども同時に問題にしていく予定である。 また、評伝の出版とは別に、出版社から安部公房に関する事典の編集も委嘱され、信州大学の友田義行助教らと共に進めていくことになった。これは五年計画ぐらいの長期的なものになるが、今年度はその最初の段階として、編集委員や執筆者を定め、項目や構成についてのプランを練っていくことになる。そのためにも、伝記的な調査だけでなく、個々の小説、エッセイ、戯曲、シナリオ、評論などの内容や背景についての調査が必要になってくるため、安部公房に関する総合的研究と題して、その長期計画の基礎固めを行っていくこととしたい。 今回の研究費で編著を寄贈した方々には伝記調査で引き続きご協力を頂くことになるし、アメリカの二人とは5月のシンポジウムで共に発表することも予定しているので、そうした共同研究の成果も評伝に生かされていくことになるだろう。

  • 渥美半島における戦後文化運動の研究

    2011年  

     概要を見る

     これまで1950年代のサークル運動や記録文学について研究してきた成果を、別所興一氏、若杉美智子氏と共に、渥美半島に住んだ作家・杉浦明平に関する共著『杉浦明平を読む “地域”から“世界”へ―行動する作家の全軌跡』として刊行することができた。また、全国的なサークル運動、中でも詩の運動について、「へたくそ詩」をめぐる学会発表と論文の形でまとめることができた。 福岡と長崎での調査では、渥美半島のグループからサークル村と大正行動隊の視察に行った清田和夫との接点があり得た画家の菊畑茂久馬氏の講演を聞き、資料を見ることができた。また、福岡市文学館の調査からは、前述の学会発表や論文への手掛かりを得ることができた。沖縄の調査では、戦後文化運動の中でも重要な地位を占めた版画運動の二つの起源として、ドイツのケーテ・コルヴィッツ、中国の魯迅との関係を確認し、さらにそれらと関わった日本の画家たちの活動を確認することができたし、幻灯などの新たな資料についても今後の調査の必要を確認することができた。 今年度中に形にならなかったが最も重要な成果としては、川口務氏に二回、森下隆蔵氏に一回行った聞き取り調査が挙げられる。戦後初期から杉浦明平と共に活動してきた川口氏と森下氏のお話は、杉浦の著書には表れていないディテールに富んでおり、それぞれ別の角度からの渥美半島の文化運動史と政治運動史の証言となっていた。現在は大連在住の森下氏の帰国のタイミングを待ったため年度末ぎりぎりでの調査となってしまったが、この調査には、以前から共同で渥美半島の聞き取り調査をしてきた道場親信氏、別所興一氏、若杉美智子氏も同行した。こうした調査結果をまとめていく中で、当初の構想であった渥美半島の戦後文化運動をめぐる共著につなげていきたいと考えている。 今回の研究は、2012年度からの科学研究費補助金・基盤研究(C)「戦後期日本のサークル運動と文学についての発展的研究」の中で継続し、さらに発展させていく予定である。

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