2022/05/18 更新

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コジマ ヨシエ
児嶋 由枝
所属
文学学術院 文学部
職名
教授

学歴

  •  
     
     

    イタリア国立ピサ高等研究院 文哲学科 博士課程  

  •  
     
     

    早稲田大学   大学院文学研究科後期博士課程(必要単位取得満期退学)   美術史学専攻  

  •  
     
     

    早稲田大学大学院 文学研究科美術史学専攻  

  •  
     
     

    早稲田大学第一文学部  

学位

  • 早稲田大学   学士(文学)

  • 早稲田大学   修士(文学)

  • イタリア国立ピサ高等研究院 (Scuola Normale Superiore di Pisa)   博士号(文哲学)

  • Scuola Normale Superiore di Pisa   Ph.D.

経歴

  • 2017年04月
    -
     

    上智大学中世思想研究所 客員所員

  • 2002年04月
    -
    2017年03月

    上智大学   文学部 史学科   准教授

  • 2016年01月
    -
    2016年03月

    Villa I Tatti: The Harvard University Center for Italian Renaissance Studies   Mellon Fellow

  • 2015年10月
    -
    2015年12月

    Corpus Christi College, Oxford University   visiting scholar

  • 2015年10月
    -
    2015年12月

    Oxford University, Corpus Christi College   Visiting Scholar

  • 2010年04月
    -
    2010年06月

    the Getty Research Insusitute   Visiting Scholar

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所属学協会

  •  
     
     

    西洋中世学会

  •  
     
     

    Italian Art Society

  •  
     
     

    International Center of Medieval Art (ICMA)

  •  
     
     

    地中海学会

  •  
     
     

    イタリア学会

  •  
     
     

    美学会

  •  
     
     

    美術史学会

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研究分野

  • 美術史

研究キーワード

  • 近世東アジアにおける西洋美術の受容

  • シトー会美術

  • キリシタン美術

  • ロマネスク美術

  • 対抗宗教改革美術

  • イタリア美術史

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論文

  • Fumi-e: Trampled Sacred Images in Japan

    Yoshie Kojima

    Sacred Images and Normativity: Contested Forms in Early Modern Art, ed. Chiara Franceschini, Turnhout : Brepols     30 - 45  2021年12月  [査読有り]  [招待有り]

  • Orthodoxy and Acculturation of Christian Art in Japan: The Transformation of the Eucharistic Representation of ‘Hidden’ Christians*

    Yoshie Kojima

    Interactions between Rivals: The Christian Mission and Buddhist Sects in Japan (c.1549-c.1647), ed. Alezandra Curvelo, ANgelo Cattaneo, Pieterlen-Bern: Peter Lang     394 - 418  2021年12月  [査読有り]  [招待有り]

  • 日本のイエズス会画派と東アジア:マカオの《聖体顕示台を持つ大天使ミカエル》とマニラの《ロザリオの聖母》

    児嶋由枝

    早稲田大学大学院 文学研究科紀要   66   531 - 542  2020年12月

  • 中世シチリア王国の聖なる空間-パレルモ宮廷礼拝堂の天空と大地

    児嶋 由枝

    美術史研究   57   133 - 142  2019年12月

  • Genova e l'Emilia occidentale alla seconda metà del XII secolo: le maestranze antelamiche e i Cistercensi

    Yoshie Kojima

    Hortus Artium Medievalium   25 ( 2 ) 506 - 513  2019年06月  [査読有り]

  • Iconoclasm and Iconophilia in Cistercian Art: Cloister Sculpture of Fontfroide, Alcobaça and Chiaravalle della Colomba

    Yoshie Kojima

    IKON: Journal of Iconographic Studies   Volume 11   57 - 64  2018年05月  [査読有り]  [招待有り]

  • 踏絵とトレント公会議後のイタリア美術―贖罪の図像およびミケランジェロ晩年の作品群との関係を中心に

    児嶋由枝

    美術史研究   LVI   31 - 44  2018年

  • 「トリエント公会議後のイタリアの聖母像と日本、インド―大阪南蛮文化館所蔵《悲しみの聖母》を中心に―」

    児嶋由枝

    『美術史研究』   55   29 - 41  2017年12月

  • Il porto di Genova e le sculture antelamiche di Fidenza: riconsiderazione della questione provenzale

    Yoshie Kojima

    Hortus Artium Medievalium. Journal of the International Research Center for Late Antiquity and Middle Ages   22   579 - 589  2016年05月  [査読有り]

  • 神聖ローマ皇帝フェデリーコ2世のカプア門彫刻―ルネサンスの曙光

    児嶋由枝

    『ヨーロッパ文化の再生と革新』甚野尚志・益田朋幸編、知泉書館     267 - 284  2016年03月

  • 日本二十六聖人記念館の《雪のサンタ・マリア》とシチリアの聖母像:キリシタン美術とトレント公会議後のイタリアにおける聖像崇敬

    児嶋由枝

    イタリア学会誌   65   167 - 188  2015年10月  [査読有り]

  • 中世後期における教皇庁の墓碑彫刻 ― アルノルフォ・ディ・カンビオの革新

    児嶋由枝

    『教皇庁と美術』越宏一監修・加藤磨珠枝編 竹林舎     293 - 314  2015年09月

  • Reproduction of the Image of Madonna Salus Populi Romani in Japan

    Yoshie Kojima

    Between East and West: Reproductions in Art (Proceedings of the CIHA Colloquium in Naruto, Japan, 15th – 18th January 2013), ed. Shigetoshi Osano, IRSA, Cracow     373 - 387  2014年11月  [査読有り]

  • 北イタリア後期ロマネスク聖堂扉口における「悔悛」と「赦し」―中世自治都市国家と聖堂扉口彫刻図像

    児嶋由枝

    上智史学   59   59 - 79  2014年11月

  • かくれキリシタン聖画考

    児嶋由枝

    季刊『悠久』 特集「かくれキリシタン」   137   97 - 111  2014年09月

  • Insediamenti monastici nell'Emilia occidentale – il monastero benedettino di Castione Marchesi e i cistercensi

    Yoshie Kojima

    Hortus Artium Medievalium   20 ( 2 ) 561 - 570  2014年06月  [査読有り]

  • 聖地ロレートと茨木のキリシタン美術

    児嶋由枝

    『千堤寺・下音羽のキリシタン遺物研究』千堤寺・下音羽のキリシタン遺物研究     67 - 74  2014年03月

  • 中世神聖ローマ皇帝フェデリコ二世の「鷹狩の書」

    児嶋由枝

    『歴史家の窓辺』(上智大学出版)     221 - 242  2013年07月

  • 「かくれキリシタン聖画比較研究」

    児嶋由枝

    『長崎県内の多様な集落が形成する文化的景観保存調査報告書 論考編』(長崎県文化財調査報告書第210集)     450 - 465  2013年04月

  • かくれキリシタン聖画比較研究

    児嶋由枝

    『長崎県内の多様な集落が形成する文化的景観保存調査報告書 論考編』(長崎県文化財調査報告書第210集)     450 - 465  2013年04月

  • Iconografia per Sacrum Imperium. Rilievi nella facciata del Duomo di San Donnino

    児嶋 由枝

    Conosco un ottimo storico dell'arte...Per Enrico Castelnuovo     77 - 82  2012年02月

  • Iconografia per Sacrum Imperium. Rilievi nella facciata del Duomo di San Donnino

    Yoshie Kojima

    Conosco un ottimo storico dell'arte...Per Enrico Castelnuovo, Edizione della Normale, Pisa     77 - 82  2012年02月  [査読有り]

  • 聖地ロレートとローマのSalus populi romani : 対抗宗教改革期イタリア美術と日本

    児嶋由枝

    上智史学   56   95 - 114  2011年11月

  • 一二世紀末のマギ図像とカール大帝図像--シュタウフェン朝神聖ローマ皇帝権とロマネスク聖堂彫刻

    児嶋由枝

    上智史学   54   59 - 76  2009年11月

  • 「“カノッサの屈辱”とモデナ大聖堂 -聖ゲミニアヌス移葬記を読む-」

    児嶋由枝

    歴史家の散歩道 (プロムナード)     301 - 320  2008年03月

  • “カノッサの屈辱”とモデナ大聖堂 -聖ゲミニアヌス移葬記を読む

    児嶋由枝

    『歴史家の散歩道』(上智大学出版)     301 - 320  2008年03月

  • 聖地ロレート -空を飛んできた“聖なる家”

    児嶋由枝

    『環地中海世界の聖地巡礼と民衆信仰』平成15~平成18年度科学研究費補助金基盤研究(B)(1) 研究成果報告書、研究代表者:関哲行     105 - 123  2007年04月

  • 笛吹き三月 : 北イタリア・ロマネスク聖堂に見る十二ヶ月の擬人像

    児嶋由枝

    上智史学   51   157 - 176  2006年11月

  • Il commercio di oggetti liturgici di lusso tra Europa e Giappone (XVI e XVII secolo)

    Yoshie Kojima

    Quaderni Storici   CXXIII ( 16 ) 549 - 558  2006年  [査読有り]

  • Sulla raffigurazione di due famiglie nel Duomo di Fidenza

    Yoshie Kojima

    Iconographica   4   46 - 57  2005年11月  [査読有り]

  • Il progetto e gli interventi di Edoardo Arborio Mella per il ripristino della Cattedrale di Borgo San Donnino

    Yoshie Kojima

    地中海学研究   28   105 - 112  2005年06月  [査読有り]

  • キリスト教化された仏陀伝 - パルマ洗礼堂彫刻をめぐって

    児嶋由枝

    歴史家の工房:上智大学出版     209 - 226  2003年04月

  • Ricerche sul Duomo di San Donnino a Fidenza

    児嶋由枝

    イタリア国立ピサ高研究院 (Scuola Normale Superiore di Pisa) 博士論文    2002年

  • 書評 Enrico Castelnuovo, La cattedrale tascabile: Scritti di storia dell’arte〔『てのひらの大聖堂--カステルヌォーヴォ美術史論集』〕

    児嶋由枝

    地中海学研究   ( 24 ) 123 - 129  2001年

  • 書評 Enrico Castelnuovo, La cattedrale tascabile: Scritti di storia dell’arte 〔『てのひらの大聖堂--カステルヌォーヴォ美術史論集』〕

    児嶋由枝

    地中海学研究   24   123 - 129  2001年  [査読有り]

  • フィデンツァ大聖堂工房 -fratres laboreriiをめぐって

    児嶋由枝

    イタリア学会誌   50   76 - 89  2000年10月  [査読有り]

  • フィデンツァ大聖堂のアンテーラミ

    児嶋由枝

    美術史   49 ( 1 ) 82 - 95  1999年10月  [査読有り]

  • フィデンツァ大聖堂所蔵“聖ドンニーノのカリス”について

    児嶋由枝

    藝術研究   12   85 - 100  1999年  [査読有り]

  • パルマ洗礼堂の洗礼盤

    児嶋由枝

    美学   48 ( 4 ) 25 - 36  1998年03月  [査読有り]

  • Appunti sul "Calice di San Donnino"

    Yoshie Kojima

    Annali della Scuola Normale Superiore di Pisa-Classe di Lettere e Filosofia   Serie IV ( Quaderni I-2 ) 11 - 16  1998年  [査読有り]

  • フィデンツァ大聖堂のクリプタ

    児嶋由枝

    鹿島美術研究 年報   13   371 - 383  1996年09月

  • アンテーラミ神話の形成と解体 -18世紀から20世紀にかけての中世一彫刻家像の変遷

    児嶋由枝

    イタリア学会誌   45   1 - 24  1995年10月  [査読有り]

  • ミケランジェロの彫像表現-1530年前後におけるその変化と意味について

    児嶋由枝

    美術史研究   26   122 - 140  1988年12月

  • 『ミケランジェロ研究-メディチ家礼拝堂について』

    児嶋 由枝

    早稲田大学大学院文学研究科修士論文    1988年

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書籍等出版物

  • 「トレント公会議と美術」『宗教改革の芸術世界』

    児嶋由枝( 担当: 単著)

    上智大学キリスト教文化研究所編、発行所:リトン  2018年

  • イタリア・ルネサンス美術―都市国家の芸術家たち」『はじめて学ぶイタリアの歴史と文化』

    藤内哲也編( 担当: 共著)

    ミネルヴァ書房  2016年05月

  • The Grove Encyclopedia of Medieval Art & Architecture

    Yoshie Kojima( 担当: 分担執筆)

    Oxford University Press  2012年

  • 「イスラーム美術と中世西ヨーロッパ美術」『地中海ヨーロッパ』

    児嶋由枝( 担当: 分担執筆)

    朝倉書店  2010年12月

  • 『ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜』

    ( 担当: 共訳)

    読売新聞社  2008年

  • 『パルマ-イタリア美術、もう一つの都』国立西洋美術館

    ( 担当: 共訳)

    読売新聞社  2007年

  • Storia di una cattedrale: il Duomo di San Donnino a Fidenza: il cantiere medievale, le trasformazioni, i restauri

    Yoshie Kojima( 担当: 単著)

    Edizioni della Normale, Pisa  2006年09月

  • 『フィレンツェ 芸術都市の誕生』東京都美術館

    ( 担当: 共訳)

    日本経済新聞社  2004年

  • 『岩波キリスト教辞典』

    ( 担当: 分担執筆)

    岩波書店  2002年06月

  • 『地中海の暦と祭り』

    児嶋由枝( 担当: 共著)

    刀水書房  2002年06月

  • 『世界宗教建築事典』

    児嶋由枝( 担当: 分担執筆)

    東京堂出版  2001年09月

  • 『ジョルジョ・デ・キリコ』

    ( 担当: 共訳)

    渋谷東急文化村  2000年

  • 『ファウスト・メロッティ』

    ( 担当: 共訳)

    愛知県美術館  1999年

  • 『イタリア美術 1945-1995 見えるものと見えないもの』

    ( 担当: 共訳)

    愛知県美術館  1997年

  • 『ブルネレスキ』

    ジョヴァンニ・ファネッリ( 担当: 単訳)

    東京書籍  1993年

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受賞

  • イタリア国フィデンツァ市名誉市民号

    2013年09月  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ビザンティンと中世イタリアの聖堂装飾プログラム比較に基づく相互影響関係の分析

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

  • 日本における西洋宗教美術受容史再構築の試み―16世紀から19世紀まで

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2022年03月
     

  • 『健康全書タクイヌム・サニターティス』をめぐる多角的研究

    研究期間:

    2012年04月
    -
    2015年03月
     

     概要を見る

    本研究は、中世後期ヨーロッパの健康マニュアルTacuinum Sanitatis 『タクイヌム・サニターティス(健康全書)』を多角的に考察するため、世界各地の図書館、文書館に所蔵されている未刊行史料とファクシミリ版、刊行本として公刊されている史料を比較分析し、イタリアを中心として宮廷文化を支える人々が古典古代、イスラーム医学を受け入れるとともに、自分たちの世界を合うものにしていき、さらにそれを表象文化としたことを示した

  • キリシタン遺物の包括的調査研究

    研究期間:

    2011年04月
    -
    2014年03月
     

     概要を見る

    全国のキリシタン遺物を、美術史、油彩修復学、考古学、文化財保存科学の学際グループで多角的に調査・研究した。3年で10回行った国内調査には、代表、分担者、博士号を有する協力研究者、延べ約40人が参加し、補助金の大半は、それらの国内旅費・謝金に充てられた。成果は2012年に論文集として出版した他、最終年にも報告書を出した。研究分担者は、国内他、イタリアでも調査を行い、国際学会で研究発表をした。現在調査し得る遺物調査はほぼ完遂した

  • ゴシック黎明期北イタリアの修道会美術研究―エミリア地方を中心に

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2014年03月
     

     概要を見る

    12世紀後半の北イタリアでは、ロンバルディア・ロマネスクが独自の様式・図像を展開していた。すでにこの時期の北イタリア中世都市国家の聖堂に関わる美術の展開については研究が進められている。しかし、この展開に重要な役割を担ったとされる北イタリアの修道会美術に関してはいまだ多くが詳らかでなかった。こうした状況をふまえ、本研究では、エミリア地方の三修道院(キアラヴァッレ・デッラ・コロンバ、フォンテヴィーヴォ、カスティオーネ・ディ・マルケージ)に焦点をあてて調査を実施した。特にゴシック様式の導入、都市聖堂との関係、そしてアダムとエヴァ彫刻図像について新たな視点を提起することができた

  • 12-13世紀の東方ビザンティン美術と西欧中世美術の相互の影響関係の研究

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2013年03月
     

     概要を見る

    12-13世紀における東方ビザンティン美術と西欧中世美術との間の相互の影響関係のアクチュアルな研究を進めるため、写本挿絵、壁画、浮き彫り彫刻、象牙彫刻などの分野に関する重要な作例が数多く残る東・西ヨーロッパの諸都市(パリ、ロンドン、シエナ、パルマ、フィデンツァ、フィレンツェ、アテネなど)への重点的な現地調査を行い、図像上ならびに様式上の問題について、幾つかの新しい知見と発見を得ることができた

  • ゴシック黎明期の北イタリアにおける聖堂彫刻図像研究-フィデンツァ大聖堂を中心に

     概要を見る

    12世紀後半から13世紀前半にかけての北イタリア建築および彫刻は,いわゆるロンバルディア・ロマネスクがフランスの影響をうけつつ固有のゴシックを展開しようとしていた。しかし,この過渡期の状況についてはいまだ多くのことが詳らかでない。本研究ではこうした状況をふまえ,北イタリア・ゴシック黎明期を代表するモニュメントのひとつであるフィデンツァ大聖堂を中心に,過渡期の北イタリア聖堂彫刻図像に関する総体的な研究を行った。フィデンツァ大聖堂の他,パルマ洗礼堂,ピアチェンツァ大聖堂,モデナ大聖堂,そしてローディ大聖堂を考察の対象とした。その成果として特に以下3点が挙げられる。(1)聖堂正面中央扉口左右の預言者像について 預言者像およびその周囲の聖母子像によって,聖堂を「神の家」・「聖母の胎内」として称揚していること,シトー会神学との関連なども考慮に入れつつ具体的に検証した。(2)聖堂正面中央扉左右のアダムとエヴァ像について これらの図像が同時代の聖史劇「アダム劇」と関連するばかりでなく,1215年のラテラノ公会議で「告解の秘蹟」が認められることとも密接なかかわりあることを明らかにした。(3)聖堂正面の創世記伝図像における労働の場面が,イタリア中世自治都市国家における労働に対する理念と関連することを,当時の具体的政治状況とともに考察した

  • 西洋中世における「美」の概念--新プラトン主義の受容と変容の史的解明

     概要を見る

    本研究は、平成18年度から21年度にわたる4年間の研究計画により、西洋中世における「美」の概念を、とくに新プラトン主義の受容と変容という課題に絞って、歴史研究を行うものである。本研究の独創性は「美」の概念について、古代末期思想家プロティノスに始まる新プラトン主義美学思想が、西洋中世キリスト教思想にどのような影響を与えたのかを解明する点にある。その思想の影響系列は、「美」を「光」と関係づけるキリスト教の伝統的な形而上学思想の原型をつくりだし、また典礼芸術等の芸術現象に展開する文化的基礎となる概念形成にも展開している。さらに中世の神学思想における超越概念にも影響を与える基本思想にもなっていることから、美学研究のみならず西洋中世思想研究の基礎研究にとって、本研究課題は思想史研究上の大きな意義を有するものとなる

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講演・口頭発表等

  • The Pulpit of the Cathedral of Fidenza and Its Apocalyptic Connotations

    Yoshie Kojima

    57th International Congress on Medieval Studies, ICMS 2022, Sessions 6 , Drawing Together and Setting Apart: Pulpits and Screens in Medieval Italy, I  

    発表年月: 2022年05月

  • References to Antiquity in the Façade of Fidenza Cathedral

    Yoshie KOJIMA

    28th Annual International Scientific Symposium of the International Research Center for Late Antiquity and Middle Ages, University of Zagreb  

    発表年月: 2021年10月

    開催年月:
    2021年09月
    -
    2021年10月
  • La ricezione e la trasformazione delle immagini devozionali occidentali in Giappone: la riproduzione della Virgen de la Antigua a Siviglia

    Yoshie KOJIMA  [招待有り]

    Mondi connessi: aspetti dell'esotismo nel Seicento, Università degli Studi di Firenze  

    発表年月: 2021年02月

  • Caved Adam and Eve and the Liturgy of Public Penance in Northern Italy: Sant'Antonino of Piacenza and Cathedral of Lodi

    Yoshie KOJIMA

    Liturgical Installations and Their Scupture (4-15 C.), 27th Annual International Scientific Symposium of the International Research Center for Late Antiquity and Middle Ages, University of Zagreb  

    発表年月: 2020年10月

    開催年月:
    2020年10月
     
     
  • 日本のイエズス会画派と東アジアの宣教美術―マカオ、マニラ、長崎

    児嶋由枝

    南蛮史料研究の新地平   (東京)  早稲田大学 総合人文科学研究センター  

    発表年月: 2020年01月

  • Use of Flemish prints for the Namban screen representing European pastoral scene and its concealed meaning

    Yoshie Kojima

    Contact, Comparison, Conflict: Partnership LMU Munich – Waseda University, Tokyo   (Munich)  LMU Munich  

    発表年月: 2019年10月

  • Christian spaces and private devotion in Japan: altars and images of the “Hidden Christians”

    Yoshie Kojima

    Contact, Comparison, Conflict: Partnership LMU Munich – Waseda University   (Munich)  LMU Munich  

    発表年月: 2019年10月

  • Riflessioni sul cantiere antelamico a Fidenza, Parma e Vercelli

    Yoshie KOJIMA  [招待有り]

    Sant'Andrea di Vercelli e il Gotico europeo all'inizio del Duecento   (Vercelli, Italy)  Università del Piemonte Orientale  

    発表年月: 2019年05月

  • Christian art in East Asia and three port towns: Macau, Manila, and Nagasaki

    Yoshie Kojima

    (Singapore)  Asian Civilization Museum, Singapore  

    発表年月: 2019年02月

  • Reception of Western prints in Japan and Namban screens

    Yoshie KOJIMA

    The Sixteenth Century Society and Conference (SCSC) 2019 annual meeting   (Albuquerque)  The Sixteenth Century Society  

    発表年月: 2018年11月

  • Fumi-e: trampled images in Japan

    Yoshie Kojima  [招待有り]

    Oberseminar: Forms and Norms in European Art ard Beyond   (München)  Institut für Kunstgeschichte, Ludwig-Maximilians-Universität München  

    発表年月: 2018年04月

  • Reception and acculturation of sacred Christian images in Japan: Eucharistic representation and hidden Christians

    Yoshie Kojima  [招待有り]

    Martin Scorsese's Silence in Context   (Tel Aviv University)  Art History Dept. Tel Aviv University  

    発表年月: 2017年12月

  • イタリア対抗宗教改革期の聖母像とインド、日本 ―大阪南蛮文化館所蔵を中心に―

    児嶋由枝

    早稲田大学美術史学会総会   (早稲田大学、東京)  早稲田大学美術史学  

    発表年月: 2017年06月

  • 大航海時代における日本の大陸への憧憬と世界地図 ― 香雪美術館所蔵「レパント戦闘図・世界地図屏風」―

    児嶋由枝

    東アジア文化交渉学会第9回国際学術大会   (北京外国語大学)  東アジア文化交渉学会  

    発表年月: 2017年05月

  • 大航海時代における日本の大陸への憧憬と世界地図 ― 香雪美術館所蔵「レパント戦闘図・世界地図屏風」―

    児嶋由枝

    東アジア文化交渉学会第9回国際学術大会   (北京外国語大学)  東アジア文化交渉学会  

    発表年月: 2017年05月

  • The Reception and Transformation of Western Devotional images in Japan: The Reproduction of the ”Virgen de la Antigua" in Seville

    Yoshie Kojima  [招待有り]

    A Cópia Pictórica em Portugal, Espanha e no Novo Mundo, 1552-1752/Copies of Paintings in Portugal, Spain and the New World1552-1752   (Fundação Calouste Gulbenkian, Lisbon)  Instituto de História da Arte,Universidade Nova de Lisboa & the Spanish National Research Project COPIMONARCH, Universidad de Granada  

    発表年月: 2016年10月

  • St. Michael the Archangel Holding a Monstrance in Macau: Style, Iconography, and Importance of a Christian painting in the Far-East

    Yoshie Kojima

    34th World Congress of Art History   (Peking University)  Comité International d'Histoire de l'Art(CIHA)  

    発表年月: 2016年09月

  • Antelami e la committenza Pallavicino a Genova

    Yoshie Kojima

    La scultura e le altre arti: competizione, dialettiche, paragone in età medievale   (Università degli Studi di Genova)  Università degli Studi di Genova  

    発表年月: 2015年07月

  • Il porto di Genova e le sculture antelamiche―riconsiderazione sulla questione provenzale

    Yoshie Kojima  [招待有り]

    Mobility of Artists, Transfer of Forms,Functions, Works of Art And Ideas in Medieval Mediterranean Europe: the Role of the Ports, 22nd International Colloquium of the IRCLAMA   (Poreč, Croazia)  International Research Center for Late Antiquity and the Middle Ages (IRCLAMA) University of Zagreb  

    発表年月: 2015年05月

  • The Representation of Lepanto in 16th and 17th Century Art:

    Yoshie Kojima

    Thalassic Imaginaries: the Mediterranean Sea in Language, Art and Other forms of representation   (University of Malta)  Mediterranean Institute – Razzett tal-Hursun, University of Malta  

    発表年月: 2015年01月

  • 北イタリア中世美術の伝統とTacuinum Sanitatis挿絵―月歴図を中心として―

    児嶋由枝

    シンポジウム「健康全書タクイヌム・サニターティス」をめぐって、第38回関西イタリア史研究会 研究集会   (奈良女子大学)  関西イタリア史研究会  

    発表年月: 2014年12月

  • Space and Devotional Image of Namban Screen - Reception of “Counter-Reformation Art” in Japan

    Yoshie Kojima

    Space in Renaissance Italy   (Shanghai: Tha Harved Center Shanghai & Fudan University)  Villa I Tatti: The Harvard University Center for Italian Reneissance Studies (Florence)  

    発表年月: 2014年10月

  • 西欧カトリック改革美術とキリシタン美術―聖像の受容と変容をめぐって

    児嶋由枝

    宗教の衝突、和解と融合:その歴史的・美術史的考察 ―スペイン、ラテンアメリカ、日本の各視座から―   (早稲田大学)  早稲田大学ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所  

    発表年月: 2014年09月

  • Hybridization and Juxtaposition - Latin, Byzantine and Islamic Art in the Palatine Chapel of Palermo –

    Yoshie Kojima

    Intercultural Hybridity in Mediterranean Civilizations   (Busan University of Foreign Studies)  Institute for Mediterranean Studies-Busan University of Foreign Studies  

    発表年月: 2014年01月

  • Insediamenti monastici nell’ Emilia occidentale – il monastero benedettino di Castione Marchesi e i cistercensi

    Yoshie Kojima

    20th International IRCLAMA Colloquium - Late Antiquity and the Middle Ages in Europe: 20 Years of Research   (Poreč, Croatia)  International Research Center for Late Antiquity and the Middle Ages University of Zagreb  

    発表年月: 2013年10月

  • キリスト教の布教と文化

    児嶋由枝

    第37回地中海学会大会   (同志社大学)  地中海学会  

    発表年月: 2013年06月

  • Reproduction of the Virgin Image of "Salus Populi Romani" in Japan

    Yoshie Kojima

    Between East and West: Reproduction in Art, 2013 CIHA Colloquium in Naruto   (大塚国際美術館)  Comité International d'Histoire de l'Art  

    発表年月: 2013年01月

  • Giovanni Nicolao di Nola e l'arte occidental in Giappone (XVI-XVII secolo)

    Yoshie Kojima  [招待有り]

    corso del Dottorato in Metodologie conoscitive per la conservazione e valorizzazione dei beni culturali   (Caserta, Seconda Università di Studi di Napoli)  Seconda Università di Studi di Napoli, Dipartimento di Studio della Componenti Culturali del Territorio  

    発表年月: 2012年03月

  • L'arte gesuita in Giappone e Giovanni Nicolao

    Yoshie Kojima

    IV ciclo de conferencias relaciones España-Asia Oriental   (Universidad de Sevilla)  Universidad de Sevilla, Departamento de Historia del Arte.  

    発表年月: 2012年03月

  • 北イタリア・ロマネスク聖堂ファサードの「アダムとエヴァ」―罪の図像と悔悛の扉口

    児嶋由枝

    第11回新約聖書図像研究会例会   (立教大学)  新約聖書図像研究会  

    発表年月: 2011年12月

  • キリシタン美術と対抗宗教改革期のイタリア美術

    児嶋由枝

    第64回美術史学会全国大会   (同志社大学)  美術史学会  

    発表年月: 2011年05月

  • Reception of “Counter-Reformation Art” in Japan XVIII International Congress of Aesthetics

    Yoshie Kojima

    XVIII International Congress of Aesthetics “The global and the local: Western and non-Western aesthetics”   International Congress of Aesthetics  

    発表年月: 2010年08月

  • Il calice taumaturgico di San Donnino nella cripta del Duomo di Fidenza

    Yoshie Kojima  [招待有り]

    Convegno internazionale: la cattedrale di Padova nel medioevo europeo   (Università degli studi di Padova)  Università degli studi di Padova  

    発表年月: 2009年10月

  • Sin and Penance: Carved “Adam and Eve" on Romanesque Façades in Northern Italy

    Yoshie Kojima

    45th International Congress on Medieval Studies, Kalamazoo   (Western Michigan University (Kalamazoo MI,USA))  Western Michigan University  

    発表年月: 2009年05月

  • 北イタリア・ロマネスク聖堂の彫刻装飾図像研究 -アダムとエヴァの図像を中心に-

    児嶋由枝

    日本西洋史学会大会   (新潟大学)  日本西洋史学会  

    発表年月: 2007年06月

  • On the Transportation of the European Luxuary Object in the 16th and 17th Century Japan

    Yoshie Kojima

    XIV International Economic History Congress, Session 25 “Luxury Production, Consumption and the Art Market in Early Modern Europe”   (University of Helsinki, Finland)  International Economic History Congress  

    発表年月: 2006年08月

  • フィデンツァ大聖堂ファサード彫刻と聖人祝祭

    児嶋由枝

    地中海学会大会   (北海学園大学)  地中海学会大  

    発表年月: 2004年06月

  • フィデンツァ大聖堂のアンテーラミ - ベネデット・アンテーラミのクロノロジーと彼の様式形成をめぐって-

    児嶋由枝

    美術史学会東支部会例会   (東京大学)  美術史学会  

    発表年月: 1998年07月

  • パルマ洗礼堂の2つの洗礼盤 - そのタイポロジーとイタリア中世都市国家における洗礼堂の意味

    児嶋由枝

    美学会全国大会   (東京芸術大学)  美学会  

    発表年月: 1997年10月

  • メディチ家礼拝堂の空間表現について

    児嶋由枝

    美学会東支部例会   (早稲田大学)  美学会  

    発表年月: 1990年03月

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特定課題研究

  • 長崎のかくれキリシタンの信仰具の調査―貝を中心に

    2020年  

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    生月、平戸、そして五島列島など長崎各地には各種のかくれキリシタン信仰具が伝わっている。2020年度は本来であれば、特に貝を用いた信仰具を中心に現地調査を進める予定であったが、新型コロナ感染拡大のため実施が叶わなかった。その代わりとして、生月に数多く伝わっている聖画「お掛け絵」に関して、特に貝を暗示させる造形に注目して研究を進めた。そして、従来考えられていたような土着の信仰や風習に拠るものとは言えないことが明らかとなった。そもそも、「お掛け絵」に見られる西欧対抗宗教改革期における聖像の基本的要素、造形的には根本的な改変を被っているとは言い難いのである。貝は元来「海の星」とされる聖母マリアと関係が深く、特に真珠貝はマリアの処女性と関連付けられてきているのである。ただ、「お掛け絵」を繰り返し描き直すことにより、こうした本来の宗教的意味は失われ、貝と関連するモティーフという造形のみが信仰と結びついて残存したのである。

  • 対抗宗教改革期宣教美術の日本における受容と変容-《大天使ミカエル》を中心に

    2018年  

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    本研究においては特に、マカオのサン・パウル聖堂美術館にある《大天使ミカエル》、及び2015年に長崎県生月島で発見された“かくれキリシタン”の聖画《大天使ミカエル》に焦点をあてた。申請者の科研費研究の対象となる宣教美術において《大天使ミカエル》図像は特異な位置付けであり、科研費とは別にさらに詳細に検証する必要があるからである。そして、日本における《大天使ミカエル》図像の特徴が明らかとなった。特に、これら双方の《大天使ミカエル》に見られる“聖体”の表現に着目する。対抗宗教改革期(カトリック改革期)に宣教地において信じられていた“聖体”の持つ奇蹟的な力について具体的に検証できたのは重要といえる。

  • イタリア対抗宗教改革美術の展開と日本におけるその受容-S・プルツォーネを中心に

    2017年   児嶋 由枝

     概要を見る

    報告者はイタリアにおける対抗宗教改革美術の展開を、最近の研究の成果を踏まえて再検討するとともに、東アジア、特に日本におけるその受容の様相を明らかにするこという大きな視野のもとに、本研究においては特に、対抗宗教改革美術を代表する画家として近年研究が進んでいるシピオーネ・プルツォーネが描いた聖母像のコピーの伝播に焦点をあてて、研究を進めた。そして、大阪南蛮文化館蔵《悲しみの聖母》が、一連のプルツォーネ周辺に帰される《聖母像》群に連なるものであり、さらに、このこの類型の《聖母像》がムガル朝第四代皇帝ジャハーンギールに愛され、ムガル朝細密画に描かれていることを明らかにした。

 

現在担当している科目

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