2026/09/21 更新

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イトウ ヒロキ
伊東 弘樹
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
助手
学位
修士(文学) ( 2017年03月 学習院大学 )
プロフィール

(1)東京近郊の文学・文学史研究

都市論や郊外論、江戸東京研究を基盤として、近代の東京近郊における文学・文化史を研究しています。作家たちが〈武蔵野〉〈田園〉〈郷土〉〈水都〉〈東京湾〉といった空間をどのように表象し、想像/創造していったのかを、作品と場所から読み解くことが研究の中心です。具体的には、東京府九段に武蔵野を見いだした山田美妙「武蔵野」、渋谷を起点とした国木田独歩「武蔵野」、神奈川県都筑郡中里村を舞台とした佐藤春夫『田園の憂鬱』と廣田花崖『田園』、向島生活を背景とする幸田露伴「一国の首都」「水の東京」、本所の牧場を襲った水害を描く伊藤左千夫「水害雑録」「水害の疲れ」、月島の海水館を舞台とした小山内薫「大川端」と島崎藤村「苦しき人々」、東京の郷土研究会である武蔵野会の機関誌『武蔵野』などを扱っています。今後は、病院や墓地、工場、ダム、ごみ処理場(埋立地)など、都市機能に必要不可欠でありながら市街地では忌避されてきた施設にも着目し、それらを引き受ける近郊と都市との関係を、文学表象と地域の歴史から考えていきたいと思っています。
※また、武蔵野文化研究にも取り組んでいます。雑誌『武蔵野樹林』への寄稿や、角川武蔵野ミュージアムの「武蔵野回廊」における選書などもその成果でした。

(2)地域雑誌の編集と実践

地元である東京都江戸川区の小松川・平井地区を舞台として、地域雑誌『ブリコルひらい』を共同で編集・刊行しています。2022年に平井駅前の再開発を契機に、古書店「平井の本棚」に集まった地元の有志たちで作り始め、4号まで重ねてきました。変わってゆくまちの風景や風景を記録し、まちのアイデンティティを探るような試みです。また、地域イベントへの参加などを通じて、地域交流の〈場〉を雑誌の内外につくっています。自身にとっては、広い意味での作品が地域を表象して何かを想像/創造してゆくという研究の実践編でもあります。

経歴

  • 2026年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   教育・総合科学学術院(国語国文学科)   助手

  • 2024年04月
    -
    継続中

    立教大学   非常勤講師

  • 2022年04月
    -
    2025年03月

    国際基督教大学   アジア文化研究所   研究助手

  • 2018年03月
    -
    2025年03月

    東洋高等学校   非常勤講師

  • 2023年09月
    -
    2024年03月

    武蔵大学   非常勤講師

  • 2021年04月
    -
    2022年03月

    明治学院大学   教養教育センター   特別ティーチング・アシスタント

  • 2017年04月
    -
    2018年03月

    東洋高等学校   常勤講師

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学歴

  • 2020年04月
    -
    2026年03月

    早稲田大学大学院   教育学研究科 博士後期課程  

  • 2015年04月
    -
    2017年03月

    学習院大学大学院   人文科学研究科   日本語日本文学専攻 博士前期課程  

委員歴

  • 2022年01月
    -
    2026年08月

    ASLE-Japan/文学・環境学会  院生組織代表

所属学協会

  • 2024年12月
    -
    継続中

    コンテンツツーリズム学会

  • 2024年04月
    -
    継続中

    日本近代文学会

  • 2021年04月
    -
    継続中

    全国大学国語国文学会

  • 2018年02月
    -
    継続中

    日本文学協会

  • 2018年02月
    -
    継続中

    ASLE-Japan 文学・環境学会

研究分野

  • 日本文学 / 地域研究 / 文化人類学、民俗学

研究キーワード

  • 日本近現代文学

  • 都市論

  • 都市・郊外

  • 武蔵野

  • 地域史

  • 日本民俗学

  • 環境人文学

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論文

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書籍等出版物

  • ふるさとへ/ふるさとから : 日本文化における故郷意識の展開

    小島, 康敬, Morrison, Lindsay R.( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第六章 東京を「郷土」とするために――武蔵野会・井下清・東京郷土資料陳列館――/座談会 ふるさとを哲学する)

    ぺりかん社  2026年03月 ISBN: 9784831517180

  • ロシア・中東欧のエコクリティシズム : スラヴ文学と環境問題の諸相

    小椋, 彩, 中村, 唯史( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第3部パストラル 幸田露伴の水都東京論――日本のパストラル受容の一つとして)

    水声社  2025年03月 ISBN: 9784801008533

Works(作品等)

  • 武蔵野回廊「武蔵野台地を読み解く250冊」(角川武蔵野ミュージアム5F)

    赤坂憲雄, 張大石, 伊東弘樹  芸術活動 

    2020年11月
    -
    継続中

     概要を見る

    監修の赤坂憲雄氏(学習院大学教授)のもと、「武蔵野台地を読み解く250冊」を選書、解説を執筆、展示。

  • ブリコルひらい vol.04

    伊東弘樹, 内海皓平, 庄司昌彦, 津守恵子,山本采香  芸術活動 

    2025年03月
    -
     

     概要を見る

    東京都江戸川区平井・小松川地区の地域誌。平井駅前再開発事業で変容するコミュニティと風景を地域の人々と考える実践の一つ。「座談会 川辺で暮らす 平井小松川と二つの川」(伊東弘樹 早川潤 今村和志)、「水の出るところで生きる 月の家圓鏡「私の水害体験」」の記事執筆のほか、編集。

  • ブリコルひらい vol.03

    伊東弘樹, 内海皓平, 庄司昌彦, 津守恵子  芸術活動 

    2024年03月
    -
     

     概要を見る

    東京都江戸川区平井・小松川地区の地域誌。平井駅前再開発事業で変容するコミュニティと風景を地域の人々と考える実践の一つ。cross talk「変化するまちを見つめる」(かつしかけいた×伊東弘樹×内海皓平)、essay「二つの皮に挟まれた、ここはやはり「島」のようだ」※平井・小松川の文学記事)の記事執筆のほか、編集。

  • ブリコルひらい vol.02

    伊東弘樹, 内海皓平, 庄司昌彦, 津守恵子  芸術活動 

     
    -
    2023年04月

     概要を見る

    東京都江戸川区平井・小松川地区の地域誌の第2号。平井駅前再開発事業で変容するコミュニティと風景を地域の人々と考える実践の一つ。編集・書き手(「小松川のこと、忘れていませんか」「立ち並ぶマンション、お肉屋さんに朝が来る」)として参加。

  • ブリコルひらい vol.01

    伊東弘樹, 内海皓平, 庄司昌彦, 津守恵子  芸術活動 

    2022年08月
    -
     

     概要を見る

    東京都江戸川区平井・小松川地区の地域誌。平井駅前再開発事業で変容するコミュニティと風景を地域の人々と考える実践の一つ。編集・書き手(「江戸川区と金魚のはなし」「佐々木養魚場インタビュー」)として参加。

講演・口頭発表等

  • コンテンツとまちを読み/作ること──地域雑誌『ブリコルひらい』の編集現場から

    第12回コンテンツツーリズム学会  

    発表年月: 2024年12月

    開催年月:
    2024年12月
    -
     
  • ハンセン病文学における〈武蔵野〉表象───武蔵野短歌会『東雲のまぶた』を中心に

    国際基督教大学 アジア文化研究所主催シンポジウム「日本におけるエスペラント受容 ~ハンセン病との関わりから~」  

    発表年月: 2024年11月

  • 東京を「裏返す」小説──案内記としての山田美妙「武蔵野」

    2024年度日本近代文学会秋季大会  

    発表年月: 2024年10月

    開催年月:
    2024年10月
     
     
  • イントロダクション:ゴミ処分場の歴史/記憶──埋立地を中心に

    ASLE-Japan/文学・環境学会 2024年度全国大会 院生・若手ワークショップ「残余のトポス:⽂学におけるごみの問題」  

    発表年月: 2024年08月

    開催年月:
    2024年08月
     
     
  • 志向/試行される〈田園〉─佐藤春夫・廣田花崖を中心に

    伊東弘樹

    全国大学国語国文学会 第127回 令和5年度 夏季大会  

    発表年月: 2023年06月

  • 地域から眺めるICU─大沢、武蔵野─

    伊東弘樹

    国際基督教大学 アジア文化研究所主催シンポジウム「『武蔵野』から考える─野川文化からICUへ─」  

    発表年月: 2023年06月

  • 日本近代における『パストラル』について──佐藤春夫『田園の憂鬱』を題材に

    伊東弘樹

    日本ロシア文学会 若手ワークショップ企画賞受賞「ロシア・東欧の『パストラル』の諸相」  

    発表年月: 2022年12月

  • 公園から武蔵野へ──国木田独歩「武蔵野」

    伊東弘樹

    2022年度 ASLE-Japan/文学・環境学会全国大会 院生組織セッション「移動──move, transfer, travel」  

    発表年月: 2022年08月

  • Landscape of quarantine in the literature of Hojo Tamio

    Hiroki Ito

    Graduate Student Forum, “Touch and Contact,” The Seventh International Symposium on Literature and Environment in East Asia  

    発表年月: 2021年10月

  • 不知火海総合学術調査団と『⽔俣の啓⽰』──学際的研究の⽅法を考える

    伊東弘樹

    第27回ASLE-Japan/文学・環境学会全国大会 院生組織発表「環境人文学への応答:文学とフィールドのアクチュアリティ」  

    発表年月: 2021年08月

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Misc

  • 失われた海の武蔵野―国木田独歩から山田美妙へ

    東京人   ( 410 ) 76 - 77  2019年05月

  • 武蔵野検定(コラム連載・全3回)

    伊東弘樹

    『武蔵野樹林』第1~3号   ( 4 ) 80 - 81  2018年10月

     概要を見る

    2018年10月〜2019年10月
    第1号:138~139頁
    第2号:140~141頁
    第3号:136~137頁

  • 武蔵野検定

    武蔵野樹林   ( 1 ) 138 - 139  2018年10月

その他

  • 立教大学「地域学への招待」ゲストスピーカー 2024年10月15日

    2024年10月
    -
     

     概要を見る

    「文献調査、地域を物語ること」として、文献調査の方法と地域コンテンツ作成過程を講義。

  • 国際基督教大学「日本史(近世)II」ゲストスピーカー 2024年10月8日

    2024年10月
    -
     

     概要を見る

    「武蔵野の開発とくらし──三鷹、ICUから」という題で武蔵野・三鷹・ICUの地域文化、歴史について講義。

  • 東京情報デザイン専門職大学「エスノグラフィ」ゲストスピーカー 2024年5月30日

    2024年05月
    -
     

     概要を見る

    「ブリコルひらい」の活動として津守恵子、内海皓平と登壇。

 

担当経験のある科目(授業)

  • 地域学への招待

    立教大学  

    2025年09月
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    継続中
     

  • フィールドスタディ

    立教大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • 日本文化史

    武蔵大学  

    2023年09月
    -
    2024年03月
     

 

社会貢献活動

  • 荒川・旧中川の風景と文学

    ブリコルひらい(会場協力 東京情報デザイン専門職大学)  トークイベント「川辺で暮らすー平井・小松川と2つの川」 

    2024年07月
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  • 江戸川区平井・小松川の金魚ーまちの歴史とシンボルー

    江戸川区立小松川図書館 

    2024年06月
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