2026/02/25 更新

写真a

ヨウ ホ
楊 帆
所属
文学学術院 文学部
職名
助手
 

特定課題制度(学内資金)

  • 生成AIへの愛着不安定性がAIによるユーザーパーソナリティ把握の正確性に与える影響

    2025年  

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    本研究は,生成AI(ChatGPT)が使用者の性格特性をどの程度推測できるのか,またその一致度がユーザーとAIとの心理的関係性によって左右されるのかを検討したものである。日本人ChatGPT利用者を対象に,ビッグ・ファイブ性格特性の自己評定と,チャット履歴に基づきChatGPTが推測した性格評定との関連を分析した。その結果,自己評定とAI推測値の間には有意な正の相関が認められた一方,AIは全体的に自己評定よりも高めに性格を評価する傾向が示された。さらに,AIに対する愛着不安が高いほど,外向性,協調性,否定的情動性における自己評定とAI推測との一致度が強まることが明らかとなった。これは,愛着不安の高い利用者ほど自己開示が多く,AIがより豊富な手がかりを得られる可能性を示唆する。本研究は,AIによる人物理解が技術的性能のみならず,人間側の関係志向や感情的傾向にも影響されることを示し、今後の人間―AI関係の発展に重要な示唆を与えるものである。