研究者詳細
2026/04/04 更新
基本情報
教育活動
現在担当している科目
社会貢献活動・その他
他学部・他研究科等兼任情報
特定課題制度(学内資金)
Intensive Studies 31 (Japanese Visual Culture and Media 3)
文化構想学部
2026年 春クォーター
Intensive Studies 10 (Survey of Japanese Literature 2)
2026年 冬クォーター
文学部
大学院文学研究科
美術史学特論2
2026年 秋学期
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文学学術院 文学部
美術史学における技術革新主義と江戸時代中期浮世絵における「継続性」の意義
2025年
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技術的転換期における木版画の制作実態をより深く理解するため、報告者は鳥居清満(1735-1785)および清経(1757–1779活動)、石川豊信(1711-1785)の1760年から1775年までの作品を検討した。歌舞伎の芝居絵と役者絵に焦点を当てることにより、その版画の制作期や版元ネットワークを反映する年表を作成した。これにより、報告者は、錦絵の中判形式ではなく、少数の色を使用し、従来の紅摺絵の細長い形式である細判が、少なくとも1772年(すなわち、錦絵技術の導入から7年後)まで制作され続けていたことを特定することができた。また、石川豊信の数少ない錦絵はすべて同じ大手版元である鱗形屋孫兵衛にて出版されていたことが明らかになった。鱗形屋は1740年代からすでに豊信の版画を発行していたため、この事実は両者の長年にわたる協力関係を示している。