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Updated on 2026/05/01
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Internal Special Research Projects
魏晋南北朝時代における西方非漢族勢力の勃興と国際交易路の変化に関する研究
2025
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本研究は、中国の魏晋南北朝時代に勃興した西方の非漢族勢力の動向に注目して、その中華世界への影響や歴史的意義を解明することを目的とするものである。非漢族の中華世界への「侵入」が注目される当該時代において、最も注目を集めているのは、中華世界の北方に居住していた匈奴や鮮卑といった人々であった。一方で、中華世界の西方に居住していた非漢族の動向については、史料不足もあり、不明確な点も多い。そこで本研究では、考古発掘によって明らかとなった資料の整理や遺跡の踏査を通じて、西方の非漢族勢力の動向を分析する基礎作業を行った。本研究の成果として、現地での博物館見学や遺跡の踏査を2回行い、研究会での発表1回、踏査記録1本を発表した。
北アジア遊牧政権との交通より見た五胡十六国時代の世界史上への位置づけに関する研究
2018
本研究は五胡十六国時代に興亡した五胡十六国諸国と、同時代に北アジアに成立した遊牧政権との交流を、ヒトやモノの移動の在り方を規定する交通路に着目して、その変遷が周辺諸勢力に与えた影響を明らかにすることで、当該時代をユーラシア史の動向と結びつけ、分裂傾向ばかりが着目されてきた一国史的な歴史像とは異なり、世界史上に位置づけられた新たな五胡十六国史像の構築を目ざすものである。その成果として、今年度は国内の学会・研究会において二度の研究報告を行い、中国南京で開催された国際学会でも報告を行った。さらに、『東洋学報』に投稿した論文1本が掲載された。
中央ユーラシアとの交通より見た五胡十六国時代の世界史上への位置づけに関する研究
2017
本研究は、五胡十六国時代に興亡した五胡十六国諸国と西域・北アジア間のヒト、モノの移動といった交通のありかたと、その変遷が周辺諸勢力に与えた影響を明らかにすることで、当該時代をユーラシア史の動向と結びつけ、分裂傾向ばかりが着目されてきた一国史的な歴史像とは異なり、世界史上に位置づけられた新たな五胡十六国史像の構築を目ざすものである。そのために2017年度は8月に中国の新疆ウイグル自治区を、9月に同じく中国の山西省北部を調査し、その成果を紀行文として雑誌に投稿した。
五胡十六国時代における北アジア・華北間の外交活動とその影響に関する研究
本研究は、五胡十六国時代に華北に割拠した諸政権と北アジア等の周辺諸国との(外交や交易も含めた)交通の様態を分析することで、五胡十六国時代における代国と五胡諸国の外交活動の実体を明らかにし、外交活動の変化に伴う交通路の変動と周辺諸国の動向の関連性から、当該時代のユーラシア史上での位置づけを再検討することを目的とするものである。2017年度は8月に中国の新疆ウイグル自治区を、9月に同じく中国の山西省北部を調査し、その成果を紀行文として雑誌に投稿し掲載された。
中央ユーラシア世界との交易より見た五胡十六国諸国による華北支配の研究
2016
本研究は、4~5世紀の中国北部を舞台とする、五胡十六国時代を対象とするものであり、当該時代の諸国と西域・北アジア間のヒト、モノの移動といった交通のありかたを明らかにすることで、当該時代をユーラシア史の動向と結びつけ、新たな五胡十六国史像の構築を目ざすものである。その成果として、2016年は論文1本を発表し、第16回 魏晋南北朝史研究会大会で研究報告を行った。また、9月には当該時代の主要都市の遺構とその周辺地域の調査を行った。