この一年間、都市計画・公共交通指向型開発(TOD)を中心テーマとして研究を深化させ、東京で文献や現地調査を行いながら、国際学会発表や論文執筆に積極的に取り組んだ。2024年年度において、主な成果として、アメリカ地理学会の都市地理研究グループ博士論文賞を受賞し、科研費(研究活動スタート支援)に採択されたほか、Progress in Planning誌に論文掲載を果たした。社会科学学術院の先生方が編集する英文書籍の章も執筆し、出版が近づいている。出版。また現在、英文学術誌に論文4本を査読中であり、5本目の投稿準備も進めている。2024年はアメリカ(シアトル・Association of Collegiate Schools of Planning)および中国(香港・International Planning History Society)で開催された国際学会において、都市計画や公共交通指向型開発をテーマとした研究発表を行い、セッションの座長も務めった。2025年度においては、6月末および7月初には、中国で開催される二つの国際会議(Urban China Research NetworkおよびInternational Association of China Planning)において土地価値還元に関する研究発表を予定している。8月には英国のRoyal Geographical Society年次大会に参加し、英語圏の著名な研究者とともにラウンドテーブルおよびプレオーガナイズド・セッションに登壇することが決定している。12月には早稲田大学で開催される国際会議EcoDesign 2025において、プレオーガナイズド・セッションにも参加予定である。これらの活動を通じて、引き続き国内外における研究の発信力を高め、持続可能な都市開発と公共交通政策への学際的貢献を目指していきたい。
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