2024/12/15 更新

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タニガワ シュン
谷川 舜
所属
政治経済学術院 政治経済学部
職名
助手

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   政治経済学術院   助手

  • 2023年09月
    -
    2023年12月

    ケンブリッジ大学   アジア中東学部   客員研究員

  • 2022年09月
    -
    2023年03月

    国立台湾大学   文学院 台湾文学研究所   訪問学生

  • 2018年04月
    -
    2020年03月

    日本学術振興会   特別研究員   DC2

研究分野

  • 政治学 / 地域研究

受賞

  • 優秀論文賞

    2020年05月   日本マス・コミュニケーション学会   戦時下の植民地台湾における新聞と帝国日本の言論政策  

    受賞者: 谷川舜

 

論文

  • 大戦間期における外地言論空間の多層化:文官総督時代の台湾と新興メディア

    谷川舜

    東アジア近代史   ( 26 ) 51 - 76  2022年06月  [招待有り]

  • 台湾における後藤新平の言論政策:台湾新聞紙条例の制定と言論空間の「現地化」

    谷川舜

    マス・コミュニケーション研究   ( 100 ) 103 - 122  2022年01月  [査読有り]

    DOI

  • 建国初期の中央電影局の映画政策

    李鎮 (谷川舜訳)

    インテリジェンス   ( 20 ) 168 - 179  2020年03月

  • 戦時下の植民地台湾における新聞と帝国日本の言論政策

    谷川舜

    マス・コミュニケーション研究   ( 95 ) 163 - 181  2019年07月  [査読有り]

    DOI

  • 民主主義の境界は隙だらけ:スパイ活動、密輸などで形成された日本の貫戦期

    テッサ・モーリス=スズキ (谷川舜訳)

    インテリジェンス   ( 16 ) 4 - 26  2016年03月

  • カストロ治政下のキューバにおけるカナダのインテリジェンス活動

    ドン・マントン (谷川舜訳)

    インテリジェンス   ( 15 ) 4 - 12  2015年03月

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書籍等出版物

  • 跨域青年學者臺灣與東亞近代史研究論集(第六輯)

    林果顯, 若林正丈, 川島真, 洪郁如, 黃英哲( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 戰間期的新興媒體和臺灣右派運動)

    國立政治大學台灣史研究所,巨流圖書公司  2022年12月 ISBN: 9786267147146  [査読有り]

  • 台湾研究入門

    若林正丈, 家永真幸( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 台湾ジャーナリズムにとっての帝国経験)

    東京大学出版会  2020年03月 ISBN: 4130362771

    ASIN

  • 自由、民主、人權與近代東亞論集

    薛化元, 若林正丈, 川島真( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 戰時臺灣的殖民地報業)

    國立政治大學台灣史研究所,稻郷出版社  2019年12月 ISBN: 9789869860208  [査読有り]

講演・口頭発表等

  • 《臺灣愛國婦人》的言論活動實踐:理蕃政策下殖民地媒體的另一脈絡

    谷川舜

    2024年台灣文學學會年會「華語語系研究再出發:混語、跨界、多聲交響」   (淡水) 

    発表年月: 2024年10月

  • 後藤新平以後の植民地言論空間:『台湾愛国婦人』(1908-1916)を中心に

    谷川舜

    20世紀メディア研究所 第175回研究会   (東京) 

    発表年月: 2024年04月

  • 排斥與包容:1930-40年代殖民地臺灣的言論空間

    谷川舜  [招待有り]

    中央研究院臺灣史研究所文化史研究群講論會   (台北) 

    発表年月: 2023年03月

  • 戰間期的新興媒體和臺灣右派運動

    谷川舜

    第六屆台灣與東亞近代史青年學者學術研討會   (オンライン) 

    発表年月: 2022年03月

    開催年月:
    2022年03月
     
     
  • 文官総督時代の台湾をめぐる言論空間の多層化

    谷川舜  [招待有り]

    東アジア近代史学会 第26回研究大会   (オンライン) 

    発表年月: 2021年07月

    開催年月:
    2021年07月
     
     
  • 日本統治下の台湾における植民地言論体制の創出:帝国言論空間の一類型として

    谷川舜

    東アジア近代史学会 第25回研究大会   (オンライン) 

    発表年月: 2020年10月

  • 帝国言論空間の諸類型の検討:日本統治下の台湾における植民地言論体制の創出を事例として

    谷川舜

    東アジア近代史学会 第195回研究例会   (オンライン) 

    発表年月: 2020年06月

  • The Types of Empire Media System in the Inner and Outer Territories

    Tanigawa, Shun

    The International Youth Scholars Workshop “White Terror: Transnational Justice”   (台北) 

    発表年月: 2019年12月

  • The Establishment of Japanese Outer Territories Media System in Colonial Taiwan

    Tanigawa, Shun

    The International Workshop “Liberalization, Democratization and International Politics: Focusing on Modern Europe and Asia”   (台北) 

    発表年月: 2019年09月

  • The beginnings of the Japanese colonial media system, 1898-1912

    Tanigawa, Shun

    Competing Imperialisms Research Network (CIRN2)   (ベルファスト) 

    発表年月: 2019年09月

    開催年月:
    2019年09月
     
     
  • 植民地台湾にみる帝国日本の外地言論体制確立の一類型

    谷川舜

    日本マス・コミュニケーション学会 2019年度春季研究発表会   (大分) 

    発表年月: 2019年06月

    開催年月:
    2019年06月
     
     
  • 諸帝国の中における近代日本の植民地言論の誕生,1898-1912

    谷川舜

    Competing Imperialisms Research Network (CIRN1)   (東京) 

    発表年月: 2019年04月

    開催年月:
    2019年04月
     
     
  • 日本人経営のジャーナリズムの歴史

    谷川舜

    自由民主人權與近代東亞:以台灣為中心交流論壇   (台北) 

    発表年月: 2018年12月

  • 日本人経営新聞にみる植民地台湾の権力とジャーナリズム

    谷川舜

    台湾研究所 ワークショップ   (東京) 

    発表年月: 2018年06月

  • 植民地台湾における戦時下の新聞と宣伝

    谷川舜

    20世紀メディア研究所 第119回研究会   (東京) 

    発表年月: 2018年06月

  • Wartime newspapers and propaganda in Taiwan colonized by Japan

    Tanigawa, Shun

    Cambridge workshop: Propaganda and Journalism during/on the second Sino-Japanese War 1937-1945   (ケンブリッジ) 

    発表年月: 2018年03月

    開催年月:
    2018年03月
     
     

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本統治期台湾にみる非西洋帝国下の植民地言論空間:軍事との関係を手掛かりに

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年07月
    -
    2026年03月
     

    谷川舜

  • 大正・昭和前期の植民地台湾にみる帝国日本の外地言論体制

    日本学術振興会  若手研究者海外挑戦プログラム

    研究期間:

    2022年09月
    -
    2023年03月
     

    谷川舜

  • 帝国日本における植民地台湾のジャーナリズム史研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2020年03月
     

    谷川舜

     概要を見る

    本研究は、植民地台湾におけるメディアの歴史的展開を明らかにし、植民地のジャーナリズム活動が帝国統治の中で果たした機能について考察することにある。本年度の研究実績は以下の通りである。
    第一に、戦時下の植民地台湾における新聞の活動と帝国日本の言論政策の様相を明らかにし、投稿論文が『マス・コミュニケーション研究』95号に掲載された。さらに、台湾軍報道部による総力戦体制の構築・貫徹のためのメディア利用実態を明らかにし、新聞統合前後の台湾人経営紙『興南新聞』の生き残り策を論じた。これを中国語論文集に投稿し『自由、民主、人權與近代東亞論集』に収録された。
    第二に、新たに提起した「植民地紳士」的公共圏という概念を検討した。台湾領有初期において、「御用紙」とされた植民地発行の新聞を舞台に、日本本土と異なる植民地の言論空間が台湾にて創出された点を明らかにし、国際シンポジウム「CIRN1」で報告した。同概念のその後に関して、台湾言論界の重鎮・赤石定蔵に着目し、『台湾日日新報』の営業報告書を分析して論じた。この成果を発表論文にして「日本マス・コミュニケーション学会 2019年度春季研究発表会」で報告した。以上の議論にも依拠しつつ、同概念を軸とした日本統治期の台湾メディア通史を研究書『台湾研究入門』の1章として分担執筆した。
    第三に、後発帝国である日本の植民地言論空間のあり方を諸帝国と比較可能な形で示す理論構築を行い、各種国際ワークショップで報告した。
    第四に、中華人民共和国建国前後における中国共産党の映画政策に関する中国語論文の翻訳、戦前の日本と東アジアを主題とする絵葉書の展示会において台湾関係のパネル解説執筆など、ジャーナリズム活動にとどまらないメディア全般のあり方についても発信した。アウトリーチ活動としては、「ジャーナリスト・メディア関係者個人史聞き取り調査プロジェクト報告書」の編集校正を行った。

Misc

  • 書評 井川充雄著『帝国をつなぐ〈声〉―日本植民地時代の台湾ラジオ』

    谷川舜

    中国研究月報   77 ( 11 ) 36 - 41  2023年11月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 推薦文 植民地台湾の幾重にも屈折した「公論」を示す

    谷川舜

    河原功編・解題『台湾公論』復刻版    2023年05月  [招待有り]

    その他  

 

学術貢献活動

  • イメージの中の日本と中国の近代:ラップナウ・コレクションから

    展覧会

    早稲田大学現代政治経済研究所;20世紀メディア研究所;會津八一記念博物館  

    2019年10月
    -
    2019年11月

     概要を見る

    台湾関連展示パネルの制作