2024/12/22 更新

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マツオ リサ
松尾 梨沙
所属
附属機関・学校 高等研究所
職名
講師(任期付)

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   高等研究所   講師

  • 2024年04月
    -
    継続中

    パリ第3大学   比較学研究センター   協力研究員

  • 2022年09月
    -
    2024年03月

    パリ第3大学   比較学研究センター   日本学術振興会 海外特別研究員

  • 2018年04月
    -
    2021年03月

    一橋大学   大学院言語社会研究科   日本学術振興会 特別研究員PD

  • 2010年04月
    -
    2013年03月

    東京大学   大学院総合文化研究科   日本学術振興会 特別研究員DC1

学歴

  • 2010年04月
    -
    2018年03月

    東京大学   大学院総合文化研究科   超域文化科学専攻  

    比較文学比較文化コース 博士課程

  • 2012年09月
    -
    2013年08月

    ワルシャワ大学   音楽学研究所  

  • 2010年09月
    -
    2011年08月

    ワルシャワ大学   音楽学研究所  

  • 2008年04月
    -
    2010年03月

    東京大学   大学院総合文化研究科   超域文化科学専攻  

    比較文学比較文化コース 修士課程

  • 2004年04月
    -
    2008年03月

    慶應義塾大学   文学部   人文社会学科(哲学系)  

    美学美術史学専攻

委員歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学『高等研究所紀要』  編集委員

  • 2018年04月
    -
    2020年03月

    日本音楽学会『音楽学』編集委員会  編集幹事

所属学協会

  • 2017年04月
    -
    継続中

    日本スラヴ学研究会

  • 2012年04月
    -
    継続中

    国際比較文学会(ICLA-AILC)

  • 2012年04月
    -
    継続中

    日本比較文学会

  • 2007年04月
    -
    継続中

    日本音楽学会

受賞

  • 第25回日本比較文学会賞

    2020年11月   日本比較文学会  

    受賞者: 松尾 梨沙

  • 2018/2019年度日本スラヴ学研究会奨励賞

    2020年06月   日本スラヴ学研究会  

    受賞者: 松尾 梨沙

 

論文

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書籍等出版物

講演・口頭発表等

  • Rethinking the novel from the perspective of modernity

    (Maison Suger (Fondation Maison des Sciences de l'Homme))  Risa Matsuo (Waseda University), Lina Guo (Sun Yat-sen University)  

    開催年月:
    2024年06月
     
     
  • Trois Fantaisies de Frédéric Chopin : Une inspiration des œuvres de George Sand et d'Adam Mickiewicz

    Risa Matsuo

    Colloque international : Cercle romantique. Les héros français et polonais en dialogue   (Bibliothèque Polonaise de Paris, Musée Maison de Victor Hugo, Ambassade de Pologne à Paris)  The Fryderyk Chopin Museum  

    発表年月: 2023年12月

    開催年月:
    2023年12月
     
     
  • Mickiewicz, Sand et Chopin : Une étude comparée de la pensée religieuse et philosophique en Pologne et en France dans la première moitié du XIXe siècle

    Risa Matsuo

    Colloque international : Les relations culturelles européennes au sein du Triangle de Weimar (Europäische Kulturbeziehungen im Weimarer Dreieck / Europejskie relacje kulturowe w ramach Trójkąta Weimarskiego)   (Pädagogische Hochschule Freiburg)  Pädagogische Hochschule Freiburg, Uniwersytet Wrocławski, Université Paul-Valéry Montpellier 3, Université Toulouse-Jean Jaurès, Universität Augsburg, Bundesinstitut für Kultur und Geschichte der Deutschen im östlichen Europa  

    発表年月: 2023年10月

    開催年月:
    2023年10月
     
     
  • "Fantasy" according to F. Chopin: A Comparative Analysis Using Subjects by G. Sand and A. Mickiewicz

    International workshop: Comparing "Comparative literature" -Japan, Germany, France and the World-   (Maison Suger (Fondation Maison des Sciences de l'Homme))  Risa Matsuo  

    発表年月: 2023年08月

  • Eléments de dumka ukraino-polonaise dans les Ballades de Fryderyk Chopin

    Risa Matsuo

    Colloque « Les arts de la parole au-delà de la « Grande Division » : futurs de l'ethnopoétique »   (Université Paris Cité / Université Paris 3 Sorbonne nouvelle)  Tristan Mauffrey (Université Sorbonne Nouvelle, CERC); Maxime Pierre (Université Paris Cité, CERILAC); Cyril Vettorato (Université Paris Cité, CERILAC)  

    発表年月: 2023年05月

    開催年月:
    2023年05月
     
     
  • Elementy ukraińsko-polskiej dumki w Chopinowskich balladach

    Risa Matsuo

    International Chopin Conference: The integration of a work: from miniature to large scale   (The Institute of Art of the Polish Academy of Science (Warsaw))  The Fryderyk Chopin Institute  

    発表年月: 2018年09月

    開催年月:
    2018年09月
     
     
  • Wpływ poezji polskiej na formę ballad Chopina

    Risa Matsuo

    International Chopin Conference: The lyric and the vocal element in instrumental music of the nineteenth century   (Dom Pracy Twórczej w Radziejowicach)  The Fryderyk Chopin Institute  

    発表年月: 2016年09月

    開催年月:
    2016年09月
     
     
  • The Significance of Polish Poetics for an Understanding of Fryderyk Chopin’s Four Ballades

    Risa Matsuo

    The 9th World Congress of ICCEES in Makuhari   (Kanda University of International Studies (KUIS))  ICCEES (International Council for Central and East European Studies)  

    発表年月: 2015年08月

    開催年月:
    2015年08月
     
     
  • How Can Japanese Translation Reflect Polish Poetic Techniques? Chopin’s Songs as an Example

    Risa Matsuo

    The first East Asian Translation Studies Conference   (University of East Anglia)  East Asian Translation Studies (EATS)  

    発表年月: 2014年06月

    開催年月:
    2014年06月
     
     

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • ショパン、サンド、ミツキェヴィチを中心とした19世紀ヨーロッパの比較文学研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2027年03月
     

    松尾 梨沙

  • ショパンの楽器学 ―4つの《バラード》とプレイエルの関係を中心に―

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年08月
    -
    2023年03月
     

    松尾 梨沙

     概要を見る

    本課題はF. ショパンの作曲と、彼が使用したピアノとの関係に注目したものである。特に彼が愛用したプレイエル社製ピアノはシングルエスケープメント機能であり、1830年代以降エラール社が開発したダブルエスケープメントに比べると、未だ急速な同音連打がしにくい楽器であった。こうした楽器の特性が、彼の《バラード》op. 38のコーダに代表されるような和音連打の演奏にどう影響するかに焦点を当てたが、結果として、①スピード感ある連打よりも一個一個和音を掴むような演奏法が適すること、②彼がワルシャワ時代に使用していた楽器の打鍵感覚の影響が後半生まで残った可能性があること、この二点が考察された。

  • ショパンの「ポーランド」:東スラヴの芸術文化と西欧伝統の交差点として

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月
     

    松尾 梨沙

     概要を見る

    本研究はフリデリク・ショパン(1810-1849)の楽曲と現在のポーランド以東・以西地域の芸術との影響関係を明らかにすることを目的としており、2020年度はまず①ポーランド以東のエリアでショパンの影響が考えられる作曲家としてヴィトルト・ルトスワフスキ(1913-1994)を取り上げ、彼が雪解け期に発表した《カジミェラ・イワコヴィチュヴナの詩による5つの歌曲》について、詩と楽曲の両面からの分析を行った。ショパンとルトスワフスキは年代こそ違うものの、「詩」に対する共通のスタンスを見出すことができるポーランド人作曲家たちであり、いずれも「ポーランド以東」(リトアニア等)あるいは「ポーランド以西」(フランス)との結びつきを見い出せる作品を書いていることから、年代、地域、そして学術領域(音楽と文学)を跨ぐ重要な点を指摘できた。以上の研究は日本音楽学会東日本支部第66回定例研究会にて口頭発表し、論文としては『スラヴ学論集』第24号に掲載が決定している(2021年5月発刊予定)。
    続いて②ポーランド以西であるフランスとの関わりに注目し、ショパンの書簡の文体研究を続行した。これまでは、ショパンが20歳でワルシャワを出るまでの青年期に書いた手紙を扱い、したがってポーランド語文体の分析を特に音響的側面に注目して行ってきたが、現在はショパンがパリに移住してからのフランス語書簡の検証を始めている。次の課題としてショパンの1830年代末~1840年代の活動と、フランス文人や芸術家との交わりについての調査を想定しているため、2020年度に行ったこのフランス語文体分析は今後研究を遂行する上で重要な基盤固めとなった。

  • ミツキェヴィチとショパン—ポーランドの詩と音楽による比較研究

    東大比較文學會  若手奨励研究費

    研究期間:

    2016年
     
     
     

    松尾 梨沙

  • International Chopin Conference

    日本音楽学会  国際研究発表奨励金

    研究期間:

    2016年
     
     
     

    松尾 梨沙

  • フレデリック・ショパンの作曲技法とその演奏効果

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2010年
    -
    2012年
     

    松尾 梨沙

     概要を見る

    本研究の目的「ショパンの作曲技法について、和声、音型、リズムが各パラメータを超えて連動するという分析を行った上で、このはたらきがショパン全作品に通じる可能性を示唆すること」を踏まえ、平成24年度は、再度ポーランドへ渡航し、ワルシャワ大学音楽学研究所を拠点として長期フィールドワークを行った。今回は上記のような作曲技法と、それに基づいた演奏法の媒体として、「ポーランド詩学」が極めて有効なのではないかという点に気づき、詩学が絡むショパン関連の文献収集にとくに努めた。一次資料としてポーランドの国立図書館でしか閲覧できない貴重な文献に触れることができ、ショパンの文体ならびに作曲技法的特徴を検証する上での比較対象として、これらは非常に有効な資料であった。これらの資料に基づく比較研究により、ショパンの文章構造をより理論的に解釈できるようになれば、その結果を彼の作曲技法的特徴と照合し、結果的には全作品に共通する特徴を見出し、より説得力のある演奏法を考案できると思われる。この発想は、音楽学界においてもこれまでになかった新たなものであり、また実演と理論の共存・共有が未だ難しい状況にある中、実演に応用できる理論が生まれれば、学界、演奏業界両方の発展にも貢献できると考えている。
    加えて現地では、ワルシャワ大学ポーランド文学専攻で教鞭を執るdr. Lukasz Wrobel氏やdr. Anna Teczynska氏に、とくに詩学の面で指導を受ける機会を頂いた。Teczyhska氏は「芸術分野の相互連関」をテーマとし、文学者の立場から文学における音楽作品の表象に取り組んでいる研究者で、音楽学の視点から文学を取り入れる本研究者とは極めて近い関心ながらちょうど対極の立場をとっており、貴重な出会いであった。もし可能ならば、今後何らかの形で共同研究をさせて頂きたいと考えている。

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Misc

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