Updated on 2026/03/04

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CHEN, Qi
 
Affiliation
Faculty of Commerce, School of Commerce
Job title
Research Associate
 

Internal Special Research Projects

  • 副业と本業の役割距離が知識移転に与える影響

    2025  

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     本研究は、副業で得られた知識や経験がどのように本業へ活用されるのか、その条件とメカニズムを明らかにすることを目的としている。近年、日本においても副業を認める企業が増え、副業を通じたスキル獲得やキャリア形成への関心が高まっている。政府による働き方改革の推進やデジタル化の進展により、個人が複数の仕事を経験する機会は今後さらに増えると考えられる。しかし、副業で得た知識や経験が必ずしも本業で活用されるとは限らず、その移転を阻害または促進する要因を明らかにすることは、個人のキャリア形成だけでなく、組織における人材活用の観点からも重要な課題である。 本研究では、とりわけ副業と本業の仕事内容や知識領域の違いに着目し、「役割距離(Knowledge Distance)」という概念を用いて、副業で得た知識がどのような条件のもとで本業に活かされるのかを検討した。日本企業に勤務する従業員を対象にアンケート調査を実施し、データを収集した。これらのデータを統計的に分析することで、副業経験が職場における行動や仕事への取り組みにどのように関係しているのかを実証的に検討した。  本研究は、副業を単なる追加労働としてではなく、個人の学習や能力開発の機会として捉える視点を提示するものである。また、副業経験が本業にどのように活かされるのかを組織行動論の観点から検討することで、働き方の多様化が進む現代における新しい人材活用の可能性を示唆している。現在、これらの研究成果をもとに国際学術誌への投稿準備を進めており、副業と組織行動の関係に関する研究の発展に貢献することが期待される。

  • 副業が本業に与える影響:日常変化データを用いた階層的分析

    2024  

     View Summary

    1. 研究の目的本研究では、副業が本業のパフォーマンスに与える影響を明らかにすることを目的とした。近年、デジタル技術の発展や労働環境の変化により、多くの労働者が副業を行うようになり、そのメリットとデメリットが注目されている。特に、副業の実施が本業のパフォーマンスにどのような影響を与えるのか、そのメカニズムを明らかにすることが本研究の主な目的である。2. 研究の方法本研究では、中国企業の従業員を対象にアンケート調査を実施した。また、データ分析には回帰分析を用い、副業の影響を統計的に検証した。3. 研究成果本研究の実証研究に加えて、副業に関する近年の研究を包括的に整理し、文献レビュー論文を執筆した。このレビュー論文では、過去 5 年間(2019 年以降)の副業に関する主要な研究を整理し、副業の動機、影響、境界条件に焦点を当てた。また、副業研究の理論的発展を概観し、今後の研究課題を提示した。このレビュー論文は商学研究科紀要に掲載予定である。4. 現在の研究と投稿準備現在、上記の実証研究の結果をもとに、国際学術誌への投稿準備を進めている。本研究の成果は、副業が本業のパフォーマンスに与える影響をより深く理解するための新たな視点を提供し、企業や労働者が副業をより効果的に活用するための示唆を与えるものである。今後は、副業の種類や個人のキャリアパスが長期的にどのような影響を与えるのかをさらに分析し、副業の持続可能な活用方法について検討を進める予定である。