研究者詳細
2026/04/04 更新
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教育活動
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社会貢献活動・その他
特定課題制度(学内資金)
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データリテラシー II 07
人間科学部
2026年 秋学期
データリテラシー II 04
データリテラシー I 07
2026年 春学期
学生生活とセルフマネジメント 07
2026年 夏クォーター
学生生活とセルフマネジメント 04
スタディスキル 07
2026年 春クォーター
スタディスキル 04
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「やさしい日本語」を構成する要素の解明と生成AIを活用した支援の実証
2025年
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障害のある者や外国にルーツを持つ者など,多様な市民を包摂する共生社会の確立が求められている。それに伴って,生活のガイドラインや緊急時に,多様な市民が文字で提示された情報を読み解くために,「やさしい日本語」の在り方が模索されている。外国語話者にとっては文章に使われている語彙を平易なものにすれば伝わりやすくなるが,知的発達に遅れがある場合には,語彙を易しくしただけでは理解が難しく,一文に使われている文字数を減らす,単文にする,学習言語ではなく生活言語を使うなど,話し言葉として文字提示するなど,「やさしい日本語」にするための工夫がさまざまに考えられる。そこで本研究では,「やさしい日本語」を構成する要素はどのようなものかを解明する基礎的な調査を行った。300字程度の文章を10テーマ作成し,それぞれのテーマについて4種類(語彙の難度を下げる,単文化,話し言葉,(10歳の)子どもに対する文章)の「やさしい日本語」表現の文章を作成した。原文章ならびに4種類の「やさしい日本語」文章はすべて生成AI(Chat-GPT4o)によって作成し,人間によってファクトチェックを行ない,微調整をした。それぞれの文章について,日本語を母語とする100名の成人に対して文章に対する印象評定(「理解できたか」「記憶できたか」「興味をもったか」「読みやすかったか」「難しかったか」について5段階評定)と理解度テスト(4択の設問を5問)に取り組んでもらった。その結果,原文を単文化した文章ならびに話し言葉に変換した文章に対する印象評定は原文のものとほぼ変わらないが,語彙の難度を下げた文章ならびに10歳の子どもに対する文章として生成された文章への印象評定が原文よりも有意にポジティブに評価されたことが示された。一方で,理解度テストの成績は文章の種類が異なっても有意な差は生じなかった。以上から,「やさしい日本語」の構成要素としては「語彙の難易度」が大きく影響し,生成AIによって「やさしい日本語」に変換する場合には「10歳の子どもに対する文章にしてください」というプロンプトが有効であることが示唆された。
生成AIを活用した文書作成スキル向上プログラムの提案と実証
2024年
インクルーシブ教育システムの構築が推進され,多様な教育的ニーズを持つ学習者がともに学ぶ環境の整備が喫緊の課題となっている。近年,通常学級の中には担任教員からみて,知的発達に遅れはないものの学習面のみに著しい困難を示す児童生徒が 6.5% いることが報告された(文部科学省,2022)。このような学習者にとって,ICTは情報の入出力の手段を増やす強力なツールとなる。GIGA スクール構想によって配布された一人一台のタブレット端末を活用すると,自力での読み書きに困難を持つ学習者も,文章についての読み上げ音声の提示によって文章内容にアクセスし,タイピングや音声入力によって文章作成が可能となる。本研究では,所沢市内の児童クラブ(学童)と連携し,タブレット端末の活用によって学習に困り感のある児童の学習支援を行うことを目的とした。所沢市内の児童クラブに,各種学習アプリを搭載したタブレット端末(iPad第10世代)を10台設置し,自学の時間に活用してもらった。その結果,学習に困り感をもち宿題を忌避する傾向にある児童が自学時間にタブレット端末を活用した学習を継続することが観察された。3ヶ月の介入の結果,彼らの学習への動機づけが向上していることが示され,宿題の代替としてのタブレット学習の効果が示唆された。さらに,夏休み,冬休み,春休みに児童クラブ内で参加者を募って「タブレット端末を活用した作文講座」を実施した。書くことが苦手な児童を中心に希望者を募り,タブレット端末の音声入力やタイピングによって作文の書き方を指導したところ,文書作成への効力感が高まり,また,作文の文字数と質の増加がみられた。高学年において作文のアイデアを生成する際に他者のアイデアをみるフェーズと生成AIを相談相手とするフェーズを導入したところ,他者が生成したアイデアを観察するとアイデアの幅が広がること,生成AIを使用すると思考の深化がみられることが示唆された。
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