Updated on 2026/04/21

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NISHIMURA, Keiko
 
Affiliation
Faculty of International Research and Education, School of International Liberal Studies
Job title
Assistant Professor(tenure-track)
 

Syllabus

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Internal Special Research Projects

  • Waste, repair and care: materialities of robot lifecycle

    2025   Filippo Bignami, Naomi Clara Hanakata, Marco Palma

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    研究代表者は2025年1月よりETH ZurichのBilateral Research Collaboration with Asia下のConsolidation Grantsである「Platform urbanization and citizenship: Understanding Platform Territories in a comparative context」プロジェクトに参加し、University of applied sciences of Southern Switzerland(SUPSI)またNational University of Singapore(NUS)と共同研究を進めることとなり、本研究のテーマであるロボットのmateriality(物質性)については一度保留することとなったが、広くmaterialityという観点からは、「デジタル・プラットフォームによる都市空間・社会的実践の変容」というテーマで、グローバルに展開されるeコマースなどのデジタル・プラットフォームがいかに物質空間や生活・労働環境、その実践に影響を与えているか、というプラットフォームのmaterialityについての研究にシフトすることとなった。本研究を通じてはAmerican Association of Geographers学会にて発表をし、現在は学術誌にSpecial Issueを提案すべく、編集者の一人として関わっている。また、本研究の継続として三島海雲学術奨励金への応募を行うことができた。こちらでは日本・シンガポールの比較研究にフォーカスして行う予定である。また、デジタル・プラットフォームがもたらす労働形態の変化について、「Tokyo Work and Community “Laborscapes:” Machikoba and Beyond東京の町工場と地域社会:「Laborscapes(労働の風景)」から読み解くコミュニティ、労働、居住性の変容—展覧会・シンポジウム」にて発表を行った。こちらの継続として来年度行われる予定のワークショップ「Work-life Balance, Its Origins, Transformations, and Impact」にて、投稿予定の研究論文「Towards a cross-sectoral worker solidarity: A cultural analysis of Amazon Japan」から発表予定である。

  • 戦後大衆文化におけるロボット・人工知能表象の変遷:ジェンダーの視点から

    2024  

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    研究代表者は2024年4月に早稲田大学に着任したため本予算を用いて研究環境を整備した。まずは2024年度科研費「研究活動スタート支援」に応募し、採択はされなかったものの、頂いたフィードバックを活かして2025年度科研費「若手研究」に応募し採択された。本課題は戦後大衆文化におけるロボット・人工知能(AI)表象の変遷を整理し、実際の技術開発の歴史と重ねることで、これらにまつわる想像力がどのように具体的な開発へと影響したか、また実際の技術がどう表象に影響を与えたかを明らかにすることを目的としている。今年度は手塚治虫作品に絞りロボットとAIの表象を対比する分析を行った。また、いわゆる「手塚AI」と呼ばれる人工知能製作作品について、手塚自身のAI表象から読み取れる立場にもとづいて批評を行った。その結果を査読有り論文誌Asiascape: Digital Asiaへと投稿でき、修正再投稿中である。また、”Artificial Intelligence: Representations, Practices, and Implications in Asian Popular Culture”という題目でAAS-in-Asia学会にてパネル発表を申請し採択された。またジェンダーの視点からはBL作品におけるロボット表象の物理・身体性についての分析を行い、”Materialities of a queer romance: Analysis of His Romance of 500 Years (2012)”と題してScience Fiction Research Association学会での発表が採択された。このように作品ごとの分析は進んでいるが、目的の一つである大規模データベースを利用したマクロな表象分析やジェンダーバイアスの分析などは2025年度に持ち越しとなるため、来年度以降も分析を深めたい。