2024/12/15 更新

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サクラダ ユウキ
櫻田 裕紀
所属
文学学術院 文化構想学部
職名
助手
学位
修士(文学) ( 2021年03月 早稲田大学 )
メールアドレス
メールアドレス

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文学学術院   助手

  • 2021年04月
    -
    2024年03月

    独立行政法人日本学術振興会   特別研究員DC1

学歴

  • 2021年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   大学院文学研究科   人文科学専攻 表象・メディア論コース 博士後期課程  

  • 2022年09月
    -
    2023年07月

    パリ高等師範学校   哲学部  

  • 2019年04月
    -
    2021年03月

    早稲田大学   大学院文学研究科   人文科学専攻 表象・メディア論コース 修士課程  

  • 2015年04月
    -
    2019年03月

    早稲田大学   文化構想学部  

    表象・メディア論系

委員歴

  • 2021年04月
    -
    2022年03月

    早稲田大学文学研究科 表象・メディア論コース『In-vention』編集委員会  第10号編集委員会 編集長

所属学協会

  • 2021年09月
    -
    継続中

    日仏哲学会

  • 2021年04月
    -
    継続中

    脱構築研究会

  • 2019年04月
    -
    継続中

    早稲田 表象・メディア論学会

研究分野

  • ヨーロッパ文学 / 思想史 / 哲学、倫理学

研究キーワード

  • フランス哲学

  • フランス現代思想

  • 脱構築

  • ジャック・デリダ

  • メディウム

  • メディア

  • 自伝

  • 耳伝

  • 亡霊

  • 憑在論

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論文

  • サルトルの人間、デリダの幽霊――「実存」をめぐる一つの遺産相続について――

    櫻田裕紀

    『表象・メディア研究』   ( 14 ) 91 - 112  2024年03月  [査読有り]

  • 翻訳者の召命――ジャック・デリダを廻って――

    櫻田裕紀

    『思想』(岩波書店)   8 ( 1180 ) 66 - 87  2022年07月  [招待有り]

  • 自伝と耳伝――デリダのニーチェ『この人を見よ 』 読解――

    櫻田裕紀

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   ( 67 ) 705 - 720  2022年03月  [査読有り]

  • 優秀修士論文概要

    櫻田裕紀

    早稲田大学大学院文学研究科紀要   ( 67 ) 729 - 731  2022年03月  [査読有り]

  • デリダにおける「声」の問い――「触発」の問題を起点として――

    櫻田裕紀

    早稲田大学(修士論文)    2021年03月  [査読有り]

  • 声は何を触発するのか――デリダの「自己‐触発」をめぐるいくつかの考察――

    櫻田裕紀

    『表象・メディア研究』   ( 11 ) 125 - 145  2021年03月  [査読有り]

  • グラマトロジーの手前と彼方――「学」の(不)可能性についての試論――

    櫻田裕紀

    『In-vention』   ( 8 ) 5 - 28  2020年02月

    担当区分:筆頭著者

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講演・口頭発表等

  • 理性の声はいかなるトーンで話すのか:デリダ『哲学における最近の黙示録的語調について』の一考察

    日仏哲学会2024年秋季大会  

    発表年月: 2024年09月

    開催年月:
    2024年09月
     
     
  • デリダにおける「声」とは何だったのか

    櫻田裕紀  [招待有り]

    脱構築研究会10周年ミーティング  

    発表年月: 2024年02月

    開催年月:
    2024年02月
     
     
  • L’appel et le goût de la responsabilité : questions à Corine Pelluchon

    Yuki SAKURADA  [招待有り]

    コリーヌ・ペリュション来日記念セミナー:「『世界を修復する 人間、動物、自然』をめぐって」(於:立教大学)  

    発表年月: 2023年12月

    開催年月:
    2023年12月
     
     
  • 「グラマトロジー」の手前――初期デリダにおける言語・時間・空間の再考

    櫻田裕紀

    哲学若手研究者フォーラム2019  

    発表年月: 2019年07月

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • デリダの「憑在論」の再検討:脱構築思想における存在論的メディウムの問い

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2024年07月
    -
    2026年03月
     

    櫻田 裕紀

  • ジャック・デリダにおける「声」の問題系のメディア・技術論的射程の研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2024年03月
     

    櫻田 裕紀

     概要を見る

    本研究はフランスの哲学者ジャック・デリダ(1930-2004)の脱構築思想に関する理論研究であり、その主眼は、著作が膨大にして各議論の射程も非常に多岐に渡るデリダの哲学に対し、その全体を見渡すことの出来る一貫した問題系として「声」あるいは「メディア(媒体=霊媒)」という問題系を採用し、従来しばしば強調されてきた「音声中心主義批判」という枠組みのみにはとどまらない、デリダの哲学が有する「声の思想」としての側面と、その哲学的射程とを解明することにある。
    上記の研究を遂行するにあたり、2022年度は、昨年度まで継続的に精査を進めてきた論点である、カント哲学やフッサール現象学、そしてハイデガー存在論に立脚した〈現象学的-存在論的「自己‐触発」論〉という文脈に加えて、デリダ独自の〈翻訳の思想〉との関係から分析を行なった。デリダにおける「翻訳(traduction)」の問題は、それ自体独立した問題系として、他のトランスレーション・スタディーズや文学理論とも交差する重要な論点である。しかし本研究では、とりわけ〈声の複数性=多義性〉というモティーフを軸にデリダの翻訳論を再検討することで、60年代の著作から見られる「声」に対するデリダの一貫した眼差しが、とりわけ80年代以降に表面化していく「自伝」論や亡霊論、さらには「来たるべき民主主義」論といった問題群へといかに合流していくのかを確認し、デリダ独自の幽霊的「他者」の思想において、この「声」の問題がいかなる重要性を持つものであるかを、いっそう明瞭にすることができた。

Misc

  • 【討議記録】コリーヌ・ペリュション『世界の修復――人間、動物、自然』をめぐる討議(担当箇所:「責任=応答可能性の呼び声、味わい」)

    櫻田裕紀

    『Limitrophe(リミトロフ)』   ( 4 ) 147 - 149  2024年02月  [招待有り]

    速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要)  

  • 【書評】Edward Baring, The Young Derrida and French Philosophy, 1945–1968

    櫻田裕紀

    『Suppléments(シュプレマン)』   ( 1 ) 205 - 209  2022年03月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

  • 【書評】馬場靖人『〈色盲〉と近代 十九世紀における色彩秩序の再編成』(青弓社、2020)

    櫻田裕紀

    『表象・メディア研究』   ( 12 ) 113 - 118  2022年03月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

その他

  • 日本学生支援機構大学院第一種奨学金全額返還免除

    2021年
     
     

     概要を見る

    大学院在学中の優れた業績による選出