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2024/12/26 更新
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日本語とインドネシア語の初対面会話における「ほめ」の実態
2024年
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研究成果を1)2024年日本語教育国際研究大会、2)早稲田大学日本語教育学会で発表した。1) 本発表では,インドネシア語と日本語の会話において,トピック内に複数の「ほめ-返答」が現れる場合,表現はどのように変化するかを発表した。複数の「ほめ-返答」では発話者は「ほめ-返答」を連鎖として捉え,表現を変化することが分かった。また,類似したトピックであっても,両言語の変化パターンが異なることが明らかになった。2) 本発表では、インドネシア語と日本語の初対面会話における「第三者ほめ」の表現方法について発表した。両言語において「第三者ほめ」は「評価」で行われたことが最も多いことが分かった。同じデータ源から抽出した「対者ほめ」の分析結果では、インドネシア語は日本語よりも間接的な表現を使用することが明らかになった。それに対して、「第三者ほめ」では、両言語には相違点が見られなかった。