2024/12/21 更新

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ナカヤマ ナナ
中山 なな
所属
人間科学学術院 人間科学部
職名
講師(テニュアトラック)

経歴

  • 2024年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   人間科学学術院   講師(テニュアトラック)

  • 2020年07月
    -
    2024年03月

    国立科学博物館   人類研究部   特定研究員

  • 2017年04月
    -
    2020年06月

    NPO法人としま遺跡調査会   調査員補佐

  • 2015年04月
    -
    2017年03月

    日本学術振興会   学振特別研究員 (DC2)

学歴

  • 2014年04月
    -
    2017年03月

    早稲田大学   大学院人間科学研究科  

委員歴

  • 2022年06月
    -
    継続中

    東京考古談話会  『東京考古』編集委員

所属学協会

  • 2022年
    -
    継続中

    東京考古談話会

  • 2018年
    -
    継続中

    Paleopathology Association

  • 2018年
    -
    継続中

    日本人類学会

  • 2016年
    -
    継続中

    日本考古学協会

研究分野

  • 考古学

研究キーワード

  • Bioarchaeology

  • Mortuary archaeology

  • 近世考古学

  • 墓制

  • 江戸

  • 骨考古学

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論文

  • Secular trend in skeletal growth among urban Japanese during the Edo period (1603–1867)

    Nana Nakayama

    International Journal of Paleopathology   35   29 - 39  2021年12月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

    Scopus

    1
    被引用数
    (Scopus)
  • Influences of industrial development and urbanization on human lives in premodern Japan: Views from paleodemography

    Tomohito Nagaoka, Nana Nakayama

    International Journal of Paleopathology   33   103 - 112  2021年06月  [査読有り]

    DOI

    Scopus

    4
    被引用数
    (Scopus)
  • Diachronic changes in linear enamel hypoplasia during the Edo period (1603–1867), Japan

    Nana Nakayama

    Anthropological Science    2019年  [査読有り]  [国内誌]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

    Scopus

    4
    被引用数
    (Scopus)
  • The Relationship Between Linear Enamel Hypoplasia and Social Status in 18th to 19th Century Edo, Japan

    Nana Nakayama

    International Journal of Osteoarchaeology    2016年11月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

    DOI

    Scopus

    24
    被引用数
    (Scopus)
  • 近世江戸における子どもの墓制

    中山なな

    古代   ( 136 ) 125 - 155  2014年09月  [査読有り]

    担当区分:筆頭著者

講演・口頭発表等

  • 江戸の生病老死の考古学

    中山なな

    早稲田大学考古学会 2024年度春期公開講演・研究発表会  

    発表年月: 2024年04月

  • 江戸の出土人骨ー調査・研究の歩みと展望ー

    中山なな

    江戸遺跡研究会第36回大会  

    発表年月: 2024年01月

  • Adolescent burial practices in 18th and 19th century Edo, Japan

    Nana Nakayama

    12th Annual Society for the Study of Childhood in the Past Conference  

    発表年月: 2019年09月

  • Influences of urbanization and industrial development on human health in premodern Japan

    Tomohito Nagaoka, Nana Nakayama

    46th Annual North American Meeting of Paleopathology Association  

    発表年月: 2019年03月

  • Secular trend in skeletal growth among urban Japanese during the Edo period (1603-1867)

    Nana Nakayama

    46th Annual North American Meeting of Paleopathology Association  

    発表年月: 2019年03月

  • Relationship between burial and health status of children in 17th–19th-century Edo, Japan: An integration of burial studies and bioarchaeology

    Nana Nakayama

    World Archaeology Congress 8  

    発表年月: 2016年08月

  • 江戸における身分・階層と乳幼児期の健康状態

    中山なな

    日本考古学協会第82回総会  

    発表年月: 2016年05月

  • 江戸の子どもの墓と乳幼児期の身体的ストレス―出土人骨にみられるエナメル質減形成の分析―

    中山なな

    早稲田大学考古学会2015年度春期公開講演・研究発表会  

    発表年月: 2015年04月

  • 近世江戸の子どもの墓

    中山なな

    江戸遺跡研究会第143 回例会  

    発表年月: 2014年03月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 江戸出土の焼成人骨に関する骨考古学的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    中山 なな

     概要を見る

    2年度目である令和4年度(2022年度)は、昨年度より引き続き、近世都市江戸における火葬習俗の解明を目指し、江戸遺跡より出土した焼骨の調査・研究に取り組んだ。今年度は新たに蔵骨器3基分の焼骨を対象に、残存部位の同定と重量の測定、最小個体数、死亡年齢、性別の推定、および色調の観察を行った。
    加えて、蔵骨器に焼骨を納める順序に何らかの様式が存在したのか否かを探るため、内容物が納められたままの状態の完形の蔵骨器を対象とした調査・研究も進めている。昨年度より、埋葬時の状態をほぼ保った状態で出土した完形の蔵骨器の内容物を、上から便宜的に2cmごとの層に分けて取り出し、層ごとに残存部位を記録する調査を断続的に進めており、これまで蔵骨器8基分の観察データが得られている。そのうち一部の蔵骨器では、頭蓋が蔵骨器内の上層に、四肢骨が下層に偏る傾向が明確に認められた。また、頭蓋のみが上層に偏る例や、肋骨や手足の指など小さな部位が上層に偏る例も複数存在する。昨年度の調査では、主に頭蓋と歯のみを選んで納めた蔵骨器と、全身の部位を満遍なく納めた蔵骨器が存在することが明らかとなっていたが、全身の部位を満遍なく納めた場合であっても、必ずしも無秩序に納めたのではなく、特定の部位から順に納めるような習俗が江戸に存在した可能性が考えられる。
    この他に、昨年度の成果をまとめた研究紹介「焼成人骨から読み解く近世江戸の火葬」を『月刊考古学ジャーナル』769号にて発表した。

  • 江戸の子どもの身体的成長に関する骨考古学的研究

    公益財団法人髙梨学術奨励基金  若手研究助成

    研究期間:

    2018年
    -
     
     

  • 江戸の子どもの身体的成長に関する骨考古学的研究

    公益財団法人サントリー文化財団  若手研究者のためのチャレンジ研究助成

    研究期間:

    2018年
    -
     
     

    中山なな

  • 近世墓にみる子どもの生死

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2017年03月
     

    中山 なな

     概要を見る

    本年度は主に、江戸の墓地遺跡出土人骨の観察データの分析、およびこれまでの研究成果の統合と博士論文の執筆を行った。
    出土人骨の分析は、江戸の墓地遺跡出土の成人約200体を対象としており、歯科疾患に関する分析と死亡年齢構成に関する分析に分けられる。
    歯科疾患に関する分析では、生前喪失歯、齲歯(虫歯)、咬耗、歯周病の出現率等を、異なる時期や身分・階層間で比較した。その結果、18 世紀以降、生前喪失歯、齲蝕、歯周病の出現率が上昇し、咬耗歯の出現率が低下する傾向が見出され、食生活が変化した可能性が明らかとなった。また、18世紀以降、男性では上位の身分・階層ほど生前喪失歯および歯周病の出現率が高く、身分・階層によって食生活が異なっていた可能性が考えられる。これらの分析結果を博士論文の一部としてまとめた。
    死亡年齢構成に関する分析では、若年、中年、老年の三つの死亡年齢集団に区分し、それぞれの年齢集団が占める割合を異なる時期や身分・階層間で比較した。その結果、18 世紀以降、全体としては若年集団の割合の減少がみられたが、身分・階層間では有意差は認められなかった。昨年度のエナメル質減形成の分析結果も踏まえると、18 世紀以降の江戸は17 世紀に比べ、人が生き延びることがより容易な環境であったと考えられる。この分析結果は、埋葬遺構および近世墓標の分析結果と合わせ、博士論文の一部としてまとめた。
    上述の成果に加え、江戸の子どもの埋葬遺構や墓標に関する研究成果を統合し、博士学位論文として提出した。博士学位論文では、近世墓を構成する主要な要素である、埋葬遺構、墓標、出土人骨を全て分析の対象としたことで、子どもの生と死に関わる社会秩序や心性の側面と、健康および生活実態の側面が、近世社会全体と連動する様子がとらえられた。

Misc

  • 春桃院跡遺跡の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

        196 - 212  2023年06月

    担当区分:筆頭著者

  • 舟塚古墳群の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    中道遺跡 寺内遺跡 大城遺跡 舟塚古墳群     93 - 96  2023年01月

    担当区分:筆頭著者

  • 俊朝寺寺域遺跡の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    俊朝寺寺域遺跡発掘調査報告書     181 - 205  2022年12月

    担当区分:筆頭著者

  • 焼成人骨から読み解く近世江戸の火葬

    中山なな

    月刊考古学ジャーナル   ( 769 ) 43 - 47  2022年06月

    担当区分:筆頭著者

    速報,短報,研究ノート等(学術雑誌)  

  • 市谷柳町遺跡4次調査の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    市谷柳町遺跡IV     128 - 146  2022年04月

    担当区分:筆頭著者

  • 第5章第二節 泉龍寺の近世墓標

    中山なな

    新狛江市史 通史編     499 - 505  2021年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 天徳寺寺域第5遺跡の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    天徳寺寺域第5遺跡発掘調査報告書     153 - 159  2020年11月

    担当区分:筆頭著者

  • 神谷町町屋跡遺跡の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    神谷町町屋跡遺跡発掘調査報告書     137 - 141  2020年11月

    担当区分:筆頭著者

  • 与曽内遺跡の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    与曽内遺跡     23 - 30  2020年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 松源寺跡1次調査(神楽坂六丁目22)出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    新宿区文化財調査年報   ( 13 ) 46 - 51  2020年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 理性寺跡6次調査(四谷四丁目27-15)出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    新宿区文化財調査年報   ( 13 ) 23 - 30  2020年

    担当区分:筆頭著者

  • 法恩寺遺跡出土の人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    東京都墨田区法恩寺遺跡(No.10遺跡)     66 - 74  2019年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 法恩寺遺跡出土の石造物

    中山なな

    東京都墨田区法恩寺遺跡(No.10遺跡)     55 - 58  2019年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 浄泉寺跡1次調査の出土人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    新宿区文化財調査年報   ( 11 ) 43 - 45  2018年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 長龍寺跡(墓域)出土の人骨

    中山なな, 梶ヶ山真里, 坂上和弘

    新宿区市谷本村町遺跡―市ヶ谷(27)埋蔵文化財発掘調査     290 - 308  2018年03月

    担当区分:筆頭著者

  • 東京都豊島区南池袋三丁目出土の火葬蔵骨器について

    中山なな

    豊島区文化財年報―2014(平成26)年度―   ( 14 ) 56 - 60  2016年03月

    担当区分:筆頭著者

  • Metric traits of the crania and limb bones of medieval human skeletons from Kamakura City, Japan

    TOMOHITO NAGAOKA, YUKO MIYAUCHI, NANA NAKAYAMA, KAZUAKI HIRATA

    Anthropological Science   123 ( 1 ) 41 - 55  2015年

    DOI

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現在担当している科目

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担当経験のある科目(授業)

  • 基礎ゼミⅠ

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • 歴史考古学特論

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • 考古学の理論と方法

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • 考古学

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

  • 物質文化研究法

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    継続中
     

 

他学部・他研究科等兼任情報

  • 人間科学学術院   人間科学部通信課程

  • 人間科学学術院   大学院人間科学研究科