応用演劇・まちづくり・ボランティア・人類学等の分野を横断的に検討することにより、社会的課題を抱えた現場において演劇的手法がどのように寄与するかを明らかにするため、上記分野の文献研究と国内の応用演劇実践家５名へのヒアリングとワークショップの参与観察を行った。　また、自身も複数の依頼を受け、一般社会人向けの演劇的手法を使った他者理解ワークショップ、多摩市の子育てＮＰＯでの演劇ワークショップ等を行い、論文にまとめた。同時に、学内で担当した演劇的手法を使った授業と学生を巻き込んだプロジェクトの実践記録もまとめ、学会等で報告した。