2024/10/08 更新

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リム ジョンミン
林 廷ミン
所属
理工学術院 理工学術院総合研究所
職名
次席研究員(研究院講師)

経歴

  • 2023年10月
    -
    継続中

    早稲田大学   理工学術院総合研究所   次席研究員

  • 2022年09月
    -
    継続中

    早稲田大学   リサーチイノベーションセンター   招聘研究員

  • 2019年04月
    -
    2022年03月

    独立行政法人日本学術振興会   特別研究員 DC1

学歴

  • 2019年04月
    -
    2022年09月

    早稲田大学   大学院創造理工学研究科   建築学専攻  

    博士課程

  • 2017年04月
    -
    2019年03月

    早稲田大学   大学院創造理工学研究科   建築学専攻  

  • 2013年04月
    -
    2017年03月

    早稲田大学   創造理工学部   建築学科  

所属学協会

  • 2019年10月
    -
    継続中

    日本建築学会

  • 2017年04月
    -
    継続中

    日本都市計画学会

研究分野

  • 建築計画、都市計画

研究キーワード

  • ホリスティック保存

  • 認定外遺産要素

  • 産業遺産ナラティブ

  • ナラティブ

  • 産業遺産

  • 近代化産業遺産

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論文

講演・口頭発表等

  • 産業遺産により綴られる物語がガイドツアー参加者の遺産認識に与える影響

    林廷玟, 後藤春彦, 山村崇

    日本建築学会主催 2021年度 日本建築学会大会(関東)  

    発表年月: 2021年09月

  • 近代化産業遺産の案内者の語りを通じて綴られる「産業遺産ナラティブ」の価値

    林廷玟, 後藤春彦, 山村崇

    日本建築学会主催 2020年度日本建築学会大会(関東)  

    発表年月: 2020年09月

  • 近代化産業遺産の集合的保存における「認定外遺産要素」の位置づけと価値-足尾 銅山関連遺産を代表事例として-

    林廷玟, 後藤春彦, 山村崇

    2017年度日本都市計画学会全国大会(第52回学術研究論文発表会)  

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 産業遺産の保存継承を契機とした地域における間主観的ナラティブの意義

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2019年04月
    -
    2022年03月
     

    林 廷ミン

     概要を見る

    3年目(2021年度)の研究においては、「産業遺産ナラティブ」が機能する具体的な状況の分析から「産業遺産ナラティブ」の有用性と役割を明らかにし、そこから産業遺産ナラティブ継承がいかに近代化産業遺産の保存に資するのかについて検討した。具体的には、豊かな産業遺産ナラティブの保存のためには遺産構成要素が地域空間に複数面的に展開されていることが重要であることをこれまでの成果として得ているため、その詳細な実験と検討を行った。
    2021年度の研究においては、面的に保存された遺産と、そうでない遺産の違いを複数抽出し、それぞれの「語り手」が語るナラティブの質の違い、およびナラティブを聞く「受け手側」が『物語を語り直し』た場合に描かれるナラティブの違いについて実験的調査および分析より明らかにし、ナラティブ継承と遺産保存の根源的な関係性に対して考察を行った。
    調査および実験の結果、①語り手の語るナラティブは面的保存遺産と点的保存遺産では、面的保存遺産により語られるナラティブの方がより高密なネットワークを描けるナラティブとなっていること(「特定物にまつわるエピソード」「場所にまつわるエピソード」「対象を指定しないエピソード」をほぼ同じ分量含んでいるが、中でも「場所にまつわるエピソード」が描くネットワークの密度が高くなること)、②ナラティブの受け手側がナラティブを聞いた上で『物語の語り直し』を再度行った場合、点的保存遺産のナラティブを聞いた上での『語り直し』よりも、面的保存遺産のナラティブを聞きながら巡った場合の『語り直された物語』の方が高密なネットワークを描ける『語り直し』を行うことが結果として得られた。
    以上より、豊かな産業遺産ナラティブを描き継承していくためには、産業遺産自体を面的に保存していることが望ましいことがより詳細に明らかとなった(得られた成果は学会にて発表・投稿予定である)。

Misc

  • 地元住民と地域外企業による「地域価値共創事業」の実態とそれを進める体制のあり方—広島県尾道市瀬戸田町の事例に着目して

    坂本 泉, 後藤 春彦, 髙嶺 翔太, 林 廷玟

    都市計画論文集   57 ( 3 ) 713 - 720  2022年10月

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    本研究の目的は、地元住民と地域外企業による「地域価値共創事業」の実態とそれを円滑に進めるための体制について明らかにすることである。 はじめに、瀬戸田町における「地域価値共創事業」を概観した。次に、「地域価値共創事業」に対する地元住民と地域外企業の評価を明らかにした。調査の結果から、自治体と地域マネジメント企業が、地域のコーディネーターとして「フィルター」「ハブ」「バッファ」の3つの機能を果たしていることが明らかになった。両者は密に連携を取り、地元住民や地域外企業と良好な関係性を構築する必要がある。今後の「地域価値共創事業」においては、自治体がこのような体制を可能にする原資を提供すること、地域マネジメント企業の存在、さらには事業開始までに十分な準備時間を確保することが必要不可欠である。

    DOI

  • 外国人観光客が捉える「名もなき景観」の価値と景観の意味解釈の構造-韓国人リピーター観光客の語りの分析を通して-

    村松 美邑, 後藤 春彦, 山村 崇, 林 廷玟

    日本建築学会計画系論文集   86 ( 786 ) 2125 - 2135  2021年08月

    DOI CiNii

  • 近代化産業遺産の集合的保存における「認定外遺産要素」の位置付けと価値—足尾銅山関連遺産を代表事例として

    林 廷玟, 後藤 春彦, 山村 崇

    都市計画論文集   52 ( 3 ) 762 - 768  2017年10月

     概要を見る

    産業遺産を保存する活動が近年見られるようになった。しかし、現行の保存認定事業では重要な関連施設が「認定外」となるケースも多い。本研究では認定外の遺産をも包括した産業遺産の継承価値を明確化する。「近代化産業遺産群」 を対象として、産業遺産を中心とした地域展開と活用実態を把握する。大臣認定された「認定遺産要素」大臣認定されていないが地域から認知を得る関連施設「認定外遺産要素」、双方に着目して地域資産としての産業遺産の位置づけや価値を評価する。研究により以下を明らかにした。「認定遺産要素」の殆どが産業に直接的に関連する施設であった。 一方「認定外遺産要素」は産業関連施設に加えて、生活関連施設が多く含まれている。特に住居等の比較的公共性の低い施設も含まれていることは「認定外遺産要素」のみの際立った特徴である。産業遺産の意義は多岐にわたるが【歴史的意義】【教育的意義】【景観的意義】の3領域に大別できる。「認定遺産要素」は【歴史的意義】【教育的意義(特に環境学習的観点)】、「認定外遺産要素」は【景観的意義】【教育的意義(特に民俗学的観点)】が重視されており、これらは相互補完的関係にあると言える。

    DOI CiNii

 

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2024年
     
     

    リサーチイノベ オープンイノベーション推進セクション   兼任センター員