2025/10/21 更新

写真a

チョン カンリョル
鄭 康烈
所属
国際学術院 アジア太平洋研究センター
職名
次席研究員(研究院講師)
学位
博士 ( 社会学 )
メールアドレス
メールアドレス

経歴

  • 2023年04月
    -
    継続中

    日本学術振興会   特別研究員PD

  • 2023年04月
    -
    継続中

    東洋大学   社会学部   非常勤講師

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   文化構想学部   非常勤講師

  • 2022年04月
    -
    継続中

    津田塾大学   総合政策学部   非常勤講師

  • 2021年12月
    -
    2023年03月

    成蹊大学アジア太平洋研究センター   研究員

  • 2021年04月
    -
    2023年03月

    法政大学   キャリアデザイン学部   非常勤講師

  • 2021年04月
    -
    2022年03月

    浦和大学   社会学部   非常勤講師

  • 2017年04月
    -
    2020年03月

    日本学術振興会   特別研究員DC1

▼全件表示

学歴

  • 2017年04月
    -
    2021年11月

    一橋大学大学院   社会学研究科 博士後期課程  

  • 2015年04月
    -
    2017年03月

    一橋大学大学院   社会学研究科 修士課程  

所属学協会

  • 2024年
    -
    継続中

    移民政策学会

  • 2024年
    -
    継続中

    日本社会学会

  • 2018年
    -
    継続中

    社会学研究会

  • 2018年
    -
    継続中

    日本解放社会学会

  • 2017年
    -
    継続中

    関東社会学会

研究分野

  • 社会学   国際社会学

研究キーワード

  • グローバリゼーション

  • 国境を越えた人の移動

  • 移民の社会統合

  • 人種・民族、エスニシティ

  • 在日コリアン

  • 多文化共生

▼全件表示

 

論文

  • 大都市インナーシティにおけるエスニック・コミュニティの変容 ――東京都荒川区の在日コリアンの居住地移動に関する分析から

    鄭 康烈

    グローバル・コンサーン   ( 8 ) 1 - 32  2025年09月  [査読有り]

  • 日本の産業構造と労働力としての在日コリアン——戦後から現在に至るオールドカマー移民の包摂と排除

    鄭 康烈

    生活経済政策   324   22 - 25  2023年12月  [招待有り]

  • 在日コリアンの就学遍歴とヘイトスピーチへの態度形成――朝鮮学校における差別対抗的なアイデンティティ

    鄭 康烈

    アジア太平洋研究   47   73 - 90  2022年12月  [査読有り]

    DOI

  • 新自由主義グローバリズムの時代における在日コリアン――分極化する長期定住移民をとりまく社会的不平等の交差的実相

    鄭 康烈

    一橋大学大学院 社会学研究科 博士後期課程 学位論文    2021年11月

  • 現代における在日コリアンの職業的地位の分岐メカニズムー民族経済化、経済的同化、アンダークラス化ー

    鄭 康烈

    ソシオロジ   65 ( 1 ) 21 - 38  2021年02月  [査読有り]

  • 曖昧化する境界——1970年代以降における日本企業への在日コリアンの「包摂」

    鄭 康烈

    解放社会学研究   ( 34 ) 7 - 32  2020年03月  [査読有り]

  • 在日コリアンの一般労働市場への編入に関する一考察ー日本企業のアジアへの市場拡大とブリッジ人材としての役割期待―

    鄭 康烈

    ソシオロジ   64 ( 1 ) 3 - 19  2019年06月  [査読有り]

  • 在日コリアンの若者はヘイトスピーチをいかに経験するか ―新たな差別の影響と四つの対処モデルに関する比較分析―

    鄭康烈

    一橋大学大学院 社会学研究科 修士課程 学位論文    2017年01月

▼全件表示

書籍等出版物

  • 新自由主義の時代の在日コリアン: オールドカマー移民の分極化と交差性

    鄭 康烈( 担当: 単著)

    青弓社  2023年12月 ISBN: 4787235311

    ASIN

  • 図表でみる移民統合――OECD/EUインディケータ(2018年版)

    斎藤 里美, 三浦 綾希子, 藤浪 海, 鄭 康烈, 大西 公恵, 布川 あゆみ, 大野 恵理, 木下 江美, 立花 有希, 木下, 江美, 立花, 有希( 担当: 共訳,  担当範囲: 第2章 移民人口と世帯の構成)

    明石書店  2020年02月 ISBN: 9784750349404

    ASIN

  • 越境する平和学: アジアにおける共生と和解

    金 敬黙, 森本 麻衣子, 野中 章弘, 鄭 康烈, 南雲 勇多, 直井 里予, 安田 菜津紀( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 第5章「平和の担い手としての越境人を育てるー在日コリアンの生の軌跡、アイデンティティ形成から」)

    法律文化社  2019年10月 ISBN: 458904031X

    ASIN

講演・口頭発表等

  • 在日コリアンのなかの格差・不平等を問うーー新自由主義化するエスニック・コミュニティの社会学的分析

    鄭 康烈  [招待有り]

    朝鮮大学朝鮮問題研究センター研究会  

    発表年月: 2025年02月

  • Zainichi Koreans in the age of neo-liberalism: Polarization of the old commer immigrant and intersectionality

    Kangyorl CHUNG

    Phd seminar in Waseda Institute of Asian Pacific Studies  

    発表年月: 2025年01月

  • 戦後期から現代に至る在日コリアンの職業的地位の動態――日本企業への就職をめぐる状況はどのように変わったのか

    鄭 康烈  [招待有り]

    第24回 多民族共生人権研究集会  

    発表年月: 2024年07月

  • 日本における長期定住移民の統合——オールドカマーとしての在日コリアンの事例から

    鄭 康烈  [招待有り]

    第6回 移民研究会  

    発表年月: 2024年07月

  • 新自由主義の時代の在日コリアン——オールドカマー移民の分極化と交差性(書評会)

    鄭 康烈  [招待有り]

    第8回 国際社会学若手研究会  

    発表年月: 2024年06月

  • コリアタウンの源流を歩く――荒川区三河島エリアのフィールドワークを通して

    鄭 康烈  [招待有り]

    KYEUMシリーズ2023企画「街場のアイデンティティ」第4回  

    発表年月: 2024年03月

  • 在日コリアンへの質的調査の実施にともなう課題を考える ――不可視性・侵襲性・当事者性

    鄭 康烈  [招待有り]

    一橋大学 社会学部 開講科目「演習」  

    発表年月: 2022年02月

  • 移民・エスニックマイノリティとしての人生選択を考える――在日コリアンのライフヒストリーと日本社会

    鄭 康烈  [招待有り]

    同志社大学 社会学部 開講科目 「多文化共生社会と人間形成特論」  

    発表年月: 2022年01月

  • 現代日本における在日コリアンの階層分化

    鄭 康烈  [招待有り]

    東洋大学 社会学部 開講科目「社会学演習Ⅰ」  

    発表年月: 2021年12月

  • 国際移民の定住と社会的不平等——在日コリアンの階層分化を事例として

    鄭康烈  [招待有り]

    津田塾大学 総合政策学部 開講科目「人の国際移動と社会の多文化化」  

    発表年月: 2021年09月

  • The story of three generations of Zainichi Korean: What changed in the last 90 years?

    Kangryol Chung  [招待有り]

    一橋大学 社会学部 開講科目 "Introductory Seminer"  

    発表年月: 2021年09月

  • エリート層在日コリアンによる反就職差別実践の意図せざる帰結—次世代へのキャリア支援プロジェクトにみる人種と階級のねじれ—

    鄭 康烈  [招待有り]

    大阪市立大学大学院文学研究科都市文化研究センター オンライン研究会「レイシズムとの対峙と抵抗——複合的・交差的な視点から」  

    発表年月: 2021年03月

  • 重層的抑圧による職業選択肢の限定と下方分極化——在日コリアンの貧困世帯出身者とシングルマザーの経験から

    鄭 康烈  [招待有り]

    第16回国際社会学研究会  

    発表年月: 2020年10月

  • The Bifurcation of Socio-economic Status of Zainichi Korean: Typology of Economic Assimilation and Downward Polarization

    Kangryol Chung

    Transnational Asians in the 21st Century at Waseda University  

    発表年月: 2019年12月

  • 日本におけるコリアンネスへの正の意味付与に向けて―「オールドカマー」コリアンの越境性にかんする議論・実践から

    鄭 康烈  [招待有り]

    第一回次世代研究会 (於:早稲田大学)  

    発表年月: 2019年10月

  • 在日コリアンの労働経験の多様性に関する調査研究——移民の適応理論を用いて

    鄭 康烈  [招待有り]

    第8回国際社会学研究会  

    発表年月: 2019年08月

  • ヘイトスピーチと在日コリアン

    鄭 康烈

    PARC自由学校連続講座「国境をまたいで考える:日本と「朝鮮半島」  

    発表年月: 2019年06月

  • Seeking an Identity beyond the Nation or Ethnicity: Examining the Concept of Ekkyo-jin through the Case Study of Korea International School

    Chung Kangryol, Kim Kyungmook

    Zainichi Koreans in the 21st Century: Assimilation, Re-ethnicisation, Education and Next Generation at the University of Auckland  

    発表年月: 2018年12月

  • Social Disparity among Polarized Zainichi Koreans :Different Meaning of Ethnicity in Japanese Labor Market

    Kangryol Chung

    Advanced Seminar for Young Researchers at Hitotsubashi University  

    発表年月: 2018年10月

  • 越境人概念の学術的な構築に向けて―コリア国際学園の事例から

    鄭 康烈

    東アジア市民社会研究会(於:大阪経済法科大学OUEL研究センター)  

    発表年月: 2018年07月

  • 在日コリアンのヘイトスピーチ経験ー影響と対処方法に関する比較分析ー

    鄭 康烈

    第65回関東社会学会自由報告部会  

    発表年月: 2017年06月

▼全件表示

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本企業による高度外国人材の雇用実態に関する社会学的研究:在日コリアンを事例に

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2023年04月
    -
    2026年03月
     

    鄭 康烈

  • 新自由主義の時代の在日コリアン――オールドカマー移民の分極化と交差性

    日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究成果公開促進費(学術図書)

    研究期間:

    2023年03月
    -
    2024年02月
     

    鄭 康烈

  • 日本企業による外国人労働者の労務管理の体系:国内大手グローバル企業A社を事例に

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年08月
    -
    2023年03月
     

    鄭 康烈

     概要を見る

    本研究の目的は、日本企業によるミドルスキル以上の専門性・技能をもつ外国人労働者に対する雇用管理の諸実践を明らかにすることである。
    研究開始初年度の2022年9月から翌2023年3月にかけ、日本企業で人事・人材に関する業務にあたってきた者を対象に、高度外国人材に対して日本企業が抱いている認識に関する聴き取りを実施した。人材派遣業を主な業務とする企業で勤務したのち、現在は独立したキャリアアドバイザーとして就労する者へのインタビューからは、日本企業が外国人材に対して抱いている認識に関する重要な知見を得ることができた。また、研究計画で当初予定していたA社への調査が一時停滞したこともあり、同研究実施期間には、(必ずしも高度外国人材ということではないものの)大手飲食チェーンで長年就労してきた在日コリアンの労働者に対して聴き取りを実施する機会を得た。この調査から、飲食業の現場において企業側が外国人労働者に対しいかなる認識を抱いているか、また現場における雇用管理の体系がいかなるものであるか、その一端を把握することができた。サービス業における外国人労働者管理の実態の把握も、今後追及すべき課題として残る。
    年度末には、調査で得た知見をもとに先行研究や関連文献の再検討を行い、研究課題の精緻化を図った。今後もアプローチ可能な研究対象を視野に睨みつつ、外国人を労働力として雇用する側、また外国人として雇用される側の双方に広範囲に調査を継続し、現代における外国人労働者と日本企業の間の関係性に多角的に迫ることを目指していく。

  • 新自由主義時代の在日コリアン―階層化されたエスニシティ・差別・不平等

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2020年03月
     

    鄭 康烈

     概要を見る

    2019年度も前年度に引き続き、在日コリアン3世4世が日本の労働市場にいかに編入されているのかの調査を継続した。2018年度までの調査では、日本企業に就職する在日コリアンのなかでも、とりわけグローバル大企業に勤務する高度外国人材の事例に関して集中して検討を行ったが、2019年度ではこうした枠を超え、その他の多様な事例に調査を実施した。結果、10月までに従事産業や企業規模の異なる計36人の在日コリアンに聴き取りを実施することができた。
    この調査データを、現代の在日コリアンの一般労働市場への編入様式の類型として論文にまとめ、11月半ばに『年報社会学論集』へ投稿し、査読員から有意義なフィードバックを得た。また、同一の内容を12月に早稲田大学で開催された国際シンポジウムにて報告し、同じく参加者からのフィードバックを得た。
    2019年末には、1980年代ごろからみられる日本の労働市場の在日コリアンへの門戸開放という現象について、なぜこうした事態が進行したのかの要因を探るべく研究を行った。先行研究で指摘されている仮説を踏まえ、国内の就職差別反対運動の成果や80年代以降のグローバル化が日本企業に与えた影響について関係資料の調査を実施したのち、この成果をまとめた論文を2020年2月末に『解放社会学研究』に投稿した。
    また、2019年度末には在日コリアンの日本社会への定住という現象について検討すべく、主に米国の移民研究で発展してきた適応(adaptation)理論の検討をさらに進めた。従来、在日コリアンの事例を分析する際にこのような海外の移民研究において発展した理論が導入されることは少なかったが、こうした枠組みを積極的に援用することで、より緻密な分析へとつなげたい。特別研究員としての採用任期は2019年度をもって終了するが、今後も在日コリアンの日本社会への適応過程とその帰結に関する研究を継続していくつもりである。

Misc

  • 【書評】新自由主義の時代の在日コリアン―—オールドカマー移民の分極化と交差性

    林茂澤

    在日総合誌『抗路』12号    2024年12月

  • 【書評】新自由主義の時代の在日コリアン―—オールドカマー移民の分極化と交差性

    魁生由美子

    図書新聞    2024年07月

  • 「在日語」とエスニック・アイデンティティ、ヘイトスピーチの経験

    鄭康烈

    ことばと社会   ( 24 ) 262 - 267  2022年10月  [招待有り]

その他

  • 専門社会調査士

    2025年10月
    -
     

     概要を見る

    第002981号

 

現在担当している科目

担当経験のある科目(授業)

  • 共生社会学

    東洋大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • グローバル化の社会学

    東洋大学  

    2023年04月
    -
    継続中
     

  • 社会構築論系演習(グローバル社会1)

    早稲田大学  

    2022年04月
    -
    継続中
     

  • コミュニティスタディ

    津田塾大学  

    2022年04月
    -
    継続中
     

  • エスニシティ・ナショナリズム論

    早稲田大学  

    2022年04月
    -
    継続中
     

  • 社会構築論系演習(平和論3)

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    2024年08月
     

  • 海外・在日コリアンを考える

    早稲田大学  

    2024年04月
    -
    2024年08月
     

  • 基礎ゼミ

    法政大学  

    2021年04月
    -
    2023年03月
     

  • 社会学

    浦和大学  

    2021年04月
    -
    2022年03月
     

▼全件表示

 

社会貢献活動

  • 東京都荒川区のコリアンタウンを歩く市民社会向けフィールドワーク

    日本国際ボランティアセンター(JVC) 

    2025年03月
    -
     

  • 『逃げるな タックルせぇ――朝鮮大学校ラグビー部』

    NHKドキュメンタリー  ETV特集 

    2025年02月
    -
     

  • 一橋大学キャンパス内差別実態調査報告書(2017)

    一橋大学大学院社会学研究科 キャンパス内差別実態調査ワーキング・グループ 

    2018年03月
    -
     

他学部・他研究科等兼任情報

  • 文学学術院   文化構想学部

  • 附属機関・学校   グローバル・エデュケーション・センター