2024/04/29 更新

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タナカ ユウサク
田中 優作
所属
教育・総合科学学術院 教育学部
職名
講師(任期付)
 

現在担当している科目

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特定課題制度(学内資金)

  • コロナ禍以前から現在にかける、卒業研究以上の地学系教育と学生の意識の変化の調査

    2023年   水野君平

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    本研究は主として地球科学関連の学部4年生と大学院生を対象としたアンケートに基づいて、コロナ禍を過ごした学生の属性と、コロナ禍中の大学や各研究室の在り方が、現在研究活動を行う学生の研究生活における満足度に如何に関連したか、または関連していないかを調査するものである。この研究では、まず複数の学会に参加し、アンケート調査に協力していただける複数の大学の教員を探し、その教員に、年末から年明けにかけて多くの学生にアンケートの回答を依頼していただくという手続きをとった。ここで元々の研究計画では、研究費は、私の個人研究費で賄い切れない分の学会参加費や、アンケート及びアンケートの協力依頼書の印刷費と郵送費、また協力していただける可能性のある教員を実際に訪問して趣旨を説明する際の交通費に充てる予定であった。しかし実際には、地球科学関連の日本最大の学会である日本地球惑星科学連合・連合大会で多くの教員に依頼し、快諾を得、更には他の教員の紹介もしていただくことができた。さらにアンケートもweb上で行う事が叶い、予定していた出費の大部分を節約して進めることができた。アンケートは、大学を含む学校生活の学生の満足度の調査に詳しい北海道教育大学の水野准教授の協力を得て作成し、53の回答を得た。この回答は現在、水野准教授とともに分析中である。この分析結果は2024年5月の学会で発表予定であり、既に発表申し込みを済ませ、現在は受理の連絡を待っている。