2024/12/21 更新

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キタハラ タクヤ
北原 卓也
所属
人間科学学術院 人間科学部
職名
講師(任期付)
 

現在担当している科目

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特定課題制度(学内資金)

  • トンガ王国トンガタプ島における中国系雑貨店の運営実態と社会的役割

    2019年  

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    2019年8月および2020年3月にトンガ王国トンガタプ島でフィールドワークを実施し、中国出身者を中心にインタビュー調査を行った。その結果、出身地は福建省が最も多く、次いで広東省が多いということがわかった。中国出身者は、いずれも親族や知人の伝手をたどってやってきており、長年住み続けている人々は一様にトンガの気候や人々の友好性に魅力を感じて定住の選択をしている。定住者は、トンガ人との交友関係などを通じてトンガ社会とも深く関わりを持つ一方で、中国出身者同士の横のつながりは限られている。トンガ商工会議所には、中国系事業者が参画するようになり、トンガ社会との協働姿勢が見られるようになってきている。

  • トンガ王国トンガタプ島の雑貨店ビジネスにおける中国人商店の影響に関する研究

    2018年  

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     2018年8月及び3月にトンガ王国トンガタプ島でフィールドワークを実施した。その結果、営業中の394店舗のうち、中国系は259店舗、トンガ系は126店舗、フィジー系等その他は9店舗であることがわかった。 中国人の雑貨店ビジネスを可能にしているのが、トンガ人ビジネスパートナーの存在である。外国人による雑貨店ビジネスは規制されているが、ビジネスパートナーの名義で事業登録し、中国人運営者は被雇用者として事業を行っている。ビジネスパートナーは店舗の土地所有者と必ずしも一致せず、中国人店舗運営者は別途賃貸借契約を結んでいることもある。 中国人店舗運営者は、主に福建省の出身者で、親族・友人関係を頼ってトンガにやってきている。