2024/04/29 更新

写真a

ヤナギダ ナオミ
柳田 直美
所属
国際学術院 大学院日本語教育研究科
職名
教授
学位
修士(地域研究) ( 筑波大学 )
博士(言語学) ( 筑波大学 )

経歴

  • 2023年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   大学院日本語教育研究科   教授

  • 2018年08月
    -
    2023年03月

    一橋大学   森有礼高等教育国際流動化機構 国際教育交流センター   准教授

  • 2015年09月
    -
    2018年07月

    一橋大学   国際教育センター   准教授

  • 2013年04月
    -
    2015年09月

    一橋大学   国際教育センター   講師

  • 2012年04月
    -
    2013年03月

    関西学院大学   日本語教育センター   常勤講師

  • 2010年04月
    -
    2012年03月

    早稲田大学   日本語教育研究センター   インストラクター(任期付)

  • 2009年04月
    -
    2010年03月

    東京外国語大学   世界言語社会教育センター   非常勤研究員

  • 2007年09月
    -
    2010年03月

    筑波大学   留学生センター   非常勤講師

  • 2008年04月
    -
    2009年03月

    横浜国立大学   留学生センター   非常勤講師

  • 2004年08月
    -
    2007年06月

    吉林大学   外国語学院日本語言文学科   外国人教師

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委員歴

  • 2019年07月
    -
    継続中

    日本語教育学会  調査研究推進委員会委員

  • 2021年04月
    -
    2023年03月

    社会言語科学会  理事・研究大会委員会委員長

  • 2019年04月
    -
    2021年03月

    社会言語科学会  理事・研究大会委員会副委員長

  • 2017年07月
    -
    2019年06月

    日本語教育学会  広報委員会委員長

  • 2015年07月
    -
    2019年06月

    日本語教育学会  チャレンジ支援委員会委員

  • 2017年04月
    -
    2019年03月

    社会言語科学会  事務局委員

  • 2015年07月
    -
    2017年06月

    日本語教育学会  広報委員会委員

  • 2014年04月
    -
    2015年03月

    社会言語科学会  研究大会委員会副委員長

  • 2012年04月
    -
    2014年03月

    社会言語科学会  研究大会委員

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所属学協会

  •  
     
     

    異文化間教育学会

  •  
     
     

    日本語教育方法研究会

  •  
     
     

    社会言語科学会

  •  
     
     

    日本語教育学会

研究分野

  • 言語学   社会言語学 / 日本語教育

研究キーワード

  • 共生言語

  • やさしい日本語

  • 評価

  • 話し合い

  • 接触場面

  • 談話分析

  • 日本語教育

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受賞

  • 2020年度日本語教育学会奨励賞

    2021年05月   日本語教育学会  

    受賞者: 栁田直美

  • 2020年度日本語教育学会『日本語教育』論文賞

    2021年05月   日本語教育学会   栁田直美(2020)「非母語話者は母語話者の〈説明〉をどのように評価するか―評価に影響を与える観点と言語行動の分析」『日本語教育』177: 17-30  

    受賞者: 栁田直美

  • 第6回日本語教育学会林大記念論文賞

    2011年05月   日本語教育学会   「非母語話者との接触場面において母語話者の情報やり方略に接触経験が及ぼす影響―母語話者への日本語教育支援を目指して―」  

    受賞者: 栁田直美

 

論文

  • アカデミックな日本語学習のためのシラバス構築の試み : 会話・聴解の場面・機能から見る学習シラバス

    栁田 直美, 澁川 晶, 奥野 由紀子

    一橋大学国際教育交流センター紀要   1   17 - 28  2019年07月  [査読有り]

     概要を見る

    学習者の日本語学習動機、学習目的が多様化する中、現行の日本語学習体系は依然として集中的かつ長期的な学習が前提となっている。このような状況に対し、太田他(2018b)は、時間的に制約のあるなかでも学びやすく、かつ、上達を実感できる質の高い学びを可能とする初級から上級までの新しい文法の学習シラバスをコーパスデータにもとづいて構築した。本稿は、太田他(2018a)が作成した「共通項目」および「技能別特徴項目」を、高等教育機関で学ぶ留学生が遭遇するであろう場面(日常場面・アカデミック場面)の言語行動に照らし合わせ、初級から上級までの「話す」「聞く」において、日本語学習者が効率よく習得できることを目指し、会話・聴解の場面・機能からシラバスの再構築を試みたものである。コーパスを元に抽出した文法項目を用いて、実際の言語運用を想定し、実践的な教材の試案を示した。

    DOI CiNii

  • 非母語話者は母語話者の「説明」をどのように評価するか-母語話者の「説明」に対する第三者評価の分析-

    栁田直美

    一橋日本語教育研究   ( 4 ) 51 - 58  2016年

  • 会話教材におけるローマ字表記-英語/イタリア語の母語話者を事例として-

    小林ミナ, 藤井清美, 栁田直美

    早稲田日本語教育学   ( 19 ) 1 - 19  2015年  [査読有り]

    CiNii

  • 日本語教育実習における実習生の学びを促す内省プログラムの開発-録画資料を積極的に活用した内省プログラムの試案-

    栁田直美

    一橋日本語教育研究   ( 3 ) 13 - 23  2015年

  • 議論の場における「他者発言容認の前置き表現」使用の縦断的変化 : 中国人日本語学習者の場合

    栁田 直美

    一橋大学国際教育センター紀要   ( 5 ) 49 - 63  2014年

     概要を見る

    日本語学習者に対して議論の場における前置き表現の効果的な指導を行うためには、教授項目の選定とともに、提示された前置き表現を学習者がどのように使用し、その使用がどのように変化していくかについて、実際の発話データをもとに明らかにする必要がある。そこで、中国人日本語学習者対象の「討論会」をデータとし、議論の場において他者に反対意見を述べる際に共感・理解を表す形で配慮を示し、相手発話との関連を明示的に示す「他者発言容認の前置き表現」について、学習者の使用実態の変化を分析した。その結果、前置き表現が単純な指示詞を用いたものから、相手の発話を具体的に取り込むものに変化する一方、複合形を作りにくい形式の選択を避け、「確かに」のような母語の影響が考えられる表現形式に使用が偏る傾向が明らかになった。

    DOI CiNii

  • 留学生による話し合いに対する評価に影響を与えるコミュニケーション行動 (陣内正敬教授追悼号)

    森本 郁代, 水上 悦雄, 栁田 直美

    総合政策研究   ( 44 ) 41 - 52  2013年07月

    CiNii

  • 日本語教育経験のない日本人が外国人との接触経験を経て習得する共生言語モデルの構築 : 情報のやりとりの際に用いるコミュニケーション方略の解明

    栁田 直美

    関西学院大学日本語教育センター紀要   ( 2 ) 67 - 67  2013年03月

    CiNii

  • 接触場面における母語話者のコミュニケーション方略に関する研究の動向と課題

    栁田 直美

    関西学院大学日本語教育センター紀要   ( 2 ) 21 - 35  2013年03月

    CiNii

  • 日本語教育経験のない母語話者の情報とり方略に非母語話者との接触経験が及ぼす影響

    栁田直美

    日本語/日本語教育研究   ( 2 ) 51 - 66  2011年05月  [査読有り]

  • 日本語学習ポートフォリオの構築に向けて-日本語学習ポートフォリオ運用活動プロジェクト報告-

    黒田史彦, 古賀和恵, 坂田麗子, 武一美, 古屋憲章, 栁田直美, 相浦裕希, 山本由紀子, 横山愛子

    日本語センター及び日研におけるポートフォリオ実施のための理論と実践     5 - 58  2011年03月

  • 学習者自身のコミュニケーション力評価に生かす自己評価・ピア評価の分析-初級学習者に対するコミュニケーション活動の実践から-

    栁田直美

    2010年度WEB版日本語教育実践研究フォーラム報告    2010年12月

  • 日本語教育実習における実習生の学びを促す内省プログラムの開発-録画資料を積極的に活用した内省プログラムの一試案-

    栁田直美

    平成20~22年度大学院教育改革支援プログラム国際基準に基づく先端的言語教育者養成平成21年度報告書     593 - 592  2010年09月

  • 日本語教育実習に関する研究の動向と展望

    栁田直美

    平成20~22年度大学院教育改革支援プログラム国際基準に基づく先端的言語教育者養成平成21年度報告書     603 - 611  2010年09月

  • 非母語話者との接触場面において母語話者の情報やり方略に接触経験が及ぼす影響-母語話者への日本語教育支援を目指して-

    栁田直美

    日本語教育   145   13 - 24  2010年04月  [査読有り]

  • 初級レベルの話す活動-即時に話す・聞く力の養成を目的とした「デイリートーク」-

    栁田直美

    日本語教育方法研究会誌   17 ( 1 ) 52 - 53  2010年03月

  • キャリアデザインの視点を取り入れた授業活動-日本語演習Ⅱの実践報告-

    栁田直美

    筑波大学留学生センター日本語教育論集   ( 25 ) 155 - 166  2010年02月  [査読有り]

  • 初級後期の日本語授業の目標と課題―2009年度「J400」コースの実践報告―

    加納千恵子, 小林真紀子, 関裕子, 栁田直美, 石上 綾子

    筑波大学留学生センター日本語教育論集   ( 25 ) 67 - 86  2010年02月  [査読有り]

  • 受動から自発へ「成長」するための「アカデミックジャパニーズ」―1,2年次学部留学生対象の日本語日本事情科目の実践より―

    木戸光子, 西村よしみ, 沖田弓子, 杉浦千里, 関裕子, 栁田直美

    2009年度WEB版日本語教育実践研究フォーラム報告    2009年12月

  • アカデミックコミュニケーションスキル学習の場としての「討論会」-プレ討論会が実際の討論会に与えた影響-

    栁田直美

    横浜国立大学留学生センター教育研究論集   ( 16 ) 57 - 74  2009年03月  [査読有り]

     概要を見る

    This study reports on the effects of pre-TOORON-KAI for TOORON-KAI in intermediate intensive Japanese class. Pre- TOORON-KAI makes students notice the importance of respect for others' opinions and using suitable way to express their opinions. About the importance of respect for others' opinions which is one of the interaction skills, students were able to put the recognition of avoiding confrontations into action through pre-TOORONKAI and TOORONKAI. On the other hand, using suitable way to express their opinions which is one of the interaction skills and presentation skills are still difficult for students though they have knowledge of the suitable way to express their opinions.

    CiNii

  • 〈研究論文〉接触場面における母語話者の情報やりとりの特徴の記述 : 情報やりとりの発話カテゴリーの設定に向けて

    栁田 直美

    筑波大学留学生センター日本語教育論集   ( 24 ) 51 - 68  2009年02月

    CiNii

  • 中上級レベルの「討論会」における準備活動の効果-アイスブレーキングとプレ討論会-

    栁田直美

    日本語教育方法研究会誌   15 ( 2 ) 34 - 35  2008年09月

     概要を見る

    This study reports on the effects of preparation activities of ice breaking and pre-debate for debate in intermediate intensive Japanese class. The process of ice breaking involved self introduction, interviewing each others and reporting to class about the interview. Not only were the students able to express their opinions freely, but they also able to form the foundations for debate which are "listening to and understanding others" and "speaking plainly to the audience". Pre-debate makes students notice the importance of respect for others' opinions, cooperation in the group, and using suitable ways to express their opinions.

    DOI CiNii

  • 〈研究論文〉中国人学習者に対する「聞き手ストラテジー」指導の効果 : 授業活動と日本語母語話者の対中国人学習者評価から

    栁田 直美

    筑波大学留学生センター日本語教育論集   ( 23 ) 15 - 30  2008年02月

    CiNii

  • ビデオレタープロジェクトの実践報告-学習者に与える影響と可能性-

    栁田直美

    中国における日本語教育の理論と実践研究     66 - 78  2006年06月

  • 聞き手ストラテジーの意識化を目指した会話授業-実践的なコミュニケーションのために-

    栁田直美

    戦後日本60年国際学術研討会論文集日本学論壇     219 - 224  2005年09月

  • 実習授業における教授経験者と未経験者の発話の比較-学習者とのインターアクションを中心に-

    栁田直美

        44 - 55  2004年03月  [査読有り]

  • 日本語母語話者の会話支援ストラテジー-非母語話者との接触経験が及ぼす影響-

    栁田直美

    日本語教育方法研究会誌   9 ( 1 ) 28 - 29  2002年03月

  • 教壇実習 教室談話における導入の談話構成について

    栁田直美

    日本語・日本文化実習報告   ( 13 ) 3 - 8  2002年03月  [査読有り]

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書籍等出版物

講演・口頭発表等

  • 外国人窓口対応に関する縦断調査-ふりかえり活動前後の変容の分析-

    栁田直美

    2015年度日本語教育学会秋季大会  

    発表年月: 2015年10月

  • The Development of an Educational Program to Foster Discussion Abilities Panel "Analyzing the process of group discussion: Towards 'discussion design' in social decision-making"

    栁田直美

    14th International Pragmatics Conference  

    発表年月: 2015年07月

  • 母語話者の「説明」に対する非母語話者の評価-中級学習者と上級学習者の比較-

    栁田直美

    2015 年度日本語教育学会研究集会 第4回北海道地区  

    発表年月: 2015年07月

  • 母語話者の「説明」に対する非母語話者の評価-「やさしい日本語」の評価尺度開発に向けて-

    栁田直美

    「言語と人間」研究会10月例会  

    発表年月: 2014年10月

  • 非母語話者は母語話者の「説明」をどのように評価するか-母語話者の「説明」に対する第三者評価の分析-

    栁田直美

    2014年度日本語教育学会秋季大会  

    発表年月: 2014年10月

  • 会話教材における発音表示

    小林ミナ, 藤井清美, 栁田直美

    Sydney-ICJLE2014(シドニー日本語教育国際研究大会)  

    発表年月: 2014年07月

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共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 医療における「やさしい日本語」の有効性検証と通訳者と協働できる教育プログラム開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    武田 裕子, 小林 洋子, 森 篤嗣, 石川 ひろの, 濱井 妙子, 大杉 豊, 柳田 直美, 岩田 一成, 大野 直子

  • 日本語教育実習における実習生の変容の縦断的・多角的・総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2022年04月
    -
    2025年03月
     

    柳田 直美, 太田 陽子

  • やさしい日本語を鍵概念とする言語教育、言語研究、言語政策に関する総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2021年04月
    -
    2025年03月
     

    庵 功雄, イ ヨンスク, 松下 達彦, 太田 陽子, 打浪 文子, 豊田 哲也, 志賀 玲子, 高嶋 由布子, 西川 朋美, 杉本 篤史, 南浦 涼介, 柳田 直美, 宮部 真由美, ビアルケ 千咲, 岩田 一成, 奥野 由紀子, 早川 杏子, 田中 牧郎, 木村 護郎クリストフ, 橋本 直子

  • 多段階の振り返りに対応した協同型教育活動支援システムに関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    山口 昌也, 森 篤嗣, 北村 雅則, 柳田 直美

     概要を見る

    「研究実施計画」では,本年度の計画として,(a)前年度に行った設計に基づく支援システムの実現,(b)プロトタイプの支援システムに基づく,実践の試行を挙げていた。ただし,前年度,コロナ禍の影響で,対面での実践が難しく,オンライン形態の実践に対応する必要があることから,支援システム,および,実践プログラムの設計を変更している。そのため,(a)の支援システムの実現については,オンライン形態の実践を考慮した実装を行った。また,コロナ禍の影響が継続し,前年度からさらに教育環境に変化があったことから,(b)の予備的実践は行わず,実践プログラムを現実的に実施できる形態に再設計した。以下,詳細について述べる。
    (a)支援システムの実現:ディスカッション練習などの協同型の教育活動を観察した結果をグループで共有するための機能を実装した。具体的には,教育活動向けの観察支援システムFishWatchrに,ビデオファイル,観察結果ファイルをP2Pで共有する機能を追加した。この機能を利用することにより,グループのメンバーに観察結果を一括送信したり,メンバー全員の観察結果を収集し,マージすることが可能になった。
    (b)実践プログラムの再検討:前年はオンラインを前提に設計を行ったが,一部の学生は対面で活動するといったような,ハイブリッド型の実践形態が求められるようになってきた。そのため,4タイプの実践プログラム(プレゼンテーション練習,ディスカッション練習[2種類],教師教育)を部分的に再設計した。
    (c)成果物の公開:(a)(b)の成果などを学会発表(3件)した。また,インターネットで公開中の教育向け観察支援システムFishWatchr,および,FishWatchr Miniに対して,セキュリティ対策を施した。これは,本研究で構築する支援システムは,これらのシステムを拡張する形で実現するためである。

  • 異文化間の話し合いにおける参加者の変容プロセスの解明―対話能力の育成を目指して

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2020年04月
    -
    2023年03月
     

    森本 郁代, 宇佐美 洋, 柳田 直美, 嶋津 百代

     概要を見る

    本研究の目的は、異なる文化的背景を持つ参加者による話し合いにおいて、相互理解と学習の深化を促す対話のプロセスを明らかにし、文化を超えた対話能力の育成のためのプログラムの開発に必要な実証的な知見を得ることである。
    2020年度に引き続き2021年度も新型コロナウイルス感染症の状況が改善しなかったため、当初の予定を変更し、今後のデータ収録および分析方針を検討するための材料を得るために、留学生3名と日本人学生1名によるオンラインでの話し合いデータの収録を2組それぞれ3回行った。1組には、同じテーマについて3回話し合って結論をまとめて発表することを課し、もう1組は、毎回違うテーマについて議論し発表してもらった。さらに、各参加者に対して、毎回の話し合い後にアンケートを行うとともに、3回の話し合い終了後に個別にインタビューを行った。
    その結果、参加者は多様な国籍・文化的背景を持つにもかかわらず「日本人学生」と「留学生」というカテゴリー化に対する志向が多く観察されたグループと、そうでないグループとに分かれた。何がこうした違いを生んだのかについては今後検討の必要がある。また、参加者の多くが、お互いの価値観や考え方の違いよりも「話し合いの進め方」に注意を向ける傾向があることが明らかになった。このことには、参加者全員が、本科研のメンバーによる話し合いトレーニングを授業で受講していることが影響している可能性が示唆された。

  • 外国人との接触場面における日本人の「説明」に対する評価指標の開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2023年03月
     

    柳田 直美

     概要を見る

    本研究の目的は,日本人が外国人に口頭で「説明」を行う場面について,外国人側の評価の観点と「説明」の言語形式やコミュニケーション方略の関連を明らかにし,「説明」を行う際に有効な「説明」の言語形式やコミュニケーション方略の学習を支援するためのツールを開発することである。
    本科研の延長申請を行って5年目となった令和3年度は,これまでの研究成果をまとめた書籍出版,および開発した支援ツールを用いた支援プログラムの実践を全国各地で行い,フィードバックを得た。
    研究成果の公開については,太田陽子編著『超基礎 日本語教育のための日本語学』(くろしお出版)の第15章「ことばと社会(2)日本語のバリエーション」担当した。
    支援ツールを用いた支援プログラムの実践については,これまでに引き続き,自治体等の協力のもと行った。プログラムを実施した自治体等は栃木県国際交流協会,静岡県浜松市役所,東京都葛飾区役所,板橋区役所,としま未来文化財団,羽村市役所である。
    また,これまでの研究成果に対して,令和3年度に2件の賞を受賞した。まず,令和3年度に採録された日本語教育学会刊行の『日本語教育』177号の,「非母語話者は母語話者の〈説明〉をどのように評価するか―評価に影響を与える観点と言語行動の分析―」(pp.17-30)に対して「2020年度『日本語教育』論文賞」を受賞した。次に,本科研で目指してきた,母語話者が非母語話者に対して「説明」を行う際に有効な「説明」の言語形式やコミュニケーション方略の学習を支援するためのツール開発やそれらを用いた実践に関連する一連の研究成果に対して「2020年度日本語教育学会奨励賞」を受賞した。

  • ビデオアノテーションを利用した協同型実習活動支援システムに関する研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2017年04月
    -
    2021年03月
     

    山口 昌也, 森 篤嗣, 北村 雅則, 柳田 直美

     概要を見る

    大学などの高等教育では,ディスカッション練習などの協同型の実習活動が行われている。本研究の目的は,練習後の振り返り活動を,ビデオアノテーションを用いて支援する手法を確立することである。従来からビデオアノテーションに基づく振り返り支援手法は提案されているが,主として,ビデオとアノテーションの共有に焦点が当てられてきた。本研究では,グループでの振り返り時の認識共有の支援手法,グループでの振り返り後の自己評価を支援する手法を新たに考案した。さらに,これらを授業に導入するための四つの実践プログラムを開発・実践し,考案した手法の有効性を検証した。

  • 「話し合い」の多文化間比較研究―文化を越えた対話能力の育成を目指して

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2020年03月
     

    森本 郁代, 宇佐美 洋, 柳田 直美

     概要を見る

    本研究の目的は、話し合いの進め方や評価の観点に関して、多文化間の比較研究を行い、グローバルに利用可能な対話能力育成プログラムを開発するための基礎的資料を得ることである。日本人学生、韓国、中国、台湾出身の留学生による話し合いとアンケート、インタビューの分析を行い、話し合い参加者の間の「異文化性」、言語能力の差、話し合いのテーマに関する前提知識の有無が話し合いの進行に与える影響を明らかにした。さらに、話し合いの参加者の満足度など内面的側面を考慮に入れた話し合いの指導の必要性を見い出した。

  • 高等教育機関で学ぶ留学生に対する日本語教育シラバスの再構築

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

    合田 陽子, 中石 ゆうこ, 庵 功雄, 奥野 由紀子, 高橋 紗弥子, 永谷 直子, 二宮 理佳, 澁川 晶, 宮部 真由美, 松下 達彦, 栁田 直美, 本多 由美子

     概要を見る

    高等教育機関で学ぶ留学生のための新しい日本語学習体系の構築を目指して、以下の調査と検討を行った。
    まず、学習項目を真に必要な表現に絞りこむために、8種類のコーパスを用いて、「各文法項目の出現頻度」、「技能別の特徴項目」、「技能に偏りなく使用される表現」を調査し、使用実態をふまえた学習項目を選定した。そのうえで、184項目に絞り込んだ学習項目を、初級・中級・上級各2段階ずつの6段階に配置した。さらに、それぞれの文法項目を言語行動(例:自己紹介、研究について話す、情報を集めるetc.)と結びつけ、初級から上級へと広がる学習体系の試案を作成した。

  • 「価値観に働きかける研修」のあり方を問う基礎的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

    宇佐美 洋, 文野 峯子, 岡本 能里子, 森本 郁代, 柳田 直美, 金田 智子, 近藤 彩

     概要を見る

    「知識や技能を与えること」ではなく,「自らの価値観を振り返り,再考すること」を目的とするワークショップ型の研修や授業を実施し,その研修参加者に対しインタビューを実施することで,①具体的にどのようなプロセスにより価値観変容が起こるのか,②こうした形式の研修に対し違和感や不快感が起こりうるとしたそれはどういう要因によるものなのか,③上記の知見を踏まえた時,研修実施者としてはどのような配慮が必要になるのか,について考察を行った。

  • 多文化共生社会におけるホストパーソン・支援者の接触支援スキルと意識の変容

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2016年04月
    -
    2019年03月
     

    義永 美央子, 嶋津 百代, 金 孝卿, 渡部 倫子, 櫻井 千穂, 永田 良太, 神吉 宇一, 御舘 久里恵, 柳田 直美, 潘 英峰, 山田 真知子

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    多言語化・多文化化する日本社会の現状を踏まえ、大学、学校、地域・行政の各場面において外国人の支援に携わる支援者を対象としたアンケート調査およびインタビュー調査を実施し、支援者が有する接触支援スキルを特定した。さらに接触支援スキルや支援に関する意識が、外国人や他の支援者等との関係性の構築、外国人をとりまく課題や実情の認識等を通して変容していく過程を明らかにした。また、日本語学習およびその支援に必要なリソースの情報をまとめて紹介するウェブサイト、およびDLAテスターの振り返りや支援者の資質・能力の診断を支援するためのツールとして活用可能な質問紙を開発した。

  • 「私らしく」産出できるようになるためのウェブ型日本語教材の開発

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2015年04月
    -
    2018年03月
     

    小林 ミナ, 本田 弘之, 副田 恵理子, 藤井 清美, 栁田 直美, 松田 真希子

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    文字コミュニケーションについては,Facebook,LINE,PCメール,日本語学習者の作文を対象に,「文章構造」「言語項目の選択に関わる状況要因」「エモティコンの使用実態,印象評定」「パラ言語」といった観点から分析,考察した。
    音声コミュニケーションについては,「海外の大学で日本語を学んでいる学習者52 名(中級27名,上級25名)が,協定校である日本国内の大学の日本人大学生に対して行った自己紹介の動画」を対象に,印象評定を行った。
    上述の結果を踏まえて,日本語教材,および,日本語教育実践の内容を試作,検討した。

  • やさしい日本語を用いた言語的少数者に対する言語保障の枠組み策定のための総合的研究

    日本学術振興会  科学研究費助成事業

    研究期間:

    2013年04月
    -
    2017年03月
     

    庵 功雄, イ ヨンスク, 松下 達彦, 森 篤嗣, 川村 よし子, 山本 和英, 志村 ゆかり, 早川 杏子, 志賀 玲子, 建石 始, 中石 ゆうこ, 宇佐美 洋, 金田 智子, 柳田 直美, 三上 喜貴, 湯川 高志, 岩田 一成, 松田 真希子, 岡 典栄

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    本研究の成果は次の3点に要約される。第1点は公的文書の〈やさしい日本語〉への書き換えに関わる諸課題の解決、第2点は外国にルーツを持つ生徒に対する日本語教育に関する実証的な取り組みであり、第3点は各種メディアを通じた〈やさしい日本語〉の理念の普及活動である。
    第1点に関しては、横浜市との協働のもと、行政専門用語562語についての「定訳」を作成し、書き換えに際し有用な各種ツールとともにインターネット上で公開した。第2点に関しては、新しい文法シラバスを公刊する一方、JSL生徒向け総合日本語教科書の試行版を完成した。第3点に関しては、書籍、講演等を通して〈やさしい日本語〉に関する理念の普及に努めた。

  • 地方自治体の窓口における外国人対応支援のための研究

    文部科学省  科学研究費補助金(若手研究(B))

    研究期間:

    2014年
    -
    2016年
     

    柳田 直美

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    本研究では以下の3点を行った。まず、地方自治体における外国人窓口対応の実態を明らかにするために、(1)外国人窓口対応実態調査を通して窓口対応の実態と注意すべきポイントを整理した。また、これまでの「やさしい日本語」の研究では、外国人が日本人をどのように評価しているかは分析されてこなかったが、窓口で「説明」を受ける外国人側の視点がなければ、窓口対応支援プログラムは一方向的なものになってしまう。そのため、窓口対応の評価に外国人の視点を取り入れて(2)日本人の「説明」の診断ツールを開発した。(1)・(2)の結果をもとに、(3)外国人窓口対応支援プログラムを実施・改善した。

  • 言語運用に対する個人の評価価値観の形成とその変容に関する研究

    文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(B))

    研究期間:

    2013年
    -
    2015年
     

    宇佐美 洋, 金田 智子, 林 さと子, 文野 峯子, 柳田 直美

     概要を見る

    【評価価値観形成プロセスに関する予備調査】:日常生活における個人の評価価値観は,人生における様々な経験を経て形成されると考えられる。このため,日本語教育関係者や日本在住の非母語話者等に対しインタビュー等を行い,その人の評価価値観がどのような要因によって影響を受け,形成されてきたかをとらえるための予備的調査を行った。交付申請書では「非母語話者との豊富な接触経験を持つ日本人」のみを対象とする予定であったが,より多面的に考察を進めるため,非母語話者側や教育経験の少ない日本人も調査対象に含めた。【評価価値観変容をとらえるための縦断的インタビュー調査】:日本語支援ボランティア活動を始めたばかりの方3名を対象に,1) 初対面の外国人との対話を行ってもらい,2)対話終了後,相手の外国人に対する印象や,自分の発話に対する自己評価をインタビューによって語ってもらう,という調査を行った。さらにこの調査を,3,4か月程度の間を置いて継続的に行い,3)外国人に対する配慮のあり方や,それに対する自己評価にどのような変化が見られたか,4) その変化と,日頃の日本語支援ボランティア活動との間にどのような関係があるか,をインタビューにより探り,考察を行った。【「自らの評価・言語運用のあり方を問い直すためのタスク」の開発と試行】:「自らの評価・言語運用のあり方を問い直すためのタスク」として,「外国人にも分かりやすい文書の作成」「読み手に対し配慮を示すための文書の作成」を行った上で,作成した文書を小グループ内でお互いに読みあい,具体的な配慮のあり方やその効果等について話し合う,という活動を複数の場で試行し,参加者の振り返りデータを得た。【シンポジウム開催】:2014年2月23日,政策研究大学院大学において公開シンポジウムを実施し,そこで本科研のメンバーも現在進行中の研究について発表を行った。

  • 日本語学習者の母語場面・接触場面を対象とした対話コーパスの構築と分析

    文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))

    研究期間:

    2013年
    -
    2015年
     

    澤田 浩子, 永井 涼子, 俵山 雄司, 石黒 圭, 柳田 直美, 庵 功雄, 堤 良一, 宮永 愛子

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    1. 対話コーパスの構築に向けて、データ収集の方針を決定した。対話場面は、長談話場面4場面(①説明、②話し合い、③相談、④資料へのコメント)と短談話場面3場面(⑤伝言、⑥弁明、⑦訂正求め)を選定した。話者は日本語母語話者に加え、日本語非母語話者として、中国語母語話者、韓国語母語話者、東南アジア圏話者、欧米圏話者の4タイプ、それぞれ中級・上級の2レベル、計8カテゴリーを設けた。それぞれに(A)日本語母語話者と日本語非母語話者が日本語で対話する「接触場面」を7場面20ペア(中国10、韓国4、東南アジア圏3、欧米圏3)の計140件、(B)日本語非母語話者どうしが母語で対話する「母語場面」を7場面20ペア(中国10、韓国4、東南アジア圏3、欧米圏3)の計140件、(C)日本語母語話者どうしが母語で対話する「母語場面」を7場面10ペアの70件、総計350件の対話を音声及び映像で収録することとした。2. データ収録に必要な資料の作成と、データ収集を行った。実際のデータ収集に必要な資料(「対話コーパス収録調査実施手順」「対話コーパスのロールカード」「フェイスシート(実験協力者調査票)」「インタビューシート(対話終了時の調査票)」「調査協力・データ提供の承諾書」)を作成し、「対話コーパスのロールカード」「フェイスシート(実験協力者調査票)」「調査協力・データ提供の承諾書」については英語訳、中国語訳を行った。さらに中級レベルの日本語非母語話者へのインタビューでは必要に応じて通訳をつけ、インタビューが確実に行えるように配慮した。また「(A)日本語母語話者と日本語非母語話者が日本語で対話する「接触場面」」のデータ収集を開始し、7場面20ペア140件のデータのうち、現在96件(中国:中級30・上級33、東南アジア圏:中級2・上級12、欧米圏:中級12・上級7)の収録が終了している。

  • 大学留学生と日本人学生の協同学習による対話能力育成カリキュラムの開発

    文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))

    研究期間:

    2013年
    -
    2015年
     

    森本 郁代, 柳田 直美

     概要を見る

    本研究課題の目的は、大学留学生と日本人学生の対話能力を育成するために、両者がともに参加し、体験を通して学び合う協同学習の体系的なカリキュラムの開発である。3年間の研究期間でこの目的を達成するために、本研究は大きく以下の4つの段階に従って進める。1)日本人学生と留学生が共に参加する対話を収録し、両者の対話能力を分析するとともに、各々の評価の観点の共通点と相違点を明らかにし、彼らの対話を評価するための指標を策定する。2) 同じ参加者による対話と、1)で策定した評価指標による他者評価と自己評価のフィードバックを複数回実施し、他者評価の受容と自己評価の変容がどのように起こるのかを明らかにする。3) 1)と2)を踏まえて、研究代表者のこれまでのカリキュラムを基盤に新しいカリキュラムを作成する。4) 3)のカリキュラムを試行的に実践し、その結果を踏まえて内容の再検討と改善を行う。平成25年度は、上記の1)を中心に、以下の研究内容を実施した。①既に分析済みの日本人学生のみ及び留学生のみの対話(以下、単独グループ)と比較するため、日本人学生と日本語能力が中上級以上の留学生が参加する対話(以下、混合グループ)を収録した。②研究代表者らが単独グループの分析で使った質問紙を用い対話の参加者と第三者による印象評定及び因子分析を行い、対話に対する日本人学生と留学生の評価の観点の共通点と相違点を見出した。さらに、③研究代表者らがこれまで用いてきた以下の手法で、日本人学生と留学生の対話能力のモデル化を行った。具体的には、1.②で明らかにした評価の観点を利用して対話場面を分類し、日本人学生と留学生のそれぞれが陥りがちな話し合いの進行上及びコミュニケーション上の問題パターンを抽出。2.単独グループのパターンと比較し、混合グループとの間の共通点と相違点の探索、である。

  • 日本人と外国人の情報やりとり支援のためのプログラム開発

    文部科学省: 科学研究費補助金(研究活動スタート支援) 

    研究期間:

    2012年
    -
    2014年03月
     

    栁田直美

  • やさしい日本語を用いたユニバーサルコミュニケーション社会実現のための総合的研究

    文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2014年03月
     

    庵功雄

  • 大学留学生の話し合い能力育成に向けたカリキュラム開発

    文部科学省: 科学研究費補助金(基盤研究(C)) 

    研究期間:

    2010年04月
    -
    2013年03月
     

    森本郁代

  • 日本人と外国人の情報やりとり支援のためのプログラム開発

    文部科学省  科学研究費補助金(研究活動スタート支援)

    研究期間:

    2012年
    -
    2013年
     

    柳田 直美

     概要を見る

    本研究は多文化共生社会における日本人のコミュニケーション方略の効果的な学習に寄与することを目指したものである。本研究では、(1)外国人との会話で日本人が用いるコミュニケーション方略について外国人との接触経験を持つグループと持たないグループを比較し、(2)日本人が外国人との接触経験を経て習得する「情報やりとり方略の学習モデル」を構築した。そして(3)(2)で構築した「情報やりとり方略の学習モデル」を応用して、日本人に対する外国人とのコミュニケーション支援のためのワークショップ形式のプログラムを開発した。さらに、(4)日本人が使用する情報やりとり方略を外国人がどのように評価するかを調査・分析した。

  • やさしい日本語を用いたユニバーサルコミュニケーション社会実現のための総合的研究

    文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(A))

    研究期間:

    2010年
    -
    2013年
     

    庵 功雄, 宇佐美 洋, 尾崎 明人, 岩田 一成, 森 篤嗣, 山本 和英, 福村 好美, 湯川 高志, 松田 真希子, 川村 よし子, 宇佐見 洋, 金田 智子, 尾﨑 明人, 三上 喜貴, 栁田 直美

     概要を見る

    本研究では「やさしい日本語」という概念の明確化に努め、「やさしい日本語」には、(1)補償教育、(2)地域社会の共通言語、(3)地域型初級、という3つの側面があることを明らかにした。次に、「やさしい日本語」の理念にもとづく教材を作成し、それを用いた新しい地域日本語教育のあり方を伝えるため、日本全国で講演やワークショップを200回以上開催した。公的文書の書き換えの規格化にも取り組み、経験10年以上の日本語教師の手で公的文書を書き換えたコーパスを作成・公開し、「やさしい日本語」に書き換えるための支援ツールを開発した。「やさしい日本語」に関する研究を総括し今後の研究の方向性を示す一般書を公刊した。

  • 大学留学生の話し合い能力育成に向けたカリキュラム開発

    文部科学省  科学研究費補助金(基盤研究(C))

    研究期間:

    2010年
    -
    2012年
     

    森本 郁代, 柳田 直美, 水上 悦雄

     概要を見る

    国内の大学や大学院などで学ぶ外国人留学生の数は、「留学生30万人計画」のもと、今後更に増えることが予想される。国際社会のグローバル化と日本社会の多文化化とが同時に進む昨今、留学生が卒業後日本で就職して日本社会に定着することが期待されるようになっている。以上の背景を踏まえ、本研究では、国内の多文化共生とグローバル化に寄与することを目標に大学留学生が日本語による話し合い能力を体系的に身につけることができるカリキュラムを開発した。

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Misc

  • 日本語教育学の研究の進め方 : 指導経験・投稿経験から見えてくるもの

    石黒 圭, 栁田 直美

    一橋大学国際教育センター紀要   ( 6 ) 151 - 165  2015年

     概要を見る

    本稿は、日本語教育学を学ぶ大学院生、および大学院入学を希望する大学院受験生のために、2名の執筆者が、自身の指導経験・投稿経験に基づいて、研究の進め方のヒントを紹介するものである。前半は、執筆者の一人(石黒)が、自身の指導経験をもとに、研究から論文執筆までのプロセスを紹介し、後半は、執筆者のもう一人(栁田)が、自身の投稿経験をもとに、論文執筆から投稿までのプロセスを紹介する。

    DOI CiNii

  • 日本語 (聴解・会話)

    栁田 直美

    関西学院大学日本語教育センター紀要   ( 2 ) 56 - 56  2013年03月

    CiNii

  • 〈報告〉キャリアデザインの視点を取り入れた授業活動 : 「日本語演習 II 」の実践報告

    栁田 直美

    筑波大学留学生センター日本語教育論集   ( 25 ) 155 - 166  2010年02月

    CiNii

 

現在担当している科目

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他学部・他研究科等兼任情報

  • 附属機関・学校   日本語教育研究センター

  • 附属機関・学校   グローバルエデュケーションセンター

学内研究所・附属機関兼任歴

  • 2023年
    -
    2024年

    日本語教育研究センター   兼任センター員