2024/07/02 更新

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フクモト マコト
福元 真
所属
政治経済学術院 政治経済学部
職名
講師(テニュアトラック)

経歴

  • 2022年09月
    -
    継続中

    早稲田大学   政治経済学術院   講師(テニュアトラック)   常勤専任講師

    テニュアトラック

  • 2021年09月
    -
    2022年08月

    欧州大学院   社会科学部   ポスドク   マックス・ウェーバー・フェロー

学歴

  • 2015年08月
    -
    2021年05月

    カリフォルニア大学バークレー校   政治学博士  

  • 2014年09月
    -
    2015年12月

    LSE   国際政治経済学修士  

  • 2010年04月
    -
    2014年03月

    東京大学   教養学部後期課程   国際関係論コース  

    学士

  • 2012年08月
    -
    2013年06月

    パリ政治学院   国際関係学部  

    交換留学

所属学協会

  • 2019年04月
    -
    継続中

    Urban Economics Association

  • 2016年01月
    -
    継続中

    American Political Science Association

  • 2015年08月
    -
    継続中

    Midwest Political Science Association

研究分野

  • 政治学   ミクロ実証分析 / 政治学   投票行動 / 政治学   比較政治経済学 / 政治学   政治地理学 / 政治学   公共政策 / 公共経済、労働経済   政治経済学 / 政治学   政治経済学
 

現在担当している科目

▼全件表示

担当経験のある科目(授業)

  • 計量分析(政治学)

    早稲田大学大学院経済学研究科  

    2022年09月
    -
    継続中
     

  • 公共政策

    早稲田大学大学院政治学研究科  

    2022年09月
    -
    継続中
     

  • 因果推論

    早稲田大学大学院政治学研究科  

    2022年09月
    -
    継続中
     

 

特定課題制度(学内資金)

  • 幕末期の藩境界及び大正期国勢調査の地理情報データ化による、藩政のレガシーの研究

    2023年  

     概要を見る

    大正時代の市町村境界を基にした幕末期の藩領の地理情報データ化については68カ国中64カ国分、288藩中276藩が完成し、このデータを基にした資料をロサンゼルスで開催された2023年8月のAmerican Political Science Association(米国政治学会)にて発表し、2024年7月のEuropean Political Science Association(欧州政治学会)でも発表予定のほか、これらを基にした研究計画を基に河川財団などから新たな外部助成金を獲得した。地理情報データには班ごとの属性情報が記入され検索可能であり、ワンクリックで譜代大名領、飛び地、旗本領、複数藩の相給地などの日本地図が作成可能になっているほか、現代の地図との連結も簡単である。一方で、越後国(新潟県)・上野国(群馬県)は特に明治期以降の市町村合併があまりにも複雑だったため、元になる江戸時代の村落別データと大正時代の市町村地理データの連結に想定以上の時間がかかってしまい、この二国についてそれぞれ過半の郡は終えたものの全体を一年の期限以内の完了できなかった。これらに加え公家領などが錯綜する山城・河内の両国も大半が終わったものの一部を残しており、データ自体が未完のため成果物の最終的な出版などは間に合わなかった。また、当初の計画通りリサーチ・アシスタントを雇用したものの地理情報データを用いた作業が複雑すぎたため結局は自分一人でやることとなり、残念ながら計画より大幅なペースダウンを強いられてしまった。当初予定のタイムラインは江戸時代の藩の分かれ方が比較的単純な肥前国(長崎県・佐賀県)と複雑な磐城国(福島県)を参考にしていたが、明治期以降の市町村合併に伴う複雑さの差異については考慮していなかったため、作業の遅れにつながることになった。当初の締め切り以内に成果物のアウトプットができなかったことは大いに反省するところであるが、九州・中国・四国・中部・東海・東北は地図データが出来上がっているため、画像データを基にした広報であればすぐに可能である。