研究者詳細
2024/12/22 更新
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社会貢献活動・その他
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文化構想学部 選択基礎演習 3
文化構想学部
2024年 秋学期
必修基礎演習 15
2024年 春学期
文化観光と地域社会
古代美術の様式とイコノグラフィー
死の人類学
卒業研究(竹野内 恵太)
2024年 通年
文学部
考古学特殊演習
大学院文学研究科
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エジプト初期王朝時代における石製容器の石材供給システムの解明
2018年
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エジプトが初期国家に到達する初期王朝時代に、石製容器は全副葬品の20%を占めるほど大量生産され、国内で広く産出する石材の高度に組織的な供給システムがあったと想定できる。 本研究では、その供給システム解明の足がかりとして、石製容器の使用石材の整理と製作技法の解明から、石材産地での粗割加工―未成品の生産地への供給プロセスを考察した。その結果、①石材の性質・硬度に応じた器形へ粗割が行われ、②大型品は首都圏域のメンフィス―アビドス地域へと供給されていた。③第2王朝になると、地方の有力者にも大型品が供給されたようであり、製品および未成品ともに供給先の社会的階層性に応じた「序列的供給システム」が存在していた。
エジプト初期王朝時代における石製容器製作技術の解明
2016年
2016年度ではエジプト初期王朝時代における石製容器の製作技法の復元を目的として、メンフィス地域に所在するアブ・ロアシュ遺跡M墓地出土石製容器の図面化・計測・観察を実施した。結果、円筒形壺および鉢類といった器種ごとの製作プロセスと石材ごと(トラバーチン・泥岩・凝灰岩)の技法選択上の差異を明らかにした。また、容器サイズや器厚といった属性と研磨方法との相関性も観察することができ、これまで不明瞭であった当該期における石製容器の大量生産化の実態を製作技法から考察できる素地を得た。この成果は国内外の学会および論文にて発表予定である。加えて、生産システムが大量生産化へと変容する背景・動機となる需要面についても分析と考察を進めることができた。
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