2024/12/21 更新

写真a

サノ トモノリ
佐野 智規
所属
附属機関・学校 大学史資料センター
職名
助教
学位
博士(文学) ( 2013年09月 早稲田大学 )

経歴

  • 2022年04月
    -
    継続中

    早稲田大学   歴史館   助教

    アーカイブズ部門

  • 2020年04月
    -
    2022年03月

    明治学院大学   社会学部付属研究所   研究調査員

  • 2013年04月
    -
    2018年10月

    早稲田大学   広報室広報課   常勤嘱託

  • 2010年03月
    -
    2013年03月

    早稲田大学   広報室広報課   関係職員

学歴

  • 2004年04月
    -
    2013年07月

    早稲田大学   大学院大学院文学研究科   日本語日本文化専攻博士後期課程  

  • 2002年04月
    -
    2004年03月

    早稲田大学   大学院大学院文学研究科   日本語日本文化専攻修士課程  

  • 1998年04月
    -
    2002年03月

    早稲田大学   第一文学部   日本史学専修  

所属学協会

  • 2001年
    -
     

    アジア民衆史研究会

研究分野

  • 思想史 / 日本史

研究キーワード

  • アーカイブズ

  • 思想史

 

論文

  • 歴史館アーカイブズの実務と課題

    佐野智規

    早稲田大学史記要   55   387 - 396  2024年03月

  • 葦津珍彦「神聖をもとめる心」注解(三)

    佐野智規

    明治学院大学社会学部付属研究所研究所年報   53   53 - 67  2023年02月

  • 葦津珍彦「神聖をもとめる心」注解(二)

    佐野智規

    明治学院大学社会学部付属研究所研究所年報   ( 52 ) 41 - 53  2022年02月

  • 葦津珍彦「神聖をもとめる心」注解(一)

    佐野智規

    明治学院大学社会学部付属研究所研究所年報   ( 51 ) 31 - 45  2021年02月

    CiNii

  • 「苦労」の神学──高橋兵輔著『中川与志』試論

    佐野智規

    共生学 No. 10 特集 女性と共生 part [1]   10 ( 10 ) 127 - 151  2015年12月  [招待有り]

     概要を見る

    なぜ「苦労」しなければならないのか。それはどのような意味を持つのか、それによって、何が得られるのか。このような問いは、あまりに平凡で、つまらないものかもしれない。「苦労」は、ひとびとにとってごくありふれた、どこまでも日常的な経験だからだ。

    CiNii

  • 近代日本における対抗的世界像の生成──菅野八郎・天理教・星野祭祀学のテクストを中心に──

    佐野智規

    早稲田大学    2013年07月  [査読有り]

     概要を見る

    本論文は、近代世界の内部において生産されながらも、近代世界とは異なる世界のあり方を記述するテクストについて、その分析方法と具体的な解釈を提示し、かつそれらのテクストが解釈困難なものとして了解されるメカニズムを、思想史的に論証したものである。

  • 〈慈悲〉と資本主義(承前):二〇世紀最初期における天理教教祖伝の分析〈下〉

    佐野智規

    早稲田大学大学院 文学研究科紀要 2008年度 第54輯 第3分冊   54   163 - 171  2009年03月  [査読有り]

  • Ideologies of Integration Past: Universality, Revolution-phobia, and Integration

    佐野智規

    Asian Regional Integration Review,   1  2009年  [査読有り]  [招待有り]

     概要を見る

    It is often stated that regional integration in contemporary Asia is totally different from past integration attempts in the region, that Imperial Japan’s invasion of Asia was a violent integration scheme drafted out of insane ideologies but contemporary integration efforts are peaceful as they are products of democratic processes. This paper analyzes the forms of Shintō discourse under Imperial Japan which was considered the ideological source of Japan's long-held aggressive am- bition. This study shows that the complicated forms of Shintō discourses were a symptom of the Shintō universalism against the fear of revolution potentially caused by the impending integra- tion in that period. While it is clear that we must oppose the ideologies of integration past, this paper suggests, we have the urgent task of re-examining those ideologies, or they might sneak up again behind the contemporary integration processes.

  • 〈慈悲〉と資本主義:二〇世紀最初期における天理教教祖伝の分析〈上〉

    佐野智規

    早稲田大学大学院 文学研究科紀要 2007年度 第53輯 第3分冊   53   197 - 208  2008年02月  [査読有り]

  • 恐るべき「愚民」たち:一九世紀末日本における「天理教批判書」の分析

    佐野智規

    早稲田大学大学院 文学研究科紀要 2006年度 第52輯 第3分冊   52   165 - 177  2007年02月  [査読有り]

  • Designs of Universal Shinto: the Heritage of their Empire

    佐野智規

    New Research in Japanese Studies: Proceedings of Asia Pacific Week 2007    2007年

     概要を見る

    This paper gives the other 'problematiques' to these chain of events in order to reset those tricks. That is to ask "where is the theoretical legacy?" It needs to go in search of buried Shintō doctrines with one pair of the dowsing rods called Imaizumi Sadasuke and Hoshino Teruoki. Taking the magical logics of Shintō thinker to pieces and overhauling the strange incident in 1942, the aim of this paper is to seek the answer to this question yet to be quested.

  • 『ニッポン人異国漂流記』を読む

    佐野智規

    アジア民衆史研究   10  2005年02月  [招待有り]

  • 交ぜ織られる記憶:大正期天理教の、世界認識=言説編成

    佐野智規

    早稲田大学    2004年03月  [査読有り]

     概要を見る

    本稿は、天理教の教祖である「中山みき」という人物の記憶が、大正期の天理教においてどのように変容してゆくのか、その動因と過程を検討する。具体的には、一派独立をうけて構築された天理教の言説編成=世界認識が、教内および教外からもたらされた危機に直面することにより組み替えられてゆくのだが、その作業において中山みきの記憶を思想構築に利用し、また同時に記憶そのものが組み替えられてゆく、という複雑な過程について考察するものである。

▼全件表示

書籍等出版物

  • 逸脱する百姓:菅野八郎からみる19世紀の社会

    佐野智規( 担当: 分担執筆,  担当範囲: 鈍愚の潜勢力)

    東京堂出版  2010年 ISBN: 9784490207149

講演・口頭発表等

  • 最前線のその先へ?

    中嶋久人, 佐野智規

    第15回 「近代移行期における東アジアの民衆のあり方を比較し、連関を考えるための国際的ネットワーク」構築のためのワークショップ   (茨城大学)  アジア民衆史研究会・(韓国)歴史問題研究所・茨城大学大学院人文科学研究科日本近現代史ゼミ  

    発表年月: 2016年01月

  • Utopian-Dystopian Visions of the Commoners in Tenrikyo Sect under the Meiji Japan

    佐野智規  [招待有り]

    "East Asia and Utopia" International Conference   (上海大学) 

    発表年月: 2013年10月

  • 学者-警察-植民地

    佐野智規  [招待有り]

    歴史問題研究所(韓国)・アジア民衆史研究会(日本)共催「「近代移行期における東アジアの民衆のあり方を比較し、連関を考えるための国際的ネットワーク」構築のためのワークショップ 4」  

    発表年月: 2007年02月

  • Designs of Universal Shinto: the Heritage of their Empire

    佐野智規

    Asia Pacific Week 2007   (The Australian National University)  Faculty of Asian Studies, The Australian National University  

    発表年月: 2007年01月

  • 明治期天理教会をめぐる語り:「愚民」という「ぶきみなもの」

    佐野智規  [招待有り]

    第62回民衆思想研究会  

    発表年月: 2005年12月

  • 『ニッポン人異国漂流記』を読む

    佐野智規  [招待有り]

    アジア民衆史研究会 2004年度第1回研究会  

    発表年月: 2004年06月

▼全件表示

Misc

  • 〔歴史館彙報〕

    佐野, 智規

    早稲田大学史記要   55   527 - 529  2024年03月

  • (書評)岩田真美・桐原健真編『カミとホトケの幕末維新 交錯する宗教世界』

    佐野智規

    民衆史研究   98   93 - 97  2020年02月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    近代とは、如来のごとき超越性を持っているのではないか。近代とは、近代如来の仏国土の謂であって、そこにおいて生成消滅するものごとはすべて──発展段階論や近代化論、さらには近代に対するさまざまな形態の否定性であっても──如来の身体なのではないか。近代如来の仏国土において、思想・文化的領域の自立性・自律性はもちろん、人間を含む一切万物の活動は如来の秘密神通力の不可思議な効果であり、概念や言説の有限性──究極的には、人間存在とその生産物の有限性に起源するところの──についての反省もまた、如来のおんはからいなのではないか。

  • (書評)「書籍紹介 白井聡『国体論──菊と星条旗』」

    佐野智規

    ワセダアジアレビュー   21   141 - 141  2019年03月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    善良な読者に対する本書の挑発的態度・上から目線は、著者の性格に因るというよりも、著者なりの理論に裏打ちされた革命=治療のプログラムである。ゆえに本書は、読者の肯定的評価よりもむしろ、否定的な評価を、あるいは抵抗をこそ望んでいるはずだ。

  • (書評)「川村邦光『出口なお・王仁三郎』」

    佐野智規

    アジア民衆史研究会会報   41   1 - 3  2018年01月

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    したがってこの評伝にはその初発から、複数性がとりついている。筆先とは何か。神からの知らせである。筆先はなおの思想に還元できない超越性を含んでいる──それこそがなおたちの核心的な主張のひとつであり、いうなれば「思想」だ。

  • (書評)「山本伸裕、碧海寿広編『清沢満之と近代日本』」

    佐野智規

    日本思想史学   49 ( 49 ) 217 - 222  2017年10月  [招待有り]

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    さほど遠くではないところの、何かを見つめているような清沢満之の肖像。本書のカバーに印刷されているのは、おそらく三十代後半の姿なのだろう。本書のタイトルに従えば、清沢が見つめているのは一九〇〇年頃の「近代日本」、あるいは本書所収の論考を踏まえれば、「絶対無限者」を、「親鸞」を、あるいは「学生」や「門弟」を、あるいは肖像を前にして礼拝するひとびとを、あるいはそれぞれの「私」を、かもしれない。

    CiNii

  • (翻訳)ハリー・ハルトゥーニアン「歴史的現在の要求、歴史家の使命への挑戦──安丸良夫の批判的実践の射程」

    佐野智規

    現代思想 2016年9月臨時増刊 総特集 安丸良夫──民衆思想とは何か    2016年08月  [招待有り]

    その他  

  • (書評)「エドゥアルド・ヴィヴェイロス・デ・カストロ著(近藤宏・里見龍樹訳)『インディオの気まぐれな魂』」

    佐野智規

    アジア民衆史研究会会報   38   5 - 7  2016年04月

    書評論文,書評,文献紹介等  

     概要を見る

    ヴィヴェイロス・デ・カストロはクロニカを行きつ戻りつし、いくつかの異なる問題系が主題に引き寄せられ、あるいは象徴的な連鎖をなして行き、モノローグのように聞こえる証言から複数の違和感と社会の複数性を読み出してゆく。ヨーロッパ人たちは、インディオたちに対する一方向的な啓蒙者・統治者でありえず、つねに・すでに、インディオたちの世界の存在構成へと巻き込まれている。

  • レバノンのゴミ危機と抗議運動 (総特集 パリ襲撃事件 : 新しい〈戦争〉の行方)

    アリ・ナエル モエ, 佐野 智規

    現代思想   43 ( 20 ) 265 - 269  2016年01月

    CiNii

  • (翻訳)モエ・アリ・ナエル「レバノンのゴミ危機と抗議運動」

    佐野智規

    現代思想 2016年1月臨時増刊 パリ襲撃事件 新しい〈戦争〉の行方』青土社、2016年1月。Amazon。    2016年01月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)ノーム・チョムスキー「パリの襲撃事件は、西洋の怒りが偽善であることを示している」

    佐野智規

    現代思想 2015年3月臨時増刊 総特集 シャルリ・エブド襲撃/イスラム国人質事件の衝撃    2015年02月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)パトリック・コックバーン「強固になりつつあるISIS」

    佐野智規

    現代思想 2014年11月号 特集 戦争の正体    2014年10月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)バラク・オバマ「マンデラを悼む」

    佐野智規

    現代思想 2014年3月臨時増刊 総特集 ネルソン・マンデラ    2014年02月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)マヤ・ヴォドピヴェッツ「戦後のボスニア・ヘルツェゴビナでブルース・リーを想起すること」

    佐野智規

    現代思想 2013年10月臨時増刊 総特集 ブルース・リー──没後40年、蘇るドラゴン    2013年09月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)板垣雄三「欧米中心主義の末期症状、そして日本人が選ぶべき別の道」

    佐野智規

    現代思想 2012年12月号 特集 尖閣・竹島・北方領土    2012年11月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)Aris Leonas「危機に瀕するギリシャ:あと数日の問題」

    佐野智規

    現代思想 2012年2月号 特集 債務危機──破産する国家    2012年01月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)Rechard Seymour「中東における帝国主義と革命」

    佐野智規

    現代思想 2011年9月号 特集 〈9・11〉からアラブ革命へ──没落するアメリカ    2011年09月  [招待有り]

    その他  

  • (翻訳)Gavan McCormack「罰せられた過信──核国家としての日本」

    佐野智規

    現代思想 2011年5月号 特集 東日本大震災──危機を生きる思想    2011年04月  [招待有り]

    その他  

  • (書評)「通俗道徳の現在、通俗道徳論の未来:安丸良夫『現代日本思想論──歴史意識とイデオロギー』書評」

    佐野智規

    アジア民衆史研究会会報   17  2004年04月

    書評論文,書評,文献紹介等  

▼全件表示

その他

  • 第16回茨城大学人文社会科学部地域史シンポジウム「旅人たちが観た水戸藩」ポスター・チラシデザイン制作

    2022年03月
    -
     

     概要を見る

    https://events.admb.ibaraki.ac.jp/2022/24000690.html
    中森桃子との共同制作

  • 「人文学のための古代DNAセミナー」フライヤー作成

    2022年01月
    -
     

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • コンファレンス「慈善と救貧の比較史」フライヤー作成

    2021年12月
    -
     

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • 明治学院大学国際平和研究所編『ブックガイド 平和を考える』の制作進行およびデザイン

    2021年11月
    -
     

     概要を見る

    https://mgopac.meijigakuin.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00336195
    中森桃子との共同制作

  • ワークショップ「コロナの時代の感染症史教材を共創する」フライヤー作成

    2021年08月
    -
     

     概要を見る

    https://igakushitosyakai.jp/event/post-2794/
    中森桃子との共同制作

  • 「医学史と社会の対話」オンラインセミナーPart. 2「医学史研究者と考える 感染症史研究の最前線から」チラシデザイン作成

    2020年10月
    -
    2020年12月

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • 国立歴史民俗博物館「性差(ジェンダー)の日本史」ポスター・チラシ・チケットのデザイン制作および図録の装丁

    2020年10月
    -
    2020年12月

     概要を見る

    https://www.rekihaku.ac.jp/outline/press/p201006/
    https://rekihakushop.shop-pro.jp/?pid=154477844
    中森桃子との共同制作

  • 「医学史と社会の対話」オンラインセミナーPart. 1「医学史研究者と考える 感染症の過去と未来」チラシデザイン作成

    2020年06月
    -
    2020年08月

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • 第15回茨城大学人文社会科学部地域史シンポジウム「スポーツの世界史」ポスター・チラシデザイン制作

    2020年02月
     
     

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • ワークショップ「Multilateralism and Global History」フライヤー作成

    2019年11月
    -
     

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • 第14回茨城大学人文社会科学部地域史シンポジウム「茨城における戦争の記憶とその継承」ポスター・チラシデザイン制作

    2019年02月
    -
     

     概要を見る

    中森桃子との共同制作

  • 早稲田大学文学学術院創設120年記念行事ポスター作成

    2010年10月
    -
     

▼全件表示

 

担当経験のある科目(授業)

  • 日本近現代史I

    茨城大学  

    2019年04月
    -
    2019年08月
     

 

特定課題制度(学内資金)

  • 戦後日本における保守思想の基礎的研究:葦津珍彦「国民統合の象徴」読解

    2023年  

     概要を見る

    研究の目的は、葦津珍彦(1909-1992)によって執筆されたテクストの分析を通じて、その論理構造を解明することである。本年度は、関連文献の収集と研究環境の整備に力を注ぎ、同時にテクストの読解を進めてきた。読解の進展により、当初の予想とはやや異なる知見を得たため、収集すべき関連文献と分析の方向性において軌道修正が必要となった。具体的には、いわゆる「八月革命説」および共和主義的想像力の系譜との関係性が注目される。現時点では、具体的なアウトプットを提出することはできないが、引き続き考察を深めつつ、成果報告の形式や媒体を慎重に検討していく。