Updated on 2023/09/30

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TOSABAYASHI, Keita
 
Affiliation
Faculty of Letters, Arts and Sciences, School of Humanities and Social Sciences
Job title
Research Associate
Degree
修士
 

Internal Special Research Projects

  • マス・マンスールの思想とムスリム団結運動

    2022  

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    本研究の目的は、オランダ植民地期末期のムスリムによる団結運動とその指導者マス・マンスールの活動を分析し、インドネシア・ナショナリズム運動に対してイスラーム運動やムスリム指導者が果たした役割を検討することである。助成期間中は、インドネシア懇話会第4回研究大会において、「マス・マンスール(K. H. Mas Mansoer)の初期活動に関する研究」という題目で研究発表を行った。本発表では、従来の研究で論じられてこなかったムハマディヤ参加以前のマンスールの活動を検討し、後の時代の彼の活動との連関を示した。また、インドネシア国立図書館で文献調査を行い、1920年代に同地で発行された定期刊行物を中心に関連資料を収集した。

  • マス・マンスールの初期の活動とムスリム団結運動の起源

    2021  

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    本研究の目的は、オランダ植民地期末期のムスリムによる団結運動とその指導者マス・マンスールの活動を分析し、インドネシア・ナショナリズム運動に対してイスラーム運動やムスリム指導者が果たした役割を検討することである。助成期間中は、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、当初予定していた海外での資料調査を行うことができなかった。そのため、手元にある資料や国内で入手可能な文献を用いて、1910年代後半からマンスールがインドネシア各地で行った活動に着目し、その後の団結運動との連関を分析した。2022年度に予定している海外調査において、不足する資料を収集し、本研究成果を論文として国内の学術誌に発表することを目指す。